JPH1170340A - 流動層・ジェット粉砕のための方法及び装置 - Google Patents

流動層・ジェット粉砕のための方法及び装置

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JPH1170340A
JPH1170340A JP10188864A JP18886498A JPH1170340A JP H1170340 A JPH1170340 A JP H1170340A JP 10188864 A JP10188864 A JP 10188864A JP 18886498 A JP18886498 A JP 18886498A JP H1170340 A JPH1170340 A JP H1170340A
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JP
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jet
gas
steam
pulverized material
fluidized bed
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JP10188864A
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Dieter Schwechten
シュヴェヒテン ディーター
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Hosokawa Alpine AG
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Hosokawa Alpine AG
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C19/00—Other disintegrating devices or methods
    • B02C19/06—Jet mills
    • B02C19/068—Jet mills of the fluidised-bed type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 流動層・ジェット粉砕機において、流動層内
でのジェット粉砕の際の粉砕効果を高めるために、ガス
噴流若しくは蒸気噴流と粉砕物の粒子との間の大きな速
度差に基づく乱流損失を最小にする。 【解決手段】 ガス噴流若しくは蒸気噴流を粉砕物の一
部分と一緒に加速して、かつ流動状の粉砕物層内に導入
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は流動層・ジェット粉
砕(Fliessbett-Strahlmahlung)のための方法であって、
ノズルから流出する高速の少なくとも１つのガス噴流若
しくは蒸気噴流を粒状の材料から成る流動層内に導入す
る形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】前記形式の方法は例えばドイツ連邦共和
国特許第５９８４２１号公報により公知である。
【０００３】流動層・ジェット粉砕の新たな開発は、流
動層内に流入する流体噴流を良好に粒子で負荷する方向
に向けられている。
【０００４】公知の方法の改善の余地は、運動エネルギ
の高い急速なガス噴流若しくは蒸気噴流と流動層内の運
動エネルギの低いほぼ静止する粒状の材料との間のパル
ス交換にある。
【０００５】ガス噴流若しくは蒸気噴流と粒状の材料と
の間のパルス交換は、もっぱらガス噴流若しくは蒸気噴
流の周囲部分で生じる。流れ方向に対して横方向の粒子
速度は、ガス噴流の内部へ押し進むためには十分ではな
い。従って、ガス噴流のコア内の高い速度が粉砕にほと
んど活用されないままである。
【０００６】前述の問題の１つの解決手段がドイツ連邦
共和国特許第４２４３４３８Ｃ２号公報により公知であ
り、この場合、噴流によって生ぜしめられるエネルギの
利用の改善が、粉砕のために流動層内に流入されるガス
噴流若しくは蒸気噴流への粉砕すべき材料の負荷を高め
ることによって達成されるようにするものである。ガス
噴流若しくは蒸気噴流と粒状の材料との間のパルス交換
を改善するために、ノズルからの噴流の流出の直後の噴
流パルスの低い領域で噴流の流れに対して横方向に流れ
通路を形成して、噴流のコア部分と周囲との圧力差を生
ぜしめ、粉砕物の粒子を噴流中心まで吸い込み、次いで
粉砕のために必要な衝突速度に加速する。
【０００７】しかしながら前記公知の方法においては欠
点として、粉砕物の粒子がまず小さい運動エネルギを有
していて、運動エネルギの高いガス噴流若しくは蒸気噴
流によって初めて加速される。この場合、粒子の質量慣
性に基づき、ガス噴流若しくは蒸気噴流と粉砕物のまだ
加速されない粒子との間に大きな速度差が生じる。従っ
て粒子加速に際して高い滑りが発生して、その結果、乱
流損失が生じる。このような乱流損失は、できるだけ小
さいエネルギ費用で経済的な粉砕を行おうとすることに
とって欠点である。
【０００８】粒子を流体(Fluid)と一緒に加速すること
は特に効果的である。このような効果は噴射管を備えた
対向ジェット式粉砕機においても利用される。この種の
方法はドイツ連邦共和国特許公開第３６２０４４０Ａ１
号公報により公知であり、この場合、粉砕すべきばら部
材(Schuettgut)が圧力送風ケーシング内に導入されて、
次いで、予め圧縮された搬送ガスと一緒に搬送管路内へ
放圧して加速される。この方法においてはそれぞれ２つ
の噴流ノズルが互いに向き合わされて運転される。粒子
の粉砕が、衝突する粒子の相互の衝突粉砕によって行わ
れる。この場合、粉砕効果が小さく、それというのは各
粒子がもっぱら１回しか粉砕作用を受けないからであ
る。多くの粒子は粉砕されず、それというのは相対して
向けられた噴流によって噴流の中心の粉砕区域から外側
へ離されて、噴流周囲の別の粒子と衝突できないからで
ある。
【０００９】粒子噴流を定置の障害物（ターゲット[Tar
get]）に向ける手段もある。これによって、加速された
各粒子が確実に衝突させられる。このような方法はドイ
ツ連邦共和国特許公開第２７３８９８０Ａ１号公報に記
載されている。しかしながらこの場合欠点として、定置
の衝突プレート（ターゲット）の高い摩耗がある。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の要旨
は、噴射管内での粒子加速の利点（小さい乱流損失）を
流動層・ジェット粉砕機内での効率のよい摩耗のない粉
砕に活用できるようにすることである。従って本発明の
課題は、流動層内でのジェット粉砕の際の粉砕効果を高
めるために、ガス噴流若しくは蒸気噴流と粉砕物の粒子
との間の大きな速度差に基づく乱流損失を最小にするこ
とである。ガス噴流若しくは蒸気噴流の高い粒子負荷に
もかかわらずできるだけ小さい流れ損失を実現したい。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の方法では、ガス噴流若しくは蒸気噴流を粉砕
すべき粉砕物の一部分と一緒に加速し、かつ流動状の粉
砕物層内に導入するようにしてある。該方法を実施する
ために本発明の構成では、扁平円筒形の混合室(flachzy
lindrische Mischkammer)を設けて、該混合室内に粉砕
物流とガス流若しくは蒸気流とが集合させられて、混合
されるようになっている。
【００１２】
【発明の効果】本発明に基づく手段で最適に負荷された
噴流がノズルからの流出の後に流動層と交換作用を生ぜ
しめる。流動層との、粒子衝突及び噴流内への粒子の引
き込みの形での交換作用は、わずかな乱流損失で行わ
れ、粒子噴流のエネルギ利用を改善する。
【００１３】わずかなエネルギで加速された粒子が流動
層内で内部衝突させられる。この場合、噴流管から加速
された粒子も流動層から加速された粒子も粉砕に関与す
る。
【００１４】本発明の有利な変化例として、ガス噴流若
しくは蒸気噴流と一緒に粒子負荷するための供給物とし
てジェット粉砕機の流動層の下側の部分からの粉砕物の
一部分を用いる。このことは、流動層の分粒作用に基づ
き流動層の下側の部分に特に大きな及び／又は重い粒子
が止まるので有利である。重い粒子は流動層型ジェット
粉砕機内で上昇流内には吸い込まれず、従ってガス噴流
若しくは蒸気噴流と一緒に有利に加速される。
【００１５】
【発明の実施の形態】次ぎに図１に、本発明に基づく方
法の実施のための装置の有利な構成を示して、詳細に説
明する。
【００１６】粉砕すべき粉砕物が材料装入部１に供給さ
れる。粉砕物は選択的に、ホッパ２及び調量スクリュー
コンベヤ３を介して調節された量で供給される新たな装
入物若しくは、流動層型対向ジェット式粉砕機(Fliessb
ett-Gegenstrahlmuehle)５の流動層４の下側の部分から
抜き取られた粗粒物である。
【００１７】流動層４からの粒子は調節された量でスク
リューコンベヤ６を介して流動層４から搬出される。要
求に応じて、新たな装入物と流動層４から戻される粉砕
物とが変化可能な割合で混合して供給され得る。調量ス
クリューコンベヤ３及びスクリューコンベヤ６を介して
供給される供給量の割合の調節が、互いに独立に回転数
の制御可能なモータ７，８によって行われる。
【００１８】材料装入部１内にある粉砕物は、圧密なス
ライダ９，１０及びロック室２２から成るロックゲート
機構を介して圧力室１１に送られる。ロック室２２は、
圧力接続部２１及び放圧管路２０の制御可能な弁２３，
２４を介して圧力交換運転される。
【００１９】過圧・スクリューコンベヤ(Ueberdruck-Fo
erderschnecke)１２が、圧力領域内での装入物のための
搬送装置として用いられ、モータ１３を介したスクリュ
ー回転数の調節によってガス流若しくは蒸気流に対する
粉砕物割合の調量を可能にする。この場合、負荷割合は
ｋｇガス質量流若しくは蒸気質量流(kg Gas- oder Damp
fmassenstrom)当たり０.５乃至５.０ｋｇ粉砕物流(kg M
ahlgutstrom)の範囲にある。
【００２０】粉砕ガス入口１７を介して導入されたかつ
圧力下にある粉砕物(Mahlgut)は、混合室１４内で粉砕
ガス若しくは粉砕蒸気に分散され、流動層型対向ジェッ
ト式粉砕機５の噴射管１５を介して供給される。流動層
型対向ジェット式粉砕機５内への粒子を含む高圧噴流の
放圧は、ノズル１６を介して直接に流動層４内へ行われ
る。粉砕に際して生じる微粉物が、分級機１９の微粉物
出口１８を通って粉砕機を離れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に基づく装置の概略図
【符号の説明】
１ 材料装入部、 ２ ホッパ、 ３ 調量スクリュー
コンベヤ、 ４ 流動層、 ５ 流動層型対向ジェット
式粉砕機、 ６ スクリューコンベヤ、 ７，８ モー
タ、 ９，１０ スライダ、 １１ 圧力室、 １２
過圧・スクリューコンベヤ、 １３ モータ、 １４
混合室、 ２０ 放圧管路、 ２１ 圧力接続部、 ２
２ ロック室、 ２３，２４ 弁

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ノズルから流出する高速の少なくとも１
    つのガス噴流若しくは蒸気噴流を流動状の粉砕物層内に
    導入することによって衝突粉砕するための方法におい
    て、ガス噴流若しくは蒸気噴流を粉砕物の一部分と一緒
    に加速し、かつ流動状の粉砕物層内に導入することを特
    徴とする、流動層・ジェット粉砕のための方法。
  2. 【請求項２】 ガス噴流若しくは蒸気噴流をノズルから
    の流出の後に粉砕物の別の一部分で負荷する請求項１記
    載の方法。
  3. 【請求項３】 ガス噴流若しくは蒸気噴流をノズルから
    の流出の後に流動状の粉砕物層からの粉砕物の一部分で
    負荷する請求項２記載の方法。
  4. 【請求項４】 ガス噴流若しくは蒸気噴流を粉砕物の一
    部分と一緒に噴射管内で加速する請求項１から３のいず
    れか１項記載の方法。
  5. 【請求項５】 ガス噴流若しくは蒸気噴流を周囲圧力の
    下側のガス圧力に放圧する請求項１から４のいずれか１
    項記載の方法。
  6. 【請求項６】 少なくとも２つのガス噴流若しくは蒸気
    噴流を互いに向き合わせる請求項１から５のいずれか１
    項記載の方法。
  7. 【請求項７】 ガス噴流若しくは蒸気噴流を共通の１つ
    の点で衝突させる請求項６記載の方法。
  8. 【請求項８】 共通の点を粉砕物層内に位置させる請求
    項７記載の方法。
  9. 【請求項９】 粉砕物と一緒に加速されたガス噴流若し
    くは蒸気噴流を、粉砕物なしに加速されたガス噴流若し
    くは蒸気噴流と組み合わせる請求項１から８のいずれか
    １項記載の方法。
  10. 【請求項１０】 ガス噴流若しくは蒸気噴流と一緒に加
    速するための粉砕物として、流動状の粉砕物層から取り
    出された粉砕物を用いる請求項１から９のいずれか１項
    記載の方法。
  11. 【請求項１１】 粉砕物を流動状の粉砕物層の最も深い
    箇所から取り出す請求項１０記載の方法。
  12. 【請求項１２】 請求項１から１１に記載の方法を実施
    するための装置において、扁平円筒形の混合室が設けら
    れており、該混合室内に粉砕物流とガス流若しくは蒸気
    流とが集合させられて、混合されるようになっているこ
    とを特徴とする、流動層・ジェット粉砕のための装置。
  13. 【請求項１３】 扁平円筒形の混合室が、少なくとも２
    つの噴射管へのガス流若しくは蒸気流の分配のための複
    数の出口を有している請求項１２記載の装置。
  14. 【請求項１４】 混合室の下流側に、複数の噴射管への
    粉砕物流及びガス流若しくは蒸気流の分配のための扁平
    円筒形の単数若しくは複数の分配室が設けられている請
    求項１２又は１３記載の装置。
  15. 【請求項１５】 ロックゲート機構を設けてあり、ロッ
    クゲート機構が粉砕物を圧力領域内へ通過させるように
    なっている請求項１２から１４のいずれか１項記載の装
    置。
JP10188864A 1997-07-03 1998-07-03 流動層・ジェット粉砕のための方法及び装置 Pending JPH1170340A (ja)

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