JPH116852A - 試験データ印加回路 - Google Patents

試験データ印加回路

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JPH116852A
JPH116852A JP10124524A JP12452498A JPH116852A JP H116852 A JPH116852 A JP H116852A JP 10124524 A JP10124524 A JP 10124524A JP 12452498 A JP12452498 A JP 12452498A JP H116852 A JPH116852 A JP H116852A
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JP
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redundancy
data
dut
memory
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JP10124524A
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Inventor
Ulrich Knoch
ウルリッヒ・クノッホ
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31917Stimuli generation or application of test patterns to the device under test [DUT]
    • G01R31/31919Storing and outputting test patterns
    • G01R31/31921Storing and outputting test patterns using compression techniques, e.g. patterns sequencer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】必要なメモリ・サイズが小さい改良された試験
装置を提供する。 【解決手段】圧縮解除回路200において、冗長性情報
は冗長性メモリ230中に記憶されるが、冗長性のない
情報は圧縮解除回路200向けのライン170上の入力
信号として与えられる。冗長性のない情報は、例えばベ
クトル・メモリ110中に、または他の適切なメモリ中
に記憶することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にデバイスを
試験するためにデバイスに試験データを印加することに
関する。
【0002】
【従来の技術】たいていの適用分野において、集積回路
(IC)またはその他の電子デバイスは、生産後および
使用前に試験される。図1に、通常の試験装置10の概
略図を示す。試験装置10はテスタ(ICテスタ)20
と、ICまたは何か他の電子デバイスである被試験デバ
イス(DUT)30とを備える。テスタ20は信号発生
装置40と、信号受信装置50と、信号解析装置60と
を備える。
【0003】DUT30はテスタ20の信号発生器40
からライン70上にDUT入力信号を受信し、この信号
を処理し、DUT出力信号を発生する。この出力信号は
ライン80を介してテスタ20の信号受信装置50によ
って受信される。信号解析装置60はDUT入力信号ま
たはそれから誘導される対応信号を、信号発生装置40
からのライン90上に受信し、DUT出力信号またはそ
れから誘導される対応信号を、信号受信装置50からの
ライン95上に受信する。信号解析装置60は例えばこ
の信号を比較することによって、この信号を解析する。
従って、テスタ20はDUT30の特性および品質につ
いての結論を出すことができる。
【0004】話を簡単にするために、本明細書に使用さ
れる術語「ライン」は、あらゆる種類の物理接続を指す
ことを理解されたい。いくつかの適用分野において、ラ
インは多少とも複雑なデータ・バスによって実施され
る。
【0005】DUT入力信号およびDUT出力信号はま
た、ベクトル・データとも呼ばれ、1以上の単一個別ベ
クトルを備える。個別ベクトルそれぞれは、所与の時点
でDUT30の入力に加えられる信号状態、またはDU
T30によって出力に印加される信号状態を表す。
【0006】DUT30に試験データを印加するいくつ
かの試験方法が当業者には周知である。いわゆる「並列
試験」の場合、DUT入力データはDUT30の入力に
印加され、DUT出力が観察される。スキャン試験中、
DUT30の内部状態を直接変更したり、または直接監
視することができる。スキャン試験を可能にするDUT
30は、直列方式で書込可能な特殊な記憶デバイスを必
要とする。この記憶デバイスはまた直列読出し可能であ
る。この特殊な記憶デバイスは通常の記憶デバイス(フ
リップフロップ)よりも大きなシリコン面積を必要とす
る。付加的に必要とされる面積を縮小するために、境界
スキャン(バウンダリー・スキャン)が実施されること
が多い。境界スキャン・デバイスには、このデバイスの
入力および出力に書込み可能なフリップフロップがある
だけである。基板上のDUT30の境界で、ある状態を
直接変化したり監視したりするために、基板試験中、境
界スキャン試験が使用されることが多い。
【0007】いくつかの適用分野において、信号解析装
置60は信号発生装置40から予想されるDUT出力信
号を受信し、この信号を信号受信装置50が受信する実
際のDUT出力信号と比較する。DUT30が予想され
る方式で作動している場合、予想されるDUT出力信号
はDUT出力信号として予想される信号を表す。試験
中、実際に受信されるDUT出力信号は、例えば引き続
き予想されるDUT出力信号と比較される。信号が合致
しない場合、DUTは機能的故障を有しているとみなさ
れ、試験はフェイル(不合格)となる。
【0008】図2に、当業者には周知のDUT入力信号
を発生するための典型的な回路を示す。DUT入力信号
はベクトル・プロセッサ100の制御下で生成される。
マイクロプロセッサによるプログラムの処理と同様に、
ベクトル・プロセッサ100は一連の命令を処理し、要
求に応じてベクトル・メモリ110に記憶されたデータ
がライン120を介して取り出されるが、適切にフォー
マットすることが必要なこともある。最後にDUT入力
信号がDUT30へのライン70上に印加される。DU
T入力信号、または、それから誘導され予想されるDU
T出力信号を備えるか表すかする信号も、ライン90上
に印加される。
【0009】ベクトル・メモリ110は、DUT30に
印加される任意の種類のデータになり得る1以上のベク
トル・シーケンスを備えるベクトル・データを記憶す
る。たいていの場合、ベクトル・メモリ110がランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)などの半導体メモリに
よって実施され、その内容を柔軟に、かつ迅速に変更で
きるようになる。ベクトル・データはベクトル・メモリ
110中の予め定義されたアドレスに記憶される。ベク
トル・プロセッサ100がライン120上のそれぞれの
アドレス・ワードをベクトル・メモリ110に印加した
場合、このアドレスに対応するベクトル・データが、ラ
イン120上のベクトル・メモリ110の出力で使用可
能になる。このベクトル・データは、ベクトル・プロセ
ッサ100によってさらに処理され、DUT30を試験
するためのDUT入力信号として、または予想されるD
UT出力信号として供給される。
【0010】テスタ20の価格は、DUT30に関する
試験データを記憶するのに必要なメモリの大きさにより
大きく左右される。とりわけ、高価な半導体メモリを用
いるときには、必要なメモリの大きさを小さくすること
がきわめて望ましい。
【0011】ベクトル・メモリ110の大きさは、ベク
トル・プロセッサ100に適したコマンドまたは命令を
実施することによって縮小できることが、当業者には知
られている。DUT30を試験するための1ストリーム
のベクトル・データが、同一データの1以上のシーケン
スからなっていることが利用される。同一データの各シ
ーケンスは、別々にベクトル・メモリ110中に記憶さ
れて、適切なコマンドを適用することにより要求時に呼
び出すことができる。従って、ベクトル・メモリ110
の有効な大きさを、繰り返される同一データのシーケン
スの頻度に対応して縮小することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ベクトル・メ
モリ110の必要な大きさを縮小するこの方式も、以下
のようないくつかの不利な点を含むことが判った。
【0013】1.適切なコマンドまたは命令を記憶する
ために、ある量のメモリ領域が必要である。
【0014】2.いくつかの命令がベクトル・メモリ1
10の物理的同一部分を予約する場合、ベクトル・メモ
リ110中に記憶可能なベクトル・シーケンスの数が命
令の数によって制限される。
【0015】3.また、いくつかの命令がベクトル・メ
モリ110の物理的同一部分を予約する場合、命令およ
びベクトル・シーケンスは同じメモリを使用し、従って
同じライン、または同じバス、または同じデータ・パス
をも使用しなければならない。従って、命令およびベク
トル・シーケンスを同時にメモリから読み出すことがで
きないし(ベクトル・プロセッサ100によりメモリか
らベクトル・シーケンスを読み出すことを、一般にベク
トル生成と呼ぶ)、新しい命令を読み出している間に新
しいベクトル・データを生成することはできない。この
ため、ベクトル・ストリームが停止した場合、DUT3
0が異なる挙動をするかもしれないので、ベクトル・デ
ータ・ストリーム中に、回避されなければならない割込
みが生じる。ベクトル・ストリーム中の停止により、温
度の影響が現れる。いくつかの場合(例えば、位相ロッ
ク・ループ−PLL−回路、動的論理)、DUT30の
現在の状態が変化し、停止中DUT30がその状態を変
更する可能性がある。
【0016】4.命令が別の物理的メモリを占有する場
合、追加のメモリに対し追加のコストが発生する。
【0017】5.メモリ・サイズの著しい改良を達成す
るために、ある量の繰り返しデータ・シーケンスが必要
になる。
【0018】本発明の一目的は、必要なメモリ・サイズ
が小さい改良された試験装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明によると、DUT
を試験するためにDUTに試験データを印加するための
回路は、ほとんど冗長性がないが、ある程度の冗長性の
ある情報を含んでいる情報として、冗長性のない情報を
受信しバッファするためのバッファ・メモリと、ある量
の冗長性を備える情報として冗長性情報を記憶するため
の冗長性メモリと、冗長性情報に関連する冗長性のない
情報を処理することにより試験データを発生するための
処理装置とを備える。
【0020】本発明は、好適には、DUTを試験するた
めのDUT入力信号を発生する信号発生装置と、DUT
入力信号に反応してDUTからDUT出力信号を受信す
る信号受信装置と、DUT入力信号に関連するDUT出
力信号を解析する信号解析装置とを備えてDUTを試験
するテスタに実施され、それによって信号発生器はDU
Tに試験データを印加する回路を備える。
【0021】本発明はまた、DUTを試験するためにD
UTに試験データを印加する方法として適用することも
できる。この方法は、冗長性のない情報を受信してバッ
ファするステップと、受信された冗長性のない情報によ
って冗長性メモリに記憶された冗長性情報を取り出すス
テップと、冗長性情報に関連する冗長性のない情報を処
理することにより試験データを生成するステップとを備
える。
【0022】一実施形態によると、冗長性情報は、変化
なく何度か等しく発生される試験データの内容について
の情報を含んでおり、冗長性のない情報は、何度か等し
く発生されない試験データの内容についての情報および
冗長性情報の適用についての情報を含んでいる。
【0023】別の実施形態によると、冗長性情報は、実
質的な変化なく何度か発生される試験データの内容につ
いての情報を含んでおり、冗長性のない情報は、何度か
発生されない試験データの内容についての情報および冗
長性情報の適用についての情報を含んでいる。
【0024】さらに別の実施形態によると、冗長性情報
はそれぞれのDUTにアクセスするために使用されるア
クセス・プロトコルについての情報を含んでいる。
【0025】さらに別の実施形態によると、冗長性のな
い情報は、被試験DUTに実質的に左右されない実行試
験についての情報を含んでおり、冗長性情報は、試験さ
れる固有DUTについての情報である特定のDUT固有
データを含んでいる。
【0026】本発明は、集積回路を試験するためのIC
テスタに使用されることが好ましい。
【0027】本発明の他の目的および付随する利点の多
くは、添付の図面と共に考察するとき次の詳細説明を参
照することにより容易に認められさらによく理解される
であろう。
【0028】
【発明の実施の形態】図3に、本発明による信号発生装
置40の実施形態の略図を示す。信号発生装置40は、
ライン120を介してベクトル・メモリ110に接続さ
れたベクトル・プロセッサ100を備える。さらに、こ
のベクトル・プロセッサ100はライン170を介して
圧縮解除回路200に接続されている。圧縮解除回路2
00は、ライン70を介してDUT30に接続され、ラ
イン90を介して図3には図示されていない信号解析装
置60に接続されている。
【0029】本発明による実施形態に使用されているベ
クトル・プロセッサ100およびベクトル・メモリ11
0は、図2によって使用されるベクトル・プロセッサ1
00およびベクトル・メモリ110と物理的に同一であ
るが、異なる機能を果たし、異なるデータをロードされ
ていることを理解されたい。
【0030】図4に、圧縮解除回路200の好ましい実
施形態を示す。この圧縮解除回路200は、バッファ・
メモリ210と、処理装置220と、冗長性メモリ23
0とを備えている。バッファ・メモリ210は、ライン
170に入力信号を有し、その出力がライン240を介
して処理装置220に接続されている。処理装置220
は、再度ライン250を介して冗長性メモリ230と、
ライン70を介してDUT30と、ライン90を介して
信号解析装置60と接続されている。本発明による圧縮
解除回路200は、ベクトル・プロセッサ100から、
または圧縮解除回路200に適した信号を発する任意の
種類の信号源からの信号である可能性がある入力信号を
ライン170上に受信することを理解されたい。従っ
て、本発明はライン170上に入力信号を印加するため
のベクトル・プロセッサ100およびベクトル・メモリ
110の使用に限定されるものではない。ライン170
上に適切な入力信号を印加するいかなる信号源も、本発
明の目的に役立つ。
【0031】本発明は、DUT30を試験するために必
要ないかなる情報でも、ある量の冗長性を備える情報で
ある冗長性情報、およびほとんど冗長性がない情報であ
るが、ある程度いくらかの冗長性のある情報も備える冗
長性のない情報を含んでいることを利用する。冗長性情
報および冗長性のない情報中への分離は、実際の用途に
より左右され、いくつかの場合は完全に実施されない可
能性がある。
【0032】DUT30を試験するのに必要なベクトル
・データを生成するのに必要とされる情報中の冗長性
は、例えば、ベクトル・データのあるシーケンスを変更
なしで繰り返すことから、またはあるデータを変動する
ことなどのある量の変化でベクトル・データのあるシー
ケンスを繰り返すことから、そして/または試験固有デ
ータおよびDUT固有データ中に情報を配分することか
ら、あるいは、それらの組み合わせから結果として生じ
る。どの場合にも、1以上のベクトル・データのシーケ
ンスに固有であるか、または1以上の連続するベクトル
・データのシーケンス間の変更のみを表すか、または試
験固有データまたはDUT固有データのみを表すような
情報を、冗長性のない情報として分離することができ
る。そのベクトル・データのシーケンスに固有でない、
またはベクトル・データの連続するシーケンス中大幅に
変更されない、または試験固有データまたはDUT固有
データのみを表さない情報を、冗長性情報として分離す
ることができる。
【0033】DUT30を試験するのに必要な情報を冗
長性情報および冗長性のない情報に分離することは、例
えばDUT30に適用される準備されたベクトル・デー
タのシーケンスを解析することにより、またはベクトル
・データの生成中に予め情報を配分することにより実施
することができる。前者の場合、準備されたベクトル・
データのシーケンスが、例えば連続するベクトル・デー
タのシーケンスを比較することにより解析され、シーケ
ンス内の冗長性情報が冗長性情報として抽出され、ベク
トル・データのシーケンス内の冗長性情報についての残
りのデータおよび追加のデータが冗長性のない情報とし
て定義される。後者の場合、連続するベクトル・データ
のシーケンス、またはアクセス・プロトコル、または試
験固有データまたはDUT固有データ、あるいはそれら
の組み合わせについての情報が、ベクトル・データの生
成中にすでになければならない。どちらの場合も、分離
はソフトウェア・プログラムなどの適切なツールを用い
て、手動または自動で実行することができる。分離は
「オンライン」で、すなわちベクトル・データのシーケ
ンスをDUT30に適用する直前に実行され、または例
えば記憶されるデータ・ファイルとしての適用の前に準
備される可能性がある。
【0034】本発明によると、冗長性情報は冗長性メモ
リ230中に記憶されるが、冗長性のない情報は圧縮解
除回路200向けのライン170上の入力信号として与
えられる。冗長性のない情報は、例えばベクトル・メモ
リ110中に、または他の適切なメモリ中に記憶するこ
とができる。
【0035】一実施形態では、冗長性情報は変更なしで
何度か等しく発生するベクトル・データのシーケンスの
内容についての情報を含んでいる。冗長性のない情報
は、何度か等しく発生されないベクトル・データのシー
ケンスの内容についての情報を含んでいる。冗長性のな
い情報は、さらにDUT30に印加されるベクトル・デ
ータのシーケンス内の冗長性情報の印加についての情
報、例えばベクトル・データのあるシーケンスが、いつ
および何回繰り返されなければならないかという情報を
含んでいる。
【0036】別の実施形態では、冗長性情報は大幅な変
更なしで何度か発生するベクトル・データのシーケンス
の内容についての情報を含んでいる。冗長性のない情報
は何度か発生しないベクトル・データのシーケンスの内
容についての情報を含んでいる。冗長性のない情報は、
さらにDUT30に印加されるベクトル・データのシー
ケンス内の冗長性情報の印加についての情報、例えばベ
クトル・データのあるシーケンスが、いつおよび何回繰
り返されなければならないかという情報、および何度
か、しかしいくつかの変更を伴って行われるベクトル・
データのシーケンス間の変更を表す情報を含んでいる。
【0037】さらに別の実施形態では、たいていの試験
適用分野において、DUT30にアクセスするために多
少とも複雑なアクセス・プロトコルが使用されるという
ことが利用される。この実施形態では、冗長性情報は使
用されるアクセス・プロトコルについての情報を含んで
いる。アクセス・プロトコル、例えば読出し、または書
込みは、各DUT30に固有であり常に同じである。D
UT30上への各アクセスのために、ベクトル・データ
のあるシーケンスが必要とされる。アクセス・プロトコ
ルは、ある数のテスタ周期にわたりDUT30に加えら
れる制御信号と、アドレス信号と、データ信号などのあ
る定義された信号のシーケンスを通常必要とする。たい
ていの場合、テスタ周期はDUT30を試験するために
使用されるクロック信号によって画定される。
【0038】1以上のベクトル・データの固有シーケン
スを必要とするDUT30上への固有アクセスは、固有
デバイス・サイクルと呼ばれる。固有デバイス・サイク
ル中、制御信号と、アドレス信号と、データ信号とが、
前のベクトル・データまたはそのシーケンスから次のベ
クトル・データまたはそのシーケンスまでに、一般にほ
んの少しだけ変動する。
【0039】図5に、固有デバイス・サイクルの1例を
示す。信号CONTROL1および信号CONTROL
2が、それぞれのアクセス・プロトコルによって判定さ
れる一定の方式に従うことがわかる。時間T0でセット
できる信号DATAおよび信号ADDRESSは、時間
T0+6Tで最初に変化される。図5に示すT0からT
0+6Tまでのデバイス・サイクルは、6Tの長さを有
する。この装置周期中、信号CONTROL1およびC
ONTROL2の形は、それぞれの信号DATAおよび
ADDRESSに左右されない。この固有デバイス・サ
イクル内で、DATAおよびADDRESS信号のみが
冗長性のない情報、言い換えると、アクセス・プロトコ
ルによってカバーされない情報を含む。
【0040】さらに他の実施形態では、ベクトル・デー
タの分離が、冗長性のない情報として実際の被試験DU
T30に左右されない実行試験についての情報を提供す
ることによって達成される。これに対比して、冗長性情
報は試験される固有DUT30についての情報であるD
UT固有データを含んでいる。これにより、複数の異な
るDUT30に対して同じ試験固有データを使用するこ
とができ、またはそれに応じて複数の異なる試験に対し
て同じDUT固有データを使用することができる。試験
固有データを提供する冗長性のない情報はベクトル・メ
モリ110中に記憶され、DUT固有データを提供する
冗長性情報は冗長性メモリ230中に記憶される。DU
T固有データを記憶した冗長性メモリ230は、DUT
30を実際に試験するために、試験固有の情報を要求さ
れたベクトル・データに「翻訳する」ための処理装置2
20によって使用されるDUT固有の「辞書」のような
挙動をする。
【0041】情報を冗長性情報および冗長性のない情報
に配分する可能性は組み合わすことができ、ある実施形
態に限定されないことを理解されたい。
【0042】本発明により、ベクトル・データ内の冗長
性情報に対する冗長性のない情報の割合によって決まる
率に従って、ベクトル・メモリ110の大きさを縮小す
ることができる。冗長性メモリ230に必要な追加のメ
モリの大きさも、例えば使用するアクセス・プロトコル
により判定される冗長性情報の量によって決まる。たい
ていの場合、ベクトル・メモリ110および冗長性メモ
リ230のためのメモリ・サイズの総計は、当該技術分
野でベクトル・メモリに必要なメモリ・サイズよりもは
るかに小さくなる。
【0043】バッファ・メモリ210は、ライン170
上の入力端子に、例えばベクトル・プロセッサ100か
ら冗長性のない情報を受信する。冗長性のない情報は、
DUT30および信号解析装置60にベクトル・データ
・ストリームとして印加されるベクトル・データのシー
ケンスについての情報を含む。処理装置220は、バッ
ファ・メモリ210中にバッファされた冗長性のない情
報を読み出し、それに対応するベクトル・データのシー
ケンスを生成する。処理装置220は、それぞれの冗長
性のない情報に対応して、冗長性のない情報を冗長性メ
モリ230中に記憶された冗長性情報と組み合わせる。
処理装置220は、さらにベクトル・データ・ストリー
ムに読み出されたベクトル・データのシーケンスをアセ
ンブルする。処理装置220によってベクトル・データ
・ストリームは、ライン70上のDUT入力信号として
DUT30に印加される。処理装置220はまた、ライ
ン90上のベクトル・データ・ストリームを、DUT入
力信号として直接に、またはDUT入力信号に対応する
信号例えば予想されるDUT出力信号として、信号解析
装置60に印加する。
【0044】冗長性情報がアクセス・プロトコルについ
ての情報を備えている場合、情報性のない情報は、ベク
トル・データ・ストリームとしてDUT30および信号
解析装置60に印加されるベクトル・データのシーケン
スについての情報を表すいわゆるデバイス・サイクル・
コードを含んでいる可能性がある。処理装置220は、
バッファ・メモリ210中にバッファされたデバイス・
サイクル・コードを読み出し、ベクトル・データのシー
ケンスを生成する。それぞれのデバイス・サイクル・コ
ードに対応して、処理装置220はデバイス・サイクル
・コード内の冗長性のない情報を冗長性メモリ230中
に記憶された冗長性情報と組み合わせ、読み出されたベ
クトル・データのシーケンスをベクトル・データ・スト
リームにアセンブルする。
【0045】冗長性メモリ230はある数のエントリを
含む。各エントリは、少なくとも、それぞれのベクトル
・シーケンスの記述およびベクトル・シーケンスの符号
化された長さを含んでいる。エントリは冗長性メモリ2
30内に動的に記憶することができ、従ってエントリは
総合運転試験中に変更することもできる。冗長性メモリ
230は、RAMなどの半導体メモリとして実施される
ことが好ましい。
【0046】冗長性情報および冗長性のない情報中への
分離のため、データ速度、すなわち単位時間当たりの情
報数が、ライン170と、ライン70および90とでは
異なる。ライン170上には冗長性のない情報のみが印
加されるが、ライン70および90上には処理装置22
0が冗長性のない情報および冗長性情報も含んでいるベ
クトル・データを印加する。
【0047】DUT30に加えられるライン70上のD
UT入力信号は、一定のデータ速度でなければならな
い。ベクトル・ストリームは、中断および「しゃっく
り、すなわちちょっとした不都合問題」があってはなら
ない、というのは、DUT30は普通とは異なった挙動
をする可能性があるからである(例えば、熱的にまたは
動的に異なるPLL状態変化)。「異なった」とは、シ
ミュレーションと試験との間で差違を生じる可能性があ
ることを意味する。シミュレーションは、ベクトル・デ
ータがDUT30に加えられる源を構成する。試験は非
常に複雑なプロセスおよびイベントを含むので、起こる
可能性のある未知の効果を最小にすることが一般に試み
られる。冗長性メモリ230から読み出されるベクトル
・データのシーケンスの長さおよび数は、バッファ・メ
モリ210に印加される1つの冗長性のない情報から次
の情報までの長さおよび数と異なり、従ってライン70
および90上のデータ速度も異なる可能性がある。
【0048】新しく有効な冗長性のない情報が現れ、そ
れに対応するベクトル・データを生成するとき、処理装
置220がバッファ・メモリ210を読み出すことが好
ましい。発生ベクトル・データの内容および長さは、そ
れぞれの冗長性のない情報によって明確に判定されなけ
ればならない。
【0049】ライン70および90上のベクトル・デー
タのデータ速度を制御するために、処理装置220が、
ライン240上のデータ速度、すなわち言い換えると、
バッファ・メモリ210を読み出すための速度を制御す
る。この制御はライン240上の処理装置220からバ
ッファ・メモリ210に印加される制御信号によって達
成されることが好ましい。従って、バッファ・メモリ2
10は、処理装置220とあいまってライン170とラ
イン70とライン90間の異なったデータ速度をバッフ
ァする。いくつかの場合、バッファ・メモリ210も処
理装置220中に組み込まれる可能性がある。
【0050】本発明により、ベクトル・データを適用す
るのに必要なメモリ・サイズを縮小することができる。
すなわち、言い換えると、与えられたメモリ・サイズを
使って、実質的にさらに多くのベクトルを記憶すること
ができる。
【0051】また本発明により、冗長性メモリ230を
用いてライン170上に受信されたデータ・ベクトル
を、ライン70または90あるいはその両方に印加され
る異なったデータ・ベクトルに復号できる。これによ
り、冗長性メモリ230は復号辞書として役立つ。
【0052】図6に、圧縮解除回路200の好ましい実
施形態を示す。圧縮解除回路200はCMOS VLS
I(相補形金属酸化膜半導体超大規模集積回路)回路の
一部として実施され、この中でバッファ・メモリ210
はFIFO(先入れ先出し)メモリとして実施され、冗
長性メモリ230がRAMとして実施される。圧縮解除
回路200はクロック駆動され、圧縮解除回路200内
で使用されるか、またはそれに印加される各コード・ワ
ードは6ビット・ワードによって表される。
【0053】データ・バスとして実施されるライン17
0上で、バッファ・メモリ210はデータ信号DATA
_INと、妥当性検査信号VALID_INと、制御信
号CTRL_INとを受信する。ライン240、250
は、結合データ・バスとして実施され、またデータ・ラ
インDATAと、妥当性検査ラインVALIDと、制御
ラインCTRLとを備える。バッファ・メモリ210中
の有効データ・ワードは、妥当性検査信号VALIDに
よって指示される。処理装置220がバッファ・メモリ
210中に有効データ・ワードを見つけたとき、処理装
置220はデータ・ラインDATAを介してバッファ・
メモリ210中の最後に記憶されたデータ・ワードを読
み出す。読み出されたデータ・ワードの内容に対応し
て、処理装置220は制御ラインCTRLおよびデータ
・ラインDATAを用いて冗長性メモリ230中に記憶
されたそれぞれのデータ・ベクトルを取り出す。これ
は、処理装置220と冗長性メモリ230間の情報交換
を示す、処理装置220と冗長性メモリ230間の矢印
によって示される。処理装置220は冗長性メモリ23
0にアドレス信号ADDRESSおよび読出し/書込み
制御信号RW_CTRLを信号し、これに対応して冗長
性メモリ230から要求されるデータDATA1および
その長さLENGTHを受信する。
【0054】処理装置220は、バッファ・メモリ21
0から読み出された現在のデータ・ワードによって提供
される冗長性のない情報および現在のデータ・ワードに
よって冗長性メモリ230から取り出されたデータに基
づいて、1以上のデータ・ベクトルをアセンブルする。
1以上のデータ・ベクトルが、接合データ・バスとして
具体化されるライン70および90上に信号DATA_
OUTとして加えられる。バッファ・メモリ210から
読み出されたデータ・ワードは、冗長性メモリ230中
に記憶されたそれぞれのデータ・ベクトルのアドレスを
備えるだけで、冗長性メモリ230が辞書のように挙動
するようにする。しかし、バッファ・メモリ210から
読み出されたデータ・ワードも、追加のデータを備え
る。処理装置220は、データ・ベクトルを、ほぼ連続
のベクトル・データ・ストリームにアセンブルする。
【0055】バッファ・メモリ210中の現在のデータ
・ワードが処理されたとき、および連続するデータ・ワ
ードがバッファ・メモリ210中で有効である場合、処
理装置220は連続するデータ・ワードを読み出し、新
しく読み出されたデータ・ワードによってそれぞれのデ
ータ・ベクトルをアセンブルする。さらにSTOP信号
と、RESET信号と、CLOCK信号と、VALID
_OUT信号と、CTRL_OUT信号などの図6に示
す信号ラインが、圧縮解除回路200を制御するため、
かつ他の装置と通信するため使用される。
【0056】図7に、図6の実施形態をさらに詳細に示
す。処理速度を上げるため、冗長性メモリ230は2個
のRAMメモリRAM1およびRAM2を備える。バッ
ファ・メモリ210中に記憶された2つのデータ・ワー
ドは、ともに並列処理される。処理装置220は、バッ
ファ・メモリ210からの読み出し、および冗長性メモ
リ230のRAM1およびRAM2中に記憶されたデー
タの取り出しを制御するための状態制御装置によって具
体化される。処理装置220内のアセンブラは、バッフ
ァ・メモリ210から読み出されたデータを受信し、冗
長性メモリ230から取り出されたデータを受信し、そ
れに対応するデータ・ベクトルをアセンブルする。処理
装置220内のシフタは、ライン70および90上に加
えられたデータ・ベクトルの可能性のある遅れを他の外
部の装置と合致させる。
【0057】この状態制御装置がバッファ・メモリ21
0中に有効なデータ・ワードを見つけたとき、状態制御
装置は読み出されたデータ・ワードによってRAM1お
よびRAM2からのデータ取り出しを制御する。状態制
御装置に長さ情報として与えられる冗長性メモリ230
からの取り出しデータの長さ如何によって決まるが、状
態制御装置はアセンブラによるデータ・ベクトルのアセ
ンブリングを制御する。バッファ・メモリ210からの
読出しデータ・ワードにより発生されるデータ・ベクト
ルのシーケンスの全長如何によって決まるが、状態制御
装置は、バッファ・メモリ210中に記憶された連続す
るデータ・ワードを停止または呼び出す。
【0058】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0059】(実施態様1)ほとんど冗長性はないが、
ある程度の冗長性のある情報も含んでいる情報として、
冗長性のない情報を受信し、バッファするバッファ・メ
モリ(210)と、ある量の冗長性を備える情報として
冗長性情報を記憶する冗長性メモリ(230)と、冗長
性情報に関連する冗長性のない情報を処理することによ
り試験データを発生する処理装置(220)とを備える
DUT(30)を試験するためにDUT30に試験デー
タを印加する回路(200)。
【0060】(実施態様2)DUT(30)を試験する
ためのDUT入力信号を発生するための信号発生装置
(40)と、前記DUT入力信号に反応してDUT(3
0)からDUT出力信号を受信するための信号受信装置
(50)と、前記DUT入力信号に関連する前記DUT
出力信号を解析するための信号解析装置(60)とを備
え、前記信号発生装置(40)が、ほとんど冗長性がな
いが、ある程度の冗長性のある情報も含んでいる情報と
して、冗長性のない情報を受信し、バッファするバッフ
ァ・メモリ(210)と、ある量の冗長性を含んでいる
情報として冗長性情報を記憶する冗長性メモリ(23
0)と、冗長性情報に関連する冗長性のない情報を処理
することにより試験データを生成する処理装置(22
0)とを有することを特徴とするDUT(30)を試験
するためのテスタ(20)。
【0061】(実施態様3)ほとんど冗長性がないが、
ある程度の冗長性のある情報も含んでいる情報として、
冗長性のない情報を受信し、バッファするステップと、
受信された冗長性のない情報によって、ある量の冗長性
を備える情報として、冗長性メモリ(230)中に記憶
された冗長性情報を取り出すステップと、冗長性情報に
関連する冗長性のない情報を処理することによって試験
データを生成するステップとを備えるDUT(30)を
試験するためにDUT30に試験データを印加する方
法。
【0062】(実施態様4)前記冗長性情報が、変更な
しで何度か等しく発生する試験データの内容についての
情報を含んでおり、前記冗長性のない情報が、何度か等
しく発生する試験データの内容についての情報および冗
長性情報の適用についての情報を含んでいる実施態様1
に記載の回路(200)。
【0063】(実施態様5)前記冗長性情報が、大幅の
変更なしで何度か発生する試験データの内容についての
情報を含んでおり、前記冗長性のない情報が、何度か発
生する試験データの内容についての情報および冗長性情
報の適用についての情報を含んでいる実施態様1に記載
の回路(200)。
【0064】(実施態様6)前記冗長性情報が、DUT
(30)にアクセスするために使用されるアクセス・プ
ロトコルについての情報を含んでいる実施態様1に記載
の回路(200)。
【0065】(実施態様7)前記冗長性のない情報が、
被試験DUT(30)に大幅に左右されない実行試験に
ついての情報を含んでおり、前記冗長性情報がDUT固
有データ、すなわち試験対象の固有DUTについての情
報を含んでいる実施態様1に記載の回路(200)。
【0066】(実施態様8)前記冗長性情報が、変更な
しで何度か等しく発生する試験データの内容についての
情報を含んでおり、前記冗長性のない情報が、何度か等
しく発生する試験データの内容についての情報および冗
長性情報の適用についての情報を含んでいる実施態様2
に記載のテスタ(20)。
【0067】(実施態様9)前記冗長性情報が、大幅の
変更なしで何度か発生する試験データの内容についての
情報を含んでおり、前記冗長性のない情報が、何度か発
生する試験データの内容についての情報および冗長性情
報の適用についての情報を含んでいる実施態様2に記載
のテスタ(20)。
【0068】(実施態様10)前記冗長性情報が、DU
T(30)にアクセスするために使用されるアクセス・
プロトコルについての情報を含んでいる実施態様2に記
載のテスタ(20)。
【0069】(実施態様11)前記冗長性のない情報
が、被試験DUT(30)に大幅に左右されない実行試
験についての情報を含んでおり、前記冗長性情報がDU
T固有データ、すなわち試験対象の固有DUTについて
の情報を含んでいる実施態様2に記載のテスタ(2
0)。
【0070】(実施態様12)前記冗長性情報が、変更
なしで何度か等しく発生する試験データの内容について
の情報を含んでおり、前記冗長性のない情報が、何度か
等しく発生する試験データの内容についての情報および
冗長性情報の適用についての情報を含んでいる実施態様
3に記載の方法。
【0071】(実施態様13)前記冗長性情報が、大幅
の変更なしで何度か発生する試験データの内容について
の情報を含んでおり、前記冗長性のない情報が、何度か
発生する試験データの内容についての情報および冗長性
情報の適用についての情報を含んでいる実施態様3に記
載の方法。
【0072】(実施態様14)前記冗長性情報が、DU
T(30)にアクセスするために使用されるアクセス・
プロトコルについての情報を含んでいる実施態様3に記
載の方法。
【0073】(実施態様15)前記冗長性のない情報
が、被試験DUT(30)に大幅に左右されない実行試
験についての情報を含んでおり、前記冗長性情報がDU
T固有データ、すなわち試験対象の固有DUTについて
の情報を含んでいる実施態様3に記載の方法。
【0074】(実施態様16)ICテスタ(20)中に
実施態様1に記載の回路(200)の使用。
【0075】(実施態様17)ほとんど冗長性はない
が、ある程度の冗長性のある情報も含んでいる情報情報
として、冗長性のない情報を受信し、バッファするバッ
ファ・メモリ(210)と、ある量の冗長性を備える情
報として冗長性情報を記憶する冗長性メモリ(230)
と、冗長性情報に関連する冗長性のない情報を処理する
ことにより試験データを発生する処理装置(220)と
を備えるDUT(30)を試験するためにDUT30に
試験データを印加する回路(200)を有するICテス
タ(20)。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明を用いると、必要
なメモリ・サイズが小さい改良された試験装置を提供す
ることができる。
【0077】また、本発明により、ベクトル・データを
適用するのに必要なメモリ・サイズを縮小することがで
きる。すなわち、言い換えると、与えられたメモリ・サ
イズを使って、実質的にさらに多くのベクトルを記憶す
ることができる。
【0078】さらに、本発明により、冗長性メモリ23
0を用いてライン170上に受信されたデータ・ベクト
ルを、ライン70または90あるいはその両方に印加さ
れる異なったデータ・ベクトルに復号できる。これによ
り、冗長性メモリ230は復号辞書として役立てること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常の試験装置10の概略図である。
【図2】当業者には周知のDUT入力信号を発生するた
めの通常の回路を示す図である。
【図3】本発明による信号発生装置40の実施形態の概
略図である。
【図4】圧縮解除回路200の好ましい実施形態を示す
図である。
【図5】特定のデバイス・サイクルの1例を示す図であ
る。
【図6】圧縮解除回路200の好ましい実施形態を示す
図である。
【図7】図6の実施形態をさらに詳細に示す図である。
【符号の説明】
10:試験装置 20:テスタ 30:DUT 40:信号発生装置 50:信号受信装置 60:信号解析装置 70、80、90:ライン 100:ベクトル・プロセッサ 110:ベクトル・メモリ 120、170:ライン 200:圧縮解除回路 210:バッファ・メモリ 220:処理装置 230:冗長性メモリ 240、250:ライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほとんど冗長性はないが、ある程度の冗長
    性のある情報も含んでいる情報として、冗長性のない情
    報を受信し、バッファするバッファ・メモリと、 ある量の冗長性を備える情報として冗長性情報を記憶す
    る冗長性メモリと、 冗長性情報に関連する冗長性のない情報を処理すること
    により試験データを発生する処理装置とを備えるDUT
    を試験するためにDUTに試験データを印加する回路。
JP10124524A 1997-05-22 1998-05-07 試験データ印加回路 Pending JPH116852A (ja)

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