JPH1168286A - プリント配線板の外形加工方法および外形加工装置 - Google Patents
プリント配線板の外形加工方法および外形加工装置Info
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- JPH1168286A JPH1168286A JP22155897A JP22155897A JPH1168286A JP H1168286 A JPH1168286 A JP H1168286A JP 22155897 A JP22155897 A JP 22155897A JP 22155897 A JP22155897 A JP 22155897A JP H1168286 A JPH1168286 A JP H1168286A
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
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- H05K1/0266—Marks, test patterns or identification means
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0097—Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、プリント配線板の外形加工方法に
関わり、プリント配線板の外形加工を高い精度で、また
プリント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置
精度を実現できる、プリント配線板の外形加工方法およ
び外形加工装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、プリント配線板の外形加工の
指標を導体パターンでプリント配線板の加工範囲に設
け、当該指標を基準に外形加工を行うとした。
関わり、プリント配線板の外形加工を高い精度で、また
プリント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置
精度を実現できる、プリント配線板の外形加工方法およ
び外形加工装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、プリント配線板の外形加工の
指標を導体パターンでプリント配線板の加工範囲に設
け、当該指標を基準に外形加工を行うとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板の
外形加工方法に関わり、プリント配線板の外形加工を高
い精度で、またプリント配線板の板端と導体パターンと
の高い相対位置精度を実現できる、プリント配線板の外
形加工方法および外形加工装置の実現に関する。
外形加工方法に関わり、プリント配線板の外形加工を高
い精度で、またプリント配線板の板端と導体パターンと
の高い相対位置精度を実現できる、プリント配線板の外
形加工方法および外形加工装置の実現に関する。
【0002】
【従来の技術】図9の従来例の複雑な形状に対応できる
代表的なプリント配線板51の外形加工方法は、プリン
ト配線板51をガイドピン52を基準に位置決めを行う
ように、ガイドピン52に対応するガイドピン52より
ごく少し大きいガイド穴53をプリント配線板51に予
め設けておき、外形加工装置に装着する。その後プリン
ト配線板51を位置制御手段で移動してルータビット5
7で、プリント配線板51をパネル60より切り出すこ
とで外形加工を行ってきた。しかしプリント配線板51
に予め設けたガイドピン52よりごく少し大きいガイド
穴53やガイド穴53の加工精度によって、位置決め精
度が低下しプリント配線板51の外形加工を高い精度で
実現が困難になっている。さらに前記の位置決め精度の
低下に加え、導体パターンとの相対位置ずれにより、プ
リント配線板51の板端と導体パターンとの相対位置精
度を高く実現できないままとなって、特にエッジ形ソケ
ットコネクタと嵌合する場合の寸法に関する諸要求に対
して適合できず、嵌合できないあるいは接触不良となる
ことも発生している。という課題がある。
代表的なプリント配線板51の外形加工方法は、プリン
ト配線板51をガイドピン52を基準に位置決めを行う
ように、ガイドピン52に対応するガイドピン52より
ごく少し大きいガイド穴53をプリント配線板51に予
め設けておき、外形加工装置に装着する。その後プリン
ト配線板51を位置制御手段で移動してルータビット5
7で、プリント配線板51をパネル60より切り出すこ
とで外形加工を行ってきた。しかしプリント配線板51
に予め設けたガイドピン52よりごく少し大きいガイド
穴53やガイド穴53の加工精度によって、位置決め精
度が低下しプリント配線板51の外形加工を高い精度で
実現が困難になっている。さらに前記の位置決め精度の
低下に加え、導体パターンとの相対位置ずれにより、プ
リント配線板51の板端と導体パターンとの相対位置精
度を高く実現できないままとなって、特にエッジ形ソケ
ットコネクタと嵌合する場合の寸法に関する諸要求に対
して適合できず、嵌合できないあるいは接触不良となる
ことも発生している。という課題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の従来
のプリント配線板の外形加工方法の次の問題点の解決を
課題とする。 プリント配線板をガイドピンを基準に位置決めを行う
ように、ガイドピンに対応するガイドピンよりごく少し
大きいガイド穴をプリント配線板に予め設けておき、外
形加工装置に装着する。しかしプリント配線板に予め設
けたガイドピンよりごく少し大きいガイド穴やガイド穴
の加工精度によって、正確な位置決めの実現を阻み、プ
リント配線板の外形加工を高い精度で実現することが困
難になっている。 さらに高密度となる表面実装部品に対応した高密度プ
リント配線板などでは導体パターンの相対位置ずれによ
り板端と導体パターンとの相対位置精度を高く実現でき
ないままとなって、特にエッジ形ソケットコネクタと嵌
合する場合の寸法に関する諸要求に対して適合できず、
嵌合できないあるいは接触不良となるということも発生
している。
のプリント配線板の外形加工方法の次の問題点の解決を
課題とする。 プリント配線板をガイドピンを基準に位置決めを行う
ように、ガイドピンに対応するガイドピンよりごく少し
大きいガイド穴をプリント配線板に予め設けておき、外
形加工装置に装着する。しかしプリント配線板に予め設
けたガイドピンよりごく少し大きいガイド穴やガイド穴
の加工精度によって、正確な位置決めの実現を阻み、プ
リント配線板の外形加工を高い精度で実現することが困
難になっている。 さらに高密度となる表面実装部品に対応した高密度プ
リント配線板などでは導体パターンの相対位置ずれによ
り板端と導体パターンとの相対位置精度を高く実現でき
ないままとなって、特にエッジ形ソケットコネクタと嵌
合する場合の寸法に関する諸要求に対して適合できず、
嵌合できないあるいは接触不良となるということも発生
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するために、プリント配線板の外形加工の指標を、導体
パターンで、プリント配線板の加工範囲に設け、当該指
標を基準に外形加工を行うプリント配線板の外形加工方
法とした。この手段によって、プリント配線板の外形加
工をプリント配線板の加工の中で最も精度を高く再現で
きる導体パターンを基準にするため、プリント配線板の
外形加工を、プリント配線板の加工の中で最も精度を高
く再現した導体パターンに倣って行うこと、あるいは当
該指標をプリント配線板の外形加工許容範囲にあること
の電気的検査の指標あるいは光学的検査の指標として用
いること、さらに当該導体パターンの読み取りでプリン
ト配線板の外形加工を高い精度で実行すること、またプ
リント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精
度を実現できるプリント配線板の外形加工方法および外
形加工装置を提供する。
するために、プリント配線板の外形加工の指標を、導体
パターンで、プリント配線板の加工範囲に設け、当該指
標を基準に外形加工を行うプリント配線板の外形加工方
法とした。この手段によって、プリント配線板の外形加
工をプリント配線板の加工の中で最も精度を高く再現で
きる導体パターンを基準にするため、プリント配線板の
外形加工を、プリント配線板の加工の中で最も精度を高
く再現した導体パターンに倣って行うこと、あるいは当
該指標をプリント配線板の外形加工許容範囲にあること
の電気的検査の指標あるいは光学的検査の指標として用
いること、さらに当該導体パターンの読み取りでプリン
ト配線板の外形加工を高い精度で実行すること、またプ
リント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精
度を実現できるプリント配線板の外形加工方法および外
形加工装置を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】まず、図1に示すように、プリン
ト配線板3の外形加工の指標1を、導体パターン2で、
プリント配線板3の加工範囲に設け、当該指標1を基準
に外形加工を行うプリント配線板の外形加工方法とし
た。この手段によって、プリント配線板の加工の中で最
も精度を高く再現できる導体パターンを基準にするた
め、プリント配線板の外形加工を、プリント配線板の加
工の中で最も精度を高く再現した導体パターンに倣って
プリント配線板の外形加工を高い精度で、またプリント
配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を肉
眼および電気的検査あるいは光学的検査で確認しながら
できる作用を得る。
ト配線板3の外形加工の指標1を、導体パターン2で、
プリント配線板3の加工範囲に設け、当該指標1を基準
に外形加工を行うプリント配線板の外形加工方法とし
た。この手段によって、プリント配線板の加工の中で最
も精度を高く再現できる導体パターンを基準にするた
め、プリント配線板の外形加工を、プリント配線板の加
工の中で最も精度を高く再現した導体パターンに倣って
プリント配線板の外形加工を高い精度で、またプリント
配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を肉
眼および電気的検査あるいは光学的検査で確認しながら
できる作用を得る。
【0006】次に、図2に示すように、前記指標1を、
外形加工の許容範囲の最小外形線上となるプリント配線
板3内に設けたプリント配線板の外形加工方法とした。
この手段によって、プリント配線板の加工の中で最も精
度を高く再現できる導体パターンを基準にするため、プ
リント配線板の外形加工の許容範囲の最小外形線上に設
けた指標を倣ってプリント配線板の外形加工を最小許容
寸法範囲内に、またプリント配線板の板端と導体パター
ンとの高い相対位置精度を肉眼および電気的検査あるい
は光学的検査で確認しながらできる作用を得る。
外形加工の許容範囲の最小外形線上となるプリント配線
板3内に設けたプリント配線板の外形加工方法とした。
この手段によって、プリント配線板の加工の中で最も精
度を高く再現できる導体パターンを基準にするため、プ
リント配線板の外形加工の許容範囲の最小外形線上に設
けた指標を倣ってプリント配線板の外形加工を最小許容
寸法範囲内に、またプリント配線板の板端と導体パター
ンとの高い相対位置精度を肉眼および電気的検査あるい
は光学的検査で確認しながらできる作用を得る。
【0007】また、図3に示すように、前記指標1を、
外形加工の許容範囲の最大外形線上となるプリント配線
板3外に設けたプリント配線板の外形加工方法とした。
この手段によって、プリント配線板の加工の中で最も精
度を高く再現できる導体パターンを基準にするため、プ
リント配線板の外形加工の許容範囲の最大外形線上に設
けた指標を倣ってプリント配線板の外形加工を最大許容
寸法範囲内に、またプリント配線板の板端と導体パター
ンとの高い相対位置精度を肉眼および電気的検査あるい
は光学的検査で確認しながらできる作用を得る。
外形加工の許容範囲の最大外形線上となるプリント配線
板3外に設けたプリント配線板の外形加工方法とした。
この手段によって、プリント配線板の加工の中で最も精
度を高く再現できる導体パターンを基準にするため、プ
リント配線板の外形加工の許容範囲の最大外形線上に設
けた指標を倣ってプリント配線板の外形加工を最大許容
寸法範囲内に、またプリント配線板の板端と導体パター
ンとの高い相対位置精度を肉眼および電気的検査あるい
は光学的検査で確認しながらできる作用を得る。
【0008】さらに、図4に示すように、前記指標1
を、外形加工の許容範囲の最小外形線上となる指標1a
と許容範囲の最大外形線上となる指標1bとの、プリン
ト配線板3の外形加工許容範囲を示す複数の指標として
備えその中間を倣って外形加工するようにしたプリント
配線板の外形加工方法とした。この手段によって、設計
上の真の値に近い位置を倣って外形加工するようにした
ため、プリント配線板の外形加工を高い精度で、またプ
リント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精
度を肉眼および電気的検査あるいは光学的検査で確認し
ながらできる作用を得る。
を、外形加工の許容範囲の最小外形線上となる指標1a
と許容範囲の最大外形線上となる指標1bとの、プリン
ト配線板3の外形加工許容範囲を示す複数の指標として
備えその中間を倣って外形加工するようにしたプリント
配線板の外形加工方法とした。この手段によって、設計
上の真の値に近い位置を倣って外形加工するようにした
ため、プリント配線板の外形加工を高い精度で、またプ
リント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精
度を肉眼および電気的検査あるいは光学的検査で確認し
ながらできる作用を得る。
【0009】次に、図5に示すように、前記指標1を、
プリント配線板3の外形のコーナ部4のみに備え、外形
のコーナ部4以外の部分については、他の指標1迄の間
をX方向あるいはY方向への直線移動によってプリント
配線板3の外形加工を行うプリント配線板の外形加工方
法とした。この手段によって、前記指標をプリント配線
板内に設けた場合の当該指標パターンの残留を少なくし
たため、短絡などの不都合の発生を少なくできるととも
に、プリント配線板の外形加工を高い精度で、またプリ
ント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度
を実現できる作用を得る。
プリント配線板3の外形のコーナ部4のみに備え、外形
のコーナ部4以外の部分については、他の指標1迄の間
をX方向あるいはY方向への直線移動によってプリント
配線板3の外形加工を行うプリント配線板の外形加工方
法とした。この手段によって、前記指標をプリント配線
板内に設けた場合の当該指標パターンの残留を少なくし
たため、短絡などの不都合の発生を少なくできるととも
に、プリント配線板の外形加工を高い精度で、またプリ
ント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度
を実現できる作用を得る。
【0010】さらに、図6に示すように、前記指標1
を、プリント配線板3の外形加工許容範囲内にあること
の電気的検査の指標として備えたプリント配線板の外形
加工方法とした。この手段によって、外形加工許容範囲
内にあれば指標はそのまま残るため、設計上の真の値に
近いプリント配線板の外形加工を高い精度で、またプリ
ント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度
を実現したことの確認を前記指標の導体抵抗の増大ある
いは導通の有無の電気的検査でできる作用を得る。
を、プリント配線板3の外形加工許容範囲内にあること
の電気的検査の指標として備えたプリント配線板の外形
加工方法とした。この手段によって、外形加工許容範囲
内にあれば指標はそのまま残るため、設計上の真の値に
近いプリント配線板の外形加工を高い精度で、またプリ
ント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度
を実現したことの確認を前記指標の導体抵抗の増大ある
いは導通の有無の電気的検査でできる作用を得る。
【0011】次に、図7に示すように、前記指標1を、
プリント配線板3の外形加工許容範囲内にあることの光
学的検査の指標として備えたプリント配線板の外形加工
方法とした。この手段によって、外形加工許容範囲内に
あれば指標はそのまま残るため、設計上の真の値に近い
プリント配線板の外形加工を高い精度で、またプリント
配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を実
現したことの確認を前記指標の切断あるいは太さの減少
の有無の光学的検査でできる作用を得る。
プリント配線板3の外形加工許容範囲内にあることの光
学的検査の指標として備えたプリント配線板の外形加工
方法とした。この手段によって、外形加工許容範囲内に
あれば指標はそのまま残るため、設計上の真の値に近い
プリント配線板の外形加工を高い精度で、またプリント
配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を実
現したことの確認を前記指標の切断あるいは太さの減少
の有無の光学的検査でできる作用を得る。
【0012】また、図8に示すように、プリント配線板
3の導体パターン2でなる外形加工の指標1をプリント
配線板3の加工範囲に設け、当該指標1を読み取るCC
Dカメラ13、CCDカメラ13を移動させるカメラ制
御部15と、CCDカメラ13で指標1を読み取った位
置制御データを自動的に生成する画像処理部16とさら
に画像処理部16から転送された位置制御データに基づ
き外形加工ツール位置決め機構部18を制御する位置制
御部17とで構成する外形加工装置とした。この手段に
よって、前記指標を読み取ることによる位置制御手段を
備えるため、自動的に最適な位置に位置制御してプリン
ト配線板の外形加工を、高い精度でまたプリント配線板
の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を実現する
ことができる作用を得る。
3の導体パターン2でなる外形加工の指標1をプリント
配線板3の加工範囲に設け、当該指標1を読み取るCC
Dカメラ13、CCDカメラ13を移動させるカメラ制
御部15と、CCDカメラ13で指標1を読み取った位
置制御データを自動的に生成する画像処理部16とさら
に画像処理部16から転送された位置制御データに基づ
き外形加工ツール位置決め機構部18を制御する位置制
御部17とで構成する外形加工装置とした。この手段に
よって、前記指標を読み取ることによる位置制御手段を
備えるため、自動的に最適な位置に位置制御してプリン
ト配線板の外形加工を、高い精度でまたプリント配線板
の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を実現する
ことができる作用を得る。
【0013】
【実施例】以下、図1ないし図8の本発明に関わる実施
例の図面を参照して説明する。
例の図面を参照して説明する。
【0014】図1ないし図8の本発明に関わる実施例の
図面に用いた符号について一括して以下に説明する。1
はプリント配線板3の外形加工および検査の目印となる
指標である。2はプリント配線板3の外形加工の指標1
となる導体パターンである。3は外形加工の対象となる
プリント配線板である。4は外形加工の対象となるプリ
ント配線板3のコーナ部である。13は指標1を読み取
るCCDカメラである。15はCCDカメラ13を移動
させるカメラ制御部である。16は位置制御データを生
成する画像処理部である。17は外形加工ツールの位置
決め機構部18を制御する位置制御部である。18は外
形加工ツール位置決め機構部である。
図面に用いた符号について一括して以下に説明する。1
はプリント配線板3の外形加工および検査の目印となる
指標である。2はプリント配線板3の外形加工の指標1
となる導体パターンである。3は外形加工の対象となる
プリント配線板である。4は外形加工の対象となるプリ
ント配線板3のコーナ部である。13は指標1を読み取
るCCDカメラである。15はCCDカメラ13を移動
させるカメラ制御部である。16は位置制御データを生
成する画像処理部である。17は外形加工ツールの位置
決め機構部18を制御する位置制御部である。18は外
形加工ツール位置決め機構部である。
【0015】図1は、本発明の原理図であり、(a)は
平面図、(b)は断面図を示す。同図において、プリン
ト配線板3の外形加工および検査の目印となる指標1
を、プリント配線板の加工の中で最も精度を高く再現で
き、通常層間の位置ずれが0.1mm以内である、回路を
構成する導体パターンとは接続されない細い導体パター
ン2で、プリント配線板3の加工範囲の真の位置に正確
に一周して、パネル10内にプリント配線板3を構成
し、当該指標1の中心線上を基準に例えばルータのセン
ターピンによる位置決めに替わって拡大鏡などを用いて
ルータビット11の中心軸の位置決めを行い、当該指標
1となる導体パターン2の中心線上に倣うプリント配線
板の外形加工方法とした。なお、導体パターン2は一定
の幅で連続するものでも、断続するものでも良い。この
ことによって、プリント配線板の加工の中で最も精度を
高く再現できる導体パターンを基準にするため、プリン
ト配線板の外形加工を高い精度で、またプリント配線板
の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を肉眼で確
認し、電気的検査あるいは光学的検査でも確認しながら
でき、さらに特にエッジ形ソケットコネクタと嵌合する
場合の寸法に関する諸問題を解決できる。
平面図、(b)は断面図を示す。同図において、プリン
ト配線板3の外形加工および検査の目印となる指標1
を、プリント配線板の加工の中で最も精度を高く再現で
き、通常層間の位置ずれが0.1mm以内である、回路を
構成する導体パターンとは接続されない細い導体パター
ン2で、プリント配線板3の加工範囲の真の位置に正確
に一周して、パネル10内にプリント配線板3を構成
し、当該指標1の中心線上を基準に例えばルータのセン
ターピンによる位置決めに替わって拡大鏡などを用いて
ルータビット11の中心軸の位置決めを行い、当該指標
1となる導体パターン2の中心線上に倣うプリント配線
板の外形加工方法とした。なお、導体パターン2は一定
の幅で連続するものでも、断続するものでも良い。この
ことによって、プリント配線板の加工の中で最も精度を
高く再現できる導体パターンを基準にするため、プリン
ト配線板の外形加工を高い精度で、またプリント配線板
の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を肉眼で確
認し、電気的検査あるいは光学的検査でも確認しながら
でき、さらに特にエッジ形ソケットコネクタと嵌合する
場合の寸法に関する諸問題を解決できる。
【0016】図2は、本発明の第2実施例図であり、
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周してパネル10
内に構成する指標1の外側エッジが、外形加工の許容範
囲の真の最小外形線上となるようにプリント配線板3内
に設け、当該指標1となる導体パターン2の外側エッジ
に倣ってルータビット11で開けた長円の穴壁が形成さ
れるようにプリント配線板の外形加工を行う外形加工方
法とした。このことによって、プリント配線板の加工の
中で最も精度を高く再現できる導体パターンを基準にす
るため、プリント配線板の外形加工の許容範囲の最小外
形線上に設けた指標を倣ってプリント配線板の外形加工
を最小許容寸法範囲内に、またプリント配線板の板端と
導体パターンとの高い相対位置精度を肉眼で確認し、電
気的検査あるいは光学的検査でも確認しながらできる。
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周してパネル10
内に構成する指標1の外側エッジが、外形加工の許容範
囲の真の最小外形線上となるようにプリント配線板3内
に設け、当該指標1となる導体パターン2の外側エッジ
に倣ってルータビット11で開けた長円の穴壁が形成さ
れるようにプリント配線板の外形加工を行う外形加工方
法とした。このことによって、プリント配線板の加工の
中で最も精度を高く再現できる導体パターンを基準にす
るため、プリント配線板の外形加工の許容範囲の最小外
形線上に設けた指標を倣ってプリント配線板の外形加工
を最小許容寸法範囲内に、またプリント配線板の板端と
導体パターンとの高い相対位置精度を肉眼で確認し、電
気的検査あるいは光学的検査でも確認しながらできる。
【0017】図3は、本発明の第3実施例図であり、
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周して構成する指
標1の内側エッジを、パネル10内の外形加工の許容範
囲の真の最大外形線上となるようにプリント配線板3外
に設け、当該指標1となる導体パターン2の内側エッジ
に倣ってルータビット11で開けた長円の穴壁が形成さ
れるようにプリント配線板の外形加工を行う外形加工方
法とした。このことによって、プリント配線板の加工の
中で最も精度を高く再現できる導体パターンを基準にす
るため、プリント配線板の外形加工の許容範囲の最大外
形線上に設けた指標を倣ってプリント配線板の外形加工
を最大許容寸法範囲内に、またプリント配線板の板端と
導体パターンとの高い相対位置精度を肉眼で確認し、電
気的検査あるいは光学的検査で確認しながらできる。
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周して構成する指
標1の内側エッジを、パネル10内の外形加工の許容範
囲の真の最大外形線上となるようにプリント配線板3外
に設け、当該指標1となる導体パターン2の内側エッジ
に倣ってルータビット11で開けた長円の穴壁が形成さ
れるようにプリント配線板の外形加工を行う外形加工方
法とした。このことによって、プリント配線板の加工の
中で最も精度を高く再現できる導体パターンを基準にす
るため、プリント配線板の外形加工の許容範囲の最大外
形線上に設けた指標を倣ってプリント配線板の外形加工
を最大許容寸法範囲内に、またプリント配線板の板端と
導体パターンとの高い相対位置精度を肉眼で確認し、電
気的検査あるいは光学的検査で確認しながらできる。
【0018】図4は、本発明の第4実施例図であり、
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周して構成する指
標1を、外形加工の許容範囲の真の最小外形線上となる
ように外側エッジを位置決めした指標1aと許容範囲の
真の最大外形線上となるように内側エッジを位置決めし
た指標1bとの、プリント配線板3の外形加工許容範囲
を示す複数の指標として導体パターン2でパネル10内
に備え、当該複数の指標間の中間線上を倣ってルータビ
ット11で外形加工するようにしたプリント配線板の外
形加工方法とした。なお、外形加工の許容範囲の最小外
形線上となる指標1aと許容範囲の最大外形線上となる
指標1bとの中間に指標1cを設けても良く、より加工
が容易にできる。このことによって、指標を倣ってプリ
ント配線板の外形加工をするため、設計上の真の値に近
い、プリント配線板の外形加工を高い精度で、またプリ
ント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度
を肉眼で確認し、電気的検査あるいは光学的検査でも確
認しながらできる。
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周して構成する指
標1を、外形加工の許容範囲の真の最小外形線上となる
ように外側エッジを位置決めした指標1aと許容範囲の
真の最大外形線上となるように内側エッジを位置決めし
た指標1bとの、プリント配線板3の外形加工許容範囲
を示す複数の指標として導体パターン2でパネル10内
に備え、当該複数の指標間の中間線上を倣ってルータビ
ット11で外形加工するようにしたプリント配線板の外
形加工方法とした。なお、外形加工の許容範囲の最小外
形線上となる指標1aと許容範囲の最大外形線上となる
指標1bとの中間に指標1cを設けても良く、より加工
が容易にできる。このことによって、指標を倣ってプリ
ント配線板の外形加工をするため、設計上の真の値に近
い、プリント配線板の外形加工を高い精度で、またプリ
ント配線板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度
を肉眼で確認し、電気的検査あるいは光学的検査でも確
認しながらできる。
【0019】図5は、本発明の第5実施例図であり、
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周して構成する指
標1を、プリント配線板3の外形のコーナ部4のみにし
て導体パターン2でパネル10内に備え、外形のコーナ
部4以外の部分については、他の指標1迄の間をX方向
あるいはY方向への直線移動によってプリント配線板3
の外形加工をルータビット11で行うプリント配線板の
外形加工方法とした。このことによって、前記指標をプ
リント配線板内に設けた場合の当該指標パターンの外形
加工後の残留を少なくできるため、当該指標パターンの
外形加工後の残留で短絡などの不都合の発生を少なくで
きるとともに、プリント配線板の外形加工を高い精度
で、またプリント配線板の板端と導体パターンとの高い
相対位置精度を実現できる。
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周して構成する指
標1を、プリント配線板3の外形のコーナ部4のみにし
て導体パターン2でパネル10内に備え、外形のコーナ
部4以外の部分については、他の指標1迄の間をX方向
あるいはY方向への直線移動によってプリント配線板3
の外形加工をルータビット11で行うプリント配線板の
外形加工方法とした。このことによって、前記指標をプ
リント配線板内に設けた場合の当該指標パターンの外形
加工後の残留を少なくできるため、当該指標パターンの
外形加工後の残留で短絡などの不都合の発生を少なくで
きるとともに、プリント配線板の外形加工を高い精度
で、またプリント配線板の板端と導体パターンとの高い
相対位置精度を実現できる。
【0020】図6は、本発明の第6実施例図であり、
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周して構成する指
標1を、プリント配線板の導通試験機による試験に適合
するように指標1を任意の位置で分断し両端に導通試験
機のプローブが接触するプロービングパッド12を導体
パターン2で設け、プリント配線板3の外形加工許容範
囲内にあることの電気的検査の指標としてパネル10内
に備え、プリント配線板のルータビット11で行う外形
加工方法とした。このことによって、前記プロービング
パッド間の導体状態を電気的に検査できるため、設計上
の真の値に近い、プリント配線板の外形加工を高い精度
で、またプリント配線板の板端と導体パターンとの高い
相対位置精度を実現したことの確認を前記プロービング
パッド間の導体抵抗の増大あるいは導通の有無の電気的
検査で容易にできる。
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周して構成する指
標1を、プリント配線板の導通試験機による試験に適合
するように指標1を任意の位置で分断し両端に導通試験
機のプローブが接触するプロービングパッド12を導体
パターン2で設け、プリント配線板3の外形加工許容範
囲内にあることの電気的検査の指標としてパネル10内
に備え、プリント配線板のルータビット11で行う外形
加工方法とした。このことによって、前記プロービング
パッド間の導体状態を電気的に検査できるため、設計上
の真の値に近い、プリント配線板の外形加工を高い精度
で、またプリント配線板の板端と導体パターンとの高い
相対位置精度を実現したことの確認を前記プロービング
パッド間の導体抵抗の増大あるいは導通の有無の電気的
検査で容易にできる。
【0021】図7は、本発明の第7実施例図であり、
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周して構成するパ
ネル10内の導体パターン2でなる指標1を、プリント
配線板3の外形加工許容範囲内にあることの光学的検査
の指標としてCCDカメラ13などでパターン認識を行
う範囲にできるプリント配線板の外形加工方法とした。
このことによって、前記指標の状態を光学的に認識でき
るため、設計上の真の値に近い、プリント配線板の外形
加工を高い精度で、またプリント配線板の板端と導体パ
ターンとの高い相対位置精度を実現したことの確認を前
記指標のCCDカメラなどでパターン認識を行うこと
で、切断あるいは太さの減少の有無の光学的検査で容易
にできる。
(a)は平面図、(b)は断面図を示す。同図におい
て、前記プリント配線板3の外形を一周して構成するパ
ネル10内の導体パターン2でなる指標1を、プリント
配線板3の外形加工許容範囲内にあることの光学的検査
の指標としてCCDカメラ13などでパターン認識を行
う範囲にできるプリント配線板の外形加工方法とした。
このことによって、前記指標の状態を光学的に認識でき
るため、設計上の真の値に近い、プリント配線板の外形
加工を高い精度で、またプリント配線板の板端と導体パ
ターンとの高い相対位置精度を実現したことの確認を前
記指標のCCDカメラなどでパターン認識を行うこと
で、切断あるいは太さの減少の有無の光学的検査で容易
にできる。
【0022】図8は、本発明の第8実施例図であり、
(a)はブロック図、(b)は断面図を示す。同図にお
いて、例えば数値制御による位置制御手段を持つ数値制
御式ルータあるいは数値制御式レーザ加工機において、
プリント配線板3の導体パターン2で構成するプリント
配線板3の外形加工の指標1をプリント配線板3の加工
範囲に設け、当該指標1を読み取るCCDカメラ13、
CCDカメラ13を移動させて走査してプリント配線板
3上の指標1を読み取るカメラ制御部15と、CCDカ
メラ13で指標1を読み取った情報から位置制御データ
を自動的に生成する画像処理部16と、さらに画像処理
部16から転送された位置制御データに基づき外形加工
ツールであるレーザ光あるいはルータビット14の外形
加工ツール位置決め機構部18を制御する位置制御部1
7とで構成する外形加工装置とした。このことによっ
て、前記指標を読み取ることによる位置制御手段を備え
るため、外形加工の位置制御データを特別に生成するこ
とおよびガイド穴をなくでき、プリント配線板の外形加
工を、高い精度でまたプリント配線板の板端と導体パタ
ーンとの高い相対位置精度を実現することができる。さ
らにプリント配線板の外形加工を頻繁に、異種多面取り
プリント配線板方式を採用するなどフレキシブルに変更
を可能とする、試作品あるいは多種少量生産に最適な外
形加工装置とすることができる。なおCCDカメラ13
はプリント配線板の両面に備えたほうが層間の位置ずれ
を配慮できる、より高い精度を実現できる。
(a)はブロック図、(b)は断面図を示す。同図にお
いて、例えば数値制御による位置制御手段を持つ数値制
御式ルータあるいは数値制御式レーザ加工機において、
プリント配線板3の導体パターン2で構成するプリント
配線板3の外形加工の指標1をプリント配線板3の加工
範囲に設け、当該指標1を読み取るCCDカメラ13、
CCDカメラ13を移動させて走査してプリント配線板
3上の指標1を読み取るカメラ制御部15と、CCDカ
メラ13で指標1を読み取った情報から位置制御データ
を自動的に生成する画像処理部16と、さらに画像処理
部16から転送された位置制御データに基づき外形加工
ツールであるレーザ光あるいはルータビット14の外形
加工ツール位置決め機構部18を制御する位置制御部1
7とで構成する外形加工装置とした。このことによっ
て、前記指標を読み取ることによる位置制御手段を備え
るため、外形加工の位置制御データを特別に生成するこ
とおよびガイド穴をなくでき、プリント配線板の外形加
工を、高い精度でまたプリント配線板の板端と導体パタ
ーンとの高い相対位置精度を実現することができる。さ
らにプリント配線板の外形加工を頻繁に、異種多面取り
プリント配線板方式を採用するなどフレキシブルに変更
を可能とする、試作品あるいは多種少量生産に最適な外
形加工装置とすることができる。なおCCDカメラ13
はプリント配線板の両面に備えたほうが層間の位置ずれ
を配慮できる、より高い精度を実現できる。
【0023】なお、上記実施例の指標の位置決めは、外
形加工装置の事情によって、倣う指標の内側あるいは外
側エッジ、または中心線上そして指標の幅の変形を行っ
ても同様な効果を得ることができる。
形加工装置の事情によって、倣う指標の内側あるいは外
側エッジ、または中心線上そして指標の幅の変形を行っ
ても同様な効果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明した本発明の効果について,請
求項順に説明する。
求項順に説明する。
【0025】まず、プリント配線板の外形加工の指標
を、導体パターンで、プリント配線板の加工範囲に設
け、当該指標を基準に外形加工を行う外形加工方法とし
た。このことで、プリント配線板の加工の中で最も精度
を高く再現できる導体パターンを基準にするため、プリ
ント配線板の外形加工を高い精度で、またプリント配線
板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を肉眼で
確認し、電気的検査あるいは光学的検査でも確認しなが
ら実現できる。
を、導体パターンで、プリント配線板の加工範囲に設
け、当該指標を基準に外形加工を行う外形加工方法とし
た。このことで、プリント配線板の加工の中で最も精度
を高く再現できる導体パターンを基準にするため、プリ
ント配線板の外形加工を高い精度で、またプリント配線
板の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を肉眼で
確認し、電気的検査あるいは光学的検査でも確認しなが
ら実現できる。
【0026】次に、前記指標を、プリント配線板内に設
けた外形加工方法とした。このことで、プリント配線板
の加工の中で最も精度を高く再現できる導体パターンを
基準にするため、前記の効果に加え、プリント配線板の
外形加工の許容範囲の最小外形線上に設けた指標を倣っ
てプリント配線板の外形加工を最小許容寸法範囲内に実
現できる。
けた外形加工方法とした。このことで、プリント配線板
の加工の中で最も精度を高く再現できる導体パターンを
基準にするため、前記の効果に加え、プリント配線板の
外形加工の許容範囲の最小外形線上に設けた指標を倣っ
てプリント配線板の外形加工を最小許容寸法範囲内に実
現できる。
【0027】また、前記指標を、プリント配線板外に設
けた外形加工方法とした。このことで、プリント配線板
の加工の中で最も精度を高く再現できる導体パターンを
基準にするため、前記の効果に加え、プリント配線板の
外形加工の許容範囲の最大外形線上に設けた指標を倣っ
てプリント配線板の外形加工を最大許容寸法範囲内に実
現できる。
けた外形加工方法とした。このことで、プリント配線板
の加工の中で最も精度を高く再現できる導体パターンを
基準にするため、前記の効果に加え、プリント配線板の
外形加工の許容範囲の最大外形線上に設けた指標を倣っ
てプリント配線板の外形加工を最大許容寸法範囲内に実
現できる。
【0028】さらに、前記指標を、プリント配線板の外
形加工許容範囲を示す複数の指標として備えた外形加工
方法とした。このことで、許容範囲の最小外形線上とな
る指標と許容範囲の最大外形線上となる指標との、プリ
ント配線板の外形加工許容範囲を示す複数の中間を倣っ
て外形加工するようにしたため、前記の効果に加え、よ
り設計上の真の値に近い、プリント配線板の外形加工を
高い精度で、またプリント配線板の板端と導体パターン
との高い相対位置精度を実現できる。
形加工許容範囲を示す複数の指標として備えた外形加工
方法とした。このことで、許容範囲の最小外形線上とな
る指標と許容範囲の最大外形線上となる指標との、プリ
ント配線板の外形加工許容範囲を示す複数の中間を倣っ
て外形加工するようにしたため、前記の効果に加え、よ
り設計上の真の値に近い、プリント配線板の外形加工を
高い精度で、またプリント配線板の板端と導体パターン
との高い相対位置精度を実現できる。
【0029】次に、前記指標を、プリント配線板の外形
のコーナ部のみに備えた外形加工方法とした。このこと
で、前記指標をプリント配線板内に設けた場合の当該指
標パターンの外形加工後の残留を少なくできるため、前
記の効果に加え、当該指標パターンの外形加工後の残留
で短絡などの不都合の発生を少なくすることができる。
のコーナ部のみに備えた外形加工方法とした。このこと
で、前記指標をプリント配線板内に設けた場合の当該指
標パターンの外形加工後の残留を少なくできるため、前
記の効果に加え、当該指標パターンの外形加工後の残留
で短絡などの不都合の発生を少なくすることができる。
【0030】また、前記指標を、プリント配線板の外形
加工許容範囲にあることの電気的検査の指標として用い
る外形加工方法とした。このことで、前記導体パターン
の指標の導体状態を電気的に検査できるため、前記の効
果に加え、設計上の真の値に近い、プリント配線板の外
形加工を高い精度で、またプリント配線板の板端と導体
パターンとの高い相対位置精度を実現したことの確認を
導体抵抗の増大あるいは導通の有無の電気的検査で容易
にできる。
加工許容範囲にあることの電気的検査の指標として用い
る外形加工方法とした。このことで、前記導体パターン
の指標の導体状態を電気的に検査できるため、前記の効
果に加え、設計上の真の値に近い、プリント配線板の外
形加工を高い精度で、またプリント配線板の板端と導体
パターンとの高い相対位置精度を実現したことの確認を
導体抵抗の増大あるいは導通の有無の電気的検査で容易
にできる。
【0031】さらに、前記指標を、プリント配線板の外
形加工許容範囲にあることの光学的検査の指標として用
いる外形加工方法とした。このことで、前記指標の状態
を光学的に認識できるため、前記の効果に加え、設計上
の真の値に近い、プリント配線板の外形加工を高い精度
で、またプリント配線板の板端と導体パターンとの高い
相対位置精度を実現したことの確認を前記指標の認識を
行うことで、切断あるいは太さの減少の有無の光学的検
査で容易にできる。
形加工許容範囲にあることの光学的検査の指標として用
いる外形加工方法とした。このことで、前記指標の状態
を光学的に認識できるため、前記の効果に加え、設計上
の真の値に近い、プリント配線板の外形加工を高い精度
で、またプリント配線板の板端と導体パターンとの高い
相対位置精度を実現したことの確認を前記指標の認識を
行うことで、切断あるいは太さの減少の有無の光学的検
査で容易にできる。
【0032】また、プリント配線板の導体パターンでな
る外形加工の指標をプリント配線板の加工範囲に設け、
当該指標を読み取るCCDカメラ、CCDカメラを移動
させるカメラ制御部と、CCDカメラで指標を読み取っ
た位置制御データを自動的に生成する画像処理部とさら
に画像処理部から転送された位置制御データに基づき外
形加工ツール位置決め機構部を制御する位置制御部とで
構成するプリント配線板の外形加工装置とした。このこ
とで、指標を読み取ることによる位置制御手段を備える
ため、前記の効果に加え、外形加工の位置制御データを
特別に生成することおよびガイド穴をなくでき、プリン
ト配線板の外形加工を、高い精度でまたプリント配線板
の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を実現する
ことができ、さらにプリント配線板の外形加工を頻繁
に、異種多面取りプリント配線板方式を採用するなどフ
レキシブルに変更を可能とする、試作品あるいは多種少
量生産に最適な外形加工装置とすることができる。
る外形加工の指標をプリント配線板の加工範囲に設け、
当該指標を読み取るCCDカメラ、CCDカメラを移動
させるカメラ制御部と、CCDカメラで指標を読み取っ
た位置制御データを自動的に生成する画像処理部とさら
に画像処理部から転送された位置制御データに基づき外
形加工ツール位置決め機構部を制御する位置制御部とで
構成するプリント配線板の外形加工装置とした。このこ
とで、指標を読み取ることによる位置制御手段を備える
ため、前記の効果に加え、外形加工の位置制御データを
特別に生成することおよびガイド穴をなくでき、プリン
ト配線板の外形加工を、高い精度でまたプリント配線板
の板端と導体パターンとの高い相対位置精度を実現する
ことができ、さらにプリント配線板の外形加工を頻繁
に、異種多面取りプリント配線板方式を採用するなどフ
レキシブルに変更を可能とする、試作品あるいは多種少
量生産に最適な外形加工装置とすることができる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第2実施例図である。
【図3】本発明の第3実施例図である。
【図4】本発明の第4実施例図である。
【図5】本発明の第5実施例図である。
【図6】本発明の第6実施例図である。
【図7】本発明の第7実施例図である。
【図8】本発明の第8実施例図である。
【図9】従来例の実施例図である。
1 指標 2 導体パターン 3 プリント配線板 4 コーナ部 13 CCDカメラ 15 カメラ制御部 16 画像処理部 17 位置制御部 18 外形加工ツール位置決め機構部
Claims (8)
- 【請求項1】 プリント配線板(3)の外形加工の指標
(1)を導体パターン(2)でプリント配線板(3)の
加工範囲に設け、当該指標(1)を基準に外形加工を行
う、ことを特徴とするプリント配線板の外形加工方法。 - 【請求項2】 前記指標(1)を、プリント配線板
(3)内に設けた、ことを特徴とする請求項1記載のプ
リント配線板の外形加工方法。 - 【請求項3】 前記指標(1)を、プリント配線板
(3)外に設けた、ことを特徴とする請求項1記載のプ
リント配線板の外形加工方法。 - 【請求項4】 前記指標(1)を、プリント配線板
(3)の外形加工許容範囲を示す複数の指標として備え
た、ことを特徴とする請求項1記載のプリント配線板の
外形加工方法。 - 【請求項5】 前記指標(1)を、プリント配線板
(3)の外形のコーナ部(4)のみに備えた、ことを特
徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載のプリン
ト配線板の外形加工方法。 - 【請求項6】 前記指標(1)を、プリント配線板
(3)の外形加工許容範囲にあることの電気的検査の指
標として用いる、ことを特徴とする請求項1ないし5の
いずれか1項記載のプリント配線板の外形加工方法。 - 【請求項7】 前記指標(1)を、プリント配線板
(3)の外形加工許容範囲にあることの光学的検査の指
標として用いる、ことを特徴とする請求項1ないし5の
いずれか1項記載のプリント配線板の外形加工方法。 - 【請求項8】 プリント配線板(3)の導体パターン
(2)でなる外形加工の指標(1)をプリント配線板
(3)の加工範囲に設け、 当該指標(1)を読み取るCCDカメラ(13)と、 CCDカメラ(13)を移動させるカメラ制御部(1
5)と、 CCDカメラ(13)で指標(1)を読み取った位置制
御データを自動的に生成する画像処理部(16)と、 画像処理部(16)から転送された位置制御データに基
づき外形加工ツール位置決め機構部(18)を制御する
位置制御部(17)とで構成する、ことを特徴とするプ
リント配線板の外形加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22155897A JPH1168286A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | プリント配線板の外形加工方法および外形加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22155897A JPH1168286A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | プリント配線板の外形加工方法および外形加工装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1168286A true JPH1168286A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16768617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22155897A Pending JPH1168286A (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | プリント配線板の外形加工方法および外形加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1168286A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004207650A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Sumitomo Electric Printed Circuit Inc | フレキシブルプリント配線用基板 |
JP2006100733A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nippon Mektron Ltd | フレキシブル基板 |
JP2023522779A (ja) * | 2020-06-17 | 2023-05-31 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | フレキシブルプリント回路基板の製造方法 |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP22155897A patent/JPH1168286A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004207650A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Sumitomo Electric Printed Circuit Inc | フレキシブルプリント配線用基板 |
JP2006100733A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nippon Mektron Ltd | フレキシブル基板 |
JP2023522779A (ja) * | 2020-06-17 | 2023-05-31 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | フレキシブルプリント回路基板の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |