JPH1168047A - 半導体装置の製造方法およびキャパシタ - Google Patents

半導体装置の製造方法およびキャパシタ

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JPH1168047A
JPH1168047A JP9219547A JP21954797A JPH1168047A JP H1168047 A JPH1168047 A JP H1168047A JP 9219547 A JP9219547 A JP 9219547A JP 21954797 A JP21954797 A JP 21954797A JP H1168047 A JPH1168047 A JP H1168047A
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JP
Japan
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conductive layer
capacitor
forming
contact hole
layer
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JP9219547A
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English (en)
Inventor
Eiji Morifuji
藤 英 治 森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 孔径の小さいコンタクト孔への導電材料の埋
め込みが可能で、信頼性および生産性に優れたキャパシ
タを形成可能な半導体製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明では、Si基板4上に例えばMOSF
ET1とキャパシタとを形成する。MOSFET1を分離するフ
ィールド酸化膜2上にポリシリコン層3を形成し、MOSF
ET1の電極形成領域5,6とポリシリコン層3の各上面
にシリサイド層9を形成する。次に、基板上面全体に層
間絶縁膜10を形成した後に、素子コンタクト孔11、
容量コンタクト孔12、容量下部電極コンタクト孔13
を形成する。次に、基板上面全体に配線メタル層14を
形成して基板上面を平坦化する。次に、容量コンタクト
孔12に埋め込まれた配線メタル層14の上面に誘電体
層15を形成した後、基板上面にMOSFET1の電極配線部
16と、キャパシタの上部電極配線部17と、キャパシ
タの下部電極配線部18とを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上にキ
ャパシタを形成する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上には、トランジスタなどの
能動素子だけではなく、抵抗やキャパシタなどの受動素
子も形成される。図8はキャパシタを有する半導体装置
の従来の製造工程図であり、MOSFETとキャパシタを隣接
して形成する例を示している。
【0003】図8(a)では、MOSFETのゲート領域、ド
レイン領域およびソース領域の上面と、キャパシタの下
部電極形成領域の上面とに、公知のサリサイドプロセス
によりシリサイド層9を形成する。
【0004】図8(a)の工程が終了すると、次に図8
(b)に示すように、基板上面全体に層間絶縁膜10を
形成してその上面を平坦化し、キャパシタ形成領域に開
口部(以下、容量コンタクト孔12と呼ぶ)を形成す
る。次に、スパッタ法やCVD法などにより基板上面全
体に誘電体層15を形成した後、図8(c)に示すよう
に、異方性エッチング等によりキャパシタ形成領域のみ
誘電体層15を残し、それ以外の誘電体層15を除去す
る。
【0005】次に、図8(d)に示すように、異方性エ
ッチング等によりMOSFET1の素子コンタクト領域に開口
部(以下、素子コンタクト孔11と呼ぶ)を形成し、シ
リサイド層9を露出させる。次に、図8(e)に示すよ
うに、容量コンタクト孔12と素子コンタクト孔11の
内部およびその上面に、一層目の配線を兼ねた上部電極
16,17を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】集積回路の集積度は次
第に高くなる傾向にあり、それとともにデザインルール
に対する要求も厳しくなり、コンタクトサイズも0.6
μm以下になってきた。ところが、コンタクトサイズが
小さくなると、コンタクト孔に導電性材料を埋め込むの
が技術的に難しくなり、抵抗値が高くなったり、不良率
が増えたりする。
【0007】このような問題に対する対策として、シリ
サイド上に選択的に成膜可能なタングステンWをコンタ
クト孔に埋め込む技術が提案されている。ところが、図
8(e)のように誘電体層15の上面にタングステンW
を埋め込もうとしても、タングステンWは誘電体に対す
る接着性が悪いため、キャパシタ孔の面積が大きい場合
には、タングステンWがはがれるおそれがある。また、
タングステンWを成膜する際には、その前工程としてBC
L3と呼ばれるガスで絶縁膜上面を軽くエッチングする必
要があり、この処理によって誘電体層15の上面がダメ
ージを受けるおそれもあり、キャパシタの信頼性が低下
してしまう。
【0008】さらに、図8に示す従来のキャパシタ製造
方法では、半導体素子のコンタクト部分にキャパシタ用
の誘電体層が入り込むのを防ぐために、キャパシタ用の
誘電体層15を形成した後に、MOSFET1などの素子コン
タクト孔11を形成しており、キャパシタを形成する分
だけ、リソグラフィの回数が増えて製造工程が複雑化し
てしまう。
【0009】また、図8のように、絶縁膜に孔を掘って
孔に沿ってキャパシタを形成するような構造にすると、
キャパシタの上部電極の上面に、上層の配線層につなが
るコンタクト孔を形成するのが技術的に難しくなる。そ
の理由は、キャパシタ孔の形状に形成する分、二層配線
用のコンタクト孔が深くなるためである。このため、キ
ャパシタの横側に、上層の配線層に接続するためのコン
タクト領域を設けなければならず、集積度を上げること
ができない。また、キャパシタの横側にコンタクト領域
を設けて上層の配線層と接続するようにすると、抵抗成
分が増えて高周波特性が悪くなるという問題がある。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、孔径の小さいコンタクト
孔に対しても導電材料を確実に埋め込むことができ、信
頼性および生産性に優れたキャパシタを形成することが
できる半導体製造方法と、高集積化が可能なキャパシタ
とを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、半導体基板上の第1の導電
層の上面に形成されるキャパシタと、半導体基板上の第
2の導電層を電極の一部として形成される半導体素子と
を備えた半導体装置の製造方法であって、前記第1およ
び第2の導電層の上面を含めた基板上面に絶縁層を形成
する第1の工程と、前記絶縁層の一部に、容量コンタク
ト孔を形成して前記第1の導電層を露出させ、同時に、
素子コンタクト孔を形成して前記第2の導電層を露出さ
せる第2の工程と、前記容量コンタクト孔および前記素
子コンタクト孔の内部を含めて基板上面に第3の導電層
を形成した後に、基板上面を平坦化して前記絶縁層を露
出させる第3の工程と、前記容量コンタクト孔の内部に
形成された前記第3の導電層の上面に、前記キャパシタ
の一部を構成する誘電体層を形成する第4の工程と、前
記誘電体層の上面に、前記キャパシタの上部電極となる
第4の導電層を形成し、かつ、前記素子コンタクト孔の
内部に形成された前記第3の導電層の上面に、前記第4
の導電層と同一材料からなる第5の導電層を同時に形成
する第5の工程と、を備える。
【0012】請求項2の発明は、半導体基板上の第1の
導電層の上面に形成されるキャパシタと、半導体基板上
の第2の導電層を電極の一部として形成される半導体素
子とを備えた半導体装置の製造方法であって、前記第1
および第2の導電層の上面を含めた基板上面に絶縁層を
形成する第1の工程と、前記絶縁層の一部に、容量コン
タクト孔を形成して前記第1の導電層を露出させ、同時
に、素子コンタクト孔を形成して前記第2の導電層を露
出させる第2の工程と、前記容量コンタクト孔および前
記素子コンタクト孔の内部にそれぞれ、選択的に成膜可
能な導電材料を埋め込んで第3の導電層を形成した後
に、基板上面を平坦化する第3の工程と、前記容量コン
タクト孔の内部に形成された前記第3の導電層の上面
に、前記キャパシタの一部を構成する誘電体層を形成す
る第4の工程と、前記誘電体層の上面に、前記キャパシ
タの上部電極となる第4の導電層を形成し、かつ、前記
素子コンタクト孔の内部に形成された前記第3の導電層
の上面に、前記第4の導電層と同一材料からなる第5の
導電層を同時に形成する第5の工程と、を備える。
【0013】請求項3の発明は、半導体基板上の第1の
導電層の上面に形成されるキャパシタと、半導体基板上
の第2の導電層を電極の一部として形成される半導体素
子とを備えた半導体装置の製造方法であって、表面がシ
リサイドかメタルである前記第1および第2の導電層の
上面を含めた基板上面に絶縁層を形成する第1の工程
と、前記第1の導電層上部の絶縁層の一部に、互いに分
離された複数の容量コンタクト孔を形成してそれぞれ前
記第1の導電層を露出させ、同時に、素子コンタクト孔
を形成して前記第2の導電層を露出させる第2の工程
と、前記複数の容量コンタクト孔および前記素子コンタ
クト孔の内部にそれぞれ、選択的に成膜可能な導電材料
を埋め込んで第3の導電層を形成した後に、必要に応じ
て基板上面を平坦化する第3の工程と、前記複数の容量
コンタクト孔の各内部に形成された前記第3の導電層の
上面に、前記キャパシタの一部を構成する誘電体層を形
成する第4の工程と、前記誘電体層の上面に、前記キャ
パシタの上部電極となる第4の導電層を形成するととも
に、前記素子コンタクト孔の内部に形成された前記第3
の導電層の上面に、前記第4の導電層と同一材料からな
る第5の導電層を同時に形成する第5の工程と、を備え
る。
【0014】請求項4の発明は、半導体基板上の第1の
導電層の上面に形成されるキャパシタと、半導体基板上
の第2の導電層を電極の一部として形成される半導体素
子とを備えた半導体装置の製造方法であって、前記第1
および第2の導電層の上面を含めた基板上面に絶縁層を
形成する第1の工程と、前記絶縁層の一部に、容量コン
タクト孔を形成して前記第1の導電層を露出させ、同時
に、素子コンタクト孔を形成して前記第2の導電層を露
出させる第2の工程と、前記容量コンタクト孔および前
記素子コンタクト孔の内部と基板上面とをメタル層でコ
ーティングし、前記コーティングされた孔内に十分成膜
することができる導電材料からなる第3の導電層を、C
VD法を用いて前記メタル層の上面に形成して前記容量
コンタクト孔および前記素子コンタクト孔への埋め込み
を行った後に、基板上面を平坦化して前記絶縁層を露出
させる第3の工程と、前記容量コンタクト孔の内部に形
成された前記第3の導電層の上面に、前記キャパシタの
一部を構成する誘電体層を形成する第4の工程と、前記
誘電体層の上面に、前記キャパシタの上部電極となる第
4の導電層を形成し、かつ、前記素子コンタクト孔の内
部に形成された前記第3の導電層の上面に、前記第4の
導電層と同一材料からなる第5の導電層を同時に形成す
る第5の工程と、を備える。
【0015】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の半導体装置の製造方法において、前記第2の
工程では、前記容量コンタクト孔および前記素子コンタ
クト孔の他に、前記キャパシタの下部電極を基板上面側
に引き出すための下部電極コンタクト孔を形成して前記
第1の導電層を露出させ、前記第3の工程では、前記容
量コンタクト孔、前記素子コンタクト孔および前記下部
電極コンタクト孔の内部にそれぞれ前記第3の導電層を
形成して基板上面を平坦化し、前記第5の工程では、前
記下部電極コンタクト孔の内部に形成された前記第3の
導電層の上面に、前記第4および第5の導電層と同一材
料からなる第6の導電層を形成する。
【0016】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載の半導体装置の製造方法において、前記第3の
工程では、前記第3の導電層を形成した後に、化学機械
的研磨法またはドライエッチング法により基板上面を平
坦化する。
【0017】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の半導体装置の製造方法において、前記第1の
工程では、前記第1および第2の導電層上面にシリサイ
ド層を形成した後に、このシリサイド層の上面を含めて
前記第1および第2の導電層の上面に前記絶縁層を形成
する。
【0018】請求項8の発明は、半導体基板上に形成さ
れるキャパシタにおいて、前記半導体基板上に形成され
る第1の導電層と、この第1の導電層の上面に形成され
るシリサイド層と、このシリサイド層の上面に互いに絶
縁層を挟んで分離して形成され、それぞれ同一材料から
なる第2および第3の導電層と、前記第2の導電層の上
面に形成される誘電体層と、この誘電体層の上面に形成
される前記キャパシタの上部電極配線部と、前記上部電
極配線部と分離して形成され、前記上部電極配線部と同
一材料からなり、前記第3の導電層の上面に形成される
前記キャパシタの下部電極配線部と、を備える。
【0019】請求項9の発明は、半導体基板上に形成さ
れるキャパシタにおいて、前記半導体基板上に形成され
る第1の導電層と、この第1の導電層の上面に形成され
るシリサイド層と、このシリサイド層の上面に互いに絶
縁層を挟んで分離して形成され、それぞれ同一材料から
なる複数の第2の導電層と、前記シリサイド層の上面
に、前記複数の第2の導電層のそれぞれと絶縁層を挟ん
で分離して形成される第3の導電層と、前記複数の第2
の導電層の上面に形成される誘電体層と、前記誘電体層
の上面に形成される前記キャパシタの上部電極配線部
と、前記上部電極配線部と分離して形成され、前記上部
電極配線部と同一材料からなり、前記第3の導電層の上
面に形成される前記キャパシタの下部電極配線部と、を
備える。
【0020】請求項1の発明を、例えば図1,2に対応
づけて説明すると、「第1の導電層」はポリシリコン層
3に、「第2の導電層」は電極形成領域(ドレイン領域
5とソース領域6)に、「半導体素子」はMOSFET1に、
「絶縁層」は層間絶縁膜10に、「第3の導電層」はゲ
ート電極9および配線メタル層14に、「誘電体層」は
誘電体層15に、「第4の導電層」は電極配線部17
に、「第5の導電層」は電極配線部16に、それぞれ対
応する。
【0021】請求項2の発明を、例えば図3,4に対応
づけて説明すると、「第1の導電層」はポリシリコン層
3に、「第2の導電層」は電極形成領域(ドレイン領域
5とソース領域6)に、「半導体素子」はMOSFET1に、
「絶縁層」は層間絶縁膜10に、「第3の導電層」はゲ
ート電極9および導電材料層19に、「誘電体層」は誘
電体層15に、「第4の導電層」は電極配線部17に、
「第5の導電層」は電極配線部16に、それぞれ対応す
る。
【0022】請求項3の発明を、例えば図5,6に対応
づけて説明すると、「第1の導電層」はポリシリコン層
3に、「第2の導電層」は電極形成領域(ドレイン領域
5とソース領域6)に、「半導体素子」はMOSFET1に、
「絶縁層」は層間絶縁膜10に、「第3の導電層」はゲ
ート電極9および導電材料層19に、「誘電体層」は誘
電体層15に、「第5の導電層」は電極配線部16〜1
8に、それぞれ対応する。
【0023】請求項4の発明を、例えば図7に対応づけ
て説明すると、「第1の導電層」はポリシリコン層3
に、「第2の導電層」は電極形成領域(ドレイン領域5
とソース領域6)に、「半導体素子」はMOSFET1に、
「絶縁層」は層間絶縁膜10に、「第3の導電層」は配
線メタル層14に、「メタル層」はメタル層20に、
「誘電体層」は誘電体層15に、「第4の導電層」は電
極配線部17に、「第5の導電層」は電極配線部16
に、それぞれ対応する。
【0024】請求項5の発明を、例えば図2に対応づけ
て説明すると、「第6の導電層」は電極配線部18に対
応する。
【0025】請求項8の発明を、例えば図1,2に対応
づけて説明すると、「第1の導電層」はポリシリコン層
3に、「シリサイド層」はシリサイド層9に、「絶縁
層」は層間絶縁膜10に、「第3の導電層」は配線メタ
ル層14に、「誘電体層」は誘電体層15に、「上部電
極配線部」は上部電極配線部17に、「下部電極配線
部」は下部電極配線部18に、それぞれ対応する。
【0026】請求項9の発明を、例えば図5,6に対応
づけて説明すると、「第1の導電層」はポリシリコン層
3に、「シリサイド層」はシリサイド層9に、「絶縁
層」は層間絶縁膜10に、「第3の導電層」は配線メタ
ル層14に、「誘電体層」は誘電体層15に、「上部電
極配線部」は上部電極配線部17に、「下部電極配線
部」は下部電極配線部18に、それぞれ対応する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した半導体装
置について、図面を参照しながら具体的に説明する。以
下に説明する第1〜第4の実施形態は、MOSFETなどの素
子コンタクト領域とキャパシタとを同時に形成するもの
である。
【0028】〔第1の実施形態〕図1,2は本発明に係
る半導体装置の第1の実施形態の製造工程図であり、MO
SFETなどの半導体素子とキャパシタとを隣接して形成す
る例を示している。各半導体素子はフィールド酸化膜2
で電気的に分離され、キャパシタはフィールド酸化膜2
上に形成される。
【0029】以下では、キャパシタに隣接してMOSFETを
形成する例を説明する。図1(a)はMOSFET1を形成し
た後の工程を示しており、MOSFET1に隣接して形成され
たフィールド酸化膜2の上面に、キャパシタ形成用のポ
リシリコン層3を形成する。なお、図1(a)に示すMO
SFET1は、Si基板4上に形成されたドレイン拡散層5
とソース拡散層6と、Si基板4上にゲート酸化膜7を
介して形成されたゲート電極層8aとゲート側壁8bと
を有する。
【0030】次に図1(b)に示すように、MOSFET1の
電極形成領域5,6の上面とポリシリコン層3の上面と
に、サリサイドプロセスにより、CoSi2 ,NiSi,TiSi2 ,P
tSi2 等からなるシリサイド層9を形成する。
【0031】次に、基板上面全体を層間絶縁膜10で覆
う。この層間絶縁膜10の膜厚は、例えば7000オンク゛ストーム
程度でよい。次に図1(c)に示すように、異方性エッ
チング等により層間絶縁膜10の一部を除去し、素子コ
ンタクト孔11、容量コンタクト孔12および容量下部
電極コンタクト孔13とを形成する。素子コンタクト孔
11はMOSFET1の電極形成領域5,6,8aの上面に形
成され、容量コンタクト孔12と容量下部電極コンタク
ト孔13はポリシリコン層3の上面に形成される。素子
コンタクト孔11はMOSFET1の電極を引き出すのに用い
られ、容量コンタクト孔12はキャパシタを形成するの
に用いられ、容量下部電極コンタクト孔13はキャパシ
タの下部電極を引き出すのに用いられる。これらの孔が
形成された箇所では、シリサイド層9が露出される。
【0032】次に図1(d)に示すように、各コンタク
ト孔11〜13の内壁と、その周囲の基板上面を、逆ス
パッタなどによりバリアメタル層でコーティングした
後、AlSiCuやAlCu等からなる配線メタル層14をスパッ
タ法等により成膜する。ここでは、高温スパッタ法によ
り成膜してもよい。
【0033】次に図2(a)に示すように、化学機械的
研磨法(CMP:Chemical Mechanical Polishing) やドライ
エッチング等により基板上面を平坦化する。次に、基板
上面全体に誘電体層15を形成する。誘電体層15の材
料はSi3 N4 など任意であり、SiO2 、Si3 N4 とSiO2
積層、BSTO、SrO3 、MgO2 等の酸化物でもよい。誘電体
層15の膜厚は、例えば500 オングストローム程度でよ
い。
【0034】次に図2(b)に示すように、リソグラフ
ィと異方性エッチングによりパターンニングを行い、キ
ャパシタの形成領域以外の誘電体層15を除去する。次
に図2(c)に示すように、MOSFET1とキャパシタCと
の相互配線などを目的として、AlSiCuやAlCu等の材料を
スパッタしてパターンニングを行い、MOSFET1の電極配
線部16と、キャパシタCの上部電極配線部17と、キ
ャパシタCの下部電極配線部18とを形成する。その
後、必要に応じて、2層目、3層目の配線を行う。
【0035】このように、第1の実施形態の半導体装置
は、MOSFET1などの半導体素子の素子コンタクト領域を
形成する際に、同時にキャパシタCも形成するため、リ
ソグラフィの回数が少なくなり、製造工程を簡略化でき
る。また、第1の実施形態の半導体装置は、従来のよう
に基板に形成した孔に誘電体層15を埋め込んでキャパ
シタを形成するのではなく、平坦化した基板上面に誘電
体層15を形成してその上面に上部電極を取り付けるよ
うな構造であるため、キャパシタの上部電極18の上面
に上層の配線層につながるコンタクト孔を縦積みするこ
とができ、集積度が向上するとともに、半導体装置の高
周波特性がよくなる。
【0036】〔第2の実施形態〕コンタクト孔の孔径が
小さくなると、孔の中に導電材料を埋め込むのが困難に
なるが、上述したように、タングステンWなどのCVD
法で成膜可能な金属は、孔径の小さいコンタクト孔の内
部に密着性よく選択成長できるという性質がある。そこ
で、第2の実施形態は、タングステンWなどの選択的に
成膜可能な導電材料をコンタクト孔に埋め込むものであ
る。
【0037】図3,4は半導体装置の第2の実施形態の
製造工程を示す図である。図3(a)〜(c)の工程は
図1(a)〜(c)の工程と同じであり、フィールド酸
化膜2上にキャパシタの下部電極取り出し用のポリシリ
コン層3を形成した後、ポリシリコン層3の上面とMOSF
ET1の電極形成領域の上面とにシリサイド層9を形成す
る。
【0038】次に、基板上面全体に、例えば9000オンク゛スト
ーム程度の層間絶縁膜10を形成して基板上面を平坦化
し、層間絶縁膜10の一部を異方性エッチング等により
除去して、素子コンタクト孔11、容量コンタクト孔1
2および容量下部電極コンタクト孔13を形成する。
【0039】次に、図4(a)に示すように、図3
(c)の工程で形成した孔に、タングステンWなどの選
択的に成膜可能な導電材料19を選択CVD法およびエ
ッチバック法により埋め込む。埋め込む材料は、選択的
に成膜可能な導電材料であればタングステンW以外の金
属でもよく、例えば、Wsi,Al,TiN等や、TiSi2 ,CoSi 2
等のシリサイド一般が対象となる。
【0040】次に、基板上面にCVD法やスパッタ法な
どにより誘電体層15を形成する。なお、誘電体層15
の材料は、Si3 N 4 など任意であり、その膜厚は500オンク
゛ストローム程度でよい。次に、図4(b)に示すように、リ
ソグラフィと異方性エッチングによりパターンニングを
行い、キャパシタ形成箇所以外の誘電体層15を除去す
る。次に、図4(c)に示すように、半導体素子とキャ
パシタとの相互配線などを目的として、一層目の配線層
を形成する。以後、必要に応じて二層目、三層目の配線
を行う。
【0041】このように、第2の実施形態は、各コンタ
クト孔の内部に選択的に成膜可能なタングステンW等を
埋め込んで電極を形成するため、孔径の小さいコンタク
ト孔に対しても密着性よく導電材料を埋め込むことがで
きる。
【0042】また、第2の実施形態では、タングステン
W等の高融点金属の上面に誘電体層15を形成するた
め、高温にした状態で誘電体層15を形成でき、誘電体
層15の膜厚を均一にできるとともに、緻密な膜が得ら
れる。したがって、耐圧等のキャパシタの電気的特性が
優れたものになる。
【0043】〔第3の実施形態〕タングステンWなどの
選択的に成膜可能な導電材料は一般に、孔径の大きいコ
ンタクト孔に対しては密着性が悪く、はがれなどの問題
が生じる。このため、以下に説明する第3の実施形態
は、孔径の小さいコンタクト孔を複数並べてキャパシタ
の下部電極を構成することで、実質的にコンタクト孔の
孔径を大きくしたものである。
【0044】図5,6は本発明に係る第3の実施形態の
製造工程を示す図である。図5(a),(b)の工程は
図1(a),(b)の工程と同じであるため、説明を省
略する。図5(c)では、層間絶縁膜10の一部を異方
性エッチング等により除去し、素子コンタクト孔11、
容量コンタクト孔12および容量下部電極コンタクト孔
13を形成する。容量コンタクト孔12は互いに距離を
隔てて複数形成され、各容量コンタクト孔12は、その
内部にタングステンW等が密着性よく成膜されるよう
に、コンタクト孔の孔径を小さくしている。
【0045】次に、図5(d)では、選択CVD法やド
ライエッチング法等により、各コンタクト孔11〜13
の内部にタングステンW等の選択的に成膜可能な導電材
料を埋め込んだ後、基板上面を平坦化する。次に、図6
(a)では、基板上面全体にCVD法やスパッタ法等に
より誘電体層15を形成し、その後に、リソグラフィや
異方性エッチング等により、キャパシタ形成領域以外の
誘電体層15を除去する。誘電体層15の材料はSi3 N
4 など任意であり、その膜厚は500オンク゛ストローム程度でよ
い。
【0046】次に、図6(b)では、基板上面にスパッ
タ法等によりAlSiCuやAlCu等からなる配線メタル層を形
成した後にパターンニングを行い、MOSFET1の電極配線
部16と、キャパシタの上部電極配線部17と、キャパ
シタの下部電極配線部18とを形成する。
【0047】このように、第3の実施形態は、キャパシ
タの下部電極用として、孔径の小さいコンタクト孔を複
数形成するため、各コンタクト孔にタングステンW等の
金属を密着性よく選択成長させることができる。また、
複数のコンタクト孔によりキャパシタの下部電極を構成
するため、下部電極部分の抵抗値を下げることができる
とともに、誘電体層15の面積を広くすることができ、
容量の大きいキャパシタが得られる。
【0048】図5,6では、4つの容量コンタクト孔1
2を形成する例を示したが、容量コンタクト孔12の数
は特に4つに限定されない。また、容量コンタクト孔1
2の孔径をどの程度にするかは、埋め込む導電材料の種
類との関係で設定するのが望ましい。すなわち、導電材
料が密着性よく選択成長するような孔径に設定するのが
望ましく、例えばタングステンWを選択成長させる場合
には、コンタクトサイズは例えば2μm 程度に設定すれ
ばよい。
【0049】また、キャパシタを形成するのに必要な容
量コンタクト孔12の孔径が5μm以下であれば第2の
実施形態のように容量コンタクト孔12を1つだけに
し、5μm 以上であれば第3の実施形態のように複数の
容量コンタクト孔12を設けるようにしてもよい。
【0050】〔第4の実施形態〕第4の実施形態は、バ
リアメタル層を介在させることで、タングステンW等の
導電材料の密着性を向上させたものである。
【0051】図7は本発明に係る第4の実施形態の製造
工程を示す図である。図7(a),(b)の工程は図1
(a),(b)の工程と同じであるため、説明を省略す
る。図7(c)では、層間絶縁膜10上に形成された素
子コンタクト孔11、容量コンタクト孔12、および容
量下部電極コンタクト孔13の内壁と、その周囲の基板
上面を、チタンナイトライドなどのバリアメタル層20
でコーティングした後、その上面にタングステンW等の
導電材料19をCVD成長させる。ここでは、高温Al法
を用いてもよく、あるいは、Cu層を形成してもよい。
【0052】ここで、容量コンタクト孔12等の内壁は
バリアメタル層20でコーティングされているため、タ
ングステンW等の導電材料19は、各コンタクト孔の底
面側だけでなく、側面側からも徐々に成長する。したが
って、第2の実施形態よりも各コンタクト孔11〜13
の孔径を大きくしても、タングステンW等は各コンタク
ト孔の内部に密着性よく選択成長する。
【0053】次に、図7(d)では、CMP法またはド
ライエッチング法などにより、基板上面を平坦化して層
間絶縁膜10を露出させる。次に、図7(e)では、キ
ャパシタ形成用の誘電体層15を形成した後、スパッタ
法などによりAlSiCuやAlCuなどからなる配線メタル層を
形成してパターンニングし、電極配線部16〜18を形
成する。
【0054】このように、第4の実施形態は、容量コン
タクト孔12や素子コンタクト孔11等の内壁をバリア
メタル層20でコーティングした後に、タングステンW
等の導電材料19を埋め込むため、コンタクト孔の孔径
を大きくしても、これら金属を密着性よく形成すること
ができる。したがって、第3の実施形態(図5,6)の
ように、キャパシタの下部電極を分割構造にする必要も
なくなり、半導体装置の構造を簡略化できる。
【0055】なお、バリアメタル層20は、タングステ
ンW等の導電材料19が選択成長するような材料であれ
ば、特に種類は問わない。
【0056】以上に説明した上述した第1〜第4の実施
形態では、MOSFET1の素子コンタクト領域とキャパシタ
とを同時に形成する例を説明したが、キャパシタと同時
に形成する半導体素子の種類はMOSFETに限定されず、例
えばバイポーラトランジスタなどの種々の能動素子とキ
ャパシタとを同時に形成する場合や、抵抗やコイル等の
種々の受動素子とキャパシタとを同時に形成する場合に
も本発明は適用できる。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、半導体素子の素子コンタクト領域を形成する際、
同時にキャパシタを形成するため、リソグラフィの回数
を減らすことができ、半導体製造工程を簡略化できる。
また、半導体基板に孔を掘ってキャパシタを形成するの
ではなく、基板上面に誘電体層を形成してその上面にキ
ャパシタの上部電極を形成するような構造にしたため、
キャパシタの形成領域の上面に、上層の配線層と接続す
るためのコンタクト領域を縦積みすることができ、従来
に比べて集積度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の第1の実施形態の製
造工程図。
【図2】図1に続く製造工程図。
【図3】本発明に係る半導体装置の第2の実施形態の製
造工程図。
【図4】図3に続く製造工程図。
【図5】本発明に係る半導体装置の第3の実施形態の製
造工程図。
【図6】図5に続く製造工程図。
【図7】本発明に係る半導体装置の第4の実施形態の製
造工程図。
【図8】従来のキャパシタの製造工程図。
【符号の説明】
1 MOSFET 2 フィールド酸化膜 3 ポリシリコン層 4 Si基板 5 ドレイン拡散層 6 ソース拡散層 7 ゲート酸化膜 8a ゲート電極 8b ゲート側壁 9 シリサイド層 10 層間絶縁膜 11 素子コンタクト孔 12 容量コンタクト孔 13 容量下部電極コンタクト孔 14 配線メタル層 15 誘電体層 16 素子電極配線部 17 キャパシタ上部電極配線部 18 キャパシタ下部電極配線部 19 タングステン層 20 バリアメタル層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上の第1の導電層の上面に形成
    されるキャパシタと、半導体基板上の第2の導電層を電
    極の一部として形成される半導体素子とを備えた半導体
    装置の製造方法であって、 前記第1および第2の導電層の上面を含めた基板上面に
    絶縁層を形成する第1の工程と、 前記絶縁層の一部に、容量コンタクト孔を形成して前記
    第1の導電層を露出させ、同時に、素子コンタクト孔を
    形成して前記第2の導電層を露出させる第2の工程と、 前記容量コンタクト孔および前記素子コンタクト孔の内
    部を含めて基板上面に第3の導電層を形成した後に、基
    板上面を平坦化して前記絶縁層を露出させる第3の工程
    と、 前記容量コンタクト孔の内部に形成された前記第3の導
    電層の上面に、前記キャパシタの一部を構成する誘電体
    層を形成する第4の工程と、 前記誘電体層の上面に、前記キャパシタの上部電極とな
    る第4の導電層を形成し、かつ、前記素子コンタクト孔
    の内部に形成された前記第3の導電層の上面に、前記第
    4の導電層と同一材料からなる第5の導電層を同時に形
    成する第5の工程と、を備えることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】半導体基板上の第1の導電層の上面に形成
    されるキャパシタと、半導体基板上の第2の導電層を電
    極の一部として形成される半導体素子とを備えた半導体
    装置の製造方法であって、 前記第1および第2の導電層の上面を含めた基板上面に
    絶縁層を形成する第1の工程と、 前記絶縁層の一部に、容量コンタクト孔を形成して前記
    第1の導電層を露出させ、同時に、素子コンタクト孔を
    形成して前記第2の導電層を露出させる第2の工程と、 前記容量コンタクト孔および前記素子コンタクト孔の内
    部にそれぞれ、選択的に成膜可能な導電材料を埋め込ん
    で第3の導電層を形成した後に、基板上面を平坦化する
    第3の工程と、 前記容量コンタクト孔の内部に形成された前記第3の導
    電層の上面に、前記キャパシタの一部を構成する誘電体
    層を形成する第4の工程と、 前記誘電体層の上面に、前記キャパシタの上部電極とな
    る第4の導電層を形成し、かつ、前記素子コンタクト孔
    の内部に形成された前記第3の導電層の上面に、前記第
    4の導電層と同一材料からなる第5の導電層を同時に形
    成する第5の工程と、を備えることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】半導体基板上の第1の導電層の上面に形成
    されるキャパシタと、半導体基板上の第2の導電層を電
    極の一部として形成される半導体素子とを備えた半導体
    装置の製造方法であって、 表面がシリサイドまたはメタルである前記第1および第
    2の導電層の上面を含めた基板上面に絶縁層を形成する
    第1の工程と、 前記第1の導電層上部の前記絶縁層の一部に、互いに分
    離された複数の容量コンタクト孔を形成してそれぞれ前
    記第1の導電層を露出させ、同時に、素子コンタクト孔
    を形成して前記第2の導電層を露出させる第2の工程
    と、 前記複数の容量コンタクト孔および前記素子コンタクト
    孔の内部にそれぞれ、選択的に成膜可能な導電材料を埋
    め込んで第3の導電層を形成した後に、必要に応じて基
    板上面を平坦化する第3の工程と、 前記複数の容量コンタクト孔の各内部に形成された前記
    第3の導電層の上面に、前記キャパシタの一部を構成す
    る誘電体層を形成する第4の工程と、 前記誘電体層の上面に、前記キャパシタの上部電極とな
    る第4の導電層を形成するとともに、前記素子コンタク
    ト孔の内部に形成された前記第3の導電層の上面に、前
    記第4の導電層と同一材料からなる第5の導電層を同時
    に形成する第5の工程と、を備えることを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】半導体基板上の第1の導電層の上面に形成
    されるキャパシタと、半導体基板上の第2の導電層を電
    極の一部として形成される半導体素子とを備えた半導体
    装置の製造方法であって、 前記第1および第2の導電層の上面を含めた基板上面に
    絶縁層を形成する第1の工程と、 前記絶縁層の一部に、容量コンタクト孔を形成して前記
    第1の導電層を露出させ、同時に、素子コンタクト孔を
    形成して前記第2の導電層を露出させる第2の工程と、 前記容量コンタクト孔および前記素子コンタクト孔の内
    部と基板上面とをメタル層でコーティングし、前記コー
    ティングされた孔内に十分成膜することができる導電材
    料からなる第3の導電層を、CVD法を用いて前記メタ
    ル層の上面に形成して前記容量コンタクト孔および前記
    素子コンタクト孔への埋め込みを行った後に、基板上面
    を平坦化して前記絶縁層を露出させる第3の工程と、 前記容量コンタクト孔の内部に形成された前記第3の導
    電層の上面に、前記キャパシタの一部を構成する誘電体
    層を形成する第4の工程と、 前記誘電体層の上面に、前記キャパシタの上部電極とな
    る第4の導電層を形成し、かつ、前記素子コンタクト孔
    の内部に形成された前記第3の導電層の上面に、前記第
    4の導電層と同一材料からなる第5の導電層を同時に形
    成する第5の工程と、を備えることを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記第2の工程では、前記容量コンタクト
    孔および前記素子コンタクト孔の他に、前記キャパシタ
    の下部電極を基板上面側に引き出すための下部電極コン
    タクト孔を形成して前記第1の導電層を露出させ、 前記第3の工程では、前記容量コンタクト孔、前記素子
    コンタクト孔および前記下部電極コンタクト孔の内部に
    それぞれ前記第3の導電層を形成して基板上面を平坦化
    し、 前記第5の工程では、前記下部電極コンタクト孔の内部
    に形成された前記第3の導電層の上面に、前記第4およ
    び第5の導電層と同一材料からなる第6の導電層を形成
    することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記第3の工程では、前記第3の導電層を
    形成した後に、化学機械的研磨法またはドライエッチン
    グ法により基板上面を平坦化することを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記第1の工程では、前記第1および第2
    の導電層上面とにシリサイド層を形成した後に、このシ
    リサイド層の上面を含めて前記第1および第2の導電層
    の上面に前記絶縁層を形成することを特徴とする請求項
    1〜6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】半導体基板上に形成されるキャパシタにお
    いて、 前記半導体基板上に形成される第1の導電層と、 この第1の導電層の上面に形成されるシリサイド層と、 このシリサイド層の上面に互いに絶縁層を挟んで分離し
    て形成され、それぞれ同一材料からなる第2および第3
    の導電層と、 前記第2の導電層の上面に形成される誘電体層と、 この誘電体層の上面に形成される前記キャパシタの上部
    電極配線部と、 前記上部電極配線部と分離して形成され、前記上部電極
    配線部と同一材料からなり、前記第3の導電層の上面に
    形成される前記キャパシタの下部電極配線部と、を備え
    ることを特徴とするキャパシタ。
  9. 【請求項9】半導体基板上に形成されるキャパシタにお
    いて、 前記半導体基板上に形成される第1の導電層と、 この第1の導電層の上面に形成されるシリサイド層と、 このシリサイド層の上面に互いに絶縁層を挟んで分離し
    て形成され、それぞれ同一材料からなる複数の第2の導
    電層と、 前記シリサイド層の上面に、前記複数の第2の導電層の
    それぞれと絶縁層を挟んで分離して形成される第3の導
    電層と、 前記複数の第2の導電層の上面に形成される誘電体層
    と、 前記誘電体層の上面に形成される前記キャパシタの上部
    電極配線部と、 前記上部電極配線部と分離して形成され、前記上部電極
    配線部と同一材料からなり、前記第3の導電層の上面に
    形成される前記キャパシタの下部電極配線部と、を備え
    ることを特徴とするキャパシタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100801076B1 (ko) * 2006-02-28 2008-02-11 삼성전자주식회사 반도체 소자 및 그 제조 방법

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