JPH1166847A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH1166847A
JPH1166847A JP9216691A JP21669197A JPH1166847A JP H1166847 A JPH1166847 A JP H1166847A JP 9216691 A JP9216691 A JP 9216691A JP 21669197 A JP21669197 A JP 21669197A JP H1166847 A JPH1166847 A JP H1166847A
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Naoharu Shinozaki
直治 篠崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】出力回路の出力タイミングを外部クロックに対
して所定の位相差に維持し、且つ内部回路のパイプライ
ン制御の動作マージンを十分確保する。 【解決手段】出力回路からの出力信号のタイミングを外
部クロックに対して所定の位相差に制御する為に、最終
のパイプラインゲートの後段に、遅延回路18を挿入す
る。この遅延回路の遅延時間は、出力信号のタイミング
が外部クロックに対して所定の位相差に制御される様に
制御される。この遅延回路の遅延制御は、外部クロック
と所定の位相差を持つレファレンスクロックと、ダミー
遅延回路等により生成された出力信号と同じタイミング
のクロックとを同位相にするデレイド・ロック・ループ
回路により制御される。この遅延回路は、出力端子のハ
イインピーダンス制御が遅延することなく行われる様
に、デレイド・ロック・ループ回路からの遅延制御信号
にかかわらず維持される少なくとも1つのパスを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SDRAM(Sync
hronous Dynamic Randum Access Memory)等の外部クロ
ックに同期して内部回路が動作し、外部クロックと所定
の位相差で出力回路が出力する半導体集積回路装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータシステムにおけるC
PUのクロックの高速化に伴い、主記憶装置として使用
されるDRAMのアクセス速度は益々高速化する傾向に
ある。かかる高速化に対応するDRAMとして、外部か
ら与えられるクロックに同期して内部回路がパイプライ
ン動作を行い、内部回路の平行動作により見かけ上のア
クセス時間を短縮したシンクロナスDRAM(以下単に
SDRAMと称する。)が開発されている。
【0003】このSDRAMは、例えばコラムアドレス
信号を外部クロックに同期して入力し、数クロック後に
出力回路からデータ等の出力信号を出力する。その内部
の構成は、例えば、コラムアドレスバッファからデータ
出力回路までのコラム系の回路を複数段の回路に分割
し、その回路間にパイプラインゲートを設け、そのパイ
プラインゲートを外部クロックと所定の位相差を持つ内
部クロックで開閉制御する。
【0004】上記したパイプライン構造のSDRAMに
おいて、システム側の要求から、外部クロックに対して
所定の位相差のタイミングでデータ等の出力信号を出力
することが求められている。この要求は、出力データ信
号のアクセス・ホールドタイムのグレーゾーンを限りな
く0に近づけるためである。この要求に応じる為に、S
DRAMでは、内部クロックの位相を外部クロックと所
定の位相差になる様に制御する。その結果、コラムアド
レスが入力されてから数クロック後の外部クロックから
所定の位相差のタイミングでデータ信号が出力されるこ
とを可能にする。かかる動作にすることで、システム側
は、短い周期の外部クロックに対しては早いタイミング
でメモリの出力信号を入力することができ、また長い周
期の外部クロックに対しては遅いタイミングでメモリの
出力信号を入力することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パイプ
ライン構成されたそれぞれの内部回路の遅延特性は、外
部クロックの周期にかかわらずほぼ固定であるのに対し
て、内部クロックのタイミングは外部クロックの周期に
依存する。従って、外部クロックの周期が極端に長い場
合や短い場合は、内部回路の出力のタイミングとパイプ
ラインゲートを開閉制御する内部クロックのタイミング
とのアンバランスが生じて、内部回路の動作マージンを
確保することができない場合があるという問題を招く。
【0006】従来からパイプライン構成された複数の内
部回路の間とその内部回路と最終段の出力回路との間の
パイプラインゲートは、共通の内部クロックで制御され
ていた為に、出力回路の手前のパイプラインゲートの開
くタイミングを、外部クロックから所定の位相差にした
結果、内部回路の動作マージンがとれなくなるのであ
る。
【0007】そこで、本発明の目的は、外部クロックの
周期がどのような長さであっても、パイプライン構成の
内部回路の動作マージンを確保することができ、且つ出
力回路の出力信号のタイミングを外部クロックから所定
の位相差にすることができる半導体集積回路装置を提供
することにある。
【0008】更に、本発明の別の目的は、与えられる外
部クロックの周期に応じて出力回路の出力信号のタイミ
ングを外部クロックから所定の位相差に維持することが
でき、しかもパイプライン構造の内部回路の動作を正常
に保障することができる半導体記憶装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明は、内部回路のパイプライン制御は、外部ク
ロックからの所定の位相差に依存しないタイミングの内
部クロックにより行う。そして、出力回路からの出力信
号のタイミングを外部クロックに対して所定の位相差に
制御する為に、最終のパイプラインゲートの後段に、遅
延回路を挿入する。この遅延回路の遅延時間は、出力信
号のタイミングが外部クロックに対して所定の位相差に
制御される様に制御される。
【0010】この遅延回路の遅延制御は、外部クロック
と所定の位相差を持つレファレンスクロックと、ダミー
遅延回路等により生成された出力信号と同じタイミング
のクロックとを同位相にするデレイド・ロック・ループ
回路により生成された遅延制御信号により制御される。
【0011】この遅延回路は、最終段のパイプラインゲ
ートの後段と最終出力回路との間に挿入されるので、出
力端子のハイインピーダンス制御が遅延することなく行
われる様に、デレイド・ロック・ループ回路からの遅延
制御信号にかかわらず維持される少なくとも1つのパス
を有する。
【0012】更に、遅延回路は、出力信号がLレベルか
らHレベルに変化するタイミングを所定の位相差に制御
する第一の遅延制御信号と、出力信号がHレベルからL
レベルに変化するタイミングを所定の位相差に制御する
第二の遅延制御信号とを、出力データに応じて切り替え
る構成を有する。
【0013】本発明は、パイプライン動作する複数段の
内部回路と、前記内部回路に接続され前記外部クロック
と所定の位相差で出力信号を出力する出力回路とを有す
る半導体集積回路において、前記内部回路間及び前記内
部回路と出力回路との間に設けられ、内部クロックで開
閉が制御されるパイプラインゲートと、前記内部回路と
出力回路間に設けられた最終段のパイプラインゲートの
後段に設けられ、前記所定の位相差で前記出力信号が出
力される遅延時間を有する遅延回路とを有することを特
徴とする。
【0014】更に、本発明は、コラムアドレス信号を与
えられ、パイプライン動作する複数段のコラム系内部回
路と、前記コラム系内部回路に接続され前記外部クロッ
クと所定の位相差でデータ出力信号を出力する出力回路
とを有する半導体記憶装置において、前記コラム系内部
回路の間及び前記コラム系内部回路と出力回路との間に
設けられ、前記外部クロックに対して前記出力回路の遅
延時間に相当する時間だけ進んだ位相を有する内部クロ
ックで開閉が制御されるパイプラインゲートと、前記コ
ラム系内部回路と出力回路との間に設けられた最終段の
パイプラインゲートの後段に設けられ、前記所定の位相
差に対応する遅延時間を有する遅延回路とを有すること
を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例に
ついて図面に従って説明する。しかしながら、かかる実
施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
【0016】図1は、パイプライン構造の内部回路の例
を示す図である。この例では、外部クロック入力端子1
0に外部クロックCLKが入力され、その外部クロック
のタイミングで初段のパイプライン回路12が動作す
る。内部クロックclkは、例えば外部クロックCLK
から所定の位相差を持ち、初段のパイプライン回路12
と二段目のパイプライン回路14との間のパイプライン
ゲート13と、二段目パイプライン回路14と出力回路
16との間のパイプラインゲート15とに与えられて、
それらのゲートの開閉のタイミングを制御する。三段目
のパイプライン回路が出力回路16であり、その出力信
号DQは出力端子17から出力される。尚、内部クロッ
クclkは、図示しない内部クロック生成回路により生
成される。
【0017】図2は、図1のタイミングチャートを示す
図である。この例では、例えば外部クロックCLKの周
期が6nsと短い場合の例である。図1の内部回路にお
いて、外部クロックCLK1の立ち上がりのタイミング
で初段のパイプライン回路12が動作し、その出力信号
S12は図示されるタイミングで立ち上がるとする。一
方、内部クロックclkは、それぞれ外部クロックCL
Kとは所定の位相差、即ち、出力信号DQが外部クロッ
クCLKに対して2ns遅延する様に制御された遅延タ
イミングt1を有する。そこで、第一のパイプラインゲ
ート13は、2番目の外部クロックCLK2から所定の
位相遅延した内部クロックclk2の立ち上がりのタイ
ミングで開かれ、出力S12が2段目のパイプライン回
路14に供給される。従って、2段目のパイプライン回
路14は内部クロックclk2の立ち上がりのタイミン
グで動作を開始し、所定の遅延後にその出力信号S14
が図示される通り立ち上がる。更に、3番目の外部クロ
ックCLK3から所定の位相遅延した内部クロックcl
k3の立ち上がりのタイミングで、その出力信号S14
が最終段の出力回路16に供給される。
【0018】出力回路16は、2段目のパイプライン回
路14の出力信号S14を与えられてから出力信号DQ
を生成するまで遅延時間t2を要する。そして、外部ク
ロックCLK3と内部クロックclk3との遅延時間を
t1とすると、遅延時間(t1+t2)が外部クロック
CLKの周期の120度分の周期に対応する時間になる
ように設定される。即ち、内部クロックclkは、厳密
には出力回路16の遅延時間t2を含めて、外部クロッ
クCLKから120度の位相差を持つクロックとなる。
【0019】さて、図1の内部回路例において、初段の
パイプライン回路12の出力信号S12は、1番目の外
部クロックCLK1の立ち上がりからその動作遅延時間
tpipe1 後に生成される。このタイミングは、1番目の
外部クロックCLK1に対応する内部クロックclk1
の立ち下がりより十分な動作マージンta後であり、ま
た、2番目の外部クロックCLK2に対応する内部クロ
ックclk2の立ち上がりよりも前である。従って、パ
イプラインゲート13では、正常に出力信号S12が2
段目のパイプライン回路14に転送される。
【0020】図3は、図1のタイミングチャートの他の
例を示す図である。この例では、外部クロックCLKの
周期が、例えば12nsと図2の例の倍の長さである。
SDRAMでは、外部クロックCLKの周期が長ければ
それに応じてデータ出力DQの出力タイミングも遅いこ
とが要求される。即ち、常に外部クロックCLKから一
定の位相差(120度)を維持する様に要求される。そ
の結果、図3のタイミングチャートの例では、内部クロ
ックclkは、外部クロックCLKからかなり遅れたク
ロックとなる。即ち、その遅れ時間は図中のt1’とな
る。
【0021】一方、初段のパイプライン回路12の動作
遅延特性tpipe1 は、外部クロックCLKの周期にかか
わらず固定である。従って、初段のパイプライン回路1
2の出力信号S12は、1番目の外部クロックCLK1
に対応する内部クロックclk1の立ち下がり近辺で立
ち上がることになる。出力信号S12は、上記した通り
2番目の外部クロックCLK2に対応した内部クロック
clk2の立ち上がりで、2段目のパイプライン回路1
4に転送されるべきであるが、上記の動作マージンta
はほとんど0になり、内部クロックclk1のタイミン
グで転送される誤動作を招くおそれがある。外部クロッ
クCLKが更に遅くなると、その誤動作の確率は高くな
る。
【0022】図1に示されたパイプライン構造の内部回
路は、外部クロックCLK1のタイミングで初段の回路
12が動作し、内部クロックclk2のタイミングで2
段目の回路14が動作し、更に、内部クロックclk3
のタイミングで最終段の出力回路16が動作することで
パイプライン動作を行う。しかし、図3の如く外部クロ
ックCLKの周期が長くなることに伴い、上記のパイプ
ライン動作が正常に行われなくなる。
【0023】図4は、本発明に従う実施の形態例の回路
例を示す図である。図1と対応する部分には同じ引用番
号を付している。パイプライン構成の内部回路は、初段
の回路12、2段目の回路14、最終段の出力回路16
と、それらの間のパイプラインゲート13,15とが設
けられ、更に、最終段の出力回路16とその前の内部回
路14との間のパイプラインゲート15の後段に、所定
の位相差を生成する遅延回路18が設けられる。そし
て、外部クロックCLKを入力し、外部クロックCLK
に対して前記出力回路の遅延時間に相当する時間だけ進
んだ位相を有する内部クロックclkを生成する内部ク
ロック生成回路19が設けられる。
【0024】尚、内部クロックclkは、それに限定さ
れずに例えば固定時間遅延したクロックでも良い。即
ち、内部クロックclkは、1段目の内部回路12が動
作中で、該回路から出力信号S12が出力される前のタ
イミングでパイプラインゲート13及び15を閉じるよ
うなタイミングを有していれば良い。
【0025】図5は、図4の回路のタイミングチャート
を示す図である。この例では、図2と同様に外部クロッ
クCLKの周期が6nsの様に短い例である。内部クロ
ック生成回路19により、内部クロックclkは、外部
クロックCLKに対して前記出力回路の遅延時間に相当
する時間だけ進んだ位相を有するように生成される。
【0026】初段のパイプライン回路12は、外部クロ
ックCLK1の立ち上がりに同期した動作を開始する。
その結果、パイプライン回路12の出力信号S12は、
その動作遅延時間tpipe1 後に立ち上がる。一方、内部
クロックclk1は、出力信号S12が立ち上がるより
も十分前に立ち下がるので、内部クロックclk1の立
ち下がりから出力信号S12の立ち上がりまで、十分な
動作マージンtaを確保することができる。
【0027】内部クロックclk2の立ち上がりにより
パイプラインゲート13が導通し、出力信号S12が2
段目のパイプライン回路14に供給される。従って、2
段目のパイプライン回路14は、内部クロックclk2
の立ち上がりに同期して動作を開始する。そして、その
出力信号S14は、内部クロックclk3の立ち上がり
に同期して導通するパイプラインゲート15を介して遅
延回路18に供給される。
【0028】遅延回路18は、内部クロックclk3の
立ち上がりのタイミングで供給された出力信号S14を
所定の遅延時間t10後に、出力信号S18として最終
段の出力回路16に転送する。この遅延時間t10は、
外部クロックCLK3の立ち上がりから外部クロックC
LKの120度分の位相遅れをもって最終の出力信号D
Qが出力される様に設定される。この例では、出力回路
16の動作遅延時間がt2であり、その時間t2と内部
クロックと外部クロックとの位相差の時間とがほぼ等し
い場合である。従って、遅延回路18の遅延時間t10
は、外部クロックCLKの位相の120度分の遅延と一
致している。
【0029】外部クロックCLKと内部クロックclk
との間に図5のような位相差を設けた場合、前述の様
に、1段目の内部回路12の出力信号S12が立ち上が
るタイミングより十分前に内部クロックclk1よりパ
イプラインゲート13を閉じることができる。その反
面、内部クロックclkをこのようなタイミングとし、
図4のような遅延回路18を設けないと、外部クロック
CLKが立ち上がるのと同時に出力回路16から出力デ
ータDQが出力されてしまう。そこで、遅延時間t10
を有する遅延回路18を設けて外部クロックCLKの立
ち上がりタイミングに対して所定の位相差(120度の
遅延)で出力データDQを出力できるようにしている。
【0030】そして、内部クロックclkの立ち上がり
タイミングを外部クロックCLKの立ち上がりタイミン
グよりも出力回路16における遅延時間t2分だけ進め
ること、及び内部クロックclkの立ち上がりタイミン
グよりもt10+t2だけ遅れたタイミングで出力デー
タDQを出力するように制御することは、後述するディ
レイドロックループ回路により正確に行うことができ
る。従って、本実施の形態例によれば、出力データの出
力タイミングを外部クロックCLKの立ち上がりタイミ
ングから正確に120度の位相だけ遅れたタイミングに
することができる。
【0031】図6は、図4の回路のタイミングチャート
の他の例を示す図である。この例では、外部クロックC
LKの周期が12nsと長い例である。図3に示した例
では、初段のパイプライン回路12の動作マージンta
がほとんどなくなってしまったが、この例では、外部ク
ロックCLKの周期が長くなっても、内部クロックcl
k1の発生するタイミングが遅くなることはない。従っ
て、内部クロックclk1が立ち下がってから十分な動
作マージンtaをもって、パイプライン回路12の出力
S12が生成される。そして、その後の内部クロックc
lk2の立ち上がりに同期してパイプラインゲート13
が導通し、出力信号S12が2段目のパイプライン回路
14に供給される。
【0032】そして、最終段のパイプラインゲート15
は、2番目の内部クロックclk2の立ち上がりで導通
し、2段目のパイプライン回路14の出力信号S14が
遅延回路18に与えられる。遅延回路18は、その信号
S14を、3番目の内部クロックclk3の立ち上がり
から遅延時間t10後に出力信号S18として最終段の
出力回路16に与える。
【0033】上記の遅延回路18は、最終段のパイプラ
インゲート15の後段であればどこに挿入されても良
い。但し、出力回路16の出力と出力端子17との間は
できるだけ内部の遅延回路は設けないほうが好ましい。
従って、遅延回路18は、出力回路16と最終段のパイ
プラインゲート15との間、若しくは、出力回路16の
内部に設けるのが好ましい。
【0034】上記した通り、本実施の形態例では内部の
パイプライン構成されたパイプライン回路間のゲートの
制御は、外部クロックに対して出力回路16の遅延時間
に相当する時間だけ進んだ位相を有する内部クロックc
lkを利用する。従って、外部から与えられる外部クロ
ックCLKの種類にかかわらず、内部回路のパイプライ
ン動作が保障される。一方、システム側が生成する外部
クロックから所定位相後に出力信号DQを生成するとい
う要求に答える為に、最終パイプラインゲートの後段
に、遅延回路を挿入し、最終的な出力信号DQが規格通
りの位相差をもって出力されるような遅延時間を生成す
る。この遅延時間は外部クロックCLKの周期に依存し
て変化するので、SDRAMの規格に整合することがで
きる。
【0035】次に、具体的にSDRAMに上記の回路が
適用された場合について説明する。図7は、上記した回
路がSDRAMに適用された場合の具体例を示す図であ
る。この例では、コラム系の回路20がパイプライン構
成される。共通のアドレス端子Addから行アドレスと
コラムアドレスとが供給されるが、最初の外部クロック
に同期して供給された行アドレスは、行アドレスバッフ
ァ23に取り込まれ、増幅され、行デコーダ24に供給
される。行デコーダ24により選択されたワード線WL
が駆動され、メモリセル26が選択される。メモリセル
26のデータはビット線BL,/BLの一方に出力さ
れ、他方のレファレンス電圧と共に、センスアンプ27
で増幅される。ここまでが、行アドレス側の回路の動作
である。
【0036】その後、列アドレスが外部クロックCLK
に同期してアドレス端子Addに供給され、コラムアド
レスバッファ28で増幅される。そのアドレス信号はコ
ラムデコーダ29でデコードされ、センスアンプ27の
うち選択されたセンスアンプがデータバス線対DB,/
DBに接続される。そして、データバス線対DB,/D
Bのデータが、データバスアンプ30で更に増幅され
る。コラム系の回路20のうち、ここまでの回路が例え
ば図4の初段のパイプライン回路12に対応する。
【0037】外部クロックCLKは、一旦クロック入力
バッファ21で増幅されてから、内部クロック生成回路
であるDLL(Delayed Lock Loop 、デレイド・ロック
・ループ) 回路22に与えられる。DLL回路22で
は、外部クロックに対して出力回路16の遅延時間に相
当する時間だけ進んだ位相を有する内部クロックclk
が生成される。即ち、内部クロックclkは、外部クロ
ックの周期に依存しない遅延タイミングを有する。この
DLL回路の具体的構成については、例えば、平成8年
12月19日に出願された特願平8−339988に示
される通りである。
【0038】内部クロックclkは、パイプラインゲー
ト13に供給され、内部クロックclkに同期してパイ
プラインゲート13が開かれる。更に、データバスコン
トロール回路31は、図4の第二段のパイプライン回路
14に対応し、所定の制御動作が行われる。そして、更
にパイプラインゲート15が内部クロックclkに同期
して開かれ、データバスコントロール回路31の出力信
号が遅延回路18に与えられる。そして、遅延回路18
で、外部クロックCLKの位相の120度分に対応した
遅延が生成され、その遅延した読み出しデータが出力デ
ータバッファ32からデータ出力端子DQに出力され
る。
【0039】遅延回路18の遅延制御は、位相比較回路
36、その位相比較結果により遅延制御信号S38を生
成する遅延制御回路38、内部クロックclkを遅延回
路18と同様に遅延させるダミー遅延回路40、出力デ
ータバッファ32と同等の遅延を有するダミー出力回路
41及び入力バッファと同等の遅延時間を有するダミー
入力バッファ211から構成されるDLL回路により行
われる。位相比較回路36には、レファレンス信号とし
て、外部クロックCLKを120度の位相分遅延したク
ロックclkaが入力され、また、内部クロックclk
をダミー遅延回路40とダミー出力回路41とダミー入
力バッファ211とで遅延したクロックclkbが被制
御クロックとして入力される。従って、クロックclk
bは、実質的に出力DQのタイミングと同じタイミング
を有する。尚、必要に応じて、クロックclkaは、内
部クロックclkを120度位相遅延させた後に、例え
ば4分の1に分周させたクロックであっても良い。
【0040】位相比較回路36では、入力される両クロ
ックclka,clkbの位相状態を検出し、その検出
信号S36を遅延制御回路S38に供給する。遅延制御
回路S38では、検出信号S36に従って、クロックc
lkbがレファレンスクロックclkaに対して進み状
態の時は、そのクロックをclkbを遅らせる様にダミ
ー遅延回路40の遅延時間を長くする様な遅延制御信号
S38を生成する。また、クロックclkbがレファレ
ンスクロックclkaに対して遅れ状態の時は、そのク
ロックclkbを進ませる様にダミー遅延回路40の遅
延時間を短くする様な遅延制御信号S38を生成する。
その結果、ダミー入力バッファ211の出力であるクロ
ックclkbは、レファレンスクロックclkaと位相
が同期する様に制御される。
【0041】一方、遅延回路18は、ダミー遅延回路4
0と同じ遅延制御信号S38によりその遅延量が制御さ
れるので、出力データバッファ32から出力データ端子
DQに出力されるデータのタイミングは、ダミー出力回
路41の出力のクロックclkb2と同じタイミングを
有する。レファレンスクロックclkaは、外部クロッ
クCLKに対して120度の位相分だけ遅延していて、
内部クロックclkは外部クロックに対して出力回路1
6の遅延時間に相当する時間だけ進んだ位相を有する。
従って、出力データ端子DQから出力されるデータのタ
イミングは、外部クロックCLKから120度分の位相
遅れとなることが理解される。
【0042】図8は、遅延回路18と入出力データバッ
ファ32の具体的回路を示す図である。この例では、入
出力データバッファ32が、ラッチ回路の部分32Aと
出力端子駆動回路の部分32Bとに分けられ、その間に
遅延回路18が挿入される。
【0043】2段目のパイプライン回路に該当するデー
タバス制御回路31には、出力データ42が、NAND
ゲート43とNORゲート44とを介してPチャネル用
駆動信号42PとNチャネル用駆動信号42Nとに分け
られる。また、NANDゲート43とNORゲート44
とには、他方の入力としてハイインピーダンス制御信号
Hzが与えられる。通常の読み出し時では、ハイインピ
ーダンス制御信号Hzは、Hレベルであり、NANDゲ
ート43及びNORゲート44は出力データ42を反転
して、Pチャネル用駆動信号42PとNチャネル用駆動
信号42Nとを生成する。また、スタンバイ時では、ハ
イインピーダンス制御信号HzはLレベルになり、NA
NDゲート43の出力を強制的にHレベルにし、NOR
ゲート44の出力を強制的にLレベルにする。従って、
Pチャネル用駆動信号42PとNチャネル用駆動信号4
2Nとは強制的にそれぞれHレベル、Lレベルになる。
【0044】パイプラインゲート15では、内部クロッ
クclkがインバータ45と46を介してそれぞれのC
MOSトランスファーゲート47,48,49,50に
与えられる。従って、内部クロックclkがHレベルに
なるとき、それらのゲートが開き、Pチャネル用駆動信
号42PとNチャネル用駆動信号42Nとが出力データ
バッファ32Aに供給される。
【0045】出力データバッファのラッチ部32Aに
は、インバータ51,52からなるラッチ回路とインバ
ータ53,54からなるラッチ回路とを有する。従っ
て、Pチャネル用駆動信号42PとNチャネル用駆動信
号42Nとは、これらのラッチ回路でそれぞれラッチさ
れる。
【0046】遅延回路18は、Pチャネル用駆動信号4
2Pを遅延する遅延回路18Pと、Nチャネル用駆動信
号42Nを遅延する遅延回路18Nとを有する。Pチャ
ネル用駆動信号42Pを遅延する遅延回路18Pは、常
に導通状態にあるCMOSトランスファーゲート60
と、遅延制御信号1z,2z...で導通制御されるC
MOSトランスファーゲート62,64,66とを有す
る。インバータ61,63,65は、遅延制御信号1z
等を反転する。一方、Nチャネル用駆動信号42Nを遅
延する遅延回路18Nは、常に導通状態にあるCMOS
トランスファーゲート70と、遅延制御信号1z’,2
z’...で導通制御されるCMOSトランスファーゲ
ート72,74,76とを有する。インバータ71,7
3,75は、遅延制御信号1z’等を反転する。
【0047】上記の遅延回路18は、遅延制御信号が全
てLレベルの時は、ゲート60,70のみが導通し、そ
の抵抗値は最大となり、遅延時間最大となる。一方、遅
延制御信号のHレベルが増えるに従い、ゲート60,7
0に加えて、他のゲートも導通するので、その抵抗値は
低くなり、遅延時間は短くなる。遅延制御回路38の遅
延制御信号S38は、上記制御信号1z,2z...1
z’,2z’...である。遅延制御回路38は、位相
比較回路36の位相比較結果信号S36に応じて、クロ
ックclkbがクロックclkaに位相同期する様に、
遅延制御信号を生成する。
【0048】図9は、図8の遅延回路18の変形例を示
す図である。図8と同じ部分には同じ引用番号を付して
いる。この例では、それぞれのトランスファーゲートに
直列に抵抗r0,r1,r2,r3...r10,r1
1,r12,r13...を挿入する。こうすることに
より、CMOSトランスファーゲート以上の十分な遅延
時間の変化を生成することができる。
【0049】図10は、遅延制御回路38の回路図であ
る。この図には、遅延制御回路38の一部分が示され、
説明の都合上、遅延回路の制御信号1z〜6zが示され
ている。この遅延制御回路38には、位相比較回路36
からの検出信号A〜Dが与えられ、信号A,Bにより制
御信号のHレベル(右側)とLレベル(左側)の境界が
右側にシフトされ、信号C、Dにより制御信号のHレベ
ル(右側)とLレベル(左側)の境界が左側にシフトさ
れる。即ち、信号A、Bにより遅延量を増やしてクロッ
クclkbをより遅らせる制御信号を生成し、信号C、
Dにより遅延量を減らしてクロックclkbをより進ま
せる制御信号を生成する。
【0050】遅延制御回路38の各段は、例えば1段目
では、NANDゲート612 とインバータ613 からなるラ
ッチ回路をそれぞれ有する。また、検出信号A〜Dによ
りラッチ回路612 、613 の状態を強制的に反転させるト
ランジスタ614 、615 を有する。トランジスタ616 、61
7 は、反転の対象外の場合にトランジスタ614、615 によ
ってはラッチ回路が反転されないようにする為に設けら
れる。2段目〜6段目の回路も同様の構成である。これ
らのトランジスタは全てNチャネル型である。
【0051】今仮に、1段目から3段目の制御信号1z
〜3zがHレベルの状態であるとする。4段目以降の左
側の制御信号4z〜は全てLレベルの状態にある。各段
のラッチ回路の状態は、図10にH、Lで示される通り
である。即ち、1段目から3段目までは、ラッチ回路
は、NAND出力がHレベルでインバータ出力がLレベ
ルであるのに対して、4段目から6段目では、ラッチ回
路は、NAND出力がLレベルでインバータ出力がHレ
ベルである。従って、グランドに接続されているトラン
ジスタは、617 、627 ,637 ,647 ,646 ,656 ,666
がそれぞれ導通状態にある。即ち、ラッチ状態の境界の
両側にある4段目の回路のトランジスタ647 と3段目の
トランジスタ636 が導通状態にあり、検出信号Bまたは
Cによりそのラッチ状態が反転可能な状態になってい
る。
【0052】そこで、仮に、検出信号CにHレベルが与
えられると、トランジスタ645 が導通し、インバータ64
3 の出力が強制的にHレベルからLレベルに駆動され
る。その為、NANDゲート642 の出力もLレベルから
Hレベルに切り換えられ、その状態がラッチされる。N
ANDゲート642 の出力がHレベルになることで,イン
バータ640 の出力4zはLレベルからHレベルになる。
その結果、遅延制御信号のHレベルは、1z〜3zから
1z〜4zにシフトする。図8,9で説明した通り、H
レベルの遅延制御信号が増加することで、遅延回路の導
通する並列のゲートの数が多くなり、遅延回路の遅延時
間は短くなるように制御される。即ち、クロックclk
bをより進める様に制御される。
【0053】一方、仮に、検出信号BにHレベルが与え
られると、上記の同様の動作により、3段目のラッチ回
路のNANDゲート632 の出力がLレベルに強制的に切
り換えられ、インバータ633の出力はHレベルに切り
換わる。その結果、遅延制御信号3zがLレベルにな
る。これにより、遅延制御信号のHレベルが減少し、遅
延回路の導通する並列のゲート数が少なくなり、遅延回
路の遅延時間は長くなるなるように制御される。即ちク
ロックclkbはより遅れる様に制御される。
【0054】更に、出力5zと4zとの間または出力4
zと3zとの間にHレベルとLレベルの境界ができる
と、今度は、検出信号AまたはDによりHレベルとLレ
ベルの境界がそれぞれ右側または左側にシフト制御され
る。即ち、検出信号A,BはHレベルの出力を減らす様
にシフト制御し、検出信号C、DはHレベルの出力を増
やす様にシフト制御する。更に、検出信号A,Dは、出
力2z,4z,6zまでHレベルの状態の時にシフト制
御し、検出信号B、Cは出力1z,3z,5zまでがH
レベルの時にシフト制御する。
【0055】図11は、位相比較回路36の詳細回路図
である。この位相比較回路36には、クロックclkb
が与えられる入力端子とクロックclkaが与えられる
レファレンスクロック端子の両方のクロックの位相の関
係を検出する位相検出部51を有する。この位相検出部
51は、ラッチ回路を2つ有し、クロックclkaに対
してクロックclkbの位相が、(1)一定時間以上進
んでいる場合、(2)一定時間内程度の位相差の関係に
ある場合、及び(3)一定時間以上遅れている場合を検
出する。検出出力n1〜n4の組み合わせにより上記3
つの状態が検出される。
【0056】サンプリングパルス発生部52は、2つの
クロックclkbとclkaが共にHレベルになる時に
サンプリング信号をノードn9に出力する。サンプリン
グラッチ回路部53は、サンプリング信号n9により、
検出出力n1〜n4をサンプリングゲート508 〜511 に
よりサンプリングし、NAND512 、513 及び514 、51
5 からなるラッチ回路でラッチする。従って、サンプリ
ング時の検出出力n1〜n4がノードn5〜n8にそれ
ぞれラッチされる。
【0057】2分の1分周回路54は、両クロックcl
ka、clkbが共にHレベルになる時をNANDゲー
ト520 で検出し、その検出パルスn10を2分の1分周
して、逆相のパルス信号n11とn12とを生成する。
デコード部55は、サンプリングラッチされたノードn
5〜n8の信号をデコードして、クロックclkbがレ
ファレンスクロックのclkaより遅れている時はダイ
オード536 の出力をHレベルにし、両クロックの位相が
一致している時はダイオード536 と540 の出力を共にL
レベルにし、更にクロックclkbがレファレンスクロ
ックのclkaより進んでいる時はダイオード540 の出
力をHレベルにする。出力回路部56は、デコード部5
5の出力に応じて、逆相パルス信号n11とn12に応
答して、検出信号A〜Dを出力する。検出信号A〜D
は、既に説明した通り遅延制御回路38の状態を制御す
る。
【0058】図12は、図11の動作を示すタイミング
チャート図である。この図では、クロックclkbがレ
ファレンスクロックclkaより遅れている状態、両ク
ロックの位相が一致している状態、そしてクロックcl
kbがレファレンスクロックclkaより進んでいる状
態を順に示している。即ち、サンプリングパルスn9が
S1,S2の時は、クロックclkbが遅れているの
で、それが検出され、パルスn12に応答して検出信号
CがHレベルで出力され、またパルスn11に応答して
検出信号DがHレベルで出力され、クロックclkbが
進む様に制御される。サンプリングパルスがS3の時
は、位相が一致して検出信号A〜Dは全てLレベルとな
る。更に、サンプリングパルスS4,S5,S6の時
は、クロックclkbが進んでいるので、それが検出さ
れ、パルスn11に応答して検出信号Bが或いはパルス
n12に応答して検出信号AがそれぞれHレベルにな
り、クロックclkbが遅れる様に制御される。
【0059】上記の動作を以下に順番に説明する。
【0060】[サンプリングパルスS1]この期間で
は、クロックclkbが遅れているので、両クロックc
lkb,clkaが共にLレベルの状態から、クロック
clkaが先にHレベルになり、ノードn2がLレベ
ル、ノードn1がHレベルでラッチされる。NAND及
びインバータ500 は、クロックclkaを一定時間遅ら
せる遅延エレメントであり、NAND503 、504 でも同
様にノードn3=Hレベル、ノードn4=Hレベルがラ
ッチされる。そこで、サンプリング発生部52にて、両
クロックclka,clkbが共にHレベルになるタイ
ミングから、遅延回路506 の遅延時間分の幅を持つサン
プリングパルスn9が生成され、位相比較部51でのラ
ッチ状態がサンプリングされ、ラッチ部53でそのラッ
チ状態がラッチされる。即ち、ノードn1〜n4の状態
がノードn5〜n8に転送される。
【0061】そして、両クロックclka,clkbが
共にHレベルになるタイミングでパルスn10が生成さ
れる。分周回路部54は、NAND524 、525 のラッチ
回路とNAND528 、529 のラッチ回路とがゲート526
、527 及びゲート530 、531で結合され、それらのゲー
トは、パルスn10の反転、非反転パルスで開かれる。
従って、パルスn10が2分の1に分周される。
【0062】デコーダ部55では、ノードn5〜n8の
H、L、H、Lレベルの状態により、インバータ536 の
出力がHレベルに、インバータ540 の出力がLレベルに
なる。従って、パルスn12に応答して、インバータ53
6 のHレベルがNAND543、インバータ544 を介し
て、検出信号CをHレベルにする。検出信号CのHレベ
ルにより、遅延制御回路のHレベルとLレベルの境界は
左側にシフトし、遅延回路18の抵抗が低くなり遅延時
間は短くなる。その結果、クロックclkbは進む方向
に制御される。
【0063】[サンプリングパルスS2]上記の同様
に、クロックclkbが遅れていることが、位相比較部
51で検出され、パルスn11に応答して検出信号Dが
Hレベルになる。従って、同様に遅延制御回路38のH
レベルとLレベルの境界は左側に移動し、遅延回路18
の遅延時間は短くなる。
【0064】[サンプリングパルスS3]サンプリング
パルスS3が出力されるタイミングでは、両クロックc
lkaとclkbとはほとんど位相が一致する。遅延エ
レメント505 での遅延時間以内の位相ずれを有する場合
は、クロックclkbがわずかに遅れている時は、 n1=H、n2=L、n3=L、n4=H n5=H、n6=L、n7=L、n8=H となる。この状態が図12に示されている。また、遅延
エレメント505 での遅延時間以内の位相ずれを有する場
合で、クロックclkbがわずかに進んでいる時は、 n1=L、n2=H、n3=H、n4=L n5=L、n6=H、n7=H、n8=L となる。
【0065】いずれの場合でも、デコーダ部55により
デコードされ、両インバータ536 、540 の出力が共にL
レベルとなり、検出出力A〜DはすべてLレベルとな
る。その結果、遅延制御回路38の状態は変化せず、遅
延回路18の遅延時間の変化しない。
【0066】[サンプリングパルスS4,S5,S6]
この場合は、クロックclkbが進んでいる。従って、
位相比較部51のラッチ状態は、 n1=L、n2=H、n3=L、n4=H となり、その結果、サンプリングされたラッチ部53で
も、 n5=L、n6=H、n7=L、n8=H となる。この状態がデコーダ部55でデコードされ、イ
ンバータ536 はLレベル出力、インバータ540 はHレベ
ル出力になる。従って、パルスn11とn12に応答し
て、検出信号BとAとがそれぞれHレベルとなる。その
結果、遅延制御回路38のHレベルとLレベルの境界が
右方向にシフトし、遅延回路18の抵抗を高くし遅延時
間を長くする。そのため、クロックclkbが遅れる方
向に制御される。
【0067】以上の通り、内部クロックclk、位相比
較回路36、遅延制御回路38、ダミー遅延回路40、
ダミー出力回路41のクローズドループで形成されたD
LL回路により、内部クロックclkを120度遅延さ
せたクロックclkaと出力データバッファ32の出力
タイミングと同じタイミングを持つクロックclkbと
の位相が一致する様に制御される。従って、出力DQの
タイミングが外部クロックCLKから120度位相遅れ
になる遅延時間が、遅延回路18で生成される。
【0068】図8及び図9に示された遅延回路18に
は、遅延制御信号が如何なるレベルであっても、少なく
とも遅延回路18を論理ゲートを介することなくP型ト
ランジスタ駆動信号42PとN型トランジスタ駆動信号
42Nとを通過させるパス60,70を有する。かかる
構成は、電源投入時等に出力端子DQをハイインピーダ
ンス状態にする為の制御信号Hzが遅延することなく遅
延回路18を通過して、トランジスタ81,83を共に
非導通状態にすることができることを保障する。従っ
て、出力データバッファ回路内又はその前段に設けられ
る遅延回路18として、適切な構成である。
【0069】図13は、他の例の遅延回路と入出力デー
タバッファの具体的回路を示す図である。この例では、
入出力データバッファ回路32、パイプラインゲート1
5、データバス制御回路31は、図8及び図9の例と同
じである。遅延回路18P、18Nが図8及び図9の例
と異なる。
【0070】入出力データバッファ回路32は、図示さ
れる通り、その出力段は、P型トランジスタ81とN型
トランジスタ83のインバータ回路である。従って、P
型トランジスタ81が導通して出力DQがLレベルから
Hレベルに変化するスピードと、N型トランジスタ83
が導通して出力DQがHレベルからLレベルに変化する
スピードとは異なる。従って、厳密には、その遅延特性
も、出力DQがLレベルからHレベルに変化する場合は
そのスピードに対応した遅延時間に、逆に出力DQがH
レベルからLレベルに変化する場合はそのスピードに対
応した遅延時間にする必要がある。
【0071】図13の遅延回路18は、かかる要求に応
えるもので、出力DQがHレベルに変化する時は、遅延
制御信号H1z,H2z,...で制御され、出力DQ
がLレベルに変化する時は、遅延制御信号L1z,L2
z,...で制御される。2種類の遅延制御信号を切り
替える為に、データバス制御回路31にいち早く供給さ
れるデータ信号42を、内部クロックclkの立ち下が
りエッジでゲート127を介してラッチ回路128,1
29にラッチする。このラッチ回路の保持する制御信号
により、ゲート120,122,124を開いて出力D
QがHレベルに変化する場合の遅延制御信号H1z,H
2z,...を入力するか、ゲート121,123,1
25を開いて出力DQがLレベルに変化する場合の遅延
制御信号L1z,L2z,...を入力するかを制御す
る。
【0072】図14は、図13の遅延回路18に与える
2種類の遅延制御信号S38H、S38Lを生成する回
路を示す図である。この図では、パイプラインゲート1
3,15、データバス制御回路31,入出力データバッ
ファ32、外部クロックCLKの入力バッファ21,D
LL回路22などは、図7の例と同じである。図14の
例では、出力DQがHレベルに変化する時の遅延制御信
号S38Hを生成するために、位相比較回路36H、遅
延制御回路38H、ダミー遅延回路40H、ダミー入出
力回路41H、ダミー入力バッファ211Hから構成さ
れるDLL回路を有する。更に、出力DQがLレベルに
変化する時の遅延制御信号S38Lを生成するために、
位相比較回路36L、遅延制御回路38L、ダミー遅延
回路40L、ダミー入出力回路41L、ダミー入力バッ
ファ211Lから構成されるDLL回路を有する。即
ち、遅延制御信号S38H、S38Lを生成する為に、
図7の例のDLL回路構成が2重に設けられている。
【0073】図14中の、位相比較回路36H、36
L、遅延制御回路38H、38L等は、図11、図10
に示された回路と同等である。図14中のダミー入出力
回路41H、41Lが異なる構成を有する。
【0074】図15は、出力DQがLレベルからHレベ
ルに変化するダミー遅延回路41Hの回路の例を示す図
である。このダミー遅延回路41Hは、図8,9に示さ
れた出力回路と遅延回路の組み合わせに類似している。
但し、ダミー遅延回路は、実際にメモリから読み出した
データを出力する必要がないので、最終パイプラインゲ
ートに対応するトランスファーゲート102,103に
与えられる入力は、グランドに接続されて、その入力は
常時Lレベルに設定される。更に、ラッチ回路の部分
に、インバータの代わりにNANDゲート100,10
1が設けられ、内部クロックclkのLレベルでノード
n100とn101とが強制的にLレベルにされる部分
でも、図8,9の回路と異なる。
【0075】図15のダミー遅延回路の動作は、次の通
りである。まず、内部クロックclkのLレベルに応答
して、上記した通りノードn100,n101が強制的
にLレベルになる。従って、出力部のN型トランジスタ
109が導通して、出力110即ちクロックclkbH
は、Lレベルとなる。そこで、内部クロックclkがH
レベルになる時に、トランジスタゲート102,103
が導通し、ラッチ回路は反転されて、ノードn100,
n101はHレベルとなる。その信号は、ダミー遅延回
路40HP、40HNで遅延して、出力部のP型トラン
ジスタ108を導通させる。その結果、出力110即ち
クロックclkbHは、内部クロックclkのHレベル
時に常にLレベルからHレベルに変化する。このクロッ
クclkbHが、分周後のレファレンスクロックclk
aと位相同期されると、遅延制御信号S38Hは、出力
がLレベルからHレベルに切り替わるタイミングを外部
クロックから所定の位相差(例えば120度)に維持す
ることができる制御信号となる。
【0076】図16は、出力DQがHレベルからLレベ
ルに変化するダミー遅延回路41Lの回路の例を示す図
である。この回路は、図15に示された回路とほぼ同じ
である。異なる部分は、トランスファーゲート106,
107の入力が電源VccのHレベルに固定されている
点と、内部クロックclkの反転信号でノードn10
4,n105を強制的にHレベルにするためのNORゲ
ート104,105がラッチ回路に設けられる点であ
る。
【0077】図16のダミー遅延回路の動作は、次の通
りである。まず、内部クロックclkのLレベルに応答
して、上記した通りノードn104,n105が強制的
にHレベルになる。従って、出力部のP型トランジスタ
110が導通して、出力112は、Hレベルとなる。そ
こで、内部クロックclkがHレベルになる時に、トラ
ンジスタゲート106,107が導通し、ラッチ回路は
反転されて、ノードn104,n105はLレベルとな
る。その信号は、ダミー遅延回路40LP、40LNで
遅延して、出力部のN型トランジスタ111を導通させ
る。その結果、出力112は、内部クロックclkのH
レベル時に常にHレベルからLレベルに変化する。この
出力112の反転クロックclkbLが、分周後のレフ
ァレンスクロックclkaと位相同期されると、遅延制
御信号S38Lは、出力がHレベルからLレベルに切り
替わるタイミングを外部クロックから所定の位相差(例
えば120度)に維持することができる制御信号とな
る。
【0078】上記の図14〜16に代わるDLL回路
は、例えば、平成8年12月19日に出願された特願平
8−339988にも示される。
【0079】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、内
部回路のパイプライン制御は、十分な動作マージンをも
って外部クロックの周期に依存しない外部クロックに対
する遅延タイミングを有する内部クロックに同期して行
われ、出力信号のタイミングは、出力回路に接続された
遅延回路により外部クロックに対して所定の位相差に制
御される。
【0080】しかも、遅延回路は、DLL回路により生
成された遅延制御信号により制御されるが、遅延回路内
に遅延制御信号により制御されない遅延パスを有するの
で、出力端子のハイインピーダンス状態の生成が、遅延
回路により遅れることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイプライン構造の内部回路の例を示す図であ
る。
【図2】図1の回路のタイミングチャートの例を示す図
である。
【図3】図1の回路のタイミングチャートの他の例を示
す図である。
【図4】本発明に従う実施の形態例の回路例を示す図で
ある。
【図5】図4の回路のタイミングチャートの例を示す図
である。
【図6】図4の回路のタイミングチャートの他の例を示
す図である。
【図7】SDRAMに適用された場合の具体例を示す図
である。
【図8】遅延回路と出力データバッファの具体的回路を
示す図である。
【図9】図8の遅延回路の変形例を示す図である。
【図10】遅延制御回路の回路図である。
【図11】位相比較回路36の詳細回路図である。
【図12】図11の動作を示すタイミングチャート図で
ある。
【図13】他の例の遅延回路と出力データバッファの具
体的回路を示す図である。
【図14】図13の遅延回路に与える2種類の遅延制御
信号S38H、S38Lを生成する回路を示す図であ
る。
【図15】出力DQがLレベルからHレベルに変化する
ダミー遅延回路41Hの回路の例を示す図である。
【図16】出力DQがHレベルからLレベルに変化する
ダミー遅延回路41Lの回路の例を示す図である。
【符号の説明】
12、14 内部回路 16、32 出力回路 13、15 パイプラインゲート 17 出力端子 18 遅延回路 CLK 外部クロック clk 内部クロック clka レファレンスクロック clkb 出力信号のタイミングを有するクロック

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプライン動作する複数段の内部回路
    と、前記内部回路に接続され前記外部クロックと所定の
    位相差で出力信号を出力する出力回路とを有する半導体
    集積回路において、 前記内部回路間及び前記内部回路と出力回路との間に設
    けられ、内部クロックで開閉が制御されるパイプライン
    ゲートと、 前記内部回路と出力回路間に設けられた最終段のパイプ
    ラインゲートの後段に設けられ、前記所定の位相差で前
    記出力信号が出力される遅延時間を有する遅延回路とを
    有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記内部回路の初段は、前記外部クロックに応答して動
    作を開始し、第一の期間経過後に処理結果を出力し、 前記内部クロックは、前記パイプラインゲートを前記第
    一の期間中に閉じるタイミングを有することを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記内部クロックは、前記外部クロックに対して前記出
    力回路の遅延時間に相当する時間だけ進んだ位相を有す
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記外部クロックに対し前記所定の位相差を有するレフ
    ァレンスクロックと前記出力回路の出力信号のタイミン
    グを有する信号との位相を比較し、実質的に同位相に維
    持される遅延制御信号を生成するデレイド・ロック・ル
    ープ回路を更に有し、 前記遅延回路は前記遅延制御信号により遅延時間が制御
    されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記遅延回路は、前記遅延制御信号により制御されない
    少なくとも1つの遅延パスを有することを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、 前記デレイド・ロック・ループ回路は、前記出力回路の
    出力信号のLレベルからHレベルに変化する第一のタイ
    ミングに対応する第一の遅延制御信号と、前記出力回路
    の出力信号のHレベルからLレベルに変化する第二のタ
    イミングに対応する第二の遅延制御信号とを生成し、 前記遅延回路は、前記出力回路の出力信号のHレベル及
    びLレベルに応じて、前記第一の遅延制御信号及び第二
    の遅延制御信号の一方により制御されることを特徴とす
    る半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】コラムアドレス信号を与えられ、パイプラ
    イン動作する複数段のコラム系内部回路と、前記コラム
    系内部回路に接続され前記外部クロックと所定の位相差
    でデータ出力信号を出力する出力回路とを有する半導体
    記憶装置において、 前記コラム系内部回路の間及び前記コラム系内部回路と
    出力回路との間に設けられ、前記外部クロックに対して
    前記出力回路の遅延時間に相当する時間だけ進んだ位相
    を有する内部クロックで開閉が制御されるパイプライン
    ゲートと、 前記コラム系内部回路と出力回路との間に設けられた最
    終段のパイプラインゲートの後段に設けられ、前記所定
    の位相差に対応する遅延時間を有する遅延回路とを有す
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記外部クロックに対し前記所定の位相差を有するレフ
    ァレンスクロックと前記出力回路の出力信号のタイミン
    グを有する信号との位相を比較し、実質的に同位相に維
    持される遅延制御信号を生成するデレイド・ロック・ル
    ープ回路を更に有し、 前記遅延回路は前記遅延制御信号により遅延時間が制御
    されることを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記遅延回路は、前記遅延制御信号により制御されない
    少なくとも1つの遅延パスを有することを特徴とする半
    導体記憶装置。
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