JPH1166729A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH1166729A
JPH1166729A JP24465597A JP24465597A JPH1166729A JP H1166729 A JPH1166729 A JP H1166729A JP 24465597 A JP24465597 A JP 24465597A JP 24465597 A JP24465597 A JP 24465597A JP H1166729 A JPH1166729 A JP H1166729A
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JP
Japan
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recording
level
signal
data
storage means
Prior art date
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JP24465597A
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Inventor
Jun Otsuka
旬 大塚
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録開始及び終了時にて生じる無音部の記録
或いは雑音の記録を減らす。 【解決手段】 入力信号のデータをメモリに一時記憶
し、記録開始レベル或いは記録終了レベルの基準レベル
を決めておき、更にレベルを設定するレベル設定手段を
有して、メモリに記憶されたデータのうち設定した記録
開始レベルを越えるデータから読み出し記録を開始す
る。記録を開始してからも基準レベル及び設定されたレ
ベルに替え、レベル設定をすることができるので、メモ
リに記憶されたデータのうち記録開始レベルを越えるデ
ータから読み出しを開始し、データの記録を開始し、ま
た終了することができ、記録媒体に無駄な雑音信号の記
録がされる区間を減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽信号等を記録
する記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】音楽信号或いは会場の音声等の状況証拠
等を記録媒体に記録する場合に、従来の記録装置では、
記録を開始するレベルに基づいて、入力された信号の記
録を開始或いは終了していた。また、入力された信号を
メモリに記憶した後記録媒体に記録する記録装置の場合
でも設定したレベルを越えた信号からメモリに記憶され
るのでレベル設定が合っていない場合記録される情報の
頭部に欠落部を生じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】入力される音楽信号等
のプログラムソースを記録装置で記録媒体に記録すると
き、入力されるプログラムソースの記録を開始すると、
記録すべき信号の頭部の欠落、不要ノイズ部の記録が長
期間生じ、記録終了時にも同様に不要ノイズ部を記録す
ることがあり、記録作業を終了するために、再度長時間
にわたるノイズ削除のための編集作業を必要とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声信号等を
記録媒体に記録する記録装置において、入力された信号
のデータをある期間記憶する記憶手段と、記録を開始す
る信号の基準レベルを記憶する記録開始基準レベル記憶
手段と、記録を開始する信号のレベルを設定する記録開
始レベル設定手段と、前記記憶手段に記憶された信号の
レベルを検出するレベル検出手段と、前記記録開始レベ
ル設定手段で設定された記録を開始する信号レベルを検
出し、前記記憶手段に記憶されたデータのうち記録開始
レベルを越える信号のデータを読み出し、記録開始レベ
ル設定がなされないときは前記記憶手段に記憶されたデ
ータのうち前記記録開始基準レベルを越える信号のデー
タを読み出す制御手段と、前記読み出されたデータを前
記記録媒体への記録する記録手段を、具備する記録装置
である。
【0005】また、本発明は、音声信号等を記録媒体に
記録する記録装置において、入力された信号のデータを
ある期間記憶する記憶手段と、記録を終了する信号の基
準レベルを記憶する記録終了基準レベル記憶手段と、記
録を終了する信号のレベルを設定する記録終了レベル設
定手段と、前記記憶手段に記憶された信号のレベルを検
出するレベル検出手段と、前記記録終了レベル設定手段
で設定された記録を終了する信号レベルを検出し、前記
記憶手段に記憶されたデータのうち記録終了レベルを越
えなくなるまで信号のデータを読みだし、記録終了のレ
ベル設定がなされないときは前記記憶手段に記憶された
データのうち記録終了基準レベルを越えなくなるまで信
号のデータを読み出す制御手段と、前記制御手段で読み
出されたデータを前記記録媒体へ記録する記録手段を、
具備する記録装置である。
【0006】また、本発明は、音声信号等を記録媒体に
記録する記録装置において、入力された信号のデータを
ある期間記憶する記憶手段と、記録を開始する信号の基
準レベルを記憶する記録開始基準レベル記憶手段と、入
力された信号の記録を開始する記録開始レベルを決める
手順を表示する手段と、前記表示された手順に従い記録
を開始する信号のレベルを設定する記録開始レベル設定
手段と、前記記憶手段に記憶された信号のレベルを検出
するレベル検出手段と、前記記録開始レベル設定手段で
設定された記録開始レベルの信号を検出し、前記記憶手
段に記憶されたデータのうち記録開始レベルを越える信
号のデータを読み出し、前記記録開始レベルが設定され
ないときは前記記憶手段に記憶されたデータのうち前記
記録開始基準レベルを越える信号のデータを読み出す制
御手段と、前記制御手段により読み出されたデータを前
記記録媒体へ記録を開始する記録手段を、具備する記録
装置である。
【0007】また、本発明は、音声信号等を記録媒体に
記録する記録装置において、入力された信号のデータを
ある期間記憶する記憶手段と、記録を開始する信号の基
準レベルを記憶する記録開始基準レベル記憶手段と、記
録を終了する信号の基準レベルを記憶する記録終了基準
レベル記憶手段と、記録を開始する信号のレベルを設定
する記録開始レベル設定手段と、記録を終了する信号の
レベルを設定する記録終了レベル設定手段と、前記記憶
手段に記憶された信号のレベルを検出するレベル検出手
段と、前記記録開始レベル設定手段で設定された記録を
開始、或いは前記記録終了レベル設定手段で設定された
記録を終了するレベルの信号を検出し、前記記憶手段に
記憶されたデータのうち記録開始レベルを越える信号の
データから記録終了レベルを越えなくなる信号のデータ
まで読み出し、記録開始或いは記録終了のレベル設定が
なされないときは前記記憶手段に記憶されたデータのう
ち記録開始基準レベルを越える信号のデータを読み出
し、或いは記録終了基準レベルを越える信号のデータま
で読み出す制御手段と、前記制御手段により読み出され
たデータを前記記録媒体へ記録する記録手段を、具備す
る記録装置である。
【0008】また、本発明は、音声信号等を記録媒体に
記録する記録装置において、入力された信号のデータを
ある期間記憶する記憶手段と、記録を開始する信号の基
準レベルを記憶する記録開始基準レベル記憶手段と、記
録を終了する信号の基準レベルを記憶する記録終了基準
レベル記憶手段と、記録を開始する信号のレベルをレベ
ル設定し記憶する記録開始レベル設定記憶手段と、記録
を終了する信号のレベルをレベル設定し記憶する記録終
了レベル設定記憶手段と、前記記憶手段に記憶された信
号のレベルを検出するレベル検出手段と、前記記録開始
レベル設定記憶手段で設定された記録開始、或いは前記
記録終了レベル設定記憶手段で設定された記録終了レベ
ルの信号を検出し、前記記憶手段に記憶されたデータの
うち記録開始レベルを越える信号のデータから記録終了
レベルを越えなくなる信号のデータまで読み出し、前記
記録開始或いは記録終了のレベル設定がなされないと前
記記憶手段に記憶されたデータのうち前記記録開始基準
レベルを越える信号のデータから読み出し、或いは前記
記録終了基準レベルを越えなくなる信号のデータまで読
み出す制御手段と、前記制御手段により読み出されたデ
ータを前記記録媒体へ記録する記録手段を、具備する記
録装置である。
【0009】また、本発明は、音声信号等を記録媒体に
記録する記録装置において、入力された信号のデータを
ある期間記憶する記憶手段と、記録を開始する信号の基
準レベルを記憶する記録開始基準レベル記憶手段と、記
録を終了する信号の基準レベルを記憶する記録終了基準
レベル記憶手段と、記録開始レベル或いは記録終了レベ
ルを決めるモニタ信号を記憶する記憶手段と、前記モニ
タ信号の出力に基づいて記録を開始する信号のレベルを
レベル設定し記憶する記録開始レベル設定記憶手段と、
前記モニタ信号の出力に基づいて記録を終了する信号の
レベルをレベル設定し記憶する記録終了レベル設定記憶
手段と、前記記憶手段に記憶された信号のレベルを検出
するレベル検出手段と、前記記録開始レベル設定記憶手
段で設定された記録を開始、或いは前記記録終了レベル
設定記憶手段で設定された記録を終了するレベルの信号
を検出し、前記記憶手段に記憶されたデータのうち記録
開始レベルを越える信号のデータから記録終了レベルを
越えなくなる信号のデータまで読み出し、記録開始或い
は記録終了のレベル設定がなされないと前記記憶手段に
記憶されたデータのうち記録開始基準レベルを越える信
号のデータから読み出し、或いは記録終了基準レベルを
越えなくなる信号のデータまで読み出す制御手段と、前
記制御手段により読み出されたデータを前記記録媒体へ
の記録する記録手段を、具備する記録装置である。
【0010】また、本発明は、音声信号等を記録媒体に
記録する記録装置において、入力された信号のデータを
ある期間記憶する記憶手段と、記録を開始する信号の基
準レベルを記憶する記録開始基準レベル記憶手段と、記
録を終了する信号の基準レベルを記憶する記録終了基準
レベル記憶手段と、記録開始レベル或いは記録終了レベ
ルをレベル設定したレベルと前記記録開始基準レベル或
いは記録終了基準レベルを表示する表示手段と、記録開
始レベル或いは記録終了レベルを決めるモニタ信号を記
憶するモニタ信号記憶手段と、前記モニタ信号の出力に
基づいて記録を開始する信号のレベルをレベル設定し記
憶する記録開始レベル設定記憶手段と、前記モニタ信号
を出力に基づいて記録を終了する信号のレベルをレベル
設定し記憶する記録終了レベル設定記憶手段と、前記記
憶手段に記憶された信号のレベルを検出するレベル検出
手段と、前記記録開始レベル設定記憶手段で設定された
記録を開始、或いは前記記録終了レベル設定記憶手段で
設定された記録を終了するレベルを越える信号を検出
し、前記記憶手段に記憶されたデータのうち記録開始レ
ベルを越える信号のデータから記録終了レベルを越える
信号のデータまで読み出し、記録開始或いは記録終了の
レベル設定がなされないと前記記憶手段に記憶されたデ
ータのうち記録開始基準レベルを越える信号のデータか
ら読み出し、或いは記録終了基準レベルを越えなくなる
信号のデータまで読み出す制御手段と、前記制御手段に
より読み出されたデータを前記記録媒体への記録する記
録手段を具備する記録装置である。
【0011】また、本発明は、音声信号等を記録媒体に
記録する記録装置において、入力された信号のデータを
ある期間記憶する記憶手段と、モニタ信号を記憶するモ
ニタ信号記憶手段と、前記モニタ信号記憶手段に記憶さ
れたモニタ信号を繰り返し出力する手段と、入力された
信号の入力レベルを切り換え或いは調整し記録レベル合
わせをするレベル調節手段と、記録を開始する信号の基
準レベルを記憶する記録開始基準レベル記憶手段と、前
記モニタ信号を出力し出力した信号のレベルの記録を開
始する信号のレベルとして設定し記憶する記録開始レベ
ル設定記憶手段と、記録一時停止状態にする記録一時停
止手段と、前記記憶手段に記憶された信号のレベルを検
出するレベル検出手段と、前記記録一時停止状態で入力
さる信号のレベルを前記レベル検出手段で検出し前記設
定された記録開始レベルになったとき前記記録一時停止
状態から記録状態に制御し、前記記憶手段に記憶された
データのうち前記記録開始レベルを越える信号のデータ
を読み出し、記録開始のレベル設定がなされないと前記
記憶手段に記憶されたデータのうち記録開始基準レベル
を越える信号のデータから読み出す制御手段と、前記制
御手段により読み出されたデータを前記記録媒体へ記録
する記録手段を、具備する記録装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面により説
明する。図1は本発明の記録装置の一実施例のMD(ミ
ニディスク)レコーダを示すブロック図である。光ディ
スクとしてMDを用いて再生、記録する動作を説明す
る。MD1は、カートリッジ1A内で回転自在に収納さ
れ、カートリッジ1AをMDレコーダ内にローディング
することによって、カートリッジ1Aのシャッタが開
き、プレーヤ2のターンテーブル2B上に装着される。
MD1は、ターンテーブル2B上に中心部で固着されて
スピンドルモータ2Aによって回転駆動される。
【0013】光ピックアップ4及び磁気ヘッド16は、
MD1の軸方向にスライドモータ18によって摺動さ
れ、MD1の所定のトラックへ信号の記録再生が行われ
る。
【0014】MD1に信号を記録する場合には、光ピッ
クアップ4から照射されるレーザビームと磁気ヘッド駆
動回路17で磁気ヘッド16に発生する記録信号に対応
したNS極の磁界によって信号が記録される。
【0015】記録入力信号が入力端14、デジタルオー
ディオテープレコーダ(DAT)20、又はコンパクトデ
ィスク(CD)プレーヤ21等から入力され、アナログデ
ジタルコンバータ(ADC)11でデジタル信号に変換さ
れ、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)
変調・復調回路10でデジタル信号が時間軸圧縮されて
耐振用メモリコントローラ8を介しバッファメモリとし
てのメモリ9に所定の期間順次一時記憶される。
【0016】メモリ9から読み出された信号は、EFM
(Eight to Fourteen Modulation)/ACIRC(Adaptiv
e Cross Interleave Read-solomon Code)変調・復調回
路7で記録フォーマットに合った記録信号に変調されて
磁気ヘッド駆動回路17を介し磁気ヘッド16へ記録信
号が送られ記録される。システムコントローラ15は、
ヘッドアンプ5を介し光ピックアップ4へ記録のための
出力を供給する。磁気ヘッド16、光ピックアップ4及
びスピンドルモータ2Aは、サーボ制御回路3をによっ
て制御され記録が成される。
【0017】次に、再生動作を説明する。MD1へ記録
された信号は、光ピックアップ4で電気信号に変換され
ヘッドアンプ5で増幅される。MD1の回転制御及び光
ピックアップ4のトラッキングサーボ制御は、システム
コントローラ15によりサーボ制御回路3を介して行わ
れる。
【0018】ヘッドアンプ5で増幅された再生信号は、
アドレスレコーダ6を介しEFM/ACIRC変調・復
調回路7に入力されて復調され、耐振用メモリコントロ
ーラ8を介しバッファメモリのメモリ9へ一時記憶され
る。
【0019】メモリ9に一時記憶された信号は、システ
ムコントローラ15によって耐振用メモリコントローラ
8を介してATRAC変調・復調回路10へ送られ、復
調回路によって時間軸伸張された信号に復調され、デジ
タルアナログ変換器(DAC)12によりアナログ信号に
変換されて、出力端13より出力される。
【0020】再生操作は、操作部22からMトラック
(M曲)、次にNトラック(N曲)を連続再生するように指
示すると、トラックMを再生し、Nトラックをサーチす
る時間Sの後、トラックNの再生が開始される。M曲と
N曲とが連結再生されないよう一定の時間間隔の曲間部
を設けるように通常再生が成される。トラックに記録さ
れているデータには時刻情報を有し、連続しトラックに
記録された信号であっても時間情報により時間間隔を有
した再生がなされる。
【0021】操作部22のキースイッチ等の操作によっ
てシステムコントローラ15を動作するための操作手順
の表示が、MDレコーダのパネル部に設けられた表示部
19に成される。
【0022】MD1には、時間軸圧縮されたデータがト
ラック毎に記録される。またトラックMの次にトラック
Nを操作部22から指定し再生の指示をすると、MD1
のディスクに記録された各トラックの信号は、トラック
M・・・トラックN等の記録信号が再生される。
【0023】表示部19には、システムコントローラ1
5の記憶部5’に予め記憶された操作手順に従って、記
録開始レベルを設定するために操作順に表示がされる。
表示部19に表示された設定操作の案内、及び入力され
るデータのレベル、予め設定された記録を開始するレベ
ルを示す記録開始基準レベル、及び操作部22で操作し
設定する記録開始レベルの各レベルの比較表示がなさ
れ、さらに、記録再生動作中であっても入力された信号
の記録を開始する記録開始レベル、或いは記録を終了す
るレベルの記録終了レベルを表示して、記録開始レベル
と記録終了レベルとさらに入力中の信号レベルを比較
し、或いはモニタ出力し、記録開始レベル或いは記録終
了レベルを設定する。
【0024】次に、図2に示すフローチャートにより、
本実施例のMDレコーダによる自動記録開始及び終了を
するために記録開始レベル及び記録終了レベルを設定す
る動作を説明する。MDレコーダが記録状態のとき(S
1)、アナログ信号の入力端14等から記録入力信号が
入力され、或いは、CDプレーヤ21から再生された信
号がADC(アナログ・デジタル変換器)11を介しA
TRAC変調復調回路10で変調され、耐震用メモリコ
ントローラ8を介しメモリ9に入力され、予め決められ
た記憶容量までデータが記憶され、順次記憶されたデー
タが更新される(S2)。
【0025】操作部22から指定される記録開始レベル
が予め指定された記録開始基準レベルと共に表示部19
に表示される。操作部22のキー入力操作で記録開始レ
ベルが設定され、記録開始基準レベルと設定された記録
開始レベルが比較されて表示部19に表示されると共
に、設定された記録開始レベルに相当するレベルの信号
が音響変換されてモニタ出力され、記録開始レベルが設
定、或いは更新設定される。記録開始レベルが設定され
たかどうかをシステムコントローラ15で検出し(S
3)、記録開始レベルが設定された場合、メモリ9に記
憶されたデータが設定された記録開始レベルを越えたか
どうかをシステムコントローラ15で判別する(S
4)。システムコントローラ15は、記録開始レベルを
越えたデータから順次耐震用メモリコントローラ8を介
して読み出し(S6)、EFM/ACIRC変調復調回
路7で変調し(S7)、磁気ヘッド駆動回路17を経て
磁気ヘッド16によりMD1のディスクに信号を記録す
る(S8)。
【0026】設定された記録開始レベルを越えない無音
部或いは不要なノイズレベル成分はMD1には記録され
ずに記録入力信号がメモリ9に順次記憶される動作(S
2)を繰り返す。記録状態(S1)になり、表示部19
に記録開始基準レベルと設定すべき操作の案内を表示し
たが、決められた時間内に操作部22からの入力によっ
て記録開始レベルの設定操作がされなかった場合には、
入力信号がメモリ9に記憶されたデータが記録開始基準
レベルを越えたかどうかをシステムコントローラ15で
検出し判別して(S5)、越えたレベルの信号のデータ
をメモリ9から耐震用メモリコントローラ8を介し読み
だし(S6)、MD1に記録を開始する。記録開始レベ
ルを越えたデータの記録が開始されたMD1のトラック
には、入力されたときの時刻情報を含み時間軸圧縮され
たデータが記録される。
【0027】記録を終了する場合の記録終了レベルの設
定は、記録開始レベルの設定と同様に表示部19に表示
され、前もって基準設定された記録を終了するレベルの
記録終了基準レベルと、設定すべき操作の案内の表示が
なされ、操作部22からキー入力されて、記録終了レベ
ルが設定される。
【0028】記録開始或いは終了レベルの設定操作は、
モニタ信号がシステムコントローラ15の記憶部15’
に予め記憶されていて、記憶部15’から繰り返しモニ
タ出力され、信号源のノイズ及び信号レベルと比較試聴
してレベルのが設定がされる。設定された記録終了レベ
ルが決まった時間内に設定されるかどうかをシステムコ
ントローラ15で判別し(S9)、時間内に設定されな
い場合には、メモリ9に記憶された信号レベルが記録終
了基準レベルになったかどうかをシステムコントローラ
15で検出し、判別して、信号レベルが記録終了基準レ
ベルを越えている場合はS6に返り、記録を継続し、信
号レベルが記録終了基準レベルになったことが判別され
た場合(S10)、記録を終了する(S12)。
【0029】記録終了レベルが設定され、記録終了レベ
ルになったとき(S11)記録を終了し、記録終了レベ
ルにならない場合S6に戻り記録を継続する。
【0030】MDレコーダでの記録及び再生は、時間軸
圧縮及び伸張して行われるので、システムコントローラ
15は、記録中であっても記録開始レベル、記録終了レ
ベルのモニタ表示及びモニタ出力をして設定の更新をす
ることができる。記録入力信号がアナログ信号入力の場
合、入力された信号のレベルを切り換え或いは調整し、
記録レベル合わせをするレベル調整がなされADC11
でデジタルデータに変換される。このときレベル調整が
されたレベルに合わせモニタ出力を変えるか、レベル調
整を無視しデジタルデータに相当したモニタ出力とする
かを選択して、記録開始レベル或いは記録終了レベルの
決定をすることができる。
【0031】DAT20或いはCDプレーヤ21とMD
レコーダ間において、デジタルデータ制御による同期制
御を行い、各々に記録された曲のMD1への記録を行う
ことは、入力される同期制御信号により記録開始終了を
行うことができる。この場合記録条件次第では無音部の
レベルに等しい信号区間が連続する。本実施例のMDレ
コーダでは、表示部19に記録開始レベル及び記録開始
基準レベルと共に入力信号のレベル表示をするので、操
作部22による設定操作を簡単に行うことができ、確実
にMDのトラックに無音部が記録されることを無くすこ
とができる。
【0032】本実施例のMDレコーダによれば、記録開
始基準レベル或いは設定された記録開始レベルに基づい
て、メモリ9に記憶された入力信号レベルを判別して記
録を開始をすることができるので、記録開始レベルの設
定忘れによる入力信号の記録がされない状態が生じるお
それは無い。また、記録開始レベルの設定を何時でも行
うことができるので、記録開始レベルをノイズレベルに
応じ操作し、設定することにより、入力信号に含まれる
ノイズレベルの時間による変動が大きな場内放送や実況
中継時の証拠記録等に用いることができ、設定されたレ
ベルよりも大きなレベルの入力信号を選択記録をするこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ある期間記憶手段に順
次信号を記憶し、設定された記録開始レベルを越えるレ
ベルの信号を検出して、検出された信号を記憶手段から
記録媒体に記録するようにしたので、記録中であっても
記録開始或いは記録終了レベルの設定更新をすることが
でき、信号のノイズレベルが大きく変動した場合でも記
録開始レベルの設定を更新することによりノイズを除去
することができ、設定される記録開始レベル、さもなく
ば記録開始基準レベルによりノイズを除去しデータを記
録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の一実施例のブロック図。
【図2】本発明の記録装置の一実施例のフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 MD 1A カートリッジ 2 プレーヤ 2A スピンドルモータ 2B ターンテーブル 3 サーボ制御回路 4 光ピックアップ 5 ヘッドアンプ 6 アドレスレコーダ 7 EFM/ACIRC変調・復調回路 8 耐振用メモリコントローラ 9 メモリ 10 ATRAC変調・復調回路 11 ADC 12 DAC 13 出力端 14 入力端 15 システムコントローラ 15’ 記憶部 16 磁気ヘッド 17 磁気ヘッド駆動回路 18 スライドモータ 19 表示部 20 DAT 21 CDプレーヤ 22 操作部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号等を記録媒体に記録する記録装
    置において、入力された信号のデータをある期間記憶す
    る記憶手段と、記録を開始する信号の基準レベルを記憶
    する記録開始基準レベル記憶手段と、記録を開始する信
    号のレベルを設定する記録開始レベル設定手段と、前記
    記憶手段に記憶された信号のレベルを検出するレベル検
    出手段と、前記記録開始レベル設定手段で設定された記
    録を開始する信号レベルを検出し、前記記憶手段に記憶
    されたデータのうち記録開始レベルを越える信号のデー
    タを読み出し、記録開始レベル設定がなされないときは
    前記記憶手段に記憶されたデータのうち前記記録開始基
    準レベルを越える信号のデータを読み出す制御手段と、
    前記読み出されたデータを前記記録媒体への記録する記
    録手段を、具備することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 音声信号等を記録媒体に記録する記録装
    置において、入力された信号のデータをある期間記憶す
    る記憶手段と、記録を終了する信号の基準レベルを記憶
    する記録終了基準レベル記憶手段と、記録を終了する信
    号のレベルを設定する記録終了レベル設定手段と、前記
    記憶手段に記憶された信号のレベルを検出するレベル検
    出手段と、前記記録終了レベル設定手段で設定された記
    録を終了する信号レベルを検出し、前記記憶手段に記憶
    されたデータのうち記録終了レベルを越えなくなるまで
    信号のデータを読みだし、記録終了のレベル設定がなさ
    れないときは前記記憶手段に記憶されたデータのうち記
    録終了基準レベルを越えなくなるまで信号のデータを読
    み出す制御手段と、前記制御手段で読み出されたデータ
    を前記記録媒体へ記録する記録手段を、具備することを
    特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 音声信号等を記録媒体に記録する記録装
    置において、入力された信号のデータをある期間記憶す
    る記憶手段と、記録を開始する信号の基準レベルを記憶
    する記録開始基準レベル記憶手段と、入力された信号の
    記録を開始する記録開始レベルを決める手順を表示する
    手段と、前記表示された手順に従い記録を開始する信号
    のレベルを設定する記録開始レベル設定手段と、前記記
    憶手段に記憶された信号のレベルを検出するレベル検出
    手段と、前記記録開始レベル設定手段で設定された記録
    開始レベルの信号を検出し、前記記憶手段に記憶された
    データのうち記録開始レベルを越える信号のデータを読
    み出し、前記記録開始レベルが設定されないときは前記
    記憶手段に記憶されたデータのうち前記記録開始基準レ
    ベルを越える信号のデータを読み出す制御手段と、前記
    制御手段により読み出されたデータを前記記録媒体へ記
    録を開始する記録手段を、具備することを特徴とする記
    録装置。
  4. 【請求項4】 音声信号等を記録媒体に記録する記録装
    置において、入力された信号のデータをある期間記憶す
    る記憶手段と、記録を開始する信号の基準レベルを記憶
    する記録開始基準レベル記憶手段と、記録を終了する信
    号の基準レベルを記憶する記録終了基準レベル記憶手段
    と、記録を開始する信号のレベルを設定する記録開始レ
    ベル設定手段と、記録を終了する信号のレベルを設定す
    る記録終了レベル設定手段と、前記記憶手段に記憶され
    た信号のレベルを検出するレベル検出手段と、前記記録
    開始レベル設定手段で設定された記録を開始、或いは前
    記記録終了レベル設定手段で設定された記録を終了する
    レベルの信号を検出し、前記記憶手段に記憶されたデー
    タのうち記録開始レベルを越える信号のデータから記録
    終了レベルを越えなくなる信号のデータまで読み出し、
    記録開始或いは記録終了のレベル設定がなされないとき
    は前記記憶手段に記憶されたデータのうち記録開始基準
    レベルを越える信号のデータを読み出し、或いは記録終
    了基準レベルを越えなくなる信号のデータまで読み出す
    制御手段と、前記制御手段により読み出されたデータを
    前記記録媒体へ記録する記録手段を、具備することを特
    徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 音声信号等を記録媒体に記録する記録装
    置において、入力された信号のデータをある期間記憶す
    る記憶手段と、記録を開始する信号の基準レベルを記憶
    する記録開始基準レベル記憶手段と、記録を終了する信
    号の基準レベルを記憶する記録終了基準レベル記憶手段
    と、記録を開始する信号のレベルをレベル設定し記憶す
    る記録開始レベル設定記憶手段と、記録を終了する信号
    のレベルをレベル設定し記憶する記録終了レベル設定記
    憶手段と、前記記憶手段に記憶された信号のレベルを検
    出するレベル検出手段と、前記記録開始レベル設定記憶
    手段で設定された記録開始、或いは前記記録終了レベル
    設定記憶手段で設定された記録終了レベルの信号を検出
    し、前記記憶手段に記憶されたデータのうち記録開始レ
    ベルを越える信号のデータから記録終了レベルを越えな
    くなる信号のデータまで読み出し、前記記録開始或いは
    記録終了のレベル設定がなされないと前記記憶手段に記
    憶されたデータのうち前記記録開始基準レベルを越える
    信号のデータから読み出し、或いは前記記録終了基準レ
    ベルを越えなくなる信号のデータまで読み出す制御手段
    と、前記制御手段により読み出されたデータを前記記録
    媒体へ記録する記録手段を、具備することを特徴とする
    記録装置。
  6. 【請求項6】 音声信号等を記録媒体に記録する記録装
    置において、入力された信号のデータをある期間記憶す
    る記憶手段と、記録を開始する信号の基準レベルを記憶
    する記録開始基準レベル記憶手段と、記録を終了する信
    号の基準レベルを記憶する記録終了基準レベル記憶手段
    と、記録開始レベル或いは記録終了レベルを決めるモニ
    タ信号を記憶する記憶手段と、前記モニタ信号の出力に
    基づいて記録を開始する信号のレベルをレベル設定し記
    憶する記録開始レベル設定記憶手段と、前記モニタ信号
    の出力に基づいて記録を終了する信号のレベルをレベル
    設定し記憶する記録終了レベル設定記憶手段と、前記記
    憶手段に記憶された信号のレベルを検出するレベル検出
    手段と、前記記録開始レベル設定記憶手段で設定された
    記録を開始、或いは前記記録終了レベル設定記憶手段で
    設定された記録を終了するレベルの信号を検出し、前記
    記憶手段に記憶されたデータのうち記録開始レベルを越
    える信号のデータから記録終了レベルを越えなくなる信
    号のデータまで読み出し、記録開始或いは記録終了のレ
    ベル設定がなされないと前記記憶手段に記憶されたデー
    タのうち記録開始基準レベルを越える信号のデータから
    読み出し、或いは記録終了基準レベルを越えなくなる信
    号のデータまで読み出す制御手段と、前記制御手段によ
    り読み出されたデータを前記記録媒体へ記録する記録手
    段を、具備することを特徴とする記録装置。
  7. 【請求項7】 音声信号等を記録媒体に記録する記録装
    置において、入力された信号のデータをある期間記憶す
    る記憶手段と、記録を開始する信号の基準レベルを記憶
    する記録開始基準レベル記憶手段と、記録を終了する信
    号の基準レベルを記憶する記録終了基準レベル記憶手段
    と、記録開始レベル或いは記録終了レベルをレベル設定
    したレベルと前記記録開始基準レベル或いは記録終了基
    準レベルを表示する表示手段と、記録開始レベル或いは
    記録終了レベルを決めるモニタ信号を記憶するモニタ信
    号記憶手段と、前記モニタ信号の出力に基づいて記録を
    開始する信号のレベルをレベル設定し記憶する記録開始
    レベル設定記憶手段と、前記モニタ信号を出力に基づい
    て記録を終了する信号のレベルをレベル設定し記憶する
    記録終了レベル設定記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
    れた信号のレベルを検出するレベル検出手段と、前記記
    録開始レベル設定記憶手段で設定された記録を開始、或
    いは前記記録終了レベル設定記憶手段で設定された記録
    を終了するレベルを越える信号を検出し、前記記憶手段
    に記憶されたデータのうち記録開始レベルを越える信号
    のデータから記録終了レベルを越えなくなる信号のデー
    タまで読み出し、記録開始或いは記録終了のレベル設定
    がなされないと前記記憶手段に記憶されたデータのうち
    記録開始基準レベルを越える信号のデータから読み出
    し、或いは記録終了基準レベルを越えなくなる信号のデ
    ータまで読み出す制御手段と、前記制御手段により読み
    出されたデータを前記記録媒体へ記録する記録手段を具
    備することを特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】 音声信号等を記録媒体に記録する記録装
    置において、入力された信号のデータをある期間記憶す
    る記憶手段と、モニタ信号を記憶するモニタ信号記憶手
    段と、前記モニタ信号記憶手段に記憶されたモニタ信号
    を繰り返し出力する手段と、入力された信号の入力レベ
    ルを切り換え或いは調整し記録レベル合わせをするレベ
    ル調節手段と、記録を開始する信号の基準レベルを記憶
    する記録開始基準レベル記憶手段と、前記モニタ信号を
    出力し出力した信号のレベルの記録を開始する信号のレ
    ベルとして設定し記憶する記録開始レベル設定記憶手段
    と、記録一時停止状態にする記録一時停止手段と、前記
    記憶手段に記憶された信号のレベルを検出するレベル検
    出手段と、前記記録一時停止状態で入力さる信号のレベ
    ルを前記レベル検出手段で検出し前記設定された記録開
    始レベルになったとき前記記録一時停止状態から記録状
    態に制御し、前記記憶手段に記憶されたデータのうち前
    記記録開始レベルを越える信号のデータを読み出し、記
    録開始のレベル設定がなされないと前記記憶手段に記憶
    されたデータのうち記録開始基準レベルを越える信号の
    データから読み出す制御手段と、前記制御手段により読
    み出されたデータを前記記録媒体へ記録する記録手段
    を、具備することを特徴とする記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体がミニディスクである請求
    項1乃至9のいずれか記載の記録装置。
JP24465597A 1997-08-26 1997-08-26 記録装置 Withdrawn JPH1166729A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001186393A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Sanyo Electric Co Ltd カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001186393A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Sanyo Electric Co Ltd カメラ

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