JPH1165U - 高速ゴースト取消のためのテレビジョン放送及び受信システム - Google Patents

高速ゴースト取消のためのテレビジョン放送及び受信システム

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JPH1165U
JPH1165U JP009008U JP900898U JPH1165U JP H1165 U JPH1165 U JP H1165U JP 009008 U JP009008 U JP 009008U JP 900898 U JP900898 U JP 900898U JP H1165 U JPH1165 U JP H1165U
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • H04N5/211Ghost signal cancellation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャネル等化システム及び高速に変化するゴ
ースト状況における効果的なゴースト消去装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 複数の水平走査期間を各々含む複数の周
期フィールドにより複数の信号を伝送し、一部の走査期
間は垂直ブランキング期間である多重路信号伝送の装置
から成る。本装置は、(a)各々異なる所定の信号特性
を有する少なくとも2個の基準信号を一つのフィールド
の複数の走査期間で周期的に送信する手段と、(b)基
準信号を含む複数の信号を受信する手段と、(c)信号
伝送の多重路チャネル遅延を検出するために、基準信号
の受信された信号を含む受信された信号を処理する手段
とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、概括的にテレビジョン放送システムと不所望ゴースト画像を表示さ せる多チャネル信号伝送遅延の検出に利用される装置とに関する。さらに特に、 本考案は、高SN比で高速変化ゴースト信号を検出する装置の改良に関し、ゴー スト信号を効率的に除去することにより不所望画像を含まない高品質TV信号が 生成される。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン(TV)放送信号は、多重路チャネルを利用して伝送され各テレ ビジョンセットに備えられた信号受信器に到達する。NTSC或いは各種高品位 TV(HDTV)放送環境では、信号波は丘、建物、航空機など種々の大きな反 射物により反射されるため、ゴースト画像がTV画面に頻繁に現れる。かかる多 重路チャネル伝送環境では、信号は種々の物体により反射されるため、一部のビ デオ信号が受信時間を僅かに異にしてTV受信器に到達すると、ゴースト画像が 画面上に現れる。本課題の解決を試みて各種チャネル等化方法が使用される。
【0003】 HDTV放送では、多重路チャネル等化は重大課題である。殊に、ディジタル 高品位テレビジョンシステムでは、ビデオ信号はディジタルデータとして多量に 符号化される。受信器における信頼できるデータ復元は、ビデオ復調器が正確に 原画像を復元するために重要である。しかしながら、多重路ゴーストによりデー タが歪められると、弱いゴーストであっても、復調器は送信された原データが何 であるかを受信されたデータに基づいて決定できない。これはビデオ復調過程を 大きく阻害する。従って、ゴーストが適正に消去されない場合には、多量に圧縮 されたディジタルHDTV信号を多重路チャネルによって放送すると、TV画面 上画像の画質低下よりもはるかに深刻な問題を生む。受信された信号が復調後、 ビデオ形式で表示される場合に、歪みが生じ視聴者には全く理解できなくなる。
【0004】 一つのチャネル等化方法では、信号送信時に送信側で、ゴースト消去基準(G CR)信号を放送信号に挿入する。かかる信号の受信時に、TV受信器は、GC R信号及び誘発されたゴーストを測定して多重路チャネル遅延を決定し、遅延測 定量を入力パラメータとして使用する消去フィルタを利用して遅延を打ち消す。 映像信号との干渉を回避するために、GCR信号は一般的には、垂直ブランキン グ期間内の予め定められた水平走査期間に挿入される。しかしながら、GCRの ゴーストは前後の水平同期信号、又は、カラーバースト信号と重なる可能性があ るため、GCRのゴースト検出は頻繁に妨害される。それは、多重路遅延の範囲 を水平走査期間の半分に制限させる。
【0005】 NTSC放送システムにおいては、映像信号は周期フレームにより1秒あたり 約30フレームのレートで伝搬される。各フレームには525本の走査線があり 、ほぼ全ての走査線は水平走査期間の1個のタイムスロットに割り当てられる。 従って、各水平走査期間は約63.5マイクロ秒の間隔から成る。また、各フレーム は二つのフィールド、偶数フィールド及び奇数フィールド、に分割される。図1 に示すように、各フィールドの先頭には垂直ブランキング期間、又は、複数の水 平走査期間から成る間隔がある。垂直ブランキング期間に伝送された信号は、新 しいフィールドの先頭を示すため、及び、様々な制御、同期及び試験目的のため の規則的な制御及び試験信号である。垂直ブランキング期間という名が示すよう に、これらの信号はTV画面に表示されないが、直後に続く映像信号は表示用ビ デオ信号である。ゴーストを消去するために、典型としてGCR信号が通常水平 期間10ないし21の間で垂直ブランキング間隔に挿入される。図2に示すよう に、ゴーストの遅延が水平走査期間の半分より長時間、即ち、32マイクロ秒よ り長い場合には、GCR信号のゴーストは、水平同期信号又はカラーバーストの いずれかに重なり、そのため、識別できなくなりゴースト遅延測定に利用できな くなる。
【0006】 これらの困難性を克服するために、マツウラ等は、発明の名称が「受信された テレビジョン映像信号における信号波形妨害の検出方法(Method of Detecting S ignal Waveform Disturbance in Received Television Picture Signal) 」(19 91年6 月16日発行) である米国特許第5,032,916 号に、一対以上の対から成るG CR信号挿入による信号波形妨害の検出方法を開示している。各対は波形が異な る2個のGCR信号を含み、少なくとも1フィールド期間で隔てられた予め定め られた二つの水平走査期間に挿入される。予め定められた二つの水平走査期間は 、対応する水平走査期間であり、テレビジョン映像信号は一定間隔の周期で繰り 返されるフィールドにより伝送されることを想定して、一定間隔又は周期間隔の 整数倍隔てられる。1フィールドの信号を対応するGCR信号により挿入された 対応するフィールドの信号から減算することにより差分波形が得られる。制御信 号と映像信号は、対応するこれらのフィールド間で同一であり、相殺されるので 、差分波形は挿入されたGCR信号とそれらのゴーストとの差だけから成る。1 対のGCR信号が2フレーム、即ち、2×525走査期間隔てられた対応する二 つの水平走査期間に挿入された特定な例を図3の(A)及び図3の(B)に示し 、一方の信号を他方から減算して得られた差分波形を図3の(C)に示す。
【0007】 図4は、前述のゴースト消去操作を実行できるゴースト消去装置10の概略ブ ロック図を示す。それは一般的にはゴースト消去器又は縮小器とも呼ばれる。ゴ ースト消去装置10は、想定される映像信号に適当なゴーストを生成することに より、受信された映像信号内の実際のゴースト成分を消去するフィルタ部1から 構成される。基準信号検出部2はフィルタ部1の出力信号に含まれるGCR信号 及びそのゴースト成分を検出する。さらに基準信号検出部2は、ゴースト成分の 振幅、遅延時間及びその他関連する波形特性を検出する。さらにゴースト消去装 置10は、実際のゴースト成分の消去を促進するために検出部2のフィルタ特性 を制御する制御部3から構成される。
【0008】 マツウラ等により開示された8フィールド列方法を含むゴースト除去技術は日 本の放送技術協会(BTA)により採用されている。NTSCカラー映像信号の 位相は4フィールド周期で周期的に変化され、即ち、4フィールド間隔で映像信 号は同一の波形、レベル、及び位相を有するため、4対のGCR信号がBTAの 8フィールド列における伝送に追加される。従って、図5に示す垂直ブランキン グ内のフレーム列18及び281に挿入されたGCR信号は、8フィールド列に より伝送される。トランスバーサルフィルタを利用して次式で計算される基準G CR信号によりビデオ画像誤りを最小化するゴースト消去器が使用される: SGCR=1/4{(S1 −S5 )+(S6 −S2 ) +(S3 −S7 )+(S8 −S4 )} (1) S1 、S2 ....8 は各々第1、第2、....、第8におけるGCR信号の波形 を表す。
【0009】 マツウラ等により開示されBTAにより採用されるゴースト縮小技術は、多重 路チャネル遅延が水平走査期間の半分よりも長い場合には、GCR信号が他の制 御信号と重なるという課題を解決するが、一方色々な技術的制約を含む。特に、 ゴースト消去は幾つかのフレームに亘るGCR測定により実行されるので、マツ ウラのチャネル等化方法はゴースト画像が高速変化する状況下ではさほど効果的 ではない。人の室内移動、木々の揺れ、自動車或いは航空機の通過等がある環境 では、このような高速変化ゴースト状況はなおさら多い。概してBTAのゴース ト消去器はこのような状況に適切に追従することはできない。その上、複数のフ ィールドに亘ってGCR信号を挿入するので、マツウラの方法は水平同期パルス 数を正確にカウントすることによりGCR信号挿入位置を検出する。主たる強い ゴースト信号が前述の水平同期パルスに重なる強いゴースト状況では、ゴースト 消去器は同期信号の正確なカウントを損ない、消去器はGCR信号を探知できな くなる。
【0010】 その上、各フィールドに対する垂直ブランキング期間中の水平走査期間の数は 制限され、一方、多様な同期、検査及び他の型の符号化信号がこれらの線により 伝送されるため、走査線の使い方は注意深く評価される必要がある。図5に示す BTAのチャネル等化方法において、GCR信号が長い後方ゴーストを含む場合 には、GCR信号は17列及び280列の信号に干渉される。伝送チャネルを的 確に特性化するためには、差分された波形を計算するために式(1)を適用する 際に、長い後方ゴーストの干渉を除去しなければならない。純粋な差分GCRを 得るために、列17及び280における信号は互いに打ち消し合うように、即ち 、D1B=D5B、D2B=D6B、D3B=D7B、及びD4B=D8Bと配列されなければな らない。従って、かかる水平走査期間の使い方は制約される。その上特に、GC R信号は正弦関数を積分しているので、GCR信号と18又は281列の信号の 前方ゴーストと17又は280列の信号の後方ゴースト全てとの間の干渉がない ことを確実にするために、かかる走査期間内信号の長さと相対的位置も制約され る。図6を参照するに、信号のゴーストは信号自身の4マイクロ秒前から45マ イクロ秒後の間のどこでも発生し得るので、DC の前方ゴーストと積分された正 弦関数のエッジ後方ゴーストとの干渉を避けるために、積分された正弦関数を列 18及び281の負矩形関数の前方エッジから24.0マイクロ秒離して配置し なければならない。対状信号領域のDb の前方エッジは積分された正弦関数の前 方エッジより49.0マイクロ秒先行し、信号Db の最短時間長は23.5マイ クロ秒である。各々の走査線にはGCR信号は1個しか使用されないが、3本の 走査線を利用することはBTAの方法に実際的に含まれる。この場合に垂直ブラ ンキング期間内の走査期間の利用効率は、24(3×8)走査線毎に一つのチャ ネル等化操作となる。垂直ブランキング期間内の走査期間の利用効率を増加させ ることに技術的要求がある。
【0011】 その上、BTAシステムは低SN比という困難性によっても制限される。BT Aシステムは4.2MHzあたりの周波数で時間打切りされた(sin x)/x GC R信号を利用し、44.7マイクロ秒に亘り積分され、立ち下がり区間2Tによ り打ち切られた帯域幅となる。対にされたGCR信号は次に8フィールド列内で 4回インターリーブされる。概念的には、このGCR信号は、(sin x)/x/(1-D) と見なすことができ、ここで 1/(1-D)は、およそ14.32MHzの色副搬送波 周波数の4倍のサンプリングレートによる離散的積分操作である。受信器では、 システムに発生し得るDCバイアスを消去するためのDC遮断機能も提供する1 クロック差分操作(1-D) により、積分された(sin x)/x 信号は差分される。線形 歪みの可能性を避けるために、積分された (sin x)/x GCR信号ピーク振幅は 約75IREに制限される。元の (sin x)/x 信号振幅は積分されたGCR信号 振幅のほぼ半分であるので、積分前の (sin x)/x GCR信号振幅はピーク値の 半分、即ち、38IRE未満に制限される。これはSN比で6dBの損失を生む 。受信器で、差分操作により (sin x)/x 信号を復元してSN比で3dBを回復 するが、一方DCバイアスの除去によりおよそ9dBの損失が生じる。SN比を 改善するために、受信された信号は実際に使用される前に何百フィールドにも亘 り平均される。BTAの提案では、SN比で15dBの改善を得るために、約5 秒、即ち、8フィールド列に対して32回の平均化を推奨する。これはシステム の収束をさらに減速させ、高速に変化するゴーストの検知を一層難しくする。
【0012】 従って、当業者は、新規で改良されたチャネル等化方法を依然として必要とす る。特に、このチャネル等化方法はGCR信号及びそれに伴うゴースト信号を高 速に変化するゴースト状況下で、水平同期信号の正確なカウントによることなく 検知できなければならない。また、多数フレームに亘る平均化の必要なく高SN 比を獲得し、高速でシステムが収束されるように、GCR信号の波形は適切に設 計されることが必要である。
【0013】 高SN比の要求を含む多数の詳細な高品質GCR信号の要求に応じるため、2 種類のGCR信号、即ち擬似ランダム雑音(PN)シーケンス及びチャープGC R信号が提案されている。 Wang等により提案された修正擬似ランダム雑音シーケンスはSN比を改善 するために利用される。「TV放送用多重路チャネル特性化のための訓練信号及 び受信器設計(Training Signal and Receiver Design for Multi-path Channel Characterization for TV Broadcasting )」(IEEEのConsumer Electronicsに 関する学会誌、第36巻、第4 号、1990年11月、794-806 ページ)において、Wa ng等により、ゴースト消去機構で使用する良好な雑音除去の提供を目的として 、修正擬似ランダム雑音(PN)シーケンス及び信号検出用に対応する相関器を 利用するGCR波形が提案されている。PNシーケンスの相関を取る相関器の利 用により振幅が小さなサンプルの「静領域」により隔てられた大きなピークが得 られるため、SN比は改善される。Wang等は、Nをスペクトルシーケンスの 全数として、因子NでDC成分を増幅することによりPNシーケンスをさらに修 正する。相関器の操作は加算と減算のみを含むように相関器の設計を単純化させ るバイアス定数1が与えられる。従って、Wang等は、チャネル等化のために 、長期間の平均化を必要としないでより良好で高いSN比を提供する修正PNシ ーケンスのGCR信号を備える非常に費用効果に優れた方法を開示する。しかし ながら、修正PNシーケンス信号は、GCR信号伝送の全周波数範囲に亘り平坦 な強度スペクトルを含まず、雑音が多い線形相関関数を持つため、幾らかの欠点 がある。平坦なスペクトルを有する信号を生成するために、数学的に合成された GCR信号、即ち、チャープ関数が、Kooにより「新型高エネルギーゴースト 消去基準信号の開発(Developing a New Class of High Energy Ghost Cancella tion Reference Signals)」(IEEE、1992年)に開示されている。チャープ関数 はベッセル関数と時間領域関数との積の総和であり、時間領域関数は全周波数帯 域に亘る一連の周期関数の積分である。チャープ関数は、従って、平坦なスペク トルと高信号エネルギーを含む。しかしながら、チャープ信号を実現するために は、相関器は乗算及び加算を行なう必要があり、信号のサンプリングは低周波数 から高周波数までの領域で実施される必要がある。チャープ信号はその平坦なス ペクトルと高信号エネルギーにより正確なチャネル特性化を提供するとKooに より指摘されているが、チャープ関数はGCR信号として備えるには、Wang 等により提案された修正PNシーケンスと比較して不経済である。
【0014】 修正PNシーケンスとチャープ関数との間でチャネル等化のためのGCR信号 を選択することも、放送産業にとって難題である。様々な信号品質を個々に要求 する多種のTV信号受信器がある。TVセットの価格に依存して、様々なレベル の複雑さと精巧さから成る異種のゴースト消去機構の利用を選択できるようなT V映像信号を放送することが望ましい。ディジタルHDTVがより一層商業利用 され広く使用されるにつれて、このような柔軟性への要望はさらに重要となる。 様々なゴースト消去機構を用いる広範な受信器性能に対する様々なレベルの映像 品質要求を満たす1種類の信号を伝送する能力も、TV放送技術において求めら れる。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
従って、本考案の目的は、チャネル等化システム及び高速に変化するゴースト 状況における効果的なゴースト消去装置を提供することである。 本考案のもう一つの目的は、GCR信号が挿入され、1フィールド期間内に受 信されたテレビジョン映像信号で検出され、ゴースト消去は長時間期間に亘る水 平同期信号の正確なカウントに依存しないゴースト消去装置を提供することであ る。
【0016】 本考案のもう一つの目的は、様々な種類の放送信号を受信することを受信器に 求めずに、様々なレベルの映像品質要求を満たす様々なゴースト消去アルゴリズ ムを備えるように信号受信器を柔軟にさせるゴースト消去装置を提供することで ある。 本考案のもう一つの目的は、簡単なハードウェア論理設計で一つの集積回路と してゴースト消去フィルタに容易に備えることができ、従って、消去フィルタは 経済的に製造可能でTV受信器に都合よく装着できるゴースト消去装置を提供す ることである。
【0017】 本考案のもう一つの目的は、垂直ブランキング期間中の走査線が有効に利用さ れるゴースト消去装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本考案は複数の水平走査期間を各々含む複数の周期フィールドにより複数の信 号を伝送し、一部の走査期間は垂直ブランキング期間である多重路信号伝送の装 置から成る。本装置は、(a)各々異なる所定の信号特性を有する少なくとも2 個の基準信号を一つのフィールドの複数の走査期間で周期的に送信する手段と、 (b)基準信号を含む複数の信号を受信する手段と、(c)信号伝送の多重路チ ャネル遅延を検出するために、基準信号の受信された信号を含む受信された信号 を処理する手段とから成る。
【0019】
【考案の実施の形態】
望ましい実施例を種々の図面に示し、以下に詳細に説明することにより本考案 の上記及び他の目的と利点が通常当業者に明白となることは疑いない。 本節において、主として様々な型のGCR信号波形に関する図面により本考案 の望ましい実施例の詳細な説明を行なう。テレビジョン信号受信器に配置された ゴースト消去装置の対応する動作、及び信号の動作と性能は技術的によく知られ ている。図4に示す装置10は、本考案の望ましい実施例における利用に適した ゴースト消去装置の一例である。
【0020】 図7は本考案によるTV放送信号の波形を示し、垂直ブランキング間隔内の連 続する4水平走査期間から受信された信号はゴースト消去装置により処理される 。これら連続する4走査期間はL1、L2、L3及びL4と示され、修正PNシ ーケンス又はチャープ関数のいずれかの形式であるGCR信号はL1及びL3に 挿入される。
【0021】 図8の(A)は、図7の伝送波形に対応して水平走査期間L1、L2及びL3 、L4でTV受信器により受信された映像信号の波形を示す。図8の(B)は、 L3及びL4の信号をL1及びL2の信号から減算して得られた波形を示す。減 算操作中に、かかる水平走査期間に含まれる水平同期信号とカラーバーストは全 て消去される。減算後に残された差分波形はGCR信号とそれに伴うゴーストで ある。ゴースト成分は測定によって厳密に容易に検出される。
【0022】 図9は他の波形を示しており、2組の修正PNシーケンス又はチャープ信号が P1、P2、P3及びP4と示される連続する4水平走査期間に加えられる。P 1及びP3におけるGCR信号は、2個のGCR信号のゴーストが各々走査期間 P2及びP4で最も発生する見込みがあるように、走査期間の後半に加えられる 。一方、P2及びP4におけるGCR信号は、ゴースト信号が同一走査期間に発 生することを保証するために、各々の期間の前半部に置かれる。1走査期間は約 64マイクロ秒時間間隔に亘り、ゴーストの90%以上は−4から26マイクロ 秒内に存在し、ほぼ常時−4と37マイクロ秒の間の範囲に存在するので、図1 0の(A)から図10の(B)に示すように連続する4走査期間を処理すること により、チャネル遅延は厳密に測定される。図10の(A)は、送信された信号 P1及びP2,P3及びP4(図9による)それぞれに対応する受信された信号 の相関器出力を示す。図10の(B)に示す波形は、領域2の波形を領域1の波 形から減算することにより得られた結果信号である。さらに、全制御信号は減算 操作により消去され、GCR信号とGCR信号のゴースト成分だけが残る。
【0023】 図11により本考案のもう一つの代替実施例を示す。垂直ブランキング間隔内 のH1、H2、H3及びH4として示される連続する4走査期間に、「ハイブリ ット」GCR信号が挿入される。期間H1及びH3の前半部にはPN−127シ ーケンスが挿入され、期間H1及びH3の後半部には正及び負のチャープ信号が それぞれ挿入される。第2のチャープ信号が次にH2及びH4に挿入される。低 周波数から中間周波数範囲にわたるスペクトルを含むH1及びH3におけるチャ ープ信号は、高周波数から中間周波数範囲にわたるスペクトルを含むH2及びH 4におけるチャープ信号と補い合って、完全なチャープ信号を形成する。高周波 数は約4.2MHz、低周波数は零近傍、及び中間周波数は高周波数と低周波数 の平均である。受信端において、H1及びH2の信号とH3及びH4の信号それ ぞれとの加算又は減算のいずれかを行なって、PNシーケンス又はチャープ信号 のいずれかを処理する柔軟性を受信器は持つ。これらのハイブリッドGCR信号 を利用することにより、受信器の型により、TVユーザが様々なゴースト消去技 術を利用することを許す選択の自由が提供される。
【0024】 S1 からS5 により表される連続する5走査線がS2 及びS4 に挿入されたハ イブリッドGCR信号と共に使用される、もう一つの型のハイブリッドGCR信 号を図12に示す。S2 及びS4 の前半部にPN−31或いはPN−63信号が 挿入され、一方、後半部には正及び負のチャープ信号が各々に挿入される。他の 3走査線S1 、S3 及びS5 には全く同一な信号が挿入される。同様に、受信端 では、S1 及びS2 の信号とS3 及びS4 の信号それぞれとの加算又は減算のい ずれかを行なって、PNシーケンス又はチャープ信号のいずれかを処理する柔軟 性を受信器は持つ。これらのハイブリッドGCR信号を利用することにより、受 信器の型により、TVユーザが様々なゴースト消去技術を利用することを許す選 択の自由が提供される。
【0025】 従って、本考案により、GCR信号は同一フィールド内の予め指定された水平 走査期間に挿入されるため、殆どの場合には200マイクロ秒未満の時間間隔で 伝送され、受信された信号を利用することによりチャネル伝送遅延は測定される 。かくして、連続する少数走査期間中の信号受信直後に、高速に変化するゴース ト画像を検出及び訂正することが可能となる。修正PNシーケンスをTV受信器 に装着された低価格相関器と組合せて利用することによりSN比も改善される。 本考案は、簡単ではあるが効果的であり、従来技術で遭遇した困難性を克服する ために都合良く実施できる技術を教示する。
【0026】 本考案を前述の望ましい実施例により説明したが、かかる開示に限定されない ことが理解される。様々な代替及び変更が上記開示をうけた当業者に明白となる ことは疑うべくもない。従って、付随する請求項は本考案の精神と目的の範囲内 で全ての代替及び変更に亘ると解釈される。
【0027】
【考案の効果】
本考案の一つの利点は、チャネル等化システム及び高速に変化するゴースト状 況における効果的なゴースト消去装置を提供することである。 本考案のもう一つの利点は、GCR信号が挿入され、1フィールド期間内に受 信されたテレビジョン映像信号で検出され、ゴースト消去は長時間期間に亘る水 平同期信号の正確なカウントに依存しないゴースト消去装置を提供することであ る。
【0028】 本考案のもう一つの利点は、特に水平同期信号がゴーストの干渉により歪まさ れた場合に、ゴースト消去器にジッターに頑強なGCR信号を提供することであ る。 本考案のもう一つの利点は、1対のGCR信号を減算した後に最小残存カラー バーストを提供し、それによってPNシーケンス及び/又はチャープ信号が使用 される場合には後方ゴースト荷重係数を正確に計算することが出来ることである 。
【0029】 本考案のもう一つの利点は、様々な種類の放送信号を受信することを受信器に 求めずに、様々なレベルの映像品質要求を満たす様々なゴースト消去アルゴリズ ムを備えるように信号受信器を柔軟にさせるゴースト消去装置を提供することで ある。 本考案のもう一つの利点は、簡単なハードウェア論理設計を利用して集積回路 として実時間相関器に容易に備えられるディジタルタイミング復元装置を提供し 、それにより、タイミング復元回路は経済的に製造可能でTV受信器に都合よく 装着できることである。
【0030】 本考案のもう一つの利点は、垂直ブランキング期間における走査線が有効に利 用されるゴースト消去装置を提供することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 垂直ブランキング期間を含むテレビジョン映
像信号の時間割当を示す図である。
【図2】 GCR信号のゴースト信号は他の制御信号と
重なる従来のGCR波形の例を示す図である。
【図3】 (A)から(C)は従来技術によるゴースト
消去器により処理された動作中波形の例を示す図であ
る。
【図4】 ゴースト消去器の概略構造を示すブロック図
である。
【図5】 BTAゴースト消去器機構用8連続フィール
ドにおける波形を示す。
【図6】 BTAゴースト消去器機構の連続する3走査
期間におけるゴースト干渉を防止する時間割当を示す。
【図7】 本考案による連続する4水平走査期間へのG
CR信号の挿入を示す波形ブロック図である。
【図8】 図7のGCR信号を利用するTV受信器によ
り受信され処理される波形を示す図である。
【図9】 本考案による連続する5水平走査期間へのG
CR信号の挿入を示すもう一つの波形ブロック図であ
る。
【図10】 図9のGCR信号を利用するTV受信器に
より受信され処理される波形を示す図である。
【図11】 ハイブリッド信号を利用するGCR消去機
構の波形を示す図である。
【図12】 異なるハイブリッド信号の組を利用するG
CR消去機構の別の波形を示す図である。
【符号の説明】
1 フィルタ部 2 基準信号検出部 3 制御部 10 ゴースト消去装置 L1,..,P1,..,H1,..,S1 ,..
水平走査期間

Claims (22)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド同期信号と、複数の水平走査
    期間を含む垂直ブランキング期間とが夫々に設けられた
    複数の周期フィールドに分割されている複数の信号を伝
    送する多重路信号伝送の装置において、 (a)一つの上記周期フィールドに対する単一の垂直ブ
    ランキング期間内の上記水平走査期間の異なる時間間隔
    に信号特性が異なる少なくとも2個の基準信号を周期的
    に送信する手段と、 (b)上記単一の垂直ブランキング期間内の上記水平走
    査期間の異なる時間間隔に上記少なくとも2個の基準信
    号を含む複数の信号を受信する手段と、 (c)上記多重路信号伝送の多重路チャネル遅延を検出
    するために、上記受信された信号に含まれる上記少なく
    とも2個の基準信号間で演算を行う手段とからなる多重
    路信号伝送の装置。
  2. 【請求項2】 手段(a)は、前記基準信号を送信する
    手段を更に有し、ここで各前記基準信号は擬似ランダム
    雑音(PN)信号であることを特徴とする請求項1記載
    の多重路信号伝送の装置。
  3. 【請求項3】 手段(a)は、前記基準信号を送信する
    手段を更に有し、ここで各々の前記基準信号はチャープ
    信号であることを特徴とする請求項1記載の多重路信号
    伝送の装置。
  4. 【請求項4】 手段(a)は、前記基準信号を送信する
    手段を更に有し、ここで各々の前記基準信号は修正PN
    シーケンス信号及びチャープ信号を含むハイブリッド信
    号であることを特徴とする請求項1記載の多重路信号伝
    送の装置。
  5. 【請求項5】 複数の水平走査期間を各々含む複数の周
    期フィールドにより複数の信号を伝送し、一部の前記走
    査期間が垂直ブランキング期間である多重路信号伝送の
    装置であって、 (a)所定の信号特性を有する第1の基準信号を一つの
    前記フィールドの一つの前記期間で、周期的に送信する
    手段と、 (b)異なる所定の信号特性を有する第2の基準信号
    を、前記期間とは異なるが該第1の基準信号を送信する
    フィールドと同じである一つの前記期間で送信する手段
    と、 (c)前記第1の基準信号及び前記第2の基準信号を含
    む前記複数の信号を受信する手段と、 (d)前記信号伝送の多重路チャネル遅延を検出するた
    めに、前記第1及び前記第2の基準信号の前記受信され
    た信号を含む前記受信された信号を処理する手段とから
    成る前記多重路信号伝送の装置。
  6. 【請求項6】 手段(a)は、前記垂直ブランキング間
    隔中に前記第1の基準信号を送信する手段を更に有し、 手段(b)は、前記垂直ブランキング間隔中に前記第2
    の基準信号も送信する手段を更に有することを特徴とす
    る請求項5記載の多重路信号伝送の装置。
  7. 【請求項7】 手段(a)は、前記第1の基準信号の直
    前及び直後の一つの前記水平走査期間に、第1及び第2
    の対状信号を送信する手段を更に有し、 手段(b)は、前記第2の対状信号直後の一つの前記水
    平走査期間に前記第2の基準信号を送信し、前記第2の
    基準信号直後の一つの前記水平走査期間に第3の対状信
    号を送信する手段を更に有し、ここで前記第1、第2及
    び第3の対状信号は同一の信号特性を有し、 手段(d)は、前記第2の基準信号の受信された信号を
    前記第1の基準信号の受信された信号から減算し、前記
    第3の対状信号の受信された信号を前記第2の対状信号
    から減算する手段を更に有することを特徴とする請求項
    6記載の多重路信号伝送の装置。
  8. 【請求項8】 手段(a)は、前記垂直ブランク走査期
    間の中で12ないし18走査期間の間の一つの前記水平
    走査期間に、前記第1の基準信号を送信する手段を更に
    有することを特徴とする請求項7記載の多重路信号伝送
    の装置。
  9. 【請求項9】 手段(a)は、前記第1の基準信号に関
    する前記水平走査期間の中央で、前記第1の基準信号を
    送信する手段を更に有し、ここで前記基準信号の時間長
    は33.2マイクロ秒未満であり、 手段(b)は、前記第2の基準信号に関する前記水平走
    査期間の中央で、前記第2の基準信号を送信する手段を
    更に有し、ここで前記基準信号の時間長は33.2マイクロ
    秒未満であることを特徴とする請求項8記載の多重路信
    号伝送の装置。
  10. 【請求項10】 手段(a)及び手段(b)は、前記第
    1の基準信号及び前記第2の基準信号を送信する手段を
    更に有し、ここで前記第1及び前記第2の基準信号は、
    擬似ランダム雑音(PN)信号であることを特徴とする
    請求項9記載の多重路信号伝送の装置。
  11. 【請求項11】 手段(a)及び手段(b)は、前記第
    1の基準信号及び前記第2の基準信号を送信する手段を
    更に有し、ここで前記第1及び前記第2の基準信号は、
    チャープ信号であることを特徴とする請求項9記載の多
    重路信号伝送の装置。
  12. 【請求項12】 手段(a)及び手段(b)は、前記第
    1の基準信号及び前記第2の基準信号を送信する手段を
    更に有し、ここで前記第1及び前記第2の基準信号は、
    修正PNシーケンス信号及びチャープ信号を含むハイブ
    リッド信号であることを特徴とする請求項9記載の多重
    路信号伝送の装置。
  13. 【請求項13】 手段(a)及び手段(b)は、第1の
    PNシーケンス信号及び第1のチャープ信号を含む前記
    第1の基準信号、及び、前記第1のPNシーケンス信号
    と同一である第2のPNシーケンス信号及び前記第1の
    チャープ信号と同一であるが本質的に180度の位相差
    を有する第2のチャープ信号を含む前記第2の基準信号
    を送信する手段を更に有することを特徴とする請求項9
    記載の多重路信号伝送の装置。
  14. 【請求項14】 複数の水平走査期間を各々に含む複数
    の周期フィールドを有する複数の信号を伝送し、ここで
    一部の前記走査期間が垂直ブランキング期間であること
    を特徴とする多重路信号伝送の装置であって、 (a)一つの前記フィールドにおける連続する4個の前
    記水平走査期間で、異なる所定の信号特性を各々有する
    第1、第2、第3、及び第4の基準信号を周期的に送信
    する手段と、 (b)前記4個の基準信号を含む前記複数の信号を受信
    する手段と、 (c)前記信号伝送の多重路チャネル遅延を検出するた
    めに、前記4個の基準信号の前記受信された信号を含む
    前記受信された信号を処理する手段とから成る前記多重
    路信号伝送の装置。
  15. 【請求項15】 手段(a)は、前記垂直ブランキング
    間隔中に前記4個の基準信号を送信する手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項14記載の多重路信号伝送の
    装置。
  16. 【請求項16】 手段(a)は、前記垂直ブランク走査
    期間の中で12ないし18走査期間の間の一つの前記水
    平走査期間に、前記第1の基準信号を送信する手段を更
    に有することを特徴とする請求項15記載の多重路信号
    伝送の装置。
  17. 【請求項17】 手段(a)は、各基準信号は擬似ラン
    ダム雑音(PN)信号、チャープ信号、又は、PNシー
    ケンス及びチャープ信号を含むハイブリッド信号のいず
    れか一つである前記4個の基準信号を送信する手段を更
    に有することを特徴とする請求項16記載の多重路信号
    伝送の装置。
  18. 【請求項18】 複数の垂直ブランキング期間を有し複
    数の水平走査期間を各々含む複数の周期フィールドによ
    り画像信号を伝送することによる複数画像信号の多重路
    信号伝送の装置であって、 (a)異なる所定の信号特性を各々有する少なくとも一
    つの基準信号を各前記フィールドの複数の前記期間で周
    期的に送信し、ここで各々の前記基準信号は擬似ランダ
    ム雑音(PN)信号、チャープ信号、又は、PNシーケ
    ンス及びチャープ信号を含むハイブリッド信号のいずれ
    か一つである手段と、 (b)前記基準信号を含む前記複数の信号を受信する手
    段と、 (c)前記信号伝送の多重路チャネル遅延を検出するた
    めに、基準信号の前記受信された信号を含む前記受信さ
    れた信号を処理する手段とから成る複数画像信号の多重
    路信号伝送の装置。
  19. 【請求項19】 複数の水平走査期間を各々有する複数
    の周期フィールドで複数の信号を伝送する装置であっ
    て、 各前記フィールドの複数の前記期間で、異なる所定の信
    号特性を各々有する少なくとも一つの基準信号を周期的
    に送信し、ここで各々の前記基準信号は擬似ランダム雑
    音(PN)信号、チャープ信号、又は、PNシーケンス
    及びチャープ信号を含むハイブリッド信号のいずれか一
    つである基準信号生成手段よりなるチャネル特性化手段
    を含む装置。
  20. 【請求項20】 複数の水平走査期間を各々有する複数
    の周期フィールドで複数の信号を伝送する装置であっ
    て、 一つの前記フィールドの複数の前記期間で、異なる所定
    の信号特性を各々有する少なくとも二つの基準信号を周
    期的に送信する基準信号生成手段よりなるチャネル特性
    化手段を含む装置。
  21. 【請求項21】 複数の水平走査期間を各々有する複数
    の周期フィールドを有する複数の信号を受信する装置で
    あって、 少なくとも一対の基準信号が前記水平走査期間の異なる
    期間に含まれ、各前記基準信号は擬似ランダム雑音(P
    N)信号、チャープ信号、又は、PNシーケンス及びチ
    ャープ信号を含むハイブリッド信号のいずれか一つであ
    り、 チャネル特性化を行なうために、前記受信された信号に
    含まれる前記少なくとも一対の基準信号を処理する基準
    信号処理手段よりなるチャネル特性化手段を含む装置。
  22. 【請求項22】 複数の水平走査期間を各々有する複数
    の周期フィールドを有する複数の信号を周期的に受信す
    る装置であって、 少なくとも一つの前記フィールドは、異なる所定の信号
    特性を各々有する少なくとも二つの基準信号からなる基
    準信号の対を有し、 チャネル特性化を行なうために、少なくとも一つの前記
    フィールドにおける前記受信された信号に含まれる前記
    基準信号の対を処理する基準信号処理手段よりなされる
    チャネル特性化手段を含む装置。
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