JPH10210325A - テレビ信号送信方法及びテレビ信号受信装置 - Google Patents

テレビ信号送信方法及びテレビ信号受信装置

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JPH10210325A
JPH10210325A JP9012197A JP1219797A JPH10210325A JP H10210325 A JPH10210325 A JP H10210325A JP 9012197 A JP9012197 A JP 9012197A JP 1219797 A JP1219797 A JP 1219797A JP H10210325 A JPH10210325 A JP H10210325A
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JP
Japan
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signal
detecting
video signal
detecting means
receiving
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Application number
JP9012197A
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Inventor
Akira Nohara
明 野原
Joji Kane
丈二 加根
Noboru Nomura
登 野村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動受信時のマルチパス等により映像信号が
障害を受ける。 【解決手段】 テレビ信号を受信する受信手段1と、そ
の受信手段より得られる映像信号のパルスを検出するパ
ルス検出手段2と、そのパルスの位相を検出する位相検
出手段3と、受信手段1で得られた映像信号を位相検出
手段3から得られる受信障害状態に基づいた制御情報に
応じて映像安定化を行う映像信号安定化手段5と、映像
信号安定化手段5より得られる映像信号を表示する表示
手段6とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ信号送信方
法及びテレビ信号受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体における映像受信装置の一
つであるカーテレビの普及が進んできている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
カーテレビの一例について説明する。図13は従来のカ
ーテレビの構成図である。
【0004】同図において、901はダイバアンテナ、
902はチューナ部、903は映像信号処理部、904
は表示制御部、905は表示部、906は音声信号処理
部、907は音声出力部である。
【0005】以上のように構成されたカーテレビについ
て、以下その動作について説明する。
【0006】まずダイバアンテナ901で得られたテレ
ビ信号は、チューナ部902において映像検波、及び音
声検波が行われ、映像信号と音声信号に分けられる。音
声信号は音声信号処理部906によりフィルタ処理が行
われて、音声出力部907に伝達され音声出力が得られ
る。
【0007】一方、チューナ部より得られた映像信号
は、映像信号処理部903において色信号処理、及び同
期信号処理を行いRGB信号に分けられ表示制御部90
4に伝達される。そして表示制御部は映像信号処理部9
03より得られるRGB信号及び同期信号を表示部90
5に伝達し、表示部905で映像を出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、移動受信時の電波のマルチパスによ
り、映像信号及び音声信号が障害を受ける。このため
に、映像信号においては映像の流れ、ゆがみ、映像飛
び、および多重映像が発生するという課題を有してい
た。また、現在用いられているゴーストキャンセル信号
(GCR)を用いたゴーストキャンセルも効果を得るま
でに数秒の時間を必要とし、移動する受信においては効
果を得ることができないという課題を有していた。
【0009】本発明は、上記従来の装置、およびGCR
における課題を考慮し、従来に比べ移動受信における映
像の安定化行うことができるテレビ信号送信方式、テレ
ビ信号受信装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題を解決す
るために請求項1記載の本発明は、テレビ信号を受信す
る受信手段と、前記受信手段より得られる映像信号のパ
ルスを検出するパルス検出手段と、検出されたパルスの
位相を検出する位相検出手段と、前記受信手段で得られ
た映像信号を前記位相検出手段からの制御情報に基づい
て映像安定化する映像信号安定化手段と、前記映像信号
安定化手段より得られる映像信号を表示する表示手段と
を備えたテレビ信号受信装置としたものである。
【0011】請求項2記載の本発明は、テレビ信号を受
信する受信手段と、前記受信手段より得られる映像信号
のパルスを検出するパルス検出手段と、検出されたパル
スの位相を検出する位相検出手段と、映像信号のゴース
トを検出するゴースト検出手段と、前記受信手段で得ら
れた映像信号を前記位相検出手段から得られる制御情報
と前記ゴースト検出手段から得られる制御情報とに基づ
いて映像安定化する映像信号安定化手段と、前記映像信
号安定化手段より得られる映像信号を表示する表示手段
とを備えたテレビ信号受信装置である。
【0012】請求項3記載の本発明は、請求項1または
2において、パルス検出手段で映像信号の垂直ブランキ
ング期間のパルスを検出するようにしたものである。
【0013】請求項4記載の本発明は、請求項3におい
て、パルスが等化パルスまたは垂直同期パルスであるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項5記載の本発明は、テレビ信号の垂
直ブランキング期間に制御信号を挿入したテレビ信号送
信方法である。
【0015】請求項6記載の本発明は、請求項5におい
て、等化パルス期間,垂直同期期間または映像信号の始
まるまでの期間のうち少なくとも1つに制御信号を挿入
したものである。
【0016】請求項7記載の本発明は、請求項5または
6において、テレビ信号が所定ライン位置にゴーストキ
ャンセル基準信号を挿入したものであることを特徴とす
る。
【0017】請求項8記載の本発明は、請求項5または
6または7において、制御信号は鋭い波形の正レベルの
信号であることを特徴とする。
【0018】請求項9記載の本発明は、テレビ信号を受
信する受信手段と、前記受信手段より得られる映像信号
のパルスを検出するパルス検出手段と、検出されたパル
スの位相を検出する位相検出手段と、テレビ信号の制御
信号を検出する制御信号検出手段と、前記受信手段で得
られた映像信号を前記位相検出手段から得られる制御情
報と前記制御信号検出手段から得られる制御情報とに基
づいて映像安定化する映像信号安定化手段と、前記映像
信号安定化手段より得られる映像信号を表示する表示手
段とを備えたテレビ信号受信装置である。
【0019】請求項10記載の本発明は、請求項9にお
いて、制御信号検出手段はテレビ信号の垂直ブランキン
グ期間に挿入された制御信号を検出することを特徴とす
る。
【0020】請求項11記載の本発明は、請求項10に
おいて、等化パルス期間,垂直同期期間または映像信号
の始まるまでの期間のうち少なくとも1つに制御信号を
挿入したものである。
【0021】請求項12記載の本発明は、請求項10ま
たは11において、テレビ信号が所定ライン位置にゴー
ストキャンセル基準信号を挿入したものであることを特
徴とする。
【0022】請求項13記載の本発明は、請求項10ま
たは11または12において、制御信号は鋭い波形の正
レベルの信号であることを特徴とする。
【0023】請求項14記載の本発明は、テレビ信号を
受信する受信手段と、前記受信手段より得られる映像信
号の同期信号を検出する同期信号検出手段と、前記同期
信号の位相を検出する同期位相検出手段と、テレビ信号
の制御信号を検出する制御信号検出手段と、前記受信手
段で得られた映像信号を前記制御信号検出手段から得ら
れる制御情報に基づいて映像安定化する映像信号安定化
手段と、前記映像信号安定化手段より得られる映像信号
を表示する表示手段とを備えたテレビ信号受信装置であ
る。
【0024】請求項15記載の本発明は、請求項14に
おいて、制御信号検出手段はテレビ信号の垂直ブランキ
ング期間に挿入された制御信号を検出することを特徴と
する。
【0025】請求項16記載の本発明は、請求項15に
おいて、等化パルス期間,垂直同期期間または映像信号
の始まるまでの期間のうち少なくとも1つに制御信号を
挿入したことを特徴とする。
【0026】請求項17記載の本発明は、請求項15ま
たは16において、テレビ信号が所定ライン位置にゴー
ストキャンセル基準信号を挿入したものであることを特
徴とする。
【0027】請求項18記載の本発明は、請求項15ま
たは16または17において、制御信号は鋭い波形の正
レベルの信号であることを特徴とする。
【0028】請求項19記載の本発明は、テレビ信号を
受信する受信手段と、前記受信手段より得られる映像信
号の同期信号を検出する同期信号検出手段と、前記同期
信号の位相を検出する同期位相検出手段と、前記同期位
相検出手段より得られる位相情報に基づき同期信号を安
定化させる同期信号安定化手段と、テレビ信号の制御信
号を検出する制御信号検出手段と、前記受信手段で得ら
れた映像信号を前記制御信号検出手段から得られる制御
情報と前記同期信号安定化手段から得られる制御情報と
に基づいて映像安定化する映像信号安定化手段と、前記
映像信号安定化手段より得られる映像信号を表示する表
示手段とを備えたテレビ信号受信装置である。
【0029】請求項20記載の本発明は、請求項19に
おいて、制御信号検出手段はテレビ信号の垂直ブランキ
ング期間に挿入された制御信号を検出することを特徴と
する。
【0030】請求項21記載の本発明は、請求項20に
おいて、等化パルス期間,垂直同期期間または映像信号
の始まるまでの期間のうち少なくとも1つに制御信号を
挿入したことを特徴とする。
【0031】請求項22記載の本発明は、請求項20ま
たは21において、テレビ信号が所定ライン位置にゴー
ストキャンセル基準信号を挿入したものであることを特
徴とする。
【0032】請求項23記載の本発明は、請求項20ま
たは21または22において、制御信号は鋭い波形の正
レベルの信号であることを特徴とする。
【0033】請求項24記載の本発明は、テレビ信号を
受信する受信手段と、前記受信手段より得られる映像信
号の同期信号を検出する同期信号検出手段と、前記同期
信号の位相を検出する同期位相検出手段と、前記同期位
相検出手段より得られる位相情報に基づき同期信号を安
定化させる同期信号安定化手段と、前記受信手段で得ら
れた映像信号を同期信号安定化手段から得られる制御情
報に基づいて映像安定化する映像信号安定化手段と、前
記映像信号安定化手段より得られる映像信号を表示する
表示手段とを備えたテレビ信号受信装置である。
【0034】請求項25記載の本発明は、テレビ信号を
受信する受信手段と、前記受信手段より得られる映像信
号の同期信号を検出する同期信号検出手段と、前記同期
信号の位相を検出する同期位相検出手段と、前記同期位
相検出手段より得られる位相情報に基づき同期信号を安
定化させる同期信号安定化手段と、前記同期位相検出手
段より得られるゴースト情報に基づき受信手段より得ら
れるテレビ信号のゴーストを検出するゴースト検出手段
と、前記受信手段で得られた映像信号を前記ゴースト検
出手段から得られるゴースト制御情報と前記同期信号安
定化手段から得られる制御情報とに基づいて映像安定化
する映像信号安定化手段と、前記映像信号安定化手段よ
り得られる映像信号を表示する表示手段とを備えたテレ
ビ信号受信装置である。
【0035】請求項26記載の本発明は、テレビ信号を
受信する受信手段と、前記受信手段より得られる映像信
号の同期信号を検出する同期信号検出手段と、前記同期
信号の位相を検出する同期位相検出手段と、前記同期位
相検出手段より得られる位相情報に基づき同期信号を安
定化させる同期信号安定化手段と、前記同期位相検出手
段より得られるゴースト情報に基づき受信手段より得ら
れるテレビ信号のゴーストを検出するゴースト検出手段
と、テレビ信号の制御信号を検出する制御信号検出手段
と、受信手段で得られた映像信号を前記制御信号検出手
段から得られる制御情報とゴースト検出手段で得られる
ゴースト制御情報と同期信号安定化手段から得られる制
御情報とに基づいて映像安定化を行う映像信号安定化手
段と、前記映像信号安定化手段より得られる映像信号を
表示する表示手段とを備えたテレビ信号受信装置であ
る。
【0036】請求項27記載の本発明は、請求項25ま
たは26において、ゴースト検出手段はゴーストキャン
セル基準信号を検出しゴーストを検出することを特徴と
する。
【0037】これにより、本発明では、制御信号を挿入
したテレビ信号を受信することにより、たとえばマルチ
パス等によって生じる映像信号の異常を検出することが
でき、さらに映像信号映像信号安定化手段により映像信
号の安定化を行い映像の乱れを軽減できる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下本発明にかかる実施の形態に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0039】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態のテレビ信号受信装置の構成図である。
【0040】同図を用いて、本実施の形態の構成を説明
する。受信手段1はテレビ信号を受信する手段である。
パルス検出手段2は受信手段1より得られた映像信号の
等化パルスを検出する手段であり、位相検出手段3はパ
ルス検出手段2より得られたパルスの位相を検出する手
段である。ゴースト検出手段4は受信手段1より得られ
る映像信号に含まれるゴースト検出基準信号(GCR)
を用いて映像信号に含まれるゴースト量を検出する手段
である。映像信号安定化手段5はゴースト検出手段で得
られるゴースト量と等化位相検出手段3で得られる制情
報に基づいて映像を安定化させる手段であり、表示手段
6は映像安定化手段5より得られる安定化された映像信
号もとに映像を表示する手段である。
【0041】以上の構成において、次に本実施の形態の
動作を図1を参照しながら説明する。
【0042】受信手段1ではテレビ信号より映像信号を
検波し生成する。パルス検出手段2では映像信号中含ま
れるパルスを検出するし位相検出手段3に伝達する。
【0043】位相検出手段3では得られたパルス期間に
おいてパルスの発生する位相の分布を作成し、正常位相
のパルス位相と、異常位相のパルス位相を検出する。こ
の動作の様子を図2に示す。
【0044】位相分布を作成する例としてパルス検出手
段2で垂直ブランキング期間内の等化パルス検出し、位
相検出手段3ではその等化パルスの位相を検出する場合
を考える。この場合にはパルス検出手段2によって検出
された等化パルス区間の立ち下がりエッジ、あるいは立
ち上がりをエッジの位相分布を用いることができる。図
2は水平同期の周期の1/2の位相を横軸にとり、縦軸
は発生頻度を示したものである。同図の(a)は映像信
号に障害受けていない場合の等化位相分布で、(b)は
映像信号にマルチパス等による障害を受けている状態を
示したものである。同図(a)のピークは水平同期信号
の位相とほぼ同等か、あるいは一定のオフセットを与え
た位置に現れる。これに対してマルチパスによる障害を
受けている映像信号の場合には(a)のピークに位置に
加えて更に複数のピークが現れることがある。このピー
ク位置の位相差がゴーストの遅延時間を示しており、ピ
ーク値の頻度差が障害量、ゴースト量を示している。ピ
ーク値の頻度差が少ないほど障害量は多いと判断され
る。
【0045】一方、ゴースト検出手段4では映像信号に
含まれるゴースト成分を検出する。ゴースト検出には、
映像信号中に含まれるゴーストキャンセル信号(GC
R)を用いることや、映像信号の自己相関をとる手法な
どが用いることが可能である。
【0046】そして映像信号安定化手段5では位相検出
手段3より得られた映像障害の位相及び障害量、およゴ
ースト検出手段4より得られたゴースト量、あるいはゴ
ースト成分の伝達関数を用いて映像信号の安定化処理を
行う。映像信号の安定化処理の対象としてはゴーストで
あり、現象としては多重映像あるいは映像の飛びなどで
ある。映像安定化処理方法としては映像信号に位相差を
持たせ加算する方法や、ゴーストの伝達関数の逆数を乗
算する方法などが考えられる。特にゴースト検出手段4
でゴーストの伝達関数が求まる場合には伝達関数の逆数
を、位相検出手段3より遅延時間と遅延量が求まる場合
には映像信号に位相差を持たせ加算すれば効率的にゴー
ストの除去を行うことができる。
【0047】表示手段6では、映像安定化手段5により
得られた映像信号を表示デバイスたとえばCRT、液
晶、プラズマ管などにあわせて表示を行う。
【0048】以上のようにして安定化された映像信号を
得ることが可能となる。尚、上記実施の形態ではゴース
ト検出手段を備えた装置について説明したが、これに限
らず、図3に示すように、ゴースト安定化手段が無い構
成であってもよい。図3は、図1に示すテレビ信号受信
装置におけるゴースト検出手段4を備えていない他の例
としてのテレビ信号受信装置である。同図に示すように
テレビ信号を受信する受信手段1と、その受信手段より
得られる映像信号のパルスを検出するパルス検出手段2
と、そのパルスの位相を検出する位相検出手段3と、受
信手段1で得られた映像信号を位相検出手段3から得ら
れる制御情報基づいて映像安定化を行う映像信号安定化
手段5と、映像信号安定化手段5より得られる映像信号
を表示する表示手段6を備える。この場合位相検出手段
により映像信号の障害が検出できるため上記実施の形態
とほぼ同等の効果を発揮することができる。
【0049】さらに、上記の実施の形態ではゴースト検
出手段がある場合と無い場合について述べたが、これに
限らず、図4に示すようにゴースト検出手段4を備え位
相検出手段3により制御されるような構成であっても良
い。図4は図1に示すテレビ信号受信装置におけるゴー
スト検出手段3が位相検出手段4によって制御される他
の例としてのテレビ信号受信装置である。すなわち、同
図に示すように、同テレビ信号受信装置は、テレビ信号
を受信する受信手段1と、その受信手段1より得られる
映像信号のパルスを検出するパルス検出手段2と、その
パルスの位相を検出する位相検出手段3と、位相検出手
段3から得られる制御信号に基づき映像信号のゴースト
を検出するゴースト検出手段4と、受信手段で得られた
映像信号をゴースト検出手段4から得られる制御情報に
基づいて映像安定化を行う映像信号安定化手段5と、映
像信号安定化手段5より得られる映像信号を表示する表
示手段6とを備えた構成である。ゴースト検出手段4は
位相検出手段3によりゴーストの遅延時間と、遅延量を
あらかじめ与えられるためGCR等を用いたゴーストの
伝達関数の計算を高速に行うことが可能となる。この場
合には上記実施とほぼ同等の効果を更に高速にかつ正確
に得ることができる。
【0050】(実施の形態2)図5は、本発明の映像信
号に制御信号を挿入したテレビ信号送信方法の概要を示
した構成図である。
【0051】同図を用いて、本実施の形態を説明する。
同図はテレビ信号の信号内容を示しており、10は垂直
ブランキング期間、11は映像信号期間、12は等化パ
ルス前期間、13は垂直同期信号期間、14は等化パル
ス前期間、15は予備映像信号期間、16は映像信号期
間であり、所定期間を経て映像信号期間11に接続し、
繰り返し現れる。同図(a)は等化パルス前期間12に
挿入した制御信号の一例であり、(b)は垂直同期期間
13に挿入した制御信号の一例であり、(c)は等化パ
ルス後期間14に挿入された制御信号の一例である。予
備映像信号期間15は実際には表示されることがなく、
この期間に文字信号、ゴーストキャンセル基準信号、カ
ラー位相基準等の信号が含まれている。
【0052】以上の構成の本発明のテレビ信号送信方法
について説明する。同図は垂直ブランキング期間内の等
化パルス前区間12、垂直同期信号期間13、および等
化パルス後期間14のそれぞれの正レベルの位置に制御
信号を入れた様子を示している。同図(a)、(b)、
(c)はそれぞれ等化パルス前期間12、垂直同期信号
期間13、等化パルス後期間14のパルスの1周期を拡
大して示した図でこの周期は水平同期信号周期の1/2
となっている。(a)では正レベルのエッジの鋭いsi
n(x)/x等の信号を正期間の位置に挿入し、同様の
信号を(b)、(c)にも挿入している。同図に示すテ
レビ信号を受信した場合には、マルチパス等の受信異常
がない場合には同図に示すものと同じ位置に制御信号が
得られるが、受信異常の存在する場合には挿入したパル
スとは別の位置にもパルスが発生することになる。従っ
てブランキング期間10において得られた受信信号の正
のパルスを調べることで受信異常の状態を知ることがで
きる。たとえば得られた正のパルスの最大レベルの信号
が正しい制御信号であるとするとそれ以外の正レベルの
信号を調べ位相差とレベル差を知ることができる。また
最大レベルの信号、あるいは正しいと推定される制御信
号とそれ以外の信号の伝達関数を求めることにより受信
異常の伝達関数を知ることができる。
【0053】以上のように本願のテレビ信号送信方法を
用いることで伝送系の異常を伝達関数、あるいは遅延時
間と遅延量で求めることが可能となるため映像の異常、
たとえば多重映像、映像飛びのようなゴーストの改善を
行うことが可能となる。
【0054】尚、上記実施の形態では、等化パルス前区
間12、垂直同期区間13、及び等化パルス区間14す
べてに制御信号を挿入する構成について説明したが、等
化パルス前区間12と等化パルス後区間14に挿入する
構成であっても良い。さらにそれぞれの区間に挿入する
制御信号の数は1個でもよく複数個でも良い。これらの
場合の構成においても同等の受信異常を検出することが
できる。
【0055】さらに、制御信号を複数個挿入する際に、
連続して挿入する場合には等化パルス、垂直同期パルス
の周期が水平同期の1/2であるためゴーストの検出能
力は水平周期の1/2の位相までとなるが、1つおきに
挿入することでゴースト検出能力は水平周期のすべての
位相まで向上することができ、さらに2つおき3つおき
のように隔パルスごととすることで検出能力を広げるこ
とができる。また、制御信号を連続して挿入するパタン
と、隔パルスごとに挿入するパタンを組み合わせること
で水平周期の1/2までの障害波までの検出能力、とそ
れ以外の検出能力に差を持たすことが可能となり効率的
な障害波検出が可能となる。
【0056】また、上記実施形態では制御信号として鋭
いパルスを挿入したが、図6,図7に示すような制御信
号を挿入することも可能である。テレビ信号の構成につ
いては図5と同等であるためここではその説明を省略す
る。
【0057】図6において(a)、(b)、(c)は制
御信号の挿入波形であり、矩形波である。図7のおいて
は同様にステップ関数を制御信号として挿入した図を示
している。この場合においても上記実施の形態と同等の
受信異常を検出することが可能である。
【0058】なお図5、図6、図7(a)、(b)、
(c)における制御信号を挿入する場合に等化パルス前
期間12及び等化パルス後期間14及び垂直同期期間1
3のそれぞれの1周期のパルスの立ち下がりエッジから
の位相を管理し、等しい位相に挿入することでより正確
な受信異常検出能力を発揮する。
【0059】また、上記実施の形態では制御信号を等化
パルス前区間12、垂直同期信号区間13、等化パルス
後区間14に挿入する構成としたが、さらに予備映像信
号期間15についても同様に挿入することが可能であ
る。この場合には制御信号数が増加するため更に正確に
受信異常を検出することができる。
【0060】さらに、予備映像信号期間にすでにゴース
トキャンセル信号等のGCRが挿入されたテレビ信号の
場合にも更に本願の制御信号を挿入することが可能であ
り、この場合には本願により多くの制御信号を得られる
ため、より高速にゴースト検出を行うことが可能とな
る。
【0061】(実施の形態3)図8は、本発明の一実施
の形態のテレビ信号受信装置を示す構成図である。
【0062】同図を用いて、本実施例の形態の構成を説
明する。尚、上記実施の形態において図1等を用いて説
明したものと基本的に同じものには、同一の符号を付
し、その説明を省略する。図8に示すように本実施の形
態は図1の実施の形態と比較して説明すると、図1のゴ
ーストキャンセル手段4を図8では制御信号検出手段7
に置き換えた構成となっている。
【0063】ここで本実施の形態における制御信号検出
手段7について説明する。制御信号検出手段7は、本発
明におけるテレビ信号送信方法のような制御信号が挿入
されたテレビ信号より制御信号を検出するものである。
たとえば図5に示すようなテレビ信号を受信した場合を
考える。まず映像信号が障害を受けていない場合には図
5(a)と同様な受信波形を得られる。次に映像信号が
障害を受けている場合には図5(a)に示すような単一
のパルスでなく、複数のパルスが様々なレベルで現れる
ことになる。本実施形態による制御信号検出手段7はこ
のような障害を受けた状態の制御信号からその障害量を
検出するものである。障害量としてはたとえばゴースト
の遅延時間、ゴーストの量、あるいはゴースト及び障害
信号の伝達関数を求める機能を有する。ゴーストを検出
する箇所としては垂直ブランキング期間の等化パルス期
間、あるいは垂直同期信号期間である。
【0064】以上のような制御信号検出手段7機能の障
害信号検出機能と、パルス検出手段2および位相検出手
段3による障害状態の検出機能によりえられた障害状
態、あるいはゴーストの状態に基づいて、映像安定化手
段5で映像信号の安定化を行うことで上記の実施の形態
に比べ優れた映像の安定化を行うことができる。
【0065】尚、上述の実施の形態においては位相検出
手段3で得られる障害情報を映像安定化手段5にのみ伝
達しているが、制御信号検出手段7にも障害情報を与え
ることで、制御信号検出手段7による障害の伝達関数を
求めることをより高速に行うことが可能である。この場
合には障害を改善する応答性が高まり、移動受信におけ
る用途に更に有効に動作する。
【0066】また、上記実施の形態ではパルス検出手段
2、及び位相検出手段3を備えたテレビ信号受信装置に
ついて説明したが、これに限らずたとえば、図9に示す
ようにこれらに代わって同期信号検出手段81、同期信
号検出手段82を用いるような構成であっても良い。す
なわち同図に示すように受信手段1と、受信手段1から
得られるしんごうより同期信号を検出する同期信号検出
手段81と、同期信号検出手段81より得られる同期信
号の位相を検出する同期信号検出手段82と、受信手段
1で得られる映像信号より制御信号を検出する制御信号
検出手段7と、制御信号検出手段7から得られる受信信
号の障害情報と同期位相検出手段82より得られる障害
情報に基づき映像信号の安定化を行う映像信号安定化手
段5と、その信号を表示する表示手段とを備える。
【0067】ここで同期信号検出手段81、と同期信号
検出手段82の動作について説明する。同期信号検出8
1は映像信号より同期信号を検出し、同期位相検出手段
82は得られた同期信号の分布を作成する。これは図1
における位相検出手段3と同様な動作をするものであ
り、位相分布として図2に示すような同期位相の分布が
得られる。ただしこの場合の周期は1水平周期を基準に
得られる。従って、同期位相検出手段7によっても位相
検出手段3と同様に映像信号の障害状況、ゴーストの遅
延時間、遅延量を得ることができる。
【0068】以上説明したように、パルス検出手段2、
及び位相検出手段3をそれぞれ同期信号検出手段81、
同期信号検出手段82に置き換えた本実施の形態におい
ても上記実施例と同等な効果が得られる。
【0069】さらに、上記実施の形態では位相検出手段
82で得られる障害情報を映像安定化手段5にのみ伝達
しているが、制御信号検出手段7にも障害情報を与える
ことで御信号検出手段7が高速かつ正確に動作すること
はいうまでもない。
【0070】また、上述した図7の実施の形態に加えて
同期信号安定化手段83を追加した構成であってもよ
い。第10図は同期信号安定化手段83を加えたテレビ
信号受信装置である。すなわち同図に示すように、受信
手段1と、受信手段1から得られる信号より同期信号を
検出する同期信号検出手段81と、同期信号検出手段8
1より得られる同期信号の位相を検出する同期信号検出
手段82と同期位相検出手段より得られる同期信号位相
より正しい位相の推定を行う同期信号安定化手段83
と、受信手段1で得られる映像信号より制御信号を検出
する制御信号検出手段7と、制御信号検出手段7から得
られる受信信号の障害情報と同期位相検出手段82より
得られる障害情報と、同期信号安定化手段83で得られ
る安定化された同期信号に基づき映像信号の安定化を行
う映像信号安定化手段5と、その信号を表示する表示手
段とを備える。ここで同期信号安定化手段83は図2に
示すような位相分布より正しい水平同期位相、あるいは
垂直同期位相を推定し安定化させた同期信号を生成す
る。従って本実施の形態のテレビ信号受信装置は上述し
たテレビ信号受信装置の効果に加えさらに同期の欠落お
よび異常による映像信号のゆがみあるいは流れを軽減す
ることが可能となるものである。
【0071】又、上記実施の形態では制御信号7を用い
る場合について説明したが、図11に示すようにゴース
ト検出手段4を用いる構成であっても良い。
【0072】図11は図10に示すテレビ信号受信装置
における制御信号検出手段7に代わって、ゴースト検出
手段4を用いた構成の他の例のテレビ信号受信装置の構
成図である。すなわち、同図に示すように、受信手段1
と、受信手段1から得られる信号より同期信号を検出す
る同期信号検出手段81と、同期信号検出手段81より
得られる同期信号の位相を検出する同期信号検出手段8
2と同期位相検出手段より得られる同期信号位相より正
しい位相の推定を行う同期信号安定化手段83と、受信
手段1で得られる映像信号より同期位相検出手段82か
らの制御情報に基づきゴーストキャンセル信号を検出す
るゴースト検出手段4と、制御信号検出手段7から得ら
れる受信信号の障害情報と、同期信号安定化手段83で
得られる安定化された同期信号に基づき映像信号の安定
化を行う映像信号安定化手段5と、その信号を表示する
表示手段とを備える。この場合にはゴースト検出手段4
が同期位相検出手段82からあらかじめゴースト信号を
与えられるため上記の実施の形態に加えさらに高速かつ
正確な処理が可能となる。なお、同期位相検出手段82
で得られる制御情報を独立に映像信号安定化手段2に伝
達してもほぼ同等な効果が得られることはいうまでもな
い。
【0073】また、上記実施の形態では、制御信号検出
手段7に代わってゴースト検出手段4を備えた装置につ
いて説明したが、これに限らず制御信号検出手段7とゴ
ースト検出手段4を同時に備えた構成であっていもよ
い。図12は図11のテレビ信号受信装置に加え、さら
に制御信号検出手段を備えた構成のテレビ信号受信装置
である。すなわち、同図に示すように、受信手段1と、
受信手段1から得られる信号より同期信号を検出する同
期信号検出手段81と、同期信号検出手段81より得ら
れる同期信号の位相を検出する同期信号検出手段82と
同期位相検出手段より得られる同期信号位相より正しい
位相の推定を行う同期信号安定化手段83と、受信手段
1で得られる映像信号より同期位相検出手段82からの
制御情報に基づきゴーストキャンセル信号を検出するゴ
ースト検出手段4と、受信手段1で得られる映像信号よ
り制御信号を検出する制御信号検出手段7と、制御信号
検出手段7から得られる受信信号の障害情報とゴースト
検出手段4から得られる障害情報と同期信号安定化手段
83で得られる安定化された同期信号に基づき映像信号
の安定化を行う映像信号安定化手段5と、その信号を表
示する表示手段とを備える。この場合上記の実施の形態
に比べ更に高速かつ正確な効果を発揮する。
【0074】
【発明の効果】以上述べたことから明らかなように本発
明は、受信映像信号の障害を容易に検出できるためのテ
レビ信号を提供し、これにより受信される映像信号を従
来に比べ一層安定化でき、更に移動受信において障害状
況が変化する場合においても高速な追従性を得られ従来
に比較して見やすい映像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるテレビ信号受信
装置の構成図
【図2】同パルスの位相分布を示す図
【図3】本発明の他の実施の形態におけるテレビ信号受
信装置の構成図
【図4】本発明の他の実施の形態におけるテレビ信号受
信装置の構成図
【図5】本発明の一実施の形態におけるテレビ信号送信
方法の説明図
【図6】本発明の他の実施の形態におけるテレビ信号送
信方法の説明図
【図7】本発明の他の実施の形態におけるテレビ信号送
信方法の説明図
【図8】本発明の他の実施の形態におけるテレビ信号受
信装置の構成図
【図9】本発明の他の実施の形態におけるテレビ信号受
信装置の構成図
【図10】本発明の他の実施の形態におけるテレビ信号
受信装置の構成図
【図11】本発明の他の実施の形態におけるテレビ信号
受信装置の構成図
【図12】本発明の他の実施の形態におけるテレビ信号
受信装置の構成図
【図13】従来のカーテレビの受信のための構成図
【符号の説明】
1 受信手段 2 パルス検出手段 3 位相検出手段 4 ゴースト検出手段 5 映像信号安定化手段 6 表示手段 7 制御信号検出手段 10 垂直ブランキング期間 11 映像信号期間 12 等化パルス前期間 13 垂直同期信号期間 14 等化パルス後期間 15 予備映像信号期間 16 映像信号期間 81 同期信号検出手段 82 同期位相検出手段 83 同期信号安定化手段

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ信号を受信する受信手段と、前記
    受信手段より得られる映像信号のパルスを検出するパル
    ス検出手段と、検出されたパルスの位相を検出する位相
    検出手段と、前記受信手段で得られた映像信号を前記位
    相検出手段からの制御情報に基づいて映像安定化する映
    像信号安定化手段と、前記映像信号安定化手段より得ら
    れる映像信号を表示する表示手段とを備えたテレビ信号
    受信装置。
  2. 【請求項2】 テレビ信号を受信する受信手段と、前記
    受信手段より得られる映像信号のパルスを検出するパル
    ス検出手段と、検出されたパルスの位相を検出する位相
    検出手段と、映像信号のゴーストを検出するゴースト検
    出手段と、前記受信手段で得られた映像信号を前記位相
    検出手段から得られる制御情報と前記ゴースト検出手段
    から得られる制御情報とに基づいて映像安定化する映像
    信号安定化手段と、前記映像信号安定化手段より得られ
    る映像信号を表示する表示手段とを備えたテレビ信号受
    信装置。
  3. 【請求項3】 パルス検出手段は映像信号の垂直ブラン
    キング期間のパルスを検出する請求項1又は2記載のテ
    レビ信号受信装置。
  4. 【請求項4】 パルスは等化パルスまたは垂直同期パル
    スであることを特徴とする請求項3記載のテレビ信号受
    信装置。
  5. 【請求項5】 テレビ信号の垂直ブランキング期間に制
    御信号を挿入したテレビ信号送信方法。
  6. 【請求項6】 等化パルス期間,垂直同期期間または映
    像信号の始まるまでの期間のうち少なくとも1つに制御
    信号を挿入した請求項5記載のテレビ信号送信方法。
  7. 【請求項7】 テレビ信号が所定ライン位置にゴースト
    キャンセル基準信号を挿入したものであることを特徴と
    する請求項5または6記載のテレビ信号送信方法。
  8. 【請求項8】 制御信号は鋭い波形の正レベルの信号で
    あることを特徴とする請求項5または6または7記載の
    テレビ信号送信方法。
  9. 【請求項9】 テレビ信号を受信する受信手段と、前記
    受信手段より得られる映像信号のパルスを検出するパル
    ス検出手段と、検出されたパルスの位相を検出する位相
    検出手段と、テレビ信号の制御信号を検出する制御信号
    検出手段と、前記受信手段で得られた映像信号を前記位
    相検出手段から得られる制御情報と前記制御信号検出手
    段から得られる制御情報とに基づいて映像安定化する映
    像信号安定化手段と、前記映像信号安定化手段より得ら
    れる映像信号を表示する表示手段とを備えたテレビ信号
    受信装置。
  10. 【請求項10】 制御信号検出手段はテレビ信号の垂直
    ブランキング期間に挿入された制御信号を検出すること
    を特徴とする請求項9記載のテレビ信号受信装置。
  11. 【請求項11】 等化パルス期間,垂直同期期間または
    映像信号の始まるまでの期間のうち少なくとも1つに制
    御信号を挿入した請求項10記載のテレビ信号。
  12. 【請求項12】 テレビ信号が所定ライン位置にゴース
    トキャンセル基準信号を挿入したものであることを特徴
    とする請求項10または11記載のテレビ信号受信装
    置。
  13. 【請求項13】 制御信号は鋭い波形の正レベルの信号
    であることを特徴とする請求項10または11または1
    2記載のテレビ信号受信装置。
  14. 【請求項14】 テレビ信号を受信する受信手段と、前
    記受信手段より得られる映像信号の同期信号を検出する
    同期信号検出手段と、前記同期信号の位相を検出する同
    期位相検出手段と、テレビ信号の制御信号を検出する制
    御信号検出手段と、前記受信手段で得られた映像信号を
    前記制御信号検出手段から得られる制御情報に基づいて
    映像安定化する映像信号安定化手段と、前記映像信号安
    定化手段より得られる映像信号を表示する表示手段とを
    備えたテレビ信号受信装置。
  15. 【請求項15】 制御信号検出手段はテレビ信号の垂直
    ブランキング期間に挿入された制御信号を検出すること
    を特徴とする請求項14記載のテレビ信号受信装置。
  16. 【請求項16】 等化パルス期間,垂直同期期間または
    映像信号の始まるまでの期間のうち少なくとも1つに制
    御信号を挿入した請求項15記載のテレビ信号。
  17. 【請求項17】 テレビ信号が所定ライン位置にゴース
    トキャンセル基準信号を挿入したものであることを特徴
    とする請求項15または16記載のテレビ信号受信装
    置。
  18. 【請求項18】 制御信号は鋭い波形の正レベルの信号
    であることを特徴とする請求項15または16または1
    7記載のテレビ信号受信装置。
  19. 【請求項19】 テレビ信号を受信する受信手段と、前
    記受信手段より得られる映像信号の同期信号を検出する
    同期信号検出手段と、前記同期信号の位相を検出する同
    期位相検出手段と、前記同期位相検出手段より得られる
    位相情報に基づき同期信号を安定化させる同期信号安定
    化手段と、テレビ信号の制御信号を検出する制御信号検
    出手段と、前記受信手段で得られた映像信号を前記制御
    信号検出手段から得られる制御情報と前記同期信号安定
    化手段から得られる制御情報とに基づいて映像安定化す
    る映像信号安定化手段と、前記映像信号安定化手段より
    得られる映像信号を表示する表示手段とを備えたテレビ
    信号受信装置。
  20. 【請求項20】 制御信号検出手段はテレビ信号の垂直
    ブランキング期間に挿入された制御信号を検出すること
    を特徴とする請求項19記載のテレビ信号受信装置。
  21. 【請求項21】 等化パルス期間,垂直同期期間または
    映像信号の始まるまでの期間のうち少なくとも1つに制
    御信号を挿入した請求項20記載のテレビ信号。
  22. 【請求項22】 テレビ信号が所定ライン位置にゴース
    トキャンセル基準信号を挿入したものであることを特徴
    とする請求項20または21記載のテレビ信号受信装
    置。
  23. 【請求項23】 制御信号は鋭い波形の正レベルの信号
    であることを特徴とする請求項20または21または2
    2記載のテレビ信号受信装置。
  24. 【請求項24】 テレビ信号を受信する受信手段と、前
    記受信手段より得られる映像信号の同期信号を検出する
    同期信号検出手段と、前記同期信号の位相を検出する同
    期位相検出手段と、前記同期位相検出手段より得られる
    位相情報に基づき同期信号を安定化させる同期信号安定
    化手段と、前記受信手段で得られた映像信号を同期信号
    安定化手段から得られる制御情報に基づいて映像安定化
    する映像信号安定化手段と、前記映像信号安定化手段よ
    り得られる映像信号を表示する表示手段とを備えたテレ
    ビ信号受信装置。
  25. 【請求項25】 テレビ信号を受信する受信手段と、前
    記受信手段より得られる映像信号の同期信号を検出する
    同期信号検出手段と、前記同期信号の位相を検出する同
    期位相検出手段と、前記同期位相検出手段より得られる
    位相情報に基づき同期信号を安定化させる同期信号安定
    化手段と、前記同期位相検出手段より得られるゴースト
    情報に基づき受信手段より得られるテレビ信号のゴース
    トを検出するゴースト検出手段と、前記受信手段で得ら
    れた映像信号を前記ゴースト検出手段から得られるゴー
    スト制御情報と前記同期信号安定化手段から得られる制
    御情報とに基づいて映像安定化する映像信号安定化手段
    と、前記映像信号安定化手段より得られる映像信号を表
    示する表示手段とを備えたテレビ信号受信装置。
  26. 【請求項26】 テレビ信号を受信する受信手段と、前
    記受信手段より得られる映像信号の同期信号を検出する
    同期信号検出手段と、前記同期信号の位相を検出する同
    期位相検出手段と、前記同期位相検出手段より得られる
    位相情報に基づき同期信号を安定化させる同期信号安定
    化手段と、前記同期位相検出手段より得られるゴースト
    情報に基づき受信手段より得られるテレビ信号のゴース
    トを検出するゴースト検出手段と、テレビ信号の制御信
    号を検出する制御信号検出手段と、受信手段で得られた
    映像信号を前記制御信号検出手段から得られる制御情報
    とゴースト検出手段で得られるゴースト制御情報と同期
    信号安定化手段から得られる制御情報とに基づいて映像
    安定化を行う映像信号安定化手段と、前記映像信号安定
    化手段より得られる映像信号を表示する表示手段とを備
    えたテレビ信号受信装置。
  27. 【請求項27】 ゴースト検出手段はゴーストキャンセ
    ル基準信号を検出しゴーストを検出することを特徴とす
    る請求項25又は26記載のテレビ信号受信装置。
JP9012197A 1996-06-19 1997-01-27 テレビ信号送信方法及びテレビ信号受信装置 Withdrawn JPH10210325A (ja)

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JP9012197A JPH10210325A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 テレビ信号送信方法及びテレビ信号受信装置
DE69731505T DE69731505T2 (de) 1996-06-19 1997-06-18 Fernsehempfänger
US08/878,069 US6473134B1 (en) 1996-06-19 1997-06-18 Television receiver that detects electric field information from a received television signal and stabilizes a detected synchronizing signal according to the electric field information
EP97109940A EP0814607B1 (en) 1996-06-19 1997-06-18 Television receiver
KR1019970025842A KR100483598B1 (ko) 1996-06-19 1997-06-19 텔레비전수신장치,안테나다이버시티제어장치,동기신호안정화장치,휘도신호안정화장치,색신호안정화장치,영상신호안정화장치,텔레비전신호송신방법및텔레비전신호수신방법

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7675577B2 (en) 2005-04-08 2010-03-09 Hyundai Autonet Co., Ltd. Device and method for automatically changing broadcast channel of vehicle television with diversity antenna
KR20200070093A (ko) * 2018-12-06 2020-06-17 에이비소닉 테크놀로지 코포레이션 화상 표시 시스템 및 그 제어 신호의 데이터 양을 증가시키기 위한 방법

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