JPH1164135A - センサ装置 - Google Patents

センサ装置

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JPH1164135A
JPH1164135A JP10095917A JP9591798A JPH1164135A JP H1164135 A JPH1164135 A JP H1164135A JP 10095917 A JP10095917 A JP 10095917A JP 9591798 A JP9591798 A JP 9591798A JP H1164135 A JPH1164135 A JP H1164135A
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敏雄 生田
Noboru Endo
昇 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の小型化を実現し、物理量検出値の精度
を長期間に渡って良好な状態に維持すること。 【解決手段】 基準電圧発生回路5からの基準信号S
a、温度検出用ブリッジ回路4からの温度信号St、圧
力検出用ブリッジ回路3からの検出信号Sdは、アナロ
グマルチプレクサ6を通じて時分割処理され、それらの
信号Sd、St及びSaに対応した3種類のデジタルデ
ータが同一の差動増幅回路8及びA/D変換回路9を通
じて採取される。補正演算回路14は、A/D変換回路
9からのデジタルデータに基づいた演算処理により検出
信号Sdに応じた圧力量検出値を温度信号St及び基準
信号Saにより補正した状態で算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサ回路からの
アナログ量の検出信号をA/D変換回路によりデジタル
データに変換した後に信号処理することによって物理量
を検出するようにしたセンサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば圧力センサ装置においては、感度
やオフセットに対する温度補償をアナログ的に行うよう
にしており、図6には、このような温度補償機能を備え
た圧力センサ装置の回路例が示されている。尚、この圧
力センサ装置は、半導体チップ(例えばシリコンチッ
プ)上に形成されるものであるが、圧力センサ50は別
チップに形成される。
【0003】この図6に示した回路の動作は以下の通り
である。即ち、Vk、Vx、Vz、Vtの各端子には、
D/A変換器の出力電圧が印加されるようになってい
る。
【0004】Vk端子に対してD/A変換器の出力電圧
が印加されると、オペアンプOP1によって、トランジ
スタT1に流れる電流i1が制御されるものであり、そ
の電流i1のレベルは上記出力電圧に応じたものとな
る。ゲージ抵抗RA、RB、RC、RDをフルブリッジ
接続して成る圧力センサ50には、上記電流i1に比例
した定電流Iがカレントミラー回路60を通じて供給さ
れる。従って、Vk端子への出力電圧を変化させること
によりセンサ感度を調整することができる。
【0005】圧力センサ50にあっては、定電流Iが供
給された状態では、その一対の出力端子(RA・RB及
びRC・RDの各共通接続点)から印加圧力に応じた電
圧レベルの検出信号を出力するものであり、その検出信
号は、オペアンプOP2及びOP3を含んで成る差動増
幅回路70で増幅された後に、さらに補正演算用のオペ
アンプOP4で増幅されるものであり、その最終的な増
幅出力がセンサ出力Vout(圧力検出値)となる。
【0006】Vz端子に対してD/A変換器の出力電圧
が印加されると、オペアンプOP5を通じて抵抗R1に
電流が流れるものであり、その電流レベルは当該出力電
圧に応じたものとなる。この電流は、オペアンプOP4
の帰還抵抗R2に流れ込むことによって、センサ出力V
outの電位を変化させる。従って、Vz端子への出力
電圧を変化させることによりセンサ出力Voutのゼロ
オフセットを調節することができる。
【0007】Vx端子に対してD/A変換器の出力電圧
が印加されると、温度検出ブロック80内のオペアンプ
OP6によって、当該温度検出ブロック80に流れ込む
電流が制御される。この温度検出ブロック80は、オペ
アンプOP6の他に抵抗R3〜R6及びオペアンプOP
7を備えたもので、抵抗R4は温度特性を有した温度補
償用の抵抗(例えば拡散抵抗)、抵抗R3、R5、R6
は温度特性がない抵抗(例えばCrSi)である。この
場合、各抵抗R3〜R6の抵抗値は、圧力センサ装置が
基準温度にある状態において温度検出ブロック80から
の出力電流ixがゼロとなるように設定される。
【0008】そして、圧力センサ装置の温度が基準温度
と異なる状態では、ix≠0になるため、抵抗R7に電
流ixが流れる。この電流ixによって、カレントミラ
ー回路60を通じてセンサ回路50に流れ込む電流Iが
補正されるものであり、以てセンサ回路50の感度につ
いての温度特性の補正が行われる。
【0009】Vt端子に対してA/D変換器の出力電圧
が印加されると、温度検出ブロック90内のオペアンプ
OP8によって、当該温度検出ブロック90に流れ込む
電流が制御される。この温度検出ブロック90は、オペ
アンプOP8の他に抵抗R8〜R11及びオペアンプO
P9を備えたもので、抵抗R9は温度特性を有した温度
補償用の抵抗(例えば拡散抵抗)、抵抗R8、R10、
R11は温度特性がない抵抗(例えばCrSi)であ
る。この場合、各抵抗R8〜R11の抵抗値は、圧力セ
ンサ装置が基準温度にある状態において温度検出ブロッ
ク90からの出力電流itがゼロとなるように設定され
る。
【0010】そして、圧力センサ装置の温度が基準温度
と異なる状態では、it≠0になるため、その電流it
が抵抗R2に流れ込むことによって、センサ出力Vou
tの電位を変化させる。従って、Vt端子への出力電圧
を変化させることによりセンサ出力Voutのゼロオフ
セットについての温度特性の補正が行われる。
【0011】基準検出ブロック100は、センサ回路5
0に対する印加圧力及び温度と無関係に一定レベルの基
準電圧信号を発生するためもので、抵抗R12〜R14
及びオペアンプOP10より成り、その基準電圧信号
は、補正演算用のオペアンプOP4に対して、回路定数
のばらつきなどに起因した誤差を補正するため信号とし
て与えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにアナログ
的な補正演算を行う従来構成の圧力センサ装置では、多
数のオペアンプ(図6の例では合計10個)が必要であ
るが、オペアンプは小型化が難しいという一般的事情が
ある。このため、従来構成の装置ではチップ面積が大き
くならざるを得ず、全体の小型化が困難になるという問
題点があった。
【0013】また、経時変化に伴いチップ表面を覆う保
護膜の応力が解放されるなどして、各オペアンプのオフ
セットが初期値からずれたり、各抵抗のペア比が初期値
から崩れたりする現象(所謂耐久変動)が発生すると、
各部の回路定数が種々変動することが避けられないとい
う事情があるため、最終的に得られる圧力検出値の精度
が低下するという問題点もある。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、全体の小型化を実現できると共に、
物理量検出値の精度を長期間に渡って良好な状態に維持
できるようになるなどの効果を奏するセンサ装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の手段を採用することができる。この手
段によれば、アナログマルチプレクサは、センサ回路か
らの検出信号、基準電圧発生回路からの基準信号、検出
回路からの温度信号を選択的に通過させるようになる。
増幅手段は、アナログマルチプレクサから順次出力され
る信号を増幅するようになり、ここで増幅された検出信
号、温度信号及び基準信号は、A/D変換回路によりデ
ジタルデータに変換される。
【0016】信号処理手段は、A/D変換回路により変
換されたデジタルデータに基づいた演算処理を行うこと
により、前記検出信号に応じた物理量検出値を前記温度
信号及び基準信号により補正した状態で算出するように
なる。
【0017】つまり、検出信号、温度信号及び基準信号
をアナログマルチプレクサを通じて時分割処理すると共
に、それらの信号に対応した複数種類のデジタルデータ
を同一の増幅手段及びA/D変換回路を用いて採取し、
斯様に採取したデジタルデータに基づいた補正演算(デ
ジタル演算)により、感度などに対する温度補償を施し
た精度の高い物理量検出値を得るようにしている。
【0018】従って、温度補償をアナログ的に行うよう
にした図6の従来構成の装置のように、多数のオペアン
プを必要としないものであり、以て全体の小型化を実現
できるようになる。また、比較的大きな面積を占有する
ことになる増幅手段を、検出信号、温度信号及び基準信
号の増幅用に兼用する構成となっているから、多数の増
幅手段を設ける必要がなくなるものであり、この面から
も全体の小型化を実現できるようになる。
【0019】さらに、最終的にデジタルデータに変換さ
れる検出信号、温度信号及び基準信号は、全て同じアナ
ログ回路(アナログマルチプレクサ、増幅手段、A/D
変換回路)を通過する構成であるから、その信号伝送系
統での回路定数の変動に起因した各信号のドリフト成分
が互いにキャンセルされることになる。この結果、耐久
変動による影響を除去できるようになって、物理量検出
値の精度を長期間に渡って良好な状態に維持できるよう
になる。
【0020】請求項2記載の手段によれば、センサ回路
からの検出信号、温度検出回路からの温度信号、基準電
圧発生回路からの基準信号を、A/D変換回路内のリン
グゲート遅延回路に電源電圧として与えると、当該A/
D変換回路は、このように電源電圧が与えられた各状態
でリングゲート遅延回路にパルス信号が入力されたとき
のパルス信号周回数に基づいて上記検出信号、温度信号
及び基準信号をデジタルデータに変換するようになる。
【0021】このようなリングゲート遅延回路を利用し
たA/D変換回路にあっては、変換速度の大幅な向上を
実現できるという利点があるため、物理量検出値の算出
のために必要な時間の大幅な短縮を実現できるようにな
る。
【0022】請求項5記載のセンサ装置によれば、A/
D変換回路が検出信号、温度信号及び基準信号をデジタ
ルデータに変換する動作を終了したときに、制御手段が
電源回路の動作を停止させるようになるから、その電源
回路を通じた不要な電力消費が抑制されるようになっ
て、特に電池駆動する構成が採用される場合に極めて有
用になるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明を半導体圧力センサ
装置に適用した第1実施例について図1ないし図3を参
照しながら説明する。全体の電気的構成を示す図1にお
いて、本実施例による半導体圧力センサ装置は、圧力検
出用のセンサ部1と、このセンサ部1からの出力を処理
するための信号処理部2とを備えた構成となっており、
これらセンサ部1及び信号処理部2は、異なる半導体チ
ップ上に分離した状態で形成されている。
【0024】センサ部1は、ピエゾ抵抗係数が大きな半
導体チップ(例えばシリコン単結晶基板)を利用して形
成されたもので、圧力検出用ブリッジ回路3(本発明で
いうセンサ回路に相当)と、この圧力検出用ブリッジ回
路3の温度を検出するための温度検出用ブリッジ回路4
(本発明でいう温度検出回路に相当)とにより構成され
ている。
【0025】これらのうち、圧力検出用ブリッジ回路3
は、半導体チップに設けたダイヤフラム上に拡散抵抗に
より形成した抵抗素子Rd1、Rd2、Rd3、Rd4を図示の
ようにフルブリッジ接続して成るもので、印加圧力の増
大に応じて各抵抗素子Rd1、Rd2、Rd3、Rd4の抵抗値
が図1に矢印で示す態様(上向きの矢印は抵抗値が増加
することを示し、下向きの矢印は抵抗値が減少すること
を示す)で変化する構成となっている。また、圧力検出
用ブリッジ回路3の入力端子P1及びP2間には、定電
圧電源端子+Vccから一定電圧が印加されるようになっ
ている。
【0026】従って、圧力検出用ブリッジ回路3の一方
の出力端子Q1(抵抗素子Rd1及びRd2の共通接続点)
の電位は印加圧力の増大に応じて上昇し、また、他方の
出力端子Q2(抵抗素子Rd3及びRd4の共通接続点)の
電位は印加圧力の増大に応じて低下するものであり、出
力端子Q1及びQ2間からは、印加圧力に応じた電圧レ
ベルの検出信号Sdが出力されることになる。尚、上記
検出信号Sdは、圧力検出用ブリッジ回路3の温度にも
依存して変動するものであり、斯様な温度ドリフト除去
用のデータを得るために前記温度検出用ブリッジ回路4
が設けられている。
【0027】この温度検出用ブリッジ回路4は、拡散抵
抗(温度係数は1500〜1700ppm/℃程度)により
形成された感温抵抗素子Rt1、Rt2と、温度係数が零に
近い材料である例えばCrSiにより形成された抵抗素
子Rc1、Rc2とを図示のようにフルブリッジ接続するこ
とにより構成されている。また、温度検出用ブリッジ回
路4の入力端子P3及びP4間にも、定電圧電源端子+
Vccから一定電圧が印加されるようになっている。
【0028】従って、温度検出用ブリッジ回路4の一方
の出力端子Q3(感温抵抗素子Rt1及び抵抗素子Rc1の
共通接続点)の電位は検出温度の上昇に応じて上昇し、
また、他方の出力端子Q4(感温抵抗素子Rt2及び抵抗
素子Rc2の共通接続点)の電位は検出温度の低下に応じ
て低下するものであり、出力端子Q3及びQ4間から
は、圧力検出用ブリッジ回路3の温度に応じた電圧レベ
ルの温度信号Stが出力されることになる。
【0029】一方、前記信号処理部2は、半導体チップ
上に以下に述べるような各回路要素を形成した構成とな
っている。基準電圧発生回路5は、拡散抵抗により形成
した抵抗素子Ra1及びRa2を備えたもので、それら抵抗
素子Ra1及びRa2の直列回路を定電圧電源端子+Vcc及
びグランド端子間に接続した構成となっている。この場
合、抵抗素子Ra1及びRa2の温度係数は厳密に一致する
ものであり、従って、基準電圧発生回路5の出力端子Q
5(抵抗素子Ra1及びRa2の共通接続点)からは、前記
圧力検出用ブリッジ回路3に作用する圧力(被検出圧
力)及び当該ブリッジ回路3の温度と無関係に一定の電
圧レベルとなる基準信号Saが出力されることになる。
尚、この基準電圧発生回路5は、前記センサ部1側の半
導体チップ上に形成することも可能である。
【0030】アナログマルチプレクサ6は、上記圧力検
出用ブリッジ回路3からの検出信号Sd、温度検出用ブ
リッジ回路4からの温度信号St、基準電圧発生回路5
からの基準信号Saを、後述する制御ブロック7から与
えられるセレクト信号に基づいて選択出力するためのも
のである。
【0031】高入力インピーダンス差動増幅回路8(本
発明でいう増幅手段に相当)は、オペアンプ8a、8b
及び抵抗8c、8d、8eを組み合わせて成る周知構成
のもので、前記アナログマルチプレクサ6から順次出力
される信号を増幅してA/D変換回路9に与えるように
なっている。この場合、差動増幅回路8には、その増幅
出力電圧を持ち上げるための定電圧電源8f及び抵抗8
gが付随して設けられている。尚、差動増幅回路8の電
源は、前記定電圧電源端子+Vccから与えられるように
なっている。
【0032】上記A/D変換回路9は、基本的には特開
平5−259907号公報に記載されたA/D変換回路
と同様構成のものであり、詳細には図示しないが、反転
動作時間が電源電圧に応じて変化するNANDゲート1
0a(本発明でいう反転回路に相当)と、同じく反転動
作時間が電源電圧に応じて変化する偶数個のインバータ
10b(同じく本発明でいう反転回路に相当)とをリン
グ状に連結して成るリングゲート遅延回路10(以下の
説明では、リングゲート遅延回路をRGD(Ring Gate
Delay )と略称する)、このRGD10内でのパルス信
号の周回数をカウントするための周回数カウンタ11、
この周回数カウンタ11の計数値を上位ビットとし、且
つRGD10内の各インバータ10bの出力を下位ビッ
トとして格納するためのスタックメモリ12などを含ん
で構成されている。
【0033】このような構成のA/D変換回路9による
変換原理の大略は以下の通りである。即ち、RGD10
内のNANDゲート10aに対し、図2に示すようなパ
ルス信号PAを与えると、NANDゲート10a及び各
インバータ10bがその電源電圧に応じた速度で逐次的
に反転動作を開始して、そのパルス信号PAの入力期間
中は信号周回動作が継続して行われるものであり、斯様
なパルス信号周回数を示す二進数のデジタルデータが、
スタックメモリ12に対しリアルタイムで与えられるこ
とになる。この後、図2に示すように、一定のサンプリ
ング周期Δt(例えば〜100μ秒)を得るためのパル
ス信号PBの立上がり毎にスタックメモリ12をラッチ
すれば、そのスタックメモリ12内の各ラッチデータの
差に基づいて、インバータ10bに与えられている電源
電圧を二進数のデジタルデータに変換した値が得られる
ようになる。
【0034】この場合、RGD10内のNANDゲート
10a及びインバータ10bには、前記差動増幅回路8
から電源電圧が与えられる構成となっている。従って、
A/D変換回路9にあっては、差動増幅回路8からの出
力信号、つまり、アナログマルチプレクサ6を通じて選
択出力される検出信号Sd、温度信号St及び基準信号
Saをデジタルデータに変換することになる。
【0035】尚、以下においては、A/D変換回路9に
よる変換データのうち、検出信号Sdに対応したデジタ
ルデータを圧力情報D、温度信号Stに対応したデジタ
ルデータを温度情報T、基準信号Saに対応したデジタ
ルデータを基準情報Aと呼ぶことにする。
【0036】ここで、圧力情報Dと圧力検出用ブリッジ
回路3に対する印加圧力Pとの間には次式のような関
係がある。 D={(ct+d)×P+et+f}×β(t) …… 但し、t:圧力検出用ブリッジ回路3の温度 c:圧力検出用ブリッジ回路3の感度の温度係数 d:圧力検出用ブリッジ回路3の室温感度 e:圧力検出値のオフセットの温度係数 f:圧力検出値の室温オフセット値 また、β(t)は、差動増幅回路8の温度特性やRGD
10の遅延時間の温度特性などに依存した非線形項であ
り、これが圧力検出値の精度劣化の要因となるものであ
る。
【0037】上記式からPの解を得るためには、tが
必要であり、また、非線形の係数であるβ(t)を除去
する必要がある。このため、温度検出用ブリッジ回路4
を通じて温度情報Tを得ると共に、基準電圧発生回路5
を通じて基準情報Aを得るようにしている。
【0038】この場合、温度情報Tと圧力検出用ブリッ
ジ回路3の温度tとの間には次式のような関係が存在
するものである。 T=(at+b)×β(t) …… 但し、a:温度検出値の温度係数 b:温度検出値の室温オフセット値
【0039】また、基準情報Aは、圧力検出用ブリッジ
回路3に作用する圧力及び温度と無関係に一定の電圧レ
ベルとなる基準信号Saを、差動増幅回路8により増幅
し且つA/D変換回路9によりデジタル変換したデータ
であるから、次式が成立することになる。
【0040】A=β(t) ……
【0041】上記、の式を用いてPについて解く
と、非線形項β(t)が削除された状態の次式が得ら
れる。 P={(T/A−b)×(−e/a)+D/A−f} /{(T/A−b)×c/a+d} ……
【0042】EPROM13には、式に基づいた圧力
Pの演算に必要な係数a、b、c、d、e、fが補正係
数として予め記憶されている。
【0043】補正演算回路14(本発明でいう信号処理
手段に相当)は、上記式を利用した圧力Pの演算を、
制御ブロック7からの指令を受けて行うものであり、そ
の演算時には、スタックメモリ12から読み出した圧力
情報D、温度情報T及び基準情報A、並びにEPROM
13から読み出した補正係数(a、b、c、d、e、
f)を使用する構成となっている。そして、補正演算回
路14による演算結果は、センサ部1による検出圧力を
示す圧力データとしてI/Oブロック15から出力され
る。
【0044】さて、図3には、制御ブロック7による制
御内容が概略的に示されており、以下これについて関連
した作用と共に説明する。即ち、制御ブロック7は、ま
ず、アナログマルチプレクサ6に対して、基準電圧発生
回路5からの基準信号Saを選択するためのセレクト信
号を出力する(ステップS1)。すると、差動増幅回路
8から上記基準信号Saを増幅した電圧信号が出力され
るようになり、この電圧信号がA/D変換回路9内のR
GD10に対しA/D変換対象信号として印加されるよ
うになる。
【0045】この後、制御ブロック7は、パルス信号P
A及びPBの出力制御ルーチンS2を実行する。このル
ーチンS2では、図2に示す時刻t1〜t2の期間中に
おいてパルス信号PAを出力すると共に、その時刻t1
後においてパルス信号PBを図2に示すようなタイミン
グ(具体的には、時刻t1〜t2の期間において4回立
ち上がる状態)で出力する。
【0046】これにより、パルス信号PAの出力期間中
において、RGD10内で信号周回動作が継続して行わ
れると共に、パルス信号PBの立上がり毎にスタックメ
モリ12がラッチされるものであり、そのラッチデータ
の差(例えば3回目の立ち上がりと4回目の立ち上がり
における各ラッチデータの差)に基づいて、差動増幅回
路8からの電圧信号(基準信号Saを増幅した電圧信
号)に応じたデジタルデータが基準情報Aとして得られ
るようになる。
【0047】制御ブロック7は、上記出力制御ルーチン
S2の実行に応じて基準情報Aを取り込んだ後には、ア
ナログマルチプレクサ6に対して、基準電圧発生回路5
からの温度信号Stを選択するためのセレクト信号を出
力する(ステップS3)。すると、差動増幅回路8から
上記温度信号Stを増幅した電圧信号が出力されるよう
になり、この電圧信号が、A/D変換回路9内のRGD
10に対しA/D変換対象信号として印加されるように
なる。
【0048】この後、制御ブロック7は、パルス信号P
A及びPBの出力制御ルーチンS4を実行する。このル
ーチンS4では、図2に示す時刻t3〜t4の期間中に
おいてパルス信号PAを出力すると共に、その時刻t3
後においてパルス信号PBを図2に示すようなタイミン
グで出力する。
【0049】これにより、パルス信号PAの出力期間中
において、RGD10内で信号周回動作が継続して行わ
れると共に、パルス信号PBの立上がり毎にスタックメ
モリ12がラッチされるものであり、そのラッチデータ
の差に基づいて、差動増幅回路8からの電圧信号(温度
信号Stを増幅した電圧信号)に応じたデジタルデータ
が温度情報Tとして得られるようになる。
【0050】制御ブロック7は、上記出力制御ルーチン
S4の実行に応じて温度情報Tを取り込んだ後には、ア
ナログマルチプレクサ6に対して、基準電圧発生回路5
からの検出信号Sdを選択するためのセレクト信号を出
力する(ステップS5)。すると、差動増幅回路8から
上記検出信号Sdを増幅した電圧信号が出力されるよう
になり、この電圧信号が、A/D変換回路9内のRGD
10に対しA/D変換対象信号として印加されるように
なる。
【0051】この後、制御ブロック7は、パルス信号P
A及びPBの出力制御ルーチンS6を実行する。このル
ーチンS6では、図2に示す時刻t5〜t6の期間中に
おいてパルス信号PAを出力すると共に、その時刻t5
後においてパルス信号PBを図2に示すようなタイミン
グで出力する。
【0052】これにより、パルス信号PAの出力期間中
において、RGD10内で信号周回動作が継続して行わ
れると共に、パルス信号PBの立上がり毎にスタックメ
モリ12がラッチされるものであり、そのラッチデータ
の差に基づいて、差動増幅回路8からの電圧信号(検出
信号Sdを増幅した電圧信号)に応じたデジタルデータ
が圧力情報Dとして得られるようになる。
【0053】尚、本実施例の場合、上述した出力制御ル
ーチンS2、S4、S6の実行時において、スタックメ
モリ12からラッチデータの差に基づいたデジタルデー
タを3回取り込むことができるから、それらを平均化し
た値をデジタルデータ(基準情報A、温度情報T及び圧
力情報D)として得る構成とすることもできる。
【0054】制御ブロック7は、上記出力制御ルーチン
S6の実行後には、補正演算回路14に対して演算指令
を出力する(ステップS7)。すると、補正演算回路1
4にあっては、スタックメモリ12から読み出した圧力
情報D、温度情報T及び基準情報A、並びにEPROM
13から読み出した補正係数(a、b、c、d、e、
f)を使用して、前記式の演算を行うものであり、そ
の演算結果を、センサ部1による検出圧力を示す圧力デ
ータとしてI/Oブロック15から出力するようにな
る。
【0055】この後、制御ブロック7は、所定の待機時
間が経過するまで待機し(ステップS8)、当該待機時
間が経過したときにステップS1へ戻るようになる。従
って、一連の圧力検出動作(S1〜S7)は、上記待機
時間が経過する毎に周期的に行われることになる。
【0056】要するに上記した本実施例によれば、検出
信号Sd、温度信号St及び基準信号Saをアナログマ
ルチプレクサ6を通じて時分割処理すると共に、それら
の信号Sd、St及びSaに対応した各デジタルデータ
(圧力情報D、温度情報T、基準情報A)を同一の差動
増幅回路8及びA/D変換回路9を用いて採取し、斯様
に採取したデジタルデータを利用した式の補正演算
(デジタル演算)を行う構成としており、これによっ
て、感度やオフセットなどに対する温度補償を施した精
度の高い圧力検出値を得ることができるものである。
【0057】上記のような本実施例の回路構成によれ
ば、差動増幅回路8にオペアンプ8a、8bを利用する
だけで、温度補償をアナログ的に行うようにした図6の
従来構成の装置のように多数のオペアンプを必要としな
いものであり、全体の小型化を実現できるようになる。
【0058】上記のように圧力検出値の算出に利用され
る式からは、T/A及びD/Aの値を一定に保持でき
れば耐久変動による影響を無視できるということが理解
できる。この場合、本実施例では、式の演算に供する
ために最終的に圧力情報D、温度情報T及び基準情報A
に変換される検出信号Sd、温度信号St及び基準信号
Saは、全て同じアナログ回路(アナログマルチプレク
サ6、差動増幅回路8、A/D変換回路9)を通過する
構成であるから、その信号伝送系統での回路定数の変動
に起因した各信号のドリフト成分が互いにキャンセルさ
れることになって、上記T/A及びD/Aが経時変化す
ることがなくなる。この結果、耐久変動による影響を除
去できるようになって、圧力検出値の精度を長期間に渡
って良好な状態に維持できるようになる。
【0059】また、圧力検出値の精度のさらなる向上を
実現するためには、差動増幅回路8として増幅能力が高
い大型のものを使用することになるが、当該差動増幅回
路8は、検出信号Sd、温度信号St及び基準信号Sa
の増幅用に兼用する構成となっているから、多数の差動
増幅回路を設ける必要がなくなるものであり、この面か
らも全体の小型化を実現できるようになる。
【0060】本実施例のように、RGD10を利用した
A/D変換回路9にあっては、変換速度の大幅な向上
(つまりサンプリング時間の大幅な短縮)を実現できる
という利点があるため、圧力検出値の算出に必要な時間
を短縮できるようになる。
【0061】(第2の実施の形態)図4及び図5には本
発明の第2実施例が示されており、以下これについて前
記第1実施例と異なる部分のみ説明する。図4に、本実
施例によるセンサ装置の全体構成が概略的な機能ブロッ
ク図により示したもので、第1実施例と同一構成の差動
増幅回路8、A/D変換回路9をブロック化した状態で
表現すると共に、第1実施例におけるセンサ部1(セン
サ回路3、温度検出回路4より成る)、基準電圧発生回
路5、アナログマルチプレクサ6を一つのブロックにま
とめたセンシング部16として表現している。従って、
このセンシング部16からは、検出信号Sd、温度信号
St及び基準信号Saが出力されることになる。
【0062】電源回路17は、例えば電池(図示せず)
の出力端子+Bから給電されるもので、その動作状態で
定電圧電源端子+Vccから一定電圧を出力するようにな
っており、この定電圧出力が前記センシング部16、差
動増幅回路8及びA/D変換回路9に与えられる。この
電源回路17は、その動作を選択的に停止できるように
構成されたもので、制御手段たる制御ブロック7′から
出力される通電指令信号Son及び断電指令信号Soff に
応じて動作開始及び動作停止するようになっている。
尚、制御ブロック7′、EPROM13、補正演算回路
14及びI/Oブロック15の電源は、上記図示しない
電池から与えられる構成となっている。
【0063】上記制御ブロック7′は、第1実施例にお
ける制御ブロック7と同様の制御機能を備えたもので、
これ以外に以下に述べるような制御機能を備えた構成と
なっている。
【0064】即ち、全体の消費電力の時間推移特性を表
した図5に示すように、制御ブロック7′は、所定タイ
ミングt1(例えば外部のマイクロコンピュータからの
センシング動作開始指令を受けたタイミング、或いはタ
イマにより設定された周期的なセンシング動作タイミン
グなど)において、電源回路17に通電指令信号Sonを
与えることにより、当該電源回路17を動作させるもの
であり、以てセンシング部16、差動増幅回路8、A/
D変換回路9に電源を供給する。これに伴い全体の消費
電力は図5に示すように増大する。
【0065】制御ブロック7′は、上記のような電源供
給動作後に、第1実施例における図3のような制御を実
行することにより、センシング部16からの基準信号S
a、温度信号St及び検出信号Sdにそれぞれ対応した
デジタルデータである基準情報A、温度情報T及び圧力
情報Dを取得するものである。
【0066】そして、制御ブロック7′は、A/D変換
回路9が、センシング部16からの検出信号Sd、温度
信号St及び基準信号Saをデジタルデータに変換する
動作(基準情報A、温度情報T及び圧力情報Dを取得す
る動作)を終了したタイミングt2に至ったときに、電
源回路17に断電指令信号Soff を与えることにより、
当該電源回路17を動作停止させるものであり、これに
よりセンシング部16、差動増幅回路8、A/D変換回
路9に対する電源供給が停止される。これに伴い全体の
消費電力は図5に示すように減少する。そして、制御ブ
ロック7′は、上記のような電源供給停止後に、補正演
算回路14に対して演算指令を出力することによって、
当該補正演算回路14によって、センサ部1による検出
圧力を演算させると共に、その演算結果を圧力データと
してI/Oブロック15から出力させるようになる。
【0067】従って、この第2実施例の構成によれば、
アナログ回路部分(センシング部16、差動増幅回路
8、A/D変換回路9)の動作が不要となったタイミン
グt2以降においては、それらアナログ回路部分に対す
る電源供給が自動的に停止され、次のセンシングタイミ
ングが来るまでの間はその停止状態がそのまま保持され
ることになるから、不要な電力消費を抑制できるように
なるものであり、特に本実施例のように電池駆動する構
成を採用した場合に極めて有用になる。
【0068】(その他の実施の形態)尚、本発明は上記
した実施例に限定されるものではなく、次のような変形
または拡張が可能である。半導体圧力センサ装置に適用
した例を説明したが、加速度、磁束、湿度などの他の物
理量を検出するためのセンサ装置に広く適用することが
できる。A/D変換回路9内のRGD10は、基本的な
構成例を示したものであり、これと異なる構成のRGD
を設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の電気的構成図
【図2】作用説明用のタイミングチャート
【図3】制御ブロックによる制御内容を示すフローチャ
ート
【図4】本発明の第2実施例の構成を示す概略的な機能
ブロック図
【図5】作用説明用のタイミングチャート
【図6】従来構成例を示す電気的構成図
【符号の説明】
1はセンサ部、2は信号処理部、3は圧力検出用ブリッ
ジ回路(センサ回路)、4は温度検出用ブリッジ回路
(温度検出回路)、5は基準電圧発生回路、6はアナロ
グマルチプレクサ、7は制御ブロック、7′は制御ブロ
ック(制御手段)、8は差動増幅回路(増幅手段)、9
はA/D変換回路、10はリングゲート遅延回路、10
aはNANDゲート(反転回路)、10bはインバータ
(反転回路)、11は周回数カウンタ、12はスタック
メモリ、14は補正演算回路(信号処理手段)、16は
センシング部、17は電源回路を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出物理量に応じた電圧レベルの検出
    信号を発生するセンサ回路と、 このセンサ回路の温度に応じた電圧レベルの温度信号を
    発生する温度検出回路と、 前記被検出物理量及びセンサ回路の温度と無関係に一定
    の電圧レベルとなる基準信号を発生する基準電圧発生回
    路と、 前記検出信号、温度信号及び基準信号を選択的に出力す
    るアナログマルチプレクサと、 このアナログマルチプレクサから順次出力される信号を
    増幅する増幅手段と、 この増幅手段により増幅された前記検出信号、温度信号
    及び基準信号をデジタルデータに変換するA/D変換回
    路と、 前記A/D変換回路からのデジタルデータに基づいた演
    算処理により前記検出信号に応じた物理量検出値を前記
    温度信号及び基準信号により補正した状態で算出する信
    号処理手段とを備えたことを特徴とするセンサ装置。
  2. 【請求項2】 前記A/D変換回路は、反転動作時間が
    電源電圧に応じて変化する複数個の反転回路をリング状
    に連結して成るリングゲート遅延回路を含んで成り、前
    記検出信号、温度信号及び基準信号が上記リングゲート
    遅延回路に電源電圧として与えられた各状態で当該リン
    グゲート遅延回路にパルス信号が入力されたときのパル
    ス信号周回数に基づいて上記検出信号、温度信号及び基
    準信号をデジタルデータに変換する構成のものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のセンサ装置。
  3. 【請求項3】 前記センサ回路の検出対象となる物理量
    が圧力であることを特徴とする請求項1または2記載の
    センサ装置。
  4. 【請求項4】 前記センサ回路の印加圧力をP、前記検
    出信号、温度信号及び基準信号を前記A/D変換回路に
    より変換した各デジタルデータをそれぞれ圧力情報D、
    温度情報T及び基準情報A、また、センサ回路の感度の
    温度係数をc、センサ回路の室温感度をd、圧力検出値
    のオフセットの温度係数をe、圧力検出値の室温オフセ
    ット値をf、温度検出値の温度係数をa、温度検出値の
    室温オフセット値をbとした場合、前記信号処理手段
    は、 P={(T/A−b)×(−e/a)+D/A−f}/
    {(T/A−b)×c/a+d} の演算処理を実行して印加圧力Pを算出するように構成
    されていることを特徴とする請求項3記載のセンサ装
    置。
  5. 【請求項5】 動作状態で前記センサ回路、温度検出回
    路、基準電圧発生回路、アナログマルチプレクサ及び増
    幅手段に対し定電圧出力を供給するように設けられた電
    源回路と、 前記A/D変換回路が前記検出信号、温度信号及び基準
    信号をデジタルデータに変換する動作を終了したときに
    前記電源回路の動作を停止させる制御を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに
    記載のセンサ装置。
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