JPH1163570A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機Info
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- JPH1163570A JPH1163570A JP9223739A JP22373997A JPH1163570A JP H1163570 A JPH1163570 A JP H1163570A JP 9223739 A JP9223739 A JP 9223739A JP 22373997 A JP22373997 A JP 22373997A JP H1163570 A JPH1163570 A JP H1163570A
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- JP
- Japan
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- operation valve
- outdoor unit
- air conditioner
- fixing
- rear direction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本体の背面側上部から導入される接続配管の
長さに応じて、これを接続する操作弁の固定位置を前後
方向に移動できるようにした操作弁取付具を備えた空気
調和機の室外機を提供する。 【解決手段】 操作弁取付具８に操作弁を固定する固定
部8aは、該操作弁の固定位置を前後方向に移動できる移
動手段8bおよび8cを有してなり、切断された接続配管の
長さに応じて、前記操作弁の固定位置を前後方向に移動
して固定するようにした。
長さに応じて、これを接続する操作弁の固定位置を前後
方向に移動できるようにした操作弁取付具を備えた空気
調和機の室外機を提供する。 【解決手段】 操作弁取付具８に操作弁を固定する固定
部8aは、該操作弁の固定位置を前後方向に移動できる移
動手段8bおよび8cを有してなり、切断された接続配管の
長さに応じて、前記操作弁の固定位置を前後方向に移動
して固定するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室外
機に係わり、より詳細には、本体の背面側上部から導入
される接続配管の長さに応じて、これを接続する操作弁
の固定位置を前後方向に移動できるようにした操作弁取
付具の構造に関する。
機に係わり、より詳細には、本体の背面側上部から導入
される接続配管の長さに応じて、これを接続する操作弁
の固定位置を前後方向に移動できるようにした操作弁取
付具の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外機は、例えば図
１および図４で示すように、底板１上の前面側略中央に
載置され、圧縮機カバー2aで覆われた圧縮機２と、同圧
縮機２の背面側と両側とにわたって設けられた熱交換器
３と、同熱交換器３の背面部に対向して設けられた送風
機４と、前記熱交換器３の両側に取り付けられた側板3a
の上端に固定された保持板５上に保持され、電気部品を
収容して上部が天井補強板６で覆われた電装部７と、同
電装部７の一側の前記保持板５に板金製の操作弁取付具
８に固定されて取り付けられ、室内機側から導入される
接続配管10を、矢印ａで示す本体の背面側から接続する
前後に離間した複数の操作弁９と、同操作弁９および前
記電装部７の上部をカバーする合成樹脂製のトップカバ
ー11と、前記底板１に被着され、フロントカバー12およ
びリヤカバー13からなる外胴とで構成されていた。
１および図４で示すように、底板１上の前面側略中央に
載置され、圧縮機カバー2aで覆われた圧縮機２と、同圧
縮機２の背面側と両側とにわたって設けられた熱交換器
３と、同熱交換器３の背面部に対向して設けられた送風
機４と、前記熱交換器３の両側に取り付けられた側板3a
の上端に固定された保持板５上に保持され、電気部品を
収容して上部が天井補強板６で覆われた電装部７と、同
電装部７の一側の前記保持板５に板金製の操作弁取付具
８に固定されて取り付けられ、室内機側から導入される
接続配管10を、矢印ａで示す本体の背面側から接続する
前後に離間した複数の操作弁９と、同操作弁９および前
記電装部７の上部をカバーする合成樹脂製のトップカバ
ー11と、前記底板１に被着され、フロントカバー12およ
びリヤカバー13からなる外胴とで構成されていた。
【０００３】前記操作弁９は、その両側に備えた固定用
フランジの挿通孔（図示せず）に対応して、前記操作弁
取付具８に設けられた対をなすねじ孔8bと、この対をな
すねじ孔8bの間に設けられ、前記操作弁９に連なる接続
管（図示せず）を挿通する透孔8cとを備えた固定部8aに
固定されるようになっていた。
フランジの挿通孔（図示せず）に対応して、前記操作弁
取付具８に設けられた対をなすねじ孔8bと、この対をな
すねじ孔8bの間に設けられ、前記操作弁９に連なる接続
管（図示せず）を挿通する透孔8cとを備えた固定部8aに
固定されるようになっていた。
【０００４】しかしながら、例えば、前記接続配管10を
誤って短く切断してしまったような場合、前記操作弁９
が前記操作弁取付具８の固定部8aに固定された状態で前
記保持板５に取り付けられていることから、前記接続配
管10の長さに応じて室外機本体を後方に移動させて設置
する必要が生じるため、該本体と建物の壁面との間隔が
狭くなって、前記送風機４による空気の効果的な吸込み
および送出に支障をきたし、前記熱交換器３による熱交
換能力を低下させてしまうという問題を有していた。
誤って短く切断してしまったような場合、前記操作弁９
が前記操作弁取付具８の固定部8aに固定された状態で前
記保持板５に取り付けられていることから、前記接続配
管10の長さに応じて室外機本体を後方に移動させて設置
する必要が生じるため、該本体と建物の壁面との間隔が
狭くなって、前記送風機４による空気の効果的な吸込み
および送出に支障をきたし、前記熱交換器３による熱交
換能力を低下させてしまうという問題を有していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑み、本体の背面側上部から導入される接続配管の
長さに応じて、これを接続する操作弁の固定位置を前後
方向に移動できるようにした操作弁取付具を備えた空気
調和機の室外機を提供することを目的とする。
点に鑑み、本体の背面側上部から導入される接続配管の
長さに応じて、これを接続する操作弁の固定位置を前後
方向に移動できるようにした操作弁取付具を備えた空気
調和機の室外機を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、底板上の前面側略中央に載置され、圧縮機カ
バーで覆われた圧縮機と、同圧縮機の背面側と両側とに
わたって設けられた熱交換器と、同熱交換器の背面部に
対向して設けられた送風機と、前記熱交換器の両側に取
り付けられた側板の上端に固定された保持板上に保持さ
れ、電気部品を収容して上部が天井補強板で覆われた電
装部と、同電装部の一側の前記保持板に板金製の操作弁
取付具に固定されて取り付けられ、室内機側から導入さ
れる接続配管を本体の背面側から接続する前後に離間し
た複数の操作弁と、同操作弁および前記電装部の上部を
カバーする合成樹脂製のトップカバーと、前記底板に被
着され、フロントカバーおよびリヤカバーで構成される
外胴とからなり、前記操作弁取付具に前記操作弁を固定
する固定部は、該操作弁の固定位置を前後方向に移動で
きる移動手段を有してなり、切断された前記接続配管の
長さに応じて、前記操作弁の固定位置を前後方向に移動
して固定するようにした構成となっている。
するため、底板上の前面側略中央に載置され、圧縮機カ
バーで覆われた圧縮機と、同圧縮機の背面側と両側とに
わたって設けられた熱交換器と、同熱交換器の背面部に
対向して設けられた送風機と、前記熱交換器の両側に取
り付けられた側板の上端に固定された保持板上に保持さ
れ、電気部品を収容して上部が天井補強板で覆われた電
装部と、同電装部の一側の前記保持板に板金製の操作弁
取付具に固定されて取り付けられ、室内機側から導入さ
れる接続配管を本体の背面側から接続する前後に離間し
た複数の操作弁と、同操作弁および前記電装部の上部を
カバーする合成樹脂製のトップカバーと、前記底板に被
着され、フロントカバーおよびリヤカバーで構成される
外胴とからなり、前記操作弁取付具に前記操作弁を固定
する固定部は、該操作弁の固定位置を前後方向に移動で
きる移動手段を有してなり、切断された前記接続配管の
長さに応じて、前記操作弁の固定位置を前後方向に移動
して固定するようにした構成となっている。
【０００７】また、前記移動手段が、前記操作弁の両側
に備えた固定用フランジの挿通孔に対応して左右に対を
なし、前記操作弁取付具の前後方向に所定の間隔を有し
て設けられた複数のねじ孔と、この対をなす複数のねじ
孔の間に前後に延びるように設けられ、前記操作弁に連
なる接続管を挿通する透孔とからなり、前記接続配管を
短く切断した際、前記操作弁を後方に移動して、前記固
定用フランジの挿通孔を前記操作弁取付具の後方寄りに
設けられたねじ孔に位置合わせし、該後方寄りのねじ孔
に前記挿通孔を挿通したねじを螺着して、前記操作弁を
前記操作弁取付具に固定するようにした構成となってい
る。
に備えた固定用フランジの挿通孔に対応して左右に対を
なし、前記操作弁取付具の前後方向に所定の間隔を有し
て設けられた複数のねじ孔と、この対をなす複数のねじ
孔の間に前後に延びるように設けられ、前記操作弁に連
なる接続管を挿通する透孔とからなり、前記接続配管を
短く切断した際、前記操作弁を後方に移動して、前記固
定用フランジの挿通孔を前記操作弁取付具の後方寄りに
設けられたねじ孔に位置合わせし、該後方寄りのねじ孔
に前記挿通孔を挿通したねじを螺着して、前記操作弁を
前記操作弁取付具に固定するようにした構成となってい
る。
【０００８】また、左右に対をなす前記ねじ孔は、前記
透孔を介して、前記操作弁取付具の前後方向にほぼ平行
に設けられた構成となっている。
透孔を介して、前記操作弁取付具の前後方向にほぼ平行
に設けられた構成となっている。
【０００９】また、左右に対をなす前記ねじ孔は、同両
ねじ孔を結ぶ中心線が、前記透孔に対してほぼ直交する
位置に設けられた構成となっている。
ねじ孔を結ぶ中心線が、前記透孔に対してほぼ直交する
位置に設けられた構成となっている。
【００１０】また、左右に対をなす前記ねじ孔は、同両
ねじ孔を結ぶ中心線が、前記透孔に対し所定の角度で交
互に反覆して傾斜する位置に設けられた構成となってい
る。
ねじ孔を結ぶ中心線が、前記透孔に対し所定の角度で交
互に反覆して傾斜する位置に設けられた構成となってい
る。
【００１１】更に、前記ねじ孔に、下方に突出する突部
を設けた構成となっている。
を設けた構成となっている。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によ
る実施例を詳細に説明する。図１と、図２（Ａ）乃至図
２（Ｃ）と、図３（Ａ）および図３（Ｂ）とにおいて、
１は底板、２は同底板１上の前面側略中央に圧縮機カバ
ー2aで覆われて載置された圧縮機、３は同圧縮機２の背
面側と両側とにわたって略凹状に折曲形成された熱交換
器、４は同熱交換器３の背面部に対向して設けられた送
風機、７は前記熱交換器３の両端に取り付けられた側板
3aの上端に固定された保持板５上に保持され、内部に電
装品を収容して上部が天井補強板６で覆われた電装部、
８は室内機側から導入される接続配管10を矢印ａで示す
ように室外機本体の背面側から接続するための前後に離
間した複数の操作弁９を固定して、前記電装部７の一側
の前記保持板５に取り付けるための板金製の操作弁取付
具、11は前記操作弁９および前記天井補強板６でカバー
された前記電装部７の上部を覆う合成樹脂製のトップカ
バー、12は前記底板１に被着されるフロントカバー、13
はリヤカバーで、これらフロントカバー12およびリヤカ
バー13により外胴が構成されている。
る実施例を詳細に説明する。図１と、図２（Ａ）乃至図
２（Ｃ）と、図３（Ａ）および図３（Ｂ）とにおいて、
１は底板、２は同底板１上の前面側略中央に圧縮機カバ
ー2aで覆われて載置された圧縮機、３は同圧縮機２の背
面側と両側とにわたって略凹状に折曲形成された熱交換
器、４は同熱交換器３の背面部に対向して設けられた送
風機、７は前記熱交換器３の両端に取り付けられた側板
3aの上端に固定された保持板５上に保持され、内部に電
装品を収容して上部が天井補強板６で覆われた電装部、
８は室内機側から導入される接続配管10を矢印ａで示す
ように室外機本体の背面側から接続するための前後に離
間した複数の操作弁９を固定して、前記電装部７の一側
の前記保持板５に取り付けるための板金製の操作弁取付
具、11は前記操作弁９および前記天井補強板６でカバー
された前記電装部７の上部を覆う合成樹脂製のトップカ
バー、12は前記底板１に被着されるフロントカバー、13
はリヤカバーで、これらフロントカバー12およびリヤカ
バー13により外胴が構成されている。
【００１３】前記操作弁取付具８に前記操作弁９を固定
する固定部8aは、該操作弁９の固定位置を前後方向に移
動できるようにした後述する移動手段を有してなり、切
断された前記接続配管10の長さに応じて、前記操作弁９
の固定位置を前後方向に移動して固定するようにした構
成となっており、これによって、室外機本体の背面側上
部から導入される前記接続配管10を誤って短く切断して
しまったような場合であっても、これを接続する前記操
作弁９の固定位置を前後方向に移動できるようになり、
室外機本体を建物の壁面側に寄せる必要がなくなるの
で、前記送風機４による空気の効果的な吸込みおよび送
出に支障をきたさないようになって、前記熱交換器３に
よる熱交換能力を低下させてしまうことがないようにし
た構造となる。
する固定部8aは、該操作弁９の固定位置を前後方向に移
動できるようにした後述する移動手段を有してなり、切
断された前記接続配管10の長さに応じて、前記操作弁９
の固定位置を前後方向に移動して固定するようにした構
成となっており、これによって、室外機本体の背面側上
部から導入される前記接続配管10を誤って短く切断して
しまったような場合であっても、これを接続する前記操
作弁９の固定位置を前後方向に移動できるようになり、
室外機本体を建物の壁面側に寄せる必要がなくなるの
で、前記送風機４による空気の効果的な吸込みおよび送
出に支障をきたさないようになって、前記熱交換器３に
よる熱交換能力を低下させてしまうことがないようにし
た構造となる。
【００１４】また、前記操作弁９の固定位置を前後方向
に移動する移動手段が、図２（Ｂ）で示すように、前記
操作弁９の両側に備えた固定用フランジの挿通孔（図示
せず）に対応して左右に対をなし、前記操作弁取付具８
の前後方向に所定の間隔を有して設けられた複数のねじ
孔8bと、この対をなす複数のねじ孔8bの間に前後に延び
るように設けられ、前記操作弁９に連なる接続管（図示
せず）を挿通する透孔8cとからなり、前記接続配管10を
誤って短く切断した際、前記操作弁９を後方に移動し
て、前記固定用フランジの挿通孔（図示せず）を前記操
作弁取付具８の後方寄りに設けられた前記ねじ孔8bに位
置合わせし、該後方寄りのねじ孔8bに前記挿通孔（図示
せず）を挿通したねじを螺着して、前記操作弁９を前記
操作弁取付具８に固定するようにした構成となってお
り、これによって、前記操作弁９の固定位置を、室外機
本体の前後方向に段階的に移動して固定できるようにし
た構造となっている。
に移動する移動手段が、図２（Ｂ）で示すように、前記
操作弁９の両側に備えた固定用フランジの挿通孔（図示
せず）に対応して左右に対をなし、前記操作弁取付具８
の前後方向に所定の間隔を有して設けられた複数のねじ
孔8bと、この対をなす複数のねじ孔8bの間に前後に延び
るように設けられ、前記操作弁９に連なる接続管（図示
せず）を挿通する透孔8cとからなり、前記接続配管10を
誤って短く切断した際、前記操作弁９を後方に移動し
て、前記固定用フランジの挿通孔（図示せず）を前記操
作弁取付具８の後方寄りに設けられた前記ねじ孔8bに位
置合わせし、該後方寄りのねじ孔8bに前記挿通孔（図示
せず）を挿通したねじを螺着して、前記操作弁９を前記
操作弁取付具８に固定するようにした構成となってお
り、これによって、前記操作弁９の固定位置を、室外機
本体の前後方向に段階的に移動して固定できるようにし
た構造となっている。
【００１５】また、左右に対をなす前記ねじ孔8bは、前
記透孔8cを介して、前記操作弁取付具８の前後方向にほ
ぼ平行に設けられたことにより、前記操作弁９の固定位
置を、室外機本体の前後方向に容易に移動して正確に固
定できるようにした構造となっている。
記透孔8cを介して、前記操作弁取付具８の前後方向にほ
ぼ平行に設けられたことにより、前記操作弁９の固定位
置を、室外機本体の前後方向に容易に移動して正確に固
定できるようにした構造となっている。
【００１６】また、左右に対をなす前記ねじ孔8bは、一
実施例として図３（Ａ）で示すように、同両ねじ孔8bを
結ぶ中心線が、前後に延びる前記透孔8cに対しほぼ直交
する位置に設けられたことにより、前記操作弁９の接続
部（フレアナット）を正確に室外機本体の背面側に向け
た状態にして、該操作弁９の固定位置を、室外機本体の
前後方向に段階的に移動して固定できるようにした構造
となっている。
実施例として図３（Ａ）で示すように、同両ねじ孔8bを
結ぶ中心線が、前後に延びる前記透孔8cに対しほぼ直交
する位置に設けられたことにより、前記操作弁９の接続
部（フレアナット）を正確に室外機本体の背面側に向け
た状態にして、該操作弁９の固定位置を、室外機本体の
前後方向に段階的に移動して固定できるようにした構造
となっている。
【００１７】また、左右に対をなす前記ねじ孔8bは、他
の実施例として図３（Ｂ）で示すように、同両ねじ孔8b
を結ぶ中心線が、前後に延びる前記透孔8cに対し所定の
角度で交互に反覆して傾斜する位置に設けられたことに
より、前記操作弁９の接続部（フレアナット）を室外機
本体の背面側に対し左または右方向に角度をもたせた状
態にして、該操作弁９の固定位置を、室外機本体の前後
方向に段階的に移動して固定できるようにした構造とな
っている。なお、上記に説明した一実施例または他の実
施例は、室外機本体の設置状況や建物および前記接続配
管10などの実状に応じて、何れか一方の実施例を採用す
ればよい。
の実施例として図３（Ｂ）で示すように、同両ねじ孔8b
を結ぶ中心線が、前後に延びる前記透孔8cに対し所定の
角度で交互に反覆して傾斜する位置に設けられたことに
より、前記操作弁９の接続部（フレアナット）を室外機
本体の背面側に対し左または右方向に角度をもたせた状
態にして、該操作弁９の固定位置を、室外機本体の前後
方向に段階的に移動して固定できるようにした構造とな
っている。なお、上記に説明した一実施例または他の実
施例は、室外機本体の設置状況や建物および前記接続配
管10などの実状に応じて、何れか一方の実施例を採用す
ればよい。
【００１８】更に、前記ねじ孔8bに、図２（Ｃ）で示す
ように、下方に突出する突部ｃを設けたことにより、前
記ねじ孔8bの強度を増強して、前記固定用フランジの挿
通孔（図示せず）を挿通したねじ（図示せず）を高トル
クで螺着できるようになって、前記操作弁９を前記操作
弁取付具８により強固に固定できるようにした構成とな
っている。
ように、下方に突出する突部ｃを設けたことにより、前
記ねじ孔8bの強度を増強して、前記固定用フランジの挿
通孔（図示せず）を挿通したねじ（図示せず）を高トル
クで螺着できるようになって、前記操作弁９を前記操作
弁取付具８により強固に固定できるようにした構成とな
っている。
【００１９】以上の構成により、図１と、図２（Ａ）乃
至図２（Ｃ）と、図３（Ａ）および図３（Ｂ）とで示す
ように、前記操作弁取付具８に前記操作弁９を固定する
固定部は、該操作弁９の固定位置を前後方向に移動でき
るようにした前記移動手段を有してなり、切断された前
記接続配管10の長さに応じて、前記操作弁９の固定位置
を前後方向に移動して固定するようにしたので、室外機
本体の背面側上部から導入される前記接続配管10を誤っ
て短く切断してしまったような場合であっても、これを
接続する前記操作弁９の固定位置を前後方向に移動でき
るようになり、室外機本体を建物の壁面側に寄せる必要
がなくなるので、前記送風機４による空気の効果的な吸
込みおよび送出に支障をきたさないようになって、前記
熱交換器３による熱交換能力を低下させてしまうことが
ないようにした空気調和機の室外機となる。
至図２（Ｃ）と、図３（Ａ）および図３（Ｂ）とで示す
ように、前記操作弁取付具８に前記操作弁９を固定する
固定部は、該操作弁９の固定位置を前後方向に移動でき
るようにした前記移動手段を有してなり、切断された前
記接続配管10の長さに応じて、前記操作弁９の固定位置
を前後方向に移動して固定するようにしたので、室外機
本体の背面側上部から導入される前記接続配管10を誤っ
て短く切断してしまったような場合であっても、これを
接続する前記操作弁９の固定位置を前後方向に移動でき
るようになり、室外機本体を建物の壁面側に寄せる必要
がなくなるので、前記送風機４による空気の効果的な吸
込みおよび送出に支障をきたさないようになって、前記
熱交換器３による熱交換能力を低下させてしまうことが
ないようにした空気調和機の室外機となる。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によると、本体の背
面側上部から導入される接続配管の長さに応じて、これ
を接続する操作弁の固定位置を前後方向に移動できるよ
うにした操作弁取付具を備えた空気調和機の室外機とな
る。
面側上部から導入される接続配管の長さに応じて、これ
を接続する操作弁の固定位置を前後方向に移動できるよ
うにした操作弁取付具を備えた空気調和機の室外機とな
る。
【図１】本発明および従来例による空気調和機の室外機
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図２】本発明による空気調和機の室外機の要部説明図
で、（Ａ）は平面図であり、（Ｂ）は操作弁取付具の斜
視図であり、（Ｃ）は断面図である。
で、（Ａ）は平面図であり、（Ｂ）は操作弁取付具の斜
視図であり、（Ｃ）は断面図である。
【図３】本発明による空気調和機の室外機の要部平面図
で、（Ａ）は操作弁取付具の一実施例を示し、（Ｂ）は
他の実施例を示す。
で、（Ａ）は操作弁取付具の一実施例を示し、（Ｂ）は
他の実施例を示す。
【図４】従来例による空気調和機の室外機の要部斜視図
である。
である。
１ 底板 ２ 圧縮機 2a 圧縮機カバー ３ 熱交換器 3a 側板 ４ 送風機 ５ 保持板 ６ 天井補強板 ７ 電装部 ８ 操作弁取付具 8a 固定部 8b ねじ孔 8c 透孔 ９ 操作弁 10 接続配管 11 トップカバー 12 フロントカバー 13 リヤカバー ａ 室外機本体の背面側 ｂ 突部
Claims (6)
- 【請求項１】 底板上の前面側略中央に載置され、圧縮
機カバーで覆われた圧縮機と、同圧縮機の背面側と両側
とにわたって設けられた熱交換器と、同熱交換器の背面
部に対向して設けられた送風機と、前記熱交換器の両側
に取り付けられた側板の上端に固定された保持板上に保
持され、電気部品を収容して上部が天井補強板で覆われ
た電装部と、同電装部の一側の前記保持板に板金製の操
作弁取付具に固定されて取り付けられ、室内機側から導
入される接続配管を本体の背面側から接続する前後に離
間した複数の操作弁と、同操作弁および前記電装部の上
部をカバーする合成樹脂製のトップカバーと、前記底板
に被着され、フロントカバーおよびリヤカバーで構成さ
れる外胴とからなり、 前記操作弁取付具に前記操作弁を固定する固定部は、該
操作弁の固定位置を前後方向に移動できる移動手段を有
してなり、切断された前記接続配管の長さに応じて、前
記操作弁の固定位置を前後方向に移動して固定するよう
にしたことを特徴とする空気調和機の室外機。 - 【請求項２】 前記移動手段が、前記操作弁の両側に備
えた固定用フランジの挿通孔に対応して左右に対をな
し、前記操作弁取付具の前後方向に所定の間隔を有して
設けられた複数のねじ孔と、この対をなす複数のねじ孔
の間に前後に延びるように設けられ、前記操作弁に連な
る接続管を挿通する透孔とからなり、前記接続配管を短
く切断した際、前記操作弁を後方に移動して、前記固定
用フランジの挿通孔を前記操作弁取付具の後方寄りに設
けられたねじ孔に位置合わせし、該後方寄りのねじ孔に
前記挿通孔を挿通したねじを螺着して、前記操作弁を前
記操作弁取付具に固定するようにしたことを特徴とする
請求項１に記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項３】 左右に対をなす前記ねじ孔は、前記透孔
を介して、前記操作弁取付具の前後方向にほぼ平行に設
けられたことを特徴とする請求項２に記載の空気調和機
の室外機。 - 【請求項４】 左右に対をなす前記ねじ孔は、同両ねじ
孔を結ぶ中心線が、前記透孔に対してほぼ直交する位置
に設けられたことを特徴とする請求項２または請求項３
に記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項５】 左右に対をなす前記ねじ孔は、同両ねじ
孔を結ぶ中心線が、前記透孔に対し所定の角度で交互に
反覆して傾斜する位置に設けられたことを特徴とする請
求項２または請求項３に記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項６】 前記ねじ孔に、下方に突出する突部を設
けたことを特徴とする請求項２乃至請求項５に記載の空
気調和機の室外機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9223739A JPH1163570A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9223739A JPH1163570A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 空気調和機の室外機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1163570A true JPH1163570A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16802941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9223739A Pending JPH1163570A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1163570A (ja) |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP9223739A patent/JPH1163570A/ja active Pending
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