JPH1162713A - ガスエンジンのガス供給装置 - Google Patents
ガスエンジンのガス供給装置Info
- Publication number
- JPH1162713A JPH1162713A JP9228059A JP22805997A JPH1162713A JP H1162713 A JPH1162713 A JP H1162713A JP 9228059 A JP9228059 A JP 9228059A JP 22805997 A JP22805997 A JP 22805997A JP H1162713 A JPH1162713 A JP H1162713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- line
- bypass line
- chamber
- normal line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】エンジン回転数が低い時ガス供給時間が長いの
で、空気に対しガスが多くなり、ガスが着火しなくなり
起動失敗するのを防止する。 【解決手段】ガス供給するガスの流れを、エンジン回転
数が低い時、抵抗手段を有するバイパスライン１０に切
替え遅くし、エンジン回転数が低くない時は通常ライン
１１とする。
で、空気に対しガスが多くなり、ガスが着火しなくなり
起動失敗するのを防止する。 【解決手段】ガス供給するガスの流れを、エンジン回転
数が低い時、抵抗手段を有するバイパスライン１０に切
替え遅くし、エンジン回転数が低くない時は通常ライン
１１とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスエンジンのガ
ス供給装置に関する。
ス供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ガスエンジンは、一般の往復動内燃機関
と同様の機構で、シリンダの中で往復動するピストンが
クランク軸に連節されているものである。燃焼サイクル
は、ピストンの往復動に連動される吸気弁と排気弁の作
用により、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程か
らなっている。
と同様の機構で、シリンダの中で往復動するピストンが
クランク軸に連節されているものである。燃焼サイクル
は、ピストンの往復動に連動される吸気弁と排気弁の作
用により、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程か
らなっている。
【０００３】図３は、従来のガス供給装置の系統図であ
る。一般にガスエンジン本体５には燃焼室１３が複数あ
る。燃焼室１３は互いに連通した主室１９と副室１２か
らなっている。燃料のガスは燃料遮断弁１６を介して供
給される。燃料のガスを燃焼室１３に導く系統は、燃料
遮断弁１６から副室ガス差圧弁６と主室ガス差圧弁１７
に分配されるものとなっていて、副室ガス差圧弁６に分
配されたガスが通常ライン１１を通り副室ガス供給ライ
ン７を通って副室１２へ供給され、主室ガス差圧弁１７
に分配されたガスがガバナ１８を通り主室ガス供給ライ
ン１５を通って主室１９へ供給される系統になってい
る。
る。一般にガスエンジン本体５には燃焼室１３が複数あ
る。燃焼室１３は互いに連通した主室１９と副室１２か
らなっている。燃料のガスは燃料遮断弁１６を介して供
給される。燃料のガスを燃焼室１３に導く系統は、燃料
遮断弁１６から副室ガス差圧弁６と主室ガス差圧弁１７
に分配されるものとなっていて、副室ガス差圧弁６に分
配されたガスが通常ライン１１を通り副室ガス供給ライ
ン７を通って副室１２へ供給され、主室ガス差圧弁１７
に分配されたガスがガバナ１８を通り主室ガス供給ライ
ン１５を通って主室１９へ供給される系統になってい
る。
【０００４】副室ガス差圧弁６は副室１２へのガス供給
圧力を設定する。主室ガス差圧弁１７はガバナ１８への
ガス供給圧力を設定していて、ガバナ１８は通常の運転
でのエンジン回転数を調速するよう主室へ流れるガスの
流速を制御している。
圧力を設定する。主室ガス差圧弁１７はガバナ１８への
ガス供給圧力を設定していて、ガバナ１８は通常の運転
でのエンジン回転数を調速するよう主室へ流れるガスの
流速を制御している。
【０００５】図２は、起動時の動作図である。横軸は時
間、縦軸はエンジン回転数とガス供給圧力である。起動
指令１により圧縮空気を吸気に送り、圧縮空気が膨張し
ようとする力でクランキングする。エンジン回転数は常
用運転の概ね１０％に達し、圧縮空気はつきる。エンジ
ン回転数が概ね１０％に達したならば、副室へガス投入
２される。主室へガス投入４はまだされないが、図中の
点火開始３に示すように数秒ののち着火する。着火が継
続すれば着火成功で、エンジン回転数は常用運転の概ね
２０％に達する。エンジン回転数が概ね２０％に達した
ならば、主室へガス投入４がされ通常の運転になる。
間、縦軸はエンジン回転数とガス供給圧力である。起動
指令１により圧縮空気を吸気に送り、圧縮空気が膨張し
ようとする力でクランキングする。エンジン回転数は常
用運転の概ね１０％に達し、圧縮空気はつきる。エンジ
ン回転数が概ね１０％に達したならば、副室へガス投入
２される。主室へガス投入４はまだされないが、図中の
点火開始３に示すように数秒ののち着火する。着火が継
続すれば着火成功で、エンジン回転数は常用運転の概ね
２０％に達する。エンジン回転数が概ね２０％に達した
ならば、主室へガス投入４がされ通常の運転になる。
【０００６】副室へガス投入２されたガスの着火が継続
しなければ、エンジン回転数が下降し通常の運転に至ら
ず停止（以下、「起動失敗」という。）する。
しなければ、エンジン回転数が下降し通常の運転に至ら
ず停止（以下、「起動失敗」という。）する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ガスが着火するために
は、空気の量に対しガスの量が多過ぎない必要がある。
しかし、副室１２へのガス供給圧力は、通常の運転で副
室に必要とするガス量が供給されるよう副室ガス差圧弁
６で設定されているため、起動のときエンジン回転数が
低い場合はガス供給の時間が長いので、空気に対しガス
量は多く（以下、「過濃」という。）なって、ガスが着
火しなくなり起動失敗する場合がある。又、起動失敗す
ると可燃性のガスが排気される危険性がある。
は、空気の量に対しガスの量が多過ぎない必要がある。
しかし、副室１２へのガス供給圧力は、通常の運転で副
室に必要とするガス量が供給されるよう副室ガス差圧弁
６で設定されているため、起動のときエンジン回転数が
低い場合はガス供給の時間が長いので、空気に対しガス
量は多く（以下、「過濃」という。）なって、ガスが着
火しなくなり起動失敗する場合がある。又、起動失敗す
ると可燃性のガスが排気される危険性がある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、ガスを燃焼室に導く通常ラインと、オリフ
ィス等のような抵抗手段を有するバイパスラインとを備
え、ガスを前記通常ライン又はバイパスラインに切替え
て流す三方弁等の切替手段を設けたことを特徴とするガ
スエンジンのガス供給装置を提供するものである。即
ち、本発明は、通常ラインを切替手段でバイパスライン
に分岐させ、抵抗手段を有するバイパスラインを介して
ガスを燃焼室に導くことができるように構成したもの
で、この構成によってエンジンの回転数に応じて通常ラ
インとバイパスラインとを切替えてガスを燃焼室に導く
ようにすることができるものである。
決するため、ガスを燃焼室に導く通常ラインと、オリフ
ィス等のような抵抗手段を有するバイパスラインとを備
え、ガスを前記通常ライン又はバイパスラインに切替え
て流す三方弁等の切替手段を設けたことを特徴とするガ
スエンジンのガス供給装置を提供するものである。即
ち、本発明は、通常ラインを切替手段でバイパスライン
に分岐させ、抵抗手段を有するバイパスラインを介して
ガスを燃焼室に導くことができるように構成したもの
で、この構成によってエンジンの回転数に応じて通常ラ
インとバイパスラインとを切替えてガスを燃焼室に導く
ようにすることができるものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は、本発明のガス供給装置の
系統図である。従来と同じものは同一符号を付して説明
を省略する。
系統図である。従来と同じものは同一符号を付して説明
を省略する。
【００１０】上記に加えて、次に掲げる〜をするも
のとする。 通常ライン１１をバイパスするバイパスライン１０
を設ける。 バイパスライン１０にオリフィス９を付ける。 通常ライン１１とバイパスライン１０の分岐に三方
弁８を設ける。 エンジン回転数が低いときバイパスライン１０に、
エンジン回転数が低くないとき通常ライン１１に、三方
弁８でガスの流れを切替える操作をする。
のとする。 通常ライン１１をバイパスするバイパスライン１０
を設ける。 バイパスライン１０にオリフィス９を付ける。 通常ライン１１とバイパスライン１０の分岐に三方
弁８を設ける。 エンジン回転数が低いときバイパスライン１０に、
エンジン回転数が低くないとき通常ライン１１に、三方
弁８でガスの流れを切替える操作をする。
【００１１】オリフィス９はガスの流れを遅くする。オ
リフィス９のあるバイパスライン１０でガス供給すると
きは、通常ライン１１でガス供給するときと比べ、ガス
の流れは遅くなる。三方弁８でガスの流れを、エンジン
回転数が低いときバイパスライン１０に、エンジン回転
数が低くないとき通常ライン１１に切替えるので、起動
のときガス供給の時間が長くてもガスの流れが遅くなる
ため、過濃にならず着火する。エンジン回転数が上昇
し、エンジン回転数が低くなくなれば、従来どおりのガ
スの流れにし、運転は従来どおりになる。よって、ガス
エンジンの起動において、起動失敗の頻度を少なくでき
る。起動失敗にした可燃性ガスが排気される危険性が低
減される。又、従来のガス供給装置を改造し実施でき
る。従来のガス供給装置を改造した場合は新規に製作す
るより容易に実施できる。
リフィス９のあるバイパスライン１０でガス供給すると
きは、通常ライン１１でガス供給するときと比べ、ガス
の流れは遅くなる。三方弁８でガスの流れを、エンジン
回転数が低いときバイパスライン１０に、エンジン回転
数が低くないとき通常ライン１１に切替えるので、起動
のときガス供給の時間が長くてもガスの流れが遅くなる
ため、過濃にならず着火する。エンジン回転数が上昇
し、エンジン回転数が低くなくなれば、従来どおりのガ
スの流れにし、運転は従来どおりになる。よって、ガス
エンジンの起動において、起動失敗の頻度を少なくでき
る。起動失敗にした可燃性ガスが排気される危険性が低
減される。又、従来のガス供給装置を改造し実施でき
る。従来のガス供給装置を改造した場合は新規に製作す
るより容易に実施できる。
【発明の効果】バイパスラインは抵抗手段を有するため
にガスの流速を低下させるので、起動時等の回転数が低
いときに切替手段によって通常ラインからバイパスライ
ンに切替えてガスを燃焼室に導くことによりガスが過濃
になるのを抑えることができ、適切な空燃比にすること
ができるのでスムーズに着火するさせることができる。
又、回転数が上昇し通常運転になればバイパスラインか
ら通常ラインに切替えてガスを燃焼室に導くので、通常
運転においても適切な空燃比とすることができる。従っ
て本発明装置によれば、回転数に応じてバイパスライン
と通常ラインとを切替えてガスを燃焼室に導くことがで
き、特に起動時等の回転数が低いときもガスが過濃にな
って着火ミスが発生するのを防止できるので、安定した
起動操作ができるものである。
にガスの流速を低下させるので、起動時等の回転数が低
いときに切替手段によって通常ラインからバイパスライ
ンに切替えてガスを燃焼室に導くことによりガスが過濃
になるのを抑えることができ、適切な空燃比にすること
ができるのでスムーズに着火するさせることができる。
又、回転数が上昇し通常運転になればバイパスラインか
ら通常ラインに切替えてガスを燃焼室に導くので、通常
運転においても適切な空燃比とすることができる。従っ
て本発明装置によれば、回転数に応じてバイパスライン
と通常ラインとを切替えてガスを燃焼室に導くことがで
き、特に起動時等の回転数が低いときもガスが過濃にな
って着火ミスが発生するのを防止できるので、安定した
起動操作ができるものである。
【図１】本発明のガス供給装置の系統図である。
【図２】起動時の動作図である。
【図３】従来のガス供給装置の系統図である。
１…起動指令、 ２…副室へガス投入、 ３…
点火開始、４…主室へガス投入、 ５…ガスエンジン
本体、６…副室ガス差圧弁、７…副室ガス供給ライン、
８…三方弁、 ９…オリフィス、１０…バイパ
スライン、 １１…通常ライン、 １２…副室、１３
…燃焼室、 １４…副室ガス入口、 １５…主
室ガス供給ライン、１６…燃料遮断弁、 １７…主
室ガス差圧弁、１８…ガバナ、１９…主室、
２０…逆止弁。
点火開始、４…主室へガス投入、 ５…ガスエンジン
本体、６…副室ガス差圧弁、７…副室ガス供給ライン、
８…三方弁、 ９…オリフィス、１０…バイパ
スライン、 １１…通常ライン、 １２…副室、１３
…燃焼室、 １４…副室ガス入口、 １５…主
室ガス供給ライン、１６…燃料遮断弁、 １７…主
室ガス差圧弁、１８…ガバナ、１９…主室、
２０…逆止弁。
Claims (1)
- 【請求項１】 ガスエンジンに燃料ガスを供給するガス
供給装置において、前記燃料ガスを燃焼室に導く通常ラ
インと途中に抵抗手段を有するバイパスラインとを備
え、前記燃料ガスを前記通常ライン又はバイパスライン
に切替えて流す切替手段を設けたことを特徴とするガス
エンジンのガス供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9228059A JPH1162713A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | ガスエンジンのガス供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9228059A JPH1162713A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | ガスエンジンのガス供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1162713A true JPH1162713A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16870561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9228059A Pending JPH1162713A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | ガスエンジンのガス供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1162713A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014159792A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスエンジンシステム |
| US20170082076A1 (en) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | Caterpillar Inc. | Pressure regulator for fuel supply system |
-
1997
- 1997-08-25 JP JP9228059A patent/JPH1162713A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014159792A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスエンジンシステム |
| US20170082076A1 (en) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | Caterpillar Inc. | Pressure regulator for fuel supply system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |