JPH116260A - 軒樋吊具および軒樋の支持構造 - Google Patents

軒樋吊具および軒樋の支持構造

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JPH116260A
JPH116260A JP13664397A JP13664397A JPH116260A JP H116260 A JPH116260 A JP H116260A JP 13664397 A JP13664397 A JP 13664397A JP 13664397 A JP13664397 A JP 13664397A JP H116260 A JPH116260 A JP H116260A
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eaves gutter
gutter
eaves
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新吾 須藤
Seigo Aizaki
清吾 相崎
Masaya Hirosue
雅也 弘末
Kaneaki Toyoda
兼昭 豊田
Hirotoshi Fukui
大俊 福井
Riyouta Kitagawa
良太 喜多河
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒樋の屋内側側壁と鼻隠し板間の隙間を覆い
隠して、外観の見栄えを良好にできる軒樋吊具および軒
樋の支持構造を提供すること。 【解決手段】 鼻隠し板7の前面に取り付けられる取付
部1と、この取付部1の前方に配設され、軒樋6の両側
壁の樋耳61、62を支持する樋耳保持部21、22を
有する軒樋支持腕2とを備えている軒樋吊具Aにおい
て、取付部1と屋内側樋耳保持部22との間に、軒樋支
持腕2の下面から垂下片3が下方に垂設され、この垂下
片3および取付部1の下端にそれぞれ係止部31、14
が形成され、この両係止部31、14に、軒樋6の屋内
側側壁と鼻隠し板7との間の隙間を覆い隠すカバー材5
の両側に設けられた被係止部52、52が係止されるよ
うにされている軒樋吊具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の軒先に軒樋
を取り付ける軒樋吊具およびこの軒樋吊具を使用した軒
樋の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋吊具には各種のものがある
が、これらの共通する点は、建物の被固定面に取り付け
られる取付部と、この取付部の前面に突設された軒樋支
持腕とを備えた軒樋吊具の取付部を建物の軒先に釘にて
取り付け、軒樋支持腕の樋耳保持部に軒樋の両耳部を支
持させて使用するものである。
【0003】ところで、建物の屋根の態様、たとえば屋
根を葺く瓦の厚みによって、軒樋の屋内側外面と鼻隠し
板との隙間(つまり、軒樋の軒先からの出寸法)を変え
る必要がある(たとえば登録第791370の類似5号
意匠公報を参照)。また、鼻隠し板の勾配に対応させ
て、軒樋支持具の取付勾配をかえる必要もある(たとえ
ば登録第791370の類似4号意匠公報を参照)。
【0004】特に、鼻隠し板が地表面に対して垂直でな
く傾斜しており、しかも、軒先からの出寸法をかなり幅
広く取らなくてはならない場合は、軒樋の屋内側外面と
鼻隠し板との隙間はさらに大きくなってくる(たとえば
登録第791370の類似3号意匠公報を参照)。しか
しながら、軒樋と軒先との間から軒樋吊具の一部が見
え、軒先の外観意匠性が低下する。
【0005】このような軒先の外観意匠性を改善する軒
樋の支持構造として、たとえば実開平5−40450号
公報に記載されたものが知られている。具体的には、図
25に示すように、軒先前面1aに固定される樋支持具
2aに軒樋3aを吊下保持せしめてなる軒樋支持装置に
おいて、軒樋3aの後側の耳部4aを係合保持する略コ
字状の耳保持部5aを樋支持具2aの後部に設け、この
耳保持部5aの下端内側縁より耳ガイド片6aを垂設
し、この耳ガイド片6aの下端に係止部7aを設けてこ
の係止部7aに、軒先前面1aと軒樋3aとの間隔をそ
の下方において閉塞する断面略T字形状のカバー材8a
を係止取着したものである。
【0006】また、実開平4−86830号公報におい
ては、壁面に沿って適宜な金具により軒樋を取付け、こ
の軒樋と壁面間に長尺のカバー板を配設し、このカバー
板により軒樋と壁面間の空隙部を隠蔽した軒樋取付部の
構造が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平5−40450号公報に記載の軒樋支持装置におい
ては、軒樋後側の耳部4aが後壁部11aより外方に突
出した外耳形態の場合は適用可能であるが、耳部4aが
後壁部11aより内方に突出した内耳形態の場合は適用
することができないという問題があった。
【0008】また、カバー材8aはその縦片部19a上
端の係止凸部20aが係止部7aに係止されるだけであ
るため、係止安定性に欠けるという問題もあった。
【0009】一方、上記実開平4−86830号公報に
記載の軒樋取付部の構造においては、主として、カバー
板の軒樋側の上端を軒樋の屋内側上端の耳部に係合係止
させなければならず、金具に軒樋を取付けた後では、カ
バー板の配設はできないという問題があった。また、カ
バー板は片持ち支持であるため、上記と同様に係止安定
性に欠けるという問題もあった。
【0010】本発明の目的は、カバー材の取り付けを軒
樋の取付順序に関係なく行え、しかも、軒樋を建物の軒
先に見栄えよく取り付けることができる軒樋吊具を提供
することである。
【0011】また、本発明の目的は、取付施工後の軒先
の見栄えが良好で、かつ、カバー材の取付安定性に優れ
た軒樋の支持構造を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
建物の被固定面に取り付けられる取付部と、この取付部
の前方に配設され、軒樋の両側壁の樋耳を支持する樋耳
保持部を有する軒樋支持腕とを備えている軒樋吊具にお
いて、前記取付部と屋内側樋耳保持部との間に、軒樋支
持部の下面から垂下片が下方に垂設され、この垂下片と
前記取付部との間に係止部が形成され、この係止部に、
軒樋の屋内側側壁と建物の被固定面との間の隙間を覆い
隠すカバー材の被係止部が係止されるようにされている
ものである。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の軒
樋吊具において、取付部と軒樋支持腕とのなす角度が鈍
角であるものである。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の軒樋吊具において、垂下片の垂設長さが、係止部
にカバー材の被係止部を係止させた際、軒樋の底部外面
とカバー材の下面とがほぼ面一となるように設定されて
いるものである。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1記載の軒
樋吊具の取付部が建造物の被固定面に取り付けられ、こ
の取付部の前方に配設された軒樋支持腕にて軒樋が支持
される軒樋の支持構造であって、前記取付部と屋内側樋
耳保持部との間において、軒樋支持部の下面から垂下片
が下方に垂設され、この垂下片と前記取付部との間に係
止部が形成され、この係止部に、軒樋の屋内側側壁と建
物の被固定面との間の隙間を覆い隠すカバー材の被係止
部が係止されているものである。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の軒
樋の支持構造において、垂下片および取付部の下端にそ
れぞれ係止部が形成され、この両係止部に、カバー材の
両側に設けられた被係止部が係止されているものであ
る。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載の軒
樋の支持構造において、カバー材が断面逆T字形状の中
空状体であるものである。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載の軒樋の支持構造において、カバー材の幅が両係止
部間の外面間の間隔よりも少し幅広とされているもので
ある。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項4ないし7
記載の軒樋の支持構造において、隣接するカバー材同士
が、カバー材の外面形状に符合した内面形状を有する接
続部材にて接続されているものである。
【0020】本発明における建物の被固定面は、鼻隠し
板、破風板、垂木などである。
【0021】本発明における軒樋吊具の材質は、硬質塩
化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、AES樹脂など
の合成樹脂、FRPなどが使用できる。また、ステンレ
スなどの金属材料であってもよい。軒樋吊具の形状は適
用される軒樋の形状に応じて決めればよく、また、両端
部の樋耳保持部の形状も、同様に適用される軒樋の耳部
の形状に応じて決めればよい。
【0022】本発明におけるカバ−材とは、軒樋の屋内
側側壁と建物の被固定面との間の隙間を覆い隠すもので
あり、軒先の外観を見栄えよくするものである。カバ−
材の被係止部の形状は、取付部と屋内側樋耳保持部との
間において、軒樋支持腕の下面から垂下片が下方に垂設
され、この垂下片と前記取付部との間に形成された係止
部の形状に対応させて決めればよい。カバ−材の形態は
中空構造を有するものであっても、中実構造を有するも
のであってもよい。
【0023】(作用)請求項1ないし3記載の軒樋吊具
においては、取付部と屋内側樋耳保持部との間におい
て、軒樋支持部の下面から垂下片が下方に垂設され、こ
の垂下片と取付部との間に形成された係止部にカバー材
の被係止部が係止されるようにされているので、軒樋の
屋内側側壁と建物の被固定面との間の隙間を覆い隠すこ
とができる。
【0024】請求項2記載の軒樋吊具においては、取付
部と軒樋支持腕とのなす角度が鈍角であるので、たとえ
ば被固定面である鼻隠し板が傾斜している場合に適用で
きる。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の軒樋吊具において、垂下片の垂設長さが、係止部
にカバー材の被係止部を係止させた際、軒樋の底部外面
とカバー材の下面とがほぼ面一となるように設定されて
いるので、軒先の外観の見栄えがより向上する。
【0026】請求項4ないし8記載の発明は、請求項1
記載の軒樋吊具の取付部が建造物の被固定面に取り付け
られ、この取付部の前方に配設された軒樋支持腕にて軒
樋が支持される軒樋の支持構造であって、前記取付部と
屋内側樋耳保持部との間において、軒樋支持部の下面か
ら垂下片が下方に垂設され、この垂下片と前記取付部と
の間に係止部が形成され、この係止部にカバー材の被係
止部が係止されているので、軒樋の屋内側側壁と建物の
被固定面との間の隙間を覆い隠すことができる。
【0027】請求項5記載の発明は、請求項4記載の軒
樋の支持構造において、垂下片および取付部の下端にそ
れぞれ係止部が形成され、この両係止部に、カバー材の
両側に設けられた被係止部が係止されているので、カバ
ー材を安定性よく取り付けることができる。
【0028】請求項6記載の発明は、請求項5記載の軒
樋の支持構造において、カバー材が断面逆T字形状の中
空状体であるので、被係止部または係止部に寸法のバラ
ツキがあっても、中空状体の部分的な弾性変形により、
カバー材の係止部を被係止部に係止して取り付けること
ができる。
【0029】請求項7記載の発明は、請求項5または6
記載の軒樋の支持構造において、カバー材の幅が両係止
部間の外面間の間隔よりも少し幅広とされているので、
被係止部と係止部との係止形態や接続位置に関係なく、
隣接するカバー材同士を、カバー材の外面形状に符合し
た内面形状を有する接続部材にて接続することができ
る。
【0030】請求項8記載の発明は、請求項4ないし7
記載の軒樋の支持構造において、隣接するカバー材同士
が、カバー材の外面形状に符合した内面形状を有する接
続部材にて接続されているので、下から見上げた軒先の
外観はさらに向上する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明の軒樋吊具について
説明する。図1〜図5は本発明の軒樋吊具の第1実施例
を示すものであり、図1は正面図、図2は平面図、図3
は底面図、図4は左側面図、図5は右側面図である。
【0032】図1において、Aはポリカーボネート樹脂
製の内吊りタイプの軒樋吊具であり、この軒樋吊具Aは
取付部1と軒樋支持腕2とから主要部が構成されてい
る。取付部1は長方形の板状体であり、屋内側に向かっ
て斜め下方に傾斜して形成されており、取付部1と軒樋
支持腕2とのなす角度は鈍角とされている。取付部1の
外周縁には4個の通孔11が設けられ、また、取付部1
の後面には窪み12、13、13が形成されている。図
8に示すように、窪み12の深さは浅く(取付部1の厚
みの1割程度)され、一方、窪み13の深さは深く(取
付部1の厚みの4割程度)形成されている。
【0033】軒樋支持腕2は、図6に示すように、断面
形状がI字形状のものであり、取付部1の前面中央の上
部位置から屋外側に一体に突設されている。軒樋支持腕
2の先端には上方に屈曲片21が形成され、図9に示す
軒樋6の屋外側耳部61を支持する屋外側耳保持部とさ
れている。なお、軒樋支持腕2の先端側下方には幅狭の
舌片24が一体に形成されている。この舌片24は軒樋
6の屋外側耳部61の下方内面に存在する中空状補強リ
ブに当接して、屈曲片21からの屋外側耳部61の脱落
を防止する機能を有するものである。
【0034】一方、軒樋支持腕2の屋内側の下部には係
止片22が屋内方向にやや斜め上方に一体に突設されて
いる。この係止片22の幅は、図3に示すように、先端
側において徐々に幅狭となっている。係止片22は軒樋
6の屋内側耳部62を支持する屋内側耳保持部に対応す
るものである。軒樋支持腕2の屋外側部分には半円弧状
の窪み23が形成されている。
【0035】3は板状の垂下片であり、取付部1と係止
片22との間において、軒樋支持腕2の下面から一体に
下方に垂設されている。垂下片3の幅は軒樋支持腕2の
幅と同一とされている。垂下片3のほぼ下半部は取付部
1側に屈曲され、取付部1とほぼ平行とされている。こ
の垂下片3の上半部は補強用の縦リブ4により取付部1
の前面と連結されている。
【0036】垂下片3および取付部1の下端には係止部
である係止爪31、14が互いに内向きに形成されてい
る。垂下片3の上半部の前面側には幅狭の押圧片32、
33が突設されている。この押圧片32、33はともに
軒樋5の屋内側耳部52の脱落を防止する機能を有する
ものである。垂下片3の垂設長さは、係止爪31、14
に後述のカバー材の被係止部を係止させた際、軒樋6の
底部外面とカバー材の下面とがほぼ面一となるようにさ
れている。
【0037】5は硬質塩化ビニル樹脂製の長尺のカバ−
材であり、軒樋6の屋内側側壁と建物の鼻隠し板との間
の隙間を覆い隠すためのものである。図10に示すよう
に、カバ−材5は断面逆T字形状の中空構造を有してお
り、その内部は上下内面を連結する垂直リブ51によ
り、長手方向に沿って2室に仕切られている。カバ−材
5の上部両側には断面直角三角形状の被係止部52、5
2が外方に張り出して形成されている。カバー材5の下
部幅は上記垂下片3および取付部1の下端に形成された
係止爪31、14間の外法、つまり両係止爪31、14
間の外面間の間隔よりも幅広とされている。
【0038】つぎに、図9に基づいて上記軒樋吊具Aを
用いて軒樋を支持する支持構造(請求項4以下に記載の
本発明の軒樋の支持構造に対応する)について説明す
る。
【0039】まず、4個の通孔11を利用して、釘(図
示せず)にて取付部1を傾斜した鼻隠し板7の前面に取
り付ける。この作業を繰り返して、鼻隠し板7の前面に
その長手方向に沿って、所定間隔をあけて複数の軒樋吊
具Aを取り付ける。そして、各軒樋吊具Aの垂下片3お
よび取付部1の下端に形成された係止爪31、14にカ
バ−材5の被係止部52、52を押し込んで係止させる
ことによりカバー材5を装着する。
【0040】複数のカバー材5を装着した後、図11に
示すように、隣接するカバー材5、5同士の端部に跨が
って接続部材8を装着し、カバー材5同士を接続する。
この接続部材8はカバー材5の外面形状に符合した内面
形状を有し、その両側にはカバー材5の下部両側に係合
する係止部81、81を有している。つぎに、軒樋6の
屋外側耳部61を軒樋支持腕2先端の屈曲片21に係止
させ、軒樋6を屋内側に回動させて軒樋6の屋内側耳部
62を係止片22に係止させることにより、軒樋吊具A
に軒樋6を取り付けることにより配設施工を完了する。
【0041】なお、上記軒樋の配設施工の手順として
は、カバー材5の取り付けと軒樋6の取り付けを逆にし
てもよい。すなわち、鼻隠し板7の前面に複数の軒樋吊
具Aを取り付けた後、軒樋吊具Aの屈曲片21および係
止片22に軒樋6の耳部61、62を係止し、つぎに、
係止爪31、14にカバ−材5の被係止部52、52を
係止してカバー材5を装着するようにしてもよい。
【0042】上記実施例においては、垂下片3および取
付部1の下端に係止爪31、14が形成され、これに対
応してカバ−材5の両側に被係止部52、52が形成さ
れているので、カバ−材5を安定性よく装着できる。ま
た、カバ−材5は中空構造を有しており、その内部は垂
直リブ51により補強されているので、係止爪31、1
4と被係止部52、52に寸法のバラツキがあっても、
カバ−材5の部分的な弾性変形を利用してカバ−材5を
装着できる。そして、軒樋6の配設施工後、カバー材5
の下面が軒樋6の底部外面とほぼ面一となっているの
で、軒先の美観に優れている。
【0043】さらに、カバー材5の下部幅が係止爪3
1、14間の外面間の間隔よりも幅広であるので、カバ
ー材5の取り付けを先に行うか、あるいは軒樋6の取り
付けを先に行うかを状況に応じて選択できる。また、接
続部材8によるカバー材5、5同士の接続は、カバー材
5端部の位置がどこにあるかに関係なく、きわめて容易
に行える。
【0044】つぎに、本発明の軒樋吊具の第2実施例に
ついて説明する。図12に示すように、垂下片3および
取付部1の下端に、係止部である係止爪31a、14a
を互いに外向きに形成されている以外は、上記第1実施
例と全く同一であるので、同一部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
【0045】カバ−材5aは、図13に示すように、水
平板部51aの両側が垂直に屈曲され、その先端に内向
きの被係止部52a、52aが形成されている断面形状
がC字状の長尺状のものである。水平板部51aの幅は
上記垂下片3および取付部1の下端に形成された係止爪
31a、14a間の外面間の間隔よりも幅広とされてい
る。
【0046】つぎに、図13に基づいて上記軒樋吊具A
を用いて軒樋を支持する支持構造について説明する。ま
ず、上記第1実施例と同様に、鼻隠し板7の前面に取付
部1を釘(図示せず)にて取り付け、鼻隠し板7の前面
に所定間隔をあけて複数の軒樋吊具Aを取り付ける。そ
して、各軒樋吊具Aの垂下片3および取付部1の下端に
形成された係止爪31a、14aにカバ−材5aの被係
止部52a、52aを押し込んで係止させることにより
カバー材5aを装着する。
【0047】カバー材5aを装着後、上記実施例と同様
に隣接するカバー材5a、5a同士の端部に跨がって接
続部材(図示せず)を装着する。この接続部材はカバー
材5aの外面形状に符合した内面形状を有し、その両側
にカバー材5aの両側に係合する係止部を有するもので
あればよい。つぎに、軒樋6の耳部61、62をそれぞ
れ軒樋支持腕2の屈曲片21、係止片22に係止させて
軒樋6の配設施工を完了する。なお、この場合も、カバ
ー材5aの取り付けと軒樋6の取り付けを逆にしてもよ
い。
【0048】つぎに、本発明の軒樋吊具の第3実施例に
ついて説明する。図14に示すように、垂下片3全体を
垂直に形成させ、補強用の縦リブ4を係止爪31、14
の近傍まで延設させるとともに、この縦リブ4の下面を
上向きの曲面状とさせ、かつ、軒樋支持腕2の屋外側部
分に逆台形状の窪み23が形成されている以外は、上記
第1実施例とほぼ同一であるので、同一部分には同一符
号を付して説明を省略する。
【0049】カバ−材5aはその上面43を、図15に
示すように、幅方向の中央部が高くなるように曲面状に
形成させた以外は、上記第1実施例の軒樋吊具Aに適用
したカバ−材とほぼ同一であるので、同一部分には同一
符号を付して説明を省略する。なお、カバ−材5bは図
17(イ)に示すように、中空構造のものに代えて、た
とえば発泡させた塩化ビニル樹脂製の中実構造のものと
してもよい。また、図17(ロ)に示すように、中空構
造のカバ−材5cの場合、被係止部52aの下方に存在
する溝54、54内に軟質塩化ビニル樹脂製の吸音層5
5、55を形成してもよい。
【0050】つぎに、図16に基づいて上記軒樋吊具A
2を用いて軒樋を支持する支持構造について説明する。
上記第1実施例と同様に、鼻隠し板7の前面に取付部1
を釘(図示せず)にて取り付け、鼻隠し板7の前面に所
定間隔をあけて複数の軒樋吊具A2を取り付ける。そし
て、各軒樋吊具A2の垂下片3および取付部1の下端に
形成された係止爪31、14にカバ−材5aの被係止部
52、52を押し込んで係止させることによりカバー材
5aを装着する。
【0051】カバー材5aを装着後、隣接するカバー材
5a、5a同士の端部に跨がって、図11に示す接続部
材8と同一のものを装着する。そして、軒樋6の耳部6
1、62をそれぞれ軒樋支持腕2の屈曲片21、係止片
22に係止させて軒樋6の配設施工を完了する。なお、
この場合も、カバー材5aの取り付けと軒樋6の取り付
けを逆にしてもよい。
【0052】上記第3実施例においては、カバ−材5a
の上面53が幅方向の中央から両側に向かって下向きに
傾斜しているので、軒先側に回り込んだ雨水がカバ−材
5aの上面53に溜まらず、雨漏りを防止できる。
【0053】また、図17(ロ)に示すカバ−材5cを
使用した場合、軒樋吊具A2の係止爪31、14とカバ
−材5aの被係止部52、52の間に寸法のバラツキに
よる隙間が存在し、この隙間に起因して、特に強風の際
に発生する音鳴りを防止できる。なお、この音鳴り防止
効果は、図17(イ)に示す発泡樹脂製のカバ−材5b
においても得ることができる。
【0054】つぎに、本発明の軒樋吊具の第4実施例に
ついて説明する。垂下片3および取付部1の下端にそれ
ぞれ係止爪31、14を形成する代わりに、図18に示
すように、縦リブ4の下部のほぼ中央付近を、下方に開
口したT字状の切欠部を形成して係止爪41、41が形
成されている以外は、上記第3実施例とほぼ同一である
ので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0055】カバ−材5dは、図19(イ)に示すよう
に、板状体51dと突条52dとからなっている。突条
52dはスリット状の溝53dにより分割されている。
この分割された各突条片の先端には外向きに被係止部5
4d、54dが形成されている。突条52dを除いた板
状体51dの上面は両側に向かって下向きに傾斜してい
る。カバ−材5dの幅は垂下片3と取付部間の外面間の
間隔よりも幅広とされている。なお、カバ−材5dは上
記実施例と同じく硬質塩化ビニル樹脂製のものである。
また、図19(ロ)に示すように、中空構造のカバ−材
5eとしてもよい。
【0056】つぎに、図20に基づいて上記軒樋吊具A
3を用いて軒樋を支持する支持構造について説明する。
上記第3実施例と同様に、鼻隠し板7の前面に取付部1
を釘(図示せず)にて取り付け、鼻隠し板7の前面に所
定間隔をあけて複数の軒樋吊具A3を取り付ける。そし
て、各軒樋吊具A3の縦リブ4の下部に形成された係止
爪41、41にカバ−材5dの被係止部54d、54d
を押し込んで係止させることによりカバー材5dを装着
する。
【0057】カバー材5dを装着後、隣接するカバー材
5d、5d同士の端部に跨がって、図11に示す接続部
材8と同一のものを装着する。そして、軒樋6の耳部6
1、62をそれぞれ軒樋支持腕2の屈曲片21、係止片
22に係止させて軒樋6の配設施工を完了する。なお、
この場合も、カバー材5aの取り付けと軒樋6の取り付
けを逆にしてもよい。
【0058】上記第4実施例においては、カバ−材5d
の上面が両側に向かって下向きに傾斜しているので、軒
先側に回り込んだ雨水がカバ−材5dの上面に溜まら
ず、雨漏りを防止できる。
【0059】また、係止爪41、41に至るT字状の切
欠部の両下面はハ字状の曲面とされ、かつ、カバ−材5
dの突条52dは上方に開口した溝53dを有している
ので、カバ−材5dの突条42dはハ字状の曲面に誘導
されてスムーズに切欠部内に装着される。
【0060】つぎに、本発明の軒樋吊具の第5実施例に
ついて説明する。軒樋吊具A4は、図21に示すよう
に、垂下片3の上端を、係止片22と取付部1の間にお
いて、軒樋支持腕2の下端部に回動可能に軸着させると
もに、垂下片3と取付部1の間にコイルバネ4aが設置
されている以外は、上記第2実施例とほぼ同一であるの
で、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0061】この実施例の場合、コイルバネ4aの弾性
反発力により、垂下片3には軸着部を中心として、屋外
側に回動させようとする力が付与されている。また、カ
バ−材5aは上記第2実施例と同一であるので、同一部
分には同一符号を付して説明を省略する。
【0062】つぎに、図21に基づいて上記軒樋吊具A
4を用いて軒樋を支持する支持構造について説明する。
まず、上記第1実施例と同様に、鼻隠し板7の前面に取
付部1を釘にて取り付け、鼻隠し板6の前面に所定間隔
をあけて複数の軒樋吊具A4を取り付ける。そして、各
軒樋吊具Aの垂下片3の下端に形成された係止爪31a
にカバ−材5aの屋外側の被係止部42aを係止させ、
軸着部を中心として垂下片3をカバ−材5aとともに取
付部1側に回動させ、各軒樋吊具A4の取付部1の下端
に形成された係止爪14aにカバ−材5aの被係止部5
2aを係止させることによりカバー材5aを装着する。
【0063】カバー材5aを装着後、上記実施例2と同
様に隣接するカバー材5a、5a同士の端部に跨がって
接続部材8(図示せず)を装着する。そして、軒樋6の
耳部61、62をそれぞれ軒樋支持腕2の屈曲片21、
係止片22に係止させて軒樋6の配設施工を完了する。
【0064】この場合、コイルバネ4aの弾性反発力が
係止爪31aと係止爪14aとの間の間隔を押し広げよ
うとするので、両係止爪31a、14aはカバ−材5a
の両被係止部52a、52aに強固に係止することにな
る。
【0065】つぎに、本発明の軒樋吊具の第6実施例に
ついて説明する。軒樋吊具A5は、図22に示すよう
に、垂下片3の上端を、係止片22と取付部1の間にお
いて、軒樋支持腕2の下端部に回動可能に軸着させると
もに、ボルト4bのねじ込みにより、両係止爪31、1
4間の間隔を変えることができるようにされている以外
は、上記第1実施例とほぼ同一であるので、同一部分に
は同一符号を付して説明を省略する。なお、垂下片3に
はボルト4b挿通用の孔が形成されるとともに、取付部
1にはボルト4bがねじ込まれるネジ孔が形成されてい
る。また、カバ−材5は上記第1実施例と同一であるの
で、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0066】つぎに、図22に基づいて上記軒樋吊具A
5を用いて軒樋を支持する支持構造について説明する。
まず、上記第1実施例と同様にして、鼻隠し板6の前面
に所定間隔をあけて複数の軒樋吊具A5を取り付ける。
そして、ボルト4bを緩めて両係止爪31、14間の間
隔を少し広げ、この係止爪31、14にカバ−材5の被
係止部52、52を押し込んで係止させることによりカ
バー材5を装着する。
【0067】カバー材5を装着後、上記実施例と同様に
隣接するカバー材5、5同士の端部に跨がって接続部材
(図示せず)を装着する。そして、軒樋6の耳部61、
62をそれぞれ軒樋支持腕2の屈曲片21、係止片22
に係止させて軒樋6の配設施工を完了する。
【0068】この場合、ボルト4bのねじ込みにより、
両係止爪31、14間の間隔を調整できるので、カバ−
材5を強固に装着できる。
【0069】以上、本発明の実施例を図面に基づいて説
明してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られるも
のではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等
があっても本発明に含まれる。たとえば、上記実施例で
は取付部1の後面に肉盗み用の窪み12、13を形成し
たが、この窪みはなくてもよい。また、軒樋吊具は透明
であっても、着色剤にて適当な色に着色してもよい。通
常は軒先に配設される軒樋とほぼ同一の色に着色するの
が望ましい。
【0070】また、上記第5実施例および第6実施例で
は、垂下片の上端を軒樋支持腕の下端部に回動可能に軸
着することにより、両係止爪間の間隔をカバー材に対応
させて可変としたが、図23に示すようにしてもよい。
すなわち、カバー材5fを2分割した断面形状がL字状
のカバー部材51f、52fで構成し、カバー部材51
f側に形成した保持突起511fを、カバー部材52f
側に形成した係止溝521fの所定位置に係止させるこ
とにより、カバー材5fの幅を変えることができるよう
にしたものである。
【0071】また、図24(イ)に示すように、たとえ
ば硬質塩化ビニル樹脂製のカバー材5gの幅方向の両側
部以外を蛇腹状体51gとするか、あるいは図24
(ロ)に示すように、軟質塩化ビニル樹脂などの軟質体
51hとしてもよい。
【0072】さらに、上記実施例では、傾斜した鼻隠し
板に取り付けられる軒樋吊具を図示したが、地平面に対
して垂直な鼻隠し板に取り付けられる軒樋吊具であって
もよい。
【0073】
【発明の効果】請求項1ないし3記載の軒樋吊具におい
ては、取付部と屋内側樋耳保持部との間において、軒樋
支持部の下面から垂下片が下方に垂設され、この垂下片
と取付部との間に形成された係止部にカバー材の被係止
部が係止されるようにされているので、軒樋の屋内側側
壁と建物の被固定面との間の隙間を覆い隠すことができ
る。
【0074】請求項2記載の軒樋吊具では、取付部と軒
樋支持腕とのなす角度が鈍角であるので、たとえば被固
定面である鼻隠し板が傾斜している場合に適用できる。
【0075】請求項3記載の軒樋吊具においては、垂下
片の垂設長さが、係止部にカバー材の被係止部を係止さ
せた際、軒樋の底部外面とカバー材の下面とがほぼ面一
となるように設定されているので、軒先の外観の見栄え
がより向上する。
【0076】請求項4ないし8記載の軒樋の支持構造で
は、取付部と屋内側樋耳保持部との間において、軒樋支
持部の下面から垂設した垂下片と取付部との間に係止部
が形成され、この係止部にカバー材の被係止部が係止さ
れているので、軒樋の屋内側側壁と建物の被固定面との
間の隙間を覆い隠すことができる。
【0077】請求項5記載の軒樋の支持構造では、垂下
片および取付部の下端にそれぞれ係止部が形成され、こ
の両係止部に、カバー材の両側に設けられた被係止部が
係止されているので、カバー材を安定性よく取り付ける
ことができる。
【0078】請求項6記載の軒樋の支持構造では、カバ
ー材が断面逆T字形状の中空状体であるので、被係止部
または係止部に寸法のバラツキがあっても、中空状体の
部分的な弾性変形により、カバー材の係止部を被係止部
に係止して取り付けることができる。
【0079】請求項7記載の軒樋の支持構造では、カバ
ー材の幅が両係止部間の外面間の間隔よりも少し幅広と
されているので、被係止部と係止部との係止形態や接続
位置に関係なく、隣接するカバー材同士を、カバー材の
外面形状に符合した内面形状を有する接続部材にて接続
することができる。
【0080】請求項8記載の軒樋の支持構造では、隣接
するカバー材同士が、カバー材の外面形状に符合した内
面形状を有する接続部材にて接続されているので、下か
ら見上げた軒先の外観はさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軒樋吊具の第1実施例を示す正面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】図1の左側面図である。
【図5】図1の右側面図である。
【図6】図1のX−X切断端面図である。
【図7】図1のY−Y切断断面図である。
【図8】図1のZ−Z切断断面図である。
【図9】本発明の軒樋の支持構造の第1実施例を示す説
明図である。
【図10】図1の軒樋吊具に適用されるカバー材の一例
を示す拡大断面図である。
【図11】カバー材同士の端部を接続する状態を示す説
明図である。
【図12】本発明の軒樋吊具の第2実施例を示す正面図
である。
【図13】本発明の軒樋の支持構造の第2実施例を示す
説明図である。
【図14】本発明の軒樋吊具の第3実施例を示す正面図
である。
【図15】図14の軒樋吊具に適用されるカバー材の一
例を示す拡大断面図である。
【図16】本発明の軒樋の支持構造の第3実施例を示す
要部説明図である。
【図17】カバー材の変形例を示す説明図である。
【図18】本発明の軒樋吊具の第4実施例を一部省略し
て示す正面図である。
【図19】図18の軒樋吊具に適用されるカバー材を示
す断面図である。
【図20】本発明の軒樋の支持構造の第4実施例を示す
要部説明図である。
【図21】本発明の軒樋吊具の第5実施例を使用状態と
ともに示す要部説明図である。
【図22】本発明の軒樋吊具の第6実施例を使用状態と
ともに示す要部説明図である。
【図23】カバー材の変形例を示す斜視図である。
【図24】カバー材の他の変形例を示す断面図である。
【図25】従来の軒樋の支持構造を示す説明図である。
【符号の説明】 A、A1〜A5 軒樋吊具 1 取付部 14 係止爪(係止部) 2 軒樋支持腕 21 屈曲片(屋外側耳保持部) 22 係止片(屋内側耳保持部) 3 垂下片 31 係止爪(係止部) 4 縦リブ 5、5a〜5h カバー材 42 被係止部 6 軒樋 61 屋外側耳部 62 屋内側耳部 7 鼻隠し板(被固定面) 8 接続部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 兼昭 埼玉県朝霞市根岸台3−15−1 積水化学 工業株式会社内 (72)発明者 福井 大俊 埼玉県朝霞市根岸台3−15−1 積水化学 工業株式会社内 (72)発明者 喜多河 良太 埼玉県朝霞市根岸台3−15−1 積水化学 工業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の被固定面に取り付けられる取付部
    と、この取付部の前方に配設され、軒樋の両側壁の樋耳
    を支持する樋耳保持部を有する軒樋支持腕とを備えてい
    る軒樋吊具において、 前記取付部と屋内側樋耳保持部との間に、軒樋支持部の
    下面から垂下片が下方に垂設され、この垂下片と前記取
    付部との間に係止部が形成され、この係止部に、軒樋の
    屋内側側壁と建物の被固定面との間の隙間を覆い隠すカ
    バー材の被係止部が係止されるようにされていることを
    特徴とする軒樋吊具。
  2. 【請求項2】 取付部と軒樋支持腕とのなす角度が鈍角
    である請求項1記載の軒樋吊具。
  3. 【請求項3】 垂下片の垂設長さが、係止部にカバー材
    の被係止部を係止させた際、軒樋の底部外面とカバー材
    の下面とがほぼ面一となるように設定されている請求項
    1または2記載の軒樋吊具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の軒樋吊具の取付部が建造
    物の被固定面に取り付けられ、この取付部の前方に配設
    された軒樋支持腕にて軒樋が支持される軒樋の支持構造
    であって、 前記取付部と屋内側樋耳保持部との間において、軒樋支
    持腕の下面から垂下片が下方に垂設され、この垂下片と
    前記取付部との間に係止部が形成され、この係止部に、
    軒樋の屋内側側壁と建物の被固定面との間の隙間を覆い
    隠すカバー材の被係止部が係止されていることを特徴と
    する軒樋の支持構造。
  5. 【請求項5】 垂下片および取付部の下端にそれぞれ係
    止部が形成され、この両係止部に、カバー材の両側に設
    けられた被係止部が係止されている請求項4記載の軒樋
    の支持構造。
  6. 【請求項6】 カバー材が断面逆T字形状の中空状体で
    ある請求項5記載の軒樋の支持構造。
  7. 【請求項7】 カバー材の幅が両係止部間の外面間の間
    隔よりも少し幅広とされている請求項5または6記載の
    軒樋の支持構造。
  8. 【請求項8】 隣接するカバー材同士が、カバー材の外
    面形状に符合した内面形状を有する接続部材にて接続さ
    れている請求項4ないし7記載の軒樋の支持構造。
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