JP2007146450A - 軒樋 - Google Patents

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Abstract


【課題】吊具の鼻板への取付け作業時にビス等の固定具が外れて落下することなく取付作業が向上する軒樋を提供する。
【解決手段】軒樋は軒樋本体と吊具で構成される。吊具は前板の上端部が軒樋本体の前壁の耳部と前板間に挿入され、後板53が軒樋本体の後壁45の上端部の耳部49と後壁45間に挿入され、吊具は軒樋本体と共に鼻板41に第2の固定具58により本固定される。後板53の上端部53aには第2の固定具を保持する一対の突起部60からなる係止部61が上端部53aに設けられ、突起部60の先端には対向する爪部62を備える。突起部60は第2の固定具58が鼻板41に固定されるまでは爪部62によって第2の固定具58のネジ部58aを保持するとともに第2の固定具58が鼻板41に固定した状態で頭部58bは爪部62から離れて突起部60の内部に納まる。
【選択図】図3

Description

本発明は、建築物の軒先に取付けられる軒樋に関し、詳しくは、軒先の鼻板に直接取付けられる吊具一体型の軒樋の構造に関する。
従来、軒樋を建築物の軒先に取付けるには、建物の鼻板に打ち付けた吊具を介して軒樋本体が取付けられる。このような軒樋の取付構成は、例えば特許文献1に開示されている。
図9、図10に示すように、特許文献1の軒樋19の吊具21は樹脂で形成され、軒樋本体31を保持するアーム部23と、固定具30を用いて建物の鼻板20に固定される取付板22とからなり、取付板22には固定具30を挿入する取付孔29が設けられる。
取付板22は表面28の傾斜角度と建物の外面に当接する取付面27の傾斜角度とが異なり、取付孔29は取付板22の表面28から取付面27に向けて末広がりとなるようにテーパー状に形成される。
このため、取付孔29は釘等の固定具30に対して空間余裕があるので、固定具30を鼻板20に対して直角にフリーの状態でスムーズに打ち込めるので固定具30が進入途中で曲がってしまう等の問題がなくなり、吊具21を建物の外面に安定して固定することができる。
特開2004−250930号公報
ところが、前記特許文献1の構成では、吊具21の鼻板20への取付け作業を一人で実施する場合には、一方の手で吊具21を保持しながら他方の手でビス等の固定具30を取付板22の取付孔29に挿入して電動ドリル等で固定する必要があった。
このため、作業中に固定具30がズレたり外れて落下することがあり、作業を一時中断しなければならないため作業効率が悪いという問題があった。さらに、特許文献1の構成によれば、鼻板20と軒樋本体31の間に見苦しい隙間32ができるので軒先の外観が悪く商品価値が劣るという問題があった。
このため、すでに提案している考えであるが、図11(a)、(b)、(c)に示すように、「軒樋1は建築物の鼻板2に固定される軒樋本体3と吊具4からなり、軒樋本体3は垂直の後壁5と水平の底部6と傾斜する前壁7とからなる断面視略V字形状の長尺材で、前壁7の上端部7aに前壁7と平行に折り返す耳部8を備える。軒樋本体3は1枚の薄板鋼板で連続的に形成され、後壁5は後壁5の上端部5aで折り返し後壁5の下端部5bまで延設される。第2の後壁5dに2組の長孔9が形成され軒樋1が鼻板2に設けられた第1の固定具11に仮固定される。吊具4は後板13の上端部13aを耳部8と前壁7間に挿入された状態で、吊具4と後壁5は第2の固定具18により鼻板2に同時に本固定される。」
この構成であれば、吊具4と後壁5は第2の固定具18により鼻板2に同時に本固定されるので、軒先の外観が向上して商品価値を高める軒樋が提供できる。
ところが、長孔9の高さ位置が第2の後壁5dの中間領域に設けられているので、軒樋本体3を鼻板2に取付ける際に長孔9の位置が確認し難いため、軒樋本体3を第1の固定具11に仮固定する作業が困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、上記の事実に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、軒先の外観が良く商品価値が高い、吊具の鼻板への取付け作業時にビス等の固定具がズレたり外れて落下することなく取付作業性が向上する軒樋を提供する。
請求項1の発明は、建築物の鼻板に固定される軒樋本体と吊具からなる軒樋であって、前記軒樋本体は垂直の後壁と水平の底部と傾斜する前壁とからなる断面視略V字形状の長尺材で、前記前壁の上端部に前記前壁と平行に折り返す耳部を備え、前記軒樋本体が前記後壁に備える孔を介して前記鼻板に設けられた第1の固定具に仮固定され、前記後壁に内接する後板と前記前壁に内接する前板が水平の連結部材で連結してなる吊具が、前記前板の上端部を前記耳部と前記前壁間に挿入された状態で前記後壁とともに前記鼻板に第2の固定具により本固定される際に、前記後壁に第2の固定具を保持する一対の突起部をその先端部に対向する爪部を備えて設け、この一対の突起部は第2の固定具が前記鼻板に固定されるまでは前記爪部によって第2の固定具の胴部を保持するとともに、第2の固定具が前記鼻板に固定した状態で第2の固定具の頭部は前記爪部から離れて一対の突起部の内部に納める弾性体であることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の軒樋であって、前記一対の突起部は上下に設けられ、上方の突起部の頂面は幅方向の両端部が中央部よりも低い凸状に形成されることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の軒樋であって、前記一対の突起部は前記前壁の上端より垂直方向に高い位置に設けられることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の軒樋であって、前記軒樋本体の前記後壁に備える前記孔は、前記一対の突起部の上方に前記底部と平行に形成されるとともに前記鼻板に向かって開口する断面コ字状の孔であることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、建築物の鼻板に固定される軒樋本体と吊具からなる軒樋であって、前記軒樋本体は垂直の後壁と水平の底部と傾斜する前壁とからなる断面視略V字形状の長尺材で、前記前壁の上端部に前記前壁と平行に折り返す耳部を備え、前記軒樋本体が前記後壁に備える孔を介して前記鼻板に設けられた第1の固定具に仮固定され、前記後壁に内接する後板と前記前壁に内接する前板が水平の連結部材で連結してなる吊具が、前記前板の上端部を前記耳部と前記前壁間に挿入された状態で前記後壁とともに前記鼻板に第2の固定具により本固定される際に、前記後壁に第2の固定具を保持する一対の突起部をその先端部に対向する爪部を備えて設け、この一対の突起部は第2の固定具が前記鼻板に固定されるまでは前記爪部によって第2の固定具の胴部を保持するので、吊具の鼻板への取付け作業時に第2の固定具がズレたり外れて落下することなくなるので取付作業性が向上する。
また、前記一対の突起部は弾性体であるので、第2の固定具が前記鼻板に固定した状態で第2の固定具の頭部は前記爪部から離れて一対の突起部の内部に確実且つ容易に納めることができるので、第2の固定具を経年変化による発錆から保護することができる。また、鼻板と軒樋本体の間に隙間がなく軒先の外観が良くて商品価値に優れた軒樋にできる。
請求項2記載の発明によれば、前記一対の突起部は上下に設けられ、上方の突起部の頂面は幅方向の両端部が中央部よりも低い凸状に形成されるので、雨水が凸状に沿って自然に下方に流れるため前記一対の突起部内に流入しないので、第2の固定具を経年変化による発錆から確実に保護することができる。
請求項3記載の発明によれば、前記一対の突起部は前記前壁の上端より垂直方向に高い位置に設けられるので、ドライバー等の軸を第2の固定具に対して略水平状態で操作することができるので、第2の固定具を安定して確実に固着することができる。
請求項4の発明は、前記軒樋本体の前記後壁に備える前記孔は、前記一対の突起部の上方に前記底部と平行に形成されるとともに前記鼻板に向かって開口する断面コ字状の孔なので、軒樋を任意の位置で前記孔に挿入した後に所定の位置まで前記軒樋を保持しながらスライドできるので位置決め作業が容易にできる。
また、前記孔は一対の突起部の上方に形成されるので、前記孔は軒樋本体の重心位置から一番離れた位置であるため、軒樋本体が安定した状態で懸垂されるので軒樋の鼻板への取付け作業時全般が安定して行なえる。
<軒樋の構成>
以下に、本発明の第1の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。
図1、図2、図3、図4に示すように、本実施例の軒樋40は、建築物の鼻板41に固定される軒樋本体43と吊具44とで構成される。軒樋本体43は垂直の後壁45と水平の底部46と傾斜する前壁47とからなる断面視略V字形状の長尺材で、前壁47の上端部47aは前壁47と平行に折り返されてなる耳部48を備えている。
軒樋本体43の断面視略V字形状は、後壁45の高さR、底部6の幅Q1、前壁7の水平方向の幅Q、前壁7の傾きα=略45度である。後壁45の上端部45aは前壁47の上端部47aより垂直方向にR1だけ高い位置に設けられ、鼻板41に向かって開口部49aを備えて底部46と平行に形成される断面コ字溝状の(高さT1、幅T2)の耳部49を備えている。開口部49aの開口49bの上端には突起49cが高さT3で下垂される。
ここで、軒樋本体43は芯材としての1枚の薄板鋼板(厚さ0、36mm)で連続的に形成される。そして、軒樋本体43は耳部49の開口部49aを介して鼻板41に設けられたビス等による第1の固定具50に仮固定される。このとき、第1の固定具50は、頭50aの幅T4、軸50bの径T5である。
いま、開口49bの高さT6とすると、T6=(T1−T3)≧T4の関係に形成されるので、軒樋本体43の耳部49の開口部49aは第1の固定具50の頭50aを通過して軸50bまで容易に挿入できる。挿入後は軒樋本体43は重力により軸50bに懸架され、耳部49が突起49cを介して頭50aに係止されるので軒樋本体43は安定して第1の固定具50に仮固定される。
吊具44は軒樋本体43の断面視略V字形状に内接するように形成され、後壁45に内接する後板53と前壁47に内接する前板54が水平の連結部材55によってそれぞれ位置55a、位置55bで連結される。なお、連結部材55は底部46から高さR3の位置に配置され、後板53は位置55bより上端部53aまで長さR4であり、前板54は前壁47の全長と略同じ長さで形成される。連結部材55は前板54と後板53とのそれぞれび挟角部に補強ブラケット57を備えている。吊具44の前板54と連結部材55は幅Wであり、後板53は幅W1で高さR4の矩形形状である。
そして、吊具44は前板54の上端部54aが軒樋本体43の前壁47の耳部48と前板54間に挿入されるとともに、後板53が軒樋本体43の後壁45の上端部45aの耳部49と後壁45間に挿入される。この状態で、吊具44は軒樋本体43と共に鼻板41に第2の固定具58により本固定される。なお、後板53の第2の固定具58の挿入用の孔53bには防水用のコーキング材を塗布することが好ましい。
ここで、後板53の上端部53aには第2の固定具を保持する一対の弾性体の突起部60からなる係止部61が上端部53aに沿って幅W2で振り分けられて二組設けられ、各突起部60の先端には対向する爪部62を備える。
係止部61は前板54の上端部54aより垂直方向に同じか高い位置に設けられる。いま、係止部61の上下方向の外側面間高さR5、吊具44の前板54の上端部54aと底面58との距離をR2とすると、R3+R4−R5≧R2の関係である。
一対の突起部60は第2の固定具58が鼻板41に固定されるまでは一対の爪部62によって第2の固定具58のネジ部58aを保持するとともに、第2の固定具58が鼻板41に固定した状態で第2の固定具58の頭部58bは爪部62から離れて一対の突起部60の内部に納まる。ここで、突起部60の先端から後板53の裏面までの長さRは第2の固定具58の長さR1の略1/3〜1/4の範囲で決められる。
なお、一対の突起部60は上下に隔てて設けられ、上方の突起部60の外面は幅方向の両端部60dが中央部60cよりも低い凸状に形成される。下方の突起部60の外面も上方の突起部60と上下対称に形成される。
ここで、軒樋本体43、吊具44は、ステンレス、アルミニウム又は亜鉛メッキをした金属性材料等による芯材のみで形成されるか、さらにその芯材に硬質塩化ビニール樹脂等の樹脂被覆した材料、或いはポリカーボネート等の合成樹脂で形成される。
<軒樋の作用>
軒樋40(軒樋本体43と吊具44)の取付け手順を説明する。
まず、図5に示すように、吊具44を軒樋本体43に仮組みした状態で、吊具44の係止部61の一対の突起部60に第2の固定具58としてのビス等を孔53bに挿入し、第2の固定具58のネジ部58aが一対の爪部62に螺合して保持される状態に準備しておく。
次に、図6に示すように、軒樋本体43は耳部49の開口部49aを介して鼻板41に一定ピッチで設けられたビス等の第1の固定具50に懸架して仮固定される。
このとき、上記のように、第1の固定具50は、頭50aの幅T4、軸50bの径T5であり、軒樋本体43の耳部49の開口部49aは第1の固定具50の頭50aを通過して軸50bまで容易に挿入できる。挿入後は軒樋本体43は重力により軸50bに懸架され、耳部49が突起49cを介して頭50aに係止されるので軒樋本体43は安定して第1の固定具50に仮固定される。
また、軒樋本体43の開口部49aは、鼻板41に向かって開口する断面コ字状溝なので、軒樋40を任意の位置で孔(溝状孔)に挿入した後に、所定の位置まで軒樋40を保持しながらスライドできるので位置決め作業が容易にできる。
さらに、開口部49aは一対の突起部60の上方で軒樋本体43の上端部に位置するので、軒樋本体43の重心から一番離れた位置であるため、軒樋本体43は安定した状態で懸架される。この状態で、爪部62に螺合している第2の固定具58のネジ部58aが電動ドライバーの軸70の回転によってさらに挿入される。
図7に示すように、一対の突起部60は前板54の上端部54aより垂直方向に高い位置に設けられているので、電動ドライバーの軸70は第2の固定具58に対して略水平の状態なので確実に安定して操作することができる。
図8に示すように、最後まで挿入された第2の固定具58はそのネジ部58aが建築物の鼻板41に螺合して固着する。鼻板41に固定した状態で第2の固定具58の頭部58bは爪部62から離れて一対の突起部60の内部に納まる。ここで、一対の突起部60は弾性体なので頭部58bが通過するときには開き、通過した後に爪部62は元の状態に確実に復帰する。そして、吊具44は軒樋本体43と共に鼻板41に同時に本固定される。
このように、弾性体としての一対の突起部60は、爪部62が頭部58bの通過するときに開いて通過した後に復帰する動作が最低確保できる程度の弾性体であればよく、必ずしも材料そのものが弾性材料でなくても構わない。
このように、吊具44が前板54の上端部54aを耳部48と前壁47間に挿入されて第1の固定具50により仮固定されている状態で、第2の固定具58により吊具44の後板53と軒樋本体43の後壁45を同時に鼻板41に本固定できるので作業が簡略化できる。
また、一対の突起部60は第2の固定具58が鼻板41に固定されるまでは爪部によって第2の固定具58のネジ部58aを保持することができるので、吊具44の鼻板41への取付け作業時にビス等の固定具がズレたり外れて落下することなくなり安定して取付作業ができるので作業性が向上する。
一対の突起部60は上下に隔てて設けられ、上方の突起部60の外面は幅方向の両端部60dが中央部60cよりも低い凸状に形成されるので雨水を凸状に沿って自然に流れるので防水性があり、第2の固定具58に対する防錆効果が得られる。下方の突起部60の外面にも上方の突起部60と上下対称に凸状が形成されるのでさらに防錆効果が向上する。同時に、埃も流すことができるので突起部60の汚れが防止できる。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、前記の実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきでないということは言うまでもない。
軒樋本体43、吊具44の材質は、軽量化や耐腐食性を考慮して硬質塩化ビニール樹脂等の合成樹脂等を用いても良い。
本発明の実施形態における、軒樋が建物に取付けられる状態を示す側面図である。 本発明の実施形態における、図1のA−A矢視図である。 本発明の実施形態における、図1のB詳細図である。 本発明の実施形態における、図2のC詳細図である。 本発明の実施形態における、吊具44を軒樋本体43に仮組みした状態で、吊具44の一対の突起部60に第2の固定具58としてのビス等を挿入保持させた状態を示す側面図である。 本発明の実施形態における,軒樋本体43を仮組みした状態で第1の固定具50に仮固定された状態を示す側面図である。 本発明の実施形態における、吊具44と軒樋本体43を第2の固定具58によって同時に固着する状態を示す側面図である。 本発明の実施形態における、吊具44と軒樋本体43が第2の固定具58によって同時に固着された状態を示す側面図である。 従来の吊具の構造を示す側面図である。 図9のD詳細断面図である。 (a)は、既に提案されている吊具を建物に取付けた状態を示す断面図、(b)は図11(a)のE詳細図、(c)は図11(b)のF矢視図である。
符号の説明
40 軒樋
41 鼻板
43 軒樋本体
44 吊具
45 後壁
45a 上端部
48 耳部
49 耳部
53 後板
53a 上端部
54 前板
54a 上端部
58 第2の固定具
58a ネジ部
58b 頭部
60 突起部
61 係止部
62 爪部

Claims (4)

  1. 建築物の鼻板に固定される軒樋本体と吊具からなる軒樋であって、
    前記軒樋本体は垂直の後壁と水平の底部と傾斜する前壁とからなる断面視略V字形状の長尺材で、前記前壁の上端部に前記前壁と平行に折り返す耳部を備え、
    前記軒樋本体が前記後壁に備える孔を介して前記鼻板に設けられた第1の固定具に仮固定され、
    前記後壁に内接する後板と前記前壁に内接する前板が水平の連結部材で連結してなる吊具が、前記前板の上端部を前記耳部と前記前壁間に挿入された状態で前記後壁とともに前記鼻板に第2の固定具により本固定される際に、
    前記後壁に第2の固定具を保持する一対の突起部をその先端部に対向する爪部を備えて設け、この一対の突起部は第2の固定具が前記鼻板に固定されるまでは前記爪部によって第2の固定具の胴部を保持するとともに、第2の固定具が前記鼻板に固定した状態で第2の固定具の頭部は前記爪部から離れて一対の突起部の内部に納める弾性体であることを特徴とする軒樋。
  2. 請求項1に記載の軒樋であって、前記一対の突起部は上下に設けられ、上方の突起部の頂面は幅方向の両端部が中央部よりも低い凸状に形成されることを特徴とする軒樋。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の軒樋であって、前記一対の突起部は前記前壁の上端より垂直方向に高い位置に設けられることを特徴とする軒樋。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の軒樋であって、前記軒樋本体の前記後壁に備える前記孔は、前記一対の突起部の上方に前記底部と平行に形成されるとともに前記鼻板に向かって開口する断面コ字状の孔であることを特徴とする軒樋。
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