JPH1162544A - バルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置 - Google Patents

バルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置

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JPH1162544A
JPH1162544A JP23101397A JP23101397A JPH1162544A JP H1162544 A JPH1162544 A JP H1162544A JP 23101397 A JP23101397 A JP 23101397A JP 23101397 A JP23101397 A JP 23101397A JP H1162544 A JPH1162544 A JP H1162544A
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oil
filter
oil filter
passage
valve opening
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JP23101397A
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Katsunari Matsumoto
克成 松本
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Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F01L2001/34423Details relating to the hydraulic feeding circuit
    • F01L2001/34436Features or method for avoiding malfunction due to foreign matters in oil
    • F01L2001/3444Oil filters

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルタエレメントの目詰まりすると自動的に
バイパス通路が形成されることにより、オイル供給を持
続可能なバルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装
置を提供する。 【解決手段】フィルタエレメント12が配設されたフィ
ルタケース11は、その基部13が通路57内の収容空
間30内周面に圧入されることで係止されている。フィ
ルタエレメント12の目詰まりにより生じるオイルフィ
ルタ10前後の油圧差が所定値以上となると、フィルタ
ケース11は圧入による係止力に抗して移動し、バイパ
ス通路が形成されて、その状態が維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の吸気・排
気バルブの開閉時期やリフト量等の開閉特性を可変制御
するバルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、バルブ開閉特性制御装置
はエンジンの吸気・排気バルブの開閉時期や開閉量等の
開閉特性を可変制御するものである。エンジンの回転数
や負荷等の運転状態に応じてバルブの開閉特性を最適化
することで、燃費やエンジン出力、エミッション等を向
上することができるようになる。
【0003】バルブ開閉特性制御装置の多くは、油圧を
利用してバルブの開閉特性を変更している。ところで、
エンジン製造直後には、油圧通路内などに金属の切り屑
等の異物が残留していることがある。こうした異物がバ
ルブ開閉特性制御装置の内外のオイルの移動を阻害し、
あるいは構成部材間のクリアランスに入り込み作動不良
を発生させる原因となる。したがって油圧通路内には、
これら異物を捕獲するためのオイルフィルタが設けられ
ている。
【0004】なお、このようなオイルフィルタの設置目
的は、製造時に油圧通路等に残留した切り屑等の異物の
捕獲にあり、エンジンの製造より所定期間の運転が経過
した後は、その役割を果たし終えて、特に必要性はなく
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
オイルフィルタが既に不要となった後にも、オイル内の
スラッジ等の異物が同フィルタに捕獲されることがあ
り、これら捕獲した異物の蓄積によりフィルタの目詰ま
りが発生することがある。特に有鉛ガソリン仕様のエン
ジンでは、塩化鉛等の固形物によるフィルタの目詰まり
が著しい。
【0006】この目詰まりが進行した場合、バルブ開閉
特性制御装置に対するオイル供給量が不足して、同装置
の応答性の低下や作動不良を招くことがある。また、さ
らに目詰まりが進行してオイルフィルタが完全に閉塞し
た場合、オイル供給が停止することでバルブ開閉特性制
御装置が動作不能となるほか、このオイルにより潤滑さ
れるべき可動部品間に焼き付き等の不具合が発生するこ
とがある。
【0007】そのため、製造後一定期間が経過した後に
該オイルフィルタを取り外したり、あるいはオイルフィ
ルタを定期的に交換したりするメンテナンスの必要があ
った。
【0008】こうしたメンテナンスを不要とするための
技術として、日本自動車工業知的財産部会発行(発行日
1996年10月31日)の自動車技術事例集に掲載さ
れた図11に示すバルブタイミング制御装置用オイルフ
ィルタ構造が知られている。
【0009】オイルフィルタ10は、円環部28とフィ
ルタエレメント12よりなっている。円環部28は、中
央に断面略円形状の孔を有する円盤形状をしている。一
方フィルタエレメント12は、円環部28の孔の内壁に
固定されている。
【0010】オイルフィルタ10は、円筒形の収容空間
30内に図11の左右方向へと移動可能に配設されてい
る。また、オイルフィルタ10は、円環部28を介して
コイルスプリング40によって図の左方向へと付勢され
ている。
【0011】さらに、収容空間30の左側面には、油圧
源に連通する導入路31が開口している。一方、オイル
フィルタ10が図11(a)の様に最左端に位置すると
きに、円環部28より右側に開口するようにバルブ開閉
特性制御装置への流出路32が形成されている。なお図
11の41は、コイルスプリング40を固定するための
プラグである。
【0012】そして通常時には、図11(a)のように
オイルフィルタ10はコイルスプリング40の付勢力に
より収容空間30の導入路31側端に当接するよう固定
されている。導入路31から流入したオイルは、円環部
28の孔を介して、フィルタエレメント12の内部に流
入する。その後オイルは、フィルタエレメント12を通
過し、収容空間30内を介して流出路32へ流出する。
したがって、オイルは前記フィルタエレメント12によ
り濾過されることとなる。
【0013】一方、捕獲した異物によりフィルタエレメ
ント12に目詰まりが生じると、導入路31から流入し
たオイルはフィルタエレメント12を介して流通できな
くなる。こうしてフィルタエレメント12の上流側と下
流側との間には油圧差が生じる。この油圧差に基づく力
は、コイルスプリング40の付勢力に抗する方向に働
く。この油圧力の差による力がコイルスプリング40の
付勢力を上回ると、オイルフィルタ10は図中右側へと
移動する。したがって、図中矢印で示すようにフィルタ
エレメント12を介さずに流出路32へとオイルが流出
できるようなバイパス通路が形成される。
【0014】ところでエンジン始動時等、極低油温でオ
イル粘度が高い場合には、オイルフィルタ10の前後に
大きな油圧差が生じやすい。このため、オイルフィルタ
10が油圧差により図示右方へ逃げやすいが、エンジン
が新品のときには、このようなときにも濾過が確実に行
われるようにコイルスプリング40のばね力を強くし
て、オイルフィルタ10が逃げないようにしている。し
かし、夏期における低回転低速走行のときのように、高
油温低油圧の場合には、オイルフィルタ10の前後に油
圧差が生じにくい。したがって、このような場合、オイ
ルフィルタ10が目詰まりしていると、コイルスプリン
グ40のばね力によりオイル通路が塞がれて、所要の位
置に対するオイル供給が行われなくなり、前述したよう
な問題点が生じる。
【0015】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、その目的はバルブ開閉特性制御装置への油圧
供給を安定して行うことができるバルブ開閉特性制御装
置用のオイルフィルタ装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目標を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、バルブ開閉特性制御装置
とオイルタンクとの間のオイル通路にオイルフィルタを
設けたオイルフィルタ装置であって、オイルフィルタ
が、オイル中の異物を捕獲するためのフィルタ通路を形
成する第1の状態と、前記オイルフィルタ前後の油圧差
が所定値以上になったときにフィルタ通路を無効化して
バイパス通路を形成させるとともに、前記オイルフィル
タ前後の油圧差が所定値未満に復帰してもバイパス通路
を維持する第2の状態とを取り得ることを特徴とするも
のである。
【0017】同構成によれば、フィルタエレメントに目
詰まりを生じ、オイルフィルタ前後の油圧差が所定値以
上となると、オイルフィルタは自動的にバイパス通路を
形成する第2の状態となり、バルブ開閉特性制御装置へ
のオイル供給が持続される。またその後、油圧差が所定
未満に復帰しても第2の状態が維持されるため、同装置
へのオイル供給は継続される。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
バルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置におい
て、前記第1の状態は、フィルタ通路を形成する第1の
位置に配置された状態であって、第2の状態は、オイル
フィルタ前後の油圧差が所定値以上になったときに第2
の位置へ移動された状態であることを特徴とするもので
ある。
【0019】同構成によれば、オイルフィルタ前後の油
圧差が所定値以上となるとオイルフィルタがバイパス通
路を形成する第2の位置へと移動する。こうして、フィ
ルタエレメントの目詰まりが生じてもバルブ開閉特性制
御装置へのオイル供給が維持される。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のバルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置にお
いて、前記第2の状態は、オイルフィルタが第1の状態
から形状を変化させた状態であることを特徴とするもの
である。
【0021】同構成によれば、オイルフィルタ前後の油
圧差が所定値以上となったときに、その油圧差によりオ
イルフィルタは形状を変化させ、バイパス通路を形成す
る第2の状態となる。こうして、バルブ開閉特性制御装
置へのオイル供給が維持される。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項2記載の
バルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置におい
て、前記オイルフィルタは前記第1の位置にて係止手段
により係止された状態にあり、前記オイルフィルタ前後
の油圧の差が所定値以上となったときに前記係止手段に
よる係止が解除されて前記第2の位置へと移動すること
を特徴とするものである。
【0023】同構成によれば、オイルフィルタは第1の
状態では、係止手段により第1の位置に係止し、オイル
中の異物の捕獲を行う。オイルフィルタ前後の油圧差が
所定値以上となったときに、前記係止手段による係止が
解除され、オイルフィルタは油圧により第2の位置へと
移動する。こうしてバイパス通路が形成され、バルブ開
閉特性制御装置へのオイル供給は維持される。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のバルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置にお
いて、バイパス通路はオイルフィルタとオイル通路の内
壁面との間に形成されることを特徴とするものである。
【0025】同構成によれば、オイルフィルタ前後の油
圧差に基づき同オイルフィルタが移動することにより、
オイルフィルタとオイル通路の内壁面との間にはバイパ
ス通路が形成され、バルブ開閉特性制御装置へのオイル
供給は維持される。
【0026】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
のバルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置にお
いて、オイルフィルタはフィルタケースとフィルタエレ
メントとを有するとともに、フィルタケースがオイル通
路に固定される固定部分と、フィルタエレメントを介す
るフィルタ部分とに分割構成され、固定部分とフィルタ
部分との間には両者を結合する結合手段が介在され、第
2の状態において固定部分とフィルタ部分とが分離され
てそれらの間にバイパス通路が形成されることを特徴と
するものである。
【0027】同構成によれば、オイルフィルタ前後の油
圧差が所定値以上となると、結合手段の結合が解除さ
れ、固定部分とフィルタ部分とが分離する。分離したこ
れら両部分の間隙がバイパス通路となり、バルブ開閉特
性制御装置へのオイル供給は維持される。
【0028】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
のバルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置にお
いて、前記オイルフィルタ前後の油圧差により破断可能
な破断部を有し、前記破断部が破断することにより第2
の状態が形成され、その部分にバイパス通路が形成され
ることを特徴とするものである。
【0029】同構成によれば、オイルフィルタ前後の油
圧差が所定値以上となると、この油圧差に基づく力を受
ける破断部が破断し、その部分にバイパス通路が形成さ
れる。このバイパス通路を介して、バルブ開閉特性制御
装置へのオイル供給が維持される。
【0030】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のバルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置にお
いて、オイルフィルタは、フィルタケースとフィルタエ
レメントとを有し、破断部はフィルタケースに形成され
ることを特徴とするものである。
【0031】同構成によれば、オイルフィルタ前後の油
圧差が所定値以上となると、フィルタケースに形成され
た受圧部が破断することでバイパス通路が形成される。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載のバルブ開閉
特性制御装置用のオイルフィルタ装置において、オイル
フィルタは、フィルタケースとフィルタエレメントとを
有し、フィルタエレメントにはオイルフィルタ前後の油
圧差により変形可能な変形部を有し、フィルタエレメン
トの変形によりバイパス通路が形成されることを特徴と
するものである。
【0032】同構成によれば、オイルフィルタ前後の油
圧差が所定値以上となると、フィルタエレメントが変形
することでバイパス通路が形成される。
【0033】
【発明の実施形態】
(第1の実施形態)以下、本発明を具体化した第1の実
施形態について説明する。
【0034】まず、本実施の形態に係るオイルフィルタ
装置が設けられたエンジンの油圧回路構成について、図
10に基づいて説明する。オイルポンプ51はオイルタ
ンクとしてのオイルパン52内のオイルをオイルストレ
ーナ53を介して吸引するとともに加圧する。この加圧
されたオイルは主にエンジンの軸受部の摺動部59に送
られるが、その一部はオイルフィルタ装置50を介して
オイルコントロールバルブ54(以下OCV54と表記
する)に供給される。OCV54はシリンダブロック5
5等に形成された複数の(同図では2本の)油圧通路5
6,57によってバルブ特性を可変とする可変動弁機構
58に接続されている。OCV54は、これらの油圧通
路56,57を通じて可変動弁機構58へのオイルの供
給、排出を調整する。なお、この可変動弁機構58とO
CV54とによってバルブ開閉特性制御装置が構成され
ている。
【0035】以下に、このオイルフィルタ装置50の具
体的構成について、図1に基づいて説明する。油圧通路
57の一部には、収容空間30が形成されている。この
収容空間30の図1(a)における左側面には、上記オ
イルポンプ51の吐出口と連通する導入路31が接続さ
れている。さらに、同空間30の右側にはOCV54と
連通する流出路32が接続されている。加えて、同空間
30の側面の4カ所には、凹部33が形成されている。
【0036】オイルフィルタ10のフィルタケース11
は、円板状の基部13とその基部13に一体形成した枠
部16とから成っている。基部13の中央には、通孔1
4が形成されている。また、フィルタエレメント12
は、前記枠部16に収容されるとともに、その端部が基
部13の内周側面の溝15に嵌入保持されている。
【0037】一方、上記収容空間30の内径は、基部1
3の外径と同一あるいは外径より若干小さくなってい
る。フィルタケース11は、同空間30の導入路31側
に圧入されている。この圧入による係止力は、基部13
の外周側面と収容空間30の内周側面との嵌め合いによ
り決定される。フィルタケース11に図示右方への所定
値以上の付勢力が働くと、フィルタケース11は係止力
に抗して移動可能となる。この実施形態では、オイルフ
ィルタ10の前後の油圧差の値が0.2〜0.4MPa
程度になったときに、フィルタケース11が係止力に抗
して移動可能となる。
【0038】さて、オイルポンプ51が加圧吐出したオ
イルは、導入路31を介して収容空間30内に流入す
る。その後、このオイルは、通孔14及びフィルタエレ
メント12を通過して収容空間30へと流出する。この
とき、フィルタエレメント12によりオイル中の異物が
捕獲される。さらに、このオイルは流出路32を介して
OCV54に供給される。
【0039】内燃機関の運転が長時間にわたると、フィ
ルタエレメント12は目詰まりを生じる。さらにこの目
詰まりが進行すると、フィルタエレメント12を介した
オイル流出が制限される。こうしてフィルタエレメント
12を挟んで油圧通路の上流側及び下流側の油圧には差
が生じる。この油圧差により、フィルタケース11に
は、同図1(a)の右方向への付勢力が働く。
【0040】やがてこの付勢力が大きくなり、所定値を
越えると、フィルタケース11は係止力に抗して第1の
状態を示す第1の位置である左側位置から、同図右方向
へと移動する。フィルタケース11が図1(c)に示す
第2の状態である第2の位置まで移動すると、基部13
の外周と凹部33の内周面との間に間隙が生じる。この
ため、導入路31から凹部33を介して流出路32に至
るバイパス通路が形成され、オイルはオイルフィルタ1
2内を通過することなくバイパス通路を介して流出路3
2から流出する。
【0041】さらに、図(c)の位置まで移動すると、
フィルタケース11の先端が収容空間30の同図中右側
面に当接し、それより右方向へ移動できなくなる。この
ことで、フィルタケース11がさらに右方向へと移動し
て、凹部33と基部13との間隙が再び閉塞してしまう
ことを防止できる。
【0042】また、前述の油圧力の差が小さくなったと
しても、フィルタケース11は図1(c)の位置に留ま
り続ける。したがって、一旦形成されたバイパス通路は
維持され続ける。
【0043】以下、本実施形態に係るバルブ開閉特性制
御装置用のオイルフィルタ装置の効果を説明する。 ・フィルタエレメント12が目詰まりを生じるとバイパ
ス通路が形成されて、そのバイパス通路が維持される。
こうして、OCV54及び可変動弁機構58へのオイル
供給は安定して継続される。したがって、高温低油圧の
ような悪条件下においても、バルブ開閉特性制御装置へ
のオイル供給が滞ることがない。
【0044】・バルブ開閉特性制御装置へのオイル供給
を滞りなく行うことができるため、バルブ開閉特性制御
装置の動作を安定して維持できる。 ・フィルタエレメント12が目詰まりを起こしても、オ
イルフィルタ10を取り除いたり、交換しなくてもバル
ブ開閉特性制御装置の機能を維持することができる。そ
のため、メンテナンスの必要がない。
【0045】・フィルタエレメント12が籠形状となっ
ているため、一度捕獲した異物の再流出を抑制すること
ができる。 (第2の実施形態)次に、本発明の第2の実施形態につ
いて、図2に基づいて説明する。
【0046】この第2の実施形態以下の各実施形態にお
いては、第1の実施形態と重複する部分の説明は省略す
る。フィルタケース11が配設される収容空間30は、
径の異なる2つの円筒形を組み合わせた形状となってい
る。同空間30の小径部34および大径部35は、図2
(b)に示すように、それらの外周の上部が一致するよ
うに配置されている。
【0047】同空間30の小径部34側(図2(a)の
左側)の端面には、上記オイルポンプ51と連通する導
入路31が接続されている。一方、大径部35の図2
(a)の内壁の図中右側には、上記OCV54と連通す
る流出路32が接続されている。
【0048】ところで、小径部34の内径は基部13の
外径と同一か、それよりも若干小さくなっている。した
がって、フィルタケース11は前述の第1の実施形態の
場合と同様に小径部34に圧入されている。
【0049】フィルタエレメント12の目詰まりによっ
て生じるオイルエレメント12前後の油圧差が所定値以
上となると、フィルタケース11は係止力に抗して第1
の位置から大径部35側へと移動する。やがて、フィル
タケース11は係止を完全に外れ、図2(a)の二点鎖
線で示された状態のように大径部35内へと押し流され
て落下し、第2の位置に配置される。このことでバイパ
ス通路が形成され、導入路31から流入したオイルはオ
イルフィルタ10を介さず、直接流出路32へと流れる
ようになる。
【0050】ただし、移動後のフィルタケース11の姿
勢は、図2(a)に示された姿勢に限定されるわけでは
なく、場合によっては、通孔14が斜め下を向くような
姿勢となることもある。そのため、フィルタエレメント
12に一度捕獲された異物が再流出するおそれがある。
【0051】これを防止するため、オイルエレメント1
2の奥部にはスチールウール29が詰められている。異
物はスチールウール29に絡み付くよう捕獲されるた
め、再流出が抑制される。
【0052】以上説明した第2の実施形態によれば、第
1の実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることがで
きる。 ・本実施形態の収容空間30は単純な円筒形の組み合わ
せであり、第1の実施形態のように凹部33を形成する
必要がないため、より容易に加工を行うことができる。
【0053】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。本実施形態の構成は、第2
の実施形態に係るオイルフィルタ装置において、小径部
34の内壁の一部に突起36を設けたものである。この
突起36は、図3(a)及び図3(b)に示されるよう
に、小径部34内壁において大径部35との段差部と接
する端の下部に形成されている。さらに、同突起36
は、小径部34と大径部35との間の段差が最も大きく
なる部分に位置している。
【0054】また、フィルタケース11の基部13の外
周面は、導入路31側の部分が断面円弧状に形成されて
いる。上記構成によれば、フィルタエレメント12が目
詰まりしてフィルタケース11が移動する際、基部13
が突起36を中心に回転するようにして傾倒するため、
移動後のフィルタケース11の姿勢は、図3(a)の二
点鎖線として示される姿勢に限定される。
【0055】以上説明した第3の実施形態によれば、第
2の実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることがで
きる。 ・本実施形態のフィルタケース11は、移動後、通孔1
4が上向きになる姿勢をとる。したがって、一度捕獲し
た異物の再流出をさらに抑制することができる。
【0056】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態について説明する。収容空間30は、図4
(a)に示されるように、円筒形状をしている。同空間
30の図4(a)の左側端は、拡径されている。また、
同空間30の同図4の左端面には、上記オイルポンプ5
1の吐出口と連通する導入路31が接続されている。さ
らに、同空間30の外側面の同図右方には、前記OCV
54と連通する流出路32が接続されている。
【0057】本実施形態のオイルフィルタ10のフィル
タケース11は、固定部分としての外管部材17及びフ
ィルタ部分としての内管部材18の2つの部材により分
割構成されている。外管部材17の同図中左端は、円盤
形状となっている。また、外管部材17には、断面略円
形状の通孔14が形成されている。さらに、外管部材1
7の図中右端面からは、結合手段としての保持部38が
突出形成されている。この保持部38の内周面には、同
じく結合手段としての環状の溝20が形成されている。
【0058】また内管部材18は、籠形状をしており、
一方の端面は開口している。内管部材17の内周側面に
は、フィルタエレメント12が取り付けられている。加
えて、内管部材18の外周面の開口付近には、複数(図
では2つ)の突起19が突出形成されている。突起19
の外周面は図4の右側にすぼまるテーパ形状をなしてい
る。
【0059】外管部材17と内管部材18とは、図4
(b)の拡大断面図に示すように、溝20と突起19と
の凹凸関係により係止されている。このオイルフィルタ
10は、上記収容空間30の拡径部分により外管部材1
7が保持されることにより固定されている。
【0060】さて、フィルタエレメント12の目詰まり
によりオイルフィルタ12前後の油圧差が所定値以上と
なると、溝20と突起19との係止が解除され、図4
(c)に示すように、内管部材18は外管部材17に保
持された第1の位置から離脱する。これにより、内管部
材18が第2の位置へと移動されて、通孔14と内管部
材18との間には間隙が生じる。通孔14に流入したオ
イルは、この間隙を通じて収容空間30へと流出する。
したがって、目詰まりしたフィルタエレメント12を迂
回したバイパス通路が形成されたこととなる。
【0061】以上説明した本実施形態によれば、第1の
実施形態に記載のものと同様の効果を得ることができ
る。 (第5の実施の形態)次に本発明の第5の実施形態につ
いて、図5に基づいて説明する。
【0062】収容空間30には、導入路31及び流出路
32が接続されている。フィルタケース11は、図5
(a)に示すように、収容空間30の拡径部分に基部1
3の外縁部が固定されて、同空間30内に配設されてい
る。基部13において導入路31側の面には、枠部16
の付け根に相当する部分に破断部としての断面V字形状
の溝21が円形状に形成されている。
【0063】フィルタエレメント12に目詰まりが生
じ、オイルフィルタ10前後の圧力差が所定値以上とな
ると、溝21によって薄肉となった部分が破断して、第
1の状態から第2の状態に移行する。この破断によって
基部13と枠部16とが分離する。分離した枠部16
は、図5(b)に示すように、油圧によって図中右方向
へと移動する。こうして、フィルタエレメント12を介
さずに基部13と枠部16との間にバイパス通路が形成
される。
【0064】本実施形態は、フィルタケースのフィルタ
エレメントが取り付けられた部分が離脱してオイルのバ
イパス通路が形成されるという点で、第4の実施形態と
同様の作用を示す。しかしながら、本実施形態のフィル
タケースは一つの部材にから構成されており、第4の実
施形態のフィルタケースより製作工程を縮小できるとい
うメリットを有している。
【0065】(第6の実施形態)次に本発明の第6の実
施形態について、図6に基づいて説明する。フィルタケ
ース11は、先述の第1の実施形態のフィルタケース1
1と同様に円盤形の基部13と枠部16とによって構成
されている。基部13には、枠部16の外縁と通孔14
とを連通する補助油通路22が形成されている。変形部
としてのフィルタエレメント12の端部は、この補助油
通路22を覆うように延伸されている。補助油通路22
の通孔14側には斜面23が形成されている。
【0066】オイル詰まりによるオイルフィルタ10前
後の油圧差が所定値以上となると、図6(c)の二点鎖
線によって示されるように、補助油圧通路22がバイパ
ス通路となり、フィルタエレメント12の端部が変形さ
れ、第1の状態から第2の状態に移行する。この変形に
より補助油圧通路22の部分にバイパス通路が形成さ
れ、フィルタエレメント12を介さずにオイルが流れ
る。
【0067】(第7の実施形態)次に、本発明の第7の
実施形態について、図7,図8に基づいて説明する。収
容空間30は円筒形状をしており、同空間30の図7
(b)の右端は拡径部となっている。また、同空間30
の図7(b)の左端には上記オイルポンプ51の吐出口
と連通する導入路31が、右端にはOCV54と連通す
る流出路32が接続されている。
【0068】オイルフィルタ10のフィルタケース11
は、図7(b)に示すように、円筒部材24およびキャ
ップ部材25の2つの部材によって構成されている。籠
状の円筒部材24は、両端に開口した中空円筒形状をし
ている。この円筒部材24の同図右端には、円盤状の基
部13が形成されている。基部13の中央が、断面略円
形状の通孔14になっている。フィルタエレメント12
は円筒形をなし、円筒部材24の外周に取り付けられて
いる。
【0069】一方、キャップ部材25は、円筒部材24
の左端開口を閉鎖した状態で固定されている。キャップ
部材25の外側面には、図7(a)に示すように、破断
部としての断面略V字形の環状をなす深溝26が形成さ
れている。この深溝26に連結して変形部としての浅溝
27が形成されている。導入路31からのオイルは、矢
印で示すように、円筒部材24の周囲よりフィルタエレ
メント12を通って円筒部材24内に流入し、通孔14
より流出路32に至る。
【0070】目詰まりによるオイルフィルタ10前後の
油圧差が所定値以上となると、深溝26によって薄肉と
なった部分が破断し、図8(a),(b)に示すように
浅溝27の部分を中心に折れ曲がるようにして変形して
第1の状態から第2の状態に移行する。こうして、収容
空間30とオイルフィルタ10の内部とを連通するバイ
パス通路が形成される。以後、導入路31より流入した
オイルは、目詰まりを起こしたフィルタエレメント12
を通過しなくても、直接オイルフィルタ10内に流入で
きるようになる。そしてこのオイルは、通孔14を介し
て流出路32へと流出し、前記OCV54に供給され
る。
【0071】(第8の実施の形態)次に、本発明の第8
の実施の形態について説明する。なお、本実施形態に係
るオイルフィルタ装置は、上記第7の実施形態に係るフ
ィルタケース11のキャップ部材25に形成された深溝
26及び浅溝27の形状を変更したものである。
【0072】キャップ部材25には、図9(a)に示す
ように、破断部としての直交する二本の断面略V字形の
深溝26が形成されている。また、深溝26の端点を結
ぶように浅溝27が形成されている。
【0073】フィルタエレメント12の目詰まりによる
オイルフィルタ10前後の圧力差が所定値以上となる
と、深溝26により薄肉となった部分が破断し、浅溝2
7を中心にオイルフィルタ10の内側に折り込まれ、第
1の状態から第2の状態に移行する。こうして図9
(b)に示すような略斜十字形をした開口部39が形成
される。
【0074】こうして開口部39が形成されると、図9
(c)に示すように、オイルはフィルタエレメント12
を介さずに、該開口部39を通じてオイルフィルタ10
内に流入する。
【0075】以上説明した各実施形態では、オイルフィ
ルタ装置は油圧通路57の途中に設ける構成としてい
た。これを他の油圧通路あるいはOCV54や可変動弁
機構58内に配設するように変更してもよい。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のバルブ開
閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置によれば、フィ
ルタエレメントが異物により目詰まりしても、バイパス
通路が形成されて、油圧の大小にかかわらずそのバイパ
ス通路が維持され続けるため、バルブ開閉特性制御装置
へのオイル供給を滞りなく行うことができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオイルフィルタ装置の第1の実施
形態を示す断面図。
【図2】本発明に係るオイルフィルタ装置の第2の実施
形態を示す断面図。
【図3】本発明に係るオイルフィルタ装置の第3の実施
形態を示す断面図。
【図4】本発明に係るオイルフィルタ装置の第4の実施
形態を示す断面図。
【図5】本発明に係るオイルフィルタ装置の第5の実施
形態を示す断面図。
【図6】本発明に係るオイルフィルタ装置の第6の実施
形態を示す断面図。
【図7】本発明に係るオイルフィルタ装置の第7の実施
形態を示す断面図。
【図8】本発明に係るオイルフィルタ装置の第7の実施
形態を示す断面図。
【図9】本発明に係るオイルフィルタ装置の第8の実施
形態を示す断面図。
【図10】バルブ開閉特性制御装置の概要を示す構成
図。
【図11】従来のオイルフィルタ構造を示す断面図。
【符号の説明】
10…オイルフィルタ、11…フィルタケース、12…
フィルタエレメント、13…基部、19…突起、20…
溝、21…溝、22…補助油通路、26…深溝、27…
浅溝、30…収容空間、31…導入路、32…流出路、
33…凹部、50…オイルフィルタ装置、52…オイル
パン、54…オイルコントロールバルブ、57…油圧通
路、58…可変動弁機構。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブ開閉特性制御装置とオイルタンクと
    の間のオイル通路にオイルフィルタを設けたオイルフィ
    ルタ装置であって、 オイルフィルタが、オイル中の異物を捕獲するためのフ
    ィルタ通路を形成する第1の状態と、前記オイルフィル
    タ前後の油圧差が所定値以上になったときにフィルタ通
    路を無効化してバイパス通路を形成させるとともに、前
    記オイルフィルタ前後の油圧差が所定値未満に復帰して
    もバイパス通路を維持する第2の状態とを取り得るバル
    ブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置。
  2. 【請求項2】前記第1の状態は、フィルタ通路を形成す
    る第1の位置に配置された状態であって、第2の状態
    は、オイルフィルタ前後の油圧差が所定値以上になった
    ときに第2の位置へ移動された状態である請求項1記載
    のバルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置。
  3. 【請求項3】前記第2の状態は、オイルフィルタが第1
    の状態から形状を変化させた状態である請求項1に記載
    のバルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置。
  4. 【請求項4】前記オイルフィルタは前記第1の位置にて
    係止手段により係止された状態にあり、前記オイルフィ
    ルタ前後の油圧の差が所定値以上となったときに前記係
    止手段による係止が解除されて前記第2の位置へと移動
    する請求項2記載のバルブ開閉特性制御装置用のオイル
    フィルタ装置。
  5. 【請求項5】バイパス通路はオイルフィルタとオイル通
    路の内壁面との間に形成される請求項4に記載のバルブ
    開閉特性制御装置用のオイルフィルタ装置。
  6. 【請求項6】オイルフィルタはフィルタケースとフィル
    タエレメントとを有するとともに、フィルタケースがオ
    イル通路に固定される固定部分と、フィルタエレメント
    を介するフィルタ部分とに分割構成され、固定部分とフ
    ィルタ部分との間には両者を結合する結合手段が介在さ
    れ、第2の状態において固定部分とフィルタ部分とが分
    離されてそれらの間にバイパス通路が形成される請求項
    1に記載のバルブ開閉特性制御装置用のオイルフィルタ
    装置。
  7. 【請求項7】前記オイルフィルタ前後の油圧差により破
    断可能な破断部を有し、前記破断部が破断することによ
    り第2の状態が形成され、その部分にバイパス通路が形
    成される請求項1に記載のバルブ開閉特性制御装置用の
    オイルフィルタ装置。
  8. 【請求項8】オイルフィルタは、フィルタケースとフィ
    ルタエレメントとを有し、前記破断部はフィルタケース
    に形成される請求項7に記載のバルブ開閉特性制御装置
    用のオイルフィルタ装置。
  9. 【請求項9】オイルフィルタは、フィルタケースとフィ
    ルタエレメントとを有し、フィルタエレメントにはオイ
    ルフィルタ前後の油圧差により変形可能な変形部を有
    し、フィルタエレメントの変形によりバイパス通路が形
    成される請求項1に記載のバルブ開閉特性制御装置用の
    オイルフィルタ装置。
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