JP6976871B2 - 可変リリーフバルブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開弁圧を調整可能な可変リリーフバルブ装置に関する。
エンジンは、各駆動部を潤滑するため、エンジンの底部に配設されたオイルパンに貯留されたオイルがオイル循環回路を循環してこれら各駆動部に供給されるように構成されている。
オイル循環回路には、オイルパンに貯留されたオイルを圧送するためのオイルポンプが介装されており、このオイルポンプは、通常はエンジンにより駆動される。オイルポンプはエンジン回転速度に比例してオイルを吐出することになり、エンジン回転速度が低速であるときにはオイルポンプの吐出量は少なく、エンジン回転速度が高速になるほどオイルポンプの吐出量は多くなる。
エンジン回転速度が高速になるほどオイル循環回路内での圧力は高くなるため、オイル循環回路にはオイルが高圧になると開弁してオイルの一部をオイルパンに戻すためのリリーフバルブが設けられており、近年では、エンジン回転速度に応じて開弁圧を調整可能なリリーフバルブ装置も開発され採用されている(特許文献1)。
開弁圧を調整可能なリリーフバルブ装置によれば、例えばエンジンが低速回転域、中速回転域、高速回転域の何れであっても、オイルを適正な圧力でエンジンの各駆動部へ供給することが可能である。
特開2017−36830号公報
上記特許文献1に開示されたリリーフバルブ装置では、ハウジング内を摺動する弁体は、順に第1の弁部、当該第1の弁部よりも外径の大きな第2の弁部及び第3弁部の3つの弁部からなり、第2の弁部と第3弁部との間を通り抜けるようにしてオイルの主通路が形成され、第1の弁部に高圧のオイルが作用することで弁体が開弁作動して主通路からオイルの一部がオイルパンに戻される一方、第2の弁部の主通路とは反対側の受圧面にオイルコントロールバルブ(OCV)により調圧されたオイルが作用することで弁体の開弁圧を調整可能に構成されている。
ここで、オイルコントロールバルブにより調圧されて第2の弁部を押圧するオイルは、圧力室からオリフィスを介して常時オイルパンに戻すように構成されている。このようにオリフィスがオイルコントロールバルブから圧力室に供給されたオイルを常にオイルパンに戻すように構成されていると、オイルコントロールバルブからオイルを供給すると同時にオイルの一部がオリフィスを経て排出されることになり、圧力室内のオイルの圧力を十分に上げることができず、故に第2の弁部を十分に押圧できず、開弁圧の下げ幅が減少するとともに、応答性よく開弁圧を調整できないという問題がある。
また、上述のように第2の弁部と第3弁部との間を通り抜けるようにしてオイルの主通路が形成されており、弁体の軸部をも考慮して主通路の通路容積を確保すべくハウジングを大きくする必要があり、オイル通路設計の自由度が制限されるという問題もある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡易な構成にして応答性よく開弁圧を調整可能な可変リリーフバルブ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の可変リリーフバルブ装置は、先端が第1受圧面をなす第1の弁部と第1の弁部側に第1受圧面第1の弁部よりも受圧面積の大きな第2受圧面を有した大径の第2の弁部とが同軸にして軸方向に離間して形成された弁体と、内部を弁体が軸方向で摺動し、内周面が第1の弁部及び第2の弁部のそれぞれの摺動範囲で各外径に対応した内径となるよう段部を有して2段に形成されるとともに第1の弁部と第2の弁部との間に段部を跨いで圧力室が形成され、弁体の第1受圧面側が流体通路に開口するシリンダと、弁体を流体通路側に付勢するようシリンダ内に設けられたスプリングと、シリンダのうち第1の弁部の摺動する部分に開口して設けられ、弁体が第1受圧面で流体通路を流れる流体の圧力を受けることによりスプリングの付勢力に抗してシリンダ内を摺動することで開弁する弁孔と、弁孔と連通するリリーフ通路と、一端が圧力室に開口するとともに他端が流体通路に開口する第1連通路と、第1連通路から分岐してリリーフ通路に開口する第2連通路と、第1連通路と第2連通路との分岐部に介装され、流体通路と圧力室との連通と圧力室とリリーフ通路との連通とを切り換えることの可能な切換弁と、を備えて構成される。
好ましくは、流体はオイルであり、切換弁は分岐部にスプール弁部が介装された電磁式のオイルコントロールバルブであって、オイルコントロールバルブは、印加する駆動電圧の周期に対する時間割合であるデューティ比を可変させてスプール弁部のスプールの作動位置を制御することにより、流体通路から圧力室に供給されるオイルの流量を調節するのがよい。
好ましくは、弁体とオイルコントロールバルブのスプール弁部とは、互いに軸線が平行となるように配設されてなるのがよい。
本発明の可変リリーフバルブ装置によれば、弁体を第1の弁部と当該第1の弁部よりも受圧面積の大きな第2受圧面を有した大径の第2の弁部で構成し、弁体の先端である第1の弁部の第1受圧面を流体通路の流体で押圧するようにしてスプリングの付勢力に抗して弁体をシリンダ内で摺動させて第1の弁部で弁孔を開弁し、流体の一部をリリーフ通路に排出させる一方、切換弁を切り換えて流体通路の流体の一部を第1連通路を介して第1の弁部と第2の弁部の間の圧力室に供給して第2の弁部の第2受圧面を押圧するようにしている。これにより、弁体とシリンダとを簡易に構成しつつ、第2受圧面の押圧力で上記第1受圧面の押圧力をアシストするようにでき、弁体の開弁圧を変更可能である。
そして、第1の弁部と第2の弁部の間の圧力室は、上記特許文献1に開示される構成と異なり、供給された流体が常時排出されるようにはなっていないため、圧力室に供給された流体は、弁体とシリンダとの間の微小隙間から多少の流体洩れはあるものの、殆ど全量が即座に第2受圧面を押圧することになり、弁体の開弁圧を応答性よく変更することができる。
また、上記特許文献1に開示されるような流体をシリンダの中央部を通過させつつ流体の一部を排出する構造とは異なり、弁体の先端側の第1の弁部で弁孔を開閉して流体通路を流れる流体をリリーフ通路に排出させるので、流体通路の流路径をシリンダの直径よりも小さくしたり、或いは流量を確保するためにシリンダの直径を大きくしたりすることもなく、流体通路からシリンダに流体を導入する通路や第1連通路及び第2連通路を自由に設定することができる。
本発明の可変リリーフバルブ装置が用いられるエンジンのオイル循環システムの概略構成図である。 本発明に係る可変リリーフバルブ装置の断面図であって、併せて弁体の作動を説明する図である。 開弁圧が調整されている状態を示す可変リリーフバルブ装置の断面図である。 エンジン回転速度Neとオイル循環回路を流れるオイルの圧力Pとの関係を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の可変リリーフバルブ装置が用いられるエンジンのオイル循環システムの概略構成図である。
内燃機関であるエンジン1には、各駆動部を潤滑するため、流体の一つとして潤滑油であるエンジンオイル(以下、単にオイルという)が各駆動部に供給されており、エンジン1の底部には各駆動部を経て滴下するオイルを貯留するオイルパン2が配設されている。
実線矢印で示すように、オイルは、オイルパン2から流体通路であるオイル循環回路4を通りエンジン1の上部に設けられたメインギャラリ6に循環している。
オイル循環回路4には、オイルパン2側から順に、ろ過機能を有するオイルストレーナ8、オイルを圧送するためのオイルポンプ10、オイルフィルタ14及び本発明に係る可変リリーフバルブ装置16が介装されている。
オイルポンプ10は、エンジン1の駆動力によって回転作動してオイルを圧送するポンプであり、エンジン1の回転速度に応じてオイルの吐出量及び吐出圧が変化するよう構成されている。なお、オイルポンプ10の吐出口の近傍には、エンジン1の回転速度が上昇した際に過度に高圧のオイル圧がオイル循環回路4内に発生することを防止するため、リリーフバルブ12が安全弁として設けられている。リリーフバルブ12は、開弁圧が第1の所定圧に設定されており、オイルポンプ10の吐出圧が第1の所定圧に達すると開弁してオイルの一部を破線矢印で示すようにオイルポンプ10の上流側でオイル循環回路4に戻すよう構成されている。
可変リリーフバルブ装置16は、開弁圧を変更可能なリリーフバルブである。可変リリーフバルブ装置16は、例えば、上記リリーフバルブ12の開弁圧である第1の所定圧以下の範囲において、オイルポンプ10の吐出圧にかかわらず、可変リリーフバルブ装置16の開弁圧を変更可能である。可変リリーフバルブ装置16の開弁圧を変更することで、エンジン1の各駆動部を潤滑するオイルの圧力を低下させることが可能である。
図2には、本発明に係る可変リリーフバルブ装置16の断面図が示されており、以下、可変リリーフバルブ装置16の構成について説明する。
可変リリーフバルブ装置16には、断面円形の弁体20と弁体20を軸方向で摺動可能に収容する円筒状のシリンダ30とが設けられている。シリンダ30の一端には、オイル循環回路4に向けて流入通路31が延び、当該流入通路31はオイル循環回路4に開口している。
弁体20は、軸部21を挟んで同軸且つ軸方向に離間して第1の弁部22と第2の弁部26とを有している。第1の弁部22は、先端に流入通路31から流入するオイルの圧力を受ける第1受圧面23を有し、第2の弁部26は、第1の弁部22よりも大径にして第1受圧面23よりも受圧面積の広い第2受圧面27を有している。また、弁体20の後端側には、シリンダ30の内部に収容されるようにしてスプリング28が配設されている。スプリング28の一端は第2受圧面27の背部で弁体20と当接し、他端はシリンダ30の底壁32に当接しており、弁体20は、スプリング28によって流入通路31側に向けて付勢されている。
シリンダ30は、内周面が弁体20の第1の弁部22の外径に対応する内径の小径部34と第2の弁部26の外径に対応する内径の大径部36の2段で構成されており、小径部34と大径部36の間には段部35が形成されている。段部35はテーパ部35aと周縁部35bとを含み、周縁部35bは、スプリング28によって付勢される弁体20の流入通路31側への移動を規制する機能を有している。
シリンダ30と並列にしてリリーフ通路40が延びており、リリーフ通路40は、図1中に破線矢印で示すように、オイルパン2に連通している。シリンダ30の小径部34とリリーフ通路40とは、弁孔42によって連通している。弁孔42は、シリンダ30の小径部34に開口しており、弁体20がシリンダ30内を往復動して第1の弁部22が小径部34を移動することによって開閉する。即ち、第1の弁部22の第1受圧面23を押圧するオイルの圧力による力がスプリング28の付勢力よりも十分に小さいときには、弁体20はスプリング28によって流入通路31側に向けて付勢されているため、弁孔42は第1の弁部22によって閉じられる。これにより、オイル循環回路4を流れるオイルがリリーフ通路40へ流れることはない。一方、第1の弁部22の第1受圧面23を押圧するオイルの圧力による力がスプリング28の付勢力よりも大きくなると、弁体20は、二点鎖線で示すようにスプリング28の付勢力に抗して底壁32側に向けて移動し、弁孔42は開かれる。これにより、オイル循環回路4を流れるオイルの一部は、二点鎖線で示すように流入通路31から弁孔42を通ってリリーフ通路40へ排出される。
シリンダ30内の第1の弁部22と第2の弁部26との間に段部35を跨いで形成された閉空間は、第2の弁部26の第2受圧面27に圧力を作用させるためのオイルを貯留する圧力室38を構成しており、圧力室38にオイル通路50が開口している。また、オイル通路52がオイル循環回路4に開口し、オイル通路54がリリーフ通路40に開口している。オイル通路52はオイル通路50と連通し、これらオイル通路50とオイル通路52とが第1連通路として機能する。また、オイル通路54はオイル通路50から分岐して第2連通路として機能する。
オイル通路50とオイル通路54との分岐部には切換弁として電磁式のオイルコントロールバルブ(OCV)60が介装されている。オイルコントロールバルブ60は、スプール弁部61と電磁ユニット65で構成され、スプール弁部61がオイル通路50とオイル通路54との分岐部に位置されている。スプール弁部61はスリーブ62とスリーブ62内を摺動するスプール63とで構成されている。スリーブ62は、オイル通路52に開口する弁孔62aとオイル通路50に開口する弁孔62bを外周面に有し、オイル通路54に開口する弁孔62cを先端部に有している。また、スプール63には、周方向に溝63aが形成され、先端部63bには凹部63cが形成されている。そして、スリーブ62の弁孔62cの周縁部とスプール63の凹部63cとの間にはスプール63を電磁ユニット65側に付勢するスプリング64が配設されている。これにより、オイルコントロールバルブ60は、スプール63を電磁ユニット65によってスリーブ62内で突没作動させ、弁孔62a及び弁孔62bに対する溝63aの位置と弁孔62bに対する先端部63bの位置とを変えることで、オイル通路50とオイル通路52との連通とオイル通路50とオイル通路54との連通との切り換えが可能である。
また、オイルコントロールバルブ60のスプール弁部61と弁体20とは、互いの軸線が平行になるように配設されている。
オイルコントロールバルブ60は、電磁ユニット65がコネクタ66を介してコントロールユニット100に電気的に接続されている。
電磁ユニット65を非通電としてオイルコントロールバルブ60をオフ(OFF)にすると、スプール63はスプリング64の付勢力によって電磁ユニット65側に押圧されて先端部63bが弁孔62bを開くように位置し、オイル通路50とオイル通路52との流通を遮断する一方、オイル通路50とオイル通路54とを連通させる。これにより、オイル循環回路4と圧力室38との流通が遮断される一方、圧力室38に供給されたオイルがオイル通路54を経てリリーフ通路40に排出可能とされる。
上記図2は、このようにオイルコントロールバルブ60をオフ(OFF)とした状態を示す。
一方、電磁ユニット65に通電してオイルコントロールバルブ60をオン(ON)にすると、オイルコントロールバルブ60は、スプリング64の付勢力に抗して弁孔62aと弁孔62bとが溝63aを介して連通するようにスプール63を作動させ、オイル通路50とオイル通路52とを連通させる一方、オイル通路50とオイル通路54との流通を遮断する。これにより、圧力室38とリリーフ通路40との連通が遮断される一方、オイル循環回路4と圧力室38とが連通し、オイル循環回路4からオイル通路52及びオイル通路50を経て圧力室38へオイルが供給される。
図3には、このようにオイルコントロールバルブ60をオン(ON)としてオイル循環回路4と圧力室38とを連通し、圧力室38にオイルが供給された状態の可変リリーフバルブ装置の断面図が示されている。
オイル通路50とオイル通路52とを連通させるようにスプール63が作動すると、圧力室38にオイル循環回路4からオイルが供給され、オイルの圧力が第1受圧面23の裏側の軸部21周りの面と第2受圧面27とに作用する。このとき、第2の弁部26は第1の弁部22よりも大径であるとともに段部35にはテーパ部35aが形成されていることから、オイルの圧力は第1受圧面23の裏側の軸部21周りの面と第2受圧面27との面積差分だけ第2受圧面27側に多く作用し、第2受圧面27側に押圧力が発生する。即ち、オイルは矢印で示すようにスプリング28の付勢力に抗して弁体20を底壁32側に押圧するように第2受圧面27に作用し、第1受圧面23に作用するオイルの押圧力に加えて第2受圧面27に作用するオイルの押圧力が弁体20に作用する。これにより、第2受圧面27に作用するオイルの押圧力が第1の弁部22の第1受圧面23に作用するオイル循環回路4のオイルの押圧力をアシストすることになる。故に、弁体20がスプリング28の付勢力に抗して底壁32側に向けて移動し易くなり、弁孔42が開弁し易くなる。即ち、弁体20の開弁圧が低くなるように変更される。
また、オイルコントロールバルブ60は、所謂デューティ制御が可能である。即ち、オイルコントロールバルブ60は、コントロールユニット100からの指令によって電磁ユニット65に印加する駆動電圧の周期に対する時間割合であるデューティ比を0%〜100%まで可変させ、スプール63の作動位置を制御可能である。なお、デューティ比が0%の場合とはオイルコントロールバルブ60がオフ(OFF)の場合に相当し、デューティ比が100%の場合とはオイルコントロールバルブ60がオン(ON)の場合に相当する。これにより、オイル通路50とオイル通路52との連通の度合いを調整し、オイル循環回路4からオイル通路52及びオイル通路50を経て圧力室38に供給されるオイルの流量を適宜調節することが可能である。
以下、このように構成された本発明に係る可変リリーフバルブ装置の作用及び効果について説明する。
エンジン1の回転速度が低回転域にあり、オイルポンプ10の吐出圧が小さくオイル循環回路4を流れるオイルの圧力が小さい場合には、オイルコントロールバルブ60はオフ(OFF)としてオイル循環回路4から圧力室38に供給されるオイルの流通を停止する。これにより、第2受圧面27に作用するオイルの押圧力が無くなり、弁孔42は開き難くなる。このとき、弁体20はスプリング28の付勢力により図2に実線で示すように位置し、オイル循環回路4を流れるオイルは、オイル循環回路4からリリーフ通路40へ排出されることがなく、故に圧力が下がらず、十分にオイル循環回路4からエンジン1の各駆動部に循環可能となる。
エンジン1の回転速度が徐々に上昇し、例えばエンジン1及び本発明に係る可変リリーフバルブ装置を搭載した車両が平坦な道を一定速度で走っている場合など、エンジン1の負荷が小さい任意の回転速度Ne1になると、オイルコントロールバルブ60をオン(ON)としてオイル通路50とオイル通路52とを連通し、オイル循環回路4から圧力室38にオイルを供給する。
これにより、オイル循環回路4から圧力室38にオイルが供給され、第2受圧面27に作用するオイルの押圧力によって第1の弁部22の第1受圧面23に作用するオイル循環回路4のオイルの押圧力が徐々にアシストされ、弁体20の開弁圧が低下する。
エンジン1の回転速度が小さいときには、オイル循環回路4のオイルの圧力は低いため、第2受圧面27に作用するオイルの押圧力と第1の弁部22の第1受圧面23に作用するオイルの押圧力との和も小さく、弁体20は弁孔42を開く位置までは到達しない。即ち、エンジン1の回転速度が小さくオイル循環回路4のオイルの圧力が低いときには、オイルコントロールバルブ60がオン(ON)であっても、オイルはオイル循環回路4からリリーフ通路40へ排出されることなく、故に圧力が下がらず、十分にオイル循環回路4からエンジン1の各駆動部に循環可能である。
エンジン1の回転速度が比較的大きく、オイル循環回路4のオイルの圧力が比較的高いときには、第2受圧面27に作用するオイルの押圧力と第1の弁部22の第1受圧面23に作用するオイルの押圧力との和も大きく、弁体20は、図3に示すように弁孔42を開く位置まで到達し、スプリング28の付勢力に抗して開弁する。弁体20が開弁すると、オイル循環回路4を流れるオイルの一部が弁孔42からリリーフ通路40へ排出され、オイル循環回路4を流れるオイルの圧力が抑制される。
エンジン1の回転速度が再び任意の回転速度Ne1になると、オイルコントロールバルブ60はオフ(OFF)とされる。これにより、スプール63がスプリング64の付勢力により戻され、オイル通路50とオイル通路54とが連通し、圧力室38に供給されたオイルのうちスプリング28の付勢力によって戻される弁体20の移動に伴う圧力室38の容積変化分のオイルがオイル通路54を経てリリーフ通路40に排出される。
図4には、オイルコントロールバルブ60を例えば任意の回転速度Ne1でオン(ON)として弁体20の開弁圧を変更する場合のエンジン回転速度Neとオイル循環回路4を流れるオイルの圧力Pとの関係が示されている。実線(OCV ON)がオイルコントロールバルブ60をオン(ON)とする場合の関係を示し、破線(OCV OFF)はオイルコントロールバルブ60をオフ(OFF)として圧力室38にオイルを供給せず、弁体20の開弁圧を変更しない場合の関係を示す。図中、実線と破線との分岐点はエンジン1の回転速度Neが小さい段階でオイルコントロールバルブ60をオン(ON)とした場合において弁体20が開弁する回転速度Neを示している。この分岐点の回転速度Neは、エンジン1の仕様、走行状況、オイルの温度等に応じて適宜規定されるが、エンジン1がディーゼルエンジンである場合には、例えば1000rpm程度である。
このように、オイルコントロールバルブ60をオン(ON)として弁体20の開弁圧を低下させることにより、エンジン1の低回転域から中回転域にかけて、オイル循環回路4を流れるオイルの一部をリリーフ通路40へ排出させ、オイル循環回路4を流れるオイルの圧力Pを低下させることができる。従って、エンジン回転速度にかかわらずオイル循環回路4を流れるオイルの圧力Pをほぼ一定に制御することが可能である。
ここでは、任意の回転速度Ne1として例えば車両が平坦な道を一定速度で走っておりエンジン1の負荷が小さい場合の回転速度Neを想定し、オイルコントロールバルブ60をオン(ON)するようにしているが、オイルコントロールバルブ60をオフ(OFF)からオン(ON)にする任意の回転速度Ne1はこれに限られるものではなく、図4中に矢印で示すように、自由に選定可能である。
なお、オイルコントロールバルブ60は、デューティ制御が可能であることから、例えば、エンジン1の回転速度Neが回転速度Ne1に達したときにデューティ比を一旦100%とし、その後デューティ比が小さくなるようにオイルコントロールバルブ60をデューティ制御するようにしてもよい。これにより、スプール63は一旦作動すると作動位置を維持するためにそれほど大きな推力を必要としないことから、デューティ比を小さくしてもスプール63の作動位置を保持でき、電磁ユニット65に印加する駆動電圧を抑え、省電力化を図ることが可能である。
また、ここでは、エンジン1の回転速度Neが任意の回転速度Ne1に達するとオイルコントロールバルブ60をオン(ON)、即ちデューティ比が100%となるようにオイルコントロールバルブ60を制御しているが、他の実施形態として、必要に応じて0%から100%の範囲でデューティ比を適宜選択してオイルコントロールバルブ60をデューティ制御するようにしてもよい。即ち、オイルコントロールバルブ60により圧力室38に供給されるオイルの流量を調節して第2の弁部26の第2受圧面27に作用するオイルの圧力を調整し、弁体20の開弁圧を必要に応じて適宜変更するようにしてもよい。これにより、エンジン回転速度Neとオイル循環回路4を流れるオイルの圧力Pとの関係を例えば図4中の実線と破線との間の矢印で示す範囲内で適宜調整可能である。なお、図4中の矢印で示す実線と破線との間隔、即ち開弁圧の変更幅に対応するオイルの圧力差は、第2受圧面27の受圧面積の調整により適宜設定可能である。
以上説明したように、本発明に係る可変リリーフバルブ装置では、弁体20を第1の弁部22と当該第1の弁部22よりも受圧面積の大きな第2受圧面27を有した大径の第2の弁部26で構成し、弁体20の先端である第1の弁部22の第1受圧面23をオイル循環回路4を流れる流体で押圧してスプリング28の付勢力に抗して弁体20をシリンダ30内で摺動させることにより第1の弁部22で弁孔42を開弁し、流体の一部をリリーフ通路40に排出させる一方、オイルコントロールバルブ60によりオイル循環回路4の流体の一部をオイル通路50を介して第1の弁部22と第2の弁部26の間の圧力室38に供給して第2の弁部26の第2受圧面27を押圧するようにしている。これにより、弁体20とシリンダ30とを簡易に構成しつつ、第2受圧面27に作用する押圧力で第1受圧面23に作用する押圧力をアシストするようにでき、弁体20の開弁圧を低下させ、オイル循環回路4を流れるオイルの圧力を余剰な圧力を低下させて適正な圧力にすることができる。従って、オイル循環回路4のオイルの圧力を最低限の圧力に抑えるようにでき、オイルポンプ10の駆動トルクを小さくしてエンジン1の燃費の向上を図ることが可能である。
また、シリンダ30内の第1の弁部22と第2の弁部26との間に形成された圧力室38は、オイル通路50のみと連通している。即ち、圧力室38は、オイルパンに常時連通するようには構成されていない。これより、オイル通路50から圧力室38にオイルが流入すると、弁体20とシリンダ30との間の微小隙間から多少のオイル洩れはあるものの、オイルの圧力は即座に第2の弁部26の第2受圧面27に作用して第1の弁部22の第1受圧面23に作用するオイル循環回路4のオイルの押圧力をアシスト可能となり、応答性よく弁体20の開弁圧を変更可能である。
特に、オイルコントロールバルブ60はデューティ制御が可能であるので、デューティ比を適宜選択してオイルコントロールバルブ60をデューティ制御することにより、圧力室38に供給される流体の流量をきめ細かく調節でき、弁体20の開弁圧を必要に応じて自在に変更可能である。これにより、オイル循環回路4のオイルの圧力をエンジンの回転速度や負荷に応じた最適な圧力に調整することができ、エンジン1の省燃費化を図ることが可能である。
また、弁体20の先端側の第1の弁部22で弁孔42を開閉し、オイル循環回路4のオイルの一部をリリーフ通路40に排出するようにしている。即ち、オイル循環回路4のオイルがシリンダ30の中央部を通過しつつ一部が排出されるような構造を有していない。これより、例えばオイル循環回路4のオイルがシリンダの中央部を通過するように構成する場合には、オイル循環回路4の流路径をシリンダ30の直径よりも小さくしなければならずオイル循環回路4を流れるオイルの流量が制限される、或いは流量を確保するためにシリンダ30の直径を大きくしなければならないといった制約があるが、オイル循環回路4がこのような制約を受けることもなく、流入通路31やオイル通路50、オイル通路52及びオイル通路54を自由に設定でき、オイル通路設計の自由度が向上する。
従って、上述したように、オイルコントロールバルブ60のスプール弁部61と弁体20とを互いに軸線が平行となるように配置させることが可能であり、これにより可変リリーフバルブ装置を例えば図2の紙面垂直方向で薄く構成することが可能である。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、切換弁としてオイルコントロールバルブ60を採用したが、切換弁はオイル通路50とオイル通路52との連通、即ちオイル循環回路4と圧力室38との連通と、オイル通路50とオイル通路54との連通、即ち圧力室38とリリーフ通路40との連通との切り換えが可能であればよく、例えば三方弁等であってもよい。
また、上記実施形態では、オイルコントロールバルブ60のスプール弁部61と弁体20とを互いに軸線が平行となるように配置させているが、これに限られるものではない。
また、上記実施形態では、可変リリーフバルブ装置がエンジン1のオイル循環回路4に介装され、流体がオイルである場合を例に説明したが、流体はオイルに限られるものではない。
4 オイル循環回路(流体通路)
16 可変リリーフバルブ装置
20 弁体
22 第1の弁部
23 第1受圧面
26 第2の弁部
27 第2受圧面
28 スプリング
30 シリンダ
35 段部
38 圧力室
40 リリーフ通路
42 弁孔
50、52 オイル通路(第1連通路)
54 オイル通路(第2連通路)
60 オイルコントロールバルブ(切換弁)
61 スプール弁部
63 スプール

Claims (3)

  1. 先端が第1受圧面をなす第1の弁部と該第1の弁部側に該第1の弁部よりも受圧面積の大きな第2受圧面を有した大径の第2の弁部とが同軸にして軸方向に離間して形成された弁体と、
    内部を前記弁体が前記軸方向で摺動し、内周面が前記第1の弁部及び前記第2の弁部のそれぞれの摺動範囲で各外径に対応した内径となるよう段部を有して2段に形成されるとともに前記第1の弁部と前記第2の弁部との間に該段部を跨いで圧力室が形成され、前記弁体の前記第1受圧面側が流体通路に開口するシリンダと、
    前記弁体を前記流体通路側に付勢するよう前記シリンダ内に設けられたスプリングと、
    前記シリンダのうち前記第1の弁部の摺動する部分に開口して設けられ、前記弁体が前記第1受圧面で前記流体通路を流れる流体の圧力を受けることにより前記スプリングの付勢力に抗して前記シリンダ内を摺動することで開弁する弁孔と、
    前記弁孔と連通するリリーフ通路と、
    一端が前記圧力室に開口するとともに他端が前記流体通路に開口する第1連通路と、
    前記第1連通路から分岐して前記リリーフ通路に開口する第2連通路と、
    前記第1連通路と前記第2連通路との分岐部に介装され、前記流体通路と前記圧力室との連通と前記圧力室と前記リリーフ通路との連通とを切り換え可能な切換弁と、
    を備えた可変リリーフバルブ装置。
  2. 前記流体はオイルであり、前記切換弁は前記分岐部にスプール弁部が介装された電磁式のオイルコントロールバルブであって、
    前記オイルコントロールバルブは、印加する駆動電圧の周期に対する時間割合であるデューティ比を可変させて前記スプール弁部のスプールの作動位置を制御することにより、前記流体通路から前記圧力室に供給される前記オイルの流量を調節する、請求項1に記載の可変リリーフバルブ装置。
  3. 前記弁体と前記オイルコントロールバルブの前記スプール弁部とは、互いに軸線が平行となるように配設されてなる、請求項2に記載の可変リリーフバルブ装置。
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