JP2014098326A - オイルポンプシステム - Google Patents

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Hiroyuki Fukushima
寛之 福島
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/16Controlling lubricant pressure or quantity

Abstract

【課題】オイルポンプの吐出圧を可変可能なオイルポンプシステムを提供する。
【解決手段】オイルを吸引し吐出するオイルポンプ211と、オイルポンプ211の吐出口とメインギャラリ311とを接続するオイル吐出路と、オイル吐出路に接続し、オイル吐出路のオイルをオイルポンプ211の吸引側に戻すことで、オイル吐出路の油圧を下げるリリーフ路と、リリーフ路に設けられる共に、第1受圧部11及び第2受圧部13を有するスプール10を備え、第1受圧部11及び第2受圧部13に作用する油圧に対応してオイル戻し量を制御するリリーフ弁1と、オイル吐出路から分岐すると共に、第1受圧部11及び第2受圧部13にそれぞれ接続した第1受圧部用路、第2受圧部用路と、第1受圧部用路、第2受圧部用路におけるオイルの通流を切り換える切換弁100と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、オイルポンプシステムに関する。
例えば内燃機関を搭載する車両において、シリンダ内壁面、クランクジャーナル等の潤滑冷却部位を潤滑・冷却するオイルは、オイルポンプからメインギャラリ(オイル供給対象)に一旦供給された後、メインギャラリからシリンダ内壁面等に供給される(特許文献1、2参照)。オイルポンプは内燃機関の動力で作動し、オイルポンプの回転速度は内燃機関の回転速度に比例する。したがって、リリーフ圧未満の領域において、オイル吐出量及び吐出圧は、内燃機関の回転速度に比例して上昇する(図7の比較例参照)。なお、オイル吐出路に分岐するようにリリーフ路が接続され、リリーフ路には常閉型のリリーフ弁が設けられる。
ここで、オイルの粘度は油温(オイルの温度)の上昇に伴って低下する。また、オイルポンプからメインギャラリに至るオイル吐出路にはオイルフィルタが設けられ、オイルフィルタは使用に伴って目詰まりして劣化するので、オイルフィルタにおける圧力損失は劣化に伴って上昇する。
このようにして、オイルポンプの吐出口からメインギャラリに至る経路において、オイルの受ける圧力損失は、油温、オイルフィルタの使用時間に基づいて変動する。そこで、従来、オイルの受ける圧力損失が大きくなっても、メインギャラリにおける油圧が所定油圧以上となるように、オイルポンプの吐出量・吐出圧、リリーフ弁が開くリリーフ圧を設定している。所定油圧は、シリンダ内壁面、クランクジャーナル等が良好に潤滑・冷却される圧力に設定される。
特開2010−242529号公報 特開2011−247167号公報
ところが、本願発明者は鋭意研究を重ねたところ、図7の「ENG要求油圧特性」に示すように、潤滑・冷却対象であるシリンダ内壁面等の潤滑冷却部位が実際に要求する要求油圧は、内燃機関の回転速度の増加に伴って線形的に増加するのではなく、第1所定回転速度(例えば2500rpm)までの範囲では線形的に増加し、第1所定回転速度〜第2所定回転速度(例えば4500rpm)の範囲では略一定であり、第2回転速度〜第3回転速度(6000rpm)の範囲では急上昇し、第3回転速度〜の範囲では線形的に増加する、という知見を得た。
すなわち、第1所定回転速度(2500rpm)〜第3回転速度(6000rpm)の範囲では、メインギャラリの実際の油圧(オイルポンプの実際の吐出圧)と、要求される要求油圧とに差が存在している、という知見を得た。そして、実際の油圧が要求油圧を上回っている範囲では、油圧が過剰であるため、オイルポンプ(内燃機関)を駆動させるトルクが不要に上昇し、その結果、燃料消費率(燃費)が悪化する虞があるという知見を得た。
そこで、本発明は、オイルポンプの吐出圧を可変可能なオイルポンプシステムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、オイルを吸引し吐出するオイルポンプと、前記オイルポンプの吐出口とオイル供給対象とを接続するオイル吐出路と、前記オイル吐出路に接続し、前記オイル吐出路のオイルを前記オイルポンプの吸引側に戻すことで、前記オイル吐出路の油圧を下げるリリーフ路と、前記リリーフ路に設けられる共に、複数の受圧部を有する弁体を備え、前記複数の受圧部に作用する油圧に対応してオイル戻し量を制御するリリーフ手段と、前記オイル吐出路から分岐すると共に、前記複数の受圧部にそれぞれ接続した複数の受圧部用路と、前記複数の受圧部用路におけるオイルの通流を切り換える切換手段と、を備えることを特徴とするオイルポンプシステムである。
このような構成によれば、切換手段が複数の受圧部用路におけるオイルの通流を切り換えることにより、油圧の作用する受圧部の数、つまり、受圧面積が可変する。なお、受圧面積とは、油圧が作用した場合に弁体を開方向に移動させる力が発生する部分の面積である。
したがって、油圧の作用する受圧部の数が多い場合(後記する実施形態では、油圧が第1受圧部11、第2受圧部13に作用する場合)、受圧面積が大きくなる。したがって、受圧部に作用する油圧(オイル吐出路の油圧、吐出圧)が低くても、リリーフ弁が開き易くなり、リリーフ弁が開いた場合、オイル戻し量が多くなり、オイルポンプの吐出圧が低下する。オイルポンプの吐出圧が低下すると、オイルポンプの作動(駆動)用の駆動トルクも低下し、駆動トルクを発生する駆動源(後記する実施形態では、内燃機関221)の負荷も低下する。
一方、油圧の作用する受圧部の数が少ない場合(後記する実施形態では、油圧が第1受圧部11のみに作用する場合)、受圧面積が小さくなる。したがって、受圧部に作用する油圧(オイル吐出路の油圧、吐出圧)が低い場合、リリーフ弁が開き難くなる。これにより、オイルポンプの吐出圧が低下し難くなり、現状で維持され易くなる。
このようにして、油圧の作用する受圧部の数、受圧面積が可変することで、オイルポンプの吐出圧を可変できる。
また、オイルポンプシステムにおいて、前記リリーフ手段は、1つの前記弁体を備え、前記複数の受圧部は、同一である前記1つの弁体に形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、複数の受圧部は、同一である1つの弁体に形成されているので、弁体は1本となる。これにより、弁体の部品点数が少なくなる。
また、オイルポンプシステムにおいて、前記複数の受圧部は、第1受圧部と、第2受圧部と、を備え、前記複数の受圧部用路は、前記第1受圧部に接続した第1受圧部用路と、前記第2受圧部に接続した第2受圧部用路と、を備え、前記切換手段は、前記第2受圧部用路に設けられ、その作動油導入室における作動油の油圧に基づいて連通/遮断を切り換える油圧式のスプール弁と、前記作動油導入室と前記オイル吐出路とを接続し、前記オイル吐出路のオイルを作動油として導入する作動油導入路と、前記作動油導入路に設けられ、連通/遮断を切り換える電磁弁と、を備えることが好ましい。
このような構成によれば、スプール弁の開閉に連動して、第2受圧部用路の連通/遮断が切り換わり、第2受圧部への油圧の作用の有無が切り換わる。そして、スプール弁は、その作動油導入室における作動油の油圧に基づいて開閉する油圧作動式であり、電磁弁が作動油導入路を連通/遮断することで、スプール弁が開閉する。ここで、作動油導入路はスプール弁の開閉のみに寄与するから、作動油導入路を細くすることも可能であり、作動油導入路を細くすれば、電磁弁も小型化できる。そうすると、電磁力を発生するソレノイドも小型化でき、電磁弁を作動させる場合(開く場合)における前記ソレノイドの消費電力も小さくできる。
また、オイルポンプシステムにおいて、前記オイルポンプは、内燃機関の動力によって作動し、前記内燃機関の回転速度が高く、前記内燃機関で発生したトルクが小さくなるにつれて、受圧面積が大きくなるように前記切換手段を制御する制御手段を備えることが好ましい。
ここで、例えば、オイルポンプシステムが車両に搭載された場合において、車両が下り坂を走行中であるとき、駆動輪に連動する内燃機関の回転速度は高くなるが、内燃機関で発生するトルクは小さく、オイル供給対象(メインギャラリ)で必要とされる油圧も低下する。
したがって、このような構成によれば、制御手段が、内燃機関の回転速度が高く、内燃機関で発生したトルクが小さくなるにつれて、受圧面積が大きくなるように切換手段を制御するので、リリーフ弁が低圧で開き易くなる。そして、リリーフ弁が開くと、オイルポンプを駆動させるために内燃機関が発生すべき駆動トルクが小さくなる。これにより、内燃機関において省燃費になると共に、排気エミッション(HC等)も低減できる。
本発明によれば、オイルポンプの吐出圧を可変可能なオイルポンプシステムを提供できる。
本実施形態に係るオイルポンプシステムの構成図であり、通常リリーフモードを示している。 本実施形態に係るリリーフ弁の側断面図であり、閉じた状態を示している。 本実施形態に係るリリーフ弁の側断面図であり、開いた状態を示している。 本実施形態に係るオイルポンプシステムの構成図であり、低圧リリーフモードを示している。 本実施形態に係るオイルポンプシステムの動作を示すフローチャートである。 運転モードマップである。 本実施形態に係るオイルポンプシステムの一効果を示すグラフである。
本発明の一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。なお、図1、図4では、配管232aから分岐した配管1c等において、配管232aの油圧が作用している配管を太線で記載している。
≪オイルポンプシステムの構成≫
本実施形態に係るオイルポンプシステム200は、車両に搭載され、オイルパン301のオイル溜まり302のオイルを吸引し、メインギャラリ311(オイル供給対象)に向けて圧送するシステムである。なお、オイルは、メインギャラリ311から内燃機関の各部(シリンダ内壁面、クランクジャーナル、カムシャフトのカム面、シリンダヘッド等のオイル潤滑・冷却部)に供給され、各部を潤滑・冷却した後、オイルパン301に戻るようになっている。
オイルポンプシステム200は、オイルポンプ211と、内燃機関221と、フィルタ231と、クーラ232(冷却器)と、リリーフ弁1(オイルプレッシャコントロールバルブ、リリーフ手段)と、切換弁100(オイルフローコントロールバルブ、切換手段)と、電磁弁241(切換手段)と、これらを接続する配管と、システムを電子制御するECU260(Electronic Control Unit、制御手段)と、を備えている。
<オイルポンプ>
オイルポンプ211は、作動することによって、オイルを吸引して吐出し、オイルを圧送するものである。オイルポンプ211は、ギヤ式、トロコイド式(ロータリ式)、プランジャ式等で構成され、ギヤ等は内燃機関221のクランク軸222と直接連結されている。この他、オイルポンプ211とクランク軸222との間に、クランク軸222の動力をオイルポンプ211に伝達するベルト機構等を備える構成でもよい。
そして、内燃機関221が作動すると、これに連動して、オイルポンプ211が作動するようになっている。また、内燃機関221(クランク軸222)の回転速度と、オイルポンプ211の回転速度とは、一次的な線形関係を有している。したがって、油温(オイル温度)が同一条件下において、内燃機関221の回転速度が上昇すると、原則、オイルポンプ211の回転速度も上昇し、オイルポンプ211の吐出圧が上昇することになる。
オイルポンプ211の吸引口には、配管211a(オイル吸引路)が接続されており、配管211aの上流端はオイル溜まり302に配置されている。なお、配管211aの上流端にはストレーナ211bが取り付けられている。そして、オイルポンプ211が作動すると、オイル溜まり302のオイルが、配管211aを通ってオイルポンプ211に吸引されるようになっている。
<内燃機関>
内燃機関221は、燃料を燃焼することで車両を走行させるための駆動力を発生する動力発生装置(動力源)である。内燃機関221は、例えばレシプロ型で構成され、作動するとそのクランク軸222が回転するように構成されている。そして、クランク軸222の回転力(駆動力)は、変速機、フロントデフ装置(図示しない)を介して、駆動輪(例えば前輪)に伝達するようになっている。すなわち、クランク軸222の回転と駆動輪の回転とは連動している。したがって、例えば下り坂を走行中、アクセル開度が小さく、内燃機関221における発生トルク(内燃機関221への要求トルク)が小さくても、クランク軸222が高速で回転する場合もある。
クランク軸222には、その回転速度を検出する回転速度センサ223が取り付けられている。回転速度センサ223は、検出した回転速度をECU260に出力するようになっている。回転速度センサ223は、例えばクランク角を検出するクランク角センサを備えて構成される。
<オイル吐出路>
オイルポンプ211の吐出口は、配管211c、フィルタ231、配管231a、クーラ232、配管232aを介して、メインギャラリ311と接続されている。そして、オイルポンプ211から吐出されたオイルは、配管211c等を通って、メインギャラリ311に供給されるようになっている。したがって、オイルポンプ211の吐出口とメインギャラリ311とを接続するオイル吐出路は、配管211cと、配管231aと、配管232aと、を備えて構成されている。
なお、後記する配管1cの接続点の直上流側の配管232aには、油圧センサ234が取り付けられている。油圧センサ234は、メインギャラリ311に流入直前のオイルの実油圧P1検出し、ECU260に出力するようになっている。
ECU260は、内燃機関221にON信号(駆動指令)を出力している場合において、実油圧P1が所定油圧以下である場合、例えば、オイルポンプ211の故障やオイル漏れが発生していると判断するように構成されている。ただし、油圧センサ234は、実油圧P1が所定油圧未満である場合、ECU260にON信号を出力する電気スイッチで構成してもよい。後記する油圧センサ235についても同様である。
<フィルタ、クーラ>
フィルタ231は、オイルから塵埃を除去するものであり、例えば、所定の目開きのメッシュを備えて構成されている。
クーラ232は、オイルを冷却する冷却装置であり、例えば水冷式で構成されている。
<リリーフ路、リリーフ弁>
オイルポンプ211の吐出側の配管211cは、配管1aを介して、リリーフ弁1の後記する第3ポート38(図2参照)に接続されている。リリーフ弁1の後記する第4ポート39(図2参照)は、配管1bを介して、オイルポンプ211の吸引側の配管211aに接続されている。
すなわち、配管211c(オイル吐出路)に接続し、配管211cのオイルをオイルポンプ211の吸引側の配管211aに戻すことで、配管211cの油圧を下げるリリーフ路は、配管1aと配管1bとを備えて構成されている。ただし、配管1bがオイルパン301に接続し、オイルがオイルパン301に戻る構成でもよい。そして、リリーフ路にリリーフ弁1が設けられている。
リリーフ弁1は、図2に示すように、油圧に対応して開度を可変する油圧式のスプール弁であり、リリーフ路を通って戻されるオイルの戻し量を0を含めて制御する弁である。また、1つのスプール10(弁体)は、作動油の油圧が作用する複数の受圧部(ここでは、第1受圧部11(プライマリ)、第2受圧部13(セカンダリ))を備えることを特徴としている。
リリーフ弁1は、往復運動するスプール10と、スプール10を摺動自在で収容したハウジング30と、スプール10を閉方向(図2の左方向)に付勢する圧縮コイルばね51と、ハウジング30に螺合すると共に圧縮コイルばね51を保持したキャップ52と、を備えている。
<スプール>
スプール10は、その外形が略円柱状であり、ハウジング30内で軸方向において往復運動することで、配管1aと配管1bとを連通する連通路の最小流路断面積を、0を含めて可変するものである。連通路は、後記する第3ポート38と、第3油室V3と、第4ポート39と、を備えて構成されており、前記最小流路断面積は、第4ポート39と第3油室V3との連通面積に対応している。
図2は、リリーフ弁1が閉じた状態であって最小流路断面積(連通面積)が0の状態を示している。図3は、リリーフ弁1が開いた状態であって最小流路断面積(連通面積)が最大の状態を示している。なお、最小流路断面積(連通面積)が大きくなるにつれて、リリーフ路(配管1a、1b)を通って戻されるオイル戻し量が多くなるから、配管211cの油圧(吐出圧)が下がり易くなる。
スプール10は、図2における左先端に第1受圧部11を有する円柱状のスプール本体12と、スプール本体12の軸方向中間から径方向外に延出したリング状(フランジ状)の第2受圧部13と、スプール本体12の右端部から右方に延出した円筒状の基部14と、を備えている。
本実施形態では、オイルポンプ211の作動時において、第1受圧部11には油圧が常時に作用し、第2受圧部13には切換弁100の開弁時に油圧が作用する。ここで、第1受圧部11のみに油圧が作用する運転モードを「通常リリーフモード」とし、第1受圧部11及び第2受圧部13に油圧が作用する運転モードを「低圧リリーフモード」とする。
ここで、第1受圧部11、第2受圧部13に作用するオイルは途中で分岐したものであるから、その油圧は同一である(図1参照)。したがって、オイルポンプ211の回転速度が同一で、油温が同一である場合、リリーフ弁1は、通常リリーフモード時よりも低圧リリーフモード時において開き易くなる。
第1受圧部11の円形状の左端面は第1受圧面11aを構成しており、第2受圧部13のリング状の左端面は第2受圧面13aを構成している。第1受圧面11aの面積と、第2受圧面13aの面積との関係はどのようでもよいが、例えば、第2受圧面13aの面積が大きくなるにつれて、低圧リリーフモード時にリリーフ弁1が開き易くなる。
ハウジング30は、右端側が開口した有底円筒体であり、左側の底壁部31と、底壁部31から右方に延びる円筒状の周壁部32と、を備えている。
底壁部31には、大径穴33と、大径穴33の底面から左方向に延びると共に大径穴よりも小径の小径穴34が形成されている。すなわち、大径穴33と小径穴34とで段違い穴が構成されている。
大径穴33は、第1受圧部11を含むスプール本体12の左端部を摺動自在で収容している。小径穴34は、径方向に延びる第1ポート35を介して外部に開口しており、第1ポート35には配管1cが接続されている。
小径穴34の縁部である段差部はストッパ部36を構成している。ストッパ部36は、オイルポンプ211(内燃機関221)の停止時等、配管1cからの油圧が低い場合、第1受圧部11に当接するようになっている。これにより、第1受圧面11aの左方に小径穴34で構成される第1油室V1が常に形成されるようになっている。
周壁部32は、軸方向において、スプール10の大部分を摺動自在に収容している。すなわち、周壁部32に、第2受圧部13と基部14とがそれぞれ摺接している。
第2受圧部13と底壁部31との間には、第2油室V2が形成されている。なお、第2受圧部13の軸方向における位置は、オイルポンプ211のOFF時も第2油室V2が形成されるように設計されている。第2油室V2は、周壁部32に径方向で延びるように形成された第2ポート37を介して外部に開口しており、第2ポート37には配管100bが接続されている。
第2受圧部13と基部14との間には、第3油室V3が形成されている。周壁部32には、径方向に延びると共に内外を連通する第3ポート38、第4ポート39が形成されている。
第3油室V3は、第3ポート38を介して外部に開口しており、第3ポート38には配管1aが接続されている。第3ポート38は、スプール10のストローク範囲(往復運動範囲)において、第3ポート38と第3油室V3との連通面積が一定となるように設計されている(図2、図3参照)。
オイルポンプ211のOFF時(スプール10とストッパ部36との当接時)、第4ポート39の内側開口は、スプール10の基部14で塞がれ、第4ポート39と第3油室V3とが遮断される(連通しない)ように構成されている。
第4ポート39は、軸方向に長い長孔や楕円形孔で構成されており、オイルポンプ211のON時かつ通常リリーフモード時又は低圧リリーフモード時、スプール10が油圧により圧縮コイルばね51のばね力に抗して右方に移動するにつれて、つまり、スプール10のストローク量が大きくなるにつれて、第4ポート39と第3油室V3との連通面積が徐々に大きくなるように構成されている。すなわち、前記連通面積は可変するように構成されており、連通面積が大きくなるにつれて、リリーフされるオイル戻り量が多くなり、配管211cの油圧が速やかに低下する。
<第1受圧部用路>
配管232aは、配管1cを介して、第1ポート35に接続されている。そして、常時、配管232aのオイルが、配管1cを通って、第1ポート35に供給されるようになっている。すなわち、配管1cは、配管232a(オイル吐出路)から分岐すると共に、リリーフ弁1の第1受圧部11に接続した、第1受圧部用路を構成している。
<第2受圧部用路>
配管1cは、配管100a、切換弁100、配管100bを介して、第2ポート37に接続されている。そして、切換弁100の開弁時、配管232aのオイルが、配管1cの一部、配管100a、配管100bを通って、第2ポート37に供給されるようになっている。すなわち、配管1cの一部、配管100a及び配管100bは、配管232a(オイル吐出路)から分岐すると共に、リリーフ弁1の第2受圧部13に接続した、第2受圧部用路を構成している。
また、配管100bには、油圧センサ235が取り付けられている。油圧センサ235は、配管100b内のオイルの実油圧P2検出し、ECU260に出力するようになっている。ECU260は、内燃機関221にON信号(駆動指令)を出力し、電磁弁241にON信号を出力している場合において、実油圧P2が所定値以上である場合、切換弁100は正常に開いていると判断するように構成されている。
<切換弁>
切換弁100は、配管100a、100b等で構成された前記第2受圧部用路に設けられ、その作動油導入室101における作動油の油圧に基づいて、前記第2受圧部用路の連通/遮断を切り換える油圧式のスプール弁である。
切換弁100は、往復運動するスプール110(弁体)と、スプール110を摺動自在に収容したハウジング130と、スプール110を閉方向(図1の右方向)に付勢する圧縮コイルばね151と、ハウジング130に螺合すると共に圧縮コイルばね151を保持したキャップ152と、を備えている。
ハウジング130は有底円筒状を呈しており、底壁部131と、周壁部132とを備えている。そして、底壁部131とスプール110との間に作動油導入室101が形成されている。
周壁部132には、第Aポート133と、第Bポート134とが形成されている。第Aポート133には配管100aが接続されており、第Bポート134には配管100bが接続されている。
そして、通常リリーフモード時、作動油導入室101にオイルは導入されず、スプール110によって、第Aポート133と第Bポート134とが遮断され、切換弁100が閉状態なるように構成されている(図1参照)。
一方、低圧リリーフモード時、作動油導入室101にオイルが導入されると、作動油導入室101の油圧によって、スプール110が圧縮コイルばね151のばね力に抗して左方にスライドし、第Aポート133と第Bポート134とが連通され、切換弁100が開状態なるように構成されている(図4参照)。
<作動油導入路、電磁弁>
配管100aは、配管241a、電磁弁241、配管241bを介して、作動油導入室101に接続されている。すなわち、作動油導入室101と配管232a(オイル吐出路)とを接続し、オイル吐出路のオイルを作動油として導入する作動油導入路は、配管1cの一部と、配管100aの一部と、配管241aと、配管241bとを備えて構成されている。そして、電磁弁241は、前記作動油導入路に設けられている。
電磁弁241は、通電により磁力を生起するソレノイドを駆動源とした常閉型の遮断弁であり、作動油導入路の連通/遮断を切り換えるものである。そして、ECU260のON信号(開弁指令)に従って電磁弁241が開くと、配管232aのオイルが、配管241a等を通って作動油として、作動油導入室101に導入されるようになっている。
配管241bには、配管242a、常閉型の電磁弁242、配管242bが接続されている。そして、低圧リリーフモードから通常リリーフモードへの切換時、電磁弁241がOFF(閉弁)された後、電磁弁242がON(開弁)されると、作動油導入室101のオイルが、配管242a等を通ってオイルパン301に排出され、切換弁100が閉じるように構成されている。
<その他機器>
アクセル開度センサ251は、アクセル開度(アクセルペダルの踏み込み量)を検出し、ECU260に出力するようになっている。
<ECU>
ECU260は、オイルポンプシステム200を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されている。そして、ECU260は、その内部に記憶されたプログラムに従って各種処理を実行するように構成されている。
≪オイルポンプシステムの動作≫
オイルポンプシステム200の動作について、図5を参照して説明する。
前提として、車両は走行しており、ECU260は、アクセル開度等に基づいて、内燃機関221に要求される要求トルクを算出し、要求トルクが発生するように内燃機関221を制御している。アクセル開度が大きくなると、要求トルクが大きくなる関係となっている。
ステップS101において、ECU260は、フェールを検知したか否か判定する。例えば、内燃機関221の異常昇温を検知した場合、フェールを検知したと判定される。
フェールを検知したと判定した場合(S101・Yes)、ECU260の処理はステップS111に進む。フェールを検知していないと判定した場合(S101・No)、ECU260の処理はステップS102に進む。
ステップS102において、ECU260は、選択すべきモードをモード検索する。
具体的には、ECU260は、アクセル開度センサ251から入力されるアクセル開度と、回転速度センサ223から入力されるエンジン回転速度と、図6のモードマップとに基づいて、選択すべきモードを検索する。
図6のモードマップは、事前試験、シミュレーション等によって求められ、ECU260に予め記憶されている。図6に示すように、アクセル開度が大きく、エンジン回転速度が低くなるにつれて、低圧リリーフモードが選択され易いように設定されている。すなわち、図7に示すように、オイルポンプ211の吐出圧が、内燃機関221が実際に要求する油圧に近づくように、低圧リリーフモードの領域が設定されている。
ステップS103において、ECU260は、ステップS102で低圧リリーフモードを選択したか否か判定する。
低圧リリーフモードを選択したと判定した場合(S103・Yes)、ECU260の処理はステップS104に進む。低圧リリーフモードを選択していない(通常リリーフモードを選択した)と判定した場合(S103・No)、ECU260の処理はステップS111に進む。
<通常リリーフモード>
ステップS111において、ECU260は、切換弁100を閉じる。
具体的には、ECU260は、電磁弁241を構成するソレノイドへの通電をOFFし、電磁弁241を閉じる。そうすると、切換弁100の作動油導入室101へのオイルの流入が停止し、圧縮コイルばね151で付勢されるスプール110によって第Aポート133と第Bポート134とが遮断され、切換弁100が閉じた状態となる(図1参照)。
なお、低圧リリーフモード(図4参照)から通常リリーフモードに切り換える場合、ECU260は、電磁弁241を閉じた後、電磁弁242を一時的に開く。これにより、作動油導入室101のオイルが配管242a等を通ってオイルパン301に排出され、切換弁100が閉じる。
そうすると、オイルポンプシステム200は、通常リリーフモードで運転する(S112)。通常リリーフモード時、配管232aは配管1cを介して第1油室V1(図2参照)と連通しており、第1受圧部11はオイルポンプ211の吐出圧を受圧しているが、切換弁100は閉じているので第2受圧部13は受圧していない。つまり、リリーフ弁1において、通常リリーフモード時の受圧面積は、低圧リリーフモード時の受圧面積よりも小さい。
したがって、リリーフ弁1は、低圧リリーフモード時よりも開き難くなり、オイルポンプ211の吐出圧(配管232aの油圧)が、低圧リリーフモード時にリリーフ弁1の開く第1所定油圧よりも高い第2所定油圧以上である場合、リリーフ弁1が開くことになる。言い換えると、通常リリーフモード時において、メインギャラリ311の油圧は通常の高圧で維持され易くなる。
その後、ECU260の処理は、リターンを通ってスタートに戻る。
<低圧リリーフモード>
ステップS104において、ECU260は、切換弁100を開く。
具体的には、ECU260は、電磁弁241を構成するソレノイドへの通電をONし、電磁弁241を開く。そうすると、切換弁100の作動油導入室101にオイルが流入し、流入したオイルがスプール110を圧縮コイルばね151のばね力に抗して左方にスライドさせる。これにより、第Aポート133と第Bポート134とが連通し、切換弁100が開いた状態となる(図4参照)。
そうすると、オイルポンプシステム200は、低圧リーフモードで運転する(S105)。低圧リリーフモード時、通常リリーフモード時と同様に、配管232aは配管1cを介して第1油室V1(図2参照)と連通しており、第1受圧部11はオイルポンプ211の吐出圧を受圧している。また、切換弁100は開いているので、配管232aは、配管1cの一部、配管100a、切換弁100、配管100bを介して、第2油室V2と連通しており、第2受圧部13はオイルポンプ211の吐出圧を受圧している。つまり、リリーフ弁1において、低圧リリーフモード時の受圧面積は、通常リリーフモード時の受圧面積よりも大きい。
したがって、リリーフ弁1は、通常リリーフモード時よりも開き易くなり、オイルポンプ211の吐出圧(配管232aの油圧)が、通常リリーフモード時にリリーフ弁1の開く第2所定油圧よりも低い第1所定油圧以上である場合、リリーフ弁1が開くことになる。言い換えると、低圧リリーフモード時において、メインギャラリ311の油圧は低圧となり易くなる。
なお、メインギャラリ311の油圧が低下した場合、オイルポンプ211から見て、オイルを吐出に対する抵抗(損失)が低下することになるから、オイルポンプ211を駆動(回転)させるための駆動用トルクが小さくなる。その結果、オイルポンプ211を駆動する内燃機関221が発生すべき駆動トルクも小さくなり、内燃機関221における燃料消費量も少なくなる。
その後、ECU260の処理は、リターンを通ってスタートに戻る。
≪オイルポンプシステムの効果≫
オイルポンプシステム200によれば次の効果を得る。
通常リリーフモード、低圧リリーフモード間で切り換えることで、リリーフ弁1における受圧面積を可変できるので、リリーフ弁1の開くリリーフ圧を可変できる。これにより、メインギャラリ311で高圧油が必要でないと判断される場合、低圧リリーフモードを選択してリリーフ弁1のリリーフ圧を下げることにより、リリーフ弁1が開き易くなる。
そして、リリーフ弁1が開いた場合、オイルポンプ211の吐出圧が下がるので、オイルポンプ211の駆動用トルクも小さくなり、内燃機関221で発生すべき駆動用トルクも小さくなる。その結果、内燃機関221は低燃費となり、排気エミッションも低減される。
1本のスプール10が、第1受圧部11と第2受圧部13とを備える構成としたので、第1受圧部11等が別々のスプールに形成される場合に対して、部品点数が少なくなる。
油圧式のスプール弁である切換弁100で、第2受圧部13へのオイルの供給/遮断を切り換え、電磁弁241が切換弁100への作動油の供給/遮断を切り換えるので、第2受圧部13へのオイルの供給/遮断を電磁弁で直接切り換える構成に対して、電磁弁241を小型化できる。これにより、電磁弁における消費電力が小さくなる。
≪変形例≫
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、次のように変更してもよい。なお、次のように変更しても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
前記した実施形態では、リリーフ弁1のスプール10が2つ受圧部(第1受圧部11、第2受圧部13)を備える構成を例示したが、3つ以上の受圧部を備える構成としてもよい。
前記した実施形態では、図2のステップS102において、アクセル開度と内燃機関221の回転速度とに基づいてモード検索する構成を例示したが、アクセル開度に代えて、内燃機関221の発生トルク(又は要求トルク)を参照してもよい。また、内燃機関221の回転速度に代えて、油温(オイルの温度)、水温(内燃機関221を経由する冷媒の温度)を参照してもよい。この場合において、油温を検出する温度センサは、例えば、オイルパン301に設けられる。
前記した実施形態では、低圧リリーフモード時も第1受圧部11に油圧が作用する構成を例示したが、配管1cに電磁弁を設け、低圧リリーフモード時に電磁弁を閉じ、第1受圧部11に油圧が作用しない構成としてもよい。この場合、第2受圧面13aを第1受圧面11aよりも大きくすればよい。また、配管1cと配管100aとの分岐点に電磁式の三方弁を設けてもよい。
前記した実施形態では、1系統のリリーフ路(配管1a、配管1b)に1つのリリーフ弁1を備える構成としたが、相互に並列である第1リリーフ路及び第2リリーフ路と、第1リリーフ路に設けられた第1リリーフ弁と、第2リリーフ路に設けられ、第1リリーフ弁よりも受圧面積の大きい第2リリーフ弁と、を備え、低圧リリーフモード時に第2リリーフ弁も受圧させる構成としてもよい。すなわち、複数の受圧部が、別々のリリーフ弁に設けられた構成でもよい。
1 リリーフ弁(リリーフ手段)
1a、1b 配管(リリーフ路)
1c 配管(第1受圧部用路)
10 スプール(弁体)
11 第1受圧部
13 第2受圧部
100 切換弁(切換手段)
100a、100b 配管(第2受圧部用路)
101 作動油導入室
200 オイルポンプシステム
211 オイルポンプ
211a 配管(オイル吸引路)
211c、231a、232a 配管(オイル吐出路)
221 内燃機関
241 電磁弁(切換手段)
241a、241b 配管(作動油導入路)
260 ECU(制御手段)
311 メインギャラリ(オイル供給対象)

Claims (4)

  1. オイルを吸引し吐出するオイルポンプと、
    前記オイルポンプの吐出口とオイル供給対象とを接続するオイル吐出路と、
    前記オイル吐出路に接続し、前記オイル吐出路のオイルを前記オイルポンプの吸引側に戻すことで、前記オイル吐出路の油圧を下げるリリーフ路と、
    前記リリーフ路に設けられる共に、複数の受圧部を有する弁体を備え、前記複数の受圧部に作用する油圧に対応してオイル戻し量を制御するリリーフ手段と、
    前記オイル吐出路から分岐すると共に、前記複数の受圧部にそれぞれ接続した複数の受圧部用路と、
    前記複数の受圧部用路におけるオイルの通流を切り換える切換手段と、
    を備える
    ことを特徴とするオイルポンプシステム。
  2. 前記リリーフ手段は、1つの前記弁体を備え、
    前記複数の受圧部は、同一である前記1つの弁体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のオイルポンプシステム。
  3. 前記複数の受圧部は、第1受圧部と、第2受圧部と、を備え、
    前記複数の受圧部用路は、前記第1受圧部に接続した第1受圧部用路と、前記第2受圧部に接続した第2受圧部用路と、を備え、
    前記切換手段は、
    前記第2受圧部用路に設けられ、その作動油導入室における作動油の油圧に基づいて連通/遮断を切り換える油圧式のスプール弁と、
    前記作動油導入室と前記オイル吐出路とを接続し、前記オイル吐出路のオイルを作動油として導入する作動油導入路と、
    前記作動油導入路に設けられ、連通/遮断を切り換える電磁弁と、
    を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のオイルポンプシステム。
  4. 前記オイルポンプは、内燃機関の動力によって作動し、
    前記内燃機関の回転速度が高く、前記内燃機関で発生したトルクが小さくなるにつれて、受圧面積が大きくなるように前記切換手段を制御する制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のオイルポンプシステム。
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