JPH11623A - 分類別処理装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

分類別処理装置およびそのプログラム記録媒体

Info

Publication number
JPH11623A
JPH11623A JP9166685A JP16668597A JPH11623A JP H11623 A JPH11623 A JP H11623A JP 9166685 A JP9166685 A JP 9166685A JP 16668597 A JP16668597 A JP 16668597A JP H11623 A JPH11623 A JP H11623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
classification
article
shutter plate
pocket
slip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP9166685A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yagi
茂 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP9166685A priority Critical patent/JPH11623A/ja
Publication of JPH11623A publication Critical patent/JPH11623A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分類別収納部の各分類ポケットに伝票等の物
品を分類別に収納する際に、分類を手入力によって指定
しなくても、物品投入口を開閉するシャッタ板に物品を
載置するだけで、物品を分類別に収納する。 【解決手段】 伝票出し入れ口を開閉するシャッタ板に
伝票が載置された状態で、その伝票に表記されている分
類情報をCCDカメラ15によって読み取られると、C
PU31はこの分類情報に対応する分類ポケット7が伝
票出し入れ口の位置に来るまで分類ボックス5を回転駆
動させる。そして、当該分類ポケット7が伝票出し入れ
口の位置に来た際に、シャッタ駆動部36を駆動させて
シャッタ板をスライド移動させることにより分類ポケッ
ト7内に伝票を投入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、伝票等を種類別
に区分けする分類別処理装置およびそのプログラム記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公共料金、手形交換等の伝票を多
量に扱う業務において、個々の伝票を種類別に区分ける
場合、作業机の回りを取り込むように設置された棚には
仕切板によって複数の分類収納スペースが形成されてお
り、この分類収納スペース内に伝票を手作業によって収
納するようにしている。すなわち、机上に設けられた入
力端末装置から分類コードを入力すると、それに該当す
る収納スペースを指示するめのランプが点灯され、それ
を目印に伝票を手作業により、分類収納スペース内に投
入するようにしていた。また、自動化を図ったものとし
て分類入力された際に、該当する分類収納スペースの位
置まで伝票を搬送してスペース内に自動収納するものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ものにあっては、手作業を前提とするため、作業効率が
悪く、また、伝票搬送機構を持った自動分類別処理装置
にあっては、搬送機構を必要とするため大型化を招くと
共に、多種多用なサイズや紙厚の伝票を搬送する際に、
搬送路で紙詰まりが起り易い等の欠点があった。そこ
で、本出願人は、伝票等の物品収納時に、その種類が指
定されると、分類別収納部を回転駆動させ、指定された
分類に対応する収納スペース位置を検出してそれを投入
口に対応させる技術(特願平7−109187号:発明
の名称「分類処理装置」)を提案した。この分類処理装
置においては、回転可能な分類別収納部内に複数の分類
収納スペースを設け、物品の種類を指定するだけで、こ
の種類に該当する収納スペースを物品投入口に位置させ
ることができるので、自動区分けが可能となると共に、
搬送路を必要としないため小型軽量化を実現することが
でき、しかも、紙詰まり等の問題も効果的に解消するこ
とができる。これによって最近のオフィス環境に適し、
迅速性、正確性、操作性等に優れた分類処理装置を提供
することが可能となった。この発明の課題は、本出願人
が先に提案した分類処理装置を改善したもので、分類別
収納部の各分類ポケットに伝票等の物品を分類別に収納
する際に、分類を手入力によって指定しなくても、物品
投入口を開閉するシャッタ板に物品を載置するだけで、
物品を分類別に収納できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、複数の分類ポケット
を備えた分類別収納部を有し、任意の分類ポケットを指
定すると共に、指定された分類ポケットが、所定位置に
設けられた物品投入口に対応する位置に来るまで前記分
類別収納部を回転駆動させる分類別処理装置であって、
前記物品投入口を開閉するシャッタ板に物品が載置され
た状態で、その物品に表記されている分類情報を読み取
る読み取り手段と、この読み取り手段によって読み取ら
れた分類情報に対応する分類ポケットが物品投入口の位
置に来るまで前記分類別収納部を回転駆動させる第1の
駆動手段と、この第1の駆動手段により前記分類ポケッ
トが物品投入口の位置に来た際に、シャッタ板を駆動し
て物品投入口を開放させることにより、シャッタ板に載
置されている物品を当該分類ポケット内に投入させる第
2の駆動手段とを具備するものである。なお、前記物品
投入口の近傍にシャッタ板をスライド可能に取り付ける
と共に、スライド板の上面に圧接するガイド部材を取り
付け、シャッタ板のスライド移動によって物品投入口を
開放させる際に前記ガイド部材は、シャッタ板に載置さ
れた物品がシャッタ板のスライド移動と共に移動するこ
とを規制することによって物品投入口への落下を案内す
るようにしてもよい。請求項1記載の発明によれば、物
品投入口を開閉するシャッタ板に物品が載置された状態
で、その物品に表記されている分類情報が読み取られる
と、この分類情報に対応する分類ポケットが物品投入口
の位置に来るまで物品収納部を回転駆動させる。これに
よって当該分類ポケットが物品投入口の位置に来た際に
シャッタ板を駆動して物品投入口を開放させることによ
りシャッタ板に載置されている物品を分類ポケット内に
導入させる。したがって、分類別収納部の各分類ポケッ
トに伝票等の物品を分類別に収納する際に、分類を手入
力によって指定しなくても、物品投入口を開閉するシャ
ッタ板に物品を載置するだけで、物品を分類別に収納す
ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1は銀行の営業店に集
められる公共料金や税金の領収済通知書、振込票、手
形、小切手などの伝票を種類毎に区分けする分類別処理
装置を示した外観斜視図である。分類別処理装置1はそ
の全体が机状に形成され、この天板部1a上の片側には
キーボード2や表示装置3が載置される。ここで、キー
ボード2や表示装置3は分類別処理装置1にケーブル接
続されており、キーボード2は伝票の種類を示す分類コ
ード等を入力したり、各種のコマンドを入力するもの
で、キーボード2から分類コードが入力されると、分類
別処理装置1はそれに対応する伝票名を表示装置3から
表示出力させる。表示装置3は透明タッチパネルが液晶
表示画面に積層配置されてなり、キーボード2を補助す
るタッチ入力装置としての機能も合せ持っている。な
お、図1に示してある分類別処理装置1の各構成要素
(伝票出し入れ口等)については後で詳細に説明するも
のとする。
【0006】図2は分類別処理装置1内の主要構造を概
念的に示したもので、(A)は概略横断面図、(B)は
概略縦断面図である。分類別処理装置1の天板部内にお
いて分類ボックス5を支持する回転軸(支軸)4には分
類ボックス5が回転可能に取り付けられている。分類ボ
ックス5はその全体が有底円筒状に形成されてなるもの
で、その内部には放射状に配設された複数の仕切板6に
よって複数(この例では80個)の分類収納スペース
(分類ポケット)7が形成されている。この分類ポケッ
ト7は伝票を種類毎に分類収納するもので、分類ボック
ス5の外周面において、各分類ポケット7に対応する位
置には、位置決め用のバーコード(スペース番号)8が
それぞれ付加されている。ここで、伝票収納時あるいは
伝票取り出し時において、キーボード2から伝票の種類
を指定する分類コードが入力されると、ステップモータ
9が駆動されてその回転がベルト10を介して分類ボッ
クス5に伝達され、分類ボックス5を正逆転可能に回転
駆動させる。その際、位置マークセンサ11は分類ボッ
クス5の外周面に付加され、分類情報を表現する位置決
め用バーコード8を読み取るもので、入力された分類コ
ードに該当するバーコード8が読み取られた際に、その
位置で分類ボックス5が停止するようにステップモータ
9の駆動が制御される。すなわち、位置マークセンサ1
1は入力された分類コードに対応して予め割り当てられ
ている分類ポケット7の位置を検出するバーコードリー
ダであり、検出された分類ポケット7が伝票出し入れ口
12(図1参照)に対向する位置に来るまで分類ボック
ス5は回転駆動される。一方、図2(B)に示すように
ステップモータ9の下方には電磁ブレーキ13が設けら
れており、この電磁ブレーキ13はステップモータ9の
回転を減速停止させるものである。また、伝票出し入れ
口12の下側には伝票出し入れ口12を自動開閉するス
ライド可能なシャッタ板14が設けられている。このシ
ャッタ板14は分類ボックス5が回転駆動されていると
きに伝票出し入れ口12を閉じるもので、誤って伝票が
投入されるのを防ぐと共に危険防止を図ると共に伝票が
載置される載置台としての機能を併せ持っている。
【0007】図3は伝票出し入れ口12の付近の拡大図
である。伝票出し入れ口12は天板部1aに形成され、
伝票サイズよりも大きい矩形の開口部で、その3辺縁部
に沿って天板部1aの上面にはコ字形状の平板突起1b
が一体形成されている。この平板突起1bは伝票出し入
れ口12がシャッタ板14によって閉じられている状態
において、伝票がシャッタ板14上に正確に載置される
ようにそのコ字形状内壁面によって伝票を案内するもの
である。また、伝票出し入れ口12の近傍において、天
板部1a上には、CCDカメラ15が取り付けられてい
る。このCCDカメラ15は固体撮像素子(CCDイメ
ージセンサ)を備えた電子スチールカメラであり、天板
部1aに固定されたスタンド部材16に取り付けられて
おり、シャッタ板14に載置された伝票を斜め上方から
撮影するものである。このCCDカメラ15の撮影範囲
はシャッタ板14の上面全域をカバーし、伝票がシャッ
タ板14のどの位置に載置されても伝票内容を撮影でき
るようになっている。
【0008】図4はシャッタ駆動機構および伝票出し入
れ口12の付近を示した部分断面図である。シャッタ板
14は天板部1aの下側に固定されたスライドレール1
7に支持されており、このシャッタ駆動機構はシャッタ
駆動モータ18の回転がベルト19によって直線運動に
変換されることにより、ベルト19に係止されたシャッ
タ板14が水平方向にスライドする構成となっている。
また、伝票出し入れ口12を構成する天板部1aの内壁
面には、ガイド板20が取り付けられている。このガイ
ド板20は図5に示すようにその全体を湾曲させると共
にその先端を先細りに形成したもので、全体に弾性を持
たせるためにゴムのブレードによって構成されている。
このガイド板20はその上端部を天板部1aの内壁面に
ビス止めすることによって固定されており、その先端部
はシャッタ板14の上面に常時圧接し、シャッタ板14
をスライド移動させて伝票出し入れ口12を開放させる
際に、シャッタ板14に載置されている伝票がシャッタ
板14のスライド移動と共に移動することを規制するこ
とによって伝票出し入れ口12への落下を案内するもの
である。また、シャッタ板14の下方において、ガイド
板20に対向する位置にはフラップ板21が固定されて
いる。このフラップ板21は所定角度傾斜した状態で取
り付けられており、シャッタ板14の開放によって落下
した伝票の一端がフラップ板21に突き当たることによ
って分類ポケット7に伝票が入り易すい姿勢となるよう
に伝票をガイドするものである。また、伝票が分類ポケ
ット7に投入されたか否かを検出するために、伝票出し
入れ口12の近傍には、複数個の発光素子22が配設さ
れ、またこれに対応してフラップ板21の先端部には複
数個の受光素子23が配設されており、これらによって
入口センサが構成されている。
【0009】図6は分類別処理装置1のシステム構成を
示したブロック図である。CPU31はRAM32内に
ロードされている各種プログラムにしたがってこの分類
別処理装置1の全体動作を制御する中央演算処理であ
る。記憶装置33はオペレーティングシステムや各種ア
プリケーションプログラム、データファイル、文字フォ
ントデータ等が予め格納されている記憶媒体34やその
駆動系を有している。この記憶媒体34は固定的に設け
たもの、もしくは着脱自在に装着可能に設けたものであ
り、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、RAMカード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体
メモリによって構成されている。また、記憶媒体34内
のプログラムやデータは、必要に応じてCPU31の制
御により、RAM32にロードされる。更に、CPU3
1は通信回線等を介して接続された他の機器側から送信
されて来たプログラム、データを受信して記憶媒体34
に格納したり、他の機器側に設けられている記憶媒体に
格納されているプログラム、データを通信回線等を介し
て使用することもできる。また、CPU31にはその周
辺入出力デバイスとしてキーボード2、タッチパネル付
き液晶表示装置3、分類ボックス5、CCDカメラ1
5、センサ部35、シャッタ駆動部36が接続されてお
り、CPU31は入出力プログラムにしたがってこれら
の動作を制御する。なお、センサ部35は位置マークセ
ンサ11や入口センサ(発光素子22、受光素子23)
等と、その駆動回路を有する構成となっている。
【0010】次に、この分類別処理装置1の動作を図7
に示すフローチャートにしたがって説明する。なお、こ
のフローチャートに記述されている各機能を実現するた
めのプログラムは、CPU31が読み取り可能なプログ
ラムコードの形態で記憶媒体34に記憶されており、そ
の内容がRAM32内のプログラムメモリにロードされ
ている。先ず、CPU31はCCDカメラ15を起動さ
せて撮影動作を開始させ、これによって撮影された1画
面分のデジタル画像データを取り込み(ステップS
1)、この画像データの中に予め決められている分類情
報が含まれているかを判別する(ステップS2)。この
場合、デジタル画像の全体を解析して伝票の撮影部分の
みを抽出すると共に、この伝票画像の中から予め決めら
れている領域を分類記入欄として特定する。すなわち、
伝票には通常、取引先等を示す分類記入欄が伝票の所定
位置に印刷形成されており、伝票の基準点(例えば左上
角の座標位置)から分類記入欄がどの位置にあるかを認
識することにより分類記入欄を特定することができる。
このようにして特定された分類記入欄の中に表記されて
いる分類情報(数字列のイメージデータ)を抽出し、分
類情報が有るか否かを判別する。
【0011】いま、シャッタ板14の上に伝票が載置さ
れていなければ、分類情報なしと判断され、伝票がシャ
ッタ板14に載置されるまでステップS1に戻り、上述
の動作が繰り返される。ここで、図8(A)に示すよう
に伝票がシャッタ板14に載置された状態において、C
CDカメラ15によって伝票撮影が行われたものとする
と、CPU31はその伝票画面の中に分類情報が含まれ
ている場合には、この数字列イメージデータを1文字毎
に文字認識して数字コードに変換する分類情報認識処理
を行う(ステップS3)。これによって文字認識された
数字列コードを分類コードとし、それに該当する分類ポ
ケット7が伝票出し入れ口12の位置に来るまで分類ボ
ックス5を回転駆動させる(ステップS4)。この場
合、位置マークセンサ11は分類ボックス5の外周面に
付された位置決め用バーコード8を読み取り、ステップ
S3で変換された分類コードに該当する位置決め用バー
コード8が読み取られるまでCPU31は分類ボックス
5を回転駆動させ、該当する位置決め用バーコード8が
読み取られた際に、分類ボックス5をその位置で停止さ
せることにより分類コードに対応する分類ポケット7が
伝票出し入れ口12の位置にセットされることになる。
すると、CPU31はシャッタ駆動部36を制御し、ガ
イド板20を駆動させる(ステップS5)。これによっ
てシャッタ板14は、図4中、矢印方向にスライド移動
するようになる。
【0012】この場合、シャッタ板14のスライド移動
時にシャッタ板14に載置されている伝票の一端はガイ
ド板20に突き当たり、その移動が規制される。すなわ
ち、ガイド板20の先端部はシャッタ板14の上面に圧
接しているため、伝票がガイド板20の下方を通り抜け
ることはなく、ガイド板20の先端部に突き当たり、そ
の弾性力によりシャッタ板14のスライド方向に対して
逆の方向へ押圧される。そして、シャッタ板14が完全
にスライド移動して伝票出し入れ口12が開放されたと
き、伝票はガイド板20の押圧力を受けながら落下する
と共に、その途中において、伝票の一端が図8(B)に
示すように、フラップ板21に突き当たり、その姿勢を
変えながら分類ポケット7に収納される。その際、CP
U31は入口センサを構成する発光素子22、受光素子
23を駆動させ、伝票が伝票出し入れ口12を通過して
分類ポケット7に収納されたかを監視しており(ステッ
プS6)、伝票の通過を検出すると、シャッタ駆動部3
6を制御してシャッタの閉成動作を行う(ステップS
7)。ここで、シャッタ板14によって伝票出し入れ口
12が閉じられると、ステップS1に戻り、次の伝票が
シャッタ板14に載置されるまで(分類情報を読み込む
まで)待機する。
【0013】以上のようにこの分類別処理装置において
は、伝票出し入れ口12を開閉するシャッタ板14に伝
票が載置されている状態で、伝票出し入れ口12の近傍
に取り付けられているCCDカメラ15によって伝票を
撮影し、この撮影画像の中から伝票に表記されている分
類情報を読み取り、この分類情報を文字認識して分類コ
ードに変換し、この分類コードに対応する分類ポケット
7が伝票出し入れ口12の位置に来るまで分類ボックス
5を回転駆動させたのちシャッタ板14をスライドさせ
て伝票出し入れ口12を開放することで、シャッタ板1
4上の伝票を分類ポケット7に投入するようにしたか
ら、オペレータは分類コードをキー入力する必要はな
く、伝票を単にシャッタ板14に載置するだけで伝票を
分類ポケット7に分類別に収納することが可能となる。
この場合、シャッタ板14が開くのを待って伝票を手作
業によって伝票出し入れ口12に投入するものに比べ、
作業効率を大幅に向上させることが可能となる。またシ
ャッタ板14のスライド時にガイド板20によって伝票
を押し出すようにしたからシャッタの開放と同時に伝票
を確実に分類ポケット7の位置へ落下させることができ
る。この場合、図8(B)に示すようにフラップ板21
によって伝票が分類ポケット7に入り易すい姿勢に案内
されるので、分類ポケット7への収納が確実なものとな
る。
【0014】なお、上述した一実施形態においてはCC
Dカメラ15によって伝票に表記されている分類情報の
みを読み取るようにしたが、分類情報と共に取引先名や
伝票項目等を読み取るようにしてもよい。また、CCD
カメラ15によって文字や数字を読み取る場合に限ら
ず、バーコードやその他の2次元コードを読み取るよう
にしてもよい。また、ガイド板20はゴムのブレードに
よって構成したか、細毛のブラシであっても同様の効果
を有する。更に、伝票としては公共料金や税金の領収済
通知書、振込票等に限らず、ビール券、旅館券、株配当
金用紙などであってもよく、あるいは大学等の受験票、
マークシート形式の解答用紙等であってもよく、更に、
用紙に限らず、シート状、カード状の物品であってもよ
いことは勿論である。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、分類別収納部の各分
類ポケットに伝票等の物品を分類別に収納する際に、分
類を手入力によって指定しなくても、物品投入口を開閉
するシャッタ板に物品を載置するだけで、物品を分類別
に収納することができるので、オペレータの負担を軽減
することが可能となると共に、作業効率を向上させるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分類別処理装置1の外観斜視図。
【図2】分類別処理装置1内の主要構造を概念的に示し
たもので、(A)は概略横断面、(B)は概略縦断面
図。
【図3】伝票出し入れ口12の付近の拡大図。
【図4】シャッタ駆動機構および伝票出し入れ口12の
付近を示した部分断面図。
【図5】ガイド板20の拡大斜視図。
【図6】分類別処理装置1の全体構成を示したブロック
図。
【図7】分類別処理装置1の全体動作を示したフローチ
ャート。
【図8】(A)、(B)はシャッタ板14に載置された
伝票が分類ポケット7に落下投入される様子を示した
図。
【符号の説明】
1 分類別処理装置 5 分類ボックス 7 分類ポケット 8 位置決め用バーコード 11 位置マークセンサ 12 伝票出し入れ口 14 シャッタ板 15 CCDカメラ 20 ガイド板 22 発光素子 23 受光素子 31 CPU 32 RAM 33 記憶装置 34 記憶媒体 35 センサ部 36 シャッタ駆動部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の分類ポケットを備えた分類別収納部
    を有し、任意の分類ポケットを指定すると共に、指定さ
    れた分類ポケットが、所定位置に設けられた物品投入口
    に対応する位置に来るまで前記分類別収納部を回転駆動
    させる分類別処理装置であって、 前記物品投入口を開閉するシャッタ板に物品が載置され
    た状態で、その物品に表記されている分類情報を読み取
    る読み取り手段と、 この読み取り手段によって読み取られた分類情報に対応
    する分類ポケットが物品投入口の位置に来るまで前記分
    類別収納部を回転駆動させる第1の駆動手段と、 この第1の駆動手段により前記分類ポケットが物品投入
    口の位置に来た際に、シャッタ板を駆動して物品投入口
    を開放させることにより、シャッタ板に載置されている
    物品を当該分類ポケット内に投入させる第2の駆動手段
    とを具備したことを特徴とする分類別処理装置。
  2. 【請求項2】前記物品投入口の近傍にシャッタ板をスラ
    イド可能に取り付けると共に、スライド板の上面に圧接
    するガイド部材を取り付け、 シャッタ板のスライド移動によって物品投入口を開放さ
    せる際に前記ガイド部材は、シャッタ板に載置された物
    品がシャッタ板のスライド移動と共に移動することを規
    制することによって物品投入口への落下を案内するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の分類別処理装
    置。
  3. 【請求項3】コンピュータに対して、 物品投入口を開閉するシャッタ板に物品が載置された状
    態で、その物品に表記されている分類情報が読み取られ
    た際に、分類収納部に備えられた複数の分類ポケットの
    うち、前記読み取られた分類情報に対応する分類ポケッ
    トが物品投入口の位置に来るまで前記分類別収納部を回
    転駆動させる機能と、 前記分類ポケットが物品投入口の位置に来た際に、シャ
    ッタ板を駆動して物品投入口を開放させることにより、
    シャッタ板に載置されている物品を当該分類ポケット内
    に投入させる機能を実現させるためのプログラムを記録
    した記録媒体。
JP9166685A 1997-06-10 1997-06-10 分類別処理装置およびそのプログラム記録媒体 Abandoned JPH11623A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9166685A JPH11623A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 分類別処理装置およびそのプログラム記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9166685A JPH11623A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 分類別処理装置およびそのプログラム記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11623A true JPH11623A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15835843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9166685A Abandoned JPH11623A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 分類別処理装置およびそのプログラム記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11623A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183336A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Seiko Epson Corp 修理品−伝票照合方法、これを実行するシステム、この動作プログラムが記憶されている記憶媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002183336A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Seiko Epson Corp 修理品−伝票照合方法、これを実行するシステム、この動作プログラムが記憶されている記憶媒体
JP4538950B2 (ja) * 2000-12-12 2010-09-08 セイコーエプソン株式会社 修理品−伝票照合方法、及びこれを実行するシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3318206B2 (ja) 自動取引装置
US3734286A (en) Article handling apparatus
JP2500971B2 (ja) 財務文書処理装置及び方法
JPH0749976A (ja) 書類処理モジュール、および書類処理装置
EP1062642A1 (en) Teller scanner
US8186516B2 (en) Document processing system having a turn-around loop with component repositioning
JPH11623A (ja) 分類別処理装置およびそのプログラム記録媒体
EP2079593A2 (en) Machine for applying cards or vouchers to backing sheets
JPH0733307A (ja) 小切手処理装置
JP4230415B2 (ja) カード受け入れ収納装置
KR19990035506A (ko) 은행창구형 이미지시스템
JP3785733B2 (ja) 分類別処理装置およびそのプログラム記録媒体
US20230348213A1 (en) Card conveyance unit
JP2000044069A (ja) 用紙分離装置およびそのプログラム記録媒体
JPH02208643A (ja) 画像記録装置
JP2000042497A (ja) 分類仕分装置およびそのプログラム記録媒体
JPH07114667A (ja) カード情報リード・ライト装置のカード自動搬送装置
JPH0581466A (ja) 小型名刺管理器及び画像読み取り方法
US5357295A (en) Image projecting apparatus provided with cartridge loader
JP4727957B2 (ja) カード処理装置
JP3125760B2 (ja) 媒体処理装置
JP2568118B2 (ja) 画像記録装置
JP2000044108A (ja) 用紙投入装置およびそのプログラム記録媒体
JP2002216066A (ja) データ入力方法及び帳票類分類装置
JP2005301711A (ja) 通帳および帳票処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20051025