JPH0581466A - 小型名刺管理器及び画像読み取り方法 - Google Patents

小型名刺管理器及び画像読み取り方法

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JPH0581466A
JPH0581466A JP3279122A JP27912291A JPH0581466A JP H0581466 A JPH0581466 A JP H0581466A JP 3279122 A JP3279122 A JP 3279122A JP 27912291 A JP27912291 A JP 27912291A JP H0581466 A JPH0581466 A JP H0581466A
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JP
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image
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small
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JP3279122A
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Mikio Aoki
三喜男 青木
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 裏面に複数枚の名刺を蓄えることのできる名
刺供給部101及び複数枚の名刺を蓄えることのできる
名刺排出部102を有し、名刺供給部に名刺が存在する
場合には名刺の画像の読み込み、認識、データベース化
の動作を開始し、自動登録を行う。 【効果】 文字認識機能を有する安価で小型の小型名刺
管理器を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、名刺に印刷された情報
をデータベース化して管理する小型名刺管理器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の名刺管理器は、名刺に記入されて
いる情報、例えば会社名、人名、住所等の情報を人の手
によって入力しデータベース化を行っていた。この様な
名刺管理器は名刺の情報の入力よりも名刺の情報の検索
に重点が置かれた製品であり、検索の機能が優れること
が製品としての評価の対象となっていた。従って、名刺
情報の入力の手間は非常に面倒であった。また、名刺管
理器に文字認識技術を用いることにより入力の手間を削
減する製品も開発されているが、この製品においても情
報処理装置として高速な計算が可能なコンピュータがホ
ストとして必要である。従って、据置型の商品である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は名刺の交換は街中で頻繁に行われており、名刺情報の
データベース化は名刺管理器のある場所に戻ってから行
う必要がある。名刺管理器のある場所に戻ってからの名
刺情報の入力は、一度にたくさんの名刺をまとめて扱う
ため、名刺管理器は高速な処理が要求される。そのた
め、今までの名刺管理器は必然的に大型で高価なものと
なり、極小数の人しか使用することはできなかった。さ
らに、画像読み取り部が存在するために名刺管理器は必
然的に大きくなる。
【0004】そこで、本発明はこの様な課題を解決する
もので、その目的とするところは、名刺の情報を自動的
に読み込みデータベース化することのできる、安価で小
型な操作性に優れた小型名刺管理器を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の小型名刺管理器
は、少なくとも、複数枚の名刺を蓄えることのできる名
刺供給部及び複数枚の名刺を蓄えることのできる名刺排
出部を有し、名刺の情報を画像として入力し、入力され
た画像の文字を自動認識し、コードに変換しデータベー
ス化する機能を有することを特徴とする。また、名刺供
給部及び名刺排出部を小型名刺管理器の裏面に有するこ
とを特徴とする。また、少なくとも画像の読み取り部を
有し、名刺の情報を画像として入力し、入力された画像
の文字の認識、コード変換、データ管理する小型名刺管
理器において、画像読み取り部はセンサー固定で名刺を
移動させて読み取りを行なうことを特徴とする。また、
少なくとも名刺を搬送するための黒色系のベルトを有
し、名刺とベルトとの境を検出しながら名刺の画像を読
み取る画像入力手段を有することを特徴とする。また、
少なくとも一度に複数枚の名刺の供給を防ぐための送り
だし制御部を名刺供給部に有することを特徴とする。ま
た送りだし制御部は板バネであることを特徴とする。さ
らに、少なくとも排出名刺を固定する名刺押え手段を名
刺排出部に有することを特徴とする。
【0006】本発明の画像読み取り方法は、少なくとも
画像の読み取り部を有し、名刺の情報を画像として入力
し、入力された画像の文字の認識、コード変換、データ
管理する小型名刺管理器において、名刺画像の読み取り
はキー入力操作による命令が発生していない間に名刺供
給部に名刺が存在するか否かを確認し、名刺が存在して
いる場合に読み取り操作を行なうことを特徴とする。ま
た、少なくとも上下移動可能な画像入力部を有し、名刺
の先端がが画像の入力位置を通過した後、画像入力部を
移動させ、名刺に密着させながら画像の読み取りを行う
ことを特徴とする。
【0007】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明について、実施例に基づいて
詳細に説明する。
【0008】図1及び図2は本発明の小型名刺管理器の
説明図である。図3は本発明の小型名刺管理器のブロッ
ク図である。図4は本発明の小型名刺管理器のフローチ
ャートである。図5は本発明の小型名刺管理器の名刺供
給部の説明図である。
【0009】本発明の小型名刺管理器は、基本的に図3
に示すようなブロック図となっており、各ブロックは次
の様な機能となっている。キー入力部302は小型名刺
管理器と人との情報のやり取りを行う部分であり、人は
このキー入力部302を介して小型名刺管理器の操作を
行う。小型名刺管理器は人から入力された命令にしたが
って、データ記憶部307に蓄えられた名刺情報の登
録、修正を行い、また、命令が検索の場合には、検索部
306によりデータ記憶部307の情報を検索し表示部
303に名刺情報を表示する。さらに本発明の小型名刺
管理器は画像入力部301、文字切り出し部304及び
文字認識部305を有する。これにより、従来、キー入
力部302において行っていた名刺の情報の入力作業を
自動化することが可能となる。
【0010】次に本発明の小型名刺管理器の構造につい
て図1を用いて詳細に説明する。本発明の小型名刺管理
器は図1に示すように小型名刺管理器100の裏面に複
数枚の名刺108を蓄えることのできる名刺供給部10
1及び、読み取りの終了した名刺109を複数枚蓄える
ことのできる名刺排出部102を有する。さらに、名刺
供給部101には名刺108を透明ガラス118に押さ
えつける機能を有する名刺押えバネ103があり、名刺
供給部101に納められた名刺108は常に透明ガラス
118と接している。また、画像の入力を行なうセンサ
105は透明ガラス118を挟み名刺108と反対側に
位置し、センサ空間106を方向111及び方向112
の方向に移動することにより名刺供給部101に存在す
る名刺108の画像情報を読み取る構造となっている。
また、センサ105により画像を読み取られた名刺11
3はローラ107が回転することにより名刺排出部10
2に送られる。ここで、本発明の小型名刺管理器は、ロ
ーラ107は名刺113の紙面との摩擦が大きい素材で
できており、名刺押えバネ103により押さえつけら
れ、さらに複数枚の名刺の送りだしを防止する送りだし
制御部119を有しているので、一枚一枚の名刺を正確
に名刺排出部102に送ることができる。
【0011】本実施例ではこの送りだし制御部として図
5に示す板バネ501を使用する。一般に、コピー機、
プリンター等の給紙器には、紙の両端を抑える爪が用い
られており、ローラーが回転することにより、ローラー
と接触している紙が給紙される。この際に、次の紙も一
緒に移動しようとするが、紙の摩擦よりも給紙器の爪の
抵抗の方が大きいため一枚づつ給紙される。しかしなが
ら、本発明の小型名刺管理器は給紙対象が名刺であり、
通常の名刺は硬い紙でできているため、コピー機等の給
紙部に用いられている爪を用いると爪から紙がはづれず
に紙詰まりを起こしてしまう。また、名刺の厚さも一定
でないために名刺一枚の厚さ分の隙間を空けてそこから
給紙することも不可能である。そこで、本発明の送りだ
し制御部は板バネ501を用いている。板バネ501
は、名刺の摩擦力よりも大きく、また、名刺を曲げる力
よりも小さい力で曲がる特性を持っている。従って、名
刺押えバネ502によって、名刺510が押さえつけら
れているローラー503が方向504の方向に回転する
ことにより、名刺510は名刺排出部へと送られる。そ
の際に、次の名刺511も一緒に送られようとするが、
板バネ501により進行を妨げられ、名刺同士の摩擦力
よりも板バネ501を曲げる力の方が大きいために名刺
511はその場で停止する。また、この時、名刺510
も板バネ501により進行を妨げられるが、名刺510
の曲がる力よりも板バネ501の曲がる力の方が小さい
ため名刺510は曲がらずに名刺排出部に送られる。こ
の様にして、正確に一枚一枚名刺を送ることができる。
また、本実施例では、送り出し制御部として板バネを使
用したが、板バネに限らず名刺の送り出しを正確に制御
できる手段であれば如何なる方法でもよい。
【0012】こうして、画像情報を読み取られた名刺1
13は名刺排出部102に排出される。また、名刺排出
部102に排出された名刺109は名刺排出部102に
存在する名刺押えバネ104によって押さえつけられて
いるので後から送られてくる名刺の排出を妨げることが
ない。一般にコピー機、プリンター等の廃紙部は後から
送られてくる紙を妨げないように、排出部を一段低い位
置に備え付けてある。しかしながら、本発明の小型名刺
管理器は携帯形の名刺管理器であり、画像の読み取りは
いつどの様な体制で行われるか分からない。従って、逆
さになった場合には、後から送られてくる名刺の排出を
妨げる可能性が非常に大きい。そこで、名刺押えバネ1
04を用いることにより、読み取りの終わった名刺は、
名刺排出部102の底部に固定され、名刺排出部の入口
をふさぐことが無い。その結果、如何なる体制でも名刺
の読み取りを連続して行うことが可能となる。
【0013】以上の結果、名刺供給部101に蓄えられ
た複数枚の名刺108の画像を自動で読み取り認識し、
データベース化することが可能となり、一枚一枚の名刺
をセットする手間が省け、操作性が向上する。また、名
刺供給部101及び名刺排出部102は小型名刺管理器
100の裏面にあるため、キー入力操作や、表示部の妨
げになることがなく、通常の小型名刺管理器と同様に扱
うことができる。
【0014】(実施例2)また、本発明の名刺管理器
は、図2に示すように画像の読み取りを行なうセンサ2
05は固定となっている。名刺供給部201に蓄えられ
た名刺は名刺押えバネ203によりローラ220に押さ
えつけられており、ローラ220は名刺213の紙面と
の摩擦が大きい素材でできている。また、複数枚の名刺
の送りだしを防止する送りだし制御部219を有してい
るため、一枚一枚の名刺を正確に名刺排出部202に向
かって送り出すことができる。さらに、送り出された名
刺213はローラ207により固定されており、一定の
速度で名刺排出部202に送られる。また、センサ20
5と反対側のローラ207はベルト221を有してお
り、センサ205との間隔を一定に保つ機能を果たして
いる。さらにベルト221は光の反射の少ない黒色系素
材でできており、センサにより画像を入力しながら名刺
画像のスタート地点を判断できるようになっている。従
って、名刺供給部201に納められた名刺を名刺排出部
202に送りだしながら名刺の画像を正確に読み取るこ
とが可能となる。
【0015】その結果、センサ105を移動させながら
画像を読み込み、その後名刺113を排出する場合に比
べて、センサを移動させる時間を省略できるので、高速
な画像の読み取りが可能となる。さらに、実質的に、セ
ンサの移動するセンサ空間106を必要としないので、
小型名刺管理器100の体積を少なくすることができ、
小型名刺管理器100の厚さ116を厚さ216に抑え
ることが可能となる。尚、空間115及び空間215は
電子回路基盤等を収納する空間であり体積は同じであ
る。従って、小型の名刺管理器200を提供することが
可能となる。
【0016】(実施例3)次に本発明の小型名刺管理器
の一連の動作を図4のフローチャートに沿って、説明す
る。本発明の小型名刺管理器はスイッチが入るAとまず
キー117が押されたかどうかを判断するB。もし、キ
ー117が全く押されていない場合には、次に小型名刺
管理器100の裏面の名刺供給部101に名刺が存在す
るか否かの判断を行うD。ここで名刺供給部101に名
刺が存在しない場合には、次にスイッチがOFFの状態
にあるかどうかを判断Eし、スイッチがOFFとなって
いる場合には電源を落として処理を終了しJ、スイッチ
がOFFの状態にない場合には、再びキー117が押さ
れたかどうかの判断Bに戻り、スイッチがOFFとなる
までキー117の状態の判断B、名刺供給部101の名
刺の有無の判断Dを繰り返す。
【0017】また、もし途中でキー117が押されてい
る場合には、キー入力によって発生した命令を処理して
再びメインルーチンに戻る。ここでキー入力によって発
生する命令は、小型名刺管理器のデータ記憶部307に
蓄えられている名刺情報の検索、修正、追加等のデータ
処理Cである。
【0018】次に、小型名刺管理器の裏面の名刺供給部
101に名刺が存在するか否かの判断Dにおいて、名刺
が存在していると判断した場合には、センサ105によ
って名刺108の画像の入力Fを開始する。また、セン
サ105により画像の入力中にキー117が押され、命
令が発生した場合には本発明の小型名刺管理器は画像の
読み込みFを中断し、命令の処理を行うしくみとなって
いる。
【0019】次に画像入力部301によって、データ記
憶部307に読み込まれた画像情報の認識Gを行う。認
識は、入力された画像データから文字切り出し部304
により文字を切り出し、文字認識部305により文字の
コード化を行う処理である。認識を行うことにより名刺
供給部101に蓄えられた名刺がどういう名刺であるの
かを小型名刺管理器は判断できる。ここで、認識された
名刺情報を基に検索部306によって、データ記憶部3
07に蓄えられている名刺情報を検索し、同一の名刺が
存在するかどうかを判断するH。その結果、名刺108
が今までに入力したことのある名刺の場合には、そのま
ま終了する。また、名刺108が新しい名刺である場合
には新たにデータ記憶部307に名刺の情報を登録Iし
て終了する。また、この認識及び登録の処理の途中でキ
ー117により命令が発生した場合には処理を中断し、
命令の処理を行うしくみとなっている。
【0020】(実施例4)図6及び図7は本発明の画像
読み取り方法の説明図、図8は本発明の画像読み取り方
法のフローチャートである。
【0021】次に、本発明の小型名刺管理器及び画像読
み取り方法について説明する。本発明の小型名刺管理器
の画像入力部は図6に示したように黒色系のベルト60
4を有している。黒色系のベルトは光の反射率が低いの
で、センサへの出力は殆ど無い。従って、ローラー60
5及び606により送られてきた名刺607の画像を入
力すると図7に示すようなセンサ出力が得られる。ここ
で、図7の波形704はセンサからの出力の内、ある1
画素の変化を表した物である。この波形より、出力が0
の時間702の間は名刺はセンサの読み込み部にまだ到
達せず、センサはベルトの画像を入力しており、時間7
01の時、即ちセンサの出力が急激に変化したとき、名
刺607の先端がセンサの入力位置に達したものである
と判断できる。また、時間703からは名刺上に印刷さ
れた文字の入力を行っていることが分かる。従って、名
刺の先端の入力を開始した時間701から名刺の画像を
データ記憶部307に蓄えることにより、名刺画像を蓄
えるメモリを最小限にすることが可能となる。その結
果、安価で小型の名刺管理器を提供することが可能とな
る。
【0022】また、本発明の画像入力部は図6に示すよ
うにセンサ601が上下に移動可能となっている。この
画像入力部を用いての画像読み取り方法を図8のフロー
チャートに沿って説明する。名刺供給部に名刺が存在す
ると名刺607はローラー605及び606が回転する
Oことによりにより画像入力部に供給される。続いて、
センサ601により信号の入力を開始するP。この結
果、センサ601から図7に示すような信号が得られ
る。この信号を観察するQことによりセンサ601の読
み取り位置に名刺607が到達したか否かを判断する。
この結果、名刺607の先端がセンサ601の入力位置
に達したと判断されたときには、センサ601を方向6
03の方向に移動させ、名刺607とさせるR。この結
果、センサ601はセンサ602の位置にあり、常に名
刺と密着することが可能となる。
【0023】この後、名刺の画像を一定量読み込むま
で、画像の入力Sを繰り返しT、読み込みが終了した場
合には、センサ602を移動させ、センサ601の位置
に待機させる。これにより、名刺607とセンサ602
の距離を一定に保つことが可能となり、認識に必要なき
れいな画像を正確に得ることが可能となる。また、名刺
607の先端がセンサ602の入力位置を通過してから
センサ602と名刺607が密着するので、センサに名
刺が引っかかり、紙づまりを起こす心配が無い。その結
果、正確な名刺の自動読み取りが可能となる。
【0024】以上のように本発明の小型名刺管理器は裏
面に複数枚の名刺を蓄えることのできる名刺供給部及び
複数枚の名刺を蓄えることのできる名刺排出部を有し、
自動的に画像の読み込みを行うので、一枚一枚名刺をセ
ットする必要がなく、また、裏面に有しているためキー
入力の妨げにならない。
【0025】また、センサを固定にして、名刺を名刺供
給部から名刺排出部へ送りながら名刺の画像の読み込み
を行うので、高速な名刺の画像読み込みが可能となる。
さらに、センサ空間を必要としないので、小型名刺管理
器の小型化が容易となる。
【0026】また、本発明の小型名刺管理器の画像読み
取り方法は、キー入力による命令の発生していない空き
時間に名刺画像の読み込みを行う方法であり、人から待
つという煩わしさをなくすものである。
【0027】また、本発明の小型名刺管理器の場合、名
刺の画像を入力して認識結果を出すまでの時間は、人の
ポケットの中に入っているうちに行えばよいので、高速
な認識を必要としない。また、一度に何枚もの名刺を入
手した場合でも複数の名刺を蓄えることができるので何
ら問題はない。その結果低速なCPUにおいても認識の
処理が可能となる。従って、従来認識機能を有した大型
な名刺管理器を、ポケットにはいるほど小型で、安価に
することが可能となった。また、認識に要する時間が十
分に存在するため高度な認識が可能となり、その結果認
識率が向上し製品の信頼性を上げることが可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の小型名刺管理器は
裏面に複数枚の名刺を蓄えることのできる名刺供給部及
び複数枚の名刺を蓄えることのできる名刺排出部を有
し、自動的に画像の読み込みを行うので、一枚一枚名刺
をセットする必要がなく、また、裏面に有しているため
キー入力の妨げにならない。また、センサを固定にし
て、名刺を名刺供給部から名刺排出部へ送りながら名刺
の画像の読み込みを行うので、高速な名刺の画像読み込
みが可能となる。さらに、センサ空間を必要としないの
で、小型名刺管理器の小型化が容易となる。また、名刺
供給部に一度に複数枚の名刺を供給することを防ぐため
の送りだし制御部、名刺排出部に名刺押え手段を有して
いるので、どの様な体制で使用されても紙詰まりを起こ
すことなく一枚一枚の名刺を正確に排出し、全ての名刺
の画像を正確に自動読み取りすることが可能となる。
また、本発明の小型名刺管理器の画像読み取り方法は、
キー入力による命令の発生していない空き時間に名刺画
像の読み込みを行うため、人から待つという煩わしさを
なくし操作性に優れている。その結果、安価で小型な操
作性に優れた小型名刺管理器を提供することが可能とな
る。また、名刺を搬送するための黒色系のベルトを有
し、センサの出力の変化を見ながら画像の入力を行うの
で、最小限の記憶容量で名刺画像を読み取ることができ
る。さらに、名刺の先端がセンサの入力位置を通過して
からセンサを名刺に密着させ画像を入力するので、常に
一定の距離で画像を入力でき、その結果、きれいな名刺
画像を得ることができる。さらに、名刺が通過した後に
密着させるので、センサに名刺がつかえる心配が全く無
い。
【0029】従って、本発明により、安価で小型な操作
性に優れた名刺管理器を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の小型名刺管理器の説明図。
【図2】 本発明の小型名刺管理器の説明図。
【図3】 本発明の小型名刺管理器のブロック図。
【図4】 本発明の小型名刺管理器のフローチャート。
【図5】 本発明の小型名刺管理器の名刺供給部の説明
図。
【図6】 本発明の画像読み取り方法の説明図。
【図7】 本発明の画像読み取り方法の説明図。
【図8】 本発明の画像読み取り方法のフローチャー
ト。
【符号の説明】
101、201・・・名刺供給部 102、202・・・名刺排出部 103、203・・・名刺押えバネ 104、204・・・名刺押えバネ 105、205・・・センサ 106・・・・・・・センサ空間 107、207・・・ローラ 108、208・・・名刺 109、209・・・名刺 113、213・・・名刺 115、215・・・空間 116、216・・・厚さ 117、217・・・キー 118・・・・・・・透明ガラス 119、219・・・送り出し制御部 220・・・・・・・ローラ 221・・・・・・・ベルト 301・・・・・・・画像入力部 302・・・・・・・キー入力部 303・・・・・・・表示部 304・・・・・・・文字切り出し部 305・・・・・・・文字認識部 306・・・・・・・検索部 307・・・・・・・データ記憶部 501・・・・・・・板バネ 502・・・・・・・名刺押えバネ 503・・・・・・・ローラー 510、511・・・名刺 601、602・・・センサ 604・・・・・・・黒色系ベルト 605、606・・・ローラー 607・・・・・・・名刺 704・・・・・・・波形

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、複数枚の名刺を蓄えること
    のできる名刺供給部及び複数枚の名刺を蓄えることので
    きる名刺排出部を有し、名刺の情報を画像として入力
    し、入力された画像の文字を自動認識し、コードに変換
    しデータベース化する機能を有することを特徴とする小
    型名刺管理器。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の小型名刺管理器は名
    刺供給部及び名刺排出部を小型名刺管理器の裏面に有す
    ることを特徴とする小型名刺管理器。
  3. 【請求項3】 少なくとも画像の読み取り部を有し、名
    刺の情報を画像として入力し、入力された画像の文字の
    認識、コード変換、データ管理する小型名刺管理器にお
    いて、画像読み取り部はセンサー固定で名刺を移動させ
    て読み取りを行なうことを特徴とする小型名刺管理器。
  4. 【請求項4】 少なくとも名刺を搬送するための黒色系
    のベルトを有し、名刺とベルトとの境を検出しながら名
    刺の画像を読み取る画像入力手段を有することを特徴と
    する小型名刺管理器。
  5. 【請求項5】 少なくとも一度に複数枚の名刺の供給を
    防ぐための送りだし制御部を名刺供給部に有することを
    特徴とする小型名刺管理器。
  6. 【請求項6】 前記請求項5記載の送りだし制御部は板
    バネであることを特徴とする小型名刺管理器。
  7. 【請求項7】 少なくとも排出名刺を固定する名刺押え
    手段を名刺排出部に有することを特徴とする小型名刺管
    理器。
  8. 【請求項8】 少なくとも画像の読み取り部を有し、名
    刺の情報を画像として入力し、入力された画像の文字の
    認識、コード変換、データ管理する小型名刺管理器にお
    いて、名刺画像の読み取りはキー入力操作による命令が
    発生していない間に名刺供給部に名刺が存在するか否か
    を確認し、名刺が存在している場合に読み取り操作を行
    なうことを特徴とする画像読み取り方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも上下移動可能な画像入力部を
    有し、名刺の先端がが画像の入力位置を通過した後、画
    像入力部を移動させ、名刺に密着させながら画像の読み
    取りを行うことを特徴とする画像読み取り方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7983483B2 (en) 2005-11-10 2011-07-19 Pfu Limited Automatic character recognition system and computer product
JPWO2019111962A1 (ja) * 2017-12-07 2019-12-12 株式会社オリィ研究所 名刺管理システム及び名刺入れ

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