JPH1161253A - 耐火性に優れた建築用電気抵抗溶接鋼管の製造方法 - Google Patents

耐火性に優れた建築用電気抵抗溶接鋼管の製造方法

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JPH1161253A
JPH1161253A JP22762797A JP22762797A JPH1161253A JP H1161253 A JPH1161253 A JP H1161253A JP 22762797 A JP22762797 A JP 22762797A JP 22762797 A JP22762797 A JP 22762797A JP H1161253 A JPH1161253 A JP H1161253A
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electric resistance
welded steel
resistance welded
steel
temperature
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JP22762797A
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English (en)
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Keisuke Ichiiri
啓介 一入
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な合金元素の添加量を低く抑えても、十
分に高い常温ならびに高温強度を有する電気抵抗溶接鋼
管の製造方法を提供する。 【解決手段】 Alの添加量を低く抑えてNの固溶強化
により高温強度を高め、同量の合金元素を添加した電気
抵抗溶接鋼管に比較し、常温ならびに高温強度の高い電
気抵抗溶接鋼管を得るもので、所定の化学成分を含有
し、下記(1)式により得られる活性Nが0.002%
以上で、残部がFeおよび不可避的不純物からなるスラ
ブを、1100〜1250℃の温度範囲に加熱し、熱間
圧延する過程において750〜900℃の温度範囲で仕
上圧延し、450〜750℃の温度範囲で巻取って製造
したコイルを素材として使用し、ロール成形したのち電
気抵抗溶接して製管し、あるいは製管後溶接部を溶接直
後に焼なまし、または焼ならし処理し、溶接熱影響部の
靭性を高める。活性N=N(%)−{1/2×Al
(%)}………(1)式

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐火材の被覆を簡
略化あるいは省略しても、火災時において十分な強度、
すなわち、600℃における降伏点が常温降伏点規定値
の2/3以上の耐火性を要求される建築用に使用される
電気抵抗溶接鋼管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄骨構造等の構造物は、火災時に
おいても十分な強度を保証するため、鋼材にロックウー
ル等の耐火材の被覆を施し、鋼材の温度が350℃以上
に上昇しないような対策を施すことが義務付けられてい
た。
【0003】しかし、昭和57〜61年の建設省総合技
術開発プロジェクト「建築物の耐火設計法の開発」の成
果により、火災時の構造安定性が数値シミュレーション
および実験で確認できれば、耐火物の被覆厚さを薄くす
ること、もしくは耐火物を被覆することなく使用するこ
とが可能となった。すなわち、鋼材が600℃において
十分な強度(常温の降伏点規定値の2/3以上)を有す
る場合は、耐火被覆を省略し、裸使用することが可能に
なった。特に最近のドーム球場、博覧会会場等の大型構
造物においては、強度部材として耐火性に優れた鋼管が
多量に使用されている。
【0004】従来、耐火性に優れた建築用鋼材の製造方
法としては、C:0.04〜0.15%、Si:0.6
%以下、Mn:0.5〜1.6%、Nb:0.005〜
0.04%、Mo:0.4〜0.7%、Al:0.1%
以下、N:0.001〜0.006%を含有し、残部が
Feおよび不可避的不純物からなる鋼片を、1100〜
1300℃の温度域で加熱後、熱間圧延を800〜10
00℃の温度範囲で終了する方法、あるいはC:0.0
4〜0.15%、Si:0.6%以下、Mn:0.5〜
1.6%、Nb:0.005〜0.04%、Mo:0.
4〜0.7%、Al:0.1%以下、N:0.001〜
0.006%を含有し、かつ、Ti:0.005〜0.
10%、Zr:0.005〜0.03%、V:0.00
5〜0.10%v、Ni:0.05〜0.5%、Cu:
0.05〜1.0%、Cr:0.05〜1.0%、B:
0.0003〜0.002%、Ca:0.0005〜
0.005%、REM:0.001〜0.02%のうち
の1種または2種以上を含み、残部がFeおよび不可避
的不純物からなる鋼片を、1100〜1300℃の温度
域で加熱後、熱間圧延を800〜1000℃の温度範囲
で終了する方法(特公平4−50362号公報)、Vを
0.005〜0.2%含有し、炭素当量(Ccq=C+
Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+V/1
4)が0.35〜0.50%である鋼、あるいはVを
0.005〜0.2%およびMoを0.005〜0.6
%含有し、炭素当量(Ccq=C+Mn/6+Si/2
4+Ni/40+Cr/5+V/14)が0.35〜
0.50%である鋼を、1000〜1280℃で加熱
し、800〜1000℃で圧延終了し、圧延終了後放冷
または加速冷却あるいは冷却後焼ならす方法(特開平2
−163341号公報)、C:0.03〜0.15%、
Si:0.05〜0.90%、Mn:0.30〜2.0
0%、P:0.005〜0.050%、Cr:0.10
〜2.00%、Mo:0.25〜0.70%、Sol.
Al:0.005〜0.10%を含有し、残部がFeお
よび不可避的不純物からなり、下記式で示されるPCM
0.30%以下である鋼を、1000〜1250℃の温
度域で加熱後熱間加工し、次いでAc3変態点以上10
00℃以下の温度域に加熱後空冷して焼準し、600℃
以上Ac1変態点以下の温度域で焼戻す方法(特公平7
−39608号公報)が提案されている。 PCM=C+(1/30)Si+(1/20)Mn+(1
/20)Cu+(1/60)Ni+(1/20)Cr+
(1/15)Mo+(1/10)V+5B
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特公平4−503
62号公報、特開平2−163341号公報ならびに特
公平7−39608号公報に開示の方法は、耐火性を確
保するため、鋼に高価なMo、V、Nb等の合金元素を
製品強度に見合った量添加しており、製品強度に対する
コスト割合を押し上げるという欠点を有している。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解
消し、高価な合金元素の添加量を低く抑えても、十分に
高い常温ならびに高温強度を有する耐火性に優れた建築
用電気抵抗溶接鋼管の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の耐火
性に優れた建築用電気抵抗溶接鋼管の製造方法は、C:
0.04〜0.15%、Si:0.5%以下、Mn:
0.5〜2.0%、Mo:0.1〜1.0%、Al:
0.010%以下、N:0.012%以下を含み、V:
0.01〜0.10%、Nb:0.01〜0.04%、
Cr:0.1〜0.5%のうちの1種以上を含有し、下
記(1)式により得られる活性Nが0.002%以上
で、残部がFeおよび不可避的不純物からなるスラブ
を、1100〜1250℃の温度範囲に加熱し、熱間圧
延する過程において750〜900℃の温度範囲で仕上
圧延し、450〜750℃の温度範囲で巻取って製造し
たコイルを素材として使用し、ロール成形したのち電気
抵抗溶接して製管することとしている。 活性N=N(%)−{1/2×Al(%)}………(1)式
【0008】このように、C:0.04〜0.15%、
Si:0.5%以下、Mn:0.5〜2.0%、Mo:
0.1〜1.0%、Al:0.010%以下、N:0.
012%以下を含み、V:0.01〜0.10%、N
b:0.01〜0.04%、Cr:0.1〜0.5%の
うちの1種以上を含有し、上記(1)式により得られる
活性Nが0.002%以上で、残部がFeおよび不可避
的不純物からなるスラブを、1100〜1250℃の温
度範囲に加熱し、熱間圧延する過程において750〜9
00℃の温度範囲で仕上圧延し、450〜750℃の温
度範囲で巻取って製造したコイルを素材として使用し、
ロール成形したのち電気抵抗溶接して製管することによ
って、Alの添加量が低く抑えられてNの固溶強化によ
って高温強度が高められ、同量の合金元素を添加した電
気抵抗溶接鋼管に比較し、常温ならびに高温強度の高い
電気抵抗溶接鋼管を得ることができる。
【0009】また、本発明の請求項2の耐火性に優れた
建築用電気抵抗溶接鋼管の製造方法は、請求項1の電気
抵抗溶接鋼管の溶接部を溶接直後に焼なまし、または焼
ならし処理し、溶接熱影響部の靭性を高めることとして
いる。このように、電気抵抗溶接鋼管の溶接部を溶接直
後に焼なまし、または焼ならすことによって、溶接時に
急冷された溶接熱影響部組織の硬化が緩和され、または
溶接熱影響部組織が再変態されて正常な組織となり、溶
接熱影響部の靭性改善を図ることができ、高温強度を確
保でき、常温ならびに高温強度の高い電気抵抗溶接鋼管
を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明において電気抵抗溶接鋼管
の製造に用いるスラブの化学組成を限定した理由を説明
する。まず、AlとNの限定理由を作用効果と共に説明
する。
【0011】本発明の耐火性に優れた建築用電気抵抗溶
接鋼管の製造方法は、固溶Nによる高温強度確保を特徴
としており、その固溶するN量を確保するためには前記
(1)式で得られる活性N量を確保する必要がある。活
性N量を確保する第一の方法は、N添加量を増加させる
ことであるが、この場合鋼中Alと化合物(AlN)を
形成、析出して鋼の靭性を低下させるので、同時に鋼中
のAl量も低減する必要が生じる。これらのことから、
本発明の電気抵抗溶接鋼管の製造に用いる鋼材は、高N
かつ低Alが好ましいため、製鋼工程におけるAl処理
作業を考慮してAlは0.010%以下とした。
【0012】一方、N量に関しては、活性Nを多くする
観点から高い方が好ましいが、0.012%を超えて添
加すると鋼の表面性状を低下させるため、0.012%
以下としたが、好ましくは0.007〜0.012%で
ある。
【0013】また、活性N量と高温降伏点との関係は、
図1に示すとおりであって、活性Nが0.002%未満
となると600℃での降伏点が急激に低下することか
ら、前記(1)式で推定される活性N量を0.002%
以上とすることが必要である。
【0014】Cは、鋼の常温強度を確保するために必要
な元素であるが、0.04%未満ではその効果が十分で
なく、また、0.15%を超えると鋼の靭性、建築材と
して溶接する際の耐溶接割れ性を低下させるので、0.
04〜0.15%とした。
【0015】Siは、製鋼時の脱酸剤としてだけではな
く、鋼の常温ならびに高温強度を確保するのに有効な元
素であるが、0.5%を超えると耐溶接割れ性を低下さ
せるので、0.5%以下とした。
【0016】Mnは、鋼の常温ならびに高温強度を確保
するのに有効な元素であるが、0.5%未満ではその効
果が十分でなく、また、2.0%を超えるとその効果が
飽和すると共に、溶接性を低下させるので、0.5〜
2.0%とした。
【0017】Moは、固溶強化により鋼の高温強度を増
加させるために不可欠な元素であるが、0.1%未満で
はその効果が十分でなく、また、1.0%を超えると高
価な元素で鋼材のコストアップにつながると同時に、靭
性の低下を招くため、0.1〜1.0%とした。
【0018】V、Nb、Crは、高温強度の確保に有効
な元素であり、より高温強度を得ようとする場合にその
1種以上を添加する。Vは、鋼の常温ならびに高温強度
を確保するのに有効な元素であるが、0.01%未満で
はその効果が十分でなく、また、0.10%を超えると
鋼の靭性、溶接性を低下させるので、0.01〜0.1
0%とした。
【0019】Nbは、組織を微細化することから鋼の常
温ならびに高温強度、靭性を確保するのに有効な元素で
あるが、0.01%未満ではその効果が十分でなく、ま
た、0.04%を超えて過度に添加すると、Nと化合、
析出してかえって靭性を低下させるので、0.01〜
0.04%とした。
【0020】Crは、鋼の高温強度を確保するのに有効
な元素であるが、0.1%未満ではその効果が十分でな
く、また、0.5%を超えると高価な元素で鋼材のコス
トアップにつながると同時に、耐溶接割れ性を低下させ
るため、0.1〜0.5%とした。
【0021】次に熱間圧延条件の限定理由は、以下のと
おりである。スラブの加熱温度は、低すぎると熱間圧延
機の負荷が増すため、1100℃以上必要であるが、1
250℃を超えるとオーステナイト結晶粒の粗大化をも
たらし、製品の靭性を低下させるので、1100〜12
50℃とした。
【0022】熱間圧延における仕上温度は、低すぎると
熱間圧延機の負荷が増加すると同時に、製品の残留歪を
増加させ、靭性を著しく低下させるので750℃以上必
要であるが、900℃を超えると圧延により微細化した
結晶粒が再結晶して粗粒化し、製品の強度、靭性を低下
させるので、750〜900℃とした。
【0023】仕上圧延後の冷却は、上記再結晶を防止す
るため、仕上圧延後直ちに下記巻取温度まで水冷するも
のとする。
【0024】巻取温度は、低すぎると冷間歪が増加して
製管時の加工性を低下させるため、450℃以上必要で
あるが、750℃を超えると巻取り後、セルフテンパー
効果によって結晶粒が粗粒化し、熱延鋼帯の強度、靭性
を低下させるので、450〜750℃とした。
【0025】電気抵抗溶接後の溶接部は、直ちに焼なま
し、または焼ならし処理する。溶接部の焼なましは、溶
接時に急冷された溶接熱影響部組織の硬化を緩和し、溶
接部の靭性を改善する目的で行う。一般的には、シーム
アニーラによって500〜700℃に加熱したのち、空
冷することが望ましい。溶接部の焼ならしは、溶接時に
急冷された溶接熱影響部組織を再変態させ、正常な組織
とする目的で行う。一般的には、シームアニーラによっ
て890℃以上に加熱したのち、空冷することが望まし
い。
【0026】
【実施例】表1に示す化学組成の鋼A〜Kを溶製し、厚
さ225mm、幅1260mmのスラブとしたのち、表
2に示す条件で熱間圧延を行い、板厚12.70mm、
板厚9.60mmの熱延鋼帯を製造した。得られた各熱
延鋼帯を使用し、一群の成形ロールによって円筒状に連
続成形したのち、その継目部を電気抵抗溶接して電気抵
抗溶接鋼管とし、あるいは電気抵抗溶接したのち、溶接
熱影響部を直ちにシームアニーラによって表2に示す熱
処理を施して電気抵抗溶接鋼管とした。
【0027】得られた各電気抵抗溶接鋼管から試験片を
採取し、JIS Z2241に規定の金属材料引張試験
方法に準じて室温で引張試験を、また、JIS G05
67に規定の鉄鋼材料および耐熱合金の高温引張試験方
法に準じて600℃で引張試験を実施し、室温における
降伏点(YP)、引張強さ(TS)、破断伸び(EL)
と600℃における降伏点(YP)を測定した。さら
に、JIS Z2242に規定の金属材料衝撃試験方法
に準じてシャルピー衝撃試験を実施し、0℃における吸
収エネルギーを測定した。また、前期各電気抵抗溶接鋼
管の溶接部から試験片を採取し、JIS Z2242に
規定の金属材料衝撃試験方法に準じてシャルピー衝撃試
験を実施し、0℃における吸収エネルギーを測定した。
その結果を表3に示す。なお、シャルピー衝撃試験に用
いた母材部の試験片は、圧延方向に切り出した幅10m
m、長さ10mmの試験片に深さ2mmのVノッチを設
けたものを使用した。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】表1〜表2に示すとおり、前記(1)式で
推定される活性Nが負の比較鋼である鋼種J、Kの熱延
鋼帯から製造した試験No.17、18の電気抵抗溶接
鋼管に比較し、ほぼ同量の合金元素で、Alを減少して
前記(1)式で推定される活性Nを0.0020%以上
とした鋼種A〜Iの熱延鋼帯から製造した試験No.1
〜15の電気抵抗溶接鋼管は、常温降伏点に対する60
0℃における降伏点が55%以上の高い値を示してい
る。また、鋼種Aを用いた試験16の電気抵抗溶接鋼管
は、スラブ加熱温度が高過ぎたため、0℃における吸収
エネルギーが60以下に低下している。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1の耐火性に優れた建築
用電気抵抗溶接鋼管の製造方法は、Alの添加量が低く
抑えられてNの固溶強化によって高温強度が高められ、
同量の合金元素を添加した電気抵抗溶接鋼管に比較し、
常温ならびに高温強度の高い電気抵抗溶接鋼管を得るこ
とができる。
【0033】また、本発明の請求項2の耐火性に優れた
建築用電気抵抗溶接鋼管の製造方法は、電気抵抗溶接鋼
管の溶接部を溶接直後に焼なまし、または焼ならすこと
によって、溶接時に急冷された溶接熱影響部組織の硬化
が緩和され、または溶接熱影響部組織が再変態されて正
常な組織となり、溶接熱影響部の靭性改善を図ることが
でき、高温強度を確保でき、常温ならびに高温強度の高
い電気抵抗溶接鋼管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋼中の活性Nと600℃における降伏点との関
係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C22C 38/00 301 C22C 38/00 301Z 38/38 38/38

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.04〜0.15%、Si:0.
    5%以下、Mn:0.5〜2.0%、Mo:0.1〜
    1.0%、Al:0.010%以下、N:0.012%
    以下を含み、V:0.01〜0.10%、Nb:0.0
    1〜0.04%、Cr:0.1〜0.5%のうちの1種
    以上を含有し、下記(1)式により得られる活性Nが
    0.002%以上で、残部がFeおよび不可避的不純物
    からなるスラブを、1100〜1250℃の温度範囲に
    加熱し、熱間圧延する過程において750〜900℃の
    温度範囲で仕上圧延し、450〜750℃の温度範囲で
    巻取って製造したコイルを素材として使用し、ロール成
    形したのち電気抵抗溶接して製管することを特徴とする
    耐火性に優れた建築用電気抵抗溶接鋼管の製造方法。 活性N=N(%)−{1/2×Al(%)}………(1)式
  2. 【請求項2】 電気抵抗溶接鋼管の溶接部を溶接直後に
    焼なまし、または焼ならし処理し、溶接熱影響部の靭性
    を高めることを特徴とする請求項1記載の耐火性に優れ
    た建築用電気抵抗溶接鋼管の製造方法。
JP22762797A 1997-08-07 1997-08-07 耐火性に優れた建築用電気抵抗溶接鋼管の製造方法 Pending JPH1161253A (ja)

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