JPH07300618A - 耐火性および靱性に優れた建築用熱延鋼帯の製造方法 - Google Patents
耐火性および靱性に優れた建築用熱延鋼帯の製造方法Info
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Abstract
る建築用熱延鋼帯を製造する。 【構成】C:0.01〜0.05wt%、 Si:1.0 wt%以
下、Mn:2.0 wt%以下、 P:0.03wt%以下、
S:0.004wt %以下、 Al:0.01〜0.15wt%、Mo:
0.05〜0.30wt%未満、 Nb:0.005 〜0.04wt%、を含
み、必要によりCr:0.01〜2.0 wt%、 Ni:0.01〜
2.0 wt%、Cu:0.01〜2.0 wt%、 Ti:0.003 〜2.
0 wt%、V:0.01〜2.0 wt%および B:0.0005〜0.00
50wt%、のうちから選ばれるいずれか1種または2種以
上を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼
素材に、圧延終了温度750 〜840 ℃の熱間圧延を施した
後、500 〜600 ℃の温度範囲で巻き取りを行う。
Description
されて建築、土木および海洋構造物等の用途に用いて好
適な耐火性および靱性に優れた建築用熱延鋼帯(鋼板を
含む。以下同じ)およびその製造方法に関するものであ
る。
保のうえから、従来より耐火被覆が義務づけられてい
た。しかし、近年「新防火設計法」が制定されたことに
より、使用鋼材の高温耐力が十分高い場合には、耐火被
覆は必ずしも必要とされなくなりそのための工事を大幅
に軽減できることになった。こうした事情を背景として
最近、高温耐力が高い、いわゆる耐火性建築用鋼材の需
要が高まってきている。耐火鋼については、すでに、厚
鋼板についての多くの提案があり、熱延鋼板について
も、例えば特開平2-282419号公報等に耐火性鋼板の提案
が行われている。これらの既知技術は、MoC を鋼中に析
出させることにより高温強度の確保を狙ったものであ
り、その多くはMoを0.3 wt%以上添加するか、Cを0.05
wt%超添加することを提案するものであった。
加は、特に多量に添加した場合、コスト高を招くだけで
なく、コイル巻き取りの際に生成するMo炭化物により熱
延鋼板に特有の靱性劣化を引き起こす問題があった。一
方、Cの添加は、その量が多くなるとともに高温強度を
増加するものの、室温強度の過度の上昇をも招きその結
果として、溶接部への負荷集中を招いて建材として好ま
しくないものになるという問題があった。また、Cの増
加は溶接性を劣化させる原因ともなるものであった。
いる上記の問題を克服し、高い高温強度、とくに高温強
度/常温強度比が高くかつ優れた靱性を有する建築用熱
延鋼帯の製造方法を提案するところにある。また、本発
明の具体的な目的は、600 ℃における降伏応力(以下、
「YS600 」と略記する)と常温の引張強さ(以下、「T
S」と略記する)との比がYS600 /TS≧0.45であり、シ
ャルピー衝撃試験における破面遷移温度(以下、「 VT
rS」と略記する)が VT rS≦0℃である熱延鋼帯の製造
方法を提案するところにある。さらにまた、本発明の他
の具体的な目的は、鋼管・角コラムに成形した後のYS
600 /TS≧0.50であり、V T rS≦0℃である熱延鋼帯の
製造方法を提案するところにある。
目的を達成すべく、数多くの実験と検討を重ねた結果、
ある種の鋼組成のものでは、それの熱間圧延終了温度お
よび巻き取り温度を制御すれば、C、Moの含有量を少量
にでき、上記の課題を一気に解決できることを見いだ
し、この発明を完成させた。すなわち、この発明の要旨
構成は次のとおりである。 (1) C:0.01〜0.05wt%、 Si:1.0 wt%以下、Mn:2.
0 wt%以下、 P:0.03wt%以下、S:0.004wt
%以下、 Al:0.01〜0.15wt%、Mo:0.05〜0.30wt
%未満、 Nb:0.005 〜0.04wt%、を含有し、残部はFe
および不可避的不純物からなる鋼素材に、圧延終了温度
750〜840 ℃の熱間圧延を施した後、500 〜600 ℃の温
度範囲で巻き取りを行うことを特徴とする耐火性および
靱性に優れた建築用熱延鋼帯の製造方法。
以下、Mn:2.0 wt%以下、 P:0.03wt%以下、
S:0.004wt %以下、 Al:0.01〜0.15wt%、Mo:
0.05〜0.30wt%未満、 Nb:0.005 〜0.04wt%、を含
み、かつCr:0.01〜2.0 wt%、 Ni:0.01〜2.0 wt
%、Cu:0.01〜2.0 wt%、 Ti:0.003 〜2.0 wt
%、V:0.01〜2.0 wt%および B:0.0005〜0.0050wt
%、のうちから選ばれるいずれか1種または2種以上を
含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼素材
に、圧延終了温度750 〜840 ℃の熱間圧延を施した後、
500 〜600 ℃の温度範囲で巻き取りを行うことを特徴と
する耐火性および靱性に優れた建築用熱延鋼帯の製造方
法。 (3) ただし、(2) において、Cr、Ni、Cu、Ti、Vおよび
Bの各成分は、次の組み合わせで添加することが推奨さ
れる。 0.01〜2.0 wt%Cr−( Ni 、Cu、Ti、VおよびBの1
種以上) 0.01〜2.0 wt%Ni−(Cu、Ti、VおよびBの1種以
上) 0.01〜2.0 wt%Cu−(Ti、VおよびBの1種以上) 0.003 〜2.0 wt%Ti−(VおよびBの1種または2
種) 0.01〜2.0 wt%V−(B) 0.0005〜0.0050wt%B
明において、上記要旨構成にすることにより、熱延鋼板
および成形後の高温強度が増加する理由について述べ
る。この理由は必ずしも明らかではないが、以下のよう
に考えている。本発明材のように低C、低Moの成分で
は、高温強度に寄与する炭化物は成長しにくく、微細に
析出し易くなる。その傾向は、Nbを添加することによっ
て一層強まり、さらに微細な(Mo,Nb) 炭化物が析出する
傾向にあると思われる。ここで、同量の析出物であれば
析出物のサイズが小さいほど強度は増加するはずである
が、通常、析出物の微細化は同時に析出量の減少を招く
ため、微細化による強度上昇効果は相殺される傾向にあ
る。しかしながら、本発明の熱間圧延条件を適用して加
工歪みを加えることにより、十分な量の析出サイトを与
えておけば、析出物のサイズを小さくしても析出物の量
は減少せず、顕著な析出強化の効果が得られる。そし
て、成形後の高温強度が高い理由も、上記したごとき析
出物と加工歪みとの関係に基づくものであると思われ
る。なお、このような現象が、なぜ圧延終了温度840 ℃
以下で顕著になるかについては明らかではないが、低圧
延終了温度により、結晶粒の微細化あるいはこの時の変
形が後の成形歪みの加わり方に何らかの影響を及ぼして
いるものと推測される。
囲に限定した理由について述べる。 C:0.01〜0.05wt%;Cは、常温および高温での強度を
確保するために添加するが、添加量が0.01wt%未満では
その効果が乏しい。一方、0.05wt%を超えると耐火性に
影響を及ぼす高温強度/常温強度の比が高いものとはな
らず、一方で、溶接部の硬さおよび割れ感受性を増大さ
せる。したがって、Cの含有量は0.01〜0.05wt%とし、
好ましくは0.03〜0.04wt%とする。
化元素として有効な元素であるが、1.0 wt%を超えて添
加すると溶接部の割れ感受性を増大させるので、その含
有量は1.0 wt%以下とする。なお、建材用の角コラムな
どでは低YR(YS/TS) が求めれる傾向にあり、このような
場合には0.05wt%以下にすることが好ましい。
素であるが、2.0 wt%を超えて添加すると溶接部の割れ
感受性を増大させるので、その含有量は2.0 wt%以下と
する。なお、強化元素としては0.10wt%以上の添加が好
ましく、また建材用の角コラムなどで低YR(YS/TS) が求
めれる場合には0.30wt%以下にすることが好ましい。
る元素であるので、その含有量は0.03wt%以下、好まし
くは 0.020wt%以下の範囲とする。
させる元素であるので、極力低減することが好ましく、
0.004wt %以下、好ましくは 0.0030wt %以下の範囲と
する。ただし、コスト上は0.0015wt%以上とするのが有
利である。
びNの固定のために有用な元素である。その効果を得る
には0.01wt%以上の添加が必要であるが、0.15wt%を超
えると鋼中の非金属介在物を増加させ又コストアップを
招くので、0.01〜0.15wt%の範囲とする。なお、好まし
い添加範囲は、0.02〜0.05wt%である。
ける強度を高めるのに非常に有用な元素である。その効
果を得るには0.05wt%以上の添加が必要であるが、0.30
wt%以上添加すると高温強度/常温強度の比を低下させ
るだけでなく、コストアップをも招くので、その添加量
は0.05〜0.30wt%未満、好ましくは0.10〜0.30wt%未満
の範囲とする必要がある。
添加により、高温での降伏強度を著しく向上させる元素
である。その効果を得るには0.005wt %以上の添加が必
要であるが、0.04wt%を超えると高温強度/常温強度の
比を低下させるだけでなく、コストアップをも招くの
で、その添加量は0.005 〜0.04wt%、好ましくは0.010
〜0.04wt%の範囲とする必要がある。
明では、さらに高温強度改善成分としてCr、Ni、Cu、T
i、VおよびBのうちから選んだいずれか1種または2
種を適宜添加することができる。 Cr:0.01〜2.0 wt%、Ni:0.01〜2.0 wt%、Cu:0.01〜
2.0 wt%、Ti:0.003 〜2.0 wt%、V:0.01〜2.0 wt
%、B:0.0005〜0.0050wt%;Cr、Ni、Cu、Ti、Vおよ
びBはいずれも、強化元素として有効に寄与する。Tiお
よびBは、このほかさらにNを固定し、延性改善、YR
低減にも有効な元素である。含有量がそれぞれ下限に満
たないとその添加効果に乏しく、一方、上限を超えると
溶接部の硬さおよび割れ感受性を増大させる。したがっ
て、単独添加または複合添加いずれの場合においても、
添加量はそれぞれCr:0.01〜2.0 wt%、好ましくはCr:
0.10〜0.50wt%、Ni:0.01〜2.0 wt%、好ましくはNi:
0.10〜0.50wt%、Cu:0.01〜2.0 wt%、好ましくCu:は
0.10〜0.50wt%、Ti:0.003 〜2.0 wt%、好ましくはT
i:0.005 〜0.05wt%、V:0.01〜2.0 wt%、好ましく
はV:0.015 〜0.050wt %、B:0.0005〜0.0050wt%、
好ましくはB:0.0005〜0.0020wt%の範囲とする。
べる。熱間圧延は、スラブを連続鋳造後直ちに(いわゆ
るCC−DR)行うか、または再加熱したのちに行う。
CC−DRを行う場合に、保熱もしくは端部の多少の加
熱を行うことは差し支えない。加熱する場合は、加熱温
度が1150℃を超えると、オーステナイト粒が粗大化し、
最終的に得られる組織の細粒化が不十分となり、所望の
靱性や高温強度を得るのが困難となる。したがって、再
加熱、CC−DRいずれの場合とも、均熱・保持温度は
950〜1150℃の範囲とするのが好ましい。
終了温度が 840℃を超えると、高温強度/常温強度の比
が小さくなり、目的が達成できなくなる。一方、 750℃
に満たないと、常温強度が過度に上昇するため高温強度
/常温強度の比が低下するので、同じく目的が達成でき
なくなるほか、熱延設備への大きくなる。したがって、
熱間圧延終了温度は750 〜840 ℃、好ましくは750 〜80
0 ℃の温度範囲にする必要がある。
後の巻き取り温度は、600 ℃を超えると(Mo,Nb) 炭化物
析出による靱性の劣化が激しくなるので、600 ℃以下、
好ましくは550 ℃以下とする必要がある。しかし、その
温度が 500℃未満になると、常温強度が過剰に高くなる
ため、高温強度/常温強度の比が低下するうえ、鋼帯の
温度や形状を安定してコイルに巻き取ることが困難にな
るので、 500℃以上の温度が必要である。
度−高温強度バランスを確保するために巻き取り温度50
0 〜600 ℃を前提にしているので、鋼帯の板厚はこの巻
き取り工程に適した範囲にすることが望ましい。すなわ
ち、鋼管成形、コラム成形などの使用において、板厚5
mm未満ではコイルから連続ラインにより精度良く成形・
溶接することが困難になり、一方、30mmを超えると設備
能力からコイル巻き取りが困難となるので、板厚は5〜
30mmの範囲にすることが望ましい。なお、通常、管・コ
ラム成形による靱性劣化防止の観点から、板厚20mmが上
限とされているが、本発明方法によれば板厚30mmまでは
成形を行っても靱性は確保される。
精錬後、連続鋳造にてスラブとしたのち、表2に示す条
件で熱間圧延し、板厚19mmの熱延鋼帯とした。また、熱
延材の一部は、さらに350mm 角の角コラムに成形した。
ここで、コラム成形時の伸び率はNo.6で1.2 %、それ以
外のもので2.5 %とした。このようにして得られた熱延
材および角コラムのコラム辺部中央から試験片を採取
し、常温および 600℃における引張特性および0℃にお
ける靱性について調査した。なお、室温での引張試験
は、JIS 14号A試験片を用い、JIS Z 2241に準拠してお
こなった。また 600℃での引張試験は、10℃/sで昇温
し、600 ℃に15分保持後、JIS G 0567に準拠して行っ
た。これら鋼板の靱性については、JIS Z2202シャルピ
ーVノッチ試験片を用い、JIS Z 2242に準拠して行っ
た。得られた結果を表2に併せて示す。
材は、高温強度が高く、YS600 /TSが0.45以上、コラム
成形後は0.50以上で、靱性 VT rSが0℃以下の優れた特
性を有している。これに対し、圧延終了温度(FDT)
および巻き取り温度(CT)が高温側に外れたNo.1C
は、YS600 /TS、靱性とも劣っている。FDTが高温側
に外れたNo.2C はYS600 /TSが、CTが高温側に外れた
No.2D はYS600 /TSおよびV T rSが、CTが低温側に外
れたNo.2E はTSが高くなり結果的にYS600 /TSが、それ
ぞれ劣っている。また、Moを含まないNo.10 はYS600 /
TSが低く、Nbを含まないNo.11 は熱延板はもちろんコラ
ム成形後もYS600 /TSが低い。さらに、C量が過剰なN
o.12 は熱延板はもちろんのこと、コラム成形後もYS
600 /TSが低く靱性も劣り、Mo添加量が多すぎるNo.13
は靱性が劣り、Nb量が過剰なNo.14 はYS600 /TS、靱性
とも劣っている。
い高温強度、とくに高温強度/常温強度の比が高くかつ
優れた靱性を有する建築用熱延鋼帯の製造が可能とな
る。また、本発明によれば、熱延状態でYS600 /TS≧0.
45、 VT rS≦0℃であり、鋼管・角コラムに成形した後
でYS600 /TS≧0.50、V T rS≦0℃である熱延鋼帯の製
造が可能となる。これにより、耐火性と共に靱性が要求
される、建築、土木および海洋構造物等の用途に用いて
著効を奏する。
Claims (2)
- 【請求項1】C:0.01〜0.05wt%、 Si:1.0 wt%
以下、Mn:2.0 wt%以下、 P:0.03wt%以下、
S:0.004wt %以下、 Al:0.01〜0.15wt%、Mo:
0.05〜0.30wt%未満、 Nb:0.005 〜0.04wt%、を含有
し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼素材に、
圧延終了温度750〜840 ℃の熱間圧延を施した後、500
〜600 ℃の温度範囲で巻き取りを行うことを特徴とする
耐火性および靱性に優れた建築用熱延鋼帯の製造方法。 - 【請求項2】C:0.01〜0.05wt%、 Si:1.0 wt%
以下、Mn:2.0 wt%以下、 P:0.03wt%以下、
S:0.004wt %以下、 Al:0.01〜0.15wt%、Mo:
0.05〜0.30wt%未満、 Nb:0.005 〜0.04wt%、を含
み、かつCr:0.01〜2.0 wt%、 Ni:0.01〜2.0 wt
%、Cu:0.01〜2.0 wt%、 Ti:0.003 〜2.0 wt
%、V:0.01〜2.0 wt%および B:0.0005〜0.0050wt
%、のうちから選ばれるいずれか1種または2種以上を
含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼素材
に、圧延終了温度750 〜840 ℃の熱間圧延を施した後、
500 〜600 ℃の温度範囲で巻き取りを行うことを特徴と
する耐火性および靱性に優れた建築用熱延鋼帯の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09345694A JP3550721B2 (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 耐火性および靱性に優れた建築用熱延鋼帯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP09345694A JP3550721B2 (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 耐火性および靱性に優れた建築用熱延鋼帯の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07300618A true JPH07300618A (ja) | 1995-11-14 |
JP3550721B2 JP3550721B2 (ja) | 2004-08-04 |
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ID=14082838
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JP09345694A Expired - Fee Related JP3550721B2 (ja) | 1994-05-02 | 1994-05-02 | 耐火性および靱性に優れた建築用熱延鋼帯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3550721B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002105596A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Pohang Iron & Steel Co Ltd | 高耐候性、高加工性の熱延鋼板、およびその製造方法 |
WO2008029583A1 (fr) | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Nippon Steel Corporation | Acier ignifuge à excellent propriété de tenue à temperatures élevées, de ténacité et de résistance à la fragilisation de réchauffage et son procédé de production |
WO2008126944A1 (ja) | 2007-04-11 | 2008-10-23 | Nippon Steel Corporation | 高温強度、靭性に優れた鋼材並びにその製造方法 |
-
1994
- 1994-05-02 JP JP09345694A patent/JP3550721B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002105596A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Pohang Iron & Steel Co Ltd | 高耐候性、高加工性の熱延鋼板、およびその製造方法 |
WO2008029583A1 (fr) | 2006-09-04 | 2008-03-13 | Nippon Steel Corporation | Acier ignifuge à excellent propriété de tenue à temperatures élevées, de ténacité et de résistance à la fragilisation de réchauffage et son procédé de production |
WO2008126944A1 (ja) | 2007-04-11 | 2008-10-23 | Nippon Steel Corporation | 高温強度、靭性に優れた鋼材並びにその製造方法 |
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