JPH1159529A - 自動二輪車のメーター配線構造 - Google Patents
自動二輪車のメーター配線構造Info
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
ッドライトとメーターを近接させて部品取付用ステーに
取り付けられるようにすることで、該ステー自体や、該
ステーを含むメーターやヘッドライトの組み付け部分全
体、およびフロントカウルをできるだけコンパクトなも
のとする。 【解決手段】 車体の上部前方を覆うようにフロントカ
ウルが配置され、該フロントカウルに埋設されるように
左右一対のヘッドライト15が配置され、該フロントカ
ウルの後側にメーター16が配置されている自動二輪車
において、メーター16に接続される配線17を、左右
のヘッドライト15の連結部分15bの後端よりも前側
の部分で下方に垂下してから、後方へと延ばす。
Description
備えた自動二輪車においてヘッドライトの後側に配置さ
れているメーターへの配線構造に関する。
ウルが設置されている自動二輪車では、ヘッドパイプの
前側に着脱可能に固着されて前方に延びる部品取付用の
ステーに対して、バックミラーやフロントカウルと共
に、フロントカウルに埋設された状態で設置されるヘッ
ドライトや、フロントカウルの後側に保護されるように
設置されるメーターが、それぞれ着脱可能に取り付けら
れている。
な従来の自動二輪車では、通常、部品取付用ステーに固
定されたメーターに対して、該メーターに接続される配
線は、車速センサーへの接続線や燃料量センサーへの接
続線や電源への接続線等が一本に纏められた状態で、メ
ーターの下面側(メーターの表示面とは反対側)からヘ
ッドライトの後側を通って下方に垂下してから後方へと
延ばされている。
を欠いて比較的硬くなった配線を、表示面が斜め上後方
を向くように傾けて取り付けられたメーターの下面側か
ら、ヘッドライトに邪魔されることなく下方に垂下させ
ることができるように、メーターとヘッドライトの間に
所定の間隔を置いた状態でそれぞれ部品取付用ステーに
対して取り付けることが必要となり、その結果、部品取
付用ステー自体や、該ステーを含むメーターやヘッドラ
イトの組み付け部分全体が大きく嵩張ったものとなり、
また、フロントカウルも大型化してしまうこととなる。
とするものであり、具体的には、自動二輪車のメーター
配線構造について、ヘッドライトとメーターを近接させ
て部品取付用ステーに取り付けられるようにすること
で、該ステー自体や、該ステーを含むメーターやヘッド
ライトの組み付け部分全体、およびフロントカウルをで
きるだけコンパクトなものとするものである。
課題を解決するために、上記の請求項1に記載したよう
に、車体の上部前方を覆うようにフロントカウルが配置
され、該フロントカウルに埋設されるように左右一対の
ヘッドライトが配置され、該フロントカウルの後側にメ
ーターが配置されている自動二輪車において、メーター
に接続される配線が、左右のヘッドライトの連結部分の
後端よりも前側の部分で下方に垂下してから、後方へと
延ばされていることを特徴とするものである。
ター配線構造の実施形態について図面に基づいて説明す
る。
が適用されているロードスポーツタイプの自動二輪車の
外観を示すもので、自動二輪車1には、ステアリングハ
ンドル2の前方に配置されてスクリーン3が一体的に取
り付けられたフロントカウル4と、前輪5の上部後方で
車体の前部両側を覆う左右一対のサイドカウル6と、前
輪5と後輪7の間で車体の下部を覆うアンダーカウル8
とが、アンダーカウル一体型のフェアリングとして連続
した状態で設置されている。
置された燃料タンク9に対して、その後部下方を両側か
ら覆うように、車体の両側に左右一対のサイドカバー1
0が設置され、燃料タンク9の後方に配置された操縦者
用のシート11と同乗者用のシート12の下方周辺を覆
うように、一体的に形成されたシートカウル13が設置
されていて、シートカウル13の内側には、各シート1
1,12の下面側を下方から覆うように、リヤフェンダ
ー14が設置されている。
ロントカウル4に対して、左右一対のヘッドライト15
のレンズ部分が、フロントカウル4の先端近傍から、ハ
ンドル操作のためのフロントカウル4の切れ込み部分の
近傍にまで、フロントカウル4の表面に連続した面とし
て延びており、それによって、左右一対の大きなヘッド
ライト15が設置されているにもかかわらず、前方から
の風圧抵抗が少ないものとなっている。
車体フレームを示すもので、ステアリング部分を回動自
在に支持するへッドパイプ21からは、車体の左右両側
に別れて一対のメインフレーム22が、側方から見てそ
れぞれ斜下方に延びてから屈曲部を経て下方に延びてお
り、左右のメインフレーム22の間を連結するように、
各メインフレーム22の下方への屈曲部付近にはフレー
ムクロスメンバー23が固着され、各メインフレーム2
2の下端付近にはクロスパイプ24が固着されている。
付近でフレームクロスメンバー23の下方には、後方斜
め上に延びる左右一対のバックステー25がそれぞれ連
結されており、フレームクロスメンバー23の後端に
は、後方斜め上に延びる左右一対のシートレール26が
それぞれ連結されていて、各シートレール26の後端
は、各バックステー25の後端近傍に連結されている。
へッドパイプ21の前側にボルトで固着される部品取付
用ステーによってヘッドライト15とメーター16が固
定され、ヘッドライト15に対してフロントカウル4が
固定され、メインフレーム22に設けられたエンジン取
付部とクロスパイプ24に設けられたエンジン取付部と
によってメインフレーム22の下側にエンジン本体が固
定され、左右のメインフレーム22に掛け渡されたタン
ク係止部とフレームクロスメンバー23に形成されたタ
ンク固定部とによってメインフレーム22の上側に燃料
タンク9が固定される。
には各シート11,12がそれぞれ固定され、左右一対
のバックステー25の間にはリヤフェンダー14が固定
され、フレームクロスメンバー23の両側後端にはシー
トカウル13の両側前端が固定される。
述べたように、ヘッドライト15とメーター16が、へ
ッドパイプ21の前側にボルトで固着される部品取付用
ステーによって車体フレームに対して固定されている。
その前側に配置されるヘッドライト15と、その後側に
配置されるメーター16とをそれぞれを示すもので、更
に、図7は、ヘッドライト15とメーター16の部品取
付用ステー30を介したへッドパイプ21への固定状態
を示し、図8〜図10は、部品取付用ステー30自体の
構造をそれぞれ示すものである。
示すように、バックミラー18(図1〜図3に示す)を
取り付けるための台座部34を両端に溶接で一体的に連
結したパイプ部分31と、ヘッドライト15を取り付け
るためのボルト貫通孔32aやメーター16を取り付け
るためのボルト貫通孔32bを形成した板状部分32
と、ステー30をへッドパイプ21に固着するためのボ
ルト貫通孔33aを形成した中空状のフレーム固着部分
33とを溶接等により一体的に結合させたものである。
に示すように、フレーム固着部分33のボルト貫通孔3
3aにより、へッドパイプ21の前側に一体的に形成さ
れた取付部21aにボルトで着脱可能に固着されるもの
であって、図8〜図10に示すような部品取付用ステー
30の板状部分32には、ボルト貫通孔32aの部分で
ヘッドライト15がその取付部15aによりボルトで着
脱可能に固着され、ボルト貫通孔32bの部分でメータ
ー16がその取付部16aによりボルトで着脱可能に固
着される。
的に連結された台座部34には、バックミラー18(図
1〜図3に示す)が、図示していないが、該バックミラ
ー18の基部から一体的に突出させたボルトにより、該
ボルトをフロントカウル4を貫通させてから台座部34
の取付孔を通してナットで締め付けることによって、フ
ロントカウル4を間に挟んだ形で固着されることとな
り、それによって、フロントカウル4は、ヘッドライト
15の取付部15cにおいて固定されると共に、部品取
付用ステー30の台座部34とバックミラー18に挟ま
れた状態で固定されることとなる。
品の組み付け手順については、先ず、部品取付用ステー
30にボルト貫通孔32bの部分でメーター16を取り
付けると共に、それとは別に、リレー15dが後側に取
り付けられた状態のヘッドライト15に対して、スクリ
ーン3が取り付けられる前のフロントカウル4を、ヘッ
ドライト15の取付部15cの部分で取り付けておく。
た状態のヘッドライト15を、その取付部15aの部分
で部品取付用ステー30に取り付けてから、更に、フロ
ントカウル4を間に挟むようにしてバックミラー18の
基部を部品取付用ステー30の台座部34に取り付ける
ことで、部品取付用ステー30に対してフロントカウル
4とヘッドライト15とメーター16が固定される。
ロントカウル4とヘッドライト15とメーター16を固
定した後、スクリーン3の取付予定部となるフロントカ
ウル4の切欠き部分から手を入れて、メーター16のカ
プラーに配線17を接続してから、フロントカウル4に
対してスクリーン3を取り付ける。
に接続される配線17については、車速センサーへの接
続線や燃料量センサーへの接続線や電源への接続線等が
一本に纏められたものであって、部品取付用ステー30
の板状部分32に固着されたメーター16の下面側(メ
ーターの表示面とは反対側)のカプラーから、該板状部
分32に形成された配線用貫通孔32cを通り抜けて前
方に延ばされ、ヘッドライト15の左右の部分を連結す
る連結部分15bの前側を通って下方に垂下されてか
ら、更に後方へと延ばされている。
形態では、ヘッドライト15の連結部分15bの前側を
通って下方に垂下されているが、そのようにヘッドライ
ト15の連結部分15bの前側を通すだけでなく、連結
部分15b自体に上下方向の貫通孔を設けて、この貫通
孔を通して下方に垂下させるようにすることも可能であ
る。
する本実施形態の自動二輪車1によれば、メーター16
の配線17に支障を来すようなことなく、メーター16
とヘッドライト15をできるだけ近づけた状態で両者を
それぞれ部品取付用ステー30に対して取り付けること
ができるため、部品取付用ステー30自体を小さくコン
パクトなものにすることができ、また、部品取付用ステ
ー30を含むメーター16やヘッドライト15の組み付
け部分全体をコンパクトに纏めることができて、その結
果、それらを覆うフロントカウル4についてもその小型
化を図ることができ、フロントカウル4を小型化するこ
とによって空力特性の向上を図ることができる。
のメーター配線構造によれば、部品取付用のステーに対
して、ヘッドライトとメーターをできるだけ近接させた
状態でそれぞれ取り付けることができるため、部品取付
用ステー自体をコンパクトなものとすることができ、ま
た、該ステーを含むメーターやヘッドライトの組み付け
部分全体をコンパクトに纏めることができて、その結
果、それらを覆うフロントカウルの小型化を図ることが
でき、それによって空力特性の向上を図ることができ
る。
されている自動二輪車の車体左側を示す側面図。
側面図。
テーに取り付けられているヘッドライトとメーターをそ
れぞれ分解して示す斜視図。
品取付用ステーの車体フレーム(ヘッドパイプ)に対す
る固定状態を示す側面図。
の構造を示す一部を省略した前面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体の上部前方を覆うようにフロントカ
ウルが配置され、該フロントカウルに埋設されるように
左右一対のヘッドライトが配置され、該フロントカウル
の後側にメーターが配置されている自動二輪車におい
て、メーターに接続される配線が、左右のヘッドライト
の連結部分の後端よりも前側の部分で下方に垂下してか
ら、後方へと延ばされていることを特徴とする自動二輪
車のメーター配線構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24340297A JP4129998B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 自動二輪車のメーター配線構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24340297A JP4129998B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 自動二輪車のメーター配線構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1159529A true JPH1159529A (ja) | 1999-03-02 |
JP4129998B2 JP4129998B2 (ja) | 2008-08-06 |
Family
ID=17103333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24340297A Expired - Lifetime JP4129998B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 自動二輪車のメーター配線構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4129998B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017094800A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 川崎重工業株式会社 | 鞍乗型乗物 |
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---|---|---|---|---|
CN101439677A (zh) * | 2008-12-25 | 2009-05-27 | 重庆隆鑫机车有限公司 | 沙滩车仪表支架结构 |
-
1997
- 1997-08-25 JP JP24340297A patent/JP4129998B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017094800A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 川崎重工業株式会社 | 鞍乗型乗物 |
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