JPH07251777A - 自動二輪車のカウリング取付構造 - Google Patents
自動二輪車のカウリング取付構造Info
- Publication number
- JPH07251777A JPH07251777A JP6045633A JP4563394A JPH07251777A JP H07251777 A JPH07251777 A JP H07251777A JP 6045633 A JP6045633 A JP 6045633A JP 4563394 A JP4563394 A JP 4563394A JP H07251777 A JPH07251777 A JP H07251777A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cowl
- cowling
- motorcycle
- under
- vehicle body
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- Pending
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- 238000003466 welding Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 241000270272 Coluber Species 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J17/00—Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
- B62J17/02—Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンダーカウルの組付け作業を効率よく行う
とができる自動二輪車のカウリング取付構造を提供する
こと。 【構成】 少なくともカウリング14の一部には、カウ
リング14を自動二輪車2に仮付けするために係止する
係止片30・30が備えられ、カウリング14は、固定
手段24・36a・36bによって車体に固定される。
とができる自動二輪車のカウリング取付構造を提供する
こと。 【構成】 少なくともカウリング14の一部には、カウ
リング14を自動二輪車2に仮付けするために係止する
係止片30・30が備えられ、カウリング14は、固定
手段24・36a・36bによって車体に固定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車のカウリン
グ取付構造に関する。
グ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パーツやライダーの体が剥き出しになっ
ている自動二輪車では空気抵抗も大きく、高速で走行し
た場合にはライダーは風圧を受けて疲労し易い。自動二
輪車の外側に風をうまく逃がすため自動二輪車とライダ
ーを覆ってしまうカバーのことをカウルまたはカウリン
グという。カウリングはもともとレーサー用の自動二輪
車をカバーし、空気の流れを良くして空気抵抗を減らす
ためのものであるが、今日ではその効果とファッション
性によってスポーツバイク等公道走行用自動二輪車にも
装備されるようになった。なお、公道走行用自動二輪車
に用いられるカウリングのことを一般にフェアリングと
称しているが、この明細書では公道用に用いられるもの
とレース用に用いられるものとを区別せず、車体をカバ
ーするものの総称として、カウリングということばを用
いることにする。
ている自動二輪車では空気抵抗も大きく、高速で走行し
た場合にはライダーは風圧を受けて疲労し易い。自動二
輪車の外側に風をうまく逃がすため自動二輪車とライダ
ーを覆ってしまうカバーのことをカウルまたはカウリン
グという。カウリングはもともとレーサー用の自動二輪
車をカバーし、空気の流れを良くして空気抵抗を減らす
ためのものであるが、今日ではその効果とファッション
性によってスポーツバイク等公道走行用自動二輪車にも
装備されるようになった。なお、公道走行用自動二輪車
に用いられるカウリングのことを一般にフェアリングと
称しているが、この明細書では公道用に用いられるもの
とレース用に用いられるものとを区別せず、車体をカバ
ーするものの総称として、カウリングということばを用
いることにする。
【0003】カウリングは、上述のように走行中のライ
ダーが受ける空気抵抗を減じて防風効果を高める必要
上、車体をカバーする箇所の相違によって各種のものが
ある。例えば、ヘッドランプ周辺を覆うアッパーカウル
やエンジン側部を覆うアンダーカウル等である。
ダーが受ける空気抵抗を減じて防風効果を高める必要
上、車体をカバーする箇所の相違によって各種のものが
ある。例えば、ヘッドランプ周辺を覆うアッパーカウル
やエンジン側部を覆うアンダーカウル等である。
【0004】図9は、アッパーカウルとアンダーカウル
とを一体にしたいわゆるフルカウリング装備の自動二輪
車aを示している。
とを一体にしたいわゆるフルカウリング装備の自動二輪
車aを示している。
【0005】フルカウリングにすると、真夏はエンジン
部分bからの熱気がライダーの周囲から去らず、またコ
ストがかかる関係で、予めアッパーカウルcだけは車体
に取り付けておき、アンダーカウルdについてはこれを
オプションで販売することが多い。
部分bからの熱気がライダーの周囲から去らず、またコ
ストがかかる関係で、予めアッパーカウルcだけは車体
に取り付けておき、アンダーカウルdについてはこれを
オプションで販売することが多い。
【0006】しかし、一般ユーザーが自らアッパーカウ
ルcにアンダーカウルdを組付けてフルカウリングにす
るにしろ、自動二輪車aを当初からフルカウリング装備
にして販売するにしろ、アンダーカウルdはアッパーカ
ウルcに比してかなり大きいといえる。具体的にいえ
ば、アンダーカウルdは、図9からわかるように、前輪
eの後部近傍からタンクfの後端近傍に至るまでの範囲
に、すなわち少なくとも自動二輪車aの全長の3分の1
程の長さと、エンジン部分bをすっぽり覆う程の面積を
有している。このため、その大きさと重量はかなりのも
のといえるので、その組付けは面倒である。
ルcにアンダーカウルdを組付けてフルカウリングにす
るにしろ、自動二輪車aを当初からフルカウリング装備
にして販売するにしろ、アンダーカウルdはアッパーカ
ウルcに比してかなり大きいといえる。具体的にいえ
ば、アンダーカウルdは、図9からわかるように、前輪
eの後部近傍からタンクfの後端近傍に至るまでの範囲
に、すなわち少なくとも自動二輪車aの全長の3分の1
程の長さと、エンジン部分bをすっぽり覆う程の面積を
有している。このため、その大きさと重量はかなりのも
のといえるので、その組付けは面倒である。
【0007】しかも、このように大きくて重いアンダー
カウルdの車体への組付けは、アッパーカウルcと、車
体フレームgとにネジh・h・…で締め付けることによ
ってなされ、上記締め付けに当たってアンダーカウルd
を所望の状態で、すなわち、アッパーカウルcと車体フ
レームjとに対するアンダーカウルdの最適な位置を維
持しながらのアンダーカウルdの車体への組付けは、組
立者にとっては非常に大変なことといえる。
カウルdの車体への組付けは、アッパーカウルcと、車
体フレームgとにネジh・h・…で締め付けることによ
ってなされ、上記締め付けに当たってアンダーカウルd
を所望の状態で、すなわち、アッパーカウルcと車体フ
レームjとに対するアンダーカウルdの最適な位置を維
持しながらのアンダーカウルdの車体への組付けは、組
立者にとっては非常に大変なことといえる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明自動二輪車のカ
ウリング取付構造は、上記問題を解決しようとするもの
であってその課題は、アンダーカウルの組付け作業を効
率よく行える自動二輪車のカウリング取付構造を提供す
ることにある。
ウリング取付構造は、上記問題を解決しようとするもの
であってその課題は、アンダーカウルの組付け作業を効
率よく行える自動二輪車のカウリング取付構造を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明自動二輪車のカウ
リング取付構造は、以上の課題を達成するものであっ
て、次のようなものである。すなわち、本発明自動二輪
車のカウリング取付構造は、車体の一部と一体に組付け
られる自動二輪車のカウリング取付構造に関するもので
ある。そして、少なくともカウリングの一部には、当該
カウリングを前記車体の一部に仮付けするために係止す
る係止片が備えられ、前記カウリングは、仮付け後固定
手段によって車体に固定されることを特徴とする。
リング取付構造は、以上の課題を達成するものであっ
て、次のようなものである。すなわち、本発明自動二輪
車のカウリング取付構造は、車体の一部と一体に組付け
られる自動二輪車のカウリング取付構造に関するもので
ある。そして、少なくともカウリングの一部には、当該
カウリングを前記車体の一部に仮付けするために係止す
る係止片が備えられ、前記カウリングは、仮付け後固定
手段によって車体に固定されることを特徴とする。
【0010】
【作用】したがって、本発明自動二輪車のカウリング取
付構造によれば、少なくとも前記カウリングの一部に
は、当該カウリングを前記車体の一部に仮付けするため
に係止する係止片が備えられ、前記カウリングは、固定
手段によって車体に固定されるので、これを車体に吊り
下げるようにして仮付けしておける。このため、車体に
対するカウリングの最適な位置決めが容易になる。した
がって、カウリングが、かなり大きくかつ重量のあるも
のであっても、組立者はカウリングを車体に容易に組付
けられるようになる。
付構造によれば、少なくとも前記カウリングの一部に
は、当該カウリングを前記車体の一部に仮付けするため
に係止する係止片が備えられ、前記カウリングは、固定
手段によって車体に固定されるので、これを車体に吊り
下げるようにして仮付けしておける。このため、車体に
対するカウリングの最適な位置決めが容易になる。した
がって、カウリングが、かなり大きくかつ重量のあるも
のであっても、組立者はカウリングを車体に容易に組付
けられるようになる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る自動二
輪車のカウリング取付構造1を図示した実施例に従って
詳細に説明する。図1は本発明に係る自動二輪車のカウ
リング取付構造が採用された自動二輪車の側面図、図2
は図1の要部を示しており、アッパーカウルにアンダー
カウルを組付けた状態を示す一部切欠き拡大側面図、図
3はアンダーカウルの側面図、図4は図3のアンダーカ
ウルをアッパーカウルに仮付けしようとしている状態を
車体内側から見たときの一部切欠き拡大斜視図、図5は
図4を組立けた状態を示す図、図6は図5のVI−VI線拡
大断面図、図7は図1の領域VIIにおける取り付け構造
を示す断面図、図8は図1の領域VIIIにおける取り付け
構造を示す断面図である。
輪車のカウリング取付構造1を図示した実施例に従って
詳細に説明する。図1は本発明に係る自動二輪車のカウ
リング取付構造が採用された自動二輪車の側面図、図2
は図1の要部を示しており、アッパーカウルにアンダー
カウルを組付けた状態を示す一部切欠き拡大側面図、図
3はアンダーカウルの側面図、図4は図3のアンダーカ
ウルをアッパーカウルに仮付けしようとしている状態を
車体内側から見たときの一部切欠き拡大斜視図、図5は
図4を組立けた状態を示す図、図6は図5のVI−VI線拡
大断面図、図7は図1の領域VIIにおける取り付け構造
を示す断面図、図8は図1の領域VIIIにおける取り付け
構造を示す断面図である。
【0013】自動二輪車2は、図1からわかるように、
前後に延びる車体フレーム4を骨格とする。そして、車
体フレーム4の主フレーム4aの前部には、ハンドル6
およびハンドル操作によって左右に回動するフロントフ
ォーク8が取り付けられ、フロントフォーク8には、前
輪9が、クッションユニット10を介して回転自在に取
り付けられている。
前後に延びる車体フレーム4を骨格とする。そして、車
体フレーム4の主フレーム4aの前部には、ハンドル6
およびハンドル操作によって左右に回動するフロントフ
ォーク8が取り付けられ、フロントフォーク8には、前
輪9が、クッションユニット10を介して回転自在に取
り付けられている。
【0014】車体フレーム4の前部から中央部にかけて
の範囲は、アッパーカウル12とアンダーカウル14と
から一体にされたフルカウリング16によって覆われて
いる。アッパーカウル12は、ヘッドランプ18の周辺
を覆うようにして、またアンダーカウル14は、アンダ
ーカウル14によって覆われて見えないエンジンをその
左右からおよび下から覆うようにしてそれぞれ車体に取
り付けられている。アッパーカウル12とフアンダーカ
ウル14とは分離自在であって、両者は図1および図
2、図4乃至図6の符号22で示す接合部でネジ24・
24・24・…で固着されて一体になっている。
の範囲は、アッパーカウル12とアンダーカウル14と
から一体にされたフルカウリング16によって覆われて
いる。アッパーカウル12は、ヘッドランプ18の周辺
を覆うようにして、またアンダーカウル14は、アンダ
ーカウル14によって覆われて見えないエンジンをその
左右からおよび下から覆うようにしてそれぞれ車体に取
り付けられている。アッパーカウル12とフアンダーカ
ウル14とは分離自在であって、両者は図1および図
2、図4乃至図6の符号22で示す接合部でネジ24・
24・24・…で固着されて一体になっている。
【0015】このように、アッパーカウル12とアンダ
ーカウル14とが分離されているのは、両部材12・1
4が車体本体に組付けるにあたり、当初より一体にされ
ていると、大きさおよび重量ともかなりのものになって
組付け効率が悪いということもあるが、一般ユーザー
が、希望によって自ら取り付けることもできるように、
オプション部品としたのである。しかし、工場での組立
段階においてアッパーカウル12とアンダーカウル14
とを組付けてから販売することも当然のことながら可能
である。
ーカウル14とが分離されているのは、両部材12・1
4が車体本体に組付けるにあたり、当初より一体にされ
ていると、大きさおよび重量ともかなりのものになって
組付け効率が悪いということもあるが、一般ユーザー
が、希望によって自ら取り付けることもできるように、
オプション部品としたのである。しかし、工場での組立
段階においてアッパーカウル12とアンダーカウル14
とを組付けてから販売することも当然のことながら可能
である。
【0016】しかしながら、いずれにしろアッパーカウ
ル12は、アンダーカウル14を車体に組付ける前に既
に車体に組付けられて車体の一部になっているので、以
下の説明においてはアッパーカウル12を車体の一部と
して扱うこととし、アンダーカウル14をカウリングと
して扱うこととする。
ル12は、アンダーカウル14を車体に組付ける前に既
に車体に組付けられて車体の一部になっているので、以
下の説明においてはアッパーカウル12を車体の一部と
して扱うこととし、アンダーカウル14をカウリングと
して扱うこととする。
【0017】接合部22は、アッパーカウル12の一部
である重合部分26とアンダーカウル14の一部である
重合部分28とが重ね合わされて接合される部分であっ
て、重合部分28には、図2〜図6に示すようにアッパ
ーカウル12側へ向けて突出した係止片30が備えられ
ている(この実施例では、重合部分28において、所定
の長さ離間された2つの係止片30・30が設けられて
いる。)。
である重合部分26とアンダーカウル14の一部である
重合部分28とが重ね合わされて接合される部分であっ
て、重合部分28には、図2〜図6に示すようにアッパ
ーカウル12側へ向けて突出した係止片30が備えられ
ている(この実施例では、重合部分28において、所定
の長さ離間された2つの係止片30・30が設けられて
いる。)。
【0018】係止片30は、図4〜図6に示すようにア
ンダーカウル14の内側面14i上に溶着等によって一
体に形成された縦断面でクランク状の小片である。この
係止片30が、アッパーカウル12の重合部分26に設
けた断面ほぼコ字形状の係止ブラケット32に図4およ
び図5で示すように下から入れられ、その顎部30aが
ブラケット32の上面32aに載置された状態でアッパ
ーカウル12にアンダーカウル14が仮止された形態と
なる。
ンダーカウル14の内側面14i上に溶着等によって一
体に形成された縦断面でクランク状の小片である。この
係止片30が、アッパーカウル12の重合部分26に設
けた断面ほぼコ字形状の係止ブラケット32に図4およ
び図5で示すように下から入れられ、その顎部30aが
ブラケット32の上面32aに載置された状態でアッパ
ーカウル12にアンダーカウル14が仮止された形態と
なる。
【0019】上記仮止された後で、アンダーカウル14
は、図2〜図6で示すように固定手段であるネジ24・
24・24あるいは溶着等によって車体の一部としての
アッパーカウル12と一体にされる。なお、図4に示す
符号33・33・33および符号35・35・35が示
すものは、それぞれアッパーカウル12およびアンダー
カウル14に設けられた孔であって、これら孔の一方ま
たは両方がバカ孔になっており(図面では孔35・35
・35がバカ孔にしたものを示した。)、これらバカ孔
と後述する他のバカ孔38a・38bおよび40とによ
ってアンダーカウル14の車体に対する最適な箇所での
位置合わせができるようになっている。これらの孔33
・33・33、35・35・35にネジ24・24・2
4を螺入することによって、アッパーカウル12とアン
ダーカウル14とが一体的に固着される。
は、図2〜図6で示すように固定手段であるネジ24・
24・24あるいは溶着等によって車体の一部としての
アッパーカウル12と一体にされる。なお、図4に示す
符号33・33・33および符号35・35・35が示
すものは、それぞれアッパーカウル12およびアンダー
カウル14に設けられた孔であって、これら孔の一方ま
たは両方がバカ孔になっており(図面では孔35・35
・35がバカ孔にしたものを示した。)、これらバカ孔
と後述する他のバカ孔38a・38bおよび40とによ
ってアンダーカウル14の車体に対する最適な箇所での
位置合わせができるようになっている。これらの孔33
・33・33、35・35・35にネジ24・24・2
4を螺入することによって、アッパーカウル12とアン
ダーカウル14とが一体的に固着される。
【0020】図7および図8は、アンダーカウル14の
接合部22以外の部分における車体に対する固定の仕方
を示しており、図7は、アンダーカウル14の後方上部
である図1の領域VIIにおける取り付け構造を示してお
り、主フレーム4aにブラケット37を介してアンダー
カウル14の当該後方上部が離間した状態で取り付けら
れている。なお、符号36a・36bが示すものは、そ
れぞれブラケット37を主フレーム4aに固着するため
の、およびアンダーカウル14をブラケット37に固着
するための固定手段としてのネジである。そして、これ
らネジ36a・36bが入る孔37a・37bも前記孔
33・35と同様バカ孔となっている。
接合部22以外の部分における車体に対する固定の仕方
を示しており、図7は、アンダーカウル14の後方上部
である図1の領域VIIにおける取り付け構造を示してお
り、主フレーム4aにブラケット37を介してアンダー
カウル14の当該後方上部が離間した状態で取り付けら
れている。なお、符号36a・36bが示すものは、そ
れぞれブラケット37を主フレーム4aに固着するため
の、およびアンダーカウル14をブラケット37に固着
するための固定手段としてのネジである。そして、これ
らネジ36a・36bが入る孔37a・37bも前記孔
33・35と同様バカ孔となっている。
【0021】同様に図8は、アンダーカウル14の後方
下部である図1の領域VIIIにおける取り付け構造を示し
ており、車体フレーム4のダウンフレーム4bにネジ3
8を介して当該後方下部が固着されている。ネジ38が
入るアンダーカウル14に設けられた孔は符号40であ
りこれもバカ孔である。
下部である図1の領域VIIIにおける取り付け構造を示し
ており、車体フレーム4のダウンフレーム4bにネジ3
8を介して当該後方下部が固着されている。ネジ38が
入るアンダーカウル14に設けられた孔は符号40であ
りこれもバカ孔である。
【0022】しかして、このような自動二輪車のカウリ
ング取付構造1にあっては、少なくともアンダーカウル
14の一部にアンダーカウル14をアッパーカウル12
に仮付けするために係止する係止片30が備えられ、こ
れを受ける係止ブラケット32がアッパーカウル12に
設けられているので、係止片30を係止ブラケット32
に掛けておきアッパーカウル12にアンダーカウル14
をあたかも吊り下げるように仮付けしておくことが可能
である。したがって、アッパーカウル12にアンダーカ
ウル14をネジ24・24・24や溶着等によって固定
する前に仮付けしておけるので、車体に対するアンダー
カウル14の最適な位置決めが容易になる。したがっ
て、アンダーカウル14が、かなり大きくかつ重量のあ
るものであっても、組立者はアンダーカウル14を車体
に容易に組付けられるようになるので、組付け作業を正
確にかつ効率よく行うことができる。
ング取付構造1にあっては、少なくともアンダーカウル
14の一部にアンダーカウル14をアッパーカウル12
に仮付けするために係止する係止片30が備えられ、こ
れを受ける係止ブラケット32がアッパーカウル12に
設けられているので、係止片30を係止ブラケット32
に掛けておきアッパーカウル12にアンダーカウル14
をあたかも吊り下げるように仮付けしておくことが可能
である。したがって、アッパーカウル12にアンダーカ
ウル14をネジ24・24・24や溶着等によって固定
する前に仮付けしておけるので、車体に対するアンダー
カウル14の最適な位置決めが容易になる。したがっ
て、アンダーカウル14が、かなり大きくかつ重量のあ
るものであっても、組立者はアンダーカウル14を車体
に容易に組付けられるようになるので、組付け作業を正
確にかつ効率よく行うことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、アンダーカウルの組付
け作業を効率よくかつ正確に行うことができる。
け作業を効率よくかつ正確に行うことができる。
【図1】本発明に係る自動二輪車のカウリング取付構造
が採用された自動二輪車の側面図である。
が採用された自動二輪車の側面図である。
【図2】本発明に係る自動二輪車のカウリング取付構造
が採用された自動二輪車の要部を示す図である。
が採用された自動二輪車の要部を示す図である。
【図3】アンダーカウルの側面図である。
【図4】図3のアンダーカウルをアッパーカウルに仮付
けしようとしている状態を車体内側から見たときの一部
切欠き拡大斜視図である。
けしようとしている状態を車体内側から見たときの一部
切欠き拡大斜視図である。
【図5】図4を組立けた状態を示す図である。
【図6】図2のVI-VI線拡大断面図である。
【図7】図2の領域VII における取り付け構造を示す断
面図である。
面図である。
【図8】図2の領域VIIIにおける取り付け構造を示す断
面図である。
面図である。
【図9】従来技術を説明するための図である。
1 自動二輪車のカウリング取付構造 12 車体の一部 14 カウリング 30 係止片 33 固定手段
Claims (1)
- 【請求項1】 車体の一部と一体に組付けられる自動二
輪車のカウリング取付構造において、少なくとも前記カ
ウリングの一部には、当該カウリングを前記車体の一部
に仮付けするために係止する係止片が備えられ、前記カ
ウリングは、前記仮付け後固定手段によって車体に固定
されることを特徴とする自動二輪車のカウリング取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6045633A JPH07251777A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 自動二輪車のカウリング取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6045633A JPH07251777A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 自動二輪車のカウリング取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07251777A true JPH07251777A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12724775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6045633A Pending JPH07251777A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 自動二輪車のカウリング取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07251777A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1127711A1 (en) * | 2000-02-22 | 2001-08-29 | POZZOLI S.p.A. | Method for manufacturing a fascicle and the like with a diskette and the like inserted therein |
GB2404642A (en) * | 2001-09-11 | 2005-02-09 | Honda Motor Co Ltd | Motorcycle cowling |
DE10240871B4 (de) * | 2001-09-11 | 2015-02-19 | Honda Giken Kogyo K.K. | Kraftrad |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP6045633A patent/JPH07251777A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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