JP2011051437A - 鞍乗り型車両のシート下カバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの下方に燃料タンクを備えた鞍乗り型車両のシート下カバー構造において、燃料タンクの容量及び重量への影響を抑えた上で燃料タンクとボディカバーとの間の隙間を隠す。
【解決手段】燃料タンク29と左右リヤサイドカバー36との間の隙間を塞ぐべく、該燃料タンク29と左右リヤサイドカバー36との間に配置されて左右リヤサイドカバー36の内側面にそれぞれ支持される左右ダストカバー61,62を備える。
【選択図】図4

Description

この発明は、シートの下方に燃料タンクを備えた鞍乗り型車両のシート下カバー構造に関する。
従来、開閉可能なシートの下方であってボディカバーに囲まれた空間内に燃料タンクを配置した鞍乗り型車両において、前記シートの下方に燃料タンクの上方を覆うタンクカバーをさらに備え、該タンクカバーにより燃料タンクとボディカバーとの間の隙間を隠すようにした構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−281920号公報
ところで、上記従来の技術では、シートと燃料タンクとの間に前記隙間を覆うべく大型化したタンクカバーを配置することで、燃料タンクの容量に影響を与えると共に車両重量の増加に繋がり易いという課題がある。
そこでこの発明は、シートの下方に燃料タンクを備えた鞍乗り型車両のシート下カバー構造において、燃料タンクの容量及び重量への影響を抑えた上で燃料タンクとボディカバーとの間の隙間を隠すことを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車体に開閉可能に取り付けられるシート(例えば実施例のシート28)と、該シートの下方に配置される燃料タンク(例えば実施例の燃料タンク29)と、前記シート側部の下方にて前記燃料タンクの側方を覆うボディカバー(例えば実施例の左右リヤサイドカバー36)とを備える鞍乗り型車両(例えば実施例の自動二輪車1)のシート下カバー構造において、前記燃料タンクとボディカバーとの間の隙間を塞ぐべく、該燃料タンクとボディカバーとの間に配置されて前記ボディカバーの内側面に支持される内側カバー(例えば実施例の左右ダストカバー61,62)を備えることを特徴とする。
なお、前記鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含む概念であり、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず三輪(前一輪、後二輪の他に前二輪、後一輪の車両も含む)又は四輪の車両をも含む概念である。
請求項2に記載した発明は、前記ボディカバーは、その上面視で前記シートと重なる上縁部(例えば実施例の上縁部44)に取り付け部(例えば実施例の前後取り付け部65,66)を有し、該取り付け部に前記内側カバーが取り付けられることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記ボディカバーは、その側面視で前記シートと重なる上縁部(例えば実施例の上縁部44)に取り付け部(例えば実施例の前後取り付け部65,66)を有し、該取り付け部に前記内側カバーが取り付けられることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記内側カバーは、前記ボディカバーに沿うように上下幅を有するものであって、その上部が前記ボディカバーの取り付け部に取り付けられると共に、該取り付け部よりも下方に位置する部位が前記ボディカバーの内側面に当接支持されることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記内側カバーの取り付け部よりも下方に位置する部位に、前記ボディカバーの内側面に向けて延びるフランジ部(例えば実施例のフランジ部64)を備え、該フランジ部が前記ボディカバーの内側面に当接支持されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、前記フランジ部の先端に、前記ボディカバーの内側面に対する突起状の当接部(例えば実施例の突起69a,69b,69c)が設けられることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、大型のタンクカバーを無くして燃料タンクの容量への影響及び車両重量の増加を抑えた上で、燃料タンクとボディカバーとの間の隙間をボディカバーの内側面に支持した比較的小形の内側カバーで塞ぐことができ、シート下方の目立つ隙間を塞いで外観性を良好に保つと共に、前記隙間からの水や埃等の浸入を抑止できる。また、内側カバーをボディカバーに取り付けて組立体とすることで、内側カバーの組み付け工数を簡素化できる。
請求項2に記載した発明によれば、取り付け部がシートの影になる部分に配置されるので、外観性を良好に保つことができる。
請求項3に記載した発明によれば、取り付け部がシートに覆われる部分に配置されるので、外観性を良好に保つことができる。
請求項4に記載した発明によれば、簡単な構造とした上で、上下に延びる内側カバーを安定してボディカバーに支持することができる。
請求項5に記載した発明によれば、フランジ部により内側カバーの剛性を上げることができると共に、該フランジ部を利用して内側カバーを安定支持することができる。
請求項6に記載した発明によれば、ボディカバーの内側面への当接面積を小さくすることで、ボディカバーや内側カバーの形状がばらついたとしても当接位置が変わり難く、かつ成形管理を容易にできる。
この発明の実施例における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車の車体後部の左側面図である。 上記自動二輪車の車体後部の右側面図である。 上記自動二輪車の車体後部の上面図である。 上記自動二輪車の左リヤサイドカバーを内側(右側)から見た側面図である。 上記自動二輪車の右リヤサイドカバーを内側(左側)から見た側面図である。 上記左右リヤサイドカバーの内側面に支持される左右ダストカバーの側面図である。 上記左右ダストカバーの上面図である。 図7のZ矢視図である。 上記自動二輪車のカバー上開口周辺の斜視図である。 図10のA断面図である。 図10のB断面図である。 図10のC断面図である。 図13の要部の変形例を示す拡大図である 車体フレームの後部からリヤフェンダを取り外した状態の分解斜視図である。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示すスクータ型の自動二輪車(鞍乗り型車両)1の車体フレームFは、前端にヘッドパイプ11が固着されるメインフレームパイプ12と、メインフレームパイプ12の後端に直角に固着されるクロスパイプ13と、クロスパイプ13の左右端部に前端がそれぞれ連設される左右一対のリヤフレームパイプ14a,14bと、クロスパイプ13の左右端部にそれぞれ固着される左右一対のピボットブラケット13aとを備える。
メインフレームパイプ12は、ヘッドパイプ11から後ろ下がりに傾斜したダウンフレーム部12aと、ダウンフレーム部12aの後端からほぼ水平にして後方に延びるロアフレーム部12bとを一体に連設してなる。クロスパイプ13は車体フレームFの左右方向に延びるもので、該クロスパイプ13の軸方中央部がメインフレームパイプ12の後端部に直角に固着される。
ヘッドパイプ11には、前輪WFの両側に配置される左右一対の脚部15と、これら左右脚部15の上端を連結するブリッジ部材16とを有するフロントフォーク17が操向可能に支承され、左右脚部15の下端間に前輪WFが軸支される。フロントフォーク17にはバータイプの操向ハンドル18が連結される。
左右リヤフレームパイプ14a,14bの前部には、後輪WRの前方側に配置されるエンジンEと、後輪WRの左側方に配置される伝動装置Mとからなるユニットスイング式のパワーユニットPが、リンク19を介して上下揺動可能に支承され、該パワーユニットPの後部に後輪WRが軸支される。左右一対のリヤフレームパイプ14a,14bの内、左側のリヤフレームパイプ14aとパワーユニットPの後部との間にはリヤクッションユニット20が渡設され、もって車体後部にユニットスイング式のリヤサスペンションが構成される。なお、図中符号53は左リヤフレームパイプ14aの後部に固着されてリヤクッションユニット20の上端部を支持するクッション支持ブラケットを示す。
エンジンEのシリンダ部21Aは車両前方に突出するように設けられ、そのシリンダヘッド21の上部側壁には吸気管22が接続され、この吸気管22が後輪WRの左側方に配置されたエアクリーナ24にスロットルボディ23を介して接続される。一方、シリンダヘッド21の下部側壁には排気管25が接続され、この排気管25がエンジンEの後方に延出して後輪WRの右側方側に配置されたサイレンサ26に接続される。
左右リヤフレームパイプ14a,14bの前部間には、エンジンEの上方に配置された物品収納ボックス27が支持され、左右リヤフレームパイプ14a,14bの後部間には、物品収納ボックス27の後方に配置された燃料タンク29が支持される。物品収納ボックス27及び燃料タンク29の上方には、乗員着座用の鞍乗りシート28が開閉可能に支持される。
車体フレームF、エンジンE、収納ボックス27および燃料タンク29は、合成樹脂を主になる車体カバー30で覆われている。
車体カバー30は、ヘッドパイプ11周りを前方から覆うフロントカバー31と、ヘッドパイプ11及びダウンフレーム部12a周りを後方から覆うフロントインナーカバー32と、ロアフレーム部12b周りを側方から覆う左右アンダーサイドカバー34と、該左右アンダーサイドカバー34の上縁部間に渡ってロアフレーム部12b周りを上方から覆うステップフロア37と、該ステップフロア37の後端部から起立するように設けられてシート28の前端部下側を前方から覆うフロントセンターカバー38と、該フロントセンターカバー38の左右後方に連なるように設けられて左右リヤフレームパイプ14a,14b、収納ボックス27及び燃料タンク29を側方から覆う左右リヤサイドカバー36と、左右リヤサイドカバー36の後部上縁部間に渡るように設けられてシート28の後端部下側を斜め上後方から覆うリヤセンターカバー39とを備える。
フロントカバー31及びフロントインナーカバー32の両側部は、シート28に着座した乗員(運転者)の脚を前方から覆う左右レッグシールド33を構成する。左右レッグシールド33の外側縁部には、各カバーとは別体のモールディング33aが取り付けられる。各カバー類は個別の樹脂成形品とされている。
前輪WFは、フロントフォーク17のブリッジ部材16に支持されたフロントフェンダ41に上方から覆われる。一方、後輪WRは、左右リヤフレームパイプ14a,14b及びその後方に連なるリヤサブフレーム91に支持されたリヤフェンダ42に上方から覆われる。操向ハンドル18とシート28との間であってステップフロア37上方の空間は、車高を低くした跨ぎ部Nとされる。なお、図中符号98は操向ハンドル18の前方に支持される左右フロントウインカを、符号98aはフロントカバー31に支持されるヘッドランプを、符号97リヤフェンダ42の側方に支持される左右リヤウインカを、符号97aはリヤセンターカバー39に支持されるテールランプをそれぞれ示す。
車体フレームFは複数種の鋼材を溶接等により一体に接合してなり、前記ヘッドパイプ11、メインフレームパイプ12、クロスパイプ13、左右リヤフレームパイプ14a,14b及び左右ピボットブラケット13aの他に、後述する複数のクロスメンバ54,55,56及び左右フロアフレーム57を主になる。
図2,3を併せて参照し、車体フレームFの左右リヤフレームパイプ14a,14bは、クロスパイプ13の左右側部から斜め上後方に延びた後に車体後部上側で後方に屈曲し、やや傾斜を緩めた状態でさらに斜め上後方に延びる。以下、左リヤフレームパイプ14a前側の傾斜部を左前傾斜部51a、後側の傾斜部を左後傾斜部51b、各傾斜部間の屈曲部を左屈曲部51cとし、右リヤフレームパイプ14b前側の傾斜部を右前傾斜部52a、後側の傾斜部を右後傾斜部52b、各傾斜部間の屈曲部を右屈曲部52cとする。
左右前傾斜部51a,52aは互いに左右非対称とされる。詳細には、左前傾斜部51aは直線状をなして後上がりに延びるのに対し、右前傾斜部52aはその中間部が斜め上前方に凸となるように緩やかに屈曲して後上がりに延びる。このため、右前傾斜部52aは、左前傾斜部51aに対して側面視で斜め上前方に張り出すように設けられる。なお、左右後傾斜部51b,52bは互いにほぼ左右対称に設けられている。
左屈曲部51cの左右内側には、右後傾斜部52bに向けて左右方向に沿って延びるセンタクロスメンバ55が設けられる。また、左前傾斜部51aの左右内側には、右屈曲部52cに向けて前方に凸の湾曲状をなして延びるフロントクロスメンバ54が設けられる。左右後傾斜部51b,52bの後端部間には、シートロック機構等を取り付けるリヤクロスメンバ56が渡設される(図17参照)。
フロントクロスメンバ54上には、物品収納ボックス27の底部前側を支持する左右フロント支持ブラケット54aが固着され、センタクロスメンバ55上には、物品収納ボックス27の後端部及び燃料タンク29の前端部を支持する左右センタ支持ブラケット55aが固着される。
左右フロント支持ブラケット54aには物品収納ボックス27の底部前側が締結固定され、左右センタ支持ブラケット55aには物品収納ボックス27の後端部及び燃料タンク29の前端部が共締め固定される。リヤクロスメンバ56には、燃料タンク29の後端部を締結固定するリヤ締結部(不図示)が設けられる。なお、図中符号SSはクロスパイプ13の左端部に固着されたスタンドブラケット13bに支持されるサイドスタンドを、符号MSはエンジンEの下方に支持されるメインスタンドを、符号KPは伝動装置Mのケース左側方に支持されるキックペダルをそれぞれ示す。
ここで、図1を参照し、車体フレームFの下部には、メインフレームパイプ12の下部両側と左右リヤフレームパイプ14a,14bの前端部外側とに跨るように左右フロアフレーム57が設けられる。左右フロアフレーム57はそれぞれ、メインフレームパイプ12の下部両側にてやや後上がりに傾斜して後方へ延びる左右フロアフレーム本体57aと、左右リヤフレームの前傾斜部51a,52aの下部からやや後上がりに傾斜して後方へ延びる左右サポートフレーム57bとを有してなる。
左右フロアフレーム本体57aの後端は左右サポートフレーム57bの後部にそれぞれ接合される。左右フロアフレーム57上にはステップフロア37の左右側部がそれぞれ支持される。左右サポートフレーム57bの後端部は車体カバー30の外側に突出し、該後端部にはパッセンジャー用の左右ステップ57cが折り畳み可能に支持される。
エンジンEの上方には物品収納ボックス27が配置され、該物品収納ボックス27の後方には燃料タンク29が配置される。物品収納ボックス27及び燃料タンク29の外側方は左右リヤフレームパイプ14a,14b等と共に左右リヤサイドカバー36により覆われ、物品収納ボックス27の前方はフロントセンターカバー38により覆われ、燃料タンク29の後方はリヤセンターカバー39により覆われる。
図2〜6を参照し、左右リヤサイドカバー36は側面視で上方に凸の三日月状をなし、その前後中間部の上縁部44がフロントセンターカバー38及びリヤセンターカバー39の各上縁部45,46と連続的に連なることで、これらがシート28により開閉されるカバー上開口47を形成する。シート28は、カバー上開口47を閉じた状態でその周縁部に支持され、もってシート28がその上面(着座面)を略平行にした着座可能状態に支持される。
シート28は、比較的硬質の樹脂成形品である底板上に、例えばウレタンフォーム材からなるクッション層を一体形成してなる。クッション層の表面は、例えば塩化ビニールシート等からなる表皮で覆われる(何れも不図示)。
一方、収納ボックス27は樹脂成形品を主になり、上方に開放するボックス本体27aと、該ボックス本体27aの上部開口を閉塞する上下に浅い扁平状のインナーカバー27bとを備える。インナーカバー27bは、その前端部がボックス本体27aの前端部27cに左右方向に沿う軸を介して回動可能に支持される。このインナーカバー27bの回動軸と同軸の軸を介して、シート28の前端部がボックス本体27aの前端部27cに回動可能に支持される。
このため、インナーカバー27bをシート28の底板に係合させる等により、インナーカバー27b及びシート28を一体的に回動させてボックス本体27aの上部開口を開閉可能であり、かつインナーカバー27b及びシート28を個別に回動させてボックス本体27aの上部開口を開閉することも可能である。
そして、シート28の回動によりカバー上開口47を開くことで、ボックス本体27aの上部開口及び燃料タンク29の給油口49へのアクセスが可能となり、かつリヤクロスメンバ56に支持したシートロック機構(不図示)により、シート28を閉状態(カバー上開口47を閉じた状態、前記着座可能状態、ボックス本体27a及び燃料タンク29へのアクセスを規制した状態)としてその回動をロック可能である。なお、図2,3に鎖線で示すシート28及び図4に実線で示すシート28はカバー上開口47を開放した開状態での外形であり、図4に鎖線で示すシート28は前記閉状態での外形である。
燃料タンク29は、例えば鋼板を上下に凸の膨出形状に形成してなる上半体29a及び下半体29bを、左右リヤフレームパイプ14a,14bの後傾斜部51b,52bと略平行な接合フランジ29cにて互いに一体に接合することで、中空モナカ構造のタンク本体を形成してなる。タンク本体の前部内側には燃料ポンプ48が配設され、タンク本体の後部上側には給油口49が配設される。
ここで、図10を参照し、左右リヤサイドカバー36の上縁部44は、燃料タンク29の上面から上方に離間しているが、これらの間の隙間を塞ぐべく、左右リヤサイドカバー36の上縁部44内側には、該上縁部44から下方に垂下するように設けられて燃料タンク29の上面との間の隙間を塞ぐ左右ダストカバー(内側カバー)61,62がそれぞれ取り付けられる。なお、図10は右リヤサイドカバー36の上縁部44内側に取り付けられた右ダストカバー62周りを示すが、左ダストカバー61も同様の態様で左リヤサイドカバー36の上縁部44内側に取り付けられるものとする。
図5〜8を参照し、左右ダストカバー61,62は、それぞれ左右リヤサイドカバー36と別体をなす樹脂成形品であり、リヤサイドカバー36上縁の前後中間部の所定範囲から下方に垂下するように設けられる板状の垂下部63と、該垂下部63の前端部と略直交するようにその前端縁から左右内側(車幅方向内側、車体中心側)に起立するフランジ部(リブ)64とをそれぞれ一体に有する。
垂下部63は、所定の上下幅を有して前後に延びる横長のもので、全体的にリヤサイドカバー36の上縁部44に沿うように後上がりに傾斜して設けられる。垂下部63は、左右方向との直交面と略平行な前部に対し、後部が左右外側に位置するように左右内側に凸の緩やかな湾曲状に設けられる。垂下部63の後端部は左右内側に向けて屈曲するように設けられ、垂下部63の前端部は左右内側に向けて比較的緩やかに屈曲するように設けられる。垂下部63の外周縁には、左右側(リヤサイドカバー36側)に起立する短フランジ63aがほぼ全周に渡って設けられている。
左右ダストカバー61,62の上縁(垂下部63の上縁)は、それぞれ左右リヤサイドカバー36の上縁に沿うように互いに左右対称に設けられる。一方、左右ダストカバー61,62の下縁(垂下部63及びフランジ部64の下縁)は、燃料タンク29等の形状に応じて互いに左右非対称に設けられる。なお、図7,8中の実線は左ダストカバー61の形状を示し、二点鎖線は右ダストカバー62の形状を示す。
左右ダストカバー61,62の上部(垂下部63の上部)には、それぞれ前後一対の取り付け部65,66が設けられる。
図11,13を併せて参照し、前取り付け部65は、リヤサイドカバー36に突設された前締結ボス67の先端部を挿通するためのボス挿通孔65aを有する。一方、後取り付け部66は、リヤサイドカバー36に突設された後締結ボス68に螺着される左右方向に沿うビス(タッピングスクリュー)Bを挿通するためのビス挿通孔66aを有する。前後締結ボス67,68は左右方向に沿う円筒状をなしている。なお、図11,13はそれぞれ前後取り付け部65,66における前後方向と略直交する断面図である。
前締結ボス67は、その先端部を前取り付け部65における円形のボス挿通孔65aに挿通した状態で、該ボス挿通孔65aを押さえ込むように螺着された左右方向に沿うビス(タッピングスクリュー)Bを締め込むことで、前取り付け部65の左右内側への移動(脱落)を規制した状態でこれを支持する。前取り付け部65の左右外側への移動は、前記フランジ部64の先端(後述する各突起69a,69b,69c)がリヤサイドカバー36の内側面に当接することで規制される。
一方、後締結ボス68は、その先端面に後取り付け部66の外側面を当接させた状態で、該後取り付け部66における前後方向(ダストカバー61,62の長手方向)に長い長円状のビス挿通孔66aに挿通したビスBを螺着し締め込むことで、後取り付け部66を先端面及びビスB頭部の間に挟み込んだ状態でこれを締結固定する。
これら前後取り付け部65,66の支持及び前記フランジ部64先端の当接支持により、左右ダストカバー61,62が左右リヤサイドカバー36にそれぞれ一体的に取り付けられて小組体を構成する。なお、前後締結ボス67,68及びビスBはそれぞれ左右で同軸上に設けられている。
左右リヤサイドカバー36は、全体的に車外側に凸の膨出形状をなすもので、その上縁部44から斜め下外側に傾斜して延びる肩部36aと、該肩部36aの外側縁から下方に延びる側壁部36bとをそれぞれ一体に有する。なお、図中符号Rは肩部36a及び側壁部36b間の稜線(境界線)を示す。
図7,8を参照し、フランジ部64は、リヤサイドカバー36の肩部36aにおける車外側に凸の膨出形状の内面に沿うように、斜め上外側に凸の円弧状をなす上縁(先端縁)64aを形成する。この上縁64aの中間部には、その外周側に向けて小形の直方体状をなして突出する中間突起69aが設けられる。また、前記上縁64aの上部基端側には前記垂下部63の前端縁が残存し、この前端縁に形成された前記短フランジ63aの先端には、左右方向内側に向けて小形の直方体状をなして突出する上突起69bが設けられる。
さらに、左ダストカバー61において、前記上縁64aの下部先端側には、リヤサイドカバー36の側壁部36bの内側面に沿う外側縁64bが設けられ、該外側縁64bには、左右方向内側に向けて小形の直方体状をなして突出する下突起69cが設けられる。なお、下突起69cを拡大して図9に示すが、他の突起69a,69bも同様の態様を有するものとする。
各突起69a,69b,69cは、前後取り付け部65,66よりも下方となる位置(さらには前後取り付け部65,66の中心(各挿通孔65a,66aの軸中心)を結ぶ直線Tよりも下方となる位置)に設けられる。そして、左右ダストカバー61,62を左右リヤサイドカバー36にそれぞれ取り付けた際には、左ダストカバー61においては三つの突起69a,69b,69c、右ダストカバー62においては二つの突起69a,69bがそれぞれ左右リヤサイドカバー36の内側面に当接することで、左右ダストカバー61,62における前記直線T回りの回動(グラツキ)が規制され、これらが左右リヤサイドカバー36に安定的に支持される。
このように、フランジ部64の端縁を小形の突起69a,69b,69cを介してリヤサイドカバー36に当接させることで、これらの接触音の発生や干渉痕を最小限に抑えることができ、かつこれらの接触の調整を金型の微調整で対応できる。なお、各突起69a,69b,69cは直方体状に限らず台形柱状や半球状等であってもよい。また、垂下部63外周の短フランジ63aは、左右ダストカバー61,62全体の剛性を高めると共に、これらの上縁に形成された短フランジ63aは、左右リヤサイドカバー36の上縁部44における後述する延出部44bの下面に下方から当接することで(図12参照)、左右ダストカバー61,62の安定的な支持に寄与している。なお、図12は前後取り付け部65,66間の中間位置における前後方向と略直交する断面図である。
図5,6,11〜13を参照し、左右リヤサイドカバー36上縁の前後中間部の所定範囲には、該範囲に渡って断面クランク状をなして延びる前記上縁部44がそれぞれ設けられる。上縁部44は、前記上縁から上方に起立する起立部44aと、該起立部44aの上縁から左右内側に延びる延出部44bとを有する。上縁部44は、シート28を閉じた際(乗車可能状態とした際)には、該シート28の左右外側縁部28aの内側に隠される。この上縁部44前後の左右内側(左右起立部44aの左右内側)には、ダストカバー61,62を締結固定するための前後締結ボス67,68がそれぞれ突設される。
上縁部44は、上面視では通常時のシート28の外側縁部28aよりも内側に位置する(外側縁部28aの内側に隠れる)と共に、側面視では通常時のシート28の外側縁部28aの内側にほぼ隠される。このように、リヤサイドカバー36における通常はシート28で隠れる部位の内面に締結ボス67,68を設けることで、該締結ボス67,68の成形によりカバー外面(表面)にヒケが生じたとしてもこれが目立たなくなり、車両外観への影響が抑えられる。また、左右ダストカバー61,62の下部が左右リヤサイドカバー36の内側面に当接支持されることで、当該部位のカバー外面にヒケが生じることもない。
なお、ダストカバー61,62のリヤサイドカバー36への取り付け構造として、例えば図14に示すように、左右ダストカバー61,62の前後にボス挿通孔65b及びグロメット65cを設けると共に、左右リヤサイドカバー36の上縁部44の前後に円筒状のボス67bを設け、該ボス67bをグロメット65c内に挿入することで、左右ダストカバー61,62の上部を左右リヤサイドカバー36に支持するようにしてもよい。このとき、前記ボス67bの先端側にグロメット65cからの抜け止め用の突起67cを設けることで、左右ダストカバー61,62の抜け止めをより確実にできる。
これら左右ダストカバー61,62により、後輪WR側(左右リヤサイドカバー36間の下方)から左右リヤサイドカバー36の内側面に沿ってシート下部品(燃料タンク29及び物品収納ボックス27)上へ水や埃等が浸入することを抑えることができる。また、左右リヤサイドカバー36の内側に配設されるECU71やレギュレータ72等の電装部品に対して、カバー上開口47からの直接の水掛かり等が抑えられると共に、これらをカバー上開口47から見え難くすることで、該電装部品の保護性が高められる。左右ダストカバー61,62は、燃料タンク29の上方にてカバー上開口47の全幅に渡るように設けられて燃料タンク29及び左右リヤサイドカバー36間の隙間を塞ぐ従来のタンクカバーに対して、十分に小形かつ軽量のものとされる。
図2〜4,10を参照し、燃料タンク29の上面には、燃料ポンプ48の上端部及び給油口49の周囲を覆うタンクカバー73が取り付けられる。タンクカバー73は例えば樹脂成形品であり、その前半部が燃料ポンプ48の上端部周辺を覆うポンプカバー部73aとされ、後半部が給油口49周辺の水や油等を受けるトレー部73bとされる。ポンプカバー部73aの左前部には、燃料ポンプ48から延びる燃料ホース74導出用のホース導出部73cが設けられ、トレー部73bの左側には、ドレンホース75接続用のホース接続部73dが設けられる。燃料ホース74及びドレンホース75は、左リヤフレームの前傾斜部51aに沿うように取り回される。
タンクカバー73は、トレー部73bを給油口49の外周に嵌合させると共に、ポンプカバー部73aの左前部から延出する支持脚76の先端部を燃料タンク29の接合フランジ29cの左前部上面に当接させることで、燃料タンク29上に支持される。タンクカバー73は、燃料タンク29の上方(カバー上開口47の後部)にて部分的に設けられるもので、燃料タンク29の上方にてシー下開口の全幅に渡るように設けられる従来のタンクカバー73に対して小形かつ軽量のものとされる。
なお、支持脚76の先端部には、ドレンホース75保持用のクリップ76aが設けられる。また、ポンプカバー部73aの右前部には、燃料ポンプ48への給電ハーネス導出用のハーネス導出部73eが突設される。さらに、左ダストカバー61の下端部には、前記支持脚76を上方から跨ぐように避ける切り欠き61aが設けられる(図7参照)。
右リヤフレームパイプ14bの後傾斜部52bの外側面には、前側から順にECU71及びレギュレータ72等が配設される。ECU71及びレギュレータ72の上方には右ダストカバー62が位置し、該右ダストカバー62の下端部がECU71及びレギュレータ72を避けるように適宜切り欠かれる。なお、右リヤフレームパイプ14bの右屈曲部52cの外側面には、ウインカリレー77及びイグニッションコイル78等が適宜支持される。
図4,15を参照し、左右リヤフレームパイプ14a,14bの後端部上側には、上面視U字状をなすアシストグリップ81の左右前部を締結固定するための上締結ブラケット82がそれぞれ固設される。アシストグリップ81は円形鋼管を上面視で前方に開放するU字状に屈曲成形してなり、その左右両側に固設されて左右内側に延びる左右一対の締結ステー81aが、上下方向に沿う前後一対のボルトにより左右上締結ブラケット82にそれぞれ締結固定される。
左右リヤフレームの後端部下側には、リヤフェンダ42支持用のリヤサブフレーム91の左右前端部を締結固定するための下締結ブラケット83がそれぞれ固設される。リヤサブフレーム91は複数種の鋼材を一体に溶接結合してなり、下締結ブラケット83から斜め下後方に延びるように設けられる左右一対のフレーム本体92と、該左右フレーム本体92の中間部間及び後端部間に渡るセンタクロスビーム93及びリヤクロスビーム94とを有する。
ここで、図2,3を併せて参照し、リヤフェンダ42は、左右リヤフレームパイプ14a,14b間に位置して主に後輪WRの上方を覆うインナリヤフェンダ95と、該インナリヤフェンダ95の後部下方に連なって主に後輪WRの斜め上後方を覆うリヤフェンダ本体96とに分割構成される。
図15を参照し、リヤフェンダ本体96の上端前側には、インナリヤフェンダ95の後部下端に係合する左右一対の係止爪96a、及びその後方にてインナリヤフェンダ95の後部下端に締結される左右一対の締結部96bがそれぞれ設けられる。また、リヤフェンダ本体96の上端後側には、インナリヤフェンダ95の後端部と共にリヤクロスビーム94に共締め固定される締結壁96cが立設される。なお、インナリヤフェンダ95の前部左側には、前記リヤクッションユニット20挿通用の切り欠き95aが設けられる。
そして、リヤフェンダ本体96の左右係止爪96aをインナリヤフェンダ95の後部下端に斜め下後方から係合させると共に、リヤフェンダ本体96の左右締結部96bをインナリヤフェンダ95の後部下端に締結固定することで、リヤフェンダ本体96及びインナリヤフェンダ95が一体的に組み付けられてリヤフェンダ42が構成される。
また、インナリヤフェンダ95の後部上側に突設された左右一対の上係止爪95bをセンタクロスビーム93に後方から係合させると共に、リヤフェンダ本体96の締結壁96cをインナリヤフェンダ95の後端部と共にリヤクロスビーム94に締結することで、リヤサブフレーム91にリヤフェンダ42が一体的に組み付けられる。
なお、リヤフェンダ本体96の上部両側には左右リヤウインカ97等がそれぞれ取り付けられる。このように、リヤフェンダ42及びリヤサブフレーム91並びにこれらの周辺部品を一体の小組体とすることで、車体組立ラインにおけるリヤフェンダ42周りの組み付け性が向上する。
そして、リヤサブフレーム91の左右フレーム本体92の前端部を左右リヤフレームパイプ14a,14b後端の下締結ブラケット83に締結すると共に、インナリヤフェンダ95の前端部上側に突設された左右一対の前係止爪95cをセンタクロスメンバ55に後方から係合させることで、車体フレームFに前記小組体が組み付けられる。
以上説明したように、上記実施例におけるシート下カバー構造は、車体に開閉可能に取り付けられるシート28と、該シート28の下方に配置される燃料タンク29と、前記シート28側部の下方にて前記燃料タンク29の側方を覆う左右リヤサイドカバー36とを備える自動二輪車1に適用されるものにおいて、前記燃料タンク29と左右リヤサイドカバー36との間の隙間を塞ぐべく、該燃料タンク29と左右リヤサイドカバー36との間に配置されて前記左右リヤサイドカバー36の内側面にそれぞれ支持される左右ダストカバー61,62を備えるものである。
この構成によれば、大型のタンクカバーを無くして燃料タンク29の容量への影響及び車両重量の増加を抑えた上で、燃料タンク29と左右リヤサイドカバー36との間の隙間を左右リヤサイドカバー36の内側面に支持した比較的小形の左右ダストカバー61,62でそれぞれ塞ぐことができ、シート28下方の目立つ隙間を塞いで外観性を良好に保つと共に、前記隙間からの水や埃等の浸入を抑止できる。また、左右ダストカバー61,62を左右リヤサイドカバー36にそれぞれ取り付けて組立体とすることで、左右ダストカバー61,62の組み付け工数を簡素化できる。
また、上記シート下カバー構造は、前記左右リヤサイドカバー36が、その上面視で前記シート28と重なる上縁部44に前後取り付け部65,66を有し、該取り付け部65,66に前記左右ダストカバー61,62がそれぞれ取り付けられることで、取り付け部65,66がシート28の影になる部分に配置されることとなり、外観性を良好に保つことができる。
また、上記シート下カバー構造は、前記左右リヤサイドカバー36が、その側面視で前記シート28とほぼ重なる上縁部44に取り付け部65,66を有し、該取り付け部65,66に前記左右ダストカバー61,62が取り付けられることで、取り付け部65,66がシート28に覆われる部分に配置されることとなり、上縁部44の外面にヒケが生じたとしてもこれが目立たなく、外観性を良好に保つことができる。
また、上記シート下カバー構造は、前記左右ダストカバー61,62が、前記左右リヤサイドカバー36に沿うように上下幅を有するものであって、その上部が前記左右リヤサイドカバー36の取り付け部65,66に取り付けられると共に、該取り付け部65,66よりも下方に位置する部位(フランジ部64)が前記左右リヤサイドカバー36の内側面に当接支持されることで、簡単な構造とした上で、上下に延びる左右ダストカバー61,62を安定して左右リヤサイドカバー36に支持することができる。
また、上記シート下カバー構造は、前記左右ダストカバー61,62の取り付け部65,66よりも下方に位置する部位に、前記左右リヤサイドカバー36の内側面に向けて延びるフランジ部64を備え、該フランジ部64が前記左右リヤサイドカバー36の内側面に当接支持されることで、フランジ部64により左右ダストカバー61,62の剛性を上げることができると共に、該フランジ部64を利用して左右ダストカバー61,62を安定支持することができる。
また、上記シート下カバー構造は、前記フランジ部64の先端に、前記左右リヤサイドカバー36の内側面に対する突起(当接部)69a,69b,69cが設けられることで、左右リヤサイドカバー36の内側面への当接面積を小さくすることができ、左右リヤサイドカバー36や左右ダストカバー61,62の形状がばらついたとしても当接位置が変わり難く、かつ成形管理を容易にできる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、スクータ型以外の自動二輪車や三輪又は四輪の車両に適用してもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
28 シート
29 燃料タンク
36 左右リヤサイドカバー(ボディカバー)
44 上縁部
61,62 左右ダストカバー(内側カバー)
64 フランジ部
65,66 前後取り付け部
69a,69b,69c 突起

Claims (6)

  1. 車体に開閉可能に取り付けられるシートと、該シートの下方に配置される燃料タンクと、前記シート側部の下方にて前記燃料タンクの側方を覆うボディカバーとを備える鞍乗り型車両のシート下カバー構造において、
    前記燃料タンクとボディカバーとの間の隙間を塞ぐべく、該燃料タンクとボディカバーとの間に配置されて前記ボディカバーの内側面に支持される内側カバーを備えることを特徴とする鞍乗り型車両のシート下カバー構造。
  2. 前記ボディカバーは、その上面視で前記シートと重なる上縁部に取り付け部を有し、該取り付け部に前記内側カバーが取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のシート下カバー構造。
  3. 前記ボディカバーは、その側面視で前記シートと重なる上縁部に取り付け部を有し、該取り付け部に前記内側カバーが取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両のシート下カバー構造。
  4. 前記内側カバーは、前記ボディカバーに沿うように上下幅を有するものであって、その上部が前記ボディカバーの取り付け部に取り付けられると共に、該取り付け部よりも下方に位置する部位が前記ボディカバーの内側面に当接支持されることを特徴とする請求項2又は3に記載の鞍乗り型車両のシート下カバー構造。
  5. 前記内側カバーの取り付け部よりも下方に位置する部位に、前記ボディカバーの内側面に向けて延びるフランジ部を備え、該フランジ部が前記ボディカバーの内側面に当接支持されることを特徴とする請求項2から4の何れか1項に記載の鞍乗り型車両のシート下カバー構造。
  6. 前記フランジ部の先端に、前記ボディカバーの内側面に対する突起状の当接部が設けられることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両のシート下カバー構造。
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