JPH1159327A - シートベルトの上下位置調整装置 - Google Patents
シートベルトの上下位置調整装置Info
- Publication number
- JPH1159327A JPH1159327A JP9216457A JP21645797A JPH1159327A JP H1159327 A JPH1159327 A JP H1159327A JP 9216457 A JP9216457 A JP 9216457A JP 21645797 A JP21645797 A JP 21645797A JP H1159327 A JPH1159327 A JP H1159327A
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- Japan
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- slide rail
- seat belt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車外側へは変形しやすく且つ車内側へは変形
しにくいスライドレールを備えたシートベルトの上下位
置調整装置を提供する。 【解決手段】 スライドレール1の車外側面に、車外側
端から車内側端近くまで至る深さのスリットSが長手方
向に複数形成された変形制御体10を、上下方向に沿っ
て取付けたものである。
しにくいスライドレールを備えたシートベルトの上下位
置調整装置を提供する。 【解決手段】 スライドレール1の車外側面に、車外側
端から車内側端近くまで至る深さのスリットSが長手方
向に複数形成された変形制御体10を、上下方向に沿っ
て取付けたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はシートベルトの上
下位置調整装置に関する。
下位置調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のシートベルトは、センタピラー
の下部に設けられたリトラクタから上側へ引き出されて
から、センタピラーの上部のアンカ部に通され、再度下
側に戻して下部のアンカ部に固定される。シートベルト
の途中にはタングが通されており、このタングをシート
のバックルに係合することにより、シート上の乗員を拘
束できるようになっている。そして、シートベルトを通
す上側のアンカ部は、センタピラー上部の車内側面に取
付けられたスライドレールに対して、上下位置調整自在
に係合されており、このアンカ部の上下位置を、乗員の
体格に合わせて調整できるようになっている(類似技術
として、特開平4−183656号公報参照)。
の下部に設けられたリトラクタから上側へ引き出されて
から、センタピラーの上部のアンカ部に通され、再度下
側に戻して下部のアンカ部に固定される。シートベルト
の途中にはタングが通されており、このタングをシート
のバックルに係合することにより、シート上の乗員を拘
束できるようになっている。そして、シートベルトを通
す上側のアンカ部は、センタピラー上部の車内側面に取
付けられたスライドレールに対して、上下位置調整自在
に係合されており、このアンカ部の上下位置を、乗員の
体格に合わせて調整できるようになっている(類似技術
として、特開平4−183656号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、センタピラーの上部に、上
側のアンカ部を係合させるためのスライドレールが取付
けられているため、このスライドレールの存在により、
センタピラー上部の剛性が高まっている。従って、車両
衝突時の衝撃により、車内装備品等がスライドレール部
分に当たると、該室内装備品等を破損させてしまうおそ
れがある。
うな従来の技術にあっては、センタピラーの上部に、上
側のアンカ部を係合させるためのスライドレールが取付
けられているため、このスライドレールの存在により、
センタピラー上部の剛性が高まっている。従って、車両
衝突時の衝撃により、車内装備品等がスライドレール部
分に当たると、該室内装備品等を破損させてしまうおそ
れがある。
【0004】このような車両衝突時における車内装備品
等を保護するために、スライドレールの強度を低下させ
ることも考えられるが、そうすると今度は、シートベル
トから加わる荷重により、スライドレールが車内側へ変
形し易くなり、上側のアンカ部によるシートベルトの支
持強度が低下するため、好ましくない。
等を保護するために、スライドレールの強度を低下させ
ることも考えられるが、そうすると今度は、シートベル
トから加わる荷重により、スライドレールが車内側へ変
形し易くなり、上側のアンカ部によるシートベルトの支
持強度が低下するため、好ましくない。
【0005】以上のことから、理想的なスライドレール
として、車内側から当たる装備品等を保護するために、
車外側へは変形しやすく、またシートベルトの支持強度
を確保するために、車内側へは変形しにくい性能が要求
されるが、このような性能を満足するスライドレールは
未だ提案されていない。
として、車内側から当たる装備品等を保護するために、
車外側へは変形しやすく、またシートベルトの支持強度
を確保するために、車内側へは変形しにくい性能が要求
されるが、このような性能を満足するスライドレールは
未だ提案されていない。
【0006】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、車外側へは変形しやすく且つ車
内側へは変形しにくいスライドレールを備えたシートベ
ルトの上下位置調整装置を提供するものである。
てなされたものであり、車外側へは変形しやすく且つ車
内側へは変形しにくいスライドレールを備えたシートベ
ルトの上下位置調整装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車体上部の車内側面に上下方向に沿ってスライドレール
を取付けると共に、該スライドレールにシートベルトを
通したアンカ部を上下位置調整自在に係合させたシート
ベルトの上下位置調整装置において、前記スライドレー
ルの車外側面に、車外側端から車内側端近くまで至る深
さのスリットが長手方向に複数形成された変形制御体
を、上下方向に沿って取付けたものである。
車体上部の車内側面に上下方向に沿ってスライドレール
を取付けると共に、該スライドレールにシートベルトを
通したアンカ部を上下位置調整自在に係合させたシート
ベルトの上下位置調整装置において、前記スライドレー
ルの車外側面に、車外側端から車内側端近くまで至る深
さのスリットが長手方向に複数形成された変形制御体
を、上下方向に沿って取付けたものである。
【0008】請求項1記載の発明によれば、スライドレ
ールの車外側面に取付けられている変形制御体に、車外
側端から車内側端近くまで至る深さのスリットが長手方
向に複数形成されているため、車外側への荷重が加わっ
た場合には、スリットが開いて車外側へ変形し易くな
る。また、車内側への荷重が加わった場合には、スリッ
トが閉じたままで圧接した状態となるため、車内側へは
変形しにくくなる。従って、車体のスライドレール部分
に、車内側から車内装備品が当たって、車外側への荷重
が加わった場合には、スライドレールが車外側へ変形す
るため、該車内装備品の保護を図ることができる。ま
た、スライドレールに対して、シートベルトから車内側
への荷重が加わった場合には、スライドレールが車内側
へ変形しにくいため、シートベルトの支持強度を確保す
ることができる。
ールの車外側面に取付けられている変形制御体に、車外
側端から車内側端近くまで至る深さのスリットが長手方
向に複数形成されているため、車外側への荷重が加わっ
た場合には、スリットが開いて車外側へ変形し易くな
る。また、車内側への荷重が加わった場合には、スリッ
トが閉じたままで圧接した状態となるため、車内側へは
変形しにくくなる。従って、車体のスライドレール部分
に、車内側から車内装備品が当たって、車外側への荷重
が加わった場合には、スライドレールが車外側へ変形す
るため、該車内装備品の保護を図ることができる。ま
た、スライドレールに対して、シートベルトから車内側
への荷重が加わった場合には、スライドレールが車内側
へ変形しにくいため、シートベルトの支持強度を確保す
ることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、変形制御体が車外
側に開いた開断面形状である。
側に開いた開断面形状である。
【0010】請求項2記載の発明によれば、変形制御体
が車外側に開いた開断面形状であるため、変形制御体を
スライドレールの車外側面に取付ける作業が行い易い。
が車外側に開いた開断面形状であるため、変形制御体を
スライドレールの車外側面に取付ける作業が行い易い。
【0011】請求項3記載の発明は、変形制御体が閉断
面形状である。
面形状である。
【0012】請求項3記載の発明によれば、変形制御体
が閉断面形状であるため、スリット部分で圧接する面積
が大きく、また圧接している部分がずれないので、スラ
イドレールの車内側への変形防止効果が向上する。
が閉断面形状であるため、スリット部分で圧接する面積
が大きく、また圧接している部分がずれないので、スラ
イドレールの車内側への変形防止効果が向上する。
【0013】請求項4記載の発明は、車体上部の車内側
面に上下方向に沿ってスライドレールを取付けると共
に、該スライドレールにシートベルトを通したアンカ部
を上下位置調整自在に係合させたシートベルトの上下位
置調整装置において、前記スライドレールに車外側へ突
出するフランジ部を形成し、このフランジ部に、車外側
端から車内側端近くまで至る深さのスリットを上下方向
に複数形成したものである。
面に上下方向に沿ってスライドレールを取付けると共
に、該スライドレールにシートベルトを通したアンカ部
を上下位置調整自在に係合させたシートベルトの上下位
置調整装置において、前記スライドレールに車外側へ突
出するフランジ部を形成し、このフランジ部に、車外側
端から車内側端近くまで至る深さのスリットを上下方向
に複数形成したものである。
【0014】請求項4記載の発明によれば、変形制御体
が不要になるため、部品点数の低減を図ることができ
る。
が不要になるため、部品点数の低減を図ることができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。尚、以下の説明において、
図中、A方向が車外側で、Bが車内側である。
を図面に基づいて説明する。尚、以下の説明において、
図中、A方向が車外側で、Bが車内側である。
【0016】図1〜図4は、この発明の第1実施形態を
示す図である。1はスライドレールで、センタピラー2
の車内側面に取付けられている。センタピラー2の車内
側面には、上下方向に沿う凹部3が形成されており、該
凹部3の上下両側位置に、スライドレール1の上下端部
がボルト・ナット手段4により取付けられている。
示す図である。1はスライドレールで、センタピラー2
の車内側面に取付けられている。センタピラー2の車内
側面には、上下方向に沿う凹部3が形成されており、該
凹部3の上下両側位置に、スライドレール1の上下端部
がボルト・ナット手段4により取付けられている。
【0017】このスライドレール1の側端には、断面概
略コ字形のスライダ5が上下動自在に係合されている。
このスライダ5には図示せぬプッシュロック機構が設け
られており、操作ボタンを押した場合だけ上下動し、操
作ボタンから手を離すと、その上下位置がロックされる
ようになっている。スライダ5には、上側のアンカ部6
が取付けられており、該アンカ部6にはシートベルト7
の上側部分が挿通されている。スライドレール1は、車
内側からガーニッシュ8(図2参照)により覆われてお
り、このガーニッシュ8には、前記アンカ部6の上下動
を許容するための長孔9も形成されている。
略コ字形のスライダ5が上下動自在に係合されている。
このスライダ5には図示せぬプッシュロック機構が設け
られており、操作ボタンを押した場合だけ上下動し、操
作ボタンから手を離すと、その上下位置がロックされる
ようになっている。スライダ5には、上側のアンカ部6
が取付けられており、該アンカ部6にはシートベルト7
の上側部分が挿通されている。スライドレール1は、車
内側からガーニッシュ8(図2参照)により覆われてお
り、このガーニッシュ8には、前記アンカ部6の上下動
を許容するための長孔9も形成されている。
【0018】そして、スライドレール1の車外側面の幅
中央位置には、前記スライダ5と干渉しない幅の変形制
御体10が上下方向に沿って取付けられている。この変
形制御体10は、車外側に開いた断面コ字形をしてお
り、複数のリベット11によりスライドレール1に対し
て取付けられている。変形制御体10が車外側に開いた
開断面形状をしているため、リベット11による取付作
業が行い易い。また、この変形制御体10のフランジ部
分には、その車外側端から車内側端近くまで至る深さの
スリットSが長手方向に複数形成されている。
中央位置には、前記スライダ5と干渉しない幅の変形制
御体10が上下方向に沿って取付けられている。この変
形制御体10は、車外側に開いた断面コ字形をしてお
り、複数のリベット11によりスライドレール1に対し
て取付けられている。変形制御体10が車外側に開いた
開断面形状をしているため、リベット11による取付作
業が行い易い。また、この変形制御体10のフランジ部
分には、その車外側端から車内側端近くまで至る深さの
スリットSが長手方向に複数形成されている。
【0019】スライドレール1に車外側への荷重F1 が
加わった場合(図3参照):センタピラー2のスライド
レール1が設けられている部分に、車両衝突等の衝撃に
より、車内側から車内装備品Gが当たり、スライドレー
ル1に対して車外側への荷重F1 が加わると、変形制御
体10自体がそのスリットSを開くことにより車外側へ
変形し易い状態になっているため、この変形制御体10
が車外側面に取付けられているスライドレール1も、車
外側へ容易に変形する。従って、車内装備品Gに加わる
衝撃力を緩和して、該車内装備品Gの保護を図ることが
できる。
加わった場合(図3参照):センタピラー2のスライド
レール1が設けられている部分に、車両衝突等の衝撃に
より、車内側から車内装備品Gが当たり、スライドレー
ル1に対して車外側への荷重F1 が加わると、変形制御
体10自体がそのスリットSを開くことにより車外側へ
変形し易い状態になっているため、この変形制御体10
が車外側面に取付けられているスライドレール1も、車
外側へ容易に変形する。従って、車内装備品Gに加わる
衝撃力を緩和して、該車内装備品Gの保護を図ることが
できる。
【0020】スライドレール1に車内側への荷重F2 が
加わった場合(図4参照):乗員を拘束しているシート
ベルト7の張力が、アンカ部6を介し、スライドレール
1に対して、車内側への荷重F2 として作用した場合に
は、変形制御体10のスリットSは閉じたままで圧接し
た状態となるため、車内側へ変形しにくい。従って、こ
の変形制御体10が車外側面に取付けられているスライ
ドレール1も、車内側へ変形しにくくなるため、シート
ベルト7の支持強度を確保することができる。
加わった場合(図4参照):乗員を拘束しているシート
ベルト7の張力が、アンカ部6を介し、スライドレール
1に対して、車内側への荷重F2 として作用した場合に
は、変形制御体10のスリットSは閉じたままで圧接し
た状態となるため、車内側へ変形しにくい。従って、こ
の変形制御体10が車外側面に取付けられているスライ
ドレール1も、車内側へ変形しにくくなるため、シート
ベルト7の支持強度を確保することができる。
【0021】図5及び図6は、この発明の第2実施形態
及び第3実施形態を示す図である。第2実施形態では、
変形制御体12を断面四角形にし、第3実施形態では、
変形制御体13を断面三角形にした。スリットSは、そ
れぞれ車外側端から車内側端近くまで至る深さで形成さ
れている。
及び第3実施形態を示す図である。第2実施形態では、
変形制御体12を断面四角形にし、第3実施形態では、
変形制御体13を断面三角形にした。スリットSは、そ
れぞれ車外側端から車内側端近くまで至る深さで形成さ
れている。
【0022】変形制御体12、13を閉断面形状にする
と、スリットS部分で圧接する面積が大きく、また圧接
している部分がずれないので、スライドレール1の車内
側への変形防止効果が向上する。
と、スリットS部分で圧接する面積が大きく、また圧接
している部分がずれないので、スライドレール1の車内
側への変形防止効果が向上する。
【0023】図7は、この発明の第4実施形態を示す図
である。この第4実施形態では、スライドレール14を
車外側に開いた断面コ字形にして、フランジ部14aを
形成したもので、該スライドレール14に対応する形状
のスライダ15を介してアンカ部6を取付けた。このス
ライドレール14のフランジ部14aには、車外側端か
ら車内側端近くまで至る深さのスリットSが長手方向に
複数形成されているため、先の実施形態と同様に、車外
側へは変形しやすく且つ車内側へは変形しにくい構造に
なっている。この第4実施形態のように、スライドレー
ル14自体に変形制御機能をもたせれば、先の実施形態
のような「変形制御体」が不要となり、部品点数の低減
を図ることができる。
である。この第4実施形態では、スライドレール14を
車外側に開いた断面コ字形にして、フランジ部14aを
形成したもので、該スライドレール14に対応する形状
のスライダ15を介してアンカ部6を取付けた。このス
ライドレール14のフランジ部14aには、車外側端か
ら車内側端近くまで至る深さのスリットSが長手方向に
複数形成されているため、先の実施形態と同様に、車外
側へは変形しやすく且つ車内側へは変形しにくい構造に
なっている。この第4実施形態のように、スライドレー
ル14自体に変形制御機能をもたせれば、先の実施形態
のような「変形制御体」が不要となり、部品点数の低減
を図ることができる。
【0024】尚、以上の説明では、スライドレール1、
14が取付けられる車体としてセンタピラー2を例にし
たが、これに限定されるものではない。
14が取付けられる車体としてセンタピラー2を例にし
たが、これに限定されるものではない。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、スライド
レールの車外側面に取付けられている変形制御体に、車
外側端から車内側端近くまで至る深さのスリットが長手
方向に複数形成されているため、車外側への荷重が加わ
った場合には、スリットが開いて車外側へ変形し易くな
る。また、車内側への荷重が加わった場合には、スリッ
トが閉じたままで圧接した状態となるため、車内側へは
変形しにくくなる。従って、車体のスライドレール部分
に、車内側から車内装備品が当たって、車外側への荷重
が加わった場合には、スライドレールが車外側へ変形す
るため、該車内装備品の保護を図ることができる。ま
た、スライドレールに対して、シートベルトから車内側
への荷重が加わった場合には、スライドレールが車内側
へ変形しにくいため、シートベルトの支持強度を確保す
ることができる。
レールの車外側面に取付けられている変形制御体に、車
外側端から車内側端近くまで至る深さのスリットが長手
方向に複数形成されているため、車外側への荷重が加わ
った場合には、スリットが開いて車外側へ変形し易くな
る。また、車内側への荷重が加わった場合には、スリッ
トが閉じたままで圧接した状態となるため、車内側へは
変形しにくくなる。従って、車体のスライドレール部分
に、車内側から車内装備品が当たって、車外側への荷重
が加わった場合には、スライドレールが車外側へ変形す
るため、該車内装備品の保護を図ることができる。ま
た、スライドレールに対して、シートベルトから車内側
への荷重が加わった場合には、スライドレールが車内側
へ変形しにくいため、シートベルトの支持強度を確保す
ることができる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、変形制御体
が車外側に開いた開断面形状であるため、変形制御体を
スライドレールの車外側面に取付ける作業が行い易い。
が車外側に開いた開断面形状であるため、変形制御体を
スライドレールの車外側面に取付ける作業が行い易い。
【0027】請求項3記載の発明によれば、変形制御体
が閉断面形状であるため、スリット部分で圧接する面積
が大きく、また圧接している部分がずれないので、スラ
イドレールの車内側への変形防止効果が向上する。
が閉断面形状であるため、スリット部分で圧接する面積
が大きく、また圧接している部分がずれないので、スラ
イドレールの車内側への変形防止効果が向上する。
【0028】請求項4記載の発明によれば、変形制御体
が不要になるため、部品点数の低減を図ることができ
る。
が不要になるため、部品点数の低減を図ることができ
る。
【図1】この発明の第1実施形態に係るシートベルトの
上下位置調整装置を示す斜視図。
上下位置調整装置を示す斜視図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】スライドレールに車外側への荷重が加わった場
合を示す縦断面図。
合を示す縦断面図。
【図4】スライドレールに車内側への荷重が加わった場
合を示す縦断面図。
合を示す縦断面図。
【図5】この発明の第2実施形態を示すスライドレール
及び変形制御体の斜視図。
及び変形制御体の斜視図。
【図6】この発明の第3実施形態を示すスライドレール
及び変形制御体の斜視図。
及び変形制御体の斜視図。
【図7】この発明の第4実施形態に係るシートベルトの
上下位置調整装置を示す斜視図。
上下位置調整装置を示す斜視図。
1、14 スライドレール 6 アンカ部 7 シートベルト 10、12、13 変形制御体 14a フランジ部 A 車外側 B 車内側 S スリット G 車内装備品 F1 車外側への荷重 F2 車内側への荷重
Claims (4)
- 【請求項1】 車体上部の車内側面に上下方向に沿って
スライドレールを取付けると共に、該スライドレールに
シートベルトを通したアンカ部を上下位置調整自在に係
合させたシートベルトの上下位置調整装置において、 前記スライドレールの車外側面に、車外側端から車内側
端近くまで至る深さのスリットが長手方向に複数形成さ
れた変形制御体を、上下方向に沿って取付けたことを特
徴とするシートベルトの上下位置調整装置。 - 【請求項2】 変形制御体が車外側に開いた開断面形状
である請求項1記載のシートベルトの上下位置調整装
置。 - 【請求項3】 変形制御体が閉断面形状である請求項1
記載のシートベルトの上下位置調整装置。 - 【請求項4】 車体上部の車内側面に上下方向に沿って
スライドレールを取付けると共に、該スライドレールに
シートベルトを通したアンカ部を上下位置調整自在に係
合させたシートベルトの上下位置調整装置において、 前記スライドレールに車外側へ突出するフランジ部を形
成し、このフランジ部に、車外側端から車内側端近くま
で至る深さのスリットを上下方向に複数形成したことを
特徴とするシートベルトの上下位置調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9216457A JPH1159327A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | シートベルトの上下位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9216457A JPH1159327A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | シートベルトの上下位置調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1159327A true JPH1159327A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16688806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9216457A Pending JPH1159327A (ja) | 1997-08-11 | 1997-08-11 | シートベルトの上下位置調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1159327A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012105988A1 (en) | 2011-02-03 | 2012-08-09 | Workshop Xi, Inc. | Improved coupling systems |
-
1997
- 1997-08-11 JP JP9216457A patent/JPH1159327A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012105988A1 (en) | 2011-02-03 | 2012-08-09 | Workshop Xi, Inc. | Improved coupling systems |
US8539646B2 (en) | 2011-02-03 | 2013-09-24 | Workshop Xi, Inc. | Coupling systems |
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