JPH1158847A - 手動走査型画像形成装置 - Google Patents
手動走査型画像形成装置Info
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- JPH1158847A JPH1158847A JP9229388A JP22938897A JPH1158847A JP H1158847 A JPH1158847 A JP H1158847A JP 9229388 A JP9229388 A JP 9229388A JP 22938897 A JP22938897 A JP 22938897A JP H1158847 A JPH1158847 A JP H1158847A
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- image forming
- image
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- forming apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像データ入力装置等の外部装置から転送さ
れた画像データをそのまま印字ヘッドで印字した場合の
不都合を解消する。 【解決手段】 外部装置から入力した修正前イメージデ
ータのイメージサイズ(PIS)をコントローラにて算
出し(S2)、印字ヘッドの副走査方向のイメージサイ
ズH1が印字ヘッドの副走査方向の印字領域Hoより大
きいか否か判別する(S3)。H1>Hoのときは(S
3:yes )、縦横同じ比率で縮小した修正後イメージサ
イズ(AIS)に変更した修正後イメージデータ(AI
D)を修正後メモリ部に蓄える(S5)。プリスキャン
用スイッチ31の押下継続区間を所望の画像形成範囲と
なるようにしながら案内装置の案内溝に沿わせて印字ヘ
ッドを移動させて主走査方向の画像形成範囲をチェック
する(S8)。主走査方向の修正後イメージサイズ(L
2)が所定の画像範囲を越えるとブザーが鳴動してオペ
レータに報せる(S10)。
れた画像データをそのまま印字ヘッドで印字した場合の
不都合を解消する。 【解決手段】 外部装置から入力した修正前イメージデ
ータのイメージサイズ(PIS)をコントローラにて算
出し(S2)、印字ヘッドの副走査方向のイメージサイ
ズH1が印字ヘッドの副走査方向の印字領域Hoより大
きいか否か判別する(S3)。H1>Hoのときは(S
3:yes )、縦横同じ比率で縮小した修正後イメージサ
イズ(AIS)に変更した修正後イメージデータ(AI
D)を修正後メモリ部に蓄える(S5)。プリスキャン
用スイッチ31の押下継続区間を所望の画像形成範囲と
なるようにしながら案内装置の案内溝に沿わせて印字ヘ
ッドを移動させて主走査方向の画像形成範囲をチェック
する(S8)。主走査方向の修正後イメージサイズ(L
2)が所定の画像範囲を越えるとブザーが鳴動してオペ
レータに報せる(S10)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字ヘッドを手動
にて移動させながら被印字媒体の表面に印字することが
できるようにした手動走査型画像形成装置の構成に係
り、より詳しくは、当該印字ヘッドを移動させる範囲内
に与えられた画像データをバランス良く印字できるよう
にした手動走査型画像形成装置の構成に関するものであ
る。
にて移動させながら被印字媒体の表面に印字することが
できるようにした手動走査型画像形成装置の構成に係
り、より詳しくは、当該印字ヘッドを移動させる範囲内
に与えられた画像データをバランス良く印字できるよう
にした手動走査型画像形成装置の構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、手動走査型画像形成装置とし
て、例えば、特開昭63−129775号公報には、オ
ペレータが手で移動できる可動のハウジング内に、感熱
型の印字ヘッドを下向きに突設させて設け、感熱型のイ
ンクフィルムの巻回部と、該インクフィルムの巻取り部
とを前記ハウジング内に設け、このハウジングをオペレ
ータが手で持って用紙等の被印字媒体の表面に沿わせて
移動させるとき、印字ヘッドの感熱部を画像データに対
応させて作動させると共に前記インクフィルムが印字ヘ
ッドの感熱部の下面を通過するように構成したものがあ
る。
て、例えば、特開昭63−129775号公報には、オ
ペレータが手で移動できる可動のハウジング内に、感熱
型の印字ヘッドを下向きに突設させて設け、感熱型のイ
ンクフィルムの巻回部と、該インクフィルムの巻取り部
とを前記ハウジング内に設け、このハウジングをオペレ
ータが手で持って用紙等の被印字媒体の表面に沿わせて
移動させるとき、印字ヘッドの感熱部を画像データに対
応させて作動させると共に前記インクフィルムが印字ヘ
ッドの感熱部の下面を通過するように構成したものがあ
る。
【0003】また、実公平8−1096号公報では、可
動のハウジング内に、前記感熱型の印字ヘッドに代え
て、ワイヤドットピン型の印字ヘッドを備え、前記ワイ
ヤドットピンの押圧より、被印字媒体の表面にインクを
転写できるインクドナーフィルムを前記印字ヘッドの下
面を通過するように、フィルム供給ロール部と巻取り部
とを前記ハウジング内に配置している。
動のハウジング内に、前記感熱型の印字ヘッドに代え
て、ワイヤドットピン型の印字ヘッドを備え、前記ワイ
ヤドットピンの押圧より、被印字媒体の表面にインクを
転写できるインクドナーフィルムを前記印字ヘッドの下
面を通過するように、フィルム供給ロール部と巻取り部
とを前記ハウジング内に配置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像形成装置では、画像データ入力装置等の外部装
置から転送された画像データをそのままハウジング内に
設けたバッファメモリに一旦蓄積して、印字ヘッドに出
力するようにしていたから、画像データにおける文字、
図形等のイメージサイズ(印字サイズもしくは画像サイ
ズともいう、以下同じ)が、印字ヘッドの走査方向(以
下、主走査方向という)と直交する方向(以下、副走査
方向という)の印字領域より大きくはみ出す場合や、逆
に、前記副走査方向の印字サイズが小さすぎる等、バラ
ンスの悪い印字結果となる場合があり、これらの画像デ
ータにおける副走査方向のイメージサイズは実際に被印
字媒体に印字してみなければ確認できないという問題が
あった。
来の画像形成装置では、画像データ入力装置等の外部装
置から転送された画像データをそのままハウジング内に
設けたバッファメモリに一旦蓄積して、印字ヘッドに出
力するようにしていたから、画像データにおける文字、
図形等のイメージサイズ(印字サイズもしくは画像サイ
ズともいう、以下同じ)が、印字ヘッドの走査方向(以
下、主走査方向という)と直交する方向(以下、副走査
方向という)の印字領域より大きくはみ出す場合や、逆
に、前記副走査方向の印字サイズが小さすぎる等、バラ
ンスの悪い印字結果となる場合があり、これらの画像デ
ータにおける副走査方向のイメージサイズは実際に被印
字媒体に印字してみなければ確認できないという問題が
あった。
【0005】同様にして、与えられた画像データにおけ
る主走査方向のイメージサイズ(印字サイズもしくは画
像サイズ)や、前記主走査方向に沿った印字領域も、実
際に被印字媒体に印字してみなければ確認できないとい
う問題があった。本発明の第1の目的は、前記副走査方
向のイメージサイズ(印字サイズもしくは画像サイズと
もいう)を、印字ヘッドの1回の主走査方向で印字可能
な領域内に適正な大きさに変更できるようにした手動走
査型画像形成装置を提供することである。
る主走査方向のイメージサイズ(印字サイズもしくは画
像サイズ)や、前記主走査方向に沿った印字領域も、実
際に被印字媒体に印字してみなければ確認できないとい
う問題があった。本発明の第1の目的は、前記副走査方
向のイメージサイズ(印字サイズもしくは画像サイズと
もいう)を、印字ヘッドの1回の主走査方向で印字可能
な領域内に適正な大きさに変更できるようにした手動走
査型画像形成装置を提供することである。
【0006】本発明の第2の目的は、前記主走査方向で
の印字領域、印字サイズ(イメージサイズ)を印字作業
の前に予め確認できるようにした手動走査型画像形成装
置を提供することである。
の印字領域、印字サイズ(イメージサイズ)を印字作業
の前に予め確認できるようにした手動走査型画像形成装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の手動走査型画像形成装置
は、任意の被印字媒体上に手動走査させて画像形成する
印字ヘッドと、画像データに基づいて、前記印字ヘッド
を画像形成動作させるコントローラとを備えてなる手動
走査型画像形成装置であって、前記コントローラは、前
記画像データのイメージサイズを、印字ヘッドの走査方
向と交叉する方向の最大印字領域以内の適宜比率に変更
するように制御する制御手段を備えたものである。
め、請求項1に記載の発明の手動走査型画像形成装置
は、任意の被印字媒体上に手動走査させて画像形成する
印字ヘッドと、画像データに基づいて、前記印字ヘッド
を画像形成動作させるコントローラとを備えてなる手動
走査型画像形成装置であって、前記コントローラは、前
記画像データのイメージサイズを、印字ヘッドの走査方
向と交叉する方向の最大印字領域以内の適宜比率に変更
するように制御する制御手段を備えたものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の手動走査型画像形成装置において、前記制御手
段には、前記画像データのイメージサイズを適宜比率に
変更するか否かを選択できる選択手段が備えられている
ものである。また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の手動走査型画像形成装置におい
て、前記コントローラと印字ヘッドとを、ケーブルにて
接続したものである。
に記載の手動走査型画像形成装置において、前記制御手
段には、前記画像データのイメージサイズを適宜比率に
変更するか否かを選択できる選択手段が備えられている
ものである。また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の手動走査型画像形成装置におい
て、前記コントローラと印字ヘッドとを、ケーブルにて
接続したものである。
【0009】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の手動走査型画像形成装置にお
いて、前記コントローラと印字ヘッドとは、無線接続さ
れているものである。そして、請求項5に記載の発明
は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の手動走査
型画像形成装置において、前記印字ヘッドを被印字媒体
上に沿って手動走査するためのガイド手段には、当該走
査印字のタイミングを取るためのタイミングマーク手段
を配置し、前記印字ヘッドには前記タイミングマーク手
段におけるタイミングマークを読取る読み取り手段を備
えたものである。
1または請求項2に記載の手動走査型画像形成装置にお
いて、前記コントローラと印字ヘッドとは、無線接続さ
れているものである。そして、請求項5に記載の発明
は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の手動走査
型画像形成装置において、前記印字ヘッドを被印字媒体
上に沿って手動走査するためのガイド手段には、当該走
査印字のタイミングを取るためのタイミングマーク手段
を配置し、前記印字ヘッドには前記タイミングマーク手
段におけるタイミングマークを読取る読み取り手段を備
えたものである。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の手動走査型画像形成装置において、前記印字ヘッドに
はプリスキャン用スイッチを備え、前記ガイド手段に沿
わせてプリスキャンのための手動走査をするとき、前記
プリスキャン用スイッチの操作にて、前記画像データに
基づく画像形成範囲を予め確認可能に構成したものであ
る。
の手動走査型画像形成装置において、前記印字ヘッドに
はプリスキャン用スイッチを備え、前記ガイド手段に沿
わせてプリスキャンのための手動走査をするとき、前記
プリスキャン用スイッチの操作にて、前記画像データに
基づく画像形成範囲を予め確認可能に構成したものであ
る。
【0011】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の手動走査型画像形成装置において、前記コント
ローラは、前記印字ヘッドのプリスキャンのための手動
走査時には、前記画像形成範囲を越えると、報知手段が
作動するように構成されているものである。さらに、請
求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれ
かに記載の手動走査型画像形成装置において、前記印字
ヘッドをインクジェット式に構成し、前記ガイド手段に
は、前記印字ヘッドにおけるインク吐出部と被印字媒体
の表面との間に適宜隙間を形成するための規制部を備え
たものである。
に記載の手動走査型画像形成装置において、前記コント
ローラは、前記印字ヘッドのプリスキャンのための手動
走査時には、前記画像形成範囲を越えると、報知手段が
作動するように構成されているものである。さらに、請
求項8に記載の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれ
かに記載の手動走査型画像形成装置において、前記印字
ヘッドをインクジェット式に構成し、前記ガイド手段に
は、前記印字ヘッドにおけるインク吐出部と被印字媒体
の表面との間に適宜隙間を形成するための規制部を備え
たものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は本発明装置の概略斜視図、
図2は印字ヘッドの案内装置の断面図である。図4は本
発明の全体構成を示すブロック図である。文字や図形等
の画像データを入力し、編集し、コントローラ2を介し
て手動型画像形成装置としてのインクジェット式等の印
字ヘッド3に対して出力することのできる、パーソナル
コンピュータ(パソコン)等の外部装置1は、図示する
ように、入力部としてのキーボード4や、制御部本体
5、キャラクタ発生部(図示せず)、CRT等の表示部
6等を備える。
態について説明する。図1は本発明装置の概略斜視図、
図2は印字ヘッドの案内装置の断面図である。図4は本
発明の全体構成を示すブロック図である。文字や図形等
の画像データを入力し、編集し、コントローラ2を介し
て手動型画像形成装置としてのインクジェット式等の印
字ヘッド3に対して出力することのできる、パーソナル
コンピュータ(パソコン)等の外部装置1は、図示する
ように、入力部としてのキーボード4や、制御部本体
5、キャラクタ発生部(図示せず)、CRT等の表示部
6等を備える。
【0013】図4のブロック図から理解できるように、
コントローラ2には、所定の制御プログラムを実行する
CPU21と、前記制御プログラムを予め記憶するRO
M22と、各種のデータを一時的に格納するRAM23
とを備える。前記RAM23には、前記外部装置1から
転送された画像データの修正前イメージデータを一時的
に蓄積する修正前イメージメモリ部23aと、前記修正
前イメージデータからイメージサイズを変更した後の修
正イメージデータを蓄えるための修正後イメージメモリ
部23bと、ブザー24と、伸縮率(拡大率)設定部2
5とを備える。
コントローラ2には、所定の制御プログラムを実行する
CPU21と、前記制御プログラムを予め記憶するRO
M22と、各種のデータを一時的に格納するRAM23
とを備える。前記RAM23には、前記外部装置1から
転送された画像データの修正前イメージデータを一時的
に蓄積する修正前イメージメモリ部23aと、前記修正
前イメージデータからイメージサイズを変更した後の修
正イメージデータを蓄えるための修正後イメージメモリ
部23bと、ブザー24と、伸縮率(拡大率)設定部2
5とを備える。
【0014】前記CPU21にて前記転送されてきた画
像データの修正前イメージデータを後述のように修正演
算し、コントローラ2に接続された印字ヘッド3の副走
査方向(B−B′方向)(図3参照)の印字領域の最大
寸法(Ho)に、バランス良く入るように修正された修
正後イメージデータが修正後イメージメモリ部23bに
蓄えられる。
像データの修正前イメージデータを後述のように修正演
算し、コントローラ2に接続された印字ヘッド3の副走
査方向(B−B′方向)(図3参照)の印字領域の最大
寸法(Ho)に、バランス良く入るように修正された修
正後イメージデータが修正後イメージメモリ部23bに
蓄えられる。
【0015】インクジェット式の印字ヘッド3には、前
記コントローラ2からの制御信号に基づいて印字動作を
実行するための駆動回路等を備える一方、印字ヘッド3
の側面には、プリスキャン(予備的走査)を開始するた
めのスイッチ31と、画像データのイメージサイズを適
宜比率に変更するか否かを選択するための選択手段とし
ての切換スイッチ33及び主走査方向に沿って印字ヘッ
ド3を走査するとき、後述するタイミングマーク手段の
タイミングマークを読み取って印字ヘッド3の移動範囲
を検知するためのフォトインタラプタ等の検知部32と
を備える。また、実施例では、印字ヘッド3上面にはカ
ラー画像を印刷できるようにするため、黒色、シアン、
マゼンタ、イエローの4色のインクを補充するための各
色のインク毎のインクカートリッジ33〜36を着脱自
在に装着できるように構成されている。
記コントローラ2からの制御信号に基づいて印字動作を
実行するための駆動回路等を備える一方、印字ヘッド3
の側面には、プリスキャン(予備的走査)を開始するた
めのスイッチ31と、画像データのイメージサイズを適
宜比率に変更するか否かを選択するための選択手段とし
ての切換スイッチ33及び主走査方向に沿って印字ヘッ
ド3を走査するとき、後述するタイミングマーク手段の
タイミングマークを読み取って印字ヘッド3の移動範囲
を検知するためのフォトインタラプタ等の検知部32と
を備える。また、実施例では、印字ヘッド3上面にはカ
ラー画像を印刷できるようにするため、黒色、シアン、
マゼンタ、イエローの4色のインクを補充するための各
色のインク毎のインクカートリッジ33〜36を着脱自
在に装着できるように構成されている。
【0016】図1及び図2に示すように、印字ヘッド3
のガイド手段としての案内装置9は、前記印字ヘッド3
のヘッド部3aが下向きに嵌まった状態にて前記主走査
方向(A−A′)に沿って直線的に移動可能な案内溝9
1を備え、該案内溝91は上下に貫通し前記ヘッド部3
aのインク吐出部3bが用紙等の被印字媒体7の表面と
微小隙間隔てて対面するように構成されている。また、
案内装置9には、前記案内溝91の長手方向(主走査方
向)に沿って長いタイミングフェンス92を立設する。
このタイミングフェンス92は、印字ヘッド3を手動走
査させながら印字のタイミングを取るためのタイミング
マーク手段であって、合成樹脂材等の透明板に、前記主
走査方向に一定ピッチで黒色等の不透明の条マーク92
a(光不透過部)を施したものであって、前記主走査方
向に沿って直線的に移動させる印字ヘッド3における検
知部32にて、前記条マーク92aを検知して、当該印
字ヘッド3の移動方向及び移動量を計測できるものであ
る。
のガイド手段としての案内装置9は、前記印字ヘッド3
のヘッド部3aが下向きに嵌まった状態にて前記主走査
方向(A−A′)に沿って直線的に移動可能な案内溝9
1を備え、該案内溝91は上下に貫通し前記ヘッド部3
aのインク吐出部3bが用紙等の被印字媒体7の表面と
微小隙間隔てて対面するように構成されている。また、
案内装置9には、前記案内溝91の長手方向(主走査方
向)に沿って長いタイミングフェンス92を立設する。
このタイミングフェンス92は、印字ヘッド3を手動走
査させながら印字のタイミングを取るためのタイミング
マーク手段であって、合成樹脂材等の透明板に、前記主
走査方向に一定ピッチで黒色等の不透明の条マーク92
a(光不透過部)を施したものであって、前記主走査方
向に沿って直線的に移動させる印字ヘッド3における検
知部32にて、前記条マーク92aを検知して、当該印
字ヘッド3の移動方向及び移動量を計測できるものであ
る。
【0017】なお、実施例では、外部装置1とコントロ
ーラ2とをケーブル10aにて接続し、またコントロー
ラ2と印字ヘッド3とをケーブル10bにて接続してお
り、両ケーブル10a,10bは画像等のデータを転送
すると共に、電力も送るように構成されている。次に、
この構成による、被印字媒体7への画像形成の制御の態
様を図5のフローチャートを参照しながら説明する。予
め、外部装置1には、印字したい文字、図形等の画像デ
ータをキーボード4や図示しないスキャナ等により入力
しておく。画像形成のスタートにより、前記コントロー
ラ2を立ち上げる。続いて、外部装置1からコントロー
ラ2に、前記外部装置1で入力された画像データの修正
前イメージデータ(PID)を修正前イメージメモリ部
23aに入力して蓄える(S0)。次に、コントローラ
2では、切換スイッチ33がオンになっているか、即
ち、修正前イメージデータ(PID)を必要に応じて適
宜比率のサイズに変更するモードに設定されているか否
かをチェックし(S1)、もし、オフであれば(S1:
no)、ステップS6に移行して、修正前イメージデータ
(PID)をそのまま印字する通常の印字モードを実行
するようにされるが、切換スイッチ33がオンになって
いる場合には(S1:yes )、前記修正前イメージメモ
リ部23aから修正前イメージデータ(PID)を読み
出して、その修正前イメージサイズ(PIS)を算出す
る(S2)。次に、S3において、前記修正前イメージ
サイズ(PIS)のうち、印字ヘッド3の副走査方向の
寸法(縦サイズH1)が、当該印字ヘッド3による印字
領域の最大寸法(Ho)より大きいか否かを判別する。
ーラ2とをケーブル10aにて接続し、またコントロー
ラ2と印字ヘッド3とをケーブル10bにて接続してお
り、両ケーブル10a,10bは画像等のデータを転送
すると共に、電力も送るように構成されている。次に、
この構成による、被印字媒体7への画像形成の制御の態
様を図5のフローチャートを参照しながら説明する。予
め、外部装置1には、印字したい文字、図形等の画像デ
ータをキーボード4や図示しないスキャナ等により入力
しておく。画像形成のスタートにより、前記コントロー
ラ2を立ち上げる。続いて、外部装置1からコントロー
ラ2に、前記外部装置1で入力された画像データの修正
前イメージデータ(PID)を修正前イメージメモリ部
23aに入力して蓄える(S0)。次に、コントローラ
2では、切換スイッチ33がオンになっているか、即
ち、修正前イメージデータ(PID)を必要に応じて適
宜比率のサイズに変更するモードに設定されているか否
かをチェックし(S1)、もし、オフであれば(S1:
no)、ステップS6に移行して、修正前イメージデータ
(PID)をそのまま印字する通常の印字モードを実行
するようにされるが、切換スイッチ33がオンになって
いる場合には(S1:yes )、前記修正前イメージメモ
リ部23aから修正前イメージデータ(PID)を読み
出して、その修正前イメージサイズ(PIS)を算出す
る(S2)。次に、S3において、前記修正前イメージ
サイズ(PIS)のうち、印字ヘッド3の副走査方向の
寸法(縦サイズH1)が、当該印字ヘッド3による印字
領域の最大寸法(Ho)より大きいか否かを判別する。
【0018】H1>Hoの場合(S3:yes )、即ち、
印字ヘッド3を前記主走査方向(A−A′)に沿って一
回だけ移動させながら、修正前イメージメモリ部23a
に格納されたままのイメージサイズ(PIS)で被印字
媒体7に印字すると、完全な文字や図形が形成されない
(換言すると、形成された画像のうちの上端、下端のい
ずれか一方もしくは両端が欠如した不完全な文字等とな
る)。
印字ヘッド3を前記主走査方向(A−A′)に沿って一
回だけ移動させながら、修正前イメージメモリ部23a
に格納されたままのイメージサイズ(PIS)で被印字
媒体7に印字すると、完全な文字や図形が形成されない
(換言すると、形成された画像のうちの上端、下端のい
ずれか一方もしくは両端が欠如した不完全な文字等とな
る)。
【0019】そこで、前記S3でyes と判断されたとき
には、CPU21が修正前イメージサイズ(PIS)の
縦横寸法を、印字ヘッド3の上記最大寸法(Ho)に適
合するように適当な比率にて縮小する演算を実行し(S
4)、その縮小したイメージサイズ(H2)となった修
正後イメージデータ(AID)を修正後イメージメモリ
部23bに蓄える(S5)。
には、CPU21が修正前イメージサイズ(PIS)の
縦横寸法を、印字ヘッド3の上記最大寸法(Ho)に適
合するように適当な比率にて縮小する演算を実行し(S
4)、その縮小したイメージサイズ(H2)となった修
正後イメージデータ(AID)を修正後イメージメモリ
部23bに蓄える(S5)。
【0020】次に、印字ヘッド3におけるヘッド部3a
が前記案内装置9の案内溝91内に嵌まったか否かを、
CPU21が判別する(S6)。この判別には、前記検
知部32がタイミングフェンス92の端部の遮光部92
bにてオフ状態となったか否かの判断にて実行する。S
6:yes を条件として、印字ヘッド3におけるスイッチ
31を所定時間(t秒)以上長く押すと(S7:yes
)、ヘッド部3bからのインク吐出の動作は実行しな
い。そして、前記スイッチ31を押下した状態で、印字
ヘッド3を案内装置9の案内溝91の長手方向に沿わせ
て移動すると、検知部32にて前記条マーク92aを読
み取り、当該印字ヘッド3の移動量を計測することがで
きる(S8)。
が前記案内装置9の案内溝91内に嵌まったか否かを、
CPU21が判別する(S6)。この判別には、前記検
知部32がタイミングフェンス92の端部の遮光部92
bにてオフ状態となったか否かの判断にて実行する。S
6:yes を条件として、印字ヘッド3におけるスイッチ
31を所定時間(t秒)以上長く押すと(S7:yes
)、ヘッド部3bからのインク吐出の動作は実行しな
い。そして、前記スイッチ31を押下した状態で、印字
ヘッド3を案内装置9の案内溝91の長手方向に沿わせ
て移動すると、検知部32にて前記条マーク92aを読
み取り、当該印字ヘッド3の移動量を計測することがで
きる(S8)。
【0021】この場合、被印字媒体7に印字したい位置
及び範囲(前記主走査方向に沿った位置及び範囲)を印
字作業前に予め知るため、前記タイミングフェンス92
の条マーク92aを検知部32にて検知できる状態にセ
ットして、印字開始位置にてオペレータがスイッチ31
を押しながら前記安定溝91に沿わせて印字ヘッド3を
移動させる。このとき、前記修正後イメージデータ(A
ID)における主走査方向に沿った方向のイメージサイ
ズ(L2)に等しい距離だけ印字ヘッド3が移動したと
き、即ち、修正後イメージデータ(AID)の終端が印
字されることになる箇所を越えた時点で(S9:yes
)、コントローラ2内に設けたブザー24が鳴動し
(S10)、オペレータに印字領域を越えたことを報知
するのである。
及び範囲(前記主走査方向に沿った位置及び範囲)を印
字作業前に予め知るため、前記タイミングフェンス92
の条マーク92aを検知部32にて検知できる状態にセ
ットして、印字開始位置にてオペレータがスイッチ31
を押しながら前記安定溝91に沿わせて印字ヘッド3を
移動させる。このとき、前記修正後イメージデータ(A
ID)における主走査方向に沿った方向のイメージサイ
ズ(L2)に等しい距離だけ印字ヘッド3が移動したと
き、即ち、修正後イメージデータ(AID)の終端が印
字されることになる箇所を越えた時点で(S9:yes
)、コントローラ2内に設けたブザー24が鳴動し
(S10)、オペレータに印字領域を越えたことを報知
するのである。
【0022】以上によって、被印字媒体7への印字位置
及び範囲を確認したのち、再度、案内溝91の印字開始
予定の位置に印字ヘッド3におけるヘッド部3aを嵌め
入れると、案内装置9に印字ヘッド3がセットされたこ
とを、前記検知部32がタイミングフェンス92を感知
することにて判断し(S6:yes )、次に、スイッチ3
1が押されていな場合には(S7:no)、印字モードと
なり(S11)、この印字モードでは、印字ヘッド3
を、前記案内溝91に沿わせて移動するだけで、前記修
正後イメージデータ(AID)のイメージサイズで被印
字媒体7の表面に印字されるのである。この場合のヘッ
ド部3aにおけるインク吐出部3bからのインクの吐出
のタイミングは、前記タイミングフェンス92における
条マーク92aの検知毎に実行されるので、オペレータ
が印字ヘッド3を移動させる動きがぎくしゃくしていて
も画質に対しては問題が発生しない。
及び範囲を確認したのち、再度、案内溝91の印字開始
予定の位置に印字ヘッド3におけるヘッド部3aを嵌め
入れると、案内装置9に印字ヘッド3がセットされたこ
とを、前記検知部32がタイミングフェンス92を感知
することにて判断し(S6:yes )、次に、スイッチ3
1が押されていな場合には(S7:no)、印字モードと
なり(S11)、この印字モードでは、印字ヘッド3
を、前記案内溝91に沿わせて移動するだけで、前記修
正後イメージデータ(AID)のイメージサイズで被印
字媒体7の表面に印字されるのである。この場合のヘッ
ド部3aにおけるインク吐出部3bからのインクの吐出
のタイミングは、前記タイミングフェンス92における
条マーク92aの検知毎に実行されるので、オペレータ
が印字ヘッド3を移動させる動きがぎくしゃくしていて
も画質に対しては問題が発生しない。
【0023】前記S3の判別において、前記修正前イメ
ージサイズ(PIS)のうち、印字ヘッド3の副走査方
向の寸法(縦サイズH1)が当該印字ヘッド3による最
大印字領域Hoに比べて小さすぎると判断されると、現
実に被印字媒体7の表面に印字するイメージサイズを大
きくするようにしても良い。例えば、S3にてH1≦
(1/3)Hoと判別されると、修正後イメージデータ
(AID)のイメージサイズが、印字領域の最大寸法
(Ho)にバランス良く収まるように、CPU21にて
イメージサイズの縦横比率を演算するのである(S
4)。この場合、必ずしも上記最大寸法(Ho)に合致
させる必要はなく、例えば、伸縮率(拡大率)設定部2
5にて拡大率を自由に設定できるようにしても良い。
ージサイズ(PIS)のうち、印字ヘッド3の副走査方
向の寸法(縦サイズH1)が当該印字ヘッド3による最
大印字領域Hoに比べて小さすぎると判断されると、現
実に被印字媒体7の表面に印字するイメージサイズを大
きくするようにしても良い。例えば、S3にてH1≦
(1/3)Hoと判別されると、修正後イメージデータ
(AID)のイメージサイズが、印字領域の最大寸法
(Ho)にバランス良く収まるように、CPU21にて
イメージサイズの縦横比率を演算するのである(S
4)。この場合、必ずしも上記最大寸法(Ho)に合致
させる必要はなく、例えば、伸縮率(拡大率)設定部2
5にて拡大率を自由に設定できるようにしても良い。
【0024】なお、修正前イメージサイズ(PIS)が
適当であると判断されるときには、伸縮しないで、修正
前イメージサイズ(PIS)のままで、被印字媒体7の
表面に画像形成すれば良いことはいうまでもない。前記
実施形態では、外部装置1からコントローラ2へ、及び
コントローラ2から印字ヘッド3に、ケーブル10a及
びケーブル10bを介して画像データの転送や電力供給
を実行していたが、例えば印字ヘッド3内に乾電池等の
独立系の電源を備え、また、印字ヘッド3とコントロー
ラ2さらには外部装置1とに、赤外線−電気変換素子
(受光素子と発光素子)とからなる赤外線通信システム
等の無線通信機構を備えることにより、外部装置1から
コントローラ2に、さらにはコントローラ2から印字ヘ
ッド3に、画像データ等のデータ信号を無線状態にて転
送させれば、装置間をケーブル10a、10bで連結し
たときの各装置の取扱いの不便さを無くすることがで
き、特に印字ヘッド3の取扱いが至極便利となる。
適当であると判断されるときには、伸縮しないで、修正
前イメージサイズ(PIS)のままで、被印字媒体7の
表面に画像形成すれば良いことはいうまでもない。前記
実施形態では、外部装置1からコントローラ2へ、及び
コントローラ2から印字ヘッド3に、ケーブル10a及
びケーブル10bを介して画像データの転送や電力供給
を実行していたが、例えば印字ヘッド3内に乾電池等の
独立系の電源を備え、また、印字ヘッド3とコントロー
ラ2さらには外部装置1とに、赤外線−電気変換素子
(受光素子と発光素子)とからなる赤外線通信システム
等の無線通信機構を備えることにより、外部装置1から
コントローラ2に、さらにはコントローラ2から印字ヘ
ッド3に、画像データ等のデータ信号を無線状態にて転
送させれば、装置間をケーブル10a、10bで連結し
たときの各装置の取扱いの不便さを無くすることがで
き、特に印字ヘッド3の取扱いが至極便利となる。
【0025】また、前記コントローラ2に直接キーボー
ドやスキャナ等の文字等の画像データを入力できる入力
装置を接続したシステムであっても良い。ところで、上
記実施形態では、案内装置9に立設したタイミングフェ
ンス92を利用して印字のタイミングを取るようにした
ものであるが、必ずしもこのような形態のタイミングマ
ーク手段を設ける必要はなく、例えば、特開昭63−1
29775号公報に示されるように、印字ヘッドの走行
に伴って回転する走行ローラと、その走行ローラの回転
を検出するエンコーダ手段とを印字ヘッドに内蔵するよ
うにしても良い。
ドやスキャナ等の文字等の画像データを入力できる入力
装置を接続したシステムであっても良い。ところで、上
記実施形態では、案内装置9に立設したタイミングフェ
ンス92を利用して印字のタイミングを取るようにした
ものであるが、必ずしもこのような形態のタイミングマ
ーク手段を設ける必要はなく、例えば、特開昭63−1
29775号公報に示されるように、印字ヘッドの走行
に伴って回転する走行ローラと、その走行ローラの回転
を検出するエンコーダ手段とを印字ヘッドに内蔵するよ
うにしても良い。
【0026】また、コントローラ2は必ずしも印字ヘッ
ド3と別体である必要はなく、それらを単一のユニット
として一体に構成したものであっても良い。
ド3と別体である必要はなく、それらを単一のユニット
として一体に構成したものであっても良い。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明の手動走査型画像形成装置は、任意の被印字媒体
上に手動走査させて画像形成する印字ヘッドと、画像デ
ータに基づいて、前記印字ヘッドを画像形成動作させる
コントローラとを備えてなる手動走査型画像形成装置で
あって、前記コントローラは、前記画像データのイメー
ジサイズを、印字ヘッドの走査方向と交叉する方向(副
走査方向)の最大印字領域以内の適宜比率に変更するよ
うに制御する制御手段を備えたものである。
の発明の手動走査型画像形成装置は、任意の被印字媒体
上に手動走査させて画像形成する印字ヘッドと、画像デ
ータに基づいて、前記印字ヘッドを画像形成動作させる
コントローラとを備えてなる手動走査型画像形成装置で
あって、前記コントローラは、前記画像データのイメー
ジサイズを、印字ヘッドの走査方向と交叉する方向(副
走査方向)の最大印字領域以内の適宜比率に変更するよ
うに制御する制御手段を備えたものである。
【0028】従って、コントローラに蓄積された画像デ
ータのイメージサイズ(印字サイズ)が印字ヘッドにお
ける副走査方向の最大印字領域を越えた大きいサイズの
場合や、逆に小さすぎる印字サイズの場合であっても、
自動的に印字ヘッドにおける副走査方向の最大印字領域
以内の適当な比率となるように、縮小もしくは拡大する
ことができるから、被印字媒体に画像形成されたときの
印字結果のバランスが悪化しないという効果を奏する。
ータのイメージサイズ(印字サイズ)が印字ヘッドにお
ける副走査方向の最大印字領域を越えた大きいサイズの
場合や、逆に小さすぎる印字サイズの場合であっても、
自動的に印字ヘッドにおける副走査方向の最大印字領域
以内の適当な比率となるように、縮小もしくは拡大する
ことができるから、被印字媒体に画像形成されたときの
印字結果のバランスが悪化しないという効果を奏する。
【0029】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の手動走査型画像形成装置において、前記制御手
段には、前記画像データのイメージサイズを適宜比率に
変更するか否かを選択できる選択手段が備えられている
ものである。従って、画像データのイメージサイズに拘
らず、印字ヘッドの副走査方向における最大印字領域内
にバランス良く印字を行うことができることは勿論のこ
と、必要に応じて画像データをそのままのサイズで印字
することもできる効果を奏する。
に記載の手動走査型画像形成装置において、前記制御手
段には、前記画像データのイメージサイズを適宜比率に
変更するか否かを選択できる選択手段が備えられている
ものである。従って、画像データのイメージサイズに拘
らず、印字ヘッドの副走査方向における最大印字領域内
にバランス良く印字を行うことができることは勿論のこ
と、必要に応じて画像データをそのままのサイズで印字
することもできる効果を奏する。
【0030】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の手動走査型画像形成装置におい
て、前記コントローラと印字ヘッドとを、ケーブルにて
接続したものである。従って、このケーブルにて電力と
イメージデータとを供給したり、電源を内蔵した印字ヘ
ッドにイメージデータのみを供給することで、印字ヘッ
ドを手動にて被印字媒体の表面に簡単に画像形成作業さ
せることができる。
または請求項2に記載の手動走査型画像形成装置におい
て、前記コントローラと印字ヘッドとを、ケーブルにて
接続したものである。従って、このケーブルにて電力と
イメージデータとを供給したり、電源を内蔵した印字ヘ
ッドにイメージデータのみを供給することで、印字ヘッ
ドを手動にて被印字媒体の表面に簡単に画像形成作業さ
せることができる。
【0031】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の手動走査型画像形成装置にお
いて、前記コントローラと印字ヘッドとは、無線接続さ
れているものである。この場合には、印字ヘッドに少な
くとも電源を内蔵すると共に、イメージデータ等の信号
を受信するための機構を備える。従って、コントローラ
と印字ヘッドとをケーブルを介して信号等の供給を行う
場合に比べて、印字ヘッドの取扱いが至極便利となると
いう効果を奏する。
1または請求項2に記載の手動走査型画像形成装置にお
いて、前記コントローラと印字ヘッドとは、無線接続さ
れているものである。この場合には、印字ヘッドに少な
くとも電源を内蔵すると共に、イメージデータ等の信号
を受信するための機構を備える。従って、コントローラ
と印字ヘッドとをケーブルを介して信号等の供給を行う
場合に比べて、印字ヘッドの取扱いが至極便利となると
いう効果を奏する。
【0032】そして、請求項5に記載の発明は、請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載の手動走査型画像形成
装置において、前記印字ヘッドを被印字媒体上に沿って
手動走査するためのガイド手段には、当該走査印字のタ
イミングを取るためのタイミングマーク手段を配置し、
前記印字ヘッドには前記タイミングマーク手段における
タイミングマークを読取る読み取り手段を備えたもので
ある。
1乃至請求項4のいずれかに記載の手動走査型画像形成
装置において、前記印字ヘッドを被印字媒体上に沿って
手動走査するためのガイド手段には、当該走査印字のタ
イミングを取るためのタイミングマーク手段を配置し、
前記印字ヘッドには前記タイミングマーク手段における
タイミングマークを読取る読み取り手段を備えたもので
ある。
【0033】このように構成すれば、オペレータが印字
ヘッドを手動にてガイド手段に沿わせて移動させると
き、移動速度のばらつきがあっても、所定量移動される
毎に、タイミングマーク手段におけるタイミングマーク
を読取るので、印字のためのタイミングをとって印字ヘ
ッドが作動して画像形成するから、印字結果を綺麗にす
ることが簡単にできるという効果を奏する。
ヘッドを手動にてガイド手段に沿わせて移動させると
き、移動速度のばらつきがあっても、所定量移動される
毎に、タイミングマーク手段におけるタイミングマーク
を読取るので、印字のためのタイミングをとって印字ヘ
ッドが作動して画像形成するから、印字結果を綺麗にす
ることが簡単にできるという効果を奏する。
【0034】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の手動走査型画像形成装置において、前記印字ヘッドに
はプリスキャン用スイッチを備え、前記ガイド手段に沿
わせてプリスキャンのための手動走査をするとき、前記
プリスキャン用スイッチの操作にて、前記画像データに
基づく画像形成範囲を予め確認可能に構成したものであ
る。
の手動走査型画像形成装置において、前記印字ヘッドに
はプリスキャン用スイッチを備え、前記ガイド手段に沿
わせてプリスキャンのための手動走査をするとき、前記
プリスキャン用スイッチの操作にて、前記画像データに
基づく画像形成範囲を予め確認可能に構成したものであ
る。
【0035】印字ヘッドの印字動作をさせないで、主走
査方向の印字すべき範囲を予め確認するには、オペレー
タは印字ヘッドにおけるプリスキャン用スイッチの操作
をしながらガイド手段に沿わせて手動移動させると、前
記タイミングマーク手段におけるタイミングマークを読
み取って、画像形成すべき範囲を予め確認することが可
能となり、従来のように被印字媒体に印字しなければ印
字結果が判らないものに比べて、被印字媒体の無駄な消
費をなくすることができる。また、前記タイミングマー
ク手段と読み取り手段とを利用するので、構造も簡単と
なるという効果を奏する。
査方向の印字すべき範囲を予め確認するには、オペレー
タは印字ヘッドにおけるプリスキャン用スイッチの操作
をしながらガイド手段に沿わせて手動移動させると、前
記タイミングマーク手段におけるタイミングマークを読
み取って、画像形成すべき範囲を予め確認することが可
能となり、従来のように被印字媒体に印字しなければ印
字結果が判らないものに比べて、被印字媒体の無駄な消
費をなくすることができる。また、前記タイミングマー
ク手段と読み取り手段とを利用するので、構造も簡単と
なるという効果を奏する。
【0036】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の手動走査型画像形成装置において、前記コント
ローラは、前記印字ヘッドのプリスキャンのための手動
走査時には、前記画像形成範囲を越えると、報知手段が
作動するように構成されているものである。従って、オ
ペレータは印字ヘッドによる画像形成範囲を越えてしま
うことが実際の画像形成の前に前もって知ることができ
て、被印字媒体の無駄な消費をなくすることができると
いう効果を奏する。
に記載の手動走査型画像形成装置において、前記コント
ローラは、前記印字ヘッドのプリスキャンのための手動
走査時には、前記画像形成範囲を越えると、報知手段が
作動するように構成されているものである。従って、オ
ペレータは印字ヘッドによる画像形成範囲を越えてしま
うことが実際の画像形成の前に前もって知ることができ
て、被印字媒体の無駄な消費をなくすることができると
いう効果を奏する。
【0037】さらに、請求項8に記載の発明は、請求項
1乃至請求項7のいずれかに記載の手動走査型画像形成
装置において、前記印字ヘッドをインクジェット式に構
成し、前記ガイド手段には、前記印字ヘッドにおけるイ
ンク吐出部と被印字媒体の表面との間に適宜隙間を形成
するための規制部を備えたものである。印字ヘッドがイ
ンクジェット式の場合には、インク吐出部が被印字媒体
の表面に接触すると、インクが乾かない箇所をインク吐
出部が擦って印字結果を台無しにするが、本発明のよう
にガイド手段に設けた規制部により、インク吐出部と被
印字媒体表面との間に適宜隙間が必ず形成されるから印
字結果を悪くすることがないという効果を奏するのであ
る。
1乃至請求項7のいずれかに記載の手動走査型画像形成
装置において、前記印字ヘッドをインクジェット式に構
成し、前記ガイド手段には、前記印字ヘッドにおけるイ
ンク吐出部と被印字媒体の表面との間に適宜隙間を形成
するための規制部を備えたものである。印字ヘッドがイ
ンクジェット式の場合には、インク吐出部が被印字媒体
の表面に接触すると、インクが乾かない箇所をインク吐
出部が擦って印字結果を台無しにするが、本発明のよう
にガイド手段に設けた規制部により、インク吐出部と被
印字媒体表面との間に適宜隙間が必ず形成されるから印
字結果を悪くすることがないという効果を奏するのであ
る。
【図1】本発明の装置全体の概略斜視図である。
【図2】図1のII−II線矢視拡大断面図である。
【図3】印字ヘッドと、被印字媒体における印字結果と
の関係を示す斜視図である。
の関係を示す斜視図である。
【図4】本発明の機能ブロック図である。
【図5】制御のフローチャートである。
1 外部装置 2 コントローラ 3 印字ヘッド 4 キーボード 5 制御部本体 6 CRT 7 被印字媒体 9 案内装置 10a,10b ケーブル 21 CPU 23a 修正前イメージメモリ部 23b 修正後イメージメモリ部 24 ブザー 25 伸縮率(拡大率)設定部 32 検知部 33 切換スイッチ 91 案内溝 92 タイミングフェンス 92a 条マーク 92b 遮光部
Claims (8)
- 【請求項1】 任意の被印字媒体上に手動走査させて画
像形成する印字ヘッドと、画像データに基づいて、前記
印字ヘッドを画像形成動作させるコントローラとを備え
てなる手動走査型画像形成装置であって、前記コントロ
ーラは、前記画像データのイメージサイズを、印字ヘッ
ドの走査方向と交叉する方向の最大印字領域以内の適宜
比率に変更するように制御する制御手段を備えたことを
特徴とする手動走査型画像形成装置。 - 【請求項2】 前記制御手段には、前記画像データのイ
メージサイズを適宜比率に変更するか否かを選択できる
選択手段が備えられていることを特徴とする請求項1に
記載の手動走査型画像形成装置。 - 【請求項3】 前記コントローラと印字ヘッドとを、ケ
ーブルにて接続したことを特徴とする請求項1または請
求項2に記載の手動走査型画像形成装置。 - 【請求項4】 前記コントローラと印字ヘッドとは、無
線接続されることを特徴とする請求項1または請求項2
に記載の手動走査型画像形成装置。 - 【請求項5】 前記印字ヘッドを被印字媒体上に沿って
手動走査するためのガイド手段には、当該走査印字のタ
イミングを取るためのタイミングマーク手段を配置し、
前記印字ヘッドには前記タイミングマーク手段における
タイミングマークを読取る読み取り手段を備えたことを
特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の手
動走査型画像形成装置。 - 【請求項6】 前記印字ヘッドにはプリスキャン用スイ
ッチを備え、前記ガイド手段に沿わせてプリスキャンの
ための手動走査をするとき、前記プリスキャン用スイッ
チの操作にて、前記画像データに基づく画像形成範囲を
予め確認可能に構成したことを特徴とする請求項5に記
載の手動走査型画像形成装置。 - 【請求項7】 前記コントローラは、前記印字ヘッドの
プリスキャンのための手動走査時には、前記画像形成範
囲を越えると、報知手段が作動するように構成されてい
ることを特徴とする請求項6に記載の手動走査型画像形
成装置。 - 【請求項8】 前記印字ヘッドをインクジェット式に構
成し、前記ガイド手段には、前記印字ヘッドにおけるイ
ンク吐出部と被印字媒体の表面との間に適宜隙間を形成
するための規制部を備えたことを特徴とする請求項1乃
至請求項7のいずれかに記載の手動走査型画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9229388A JPH1158847A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 手動走査型画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9229388A JPH1158847A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 手動走査型画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1158847A true JPH1158847A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16891421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9229388A Pending JPH1158847A (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 手動走査型画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1158847A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10427422B2 (en) | 2016-12-27 | 2019-10-01 | Casio Computer Co., Ltd. | Printing apparatus and printing method of printing apparatus |
US10611141B2 (en) | 2017-09-27 | 2020-04-07 | Casio Computer Co., Ltd. | Printing device, printing method, and non-transitory recording medium |
CN111619243A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-09-04 | 厦门德瑞雅喷码科技有限公司 | 一种背包分体式手持喷码机及其使用方法 |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP9229388A patent/JPH1158847A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10427422B2 (en) | 2016-12-27 | 2019-10-01 | Casio Computer Co., Ltd. | Printing apparatus and printing method of printing apparatus |
US10611141B2 (en) | 2017-09-27 | 2020-04-07 | Casio Computer Co., Ltd. | Printing device, printing method, and non-transitory recording medium |
CN111619243A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-09-04 | 厦门德瑞雅喷码科技有限公司 | 一种背包分体式手持喷码机及其使用方法 |
CN111619243B (zh) * | 2020-06-01 | 2023-06-09 | 厦门德瑞雅喷码科技有限公司 | 一种背包分体式手持喷码机及其使用方法 |
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