JPH1157457A - マイクロカプセルの製造方法 - Google Patents

マイクロカプセルの製造方法

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JPH1157457A
JPH1157457A JP9221810A JP22181097A JPH1157457A JP H1157457 A JPH1157457 A JP H1157457A JP 9221810 A JP9221810 A JP 9221810A JP 22181097 A JP22181097 A JP 22181097A JP H1157457 A JPH1157457 A JP H1157457A
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Toshibumi Nishikubo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一なカプセル粒径分布となるマイクロカプ
セル製造方法を提供すること。特に、発色性能を向上さ
せ、巨大粒子による汚染の無い安定した発色性能を有す
る感圧複写紙用のマイクロカプセルを提供する。 【解決手段】 等間隔にスリット状に切り込みを施した
同心円帯状突起物を有する固定ステーターと、その内側
に、固定ステーターのスリット巾と同一幅のスリット状
切り込みを、固定ステータに設けられたスリットに対応
する位置に施した同心円帯状突起物を有する回転歯とを
重ね合わせて対向させ、回転歯の内側に疎水性液体と親
水性液体を供給し、前記回転歯を回転させることによ
り、固定ステーターと回転歯のスリット状切り込み部分
を通過する液体にずり剪斷力を与える分散機により、疎
水性液体を親水性液体中に乳化分散し、その乳化分散さ
れた疎水性液体を内包するマイクロカプセルの製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感圧複写紙等に用
いられるマイクロカプセルの製造方法に関し、特に均一
な粒径分布の得られるマイクロカプセルの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】マイクロカプセルは芯物質を微分散させ
た後、芯物質の周りを壁膜で被覆したものであり、不安
定な物質や液状物質などを壁膜で保護し安定に保持する
ことに適している。マイクロカプセルの内包物である、
いわゆる芯物質としては、医薬品、農薬、香料、接着
剤、染料、液晶、示温剤、紫外線吸収剤、フォトクロミ
ック材料などが知られておりマイクロカプセルはこれら
芯物質の保持、放出制御、液体の粉体化、表面改質など
の目的で広く利用されている。その中で、工業的に大規
模に利用され最も良く知られている用途は、感圧複写紙
の分野である。感圧複写紙は、1種又は2種以上の電子
供与性発色剤溶液を内包したマイクロカプセルを原紙の
下表面に塗布した上用紙と、電子受容性顕色剤を原紙の
上表面に塗布した下用紙とで構成された複写紙である。
上用紙と下用紙を丁合し上用紙に筆記圧又は印字圧を加
えることによりマイクロカプセルを破壊し、その結果電
子供与性発色剤溶液が下用紙の電子受容性顕色剤表面に
放出され、複写像が得られる。多枚数複写が必要な場合
には、電子供与性発色剤溶液を内包したマイクロカプセ
ルと、電子受容性顕色剤とを各々原紙の下表面と上表面
に塗布した中用紙を追加丁合する。又、自己発色型感圧
複写紙は、電子供与性発色剤溶液を内包したマイクロカ
プセルと、電子受容性顕色剤を原紙の同一表面上に塗布
したものである。筆記圧又は印字圧を加えることにより
マイクロカプセルを破壊し、画像が得られる。
【0003】感圧複写紙マイクロカプセルの製造におい
ては、平均粒子径を一定の値に管理し、発色性と汚染性
の制御を行っている。一定の値より大きいマイクロカプ
セルが多く含まれていると、塗布紙の取扱中にマイクロ
カプセルが崩壊してしまい、顕色剤層上に発色汚染を生
じ、感圧複写紙としての商品価値が低下してしまう。
又、マイクロカプセルの粒径が小さいと、発色性能が悪
くなる。そのため、感圧複写紙用のマイクロカプセルに
おいては、平均粒子径を一定に管理し、粒径分布をでき
るだけ均一にして、安定な発色と汚染の品質を得ること
が望まれる。疎水性液体の分散工程は、マイクロカプセ
ルの粒径分布を決定する工程であるため、最も重要であ
る。従来より平均粒子径を一定に調整し、カプセル粒径
分布を均一にする試みが、特開昭56−15836号、
特開昭56−100629号、特開昭58−40142
号、特開昭58−55036号、特開昭58−1890
30号、特開昭58−202034号、特開昭63−2
00830号、特開平1−210030号公報等に提案
されている。
【0004】これらの提案は、乳化機と呼ばれる分散機
を用いるもので、分散機は4〜6枚の羽根刃を有するロ
ーターと、ローターと合致する略円筒状のステーターを
有し、ステーターには乳化分散液が通過するための穴を
有している。そして、ローターを高速で回転させること
によりローターとステーターの隙間に剪斷力を生じさせ
疎水性液体を微粒子化し乳化分散させるものである。乳
化分散の方式には2種類あり、一つはバッチ式と呼ばれ
る、ローターとステーターがタンク内にセットされ、ロ
ーターを回転させることにより疎水性液体の微粒子化と
乳化液の循環を行う方式である。ローターの撹拌操作を
所定の時間、行うことにより平均粒子径を調整する。一
方、連続式と呼ばれる方式では、ローターとステーター
を円筒中にセットし配管に組み込み、配管中で疎水性液
体を微粒子化し乳化分散させる。この場合、分散効率を
上げるために、数組のローターとステーターをセットし
たり、乳化分散液を複数回循環させるラインを設けたり
して平均粒子径を調整する。しかしながら、バッチ方式
では、タンク内での乳化分散液の流れを完全に均一にす
るのは困難であるため均一な粒径分布は得難い。又、連
続方式では、種々の分散効率を上げる手段を講じても剪
斷回数が均一にならず、粒径分布が広いマイクロカプセ
ルしか得られない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、マイ
クロカプセル乳化工程において、均一なカプセル粒径分
布が得られる製造方法を提供することを目的とし、特
に、発色性能を向上させ、巨大粒子による汚染の無い安
定した発色性能を有した感圧複写紙用のマイクロカプセ
ルを製造する方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1に
記載の通り、等間隔にスリット状に切り込みを施した同
心円帯状突起物を有する固定ステーターと、その内側
に、固定ステーターのスリット巾と同一幅のスリット状
切り込みを、固定ステータに設けられたスリット状切り
込みに対応する位置に施した同心円帯状突起物を有する
回転歯とを重ね合わせて対向させ、回転歯の内側に疎水
性液体と親水性液体を供給し、前記回転歯を回転させる
ことにより、固定ステーターと回転歯のスリット状切り
込み部分を通過する液体にずり剪斷力を与える分散機に
より、疎水性液体を親水性液体中に乳化分散し、その乳
化分散された疎水性液体を内包するマイクロカプセルの
製造方法を見出すことにより達成された。本発明の請求
項2に記載の発明は、上記マイクロカプセルの製造方法
において、固定ステーターおよび回転歯の同心円帯状突
起物に施されたスリット状切り込み幅が0.5〜10.
0mmであり、固定ステーターの同心円帯状突起物の内
側と回転歯の同心円帯状突起物の外側との隙間の間隔が
0.5〜5.0mmであり、回転歯の外周が1〜30m
/秒の速度で回転することを特徴とする。本発明の請求
項3に記載の発明は、上記マイクロカプセルの製造方法
において、固定ステーターの固定円筒が冷媒を通過せし
めるジャケットを有し、これにより分散機内を所定の温
度に制御できる。また、本発明の請求項4に記載の発明
は、疎水性液体が電子供与性発色剤を含有する感圧複写
紙用マイクロカプセルを製造する上記記載のマイクロカ
プセルの製造方法である。
【0007】本発明で用いられる分散機にて乳化工程を
行ったカプセルの平均粒子径は、3〜20μmの範囲で
任意の設定が可能であり、粒度分布も良好である。本発
明で用いられる分散機では、乳化分散液は強制的に、固
定ステーターと回転歯のスリット状切り込み部分を必ず
最低1回通過するため、乳化エネルギーが均一化され
る。その結果、不均一な分散性が解消され、粒度分布の
良好なマイクロカプセルが得られる。これに対し、ロー
ターを高速で回転させることにより、ローターとステー
ターの隙間に剪斷力を生じさせ、疎水性液体を微粒子化
し乳化分散させる従来の方法では、乳化液の均一分散性
が悪いため、粒度分布が広く、均一な粒子が得られな
い。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図面によって説明する。
図1は、固定ステーターと回転歯とを重ね合わせて対向
させた組み合わせを3組用いた分散機を、回転歯の駆動
軸9の中心線を含む垂直面で切断した図である。疎水性
液体と親水性液体の所定量が定量ポンプにより乳化液入
口より連続的に供給され、固定ステーターの中心口10
を通り、回転歯の内側に供給される(液の流れの矢
印)。次いで両液は回転歯2のスリット状切り込み部分
及び固定ステータ1のスリット状切り込み部をこの順に
通過する。その際、高速回転している回転歯によって生
じるずり剪斷力によって疎水性液体が剪斷され微粒子化
し乳化液となる。出口より連続的に、乳化分散液が得ら
れる。
【0009】図2は回転歯の一態様を示し、(a)は回
転歯を液を導入する側から、(b)は回転歯を側面か
ら、そして(c)は回転歯を液の下流方向から見た図で
ある。(c)図は、回転歯を駆動軸に取り付ける一態様
を示し、回転歯軸取付凹部8は回転歯取付板に設けられ
ており、図示していないが回転歯駆動軸に設けられてい
る凸部と係合して回転歯駆動軸に固定する役割をする。
図3は固定ステーターの一態様を示し、(a)は固定ス
テーターを液を導入する側から、(b)は固定ステータ
ーを側面から、そして(c)は固定ステーターを液の下
流方向から見た図である。前記図面2、3では、等間隔
にスリット状に切り込みを施した同心円帯状突起物2列
設けた構造の態様を示したが、該同心円帯状突起物を1
列とすることも、及び3列以上とすることもでき、これ
によって乳化状態を調節することができる。複数組とす
る場合は、下流側の組み合わせほど該同心円帯状突起物
の列を多くする構成とする。ちなみに図1では一組みの
1列の組み合わせと、2組の3列の組み合わせを用いた
場合を示している。図1の流れを示す矢印からも理解さ
れるように、回転歯の回転歯軸固定板6は、液体を通さ
ない密閉状に回転軸に固定されている。したがって、回
転歯の同心円帯状突起部の内側に流れ込だ液は、回転歯
のスリット状切り込みから外側に流出し、固定ステータ
ーのの同心円帯状突起部の内側に流れ込み、該流れ込ん
だ液は固定ステーターのスリット状切り込みから固定ス
テーター固定円筒7と固定ステーターの外側の同心円帯
状突起部の外周とのスペースに流出し、定量ポンプの圧
力により次の回転歯の内側に案内される。該回転歯の内
側に案内された液は、前の固定ステーター及び回転歯の
組み合わせ中の流れと同様の順序で固定ステーター及び
回転歯のスリット状切り込みを通過する。図4、図5及
び図6は、スリット巾及びスリットの数を変えた固定ス
テーター及び回転歯の一組みの組み合わせを示し、これ
らの組合せをこの順序で上流側から分散機内に配置され
て使用される。本発明で用いられる分散機では、回転歯
の周速や、固定ステーターと回転歯との組み合わせ数等
を変えることにより、乳化エネルギーを調整することが
できる。又、スリット幅の異なった、及び/又は異なっ
た数の列の同心円帯状突起部を有する数種類の固定ステ
ーターおよび回転歯を用意し、これらを適宜組み合わせ
て用いることにより、さらに良好な粒度分布が得られ
る。各々のスリット幅は、乳化分散液の粘性等により任
意に選択できる。良好な粒度分布を得るためには、段階
的にスリット幅を狭くすることが好ましい。例えば、ス
リット幅は第1段階が2〜3mm、第2段階が1〜2m
m、第3段階が0.5〜1mm程度が好ましいが、これ
に限定されるものではない。
【0010】ただ、固定ステーターと回転歯の組み合わ
せ同志のスリット幅は、同一幅の方が乳化効率が良い。
固定ステータと回転歯の隙間の間隔は、0.5〜5mm
程度で、より好ましくは1〜3mm程度である。回転歯
の外周の周速度は1〜30m/秒程度が好ましく、より
好ましくは2〜23m/秒程度である。本発明で用いら
れる分散機では、周速度の制御と、各々異なったスリッ
ト幅の、及び/又は異なった列の同心円帯状突起部を有
する固定ステーターと回転歯との組み合わせを用いるこ
とにより単位容積当たりの乳化エネルギーが均一で、剪
斷回数が同一であるため、乳化分散液に不均一部分が無
くなり粒度分布が向上する。
【0011】また、本発明で用いられる分散機では、固
定ステーターと回転歯とによる高速撹拌エネルギーの一
部が熱エネルギーに変換され、乳化液の温度変化を生じ
させることがある。乳化液の温度が上昇すると粒径は細
かくなる性質があり、粒度分布にも影響する。そのた
め、乳化機本体の温度管理を行う必要があり、本発明で
は、固定ステーターが冷媒を通過せしめるジャケット3
(図1)を装備した固定ステーター固定円筒7内に固定
されているから、分散機内を所定の温度に設定できる。
【0012】マイクロカプセルの製造方法としては、コ
アセルベーション法、インサイチュー法、界面重合法、
又それらを組み合わせた複合法などが知られている。コ
アセルベーション法は両性高分子電解質であるゼラチン
とアニオン性高分子電解質であるアラビアゴム、カルボ
キシメチルセルロース等の静電荷電引力による相分離現
象を利用したカプセル化法である。インサイチュー法
は、主に尿素−ホルマリン樹脂、メラミン−ホルマリン
樹脂、ポリウレタン樹脂をカプセル膜として利用するカ
プセル法で、例えば尿素、チオ尿素、エチレン尿素、ア
セトグアナミン、ベンゾグアナミン、メラミン、グアニ
ジン、多価イソシアネート化合物、多価チオイソシアネ
ート等の少なくとも1種類以上の化合物と、ホルムアル
デヒド、アセトアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ヘ
キサメチレンテトラミン、フルフラール、グリオキザー
ル、グルタールアルデヒド、ポリオール化合物等の少な
くとも1種の化合物との重縮合あるいは付加重合化合物
をカプセル膜として利用するカプセル化法である。界面
重合法はポリ尿素樹脂、ポリウレア−ウレタン樹脂、ポ
リアミド樹脂等をカプセル膜として利用するカプセル化
法で、例えば、多価イソシアネート、多価チオイソシア
ネート、多価酸クロライドの少なくとも1種と、水、ポ
リアミン等を界面で重縮合させ得られる化合物をカプセ
ル膜として利用するカプセル化法である。複合法にはイ
ンサイチュー法、界面重合法を組み合わせたカプセル化
法などがある。
【0013】本発明で用いられる乳化分散機は、上記の
ようなカプセル化法に適用できるが、乳化分散を極めて
短時間に処理できる特徴から、長時間の分散では膜材料
の品質変化が激しく短時間に処理する必要のあるインサ
イチュー法(in−situ法)の一部や、界面重合法
を用いたカプセル化法に有用である。殊に多価イソシア
ネート、多価チオイソシアネートを膜材料として用いた
場合には、これらが水と化学反応を起こしやすいことか
ら処理時間を短縮しなければならず、材料の品質変化を
防止するために本発明の製造方法を採ることは有効であ
る。
【0014】以下に、本発明によって感圧複写紙用マイ
クロカプセルを製造する例を説明する。電子供与性発色
剤を溶解した疎水性液体に多価イソシアネート又は多価
チオイソシアネートを溶解分散し、これを予め別に準備
した乳化剤を含有する親水性液体に添加し予備分散した
後、本発明で用いられる分散機で乳化工程を行う。ある
いは、電子供与性発色剤を溶解した疎水性液体に多価イ
ソシアネート又は多価チオイソシアネートを溶解分散し
た溶液と、乳化剤を含有する親水性液体の両方を同時に
定量的に予備的分散装置に供給した後、本発明の分散機
に供給し、連続的に乳化工程を進めてもよい。又、予備
的分散装置を用いず、直接本発明の分散機へ供給し連続
的に乳化工程を進めることもできる。
【0015】多価イソシアネート化合物としては、例え
ばm−フェニレンジイソシアネート、p−フェニレンジ
イソシアネート、2−4−トリレンジイソシアネート、
2−6−トリレンジイソシアネート、ナフタレン−1、
4−ジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジ
フェニールメタン−4、4´−ジイソシアネート、3、
3´−ジメチルジフェニールメタン−4、4´−ジイソ
シアネート、キシリレン−1−3−ジイソシアネート、
キシリレン−1−4−ジイソシアネート、トリメチレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
プロピレン−1−2−ジイソシアネート、ブチレン−1
−2−ジイソシアネート、シクロヘキシレン1−2−ジ
イソシアネート、シクロヘキシレン1−4−ジイソシア
ネート等のジイソシアネート類、4、4´、4´´−ト
リフェニルメタントリイソシアネート類、4、4´−ジ
メチルジフェニールメタン−2、2´、5、5´−テト
ライソシアネート等のテトライソシアネート類、ヘキサ
メチレンジイソシアネートとトリメチロールプロパンと
の付加物、2、4−トリレンジイソシアネートとトリメ
チロールプロパンとの付加物、キシリレンジイソシアネ
ートとトリメチロールプロパンとの付加物などが挙げら
れ、これらは単独あるいは組み合わせて用いられる。
【0016】感圧複写紙用マイクロカプセルの平均粒径
は、2〜10μmが好ましく、より好ましくは4〜8μ
mである。粒径分布は分布巾(*1)で2.0以下、よ
り好ましくは1.8以下が望ましい。(*1) 分布巾
=〔log(75%粒径)−log(25%粒径)〕×
10感圧複写紙用マイクロカプセルに含有される発色剤
としては、トリフェニルメタン系化合物、フルオラン系
化合物、フェノチアジン系化合物、インドリルフタリド
系化合物、インドリルアザフタリド系化合物、ロイコオ
ーラミン系化合物、スオイロピラン系化合物、ローダミ
ンラクタム系化合物、トリフェニルメタン系化合物、ト
リアゼン系化合物などに分類される、この分野で公知の
化合物を挙げることができる。これらの使用量は、疎水
性液体に対し0.5〜20%、好ましくは1〜10%程
度である。
【0017】感圧複写紙用マイクロカプセルに含有され
る疎水性液体としては、フェニルキシリルメタン、フェ
ニルキシリルエタン、フェニルエチルフェニルエタン、
フェニルブチルフェニルメタン、フェニルブチルフェニ
ルエタンなどのジアリールアルカン化合物、モノイソプ
ロピルナフタレン、ジイソプロピルナフタレン、モノブ
チルナフタレン、ジブチルナフタレンなどのアルキルナ
フタレン化合物、モノイソプロピルビフェニール、ジイ
ソプロピルビフェニール、モノブチルビフェニールなど
のアルキルビフェニール化合物、部分水素化ターフェニ
ール化合物、アルキルベンゼン化合物、トリアリールジ
メタン化合物、フェニレンオキサイド化合物、ジュアリ
ールアルキレン化合物などを挙げることができ、これら
を単独または併用することができる。
【0018】親水性液体に含有させる乳化剤としては、
各種のアニオン、ノニオン、カチオン、又は両性水溶性
高分子化合物が使用される。アニオン性高分子化合物と
しては、例えばゼラチン、アラビヤゴム、アルギン酸ソ
ーダ、アーモンドガム、寒天等の天然高分子、カルボキ
シメチルセルロース、カルボキシメチル化澱粉、リン酸
化澱粉、リグニンスルホン酸ナトリウム等の半合成高分
子、無水マレイン酸系共重合体化合物、アクリル酸系、
メタクリル酸系、クロトン酸系重合体及び共重合体化合
物、2−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホ
ン酸系の重合体及び共重合体化合物、及びこれら化合物
の部分アミド又は部分エステル化物、カルボキシ変性ポ
リビニルアルコール、スルホン変性ポリビニルアルコー
ル等の合成高分子化合物が挙げられる。
【0019】更に、具体的にはメチレン−無水マレイン
酸共重合体化合物、エチレン−無水マレイン酸共重合体
化合物、メチレンビニルエーテル−無水マレイン酸共重
合体化合物、酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体化合
物、イソブチレン−−無水マレイン酸共重合体化合物、
メタクリルアミド−無水マレイン酸共重合体化合物等が
挙げられる。アクリル酸系、メタクリル酸系、クロトン
酸系共重合体化合物としてはアクリル酸メチル−アクリ
ル酸共重合体化合物、アクリル酸エチル−アクリル酸共
重合体化合物、アクリル酸ブチル−アクリル酸共重合体
化合物、メタクリル酸メチル−アクリル酸共重合体化合
物、メタクリル酸エチル−アクリル酸共重合体化合物、
メタクリル酸ブチル−アクリル酸共重合体化合物、アク
リル酸メチル−アクリルアミド−アクリル酸共重合体化
合物、アクリロニトリル−アクリル酸共重合体化合物、
アクリロニトリル−メタクリル酸共重合体化合物、ヒド
ロキシエチルアクリレート−アクリル酸共重合体化合
物、酢酸ビニル−アクリル酸共重合体化合物、酢酸ビニ
ル−メタクリル酸共重合体化合物、アクリルアミド−ア
クリル酸共重合体化合物、アクリルアミド−メタクリル
酸共重合体化合物、メタクリルアミド−アクリル酸共重
合体化合物、メタクリルアミド−メタクリル酸共重合体
化合物、酢酸ビニル−クロトン酸共重合体化合物等が挙
げられる。2−アクリルアミド−2−メチル−プロパン
スルホン酸系の共重合体化合物としては、アクリル酸−
2−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸
共重合体化合物、メタクリル酸−2−アクリルアミド−
2−メチル−プロパンスルホン酸共重合体化合物、アク
リル酸メチル−2−アクリルアミド−2−メチル−プロ
パンスルホン酸共重合体化合物、アクリル酸エチル−2
−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸共
重合体化合物、アクリル酸ブチル−2−アクリルアミド
−2−メチル−プロパンスルホン酸共重合体化合物等が
挙げられる。
【0020】ノニオン性高分子としては、例えばヒドロ
キシエチルセルソース、メチルセルロース、プルラン、
酸化澱粉の半合成高分子やポリビニルアルコール等の合
成高分子等が挙げられる。カチオン性高分子としては、
例えばカチオン変性ポリビニルアルコール等が挙げられ
る。又、両性水溶性高分子化合物としては、例えばゼラ
チン等が挙げられる。本発明によって製造されたマイク
ロカプセルを使用する感圧複写紙は、従来公知の方法で
作製することができる。マイクロカプセル分散液に、必
要に応じて澱粉類、ポリビニルアルコール類、セルロー
ス誘導体類やスチレン−ブタジエン系、酢酸ビニル系、
塩化ビニル系等のラテックス等をバインダーとして使用
し、又、澱粉粒やセルロース繊維等が対圧力保護剤とし
て添加される。支持体としては紙、フィルム、合成紙等
が用いられる。
【0021】マイクロカプセル塗料は、一般にエアーナ
イフ、ブレードコター、カーテン塗工などの塗工機で塗
布される。以上は、感圧複写紙の例であるが、本発明は
これに限定されず、医薬品、農薬、香料、接着剤、染
料、液晶、示温剤等の各種マイクロカプセルの製造方法
として応用することができる。
【0022】
【実施例】次に、本発明を実施例により説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。尚、部及び%
は、重量部、重量%を表す。
【0023】<実施例1>ジアリールアルカンを主成分
とする溶剤(日本石油化学製、ハイゾールSAS−29
6)と、ジイソプロピルナフタレンを主成分とする溶剤
(呉羽化学製、KMC−113)を等量部混合し、発色
剤としてクリスタルバイオレットラクトン(CVL)を
3%、膜剤としてポリメチレンポリフェニルイソシアネ
ート(日本ポリウレタン製、MR−300)を5%、ビ
ュレット体を有するヘキサメチレンジイソシアネートの
3量体(住友バイエルウレタン製、スミジュールN−3
200)を5%溶解した。この疎水性液体をポリビニル
アルコール(クラレ製、PVA−124)の5%水溶液
と共に、分散機(荏原製作所製、エバラマイルダーMD
N303V)に供給した。分散機には、スルット状切り
込み幅がそれぞれ3mm,2mm,1mmであり、固定
ステーターの帯状突起物の内側と回転歯の帯状突起物の
外側との間隔がそれぞれ1mm,0.5mm,0.5m
mである3組の組み合わせを用いた。乳化条件は、疎水
性液体とポリビニルアルコール水溶液の比率を11:1
2とし、流量1リットル/分、回転歯の回転数7000
rpm(周速9m/秒)、パス回数は1回とした。得ら
れた乳化液をコールターマルチサイザー(コールター社
製)で測定を行った所、平均粒径は5.8μmで、分布
巾は1.7であった。乳化分散液に200部に水50部
を加え、撹拌しながら80℃まで、徐々に加温し、3時
間反応させた後、室温まで温度を下げカプセル化を終了
した。
【0024】<実施例2>流量2リットル/分、回転歯
の回転数10000rpm(周速13m/秒)とした以
外は、実施例1と同様にして分散を行った。得られた乳
化液をコールターマルチサイザー(コールター社製)で
測定を行った所、平均粒径は5.8μmで、分布巾は
1.8であった。乳化分散液200部に水50部を加
え、更にポリアミンとして10%ジエチレントリアミン
10部を添加した以外は実施例1と同様にカプセル化を
行った。
【0025】<実施例3>ジアリールアルカンを主成分
とする溶剤(日本石油化学製、ハイゾールSAS−29
6)と、ジイソプロピルナフタレンを主成分とする溶剤
(呉羽化学製、KMC−113)を等量部混合し、発色
剤としてクリスタルバイオレットラクトン(CVL)を
3%溶解した疎水性液体と、アクリル酸−スチレンスル
ホン酸−アクリル酸エチル共重合体(モノマー比、8
5:8:7、平均分子量約70万)の5%水溶液(PH
3.4)を用い、供給比率を11:12となるように、
分散機(荏原製作所製、エバラマイルダーMDN303
V)に供給した。分散機には、スリット状切り込み幅が
それぞれ2mm,1mm,1mmであり、固定ステータ
ーの帯状突起物の内側と回転歯の帯状突起物の外側との
間隔がそれぞれ0.55mmである3組の組み合わせを
用いた。乳化処理条件は、疎水性液体とアクリル酸−ス
チレンスルホン酸−アクリル酸エステル共重合体水溶液
の比率を11:12とし、流量1リットル/分、回転歯
の回転数10000rpm(周速13m/秒)、パス回
数は1回とした。得られた乳化液をコールターマルチサ
イザー(コールター社製)で測定を行った所、平均粒径
は5.0μmで、分布巾は1.8であった。この乳化液
250部に、尿素10部、レゾルシン1部、37%ホル
マリン27部、水70部を加え、撹拌しながら60℃ま
で、徐々に加温し、3時間反応させた後、室温まで温度
を下げカプセル化を終了した。
【0026】<比較例1>実施例1と同様の疎水性液体
と、ポリビニルアルコール水溶液を用い、連続式の乳化
分散機(エスエムテー社製、ミニコロイダーMC−1、
タービンステーター型高速回転乳化機)を用い、ロータ
ー回転数8000rpm、ローターとステーターとの間
隔を0.3mmにセットし、試料を7回通過させ平均粒
径5.8μmになるまで乳化処理した。分布巾は2.4
であった。その後、実施例1と同様にカプセル化を行っ
た。 <比較例2>実施例1と同様の疎水性液体と、ポリビニ
ルアルコール水溶液を用い、連続式の乳化分散機(特殊
機化工業製、TKロボミックス、パイプラインホモミキ
サーM型)を用い、10000rpmで試料を4回通過
させた。平均粒径15μm以下とすることができず、カ
プセル化ができなかった。 <比較例3>実施例1と同様の疎水性液体と、ポリビニ
ルアルコール水溶液を用い、連続式でなくバッチ式の乳
化分散機(特殊機化工業製、TKホモミキサー)を用い
て平均粒径5.8μmになるまで乳化処理した。分布巾
は2.1であった。その後、実施例1と同様にカプセル
化を行った。
【0027】<比較例4>実施例1と同様の疎水性液体
と、ポリビニルアルコール水溶液を用い、連続式でなく
バッチ式の乳化分散機(エム・テクニック社製、クリア
ミックス タイプS942)を用い平均粒径6.0μm
になるまで乳化処理した。分布巾は2.3であった。そ
の後、実施例1と同様にカプセル化を行った。
【0028】<感圧複写紙の試料の作成>得られたマイ
クロカプセルスラリー150部に、澱粉粒子20部を加
え、メイヤーバーを用い40g/m2の原紙に固形分と
して3.5g/m2塗布し試料とした。 <発色性試験>試験試料と標準下用紙(日本製紙製、N
W−40B)を組み合わせ、20kg/m2の荷重カレ
ンダーに通紙し、発色させた。発色濃度をマクベス濃度
計にて測定した。 <汚染性試験>試験試料と標準下用紙(日本製紙製、N
W−40B)を組み合わせ、4kg/m2の荷重をか
け、3回擦り合わせた。汚染着色面の発色汚れの程度を
判定した。○:殆ど汚れていない、△:やや汚れてい
る、×:非常に汚れている。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明の方法によって得られたマイクロ
カプセルを用いると、感圧複写紙の場合は、発色性、汚
染性に非常に優れた良好な品質の感圧複写紙が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で用いる分散機を、回転歯駆動軸の中
心線を含む垂直面で切断した概観図を示す。
【図2】 回転歯の、液の上流からみた図(a)、側面
図(b)、液の下流からみた図(c)を示す。
【図3】 固定ステーターの、液の上流からみた図
(a)、側面図(b)、液の下流からみた図(c)を示
す。
【図4】一組の固定ステーター及ぶ回転歯の組み合わ
せ。
【図5】他の一組の固定ステ−タ及び回転歯の組合わ
せ。
【図6】他の一組の固定ステ−タ及び回転歯の組み合わ
せ。
【符号の説明】
1 固定ステーター 2 回転歯 3 ジャケ
ット 4 同心円帯状突起物 5 スリット状切り込み 6 回転歯軸固定板 7 固定ステーター固定円筒 8 回転歯軸取付凹部 9 回転歯駆動軸 1
0 中心口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等間隔にスリット状に切り込みを施した
    同心円帯状突起物を有する固定ステーターと、その内側
    に、固定ステーターのスリット巾と同一幅のスリット状
    切り込みを、固定ステータに設けられたスリット状切り
    込みに対応する位置に施した同心円帯状突起物を有する
    回転歯とを重ね合わせて対向させ、回転歯の内側に疎水
    性液体と親水性液体を供給し、前記回転歯を回転させる
    ことにより、固定ステーターと回転歯のスリット状切り
    込み部分を通過する液体にずり剪斷力を与える分散機に
    より、疎水性液体を親水性液体中に乳化分散し、その乳
    化分散された疎水性液体を内包するマイクロカプセルの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 固定ステーターおよび回転歯の同心円帯
    状突起物に施されたスリット状切り込み幅が0.5〜1
    0.0mmであり、固定ステーターの同心円帯状突起物
    の内側と回転歯の同心円帯状突起物の外側との隙間の間
    隔が0.5〜5.0mmであり、回転歯の外周が1〜3
    0m/秒の速度で回転する請求項1記載のマイクロカプ
    セルの製造方法。
  3. 【請求項3】 固定ステーターの固定円筒が冷媒を通過
    せしめるジャケットを有し、分散機内を所定の温度に制
    御し得る機構を有する請求項1または2記載のマイクロ
    カプセルの製造方法。
  4. 【請求項4】 疎水性液体が電子供与性発色剤を含有
    し、マイクロカプセルが感圧複写紙用である請求項1、
    2、または3記載のマイクロカプセルの製造方法。
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