JPH1156471A - 顔面しわ取り装置 - Google Patents

顔面しわ取り装置

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JPH1156471A
JPH1156471A JP24739197A JP24739197A JPH1156471A JP H1156471 A JPH1156471 A JP H1156471A JP 24739197 A JP24739197 A JP 24739197A JP 24739197 A JP24739197 A JP 24739197A JP H1156471 A JPH1156471 A JP H1156471A
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JP
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face
eye
mask
skin
pad
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JP24739197A
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English (en)
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Masabumi Ishimura
正文 石村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パットに接する顔面の部位に潤いを与えて、
その顔面のしわをきれいに取り除くことができ、これを
極めて簡単かつローコストに実現可能にする。 【解決手段】顔面に装着可能なアイマスク1を有し、ア
イマスク1に対し顔面に当接される部位に湿性の雰囲気
を形成するパット2を着脱自在に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、顔面における眼
部周辺のしわを取り除き、柔軟かつ滑らかで潤いのある
皮膚面を形成する顔面しわ取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、人の老化状況は、外見的,直感
的にその人の顔面における眼部周辺の皮膚のしわ,色な
どを観察することで判定されることが多い。これは被服
などによって被われる身体の胴体部分などとは異なり、
顔面は人の目に触れ易く、かつ老化状態が最も顕著に現
われることによる。
【0003】一方、かかる老化状態の指標ともいうべき
眼部周辺のしわを積極的に取り除いて、若さを取り戻す
ためのしわ取り器や化粧品,医薬品などが、これまで種
々提供されている。
【0004】これらのうち、しわ取り器は例えば皮膚を
適度な力にて摩擦するものであったり、バキュームにて
負圧吸引するものであったりするものが一般的であり、
化粧品や医薬品は例えば糊剤を香料とともに用い、さら
に化粧液や薬液を混入したものからなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のしわ取り器は構成が大掛りで、複雑かつ取り扱い
が面倒であり、大衆の女性を対象とする商品として利便
性を欠くという課題があった。
【0006】また、前記化粧品や医薬品は、各人によっ
て皮膚(肌)に合う者と合わない者がおり、特に糊剤が
肌を荒らし、かゆみを発したりする場合があった。
【0007】この発明は前記のような従来の課題を解決
するものであり、極めて簡単かつローコストに構成で
き、さらに人の肌を荒らしたり傷めたりすることを防止
でき、しかも取り扱いおよび装着性が良好な顔面しわ取
り装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、請
求項1の発明にかかる顔面しわ取り装置は、顔面に装着
可能なアイマスクを有し、該アイマスクに対し、顔面に
当接される部位に湿性の雰囲気を形成するパットを着脱
自在に接合したものである。
【0009】また、請求項2の発明にかかる顔面しわ取
り装置は、前記アイマスクおよびパットに、眼部に対応
する部位に透視を可能にする透孔を設けたものである。
【0010】また、請求項3の発明にかかる顔面しわ取
り装置は、前記アイマスクを、両眼部周辺の所定領域を
被う一対のマスク部と、これらのマスク部に一体に連設
されて耳に係装可能なつる部とから構成したものであ
る。
【0011】また、請求項4の発明にかかる顔面しわ取
り装置は、前記パットを、少なくともアイマスクに着脱
自在に接着可能な接着剤層と、この接着剤層に保水層を
介して積層された通気層とから構成したものである。
【0012】また、請求項5の発明にかかる顔面しわ取
り装置は、前記パットの内部に加熱手段を設けたもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1および図2はこの発明の顔面
しわ取り装置を示す分解斜視図であり、図において、1
は顔面に装着可能なアイマスク、2はこのアイマスク1
に対し着脱自在に接合(装着)される一対のパットであ
る。
【0014】これらのうち、アイマスク1は、例えばプ
ラスチック材料によって、人の両眼部周辺および目尻側
の顔面側部の所定領域を共に被う一対のマスク部1a,
1aと、これらの各マスク1a,1a端に連設されて、
人の耳に係装可能なつる部1b,1bとを有し、各マス
ク部1a,1bの対向部端は連繋部1cにより連結され
ている。
【0015】なお、このアイマスク1の全体またはマス
ク部1a,1aのみが透明プラスチック,透明ガラスな
どの透明部材によって作られていない場合には、眼部に
対応する部位に、図示のように透視を可能にする透孔
3,3が設けられる。
【0016】また、前記つる部1b,1bは周知の眼鏡
枠のように、U字状,L字状,略直線状に形成される。
図1ではU字状に成形されている。
【0017】一方、前記一対のパット2,2は、同一形
状,寸法に形成されたものが図1に示すように対象配置
され、図3に示すように、各マスク部1a,1aの内面
に着脱自在に接合される。
【0018】これらの各パット2,2には、図3に示す
ように、マスク部1a,1a上の透孔3,3に対応する
部位に、これらの透孔3,3に対し連通する透孔4,4
が設けられている、従って、これらの各透孔3,3,
4,4を人の眼に合わせることで、アイマスク1から外
の物を透視することが可能となる。
【0019】また、これらのパット2,2の顔面に当接
される部位は、全体として、眼部周辺から目尻側の顔面
側部に密に当接可能な形状にわん曲形成されており、し
かも僅かの弾性が付与されている。
【0020】さらに、前記パット2,2は全体的に、図
4に示すような積層構造を持つ、すなわち、図4はその
パット2,2の断面構造を示し、同図において、5,6
はヒータ線7を両側面から挟んで保持する絶縁層、8は
この絶縁層6上に積層一体化された多孔手段などからな
る保水層、9はこの保水層8上に積層一体化された不織
布などからなる通気層である。そして、前記絶縁層5の
外面には接着剤が塗布された接着剤層10とされてい
る。
【0021】そして、この接着剤層10を介して、絶縁
層5,6保水層8および通気層9の一体積層物が、前記
アイマスク1のマスク部1a,1aの内面に対し、着脱
自在に貼着可能とされている。
【0022】なお、ここでは図示しないが、絶縁層5,
6間に介在されたヒータ線7は、これの両端がリード線
を介して外部電源に接続され、例えば35℃以下の任意
の温度に加熱操作可能とされている。
【0023】また、前記保水層8に予めミラネル水が非
飽和状態にて保水(吸水)させてあり、従って、少々の
押圧力を付与しても、水分が漏出したり,飛散すること
がない。
【0024】そして、前記ヒータ線7の加熱操作によっ
て、または人体の体温によって、あるいは周囲温度の上
昇によって、保水されたミラネル水は微量ずつ蒸発し
て、低圧で僅かに湿った湿性の雰囲気を形成する。
【0025】なお、この湿性の雰囲気は通気層9を通過
して、眼部周辺等の肌に、カブレを生じせしめることが
ない程度に湿り気を与える。
【0026】従って、かかる構成になる顔面しわ取り装
置にあっては、前記アイマスク1のマスク部1a,1a
の内面に、前記パット2,2を接着剤層10を介して接
合するとともに、このとき各透孔3,3,4,4を連通
させる。こうすることで、この顔面しわ取り装置が使用
可能な状態となる。
【0027】そこで、前記各パット2,2の通気層9側
が顔面における眼部の周辺に接触するように、アイマス
ク1のつる部1bを耳にかける。このとき、各パット
2,2はまぶたや眼部周辺、目尻あるいはこの目尻側の
顔面側部を、柔らかく、しかも密に圧接する。
【0028】なお、この圧接力は眼部に強い圧迫感を覚
えることがなく、良好なフィット感が得られる大きさと
すべきであり、このため、前記パット2,2の材質や形
状,特に厚みが適切に設計および形成される。
【0029】このようにすることで、各パット2,2を
構成する保水層8は体温や周囲温度の影響を受けて、前
記圧接力も加わって、ミラネル水が微量ずつ蒸発し、こ
れが通気層9内に浸入し、低い蒸気圧の雰囲気を形成す
る。
【0030】この結果、通気層9を介して、この雰囲気
に人の眼部が直接触れることとなり、この眼部周辺や目
尻あるいはこの目尻側の顔面側部の皮膚に対し、均等に
体温に近い微量の湿気を付与する。
【0031】このように微量の湿気が付与されること
で、新陳代謝が活発になって、皮膚の老化が阻止され、
この結果、これまで一部では比較的硬く、他部では比較
的柔らかくなっていた、しわとして凹凸の肌面の全体
が、均一面とされかつ柔軟性を帯びることとなる。
【0032】従って、皮膚の乾燥が回避され、皮膚全体
の緊張力が、均等化され、凹部は膨らんで高くなり、凸
部はその凹部に引つ張られて低くなり、結局、肌面全体
として均等高さになるように作用する。つまり、過度の
水分付与による肌のかぶれを生じることなく、しわが効
果的に取り除かれることになる。
【0033】なお、前記では保水層8からのミラネル水
の蒸発を、体温や周囲温度により促進する場合について
述べたが、この発明では、パット内部にヒータ線7を有
するため、寒冷地での使用や冬期などでの使用時に、こ
のヒータ線による熱を利用することで、前記ミラネル水
の蒸発を積極的に促進することができる。
【0034】また、寒冷地での使用でなく、しわ取り作
業を迅速化した場合には、ヒータ線温度を設定温度以上
に高めたりすることができ、また、十分に長い時間しわ
取効果を持続させたいような場合には、ヒータ温度を低
目に設定して、長時間使用することも可能である。
【0035】さらに、アイマスク1およびパット2には
前記のような透孔3,4がそれぞれ設けられているの
で、アイマスク1を装着使用中であっても、これらの透
孔3,4を通して、外を看取できるため、このアイマス
ク1を装着する人が読書したり、種々の作業を行うこと
が容易となる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、顔面
に装着可能なアイマスクを有し、該アイマスクに対し顔
面に当接される部位に湿性の雰囲気を形成するパットを
着脱自在に接合するように構成したので、パットに接す
る顔面の部位に潤いを与えて、その顔面のしわをきれい
に取り除くことができ、これを極めて簡単かつローコス
トに実現できるという効果が得られる。
【0037】また、請求項2の発明によれば、前記アイ
マスクおよびパットに、眼部に対応する部位に透視を可
能にする透孔を設けるように構成したので、このアイマ
スクを顔面に着けたまま、その透孔を通して読書や種々
の作業を実施できるという効果が得られる。
【0038】また、請求項3の発明によれば、前記アイ
マスクを、両眼部周辺の所定領域を被う一対のマスク部
と、これらのマスク部に一体に連設されて耳に係装可能
なつる部とから構成したので、この顔面しわ取り装置を
通常の眼鏡フレームと同様に使用および取り扱いがで
き、汎用性に富むという効果が得られる。
【0039】また、請求項4の発明によれば、前記パッ
トを、少なくともアイマスクに着脱自在に接着可能な接
着剤層と、この接着剤層に保水層を介して積層された通
気層とから構成したので、パットをアイマスクのマスク
部に任意かつ容易に付け替えることができるとともに、
保水層からの水蒸気の雰囲気に対し眼部周辺および顔面
の要部を集中的に触れさせて、その部位のしわ取りを効
率的に行わせることができるという効果が得られる。
【0040】また、請求項5の発明によれば、前記パッ
トの内部に加熱手段を設けたので、寒冷地で使用や冬期
での使用時にも、ヒータ線などの加熱手段による任意温
度の加熱操作により、保水層からの水蒸気の蒸散を速や
かに促進できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態による顔面しわ取り装
置を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す顔面しわ取り装置の側面図である。
【図3】図1に示す顔面しわ取り装置の平断面図であ
る。
【図4】この発明におけるパットの一部を拡大して示す
断面図である。
【符号の説明】
1 アイマスク 1a マスク部 1b つる部 2 パット 3,4 透孔 5,6 絶縁層 7 ヒータ線 8 保水層 9 通気層 10 接着剤層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔面に装着可能なアイマスクと、該アイ
    マスクに着脱自在に接合され、かつ顔面に当接される部
    位に湿性の雰囲気を形成するパットとを備えたことを特
    徴とする顔面しわ取り装置。
  2. 【請求項2】 前記アイマスクおよびパットには眼部に
    対応する部位に透視を可能にする透孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の顔面しわ取り装置。
  3. 【請求項3】 前記アイマスクが、両眼部周辺の所定領
    域を被う一対のマスク部と、これらのマスク部に一体に
    連設されて耳に係装可能なつる部とを有することを特徴
    とする請求項1に記載の顔面しわ取り装置。
  4. 【請求項4】 前記パットが、少なくともアイマスクに
    着脱自在に接着可能な接着剤層と、この接着剤層に保水
    層を介して積層された通気層とを有することを特徴とす
    る請求項1に記載の顔面しわ取り装置。
  5. 【請求項5】 前記パットが内部に加熱手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の顔面しわ取り装置。
JP24739197A 1997-08-11 1997-08-11 顔面しわ取り装置 Pending JPH1156471A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101369880B1 (ko) * 2013-11-20 2014-03-04 김지택 눈가 미용기구
KR101515897B1 (ko) * 2014-10-13 2015-05-04 이준욱 눈가 미용기구 및 눈가 미용기구용 패드

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