JPH1155866A - バッテリの充電装置 - Google Patents

バッテリの充電装置

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JPH1155866A
JPH1155866A JP9208860A JP20886097A JPH1155866A JP H1155866 A JPH1155866 A JP H1155866A JP 9208860 A JP9208860 A JP 9208860A JP 20886097 A JP20886097 A JP 20886097A JP H1155866 A JPH1155866 A JP H1155866A
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JP
Japan
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cell
battery
voltage
capacity
charging
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JP9208860A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tamura
博志 田村
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各単位セルの過放電,過充電を防止すると共
に、それらの各単位セルが直列に接続されて構成される
バッテリの充電容量が、各単位セル毎の容量のばらつき
による制限を極力受けないようにする。 【解決手段】 マイクロプロセッサユニット7は、リチ
ウム二次電池のセル6aを複数個直列接続して構成され
るバッテリ6の放電時において、各セル6aの内放電下
限電圧に最も早く達するセル6aを容量制限セルとして
検出すると共に、バッテリ6の充電時において充電上限
電圧に最も早く達するセル6aを上限電圧セルとして検
出する。そして、容量制限セルと上限電圧セルとが等し
いと判断した場合は、上限電圧セルの端子電圧が充電上
限電圧を超えないように制御しながら、充電電流値が充
電停止値に達するか、または、充電時間が上限値に達す
るまで充電を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個の単位セル
を直列に接続してなるバッテリの充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の目的から排気ガス
などによる大気汚染の問題がない電気自動車が注目され
ている。電気自動車の走行性能は、搭載されるバッテリ
を構成している二次電池(以下、単に電池と称す)の性
能に依存する部分が大きいため、当該電池について大容
量化または高エネルギ密度化のニーズが高まっている。
【0003】斯様な状況下で、鉛,ニッカドやニッケル
水素電池などに代わるものとして、リチウム電池が注目
されている。リチウム電池は、同容量の鉛やニッカド電
池に比して約3〜4倍もの高い重量エネルギ密度を有し
ており、電気自動車用のバッテリとして使用すれば、最
高速度や一充電走行距離などの走行性能が大幅に向上す
ることが期待される。
【0004】ところで、電気自動車に使用されるバッテ
リは、モータを駆動するために高い電圧が要求されるの
で、通常、複数個の単位セルを直列に接続して構成され
ている。例えば、300Vのバッテリ電圧を得るには、
単位セル当たり2Vの鉛電池では150個のセルを直列
接続することになる。このように多数の単位セルを直列
接続してなるバッテリを充電する場合、従来は、バッテ
リの正,負極の端子間電圧を監視することにより充電を
制御していた。
【0005】この場合に問題となるのが、各単位セルの
容量や充電状態(State Of Charge,以下、SOCと称
す)に基づく電圧のばらつきである。直列接続された状
態では各単位セルを流れる電流値は等しいが、各単位セ
ル毎の容量には必ずばらつきがあるため、これに起因し
て各単位セルの端子電圧も異なったものとなる。即ち、
直列接続での使用では、単位セルの容量が小さいものほ
ど充電動作における端子電圧の変化は大きくなり、ある
SOCにおいて全単位セルの端子電圧が等しい状態にあ
るとしても、各容量にばらつきがあれば、異なるSOC
において各端子電圧はばらつくことになる。
【0006】即ち、これらの総計たるバッテリの端子間
電圧を監視して充電制御しても、その構成要素たる各単
位セルとしては、端子電圧が(バッテリの端子間電圧)
/(単位セル個数)で得られる平均電圧よりも高く、或
いは低くなっているものが存在する。このため、上限電
圧まで充電すれば過充電となり、下限電圧まで放電すれ
ば過放電となる単位セルが存在することになる。
【0007】しかし、過放電や過充電となっても、ニッ
カド或いはニッケル水素電池は性能の劣化が少なく、ま
た、鉛電池は、性能が劣化しても特に安全性に問題は無
いことから、過放電や過充電を防止するための対策は、
必要に応じて行われている程度である。
【0008】ところが、リチウム電池は、過充電及び過
放電を伴う使用に対して性能の劣化が大きいため、一定
の電圧範囲内で使用しないと、容量が低下したり、或い
は、異常に発熱して危険な状態に至るおそれがある。特
に、電気自動車のバッテリのように多数個の単位セルを
直列接続して使用する場合は、バッテリの充放電エネル
ギが大きくなるので、リチウム電池をバッテリとして使
用するには、過放電,過充電対策は必須である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような対策を考慮
したものとして、例えば、実開平2−136445号公
報においては、充電時には、各単位セルの端子電圧の内
最高値を検出してその最高電圧に基づいて制御を行い、
放電時には、同最低値を検出してその最低電圧に基づい
て制御を行う技術が開示されている。この従来技術で
は、全ての単位セルを所定電圧範囲内で充放電制御する
ことは可能だが、各単位セル毎のSOCがずれてしまっ
た場合は、SOCが最高,最低である単位セルで充電,
放電が制限され、SOCがずれた分だけ容量が少なくな
るという問題がある。
【0010】また、特開昭61−206179号公報,
特開平5−64377号公報や特開平7−336905
号公報には、各単位セルにツェナーダイオードまたはバ
イパス回路を並列に接続し、所定の上限電圧に達した単
位セルについては充電電流の一部をバイパスするように
したものが開示されている。
【0011】しかしながら、前者では、ツェナー電圧の
個体差によるばらつきや温度による変動によって上限電
圧を精度良く管理できない。また、後者では、バイパス
回路において単位セルの端子電圧分の電圧降下が生じる
ため、当該端子電圧とバイパス電流との積の電力が無駄
に消費されてしまう。
【0012】そして、両者共に過放電,過充電を防止し
ながら、全ての単位セルの端子電圧を上限電圧にするこ
とによって全ての単位セルのSOCをそろえることはで
きるが、全体のバッテリ容量は、最小容量の単位セルの
容量によって制限されるので、特に後者のように無駄な
電力を消費してまで全てのSOCをそろえることに格別
の意義があるとは言えない。
【0013】更に、特開平4−267078号公報に
は、バッテリを構成する多数の単位セルの中に、1つだ
け他の単位セルよりも容量の小さい単位セルを制御対象
セルとして予め組込んでおき、その制御対象セルの電圧
を制御するという方法が開示されている。この方法によ
れば、充電時,放電時には、常に制御対象セルの端子電
圧が夫々最も高く,低くなるので、全体としての過充
電,過放電を容易に防止できるというものである。
【0014】しかしながら、実際には、各単位セル毎の
充放電サイクル特性の違いやSOCのずれが存在するた
め、制御対象セル以外のセルの端子電圧が最も高くなる
場合や最も低くなる場合が発生することがあり、制御不
能となるおそれがある。また、そのような事態を避ける
には、制御対象セルの容量を他の単位セルよりもかなり
小さく設定しなければならないため、結局バッテリの容
量が制限されてしまうという問題がある。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、各単位セルの過放電,過充電を防止
すると共に、それらの各単位セルが直列に接続されて構
成されるバッテリの充電容量が、各単位セル毎の容量の
ばらつきによる制限を極力受けないようにすることがで
きるバッテリの充電装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のバッテリ
の充電装置によれば、容量制限セル検出手段は、二次電
池からなる単位セルを複数個直列に接続して構成される
バッテリの放電時において、複数個の単位セルの内放電
下限電圧に最も早く達する単位セルを容量制限セルとし
て検出し、上限電圧セル検出手段は、バッテリの充電時
において、複数個の単位セルの内充電上限電圧に最も早
く達する単位セルを上限電圧セルとして検出する。そし
て、充電制御手段は、容量制限セルと上限電圧セルとが
同じものである場合にのみ、当該上限電圧セルの端子電
圧の変化に基づいてバッテリの充電終了のための制御を
行う。
【0017】即ち、放電時において最も容量が小さい単
位セルと判断された容量制限セルが、充電時において充
電上限電圧に最も早く達した上限電圧セルに一致する場
合には、その上限電圧セルの端子電圧の変化に基づいて
充電終了のための制御を行うことによって、容量制限セ
ルを確実に満充電状態にすることが可能となる。従っ
て、各単位セル毎の容量のばらつきによる制限を極力受
けることなく、当該バッテリについて充電可能な最大容
量まで充電を行うことができる。
【0018】請求項2記載のバッテリの充電装置によれ
ば、充電制御手段は、容量制限セルと上限電圧セルとが
同じものである場合は、以降のバッテリの充電制御で
は、上限電圧セルの端子電圧が充電上限電圧を超えない
ように制御しながら上限電圧セルが満充電状態になった
と判断するまで充電を行う。従って、例えば、充電電流
値が零近傍まで低下したことを以て満充電状態と判断し
て充電を停止させれば、バッテリを確実に最大容量まで
充電することができる。
【0019】請求項3記載のバッテリの充電装置によれ
ば、充電制御手段は、容量制限セルと上限電圧セルとが
同じものである場合はその時点で充電を終了するので、
充電動作に要する時間を短くしながらバッテリが満充電
状態に近付いた時点で充電を終了させることができる。
【0020】請求項4記載のバッテリの充電装置によれ
ば、充電制御手段は、容量制限セルと上限電圧セルとが
異なる場合でも、当該上限電圧セルの端子電圧が容量制
限セルの端子電圧に等しくなるようにバッテリの充電制
御を行うことによって、当該バッテリについて充電可能
な最大容量まで充電を行うことができる。
【0021】請求項5記載のバッテリの充電装置によれ
ば、各単位セルに並列に接続され、当該単位セルに流入
する充電電流をバイパスするように開閉可能に構成され
たバイパス回路を具備したので、上限電圧セルの端子電
圧が容量制限セルの端子電圧に等しくなるように制御す
る場合でも、必要な場合にのみバイパス回路を閉じるこ
とによって、充電制御時におけるバイパス回路による電
力損失を極力低減することができる。
【0022】請求項6記載のバッテリの充電装置によれ
ば、高いエネルギ密度を有するが、より厳密な過充電,
過放電対策が必要とされるリチウム電池で構成されるバ
ッテリに適用することによって、充放電を安全に制御し
た上でリチウム電池の性能を十分に引出して活用するこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)以下、本発明を電気自動車に搭載される
バッテリに適用した場合の第1実施例について、図1乃
至図5を参照して説明する。図1は、本発明の要部の電
気的構成を示す機能ブロック図である。定電圧回路1に
おいて、直流電源回路1aは、電源プラグPを介して図
示しない商用交流電源(200V)に接続されると、交
流電源を整流昇圧して直流電源を生成するものであり、
その正側端子は電流制御素子1b及びリレー2を介して
正側母線3aに接続されており、負側端子は負側母線3
bに接続されている。
【0024】例えばトランジスタやFETから構成され
る電流制御素子1bの出力端子は、リレー2の固定接点
2aに接続されており、正側母線3aは、リレー2の可
動接点2cに接続されている。また、リレー2の固定接
点2bは、負荷線4を介して負荷制御回路(図示せず)
に接続されている。負荷制御回路は、電気自動車の車輪
を駆動するモータ(何れも図示せず)の回転を制御する
ために、インバータなどで構成されるものである。
【0025】正,負側母線3a,3b間には、電流検出
回路5の検出用抵抗5aとバッテリ6との直列回路が接
続されている。バッテリ6は、リチウム二次電池からな
るセル(単位セル)6aが複数個(例えば、80個)直
列に接続されて構成されている。セル6aの標準的な端
子電圧は約3.6Vであり、バッテリ6全体の端子電圧
としては288Vである。ここで、リチウム二次電池と
しては、例えば、リチウムイオンを吸蔵及び放出する電
極を内蔵している二次電池を用いている。
【0026】電流検出回路5は、検出用抵抗5aとその
検出用抵抗5aの両端子間に接続されたオペアンプ5b
とで構成されており、オペアンプ5bの出力端子は、マ
イクロプロセッサユニット(充電制御手段,容量制限セ
ル検出手段,上限電圧セル検出手段,以下、MPUと称
す)7の入力端子に接続されている。
【0027】また、バッテリ6の各セル6aには、端子
電圧検出用のオペアンプ(端子電圧検出手段)8の入力
端子が並列に夫々接続されており、これらのオペアンプ
8の入力端子は、MPU7の入力端子に夫々接続されて
いると共に、セレクタ9の入力端子にも夫々接続されて
いる。MPU7は、オペアンプ5b及び8からの出力信
号をA/D変換して読込むと共に、負荷制御回路に対し
て制御信号を出力するようになっている。
【0028】セレクタ9は、入力される複数のセル6a
の端子電圧の内、MPU7から出力される番号に対応す
るセル6aの端子電圧を選択的に出力して、充電時には
コンパレータ1cの反転入力端子に出力するようになっ
ている。
【0029】コンパレータ1cは、セレクタ9から与え
られた電圧と非反転入力端子に与えられている基準電圧
(後述する充電上限電圧に等しい)とを比較して、両者
の大小に応じた出力信号を電流制御素子1bに与えるよ
うになっている。
【0030】MPU7には、制御プログラムの実行領域
や作業領域として使用されるRAMなどで構成されたメ
モリ7aが書込み及び読出し可能に接続されている。ま
た、バッテリ6の各セル6aには、セル電圧相当の電圧
降下を生じさせる抵抗10a及び常開形のスイッチ10
bとの直列回路で構成されるバイパス回路10が並列に
接続されている。各バイパス回路10のスイッチ10b
の開閉は、MPU7から与えられる制御信号に応じて、
デコーダ11により制御されるようになっている。
【0031】次に、本実施例の作用について図2乃至図
4をも参照して説明する。まず、初期状態として、バッ
テリ6は適当な容量まで充電されているものとする。図
2は、MPU7がバッテリ6の放電を制御する場合の処
理内容を示すフローチャートである。電気自動車の運転
が開始されると、それに伴ってバッテリ6の放電が開始
される。この時、MPU7は、リレー2に制御信号を与
えて可動接点2cを固定接点2bの側に切り換えること
により、バッテリ6を、負荷線4を介して負荷制御回路
に接続する。
【0032】この図2において、MPU7は、「各セル
の電圧を監視」のステップD1において、各オペアンプ
8の出力信号を順にスキャンして、バッテリ6の各セル
6aの端子電圧を監視する。そして、次の「全てのセル
電圧>下限電圧?」の判断ステップD2に移行して、M
PU7は、全てのセル6aの端子電圧が放電下限電圧
(以下、単に下限電圧と称す)よりも大であるか否かを
判断する。
【0033】ここで、下限電圧とは、バッテリ6を放電
させた場合に、セル6aが過放電状態とならないように
設定される電圧値であり、例えば、2.5〜3.0V程
度に設定される。判断ステップD2において、全てのセ
ル6aの端子電圧が下限電圧よりも大なる状態であり
「YES」と判断した場合はステップD1に移行する。
【0034】即ち、バッテリ6の複数のセル6aの内、
下限電圧に達したセル6aが1個も検知されない状態で
は、ステップD1,D2を繰返して、電気自動車の運転
状態に応じた放電動作が続行される。そして、判断ステ
ップD2において、MPU7が、バッテリ6の何れかの
セル6aが下限電圧に達したことを検知すると、次の
「下限電圧に達したセル(容量制限セル)を記憶」の処
理ステップD3に移行する。
【0035】処理ステップD3において、MPU7は、
最初に下限電圧に達したセル6aに割当てられている番
号をメモリ7aに書込み、容量制限セルとして記憶す
る。そして、「負荷制御回路に放電制限を指令」の処理
ステップD4に移行する。
【0036】処理ステップD4において、MPU7は、
下限電圧に達したセル6aが検知されたことにより、こ
れ以上放電を続けると過放電状態となるおそれがあるた
め、負荷制御回路に対して放電制限の指令を与えて出力
を制限し、電池電圧の低下を抑制する一方運転者に充電
を促す。そして、放電の終了と共に処理を終了する。
【0037】図3は、MPU7がバッテリ6の充電を制
御する場合の処理内容を示すフローチャートである。こ
の時、直流電源回路1aは、電源プラグPを介して商用
交流電源に接続されると共に、MPU7から制御信号が
与えられてバッテリ6の充電を開始する。
【0038】また、MPU7は、リレー2に制御信号を
与えて可動接点2cを固定接点2aの側に切り換えるこ
とにより、バッテリ6を、電流制御素子1b側に接続す
る。尚、一例として、バッテリ6の容量は100Ahで
あり、初期充電電流は20Aに設定して充電を行うもの
とする(図4(b)参照)。
【0039】この図3において、MPU7は、「各セル
の電圧を監視」のステップC1において、放電時と同様
に、各オペアンプ8の出力信号を順にスキャンして、バ
ッテリ6の各セル6aの端子電圧を監視する。そして、
次の「全てのセル電圧<上限電圧?」の判断ステップC
2において、全てのセル6aの端子電圧が、充電上限電
圧(以下、単に上限電圧と称す)よりも小であるか否か
を判断する。
【0040】ここで、上限電圧とは、バッテリ6を充電
する場合に、セル6aが過充電状態とならないように設
定される電圧値であり、例えば、4.1〜4.3V程度
に設定される。判断ステップC2において、全てのセル
6aの端子電圧が上限電圧よりも小であり「YES」と
判断した場合はステップC1に移行する。
【0041】即ち、バッテリ6のセル6aの内、1個で
も上限電圧に達したセル6aが検知されるまでは、ステ
ップC1,C2を繰返して、バッテリ6の充電が続行さ
れる。尚、後述するように上限電圧セルが選択され、コ
ンパレータ1cにより電流制御素子1bが制御されるま
では、MPU7が電流検出回路5から得られる充電電流
値に基づきフィードバック制御を行うことによって、直
流電源回路1aから20Aの充電電流が供給されるよう
になっている。
【0042】ここで、図4(a)及び(b)は、充電時
間の経過に伴う上限電圧セルの端子電圧及び充電電流の
変化を示すものである。図4(a)及び(b)では、充
電開始の時点からまでは定電流(20A,100A
hの容量に対して0.2C)充電であり、上限電圧セル
の端子電圧は、初期値から上限電圧に向かって次第に上
昇して行く。
【0043】そして、判断ステップC2において、MP
U7は、バッテリ6の何れかのセル6aが上限電圧に達
したことを検知すると、次の「上限電圧セル=容量制限
セル?」の判断ステップC3に移行する。
【0044】判断ステップC3において、MPU7は、
判断ステップC2で上限電圧に達したセル6a即ち上限
電圧セルが、放電時においてステップD3でメモリ7a
に記憶した容量制限セルと同じものであるか否かを判断
する。両者が同じセル6aであって「YES」と判断す
ると、「容量制限セル電圧=上限電圧に保ちながら電流
を調整」の処理ステップC4に移行する。
【0045】処理ステップC4において、MPU7は、
容量制限セルであるセル6aの番号をセレクタ9に出力
することにより、セレクタ9に容量制限セルの端子電圧
をコンパレータ1cの反転入力端子に選択的に出力させ
る。すると、コンパレータ1cは、その容量制限セルの
端子電圧と上限電圧とを比較して、上限電圧の方が大な
る時のみハイレベルとなる信号を電流制御素子1bに出
力する。電流制御素子1bは、コンパレータ1cから与
えられる出力信号に応じてバッテリ6の充電電流値を制
御する。
【0046】結果として以降の充電は、図4の時点〜
に示すように、容量制限セルの端子電圧を略上限電圧
に維持するようにバッテリ6の充電電流値が制御される
定電圧充電となり、この期間での充電電流値は、電流制
御素子1bによって初期値の20Aから次第に減少する
ように制御される。
【0047】処理ステップC4の次は、「充電電流≦充
電停止値?」の判断ステップC5,「充電時間>上限値
?」の判断ステップC6に順次移行して、何れか一方の
判断ステップで「YES」と判断(即ち、容量制限セル
が満充電状態になったと判断)しない限りは、ステップ
C1に移行して充電が続行される。即ち、「上限電圧セ
ル=容量制限セル」である場合の定電圧期間において
は、ステップC1〜C6のループが繰返される。
【0048】尚、判断ステップC5において、充電停止
値として設定される充電電流の値は、は、例えば0.0
1C(バッテリの容量が100Ahであれば、1A)程
度とする。また、判断ステップC6における上限値は、
以下のように設定される。即ち、容量100Ahのバッ
テリ6を20A(0.2C)の電流で充電すると、単純
計算では充電時間5時間で満充電状態となる。
【0049】しかし、実際には、各セル6aの内部抵抗
と充電電流との積による電圧上昇分が加わり電池電圧が
上限電圧を超えてしまうので、超えないように電流を絞
る必要があるため、5時間の充電を行っても満充電状態
とはならない。そこで、その電流の低下による充電容量
不足分を補うため、5時間に延長時間(例えば3時間程
度)を加えて、上限値を8時間とする。以上のように、
判断ステップC5,C6のOR条件の成立によって充電
を終了させる。
【0050】一方、判断ステップC3において、上限電
圧セルと容量制限セルとが異なり、MPU7が「NO」
と判断した場合は、「上限電圧セルのバイパス回路を閉
じる」の処理ステップC7に移行する。尚、一般には、
上限電圧セルは容量制限セルに一致することが予想され
るが、バッテリ6の放電停止時などにおける各セル6a
の自己放電量の差によっては、両者が一致しない場合も
有り得る。
【0051】処理ステップC7において、MPU7は、
デコーダ11に上限電圧セルであるセル6aの番号を与
えることにより、当該セル6aのバイパス回路10のス
イッチ10bを閉状態にする。
【0052】バイパス回路10が閉じられると、充電電
流は上限電圧セルに流入することなく、バイパス回路1
0を介してバイパスされる。同時に、上限電圧セルは抵
抗10aを介して放電するので、その端子電圧は低下す
る。そして、次の「上限電圧セルの端子電圧≦容量制限
セルの端子電圧?」の判断ステップC8に移行する。
【0053】判断ステップC8において、MPU7は、
上限電圧セルの端子電圧が容量制限セルの端子電圧以下
になったか否かを判断する。前者の端子電圧が後者の端
子電圧以下である場合は「YES」と判断して、「バイ
パス回路を開く」の処理ステップC9に移行する。処理
ステップC9において、MPU7は、デコーダ11に上
限電圧セルの番号を与え、当該セル6aのバイパス回路
10のスイッチ10bを開状態にして放電を停止させる
と、ステップC1に移行する。
【0054】また、判断ステップC8において、上限電
圧セルの端子電圧が容量制限セルの端子電圧を超えてい
る場合は「NO」と判断してステップC1に移行する。
以降は、判断ステップC8でMPU7が「YES」と判
断するまで、ステップC1→C2→C3→C7→C8→
C1→…のループを繰返す。
【0055】ここで、図5は、充電時において、上限電
圧セルと容量制限セルとが一致しない場合における各セ
ル6aの端子電圧(a)及びバイパス電流(b)の変化
を示すものである。図5(a)において、セルCが容量
制限セルであり、セルA,Bが時点,において、セ
ルCよりも早く上限電圧に達している。
【0056】すると、セルA,Bの端子電圧がセルCの
端子電圧以下になるまで(時点,)、MPU7によ
って夫々のバイパス回路10が閉じられてその期間だけ
バイパス電流が流れ、セルA,Bは放電される(図5
(b)参照)。
【0057】また、セルCが上限電圧セルとなることに
より定電圧充電モードに入った後においても、各セル6
a毎の内部抵抗のばらつき等によって、例えばセルAの
端子電圧がセルCの端子電圧を超える場合もあり得る
(図5(a),時点参照)。即ち、図3のフローチャ
ートにおいては、ステップC3で一度「YES」と判断
して定電圧充電モードに入り、ステップC1〜C6のル
ープを繰返している間にステップC3で「NO」と判断
されるケースに相当する。
【0058】斯様な場合も、前述と同様にステップC
7,C8へと移行することによって、セルAの端子電圧
がセルCの端子電圧以下になるまで(時点)MPU7
によりバイパス回路10が閉じられて、バイパス電流が
流れてセルAの放電が行われる(図5(b)参照)。
【0059】以上のように本実施例によれば、MPU7
は、リチウム二次電池のセル6aを複数個直列接続して
構成されるバッテリ6の放電時において、各セル6aの
内下限電圧に最も早く達するセル6aを容量制限セルと
して検出すると共に、バッテリ6の充電時において、上
限電圧に最も早く達するセル6aを上限電圧セルとして
検出する。そして、容量制限セルと上限電圧セルとが等
しいと判断した場合は、上限電圧セルの端子電圧が上限
電圧を超えないように制御しながら、充電電流値が充電
停止値に達するか、または、充電時間が上限値に達する
まで充電を行うようにした。
【0060】即ち、容量制限セルが上限電圧セルに一致
した場合は、その上限電圧セルの端子電圧の変化に基づ
いて充電制御を行うことによって、容量制限セルを確実
に満充電状態にすることが可能となる。従って、セル6
a毎の容量のばらつきによる制限を極力受けることな
く、バッテリ6について充電可能な最大容量まで確実に
充電を行うことができる。
【0061】また、本実施例によれば、MPU7は、容
量制限セルと上限電圧セルとが異なる場合でも、バイパ
ス回路10を開閉制御しながら当該上限電圧セルの端子
電圧が容量制限セルの端子電圧に等しくなるようにバッ
テリ6の充電制御を行うことによって、バイパス回路1
0による電力損失を極力低減した上で、バッテリ6につ
いて充電可能な最大容量まで充電を行うことができる。
【0062】更に、本実施例によれば、高いエネルギ密
度を有するがより厳密な過充電,過放電対策が必要とさ
れるリチウム電池のセル6aで構成されるバッテリ6に
適用することによって、充放電を安全に制御した上でリ
チウム電池の性能を十分に引出して活用することができ
る。
【0063】(第2実施例)図6は本発明の第2実施例
を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説
明する。第2実施例では、バッテリ6の各セル6aに並
列に接続されているバイパス回路10′は、第1実施例
におけるバイパス回路10の抵抗10aに代えて、ツェ
ナーダイオード12が配置されている。ツェナーダイオ
ード12のツェナー電圧は、上限電圧以下となるように
選択されている。その他の構成は、第1実施例と同様で
ある。
【0064】次に、第2実施例の作用について説明す
る。充放電に関する制御方式としては第1実施例と同様
であるが、図3に示すフローチャートのステップC7に
おいてバイパス回路10′が閉じられた時に、セル6a
の端子電圧は、ツェナーダイオード12のツェナー電圧
(上限電圧以下)に維持されるようにバイパス電流が自
動的に流れるようになる。従って、セル6aが余分に放
電してしまうことを防止できる。
【0065】この場合、定電圧充電制御は、ツェナーダ
イオード12の特性にのみ依存して行われるわけではな
く、MPU7は、第1実施例と同様にバイパス回路1
0′を開閉制御するので、ツェナーダイオード12のツ
ェナー電圧のばらつきや温度特性などについては、特に
厳しい規格を要求する必要がない。従って、ツェナーダ
イオード12の選択の自由度を狭めることなく、バイパ
ス回路10′を安価に構成することができる。
【0066】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。図3に示すフローチャートにおい
て、ステップC5,C6の何れか一方のみをもって、容
量制限セルが満充電状態になったと判断しても良い。ス
テップC3において「YES」と判断した時点で、バッ
テリ6の充電を終了しても良い。この時点でも、容量制
限セルは既に満充電に近い状態にあることから、充電時
間を短くしたいという要求を重視する場合などに適用す
れば良い。また、電気自動車の運転時において制動がか
けられた時にモータによって発電される回生電流を、バ
ッテリ6によって吸収するシステムを構成する場合に
は、その吸収分の余裕を予めバッテリ6の容量にもたせ
る必要があるので、この場合にも好適である。
【0067】放電制御時にステップD4において、MP
U7から負荷制御回路に対して放電制限指令を与えるの
に代えて、ステップD3で容量制限セルとして検知され
たセル6aの番号をセレクタ9に与えて、セレクタ9の
内部に充電,放電時に出力先を切換えるスイッチを設
け、そのセレクタ9からの出力信号を負荷制御回路に与
えるように構成しても良い。そして、負荷制御回路は、
容量制限セルの端子電圧が下限電圧を下回らない範囲で
負荷を駆動するように負荷電流を制限する。端子電圧検
出手段,充電制御手段,上限電圧セル検出手段は、夫々
別体で構成しても良い。
【0068】単位セルはリチウム電池に限らず、鉛電池
やニッケル系電池であっても同様に適用が可能である。
また、単位セルを複数個内蔵して構成されるセルモジュ
ールを、複数個直列に接続して構成されるバッテリに適
用しても良い。斯様な場合は、、セルモジュール単位で
の過充電,過放電を防止することができるので、バッテ
リの寿命をより向上させることができる。また、端子電
圧検出手段の数をより少なくすることができるので、よ
り低コストで構成することが可能となる。電気自動車に
限ることなく、複数の単位セルを直列に接続して構成さ
れるバッテリを使用するものであれば適用が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における要部の電気的構成
を示す機能ブロック図
【図2】MPUによるバッテリの放電制御の内容を示す
フローチャート
【図3】MPUによるバッテリの充電制御の内容を示す
フローチャート
【図4】充電時間の経過に伴う上限電圧セルの端子電圧
(a)及び充電電流(b)の変化を示す図
【図5】充電時において、上限電圧セルと容量制限セル
とが一致しない場合における各セル6aの端子電圧
(a)及びバイパス電流(b)の変化を示す図
【図6】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
6はバッテリ、6aセル(単位セル,リチウム二次電
池)、7はマイクロプロセッサユニット(充電制御手
段,容量制限セル検出手段,上限電圧セル検出手段)、
8はオペアンプ(端子電圧検出手段)、10及び10′
はバイパス回路を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池からなる単位セルを複数個直列
    に接続して構成されるバッテリを充電するバッテリの充
    電装置において、 前記複数個の単位セルの各端子電圧を検出する端子電圧
    検出手段と、 前記バッテリの放電時において、前記端子電圧検出手段
    により検出される前記各端子電圧を参照して、前記複数
    個の単位セルの内、放電下限電圧に最も早く達する単位
    セルを容量制限セルとして検出する容量制限セル検出手
    段と、 前記バッテリの充電時において、前記端子電圧検出手段
    により検出される前記各端子電圧を参照して、前記複数
    個の単位セルの内、充電上限電圧に最も早く達する単位
    セルを上限電圧セルとして検出し、前記容量制限セル検
    出手段が検出した前記容量制限セルと前記上限電圧セル
    とが同じものである場合にのみ、当該上限電圧セルの端
    子電圧の変化に基づいて前記バッテリの充電終了のため
    の制御を行う充電制御手段とを具備したことを特徴とす
    るバッテリの充電装置。
  2. 【請求項2】 前記充電制御手段は、前記容量制限セル
    と前記上限電圧セルとが同じものである場合は、以降の
    前記バッテリの充電制御においては、前記上限電圧セル
    の端子電圧が前記充電上限電圧を超えないように制御し
    ながら、前記上限電圧セルが満充電状態になったと判断
    するまで充電を行うことを特徴とする請求項1記載のバ
    ッテリの充電装置。
  3. 【請求項3】 前記充電制御手段は、前記容量制限セル
    と前記上限電圧セルとが同じものである場合は、その時
    点で充電を終了することを特徴とする請求項1記載のバ
    ッテリの充電装置。
  4. 【請求項4】 前記充電制御手段は、前記容量制限セル
    と前記上限電圧セルとが異なるものである場合は、当該
    上限電圧セルの端子電圧が前記容量制限セルの端子電圧
    に等しくなるように前記バッテリの充電制御を行うこと
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のバッテリ
    の充電装置。
  5. 【請求項5】 前記各単位セルに流入する充電電流をバ
    イパスするために前記各単位セルに並列に接続され、前
    記充電制御手段によって開閉可能に構成されたバイパス
    回路を具備したことを特徴とする請求項4記載のバッテ
    リの充電装置。
  6. 【請求項6】 前記二次電池はリチウム電池であること
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のバッテリ
    の充電装置。
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