JPH1154900A - Fpbga実装用半田供給装置 - Google Patents
Fpbga実装用半田供給装置Info
- Publication number
- JPH1154900A JPH1154900A JP9211087A JP21108797A JPH1154900A JP H1154900 A JPH1154900 A JP H1154900A JP 9211087 A JP9211087 A JP 9211087A JP 21108797 A JP21108797 A JP 21108797A JP H1154900 A JPH1154900 A JP H1154900A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder
- mounting
- wiring board
- printed wiring
- fpbga
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3457—Solder materials or compositions; Methods of application thereof
- H05K3/3485—Applying solder paste, slurry or powder
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 FPBGAの修理時等にプリント配線板に部
品を配置する前に半田印刷と同精度かつ容易に半田を供
給可能なFPBGA実装用半田供給装置を提供する。 【解決手段】 マスク開口部2に半田ペースト3が充填
されたメタルマスク治具1は装着部1aを通して半田供
給器のノズル部の先端に取付けられる。メタルマスク治
具1がプリント配線板に押当てられた後に、半田供給器
内部の空気圧が上げられ、その空気圧がノズル部及び通
気性シート4を通してマスク開口部2に伝達されると、
半田ペースト3がマスク開口部2から押出されてプリン
ト配線板上に印刷される。
品を配置する前に半田印刷と同精度かつ容易に半田を供
給可能なFPBGA実装用半田供給装置を提供する。 【解決手段】 マスク開口部2に半田ペースト3が充填
されたメタルマスク治具1は装着部1aを通して半田供
給器のノズル部の先端に取付けられる。メタルマスク治
具1がプリント配線板に押当てられた後に、半田供給器
内部の空気圧が上げられ、その空気圧がノズル部及び通
気性シート4を通してマスク開口部2に伝達されると、
半田ペースト3がマスク開口部2から押出されてプリン
ト配線板上に印刷される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFPBGA実装用半
田供給装置に関し、特にFPBGA(FinePitc
h Ball Grid Array)実装用のプリン
ト配線板上に半田を供給する方法に関する。
田供給装置に関し、特にFPBGA(FinePitc
h Ball Grid Array)実装用のプリン
ト配線板上に半田を供給する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板上への半田の供給
方法としては、プリント配線板に実装部品を取付けるた
めのメタルマスクによる半田印刷で半田を供給する方法
と、実装部品の交換等を行う際の半田ゴテによる糸半田
の溶解で半田を供給する方法とがある。
方法としては、プリント配線板に実装部品を取付けるた
めのメタルマスクによる半田印刷で半田を供給する方法
と、実装部品の交換等を行う際の半田ゴテによる糸半田
の溶解で半田を供給する方法とがある。
【0003】メタルマスクによる半田印刷で半田を供給
する方法の場合には、プリント配線板への最初の部品実
装時においてメタルマスク上に半田ペーストを供給し、
その半田ペーストをスキージと呼ばれるヘラでなぞるこ
とで、半田ペーストをメタルマスクのマスク開口部を通
してプリント配線板に印刷し、プリント配線板に半田を
供給している。
する方法の場合には、プリント配線板への最初の部品実
装時においてメタルマスク上に半田ペーストを供給し、
その半田ペーストをスキージと呼ばれるヘラでなぞるこ
とで、半田ペーストをメタルマスクのマスク開口部を通
してプリント配線板に印刷し、プリント配線板に半田を
供給している。
【0004】このメタルマスクによる半田印刷で半田を
供給する装置においては、半田ペーストの供給を自動で
行う方法がある。この自動供給方法については、特開平
2−137669号公報等に開示された技術がある。
供給する装置においては、半田ペーストの供給を自動で
行う方法がある。この自動供給方法については、特開平
2−137669号公報等に開示された技術がある。
【0005】また、半田ゴテによる糸半田の溶解で半田
を供給する方法の場合には、実装部品を修理する時や実
装部品を後付けする時等において交換する部品をプリン
ト配線板の所定の場所に配置して部品の半田付け部とプ
リント配線板の半田付けパッドとに、夫々半田ゴテで糸
半田を溶解して半田を供給している。
を供給する方法の場合には、実装部品を修理する時や実
装部品を後付けする時等において交換する部品をプリン
ト配線板の所定の場所に配置して部品の半田付け部とプ
リント配線板の半田付けパッドとに、夫々半田ゴテで糸
半田を溶解して半田を供給している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半田の
供給方法では、糸半田を半田ゴテで溶解して半田供給を
行う方法の場合、ほとんどの部品の半田付けリード、ま
たは半田付け部が部品外形から出ているか、もしくは外
周に用意されているために半田ゴテを用いて半田供給を
行っている。
供給方法では、糸半田を半田ゴテで溶解して半田供給を
行う方法の場合、ほとんどの部品の半田付けリード、ま
たは半田付け部が部品外形から出ているか、もしくは外
周に用意されているために半田ゴテを用いて半田供給を
行っている。
【0007】これに対し、FPBGAをはじめとする半
田付け部がその部品の下面に用意された部品において
は、その部品がプリント配線板に配置された状態で半田
付け部が外部に露出していないため、部品の修理時や後
付けの際に部品をプリント配線板に配置してからでは半
田を供給することができない。
田付け部がその部品の下面に用意された部品において
は、その部品がプリント配線板に配置された状態で半田
付け部が外部に露出していないため、部品の修理時や後
付けの際に部品をプリント配線板に配置してからでは半
田を供給することができない。
【0008】また、半田印刷はプリント配線板にメタル
マスクを押し当て、そのメタルマスク上に供給された半
田ぺーストをスキージで掻くことで、マスク開口部を通
してプリント配線板に半田を供給する方法である。
マスクを押し当て、そのメタルマスク上に供給された半
田ぺーストをスキージで掻くことで、マスク開口部を通
してプリント配線板に半田を供給する方法である。
【0009】しかしながら、この半田印刷ではメタルマ
スク上の半田ぺーストをスキージで掻いているため、プ
リント配線板上に部品が実装されていない状態、つま
り、プリント配線板上が平面である必要がある。
スク上の半田ぺーストをスキージで掻いているため、プ
リント配線板上に部品が実装されていない状態、つま
り、プリント配線板上が平面である必要がある。
【0010】特に、微細な半田供給を要求するFPBG
A等では半田印刷による半田の供給方法が有効である
が、部品の修理時や後付け時にはプリント配線板上に多
くの部品がすでに実装されているため、スキージ等用い
た大掛かりな半田印刷法で半田を供給することができな
い。
A等では半田印刷による半田の供給方法が有効である
が、部品の修理時や後付け時にはプリント配線板上に多
くの部品がすでに実装されているため、スキージ等用い
た大掛かりな半田印刷法で半田を供給することができな
い。
【0011】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、FPBGAの修理時等にプリント配線板に部品を
配置する前に半田印刷と同精度かつ容易に半田を供給す
ることができるFPBGA実装用半田供給装置を提供す
ることにある。
消し、FPBGAの修理時等にプリント配線板に部品を
配置する前に半田印刷と同精度かつ容易に半田を供給す
ることができるFPBGA実装用半田供給装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるFPBGA
実装用半田供給装置は、実装部品が半田ボールを介して
プリント配線板に実装される時に前記プリント配線板に
半田ペーストを供給するFPBGA実装用半田供給装置
であって、前記実装部品の交換時に当該実装部品の実装
領域内の前記半田ボールの配置位置に対応して設けられ
た開口穴に予め前記半田ペーストが充填されたマスク部
材と、前記マスク部材の開口穴から前記プリント配線板
の当該実装部品の実装予定位置上に前記半田ペーストを
押出すように空気圧を印加する印加手段とを備えてい
る。
実装用半田供給装置は、実装部品が半田ボールを介して
プリント配線板に実装される時に前記プリント配線板に
半田ペーストを供給するFPBGA実装用半田供給装置
であって、前記実装部品の交換時に当該実装部品の実装
領域内の前記半田ボールの配置位置に対応して設けられ
た開口穴に予め前記半田ペーストが充填されたマスク部
材と、前記マスク部材の開口穴から前記プリント配線板
の当該実装部品の実装予定位置上に前記半田ペーストを
押出すように空気圧を印加する印加手段とを備えてい
る。
【0013】本発明による他のFPBGA実装用半田供
給装置は、実装部品が半田ボールを介してプリント配線
板に実装される時に前記プリント配線板に半田ペースト
を供給するFPBGA実装用半田供給装置であって、前
記実装部品の交換時に当該実装部品の実装領域内の前記
半田ボールの配置位置に対応して設けられた開口穴に予
め前記半田ペーストが充填されたマスク部材と、前記マ
スク部材を着脱自在とするノズルを含みかつ前記ノズル
から前記開口穴に空気を吐出させることで当該開口穴か
ら前記プリント配線板の当該実装部品の実装予定位置上
に前記半田ペーストを押出す半田供給手段とを備えてい
る。
給装置は、実装部品が半田ボールを介してプリント配線
板に実装される時に前記プリント配線板に半田ペースト
を供給するFPBGA実装用半田供給装置であって、前
記実装部品の交換時に当該実装部品の実装領域内の前記
半田ボールの配置位置に対応して設けられた開口穴に予
め前記半田ペーストが充填されたマスク部材と、前記マ
スク部材を着脱自在とするノズルを含みかつ前記ノズル
から前記開口穴に空気を吐出させることで当該開口穴か
ら前記プリント配線板の当該実装部品の実装予定位置上
に前記半田ペーストを押出す半田供給手段とを備えてい
る。
【0014】すなわち、本発明のFPBGA実装用半田
供給装置は、半田ペーストがマスク開口部に充填された
メタルマスク治具を半田供給器に装着してプリント配線
板に押し当て、マスク開口部に充填された半田ペースト
を空気圧を利用して押し出すようにしている。これによ
って、SMT(Surface Mount Typ
e)部品が実装されたプリント配線板上にあるFPBG
A等の下面半田付けタイプの部品の半田付けパッドに半
田印刷を容易に行うことができる。
供給装置は、半田ペーストがマスク開口部に充填された
メタルマスク治具を半田供給器に装着してプリント配線
板に押し当て、マスク開口部に充填された半田ペースト
を空気圧を利用して押し出すようにしている。これによ
って、SMT(Surface Mount Typ
e)部品が実装されたプリント配線板上にあるFPBG
A等の下面半田付けタイプの部品の半田付けパッドに半
田印刷を容易に行うことができる。
【0015】より具体的には、空気を通しかつ半田ペー
ストを通さない通気性シートと、格子状等の半田付けパ
ッドに対応して配置されかつ半田ペーストが充填される
マスク開口部と、マスク開口部の内側に貼られかつ半田
供給器のノズル部に装着することができる構造とを有す
るメタルマスク治具を備えている。ここで、マスク開口
部は対象部品外形と同等の面積を持っている。また、半
田供給器はメタルマスク治具が着脱自在なノズル部と、
このノズル部に空気を送出す機能とを有している。
ストを通さない通気性シートと、格子状等の半田付けパ
ッドに対応して配置されかつ半田ペーストが充填される
マスク開口部と、マスク開口部の内側に貼られかつ半田
供給器のノズル部に装着することができる構造とを有す
るメタルマスク治具を備えている。ここで、マスク開口
部は対象部品外形と同等の面積を持っている。また、半
田供給器はメタルマスク治具が着脱自在なノズル部と、
このノズル部に空気を送出す機能とを有している。
【0016】上記の如く、本発明のメタルマスク治具は
半田供給を必要とする部品外形と同等のマスク開口部を
持ち、このマスク開口部にノズル部から通気性シートを
通して供給される空気圧によって半田ペーストが押出さ
れるので、プリント配線板に半田印刷を行うことができ
る。このため、修理のためにFPBGA等の下面接続の
部品の交換が生じた場合、交換対象部品の周囲に部品が
あってもプリント配線板に容易に半田を供給することが
可能となる。
半田供給を必要とする部品外形と同等のマスク開口部を
持ち、このマスク開口部にノズル部から通気性シートを
通して供給される空気圧によって半田ペーストが押出さ
れるので、プリント配線板に半田印刷を行うことができ
る。このため、修理のためにFPBGA等の下面接続の
部品の交換が生じた場合、交換対象部品の周囲に部品が
あってもプリント配線板に容易に半田を供給することが
可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るメタルマスク治具の断面図であり、図2は本発明の一
実施例による半田供給を示す断面図である。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
るメタルマスク治具の断面図であり、図2は本発明の一
実施例による半田供給を示す断面図である。
【0018】これらの図において、メタルマスク治具1
は半田供給器(図示せず)のノズル部5に装着するため
の装着部1aと、プリント配線板6上の対象部品(図示
せず)の外形と同等の面積を持ちかつ格子状等の半田付
けパッド(図示せず)に対応して開口穴が配置されたマ
スク開口部2とを備えている。尚、マスク開口部2の開
口穴には予めスキージ等を用いて半田ペースト3が充填
されている。
は半田供給器(図示せず)のノズル部5に装着するため
の装着部1aと、プリント配線板6上の対象部品(図示
せず)の外形と同等の面積を持ちかつ格子状等の半田付
けパッド(図示せず)に対応して開口穴が配置されたマ
スク開口部2とを備えている。尚、マスク開口部2の開
口穴には予めスキージ等を用いて半田ペースト3が充填
されている。
【0019】上記のメタルマスク治具1を用いてプリン
ト配線板6に半田を供給する場合、まず半田付けパッド
に対応したマスク開口部2に半田ペースト3を充填し、
装着部1aを半田供給器のノズル部5の先端に嵌合させ
てメタルマスク治具1をノズル部5に取付ける。
ト配線板6に半田を供給する場合、まず半田付けパッド
に対応したマスク開口部2に半田ペースト3を充填し、
装着部1aを半田供給器のノズル部5の先端に嵌合させ
てメタルマスク治具1をノズル部5に取付ける。
【0020】その後に、マスク開口部2の位置がプリン
ト配線板6上の対象部品の半田付けパッドの位置に一致
するように、半田供給器とプリント配線板6とを図示せ
ぬ移動機構によって移動させて固定する。
ト配線板6上の対象部品の半田付けパッドの位置に一致
するように、半田供給器とプリント配線板6とを図示せ
ぬ移動機構によって移動させて固定する。
【0021】次に、半田供給器はノズル部5を降下さ
せ、メタルマスク治具1をプリント配線板に押当てると
同時に、半田供給器内部の空気圧を上げる。その空気圧
は通気性シート4を通してマスク開口部2に伝わり、マ
スク開口部2に充填された半田ペースト3がプリント配
線板6上の半田付けパッドに押付けられる。
せ、メタルマスク治具1をプリント配線板に押当てると
同時に、半田供給器内部の空気圧を上げる。その空気圧
は通気性シート4を通してマスク開口部2に伝わり、マ
スク開口部2に充填された半田ペースト3がプリント配
線板6上の半田付けパッドに押付けられる。
【0022】この状態で、半田供給器内部の空気圧をあ
る程度高い状態に保ちながらノズル部5を上昇させるこ
とで、メタルマスク治具1がプリント配線板6から離
れ、マスク開口部2の開口穴から空気圧で押出される半
田ペースト3がプリント配線板6に印刷される。ここ
で、通気性シート4は空気を通しかつ半田ペースト3を
通さないように構成されている。
る程度高い状態に保ちながらノズル部5を上昇させるこ
とで、メタルマスク治具1がプリント配線板6から離
れ、マスク開口部2の開口穴から空気圧で押出される半
田ペースト3がプリント配線板6に印刷される。ここ
で、通気性シート4は空気を通しかつ半田ペースト3を
通さないように構成されている。
【0023】図3はFPBGAの実装例を示す断面図で
あり、図4は図3のFPBGAにおける半田付けパッド
の配置例を示す図である。これらの図を用いて、部品下
面の電極によって半田接続を行う部品の例としてFPB
GAの実装のしくみについて説明する。
あり、図4は図3のFPBGAにおける半田付けパッド
の配置例を示す図である。これらの図を用いて、部品下
面の電極によって半田接続を行う部品の例としてFPB
GAの実装のしくみについて説明する。
【0024】FPBGA本体8の下面には電極として半
田ボール9が格子状に配置されており、これら半田ボー
ル9とプリント配線板6上に格子状に配置された半田付
けパッド11とが半田10によって接続されることがわ
かる。
田ボール9が格子状に配置されており、これら半田ボー
ル9とプリント配線板6上に格子状に配置された半田付
けパッド11とが半田10によって接続されることがわ
かる。
【0025】これらの半田ボール9や半田付けパッド1
1はFPBGAの仕様にもよるが、おおよそ0.5mm
から0.8mmのピッチで配列されており、半田付けパ
ッド11の直径はΦ0.2mmから0.3mm位であ
る。
1はFPBGAの仕様にもよるが、おおよそ0.5mm
から0.8mmのピッチで配列されており、半田付けパ
ッド11の直径はΦ0.2mmから0.3mm位であ
る。
【0026】上記のようなFPBGA本体8では微細な
半田供給が要求されるが、対象部品の修理時や後付け時
に、プリント配線板6上に多くのSMT部品7がすでに
実装されていることが多い。従来はプリント配線板6上
に多くのSMT部品7がすでに実装されていると、スキ
ージ等用いた大掛かりな半田印刷法で半田を供給するこ
とができないが、本発明では上述した如く、メタルマス
ク治具1のマスク開口部2の面積がプリント配線板6上
の対象部品の外形と同等の面積を持っているので、従来
のメタルマスクと同等の密度で半田印刷を行うことがで
きる。
半田供給が要求されるが、対象部品の修理時や後付け時
に、プリント配線板6上に多くのSMT部品7がすでに
実装されていることが多い。従来はプリント配線板6上
に多くのSMT部品7がすでに実装されていると、スキ
ージ等用いた大掛かりな半田印刷法で半田を供給するこ
とができないが、本発明では上述した如く、メタルマス
ク治具1のマスク開口部2の面積がプリント配線板6上
の対象部品の外形と同等の面積を持っているので、従来
のメタルマスクと同等の密度で半田印刷を行うことがで
きる。
【0027】このように、対象部品の交換時に当該対象
部品の実装領域内の半田ボール9の配置位置に対応して
設けられた開口穴に予め半田ペースト3が充填されたメ
タルマスク治具1のマスク開口部2からプリント配線板
6の当該対象部品の実装予定位置上に半田ペースト3を
押出すように半田供給器から空気圧を印加することによ
って、マスク開口部2を従来のメタルマスクと同等の材
質と同等の工法とによって形成できるので、半田ペース
ト3の供給量を均一にかつ従来のメタルマスクと同等の
密度で半田印刷を行うことができる。
部品の実装領域内の半田ボール9の配置位置に対応して
設けられた開口穴に予め半田ペースト3が充填されたメ
タルマスク治具1のマスク開口部2からプリント配線板
6の当該対象部品の実装予定位置上に半田ペースト3を
押出すように半田供給器から空気圧を印加することによ
って、マスク開口部2を従来のメタルマスクと同等の材
質と同等の工法とによって形成できるので、半田ペース
ト3の供給量を均一にかつ従来のメタルマスクと同等の
密度で半田印刷を行うことができる。
【0028】また、従来のスキージ等による半田印刷の
場合にはそのスキージの作動範囲が対象半田付けパッド
の配置領域よりもかなり広くとる必要があるが、上記の
メタルマスク治具1ではスキージの作動範囲等が必要な
くなるので、マスク開口部2の面積が対象とする半田付
けパッド11の面積と同等の広さで済む。よって、空気
圧を利用して半田印刷を行うためにメタルマスク治具1
とプリント配線板6との接触面積を最小にすることがで
き、修理時等に発生する部品交換等において部品交換の
対象となる半田付けパッド11の周辺に他のSMT部品
7が実装されていても、半田付けパッド11に対して容
易に半田を供給することができるようになる。
場合にはそのスキージの作動範囲が対象半田付けパッド
の配置領域よりもかなり広くとる必要があるが、上記の
メタルマスク治具1ではスキージの作動範囲等が必要な
くなるので、マスク開口部2の面積が対象とする半田付
けパッド11の面積と同等の広さで済む。よって、空気
圧を利用して半田印刷を行うためにメタルマスク治具1
とプリント配線板6との接触面積を最小にすることがで
き、修理時等に発生する部品交換等において部品交換の
対象となる半田付けパッド11の周辺に他のSMT部品
7が実装されていても、半田付けパッド11に対して容
易に半田を供給することができるようになる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、実
装部品が半田ボールを介してプリント配線板に実装され
る時にそのプリント配線板に半田ペーストを供給するF
PBGA実装用半田供給装置において、実装部品の交換
時に当該実装部品の実装領域内の半田ボールの配置位置
に対応して設けられた開口部に予め半田ペーストが充填
されたマスク部材の開口部からプリント配線板の当該実
装部品の実装予定位置上に半田ペーストを押出すように
空気圧を印加することによって、FPBGAの修理時等
にプリント配線板に部品を配置する前に半田印刷と同精
度かつ容易に半田を供給することができるという効果が
ある。
装部品が半田ボールを介してプリント配線板に実装され
る時にそのプリント配線板に半田ペーストを供給するF
PBGA実装用半田供給装置において、実装部品の交換
時に当該実装部品の実装領域内の半田ボールの配置位置
に対応して設けられた開口部に予め半田ペーストが充填
されたマスク部材の開口部からプリント配線板の当該実
装部品の実装予定位置上に半田ペーストを押出すように
空気圧を印加することによって、FPBGAの修理時等
にプリント配線板に部品を配置する前に半田印刷と同精
度かつ容易に半田を供給することができるという効果が
ある。
【図1】本発明の一実施例によるメタルマスク治具の断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の一実施例による半田供給を示す断面図
である。
である。
【図3】FPBGAの実装例を示す断面図である。
【図4】図3のFPBGAにおける半田付けパッドの配
置例を示す図である。
置例を示す図である。
1 メタルマスク治具 1a 装着部 2 開口部 3 半田ペースト 4 通気性シート 5 ノズル部 6 プリント配線板 7 SMT部品 8 FPBGA本体 9 半田ボール 10 半田 11 半田付けパッド
Claims (5)
- 【請求項1】 実装部品が半田ボールを介してプリント
配線板に実装される時に前記プリント配線板に半田ペー
ストを供給するFPBGA実装用半田供給装置であっ
て、前記実装部品の交換時に当該実装部品の実装領域内
の前記半田ボールの配置位置に対応して設けられた開口
穴に予め前記半田ペーストが充填されたマスク部材と、
前記マスク部材の開口穴から前記プリント配線板の当該
実装部品の実装予定位置上に前記半田ペーストを押出す
ように空気圧を印加する印加手段とを有することを特徴
とするFPBGA実装用半田供給装置。 - 【請求項2】 前記マスク部材の前記半田ペーストの吐
出面に対向する面に配置されかつ前記開口穴各々に充填
された半田ペーストを前記印加手段側に通さない通気性
シートを含むことを特徴とする請求項1記載のFPBG
A実装用半田供給装置。 - 【請求項3】 前記マスク部材は、前記通気性シートを
介して前記印加手段の空気吐出口に対して装着自在に構
成したことを特徴とするFPBGA実装用半田供給装
置。 - 【請求項4】 実装部品が半田ボールを介してプリント
配線板に実装される時に前記プリント配線板に半田ペー
ストを供給するFPBGA実装用半田供給装置であっ
て、前記実装部品の交換時に当該実装部品の実装領域内
の前記半田ボールの配置位置に対応して設けられた開口
穴に予め前記半田ペーストが充填されたマスク部材と、
前記マスク部材を着脱自在とするノズルを含みかつ前記
ノズルから前記開口穴に空気を吐出させることで当該開
口穴から前記プリント配線板の当該実装部品の実装予定
位置上に前記半田ペーストを押出す半田供給手段とを有
することを特徴とするFPBGA実装用半田供給装置。 - 【請求項5】 前記マスク部材と前記ノズルとの間に配
置されかつ前記開口穴各々に充填された半田ペーストを
前記ノズル側に通さない通気性シートを含むことを特徴
とする請求項4記載のFPBGA実装用半田供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9211087A JP2910738B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | Fpbga実装用半田供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9211087A JP2910738B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | Fpbga実装用半田供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1154900A true JPH1154900A (ja) | 1999-02-26 |
JP2910738B2 JP2910738B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=16600209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9211087A Expired - Fee Related JP2910738B2 (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | Fpbga実装用半田供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2910738B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100384845B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2003-05-22 | 주식회사 하이닉스반도체 | 표면실장형 패키지의 리패어 방법 및 상기 방법에적용되는 딥핑장치 |
JP2015060924A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ | フリップチップボンダ及びボンディング方法 |
CN113766823A (zh) * | 2021-09-10 | 2021-12-07 | 上海无线电设备研究所 | 一种基于smt返修台的bga植球装置及方法 |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP9211087A patent/JP2910738B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100384845B1 (ko) * | 2000-12-30 | 2003-05-22 | 주식회사 하이닉스반도체 | 표면실장형 패키지의 리패어 방법 및 상기 방법에적용되는 딥핑장치 |
JP2015060924A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ | フリップチップボンダ及びボンディング方法 |
CN113766823A (zh) * | 2021-09-10 | 2021-12-07 | 上海无线电设备研究所 | 一种基于smt返修台的bga植球装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2910738B2 (ja) | 1999-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2528575B2 (ja) | 半田付け用ノズル組立体 | |
US5042708A (en) | Solder placement nozzle assembly | |
JP2910738B2 (ja) | Fpbga実装用半田供給装置 | |
JPH11245029A (ja) | ハンダ付け装置及びハンダ付け方法 | |
USRE36956E (en) | Flip up side stencil to be used with single site stencil printer | |
US6036084A (en) | Screen printing method and apparatus therefor, and electronic component soldering method using screen printing and apparatus therefor | |
JPH08197712A (ja) | クリームはんだ供給方法及びクリームはんだ供給用ス キージ | |
JPH07323517A (ja) | クリームはんだの塗布器 | |
JPH05111761A (ja) | はんだ供給方法 | |
JPH0732579A (ja) | 半田ペースト印刷装置 | |
JP3282869B2 (ja) | 導体印刷方法及び導体印刷機 | |
JPH06206031A (ja) | 粘性体塗布装置およびその方法 | |
JP2001044602A (ja) | 描画装置 | |
JP3754360B2 (ja) | スクリーン印刷機 | |
JPH08167772A (ja) | 表面実装電子部品の予備はんだ付け方法 | |
KR20090103429A (ko) | 스크린 프린터 및 그의 클리닝 방법 | |
KR101230399B1 (ko) | 스크린 프린터의 솔더크림 자동보충장치 | |
JP2023000043A (ja) | はんだ付け装置および回路基板の製造方法 | |
JPH11320822A (ja) | ハンダ印刷装置およびハンダ印刷方法 | |
JP2004096042A (ja) | 回路基板上への接続材料の供給方法及び供給装置 | |
JPH10321997A (ja) | プリント基板 | |
JPH05131611A (ja) | 半田印刷装置 | |
JPH0846348A (ja) | 混載基板の部品実装方法 | |
KR200368150Y1 (ko) | 솔더크림 도포용 스퀴지 | |
JP3334505B2 (ja) | チップ状電子部品の実装方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |