JPH11245029A - ハンダ付け装置及びハンダ付け方法 - Google Patents

ハンダ付け装置及びハンダ付け方法

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JPH11245029A
JPH11245029A JP5044798A JP5044798A JPH11245029A JP H11245029 A JPH11245029 A JP H11245029A JP 5044798 A JP5044798 A JP 5044798A JP 5044798 A JP5044798 A JP 5044798A JP H11245029 A JPH11245029 A JP H11245029A
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JP
Japan
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soldering
soldering iron
terminal
solder
hole
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Application number
JP5044798A
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English (en)
Inventor
Kiyofumi Bessho
聖文 別所
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Publication of JPH11245029A publication Critical patent/JPH11245029A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ハンダ付け装置によれば、端子の周囲に配設
した筒状部内でハンダを溶融させてハンダ付けするよう
にしているので、端子の周囲をムラ無く確実にハンダ付
けすることができる上、フラックスが飛散することもな
く、ハンダ付け作業を効率的かつ適切に行う。 【解決手段】 筒状部3と、この筒状部3を加熱する加
熱手段とを備えている。筒状部3は、プリント基板から
突出する端子の周囲に間隙を有して配設される。加熱手
段は、筒状部3を加熱して内部に収容されるハンダを溶
融させる。また、筒状部内3を所定圧とするための空気
供給部を備える。また、筒状部を、ハンダ付けの前に端
子の周囲に位置するランドに当接させて予熱する。ま
た、筒状部で、ハンダ付けの前に前記端子をも予熱す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンダ付け装置及
びハンダ付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント基板から突出する端子を
ハンダ付けする場合、例えば、図13に示すこて先形状
のハンダごて20が使用されている。このハンダごて2
0によれば、プリント基板21から突出する端子22の
近傍でハンダ23を溶融することにより、端子22の周
囲のランド部24にハンダ23を濡れ広げさせてハンダ
付けすることが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ハ
ンダごて20では、端子22の一方からのみハンダ23
を濡れ広がらせているため、反対側のランド部24での
回り込みが不十分になり、良好なハンダ付け状態が得ら
れない場合がある。このため、自動ハンダ付けとした場
合、ハンダごて20を端子22に対して所定角度傾ける
と共に端子22の周囲で旋回させる等により対処しなけ
ればならず、駆動制御が面倒となる。しかも、この場
合、ハンダごて20を基板に実装した他の部品等に接触
しないように操作しなければならず、作業性が悪い上、
必ずしも良好なハンダ付け状態を得ることができるとは
限らない。また、ハンダ付けの際、フラックスが飛散
し、基板21等に付着して汚染することがある。
【0004】そこで、本発明は、ハンダ付けを効率的
に、かつ、適切に行うことのできるハンダ付け装置及び
ハンダ付け方法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、ハンダ付け装置を、プリント
基板から突出する端子の周囲に所定の間隙を有して配設
可能な筒状部と、該筒状部を加熱してその内面に当接さ
れるハンダを溶融させる加熱手段とを備えた構成とした
ものである。
【0006】前記筒状部内を所定圧とするための空気供
給部を備えるのが好ましい。
【0007】前記筒状部を、ハンダ付けの前に端子の周
囲に位置するランドに当接させて予熱するのが好まし
い。
【0008】前記筒状部で、ハンダ付けの前に前記端子
をも予熱するのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。
【0010】図1及び図2は、本実施形態に係るハンダ
付け装置のハンダごて1を示す。このハンダごて1は、
先端部分が先端に向かうに従って徐々に断面積が小さく
なるように形成されている。ハンダごて1の先端部分
は、先端面中心に貫通孔2が穿設されることにより筒状
部3となっている。この貫通孔2は、ハンダごて1の側
壁に穿設した空気孔1aに連通している。空気孔1a
は、貫通孔2を介して筒状部3内でのハンダ4の詰まり
を防止する。前記筒状部3は、加熱装置5により所定温
度に加熱されるようになっている。また、筒状部3の表
面には、ハンダメッキ等により濡れ性が高められてい
る。さらに、筒状部3の内径寸法は、プリント基板6か
ら突出する端子7との間に所定の間隙を形成可能な大き
さである。また、筒状部3の途中には、前記中心孔に連
通するハンダ供給孔8が穿設され、このハンダ供給孔8
を介して筒状部3内に糸ハンダ4を挿入できるようにな
っている。なお、前記ハンダごて1は、図示しない駆動
装置によって上下及び水平方向に移動可能となってい
る。
【0011】次に、前記ハンダ付け装置の動作について
説明する。
【0012】まず、加熱装置5によりハンダごて1を所
定温度に加熱する。そして、鉛直方向に配設したハンダ
ごて1を真っ直ぐに降下させ、図3に示すように、その
先端面をプリント基板6に当接させる。このとき、端子
7とハンダごて1の筒状部3の内周面との間に所定の間
隙が形成されるように位置決めする。ハンダごて1は所
定温度に加熱されているため、端子7の周囲のランド9
が予熱されることになる。
【0013】次いで、図4に示すように、ハンダごて1
を水平方向に移動させ、筒状部3の内周面に端子7を当
接させる。これにより、端子7をも予熱することが可能
となる。そこで、図5に示すように、ハンダ供給孔8を
介して筒状部3内に糸状のハンダ4を挿入する。そし
て、ハンダ4の先端を筒状部3の内周面に当接させるこ
とにより、その溶融を開始する。
【0014】ここで、図6に示すように、再びハンダご
て1を水平方向に移動させ、端子7とハンダごて1の筒
状部3の内周面との間に所定の間隙が形成されるように
位置決めする。これにより、溶融したハンダ4は、端子
7の周囲に均等に広がる。また、筒状部3によって範囲
を規制されているので、広がり過ぎることがなく、必要
最小限のハンダ量でハンダ付けすることが可能となる。
また、発生したフラックスは筒状部3によって飛散する
ことが防止され、周囲を汚染することもない。したがっ
て、ハンダ付け作業を高速で行うことが可能である。ま
たこのとき、プリント基板6からハンダごて1を所定寸
法(数mm)だけ上昇させて一定時間保持することによ
り、溶融したハンダ4をランド全体に濡れ広がらせる。
【0015】なお、前記ハンダごて1の水平移動では、
ランド9に傷を付けないように、若干ハンダごて1を上
方に上昇させておいてもよい。
【0016】このようにしてハンダ付け作業が終了すれ
ば、図7に示すように、プリント基板6に対してハンダ
ごて1を上昇させて次のハンダ付け作業に備える。
【0017】なお、前記実施形態では、ハンダ4を筒状
部3の内面で溶融させるようにしたが、ハンダ供給孔8
の内壁で溶融させるようにしてもよい。
【0018】また、図8に示すようなチューブ10を使
用することにより、糸ハンダ4をガイドしてもよい。こ
の場合、チューブ10には断熱材料を使用し、ハンダご
て1によって糸ハンダ4が溶融しないようにする。さら
に、糸ハンダ4に代えて、図9に示すように、先端に筒
状針体10aを有するチューブ10を使用することによ
り、ペースト状のハンダ4’を供給するようにしてもよ
い。さらにまた、前記チューブ10は、ハンダ供給孔8
からではなく、図10に示すように、貫通孔2内に配設
するようにしてもよい。この場合、筒状部3の先端部3
aを、ハンダが当接して溶融できるように、例えば、円
錐状等とする必要がある。
【0019】また、前記ハンダごて1の先端形状は、次
のように構成してもよい。
【0020】すなわち、図11では、ハンダ供給孔8が
大きく広げられ、空気孔の役割をも果たすことができる
ようになっている。また、ハンダごて1の先端面に溝1
1が形成されている。溝11は、ランド9に筒状部3の
先端面が密着することのみならず、筒状部3の先端にハ
ンダ4が詰まることをも防止する。図12では、筒状部
3が先端に向かうに従って断面形状が徐々に大きくなる
ように形成されている。このハンダごて1は、多量のハ
ンダを要求される部分のハンダ付けに適している。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るハンダ付け装置によれば、端子の周囲に配設した
筒状部内でハンダを溶融させてハンダ付けするようにし
ているので、端子の周囲をムラ無く確実にハンダ付けす
ることができる上、フラックスが飛散することもない。
【0022】特に、空気供給部を備えるようにしたの
で、筒状部でのハンダの詰まりが防止でき、常に良好な
ハンダ付け作業を行うことが可能である。
【0023】また、本発明に係るハンダ付け方法によれ
ば、プリント基板を予熱するようにしているので、ハン
ダの付き具合を良好にすることができる。
【0024】特に、端子をも予熱するようにしているの
で、その効果がより一層高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るハンダごての全体図であ
る。
【図2】 図1のハンダごて及びプリント基板の部分断
面図である。
【図3】 図1のハンダごてによるハンダ付け作業を示
す断面図である。
【図4】 図1のハンダごてによるハンダ付け作業を示
す断面図である。
【図5】 図1のハンダごてによるハンダ付け作業を示
す断面図である。
【図6】 図1のハンダごてによるハンダ付け作業を示
す断面図である。
【図7】 図1のハンダごてによるハンダ付け作業を示
す断面図である。
【図8】 図1のハンダごてによるハンダ付け作業を示
す断面図である。
【図9】 他の例に係るハンダごて形状を示す部分正面
図である。
【図10】 他の例に係るハンダごて形状を示す部分正
面図である。
【図11】 他の例に係るハンダごて形状を示す部分正
面図である。
【図12】 他の例に係るハンダごて形状を示す部分正
面図である。
【図13】 従来例に係るハンダごてによるハンダ付け
状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1: ハンダごて 2: 貫通孔 3: 筒状部 4: ハンダ 5: 加熱装置 6: プリント基板 7: 端子 8: ハンダ供給孔 9: ランド 10: チューブ 11: 溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板から突出する端子の周囲に
    所定の間隙を有して配設可能な筒状部と、 該筒状部を加熱してその内面に当接されるハンダを溶融
    させる加熱手段とを備えたことを特徴とするハンダ付け
    装置。
  2. 【請求項2】 前記筒状部内を所定圧とするための空気
    供給部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のハン
    ダ付け装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のハンダ付け装置の筒状
    部を、ハンダ付けの前に端子の周囲に位置するランドに
    当接させて予熱することを特徴とするハンダ付け方法。
  4. 【請求項4】 前記筒状部で、ハンダ付けの前に前記端
    子をも予熱することを特徴とする請求項3に記載のハン
    ダ付け方法。
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