JPH1154880A - 電子部品の構造及び電子部品の実装構造 - Google Patents

電子部品の構造及び電子部品の実装構造

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JPH1154880A
JPH1154880A JP21103197A JP21103197A JPH1154880A JP H1154880 A JPH1154880 A JP H1154880A JP 21103197 A JP21103197 A JP 21103197A JP 21103197 A JP21103197 A JP 21103197A JP H1154880 A JPH1154880 A JP H1154880A
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JP
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electronic component
conductive adhesive
mounting
mounting land
substrate
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JP21103197A
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Kiko Yukimatsu
規光 行松
Kazunori Sato
和典 里
Toshimasa Akamatsu
敏正 赤松
Takafumi Yasuhara
孝文 安原
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/303Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子部品の実装に用いる導電性接着剤によるシ
ョート不良を防止する電子部品の構造および電子部品の
実装構造を提供することを目的とする。 【解決手段】プリント基板40の実装ランド41に塗布
した導電性接着剤の上に装着され、温度を加えて該導電
性接着剤を硬化させて実装ランド41に接着固定される
チップ部品10の構造において、前記チップ部品10の
両端部に形成された電極部11間の胴体部の接着面に凸
壁12が形成されてなることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の実装ラ
ンド等が形成されたプリント基板の該実装ランドに導電
性接着剤を用いて実装する電子部品の構造及び電子部品
の実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子部品実装で、はんだ接合がし
にくい場合(例えば同一面上にチップ部品とベアチップ
部品を実装)には、導電性接着剤を用いた電子部品の実
装(接着)が行われている。以下に従来の導電性接着剤
を用いた電子部品実装ついて図9を用いて説明する。
【0003】図9は従来の電子部品の実装構造を示す側
断面図である。90はプリント基板で、導体で形成され
た回路部に接続してチップ部品80を実装する実装ラン
ド91やベアチップ85のボンディングパッド86等が
形成されている。プリント基板90にチップ部品80お
よびベアチップ85を実装するには、先ず、プリント基
板90の実装ランド91部に導電性接着剤を塗布し、そ
の導電性接着剤の上にチップ部品80を装着する。次
に、チップ部品80が装着されたプリント基板90を炉
内等で温度を加えて導電性接着剤を硬化させてチップ部
品80を実装ランド91に接着固定する。次に、ベアチ
ップ85を所定の位置に固定しベアチップ85の接続端
子部とボンディングパッド86との間をワイヤボンディ
ングにより接続する。そして、ワイヤボンディングされ
たベアチップ85を樹脂のコーティング材にて密封す
る。尚、チップ部品80の両端面部の電極81と実装ラ
ンド91との接合に用いられる導電性接着剤には、例え
ば導電性のよい銀粒子が混合された液状のエポキシ系樹
脂の導電性接着剤等が用いられており、接合部にはチッ
プ部品80の底面よりやや高い位置から導電性接着剤の
フィレット95部が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のチップ
部品の実装構造では、導電性接着剤の塗布の際のだれや
滲み等による隣接ランドとのショート不良が発生した
り、または高温多湿環境条件下で長時間の通電により、
導電性接着剤に混合された導電材の銀粒子がマイグレー
ション現象により針状に成長することがある。そして、
針状に成長した銀粒子の導電体96が隣接ランド等に接
触しショート不良等を発生させるおそれがある。
【0005】そこで、本発明は上述の問題を解決するも
ので、電子部品の実装に用いる導電性接着剤によるショ
ート不良を防止する電子部品の構造および電子部品の実
装構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するもので、基板の実装ランドに塗布した導電性接着
剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を硬化
させて該実装ランドに接着固定される電子部品の構造に
おいて、前記電子部品の両電極部間の胴体部に凸壁が形
成されてなることを特徴とするものである。
【0007】また、前記電子部品の両電極部間の胴体部
の接着面に凸壁が形成されてなることを特徴とするもの
である。また、基板の実装ランドに塗布した導電性接着
剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を硬化
させて該実装ランドに接着固定される電子部品の構造に
おいて、前記電子部品の両電極部間の胴体部の胴回りが
該両電極部よりも外周方向へ大きく形成されてなること
を特徴とするものである。
【0008】また、基板の実装ランドに塗布した導電性
接着剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を
硬化させて該実装ランドに接着固定される電子部品の構
造において、前記電子部品の両電極部間の胴体部にテー
プが巻回されてなることを特徴とするものである。ま
た、基板の実装ランドに塗布した導電性接着剤の上に装
着され、温度を加えて該導電性接着剤を硬化させて該実
装ランドに接着固定される電子部品の構造において、前
記電子部品の両電極部間の胴体部に塗料により凸壁が形
成されてなることを特徴とするものである。
【0009】また、基板の実装ランドに塗布した導電性
接着剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を
硬化させて該実装ランドに接着固定される電子部品の構
造において、前記電子部品の電極部が端面より凹形状に
形成されてなることを特徴とするものである。また、基
板の実装ランドに絶縁性接着剤を塗布し、該絶縁性接着
剤の上に電子部品を装着し温度を加えて該絶縁性接着剤
を硬化させ該電子部品を該実装ランドに接着固定した上
に導電性接着剤を塗布し温度を加えて該導電性接着剤を
硬化させ該電子部品と該実装ランドとを接続してなる電
子部品の実装構造であって、前記絶縁性接着剤により前
記電子部品と前記実装ランドとの間に形成された接合部
の上にさらに導電性接着剤を重ねて塗布し、該電子部品
と該実装ランドとの間に2次接合部を形成してなること
を特徴とするものである。
【0010】また、基板の実装ランドに導電性接着剤を
塗布し、該導電性接着剤の上に電子部品を装着し温度を
加えて該導電性接着剤を硬化させ該電子部品を該実装ラ
ンドに接着固定してなる電子部品の実装構造において、
前記基板には前記電子部品が埋設される凹部と、該凹部
の開口縁部に該電子部品と接合する前記実装ランドとが
形成されてなることを特徴とするものである。
【0011】また、基板の実装ランドに導電性接着剤を
塗布し、該導電性接着剤の上に電子部品を装着し温度を
加えて該導電性接着剤を硬化させ該電子部品を該実装ラ
ンドに接着固定してなる電子部品の実装構造において、
前記基板には前記電子部品の片側の電極部に対応する前
記実装ランドの形成位置に段差が設けられてなることを
特徴とするものである。
【0012】また、基板の実装ランドに塗布した導電性
接着剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を
硬化させてリード端子が該実装ランドに接着固定される
電子部品の構造において、前記電子部品のリード端子の
接着部が該電子部品の本体部底面より上方に形成されて
なることを特徴とするものである。また、基板の実装ラ
ンドに塗布した導電性接着剤の上に装着され、温度を加
えて該導電性接着剤を硬化させてリード端子が該実装ラ
ンドに接着固定される電子部品の構造において、前記電
子部品のリード端子がクランク形状に形成され該クラン
クの1部が前記基板に当接し前記導電性接着剤との接着
部が該基板と離れた位置に形成されてなることを特徴と
するものである。
【0013】
【実施例】本発明の第1実施例を図1を用いて説明す
る。図1は本発明の第1実施例の電子部品の構造及び電
子部品の実装構造を示す側断面図である。40はプリン
ト基板で、導体で形成された回路部に接続してチップ部
品10を実装する実装ランド41やその他の搭載部品例
えばベアチップのボンディングパッド(いずれも図示省
略)等が形成されている。
【0014】10はチップ部品で、両端面部の電極部1
1と11との間の胴体部の接着面側に凸壁12が形成さ
れている。チップ部品10をプリント基板40に実装す
るには、先ずプリント基板40の実装ランド41部に導
電性接着剤を塗布する。そして、塗布された導電性接着
剤の上にチップ部品10を装着する。次に、チップ部品
10が装着されたプリント基板40を炉内等で温度を加
えて導電性接着剤を硬化させてチップ部品10を実装ラ
ンド41に接着固定する。尚、チップ部品10と実装ラ
ンド41との接合に用いられる導電性接着剤には、例え
ば導電性のよい銀粒子が混合された液状のエポキシ系樹
脂の導電性接着剤等が用いられる。
【0015】以上説明したように本実施例によれば、チ
ップ部品10の胴体部の接着面側に凸壁12を形成した
ことにより、導電性接着剤が炉内で一度軟化した時点で
チップ部品10の胴体部の凸壁12がプリント基板40
に当接するので、チップ部品10の沈み込みがなくなり
チップ部品10の底面接合部(電極部)に導電性接着剤
が十分に供給される。従って、導電性接着剤による適切
なフィレット70部が形成されるので接着強度を向上さ
せることができる。また、凸壁12により他方の電極部
へ導電性接着剤が流れショートするのを防止したり、さ
らに導電性接着剤に含まれる銀粒子がマイグレーション
現象により針状に成長(高温多湿の環境条件下で長時間
通電する場合に発生することがある。)し隣接する実装
ランド41等に接触することにより発生するショート事
故等を防止することができる。尚、本実施例では凸壁1
2を接着面にのみ形成したがその他の面にも形成しても
よい。また、胴体部全体の胴回り(径)を両電極部より
も大きく形成しても本実施例と同じ効果を得ることがで
きる。
【0016】次に、本発明の第2実施例を図2を用いて
説明する。図2は本発明の第2実施例の電子部品の構造
及び電子部品の実装構造を示す側断面図である。尚、第
2実施例は第1実施例のチップ部品の一部を変更したも
ので、その他については第1実施例と略同じであるの
で、同じ構成については同じ符号を付し説明を省略す
る。
【0017】15はチップ部品で、両端面部の電極部1
6と16との間の胴体部に耐熱性のテープ例えばテフロ
ンテープ(フッ素樹脂製のテープ)を捲回して凸壁17
が形成されている。尚、チップ部品15のプリント基板
40への実装は第1実施例に準ずる。以上説明したよう
に本実施例においても、第1実施例と同じように導電性
接着剤が炉内で一度軟化した時点でチップ部品15の胴
体部の凸壁17がプリント基板40に当接するので、チ
ップ部品15の沈み込みがなくなりチップ部品15の底
面接合部(電極部)に導電性接着剤が十分に供給され
る。従って、導電性接着剤による適切なフィレット70
部が形成されるので接着強度を向上させることができ
る。また、凸壁17により他方の電極部へ導電性接着剤
が流れショートするのを防止したり、さらに導電性接着
剤に含まれる銀粒子がマイグレーション現象により針状
に成長し、隣接する実装ランド41等に接触することに
より発生するショート事故等を防止することができる。
尚、本実施例ではチップ部品15の胴体部にテフロンテ
ープを捲回して凸壁17を形成したが、その他に耐熱性
の塗料を塗布して凸壁を形成しても本実施例と同じ効果
を得ることができる。
【0018】次に、本発明の第3実施例を図3を用いて
説明する。図3は本発明の第3実施例の電子部品の構造
及び電子部品の実装構造を示す斜視図である。尚、第3
実施例の構成で第1実施例と同じ構成については同じ符
号を付し説明を省略する。20はチップ部品で、両端面
部の電極部21が胴体部方向へ凹形状に形成されてい
る。尚、チップ部品20のプリント基板40への実装は
第1実施例に準ずる。
【0019】以上説明したように本実施例によれば、チ
ップ部品20の電極部21が凹形状に形成され導電性接
着剤との接触面積が増えるので、同じ接着力を得るのに
面積当たりに使用される導電性接着剤の量を少なくして
導電性接着剤のフィレット71部を形成することができ
る。従って、導電性接着剤が他の電極部へ流れ接触して
発生するショート不良等を防止することができる。
【0020】次に、本発明の第4実施例を図4を用いて
説明する。図4は本発明の第4実施例の電子部品の実装
構造を示す側断面図である。尚、第4実施例は第1実施
例の一部を変更したもので、その他については第1実施
例と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を
付し説明を省略する。チップ部品25をプリント基板4
0に実装するには、先ずプリント基板40の実装ランド
41部に絶縁性接着剤を塗布する。そして、塗布された
絶縁性接着剤の上にチップ部品25を装着し、チップ部
品25が装着されたプリント基板40を炉内等で温度を
加えて絶縁性接着剤を硬化させてチップ部品25を実装
ランド41に接着固定する。この状態でチップ部品25
と実装ランド41との接合部には絶縁性接着剤による1
次フィレット78部が形成される。次に、1次フィレッ
ト78部の上に導電性接着剤を塗布し、再度プリント基
板40を炉内等で温度を加えて導電性接着剤を硬化させ
て、チップ部品25の両端面部の電極部26と実装ラン
ド41とをそれぞれ接続する2次フィレット72部が形
成される。
【0021】以上説明したように本実施例によれば、チ
ップ部品25の電極部26と実装ランド41との接合に
先ず絶縁性接着剤を用いてチップ部品25を固定し、接
合部に絶縁性接着剤による1次フィレット78部を形成
した上に導電性接着剤を塗布するので、絶縁性接着剤に
よる1次フィレット78部が導電性接着剤によるショー
ト不良を防止することができる。
【0022】次に、本発明の第5実施例を図5を用いて
説明する。図5は本発明の第5実施例の電子部品の実装
構造を示す側断面図である。尚、第5実施例は第1実施
例の一部を変更したもので、その他については第1実施
例と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を
付し説明を省略する。50はプリント基板で、基板本体
51と補助基板55により構成されている。基板本体5
1にはチップ部品25を挿入する孔53が形成されてお
り、孔53の縁部よりチップ部品25の電極部26と接
続される実装ランド52や、その他の搭載部品例えばベ
アチップのボンディングパッド(いずれも図示省略)等
が形成されている。補助基板55は基板本体51と略同
じ大きさに形成されており基板本体51と補助基板55
とは接着固定される。尚、基板本体51の孔53はチッ
プ部品25が埋設される凹部となる。
【0023】尚、チップ部品25を基板50に実装する
には、先ず実装ランド52に導電性接着剤を、孔(凹
部)53の底部には絶縁性接着ボンドを塗布する。そし
て、塗布された絶縁性接着ボンドの上にチップ部品25
を装着し、チップ部品25が装着された基板50を炉内
等で温度を加えて導電性接着剤を硬化させてチップ部品
25の電極部26と実装ランド52とを接着固定する。
【0024】以上説明したように本実施例によれば、チ
ップ部品25が基板本体51の孔53に埋設された状態
でチップ部品25の電極部26の上部に近い所と実装ラ
ンド52とが導電性接着剤により接合されるので、隣接
する電極までの距離が長くなり導電性接着剤によるショ
ート不良を防止することができる。その他にチップ部品
25が孔(凹部)53に埋設された状態に実装されるの
で接着強度が向上する。従って、導電性接着剤の使用量
が少なくて済むので導電性接着剤によるショート不良等
を防止することこともできる。
【0025】次に、本発明の第6実施例を図6を用いて
説明する。図6は本発明の第6実施例の電子部品の実装
構造を示す側断面図である。尚、第6実施例は第1実施
例の一部を変更したもので、その他については第1実施
例と略同じであるので、同じ構成については同じ符号を
付し説明を省略する。60は基板で、基板本体61と補
助基板65により構成されている。基板本体61にはチ
ップ部品25の一方の電極部26と接続される実装ラン
ド62や、その他の搭載部品例えばベアチップのボンデ
ィングパッド(いずれも図示省略)等が形成されてい
る。また、補助基板65にはチップ部品25の他方の電
極部26と接続される実装ランド66等が形成されてお
り基板本体61に接着固定される。尚、基板本体61の
実装ランド62と補助基板65の実装ランド66とでチ
ップ部品25の実装ランド62,66が構成され、片側
の実装ランド66には補助基板65の厚みと略同じ高さ
の段差が形成される。
【0026】尚、チップ部品25を基板60に実装する
には、先ず基板本体61の実装ランド62と補助基板6
5の実装ランド66とに導電性接着剤を塗布する。そし
て、塗布された導電性接着剤の上にチップ部品25を装
着し、チップ部品25が装着された基板60を炉内等で
温度を加えて導電性接着剤を硬化させてチップ部品25
の電極部26と実装ランド62,66とを接着固定す
る。
【0027】以上説明したように本実施例によれば、基
板本体61の実装ランド62と補助基板65の実装ラン
ド66との段差部67が障壁となり、導電性接着剤が隣
接する電極部へ流拡するのが阻止される。従って、導電
性接着剤によるショート不良等を防止することができ
る。次に、本発明の第7実施例を図7を用いて説明す
る。
【0028】図7は本発明の第7実施例の電子部品の実
装構造を示す側断面図である。尚、第7実施例は第1実
施例の一部を変更したもので、その他については第1実
施例と略同じであるので、同じ構成については同じ符号
を付し説明を省略する。30はIC(集積回路)部品
で、リード端子31の接着部32がIC部品本体部33
の底面34よりも上方(実装ランド41から離れる方
向)に形成されている。尚、IC部品56をプリント基
板40に実装するには、先ず実装ランド41に導電性接
着剤を塗布する。そして、塗布された導電性接着剤の上
にIC部品30を装着し、IC部品30が装着されたプ
リント基板40を炉内等で温度を加えて導電性接着剤を
硬化させてIC部品30を実装ランド41に接着固定す
る。
【0029】以上説明したように本実施例によれば、リ
ード端子31の接着部32を実装ランド41から離れる
ように形成したことにより、導電性接着剤によるフィレ
ット75が接着部32と実装ランド41との間にのみ形
成されるので、はみ出しが少なくなり隣接する接着部等
へ接触しショートするのを防止することができる。次
に、本発明の第8実施例を図8を用いて説明する。
【0030】図8は本発明の第8実施例の電子部品の実
装構造を示す側断面図である。尚、第8実施例は第1実
施例の一部を変更したもので、その他については第1実
施例と略同じであるので、同じ構成については同じ符号
を付し説明を省略する。35はIC部品で、リード端子
36がクランク形状に形成されクランクの1部(この場
合は中央部)の接触部45が基板40に当接し、導電性
接着剤との接着部37がIC部品本体部38の底面39
よりも上方(実装ランド41から離れる方向)に形成さ
れている。尚、IC部品35をプリント基板40に実装
するには、先ず実装ランド41に導電性接着剤を塗布す
る。そして、塗布された導電性接着剤の上にIC部品3
5を装着(リード端子36の接着部37を装着)し、I
C部品35が装着されたプリント基板40を炉内等で温
度を加えて導電性接着剤を硬化させてリード端子36の
接着部37を実装ランド41に接着固定する。
【0031】以上説明したように本実施例によれば、リ
ード端子36をクランク形状に形成し、接着部37を実
装ランド41から離れるように形成したことにより、導
電性接着剤によるフィレット76が接着部37と実装ラ
ンド41との間にのみ形成される。従って、導電性接着
剤のはみ出しが少なくなり、またリード端子36のクラ
ンクの中央部の接触部45が基板40に当接しているの
で、接触部45が障壁効果をもたらし隣接する接着部等
へ接触しショートするのを防止することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子部品の実装に用いる導電性接着剤によるショート不良
を防止する電子部品の構造および電子部品の実装構造を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電子部品の構造及び電子
部品の実装構造を示す側断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の電子部品の構造及び電子
部品の実装構造を示す側断面図である。
【図3】本発明の第3実施例の電子部品の構造及び電子
部品の実装構造を示す斜視図である。
【図4】本発明の第4実施例の電子部品の実装構造を示
す側断面図である。
【図5】本発明の第5実施例の電子部品の実装構造を示
す側断面図である。
【図6】本発明の第6実施例の電子部品の実装構造を示
す側断面図である。
【図7】本発明の第7実施例の電子部品の構造及び電子
部品の実装構造を示す側断面図である。
【図8】本発明の第8実施例の電子部品の構造及び電子
部品の実装構造を示す側断面図である。
【図9】従来明の電子部品の実装構造を示す側断面図で
ある。
【符号の説明】
10,15,20,25・・チップ部品 11,16,21,26・・電極部 12,17・・凸壁 30,35・・・・・IC(集積回路)部品 31,36・・リード端子 32・・・・・接着部 33,38・・IC部品本体部 34,39・・底面 40,50,60・・プリント基板 41,52,62,66・・実装ランド 45・・・・・接触部 51,61・・基板本体 53・・・・・孔 55,65・・補助基板 67・・・・・段差部 70,71,73,74,75,76・・フィレット 72・・・・・2次フィレット 78・・・・・1次フィレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安原 孝文 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の実装ランドに塗布した導電性接着
    剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を硬化
    させて該実装ランドに接着固定される電子部品の構造に
    おいて、 前記電子部品の両電極部間の胴体部に凸壁が形成されて
    なることを特徴とする電子部品の構造。
  2. 【請求項2】 前記電子部品の両電極部間の胴体部の接
    着面に凸壁が形成されてなることを特徴とする請求項1
    記載の電子部品の構造。
  3. 【請求項3】 基板の実装ランドに塗布した導電性接着
    剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を硬化
    させて該実装ランドに接着固定される電子部品の構造に
    おいて、 前記電子部品の両電極部間の胴体部の胴回りが該両電極
    部よりも外周方向へ大きく形成されてなることを特徴と
    する電子部品の構造。
  4. 【請求項4】 基板の実装ランドに塗布した導電性接着
    剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を硬化
    させて該実装ランドに接着固定される電子部品の構造に
    おいて、 前記電子部品の両電極部間の胴体部にテープが巻回され
    てなることを特徴とする電子部品の構造。
  5. 【請求項5】 基板の実装ランドに塗布した導電性接着
    剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を硬化
    させて該実装ランドに接着固定される電子部品の構造に
    おいて、 前記電子部品の両電極部間の胴体部に塗料により凸壁が
    形成されてなることを特徴とする電子部品の構造。
  6. 【請求項6】 基板の実装ランドに塗布した導電性接着
    剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を硬化
    させて該実装ランドに接着固定される電子部品の構造に
    おいて、 前記電子部品の電極部が端面より凹形状に形成されてな
    ることを特徴とする電子部品の構造。
  7. 【請求項7】 基板の実装ランドに絶縁性接着剤を塗布
    し、該絶縁性接着剤の上に電子部品を装着し温度を加え
    て該絶縁性接着剤を硬化させ該電子部品を該実装ランド
    に接着固定した上に導電性接着剤を塗布し温度を加えて
    該導電性接着剤を硬化させ該電子部品と該実装ランドと
    を接続してなる電子部品の実装構造であって、 前記絶縁性接着剤により前記電子部品と前記実装ランド
    との間に形成された接合部の上にさらに導電性接着剤を
    重ねて塗布し、該電子部品と該実装ランドとの間に2次
    接合部を形成してなることを特徴とする電子部品の実装
    構造。
  8. 【請求項8】 基板の実装ランドに導電性接着剤を塗布
    し、該導電性接着剤の上に電子部品を装着し温度を加え
    て該導電性接着剤を硬化させ該電子部品を該実装ランド
    に接着固定してなる電子部品の実装構造において、 前記基板には前記電子部品が埋設される凹部と、該凹部
    の開口縁部に該電子部品と接合する前記実装ランドとが
    形成されてなることを特徴とする電子部品の実装構造。
  9. 【請求項9】 基板の実装ランドに導電性接着剤を塗布
    し、該導電性接着剤の上に電子部品を装着し温度を加え
    て該導電性接着剤を硬化させ該電子部品を該実装ランド
    に接着固定してなる電子部品の実装構造において、 前記基板には前記電子部品の片側の電極部に対応する前
    記実装ランドの形成位置に段差が設けられてなることを
    特徴とする電子部品の実装構造。
  10. 【請求項10】 基板の実装ランドに塗布した導電性接
    着剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を硬
    化させてリード端子が該実装ランドに接着固定される電
    子部品の構造において、 前記電子部品のリード端子の接着部が該電子部品の本体
    部底面より上方に形成されてなることを特徴とする電子
    部品の構造。
  11. 【請求項11】 基板の実装ランドに塗布した導電性
    接着剤の上に装着され、温度を加えて該導電性接着剤を
    硬化させてリード端子が該実装ランドに接着固定される
    電子部品の構造において、 前記電子部品のリード端子がクランク形状に形成され該
    クランクの1部が前記基板に当接し前記導電性接着剤と
    の接着部が該基板と離れた位置に形成されてなることを
    特徴とする電子部品の構造。
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