JPH1154212A - シールドコネクタ - Google Patents
シールドコネクタInfo
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- JPH1154212A JPH1154212A JP9213510A JP21351097A JPH1154212A JP H1154212 A JPH1154212 A JP H1154212A JP 9213510 A JP9213510 A JP 9213510A JP 21351097 A JP21351097 A JP 21351097A JP H1154212 A JPH1154212 A JP H1154212A
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- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
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- H01R13/6596—Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a metal grounding panel
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- H01R13/6585—Shielding material individually surrounding or interposed between mutually spaced contacts
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
ングの構造が複雑で、これに組付る部品数が多く、組付
作業が複雑になる等の問題があった。 【解決手段】 コネクタハウジングの外壁の一部分を構
成する底壁19の内面に端子収容孔25を有する端子収
容部20,21を一体的に設けたインナハウジング16
と、相手コネクタBの嵌入孔31とインナハウジング1
6が挿入される挿入孔32を有し、インナハウジング1
6を挿入したときに挿入孔32が閉鎖されるアウタハウ
ジング18とにより、絶縁材料からなる2分割型のコネ
クタハウジングA1 を構成した。
Description
に使用されるシールドコネクタの構造に関するものであ
る。
タについては、実開平4−87185号公報に記載の技
術などがある。同公報に記載のシールドコネクタは、図
11(A)に示すコネクタハウジング1の内部に、図1
1(B)に示す部分組立品2が取り付けられる。コネク
タハウジング1は電気絶縁体により成形され、外壁3と
内筒部4を後端部で一体的に連結した構造であり、外壁
3と内筒部4との間に形成される凹部5に相手コネクタ
C(図12参照)が挿入される。
る端子収容部6の内部に、内側端子7の中間部が収容さ
れ、端子収容部6の外面に金属製のシールドケース8が
嵌着されたものであり(図11参照)、この部分組立品
2が内筒部4の中に挿入される。相手コネクタCのコネ
クタハウジングの内部に収容される相手端子9は、シー
ルド電線Wの芯線に接続する内部端子10と、シールド
電線Wのシールド編組に接続する外部端子11とにより
構成される(図12参照)。相手端子9をコネクタハウ
ジング内部に収容した相手コネクタCが凹部5に挿入さ
れたときに、内部端子10は内側端子7に接続し、外部
端子11はシールドケース8に接続する。
グ1は、外壁3と内筒部4とを一体構造としているため
に、全体の形状が複雑であり、部分組立品2を構成する
部品の数が多いので、全体の組付作業が複雑になる問題
があった。部分組立品2を組付けるには、端子収容部6
の内部に収容した内側端子7を、シールドケース8の内
部に挿入し、このシールドケース8を内筒部4に挿入す
るので、コネクタハウジング1に対する内側端子7の位
置誤差は、各部品の組付位置誤差の累積により大きくな
る問題があった。本発明は、かかる課題を解決すること
を目的とし、シールドコネクタの部品数を少なくし、組
付作業が簡単になり、且つ、内側端子7の位置精度を高
めることのできるシールドコネクタを提供するものであ
る。
に、本発明のシールドコネクタは、コネクタハウジング
の外壁の内部に、相手コネクタの端子と電気接続する内
側端子を収容する端子収容部と、前記内側端子を取り囲
み、シールド電線のシールド線に接続するシールドケー
スが設けられるシールドコネクタにおいて、前記外壁の
一部分を構成する底壁の内面に前記端子収容部を一体的
に設け、前記端子収容部の外面にシールドケースが嵌着
されるインナハウジングと、前記外壁の一部に挿入孔を
設け、該挿入孔を介して内部に挿入される前記インナハ
ウジングにより前記挿入孔が密閉されるアウタハウジン
グとにより、絶縁材料から成る2分割型のコネクタハウ
ジングを構成した。
外面をプリント基板に当接される面とし、上記内側端子
を、一端が相手コネクタの端子と電気接続し、他端が前
記プリント基板に固着して、基板付きシールドコネクタ
とすることができる。
け、前記アウタハウジングの挿入孔に、前記インナハウ
ジングが挿入されたときに前記係合部が係合する被係合
部を設けることができる。又、前記インナハウジングの
外面に係合溝を設け、前記シールドケースには、前記シ
ールドケースを前記インナハウジングの外面に嵌着した
ときに、前記係合溝に係入する係合片を設けることがで
きる。
ウジングのうち、何れか一方に、両ハウジングの完全嵌
合位置において他方ハウジングに係合する係合突起を先
端に有する係合部を設けることができる。又、前記アウ
タハウジングの外壁の内面に、前記相手コネクタハウジ
ングを挿入案内する案内リブを設け、該案内リブの先端
位置は、嵌合姿勢の不正確な前記相手コネクタハウジン
グが前記内側端子に接触することを阻止する位置にある
ように構成することができる。
を参照しながら、第1実施例である基板付シールドコネ
クタA1 について説明すると、図1は基板付シールドコ
ネクタA1 を嵌合面側から見た正面図、図2は図1のX
−X断面図、図3は図1のY−Y断面図、図4は図1の
Z−Z断面図、図5及び図6は基板付シールドコネクタ
A1 の組立順序を説明する斜視図及び正面図である。基
板付シールドコネクタA1 は、内側端子15と、絶縁体
のインナハウジング16(図5(B)参照)と、金属製
のシールドケース17(図5(C)参照)と、絶縁体の
アウタハウジング18(図5(D)参照)の4つの部品
によって構成される。
ハウジングの外壁の一部に相当する底壁19と、底壁1
9の内面(図5(A)において上面)に配列された複数
個の端子収容部(本実施例では2個の端子収容部20と
1個の端子収容部21)と、端子収容部20,21の配
列の両端部から突出する取り付け用腕22と、2個の端
子収容部20の間に設けられる案内壁23を一体的に設
けたものであり、取り付け用腕22の両端部には取り付
け用孔24が設けられている(図5(A)参照)。
通する孔25aと、孔25aの上部から屈曲して延設さ
れる溝25bとによって端子収容孔25が構成され(図
6(B)参照)、端子収容部20,21と取り付け用腕
22との境界線には、底壁19の上面と同じ高さの溝2
6が設けられ、底壁19には、取り付け用腕22の反対
側の端面に嵌合段部27が設けられる(図5(B)参
照)。
面)は、プリント基板Pに当接される面であり、内側端
子15は端子収容部20,21の端子収容孔25に挿入
された後に、L字形に屈曲され、下端がプリント基板P
(図6(B)参照)に接続される。内側端子15のう
ち、端子収容部20に収容されたものは、シールド電線
W用の雌型内部端子46に接続するものであり、端子収
容部20の外面に嵌着されるシールドケース17によっ
て覆われる。
は一般の被覆電線用であるので、端子収容部21の外面
にはシールドケース17は取り付けられない。シールド
ケース17は、端子収容部20に嵌着される縦形筒部1
7aと、縦形筒部17aから屈曲して延びる横形筒部1
7bとにより構成され、縦形筒部17aの下端からシー
ルド端子28が突出する(図5(C)参照)。
切り起こした係合片29が形成され、端子収容部20の
外面に係合溝30が設けられる(図3参照)。そして、
シールドケース17の下端が底壁19に当たるまで完全
装着されたときに、係合片29が係合溝30に係入して
脱落不能に保持される。このとき、シールド端子28の
下端は底壁19を貫通している。
タハウジング1の外壁3に相当するものであり、前面に
は、相手コネクタBが嵌入する嵌入孔31が設けられ、
下面には、インナハウジング16が挿入される挿入孔3
2が設けられている(図4参照)。挿入孔32には、イ
ンナハウジング16の取り付け用腕22を受け入れるた
めの切欠32aが設けられ(図5(D)参照)、切欠3
2aには、端子収容部21の外面に設けられた溝状の係
合部33に係合する被係合部34が設けられ、嵌合段部
27に相当する位置に段部35が設けられる(図4参
照)。
仕切り壁36の内部に、端子収容部20,21が挿入さ
れる。仕切り壁36は、側壁(図2参照)と上壁(図3
参照)とを有するが、下面は開口し(図1参照)、この
開口から端子収容部20,21が挿入される。アウタハ
ウジング18には、インナハウジング16の案内壁23
が挿入される案内孔37と、端子収容部21に設けられ
た突起38が挿入される案内孔39が設けられる(図2
参照)。
が嵌入孔31の先端面に位置し、相手コネクタBの挿入
方向に平行な案内リブ40が設けられる(図5(D)参
照)。この案内リブ40は、不正確な嵌合姿勢のまま挿
入される相手コネクタBが内部の内側端子15に衝突す
ることを防止するものである(図10参照)。
の嵌合状態を保持するために、本実施例では、アウタハ
ウジング18に係合部42を設け、係合部42の先端
に、相手コネクタBの可撓性ロックアーム56に係合す
る係合突起41を設けている(図2参照)。
付シールドコネクタA1 の組付順序を、図2〜図6に基
づいて説明する。図5(A)及び図6(A)は、内側端
子15を挿入する前のインナハウジング16を示し、端
子収容部20,21の端子収容孔25に、直線状の内側
端子15の中間部を挿入した後に、L字形に屈曲する
(図5(B)及び図6(B)参照)。
7を端子収容部20に被せて(図6(C)参照)、シー
ルドケース17の下端が底壁19に当たるまで嵌着する
と、シールドケース17の係合片29が端子収容部20
の係合溝30に係合し、シールドケース17が脱落不能
に保持される。このとき、内側端子15の下端とシール
ド端子28の下端が底壁19の下面より突出している
(図5(C),図3参照)。
ナハウジング16を、挿入孔32(図4参照)を経由し
てアウタハウジング18の仕切り壁36(図3,図6
(D)参照)の中に挿入すると、端子収容部21の係合
部33が被係合部34に嵌合してインナハウジング16
が脱落不能に保持されると共に、係合段部27が段部3
5に嵌まって、挿入孔32が密閉される(図4参照)。
又、挿入孔32の切欠32aは、インナハウジング16
の取り付け用腕22により密閉される(図5(D)参
照)。
ウジング18内に挿入するワンタッチ動作で、インナハ
ウジング16がアウタハウジング18に位置決めされる
と共に、脱落不能に固定され、しかも、インナハウジン
グ16を挿入するために設けられていた挿入孔32が密
閉される。インナハウジング16は直接にアウタハウジ
ング18に位置決めされるので、内側端子15の位置
は、従来例のように部品の組付位置誤差が累積されな
い。
される相手コネクタBは、図2に示すように、コネクタ
ハウジング43の内部には、シールド電線W付きの2個
の雌型シールド端子44と、電線W′付きの1個の雌型
端子45が挿入され、コネクタハウジング43がアウタ
ハウジング18と嵌合したときに、雌型シールド端子4
4が、端子収容部20の内側端子15と接続し、雌型端
子45が、端子収容部21の内側端子15と接続する。
アウタハウジング18の係合部42の先端の係合突起4
1が、コネクタハウジング43の可撓性ロックアーム5
6に端部に係合し(図2参照)、嵌合状態に保持され
る。
4は、図9に示すように、雌型内部端子46と、絶縁体
より構成され内部に雌型内部端子46を収容するホルダ
47と、ホルダ47が内部に挿入される外部端子48と
により構成される。雌型内部端子46は、端子収容部2
0の内側端子15が嵌入する電気接続部49と、シール
ド電線Wの芯線を接続する電線接続部50とを有し、ホ
ルダ47の先端には、端子収容部20の内側端子15を
受け入れる開口51が設けられる。
後端に膨出部53が設けられ、膨出部53の後方には、
シールド電線Wに接続する電線接続部54が設けられ、
膨出部53は、コネクタハウジング43の内部に設けら
れたシールド板55(図2参照)に接触する。電線接続
部54は,シールド電線Wの編組W2 を加締める編組加
締部54aと、編組W2 の外周を覆う絶縁被覆W3 を加
締める被覆加締部54bとから成る。なお、47cはホ
ルダ47に設けられた芯線加締部であり、編組W2 を皮
剥いて露出された芯線W1 を加締める。雌型内部端子4
6,ホルダ47及び外部端子48は、図8に示すように
組付られ、コネクタハウジング43内に収容される。
ネクタA2 の断面図を示すものであり、第1実施例の基
板付きシールドコネクタA1 がプリント基板Pに接続し
たのに対して、シールドコネクタA2 は、シールド電線
W及び電線W′に接続する端子を挿入する端子挿入型で
ある。シールドコネクタA2 は、第1実施例と同様に、
挿入孔32に相当する挿入孔(図7において下側になる
ので図示しない)を有し、シールド板57と1個の端子
収容部58を内部に設けたアウタハウジング56と、挿
入孔を閉鎖する底壁(図7において下側になるので図示
しない)の内壁面に配列した端子収容部59と底壁を一
体的に設けたインナハウジングにより構成される。
する雄型シールド端子60を収容するもので、端子収容
部59の外面には、雄型シールド端子60を覆い、シー
ルド板57に接触するシールドケース61が嵌着され
る。雄型シールド端子60を構成する雄型内部端子63
の構造は、雌型内部端子46の雌型の電気接続部49を
雄型にした点で相違するが、その他は、相手コネクタB
の雌型シールド端子44と同様の構造である。
型端子62を収容するものであり、シールドケース61
が嵌着されないので、第2実施例ではアウタハウジング
56と一体的に設けたが、第1実施例と同様にインナハ
ウジングに一体的に設けてもよい。アウタハウジング5
6とインナハウジングの組付及び相手コネクタBとの嵌
合は第1実施例と同様である。
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) シールドコネクタのハウジングは、基板付き型,端
子挿入型にかかわらず、アウタハウジングとインナハウ
ジングとによって構成される2分割型式であるので、従
来複雑であったコネクタハウジングの内部構造が簡単に
なり、材料費が低減される利点と、シールドケースの取
り付けが容易になる利点がある。 (2) インナハウジングをアウタハウジング内に挿入する
ワンタッチ動作で、インナハウジングがアウタハウジン
グに位置決めされると共に、脱落不能に固定され、しか
も、インナハウジングを挿入するために設けられていた
挿入孔が密閉されるので、従来複雑であった組付作業が
容易になる。 (3) インナハウジングは直接にアウタハウジングに位置
決めされるので、内側端子15の位置は、従来例のよう
に部品の組付位置誤差が累積されることはなく位置精度
が向上する。
の正面図である。
の組立順序を説明する斜視図である。
の組立順序を説明する正面図である。
図である。
斜視図である。
説明する断面図である。
ネクタハウジングの断面図、図11(B)はコネクタハ
ウジングに挿入される部分組立品の正面図である。
断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 コネクタハウジングの外壁の内部に、相
手コネクタの端子と電気接続する内側端子を収容する端
子収容部と、前記内側端子を取り囲み、シールド電線の
シールド線に接続するシールドケースが設けられるシー
ルドコネクタにおいて、 前記外壁の一部分を構成する底壁の内面に前記端子収容
部を一体的に設け、前記端子収容部の外面にシールドケ
ースが嵌着されるインナハウジングと、 前記外壁の一部に挿入孔を設け、該挿入孔を介して内部
に挿入される前記インナハウジングにより前記挿入孔が
密閉されるアウタハウジングとにより、 絶縁材料から成る2分割型のコネクタハウジングを構成
したことを特徴とするシールドコネクタ。 - 【請求項2】 前記底壁の外面は、プリント基板に当接
される面であり、上記内側端子は、一端が相手コネクタ
の端子と電気接続し、他端が前記プリント基板に固着さ
れることを特徴とする請求項1記載のシールドコネク
タ。 - 【請求項3】 前記インナハウジングの外面に係合部を
設け、前記アウタハウジングの挿入孔に、前記インナハ
ウジングが挿入されたときに前記係合部が係合する被係
合部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のシ
ールドコネクタ。 - 【請求項4】 前記インナハウジングの外面に係合溝を
設け、前記シールドケースには、前記シールドケースを
前記インナハウジングの外面に嵌着したときに、前記係
合溝に係入する係合片を設けたことを特徴とする請求項
1又は2記載のシールドコネクタ。 - 【請求項5】 前記アウタハウジングと相手コネクタの
ハウジングのうち、何れか一方に、両ハウジングの完全
嵌合位置において他方ハウジングに係合する係合突起を
先端に有する係合部を設けたことを特徴とする請求項1
ないし4記載のシールドコネクタ。 - 【請求項6】 前記アウタハウジングの外壁の内面に、
前記相手コネクタハウジングを挿入案内する案内リブを
設け、該案内リブの先端位置は、嵌合姿勢の不正確な前
記相手コネクタのハウジングが前記内側端子に接触する
ことを阻止する位置にあることを特徴とする請求項1な
いし5記載のシールドコネクタ。
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