JPH1154179A - ラッピングケーブル接続具 - Google Patents
ラッピングケーブル接続具Info
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- JPH1154179A JPH1154179A JP20571297A JP20571297A JPH1154179A JP H1154179 A JPH1154179 A JP H1154179A JP 20571297 A JP20571297 A JP 20571297A JP 20571297 A JP20571297 A JP 20571297A JP H1154179 A JPH1154179 A JP H1154179A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ラッピングケーブルを相互に接続
するラッピングケーブル接続具に関し、作業性良く、か
つ、安全にラッピング作業を行うことができるラッピン
グケーブル接続具を提供することを目的とする。 【解決手段】 機器側に固定される絶縁性の固定部材
に、接続部材を対向して、着脱自在に配置するととも
に、固定部材に、この固定部材を貫通して機器側に突出
する複数の機器側ラッピング端子を固定し、接続部材
に、この接続部材を貫通して機器側と反対側に突出する
複数の接続側ラッピング端子を、各機器側ラッピング端
子と同軸上に固定し、機器側ラッピング端子および接続
側ラッピング端子に、相互に当接する機器側当接部およ
び係止側当接部を形成してなることを特徴とする。
するラッピングケーブル接続具に関し、作業性良く、か
つ、安全にラッピング作業を行うことができるラッピン
グケーブル接続具を提供することを目的とする。 【解決手段】 機器側に固定される絶縁性の固定部材
に、接続部材を対向して、着脱自在に配置するととも
に、固定部材に、この固定部材を貫通して機器側に突出
する複数の機器側ラッピング端子を固定し、接続部材
に、この接続部材を貫通して機器側と反対側に突出する
複数の接続側ラッピング端子を、各機器側ラッピング端
子と同軸上に固定し、機器側ラッピング端子および接続
側ラッピング端子に、相互に当接する機器側当接部およ
び係止側当接部を形成してなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラッピングケーブ
ルを相互に接続するラッピングケーブル接続具に関す
る。
ルを相互に接続するラッピングケーブル接続具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ラッピングケーブルを相互に接続
するラッピングケーブル接続具として、図5に示すもの
が知られている。図5において、固定板1には、この固
定板1を貫通して両側に突出するラッピング端子3が、
複数固定されている。
するラッピングケーブル接続具として、図5に示すもの
が知られている。図5において、固定板1には、この固
定板1を貫通して両側に突出するラッピング端子3が、
複数固定されている。
【0003】固定板1の4隅には、固定穴1aが形成さ
れており、この固定穴1aに皿ねじ5を螺合することに
より、固定板1が、通信装置7の上部に形成されるター
ミナル部7aの支柱7bに固定されている。上述した従
来のラッピングケーブル接続具では、先ず、通信装置7
の組み立て時に、固定板1が、ターミナル部7aの支柱
7bに取り付けられる。
れており、この固定穴1aに皿ねじ5を螺合することに
より、固定板1が、通信装置7の上部に形成されるター
ミナル部7aの支柱7bに固定されている。上述した従
来のラッピングケーブル接続具では、先ず、通信装置7
の組み立て時に、固定板1が、ターミナル部7aの支柱
7bに取り付けられる。
【0004】また、通信装置7の背面7c側に突出する
ラッピング端子3に、通信装置7内に接続されるラッピ
ングケーブル9が巻回される。さらに、通信装置7を、
所定の場所に据え付けた後、接続仕様に応じて、通信装
置7の前面7d側に突出するラッピング端子3に、ラッ
ピングケーブル9が巻回される。
ラッピング端子3に、通信装置7内に接続されるラッピ
ングケーブル9が巻回される。さらに、通信装置7を、
所定の場所に据え付けた後、接続仕様に応じて、通信装
置7の前面7d側に突出するラッピング端子3に、ラッ
ピングケーブル9が巻回される。
【0005】そして、ラッピング端子3を介して、通信
装置7内の信号と、通信装置7外部の信号とが接続され
る。
装置7内の信号と、通信装置7外部の信号とが接続され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のラッピングケーブル接続具では、通信装置7
を、所定の場所に据え付けた後、通信装置7上部のター
ミナル部7aに位置するラッピング端子3に、ラッピン
グケーブル9を巻回しなくてはならないため、ラッピン
グ作業が、高所での作業となり、危険を伴うという問題
があった。
うな従来のラッピングケーブル接続具では、通信装置7
を、所定の場所に据え付けた後、通信装置7上部のター
ミナル部7aに位置するラッピング端子3に、ラッピン
グケーブル9を巻回しなくてはならないため、ラッピン
グ作業が、高所での作業となり、危険を伴うという問題
があった。
【0007】また、高所でのラッピング作業により、作
業者の神経が、脚立等の足場に集中するため、作業性が
悪くなり、誤配線が発生する虞があった。同様に、例え
ば、ターミナル部7aが、通信装置7の下部に形成され
ている場合には、作業者が身を屈めてラッピング作業を
しなくてはならず、作業性が悪くなるという問題があっ
た。
業者の神経が、脚立等の足場に集中するため、作業性が
悪くなり、誤配線が発生する虞があった。同様に、例え
ば、ターミナル部7aが、通信装置7の下部に形成され
ている場合には、作業者が身を屈めてラッピング作業を
しなくてはならず、作業性が悪くなるという問題があっ
た。
【0008】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたもので、作業性良く、かつ、安全にラッ
ピング作業を行うことができるラッピングケーブル接続
具を提供することを目的とする。
ためになされたもので、作業性良く、かつ、安全にラッ
ピング作業を行うことができるラッピングケーブル接続
具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1のラッピングケ
ーブル接続具は、機器側に固定される絶縁性の固定部材
に、接続部材を対向して着脱自在に配置するとともに、
前記固定部材に、この固定部材を貫通して前記機器側に
突出する複数の機器側ラッピング端子を固定し、前記接
続部材に、この接続部材を貫通して前記機器側と反対側
に突出する複数の接続側ラッピング端子を、前記各機器
側ラッピング端子と同軸上に固定し、前記機器側ラッピ
ング端子および前記接続側ラッピング端子に、相互に当
接する機器側当接部および接続側当接部を形成してなる
ことを特徴とする。
ーブル接続具は、機器側に固定される絶縁性の固定部材
に、接続部材を対向して着脱自在に配置するとともに、
前記固定部材に、この固定部材を貫通して前記機器側に
突出する複数の機器側ラッピング端子を固定し、前記接
続部材に、この接続部材を貫通して前記機器側と反対側
に突出する複数の接続側ラッピング端子を、前記各機器
側ラッピング端子と同軸上に固定し、前記機器側ラッピ
ング端子および前記接続側ラッピング端子に、相互に当
接する機器側当接部および接続側当接部を形成してなる
ことを特徴とする。
【0010】請求項2のラッピングケーブル接続具は、
請求項1記載のラッピングケーブル接続具において、前
記固定部材と前記接続部材とを、ねじ部材により着脱自
在に固定してなることを特徴とする。請求項3のラッピ
ングケーブル接続具は、請求項1または請求項2記載の
ラッピングケーブル接続具において、前記機器側ラッピ
ング端子の機器側当接部の先端に、平坦形状の圧接面を
形成するとともに、前記接続側ラッピング端子の接続側
当接部の先端に、前記圧接面に圧接状態で当接される圧
接突起を形成してなることを特徴とする。
請求項1記載のラッピングケーブル接続具において、前
記固定部材と前記接続部材とを、ねじ部材により着脱自
在に固定してなることを特徴とする。請求項3のラッピ
ングケーブル接続具は、請求項1または請求項2記載の
ラッピングケーブル接続具において、前記機器側ラッピ
ング端子の機器側当接部の先端に、平坦形状の圧接面を
形成するとともに、前記接続側ラッピング端子の接続側
当接部の先端に、前記圧接面に圧接状態で当接される圧
接突起を形成してなることを特徴とする。
【0011】請求項4のラッピングケーブル接続具は、
請求項1または請求項2記載のラッピングケーブル接続
具において、前記機器側ラッピング端子の機器側当接部
の先端,および前記接続側ラッピング端子の接続側当接
部の先端に、相互に圧接状態で当接される平坦形状の圧
接面を形成してなることを特徴とする。
請求項1または請求項2記載のラッピングケーブル接続
具において、前記機器側ラッピング端子の機器側当接部
の先端,および前記接続側ラッピング端子の接続側当接
部の先端に、相互に圧接状態で当接される平坦形状の圧
接面を形成してなることを特徴とする。
【0012】(作用)請求項1のラッピングケーブル接
続具では、機器側に固定部材が固定され、この固定部材
の機器側ラッピング端子に、ラッピングケーブルが巻回
される。また、接続部材の接続側ラッピング端子に、ラ
ッピングケーブルが巻回され、この後に、接続部材が、
固定部材に対向して、着脱自在に配置される。
続具では、機器側に固定部材が固定され、この固定部材
の機器側ラッピング端子に、ラッピングケーブルが巻回
される。また、接続部材の接続側ラッピング端子に、ラ
ッピングケーブルが巻回され、この後に、接続部材が、
固定部材に対向して、着脱自在に配置される。
【0013】そして、機器側ラッピング端子の機器側当
接部と、接続側ラッピング端子の接続側当接部とが、相
互に当接され、機器側の配線と、機器外部の配線とが導
通される。請求項2のラッピングケーブル接続具では、
ねじ部材により、接続部材が、機器側に固定される固定
部材に、容易に固定される。
接部と、接続側ラッピング端子の接続側当接部とが、相
互に当接され、機器側の配線と、機器外部の配線とが導
通される。請求項2のラッピングケーブル接続具では、
ねじ部材により、接続部材が、機器側に固定される固定
部材に、容易に固定される。
【0014】また、ねじ部材の締め具合により、機器側
ラッピング端子の機器側当接部と、接続側ラッピング端
子の接続側当接部との圧接力が、容易に調整される。請
求項3のラッピングケーブル接続具では、機器側ラッピ
ング端子の機器側当接部の先端に形成される平坦形状の
圧接面と、接続側ラッピング端子の接続側当接部の先端
に形成される圧接突起とが、相互に当接され、機器側ラ
ッピング端子と接続側ラッピング端子とが、確実に導通
される。
ラッピング端子の機器側当接部と、接続側ラッピング端
子の接続側当接部との圧接力が、容易に調整される。請
求項3のラッピングケーブル接続具では、機器側ラッピ
ング端子の機器側当接部の先端に形成される平坦形状の
圧接面と、接続側ラッピング端子の接続側当接部の先端
に形成される圧接突起とが、相互に当接され、機器側ラ
ッピング端子と接続側ラッピング端子とが、確実に導通
される。
【0015】請求項4のラッピングケーブル接続具で
は、機器側ラッピング端子の機器側当接部の先端,およ
び接続側ラッピング端子の接続側当接部の先端に、同一
平坦形状の圧接面が形成され、機器側ラッピング端子お
よび接続側ラッピング端子が、同一部材として形成され
る。
は、機器側ラッピング端子の機器側当接部の先端,およ
び接続側ラッピング端子の接続側当接部の先端に、同一
平坦形状の圧接面が形成され、機器側ラッピング端子お
よび接続側ラッピング端子が、同一部材として形成され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
用いて詳細に説明する。
【0017】図1および図2は、本発明のラッピングケ
ーブル接続具の第1の実施形態(請求項1ないし請求項
3に対応する)を示すものである。図において、符号2
1は、例えば、ポリブチレン・テレフタレート等の樹脂
からなる四角形形状の固定板である。固定板21の4隅
には、この固定板21を、例えば、通信装置23等のタ
ーミナル部23aに固定するための固定穴21aが形成
されている。
ーブル接続具の第1の実施形態(請求項1ないし請求項
3に対応する)を示すものである。図において、符号2
1は、例えば、ポリブチレン・テレフタレート等の樹脂
からなる四角形形状の固定板である。固定板21の4隅
には、この固定板21を、例えば、通信装置23等のタ
ーミナル部23aに固定するための固定穴21aが形成
されている。
【0018】固定板21の長尺方向の両側には、これ等
固定穴21aから所定間隔を置いて、ねじ穴21b,2
1bが形成されている。また、固定板21には、この固
定板21を貫通し通信装置23側に突出する機器側ラッ
ピング端子27が、所定間隔を置いて、複数固定されて
いる。これ等機器側ラッピング端子27は、例えば、銅
または黄銅等により形成されている。
固定穴21aから所定間隔を置いて、ねじ穴21b,2
1bが形成されている。また、固定板21には、この固
定板21を貫通し通信装置23側に突出する機器側ラッ
ピング端子27が、所定間隔を置いて、複数固定されて
いる。これ等機器側ラッピング端子27は、例えば、銅
または黄銅等により形成されている。
【0019】機器側ラッピング端子27の通信装置23
と反対側の端には、固定板21に密着する機器側当接部
27aが一体形成されている。この機器側当接部27a
には、平坦形状の圧接面27bが形成されている。固定
板21の通信装置23と反対側には、例えば、ポリブチ
レン・テレフタレート等の樹脂からなる固定板21と同
一形状の接続板29が対向配置されている。
と反対側の端には、固定板21に密着する機器側当接部
27aが一体形成されている。この機器側当接部27a
には、平坦形状の圧接面27bが形成されている。固定
板21の通信装置23と反対側には、例えば、ポリブチ
レン・テレフタレート等の樹脂からなる固定板21と同
一形状の接続板29が対向配置されている。
【0020】この接続板29には、固定板21のねじ穴
21bに対応する位置に、ねじ穴29aが形成されてい
る。ねじ穴29aには、接続板29を固定板21に固定
するためのすりわり付きの止めねじ31が取り付けられ
ている。接続板29には、この接続板29を貫通し固定
板21と反対側に突出する接続側ラッピング端子33
が、機器側ラッピング端子27と同一の間隔を置いて、
複数固定されている。
21bに対応する位置に、ねじ穴29aが形成されてい
る。ねじ穴29aには、接続板29を固定板21に固定
するためのすりわり付きの止めねじ31が取り付けられ
ている。接続板29には、この接続板29を貫通し固定
板21と反対側に突出する接続側ラッピング端子33
が、機器側ラッピング端子27と同一の間隔を置いて、
複数固定されている。
【0021】これ等接続側ラッピング端子33は、機器
側ラッピング端子27と同一部材により形成されてい
る。また、図2に示すように、接続側ラッピング端子3
3の固定板21側の端には、接続板33に密着する接続
側当接部33aが一体形成されている。この接続側当接
部33には、固定板21に向けて突出する円錐形状の圧
接突起33bが形成されている。
側ラッピング端子27と同一部材により形成されてい
る。また、図2に示すように、接続側ラッピング端子3
3の固定板21側の端には、接続板33に密着する接続
側当接部33aが一体形成されている。この接続側当接
部33には、固定板21に向けて突出する円錐形状の圧
接突起33bが形成されている。
【0022】上述したラッピングケーブル接続具では、
図3に示すように、先ず、通信装置23の組み立て時
に、例えば、皿ねじ25等により、固定板21が、ター
ミナル部23aの支柱23bに取り付けられる。また、
通信装置23の背面23c側から、固定板21の機器側
ラッピング端子27に、通信装置23内に接続されるラ
ッピングケーブル35が巻回される。
図3に示すように、先ず、通信装置23の組み立て時
に、例えば、皿ねじ25等により、固定板21が、ター
ミナル部23aの支柱23bに取り付けられる。また、
通信装置23の背面23c側から、固定板21の機器側
ラッピング端子27に、通信装置23内に接続されるラ
ッピングケーブル35が巻回される。
【0023】さらに、通信装置23を、所定の場所に据
え付けた後、接続仕様に応じて、通信装置23の前面2
3d側から、接続板29の接続側ラッピング端子33
に、ラッピングケーブル35が巻回される。そして、接
続側ラッピング端子33に、ラッピングケーブル35を
巻回した後、止めねじ31により、接続板29が、固定
板21に固定される。
え付けた後、接続仕様に応じて、通信装置23の前面2
3d側から、接続板29の接続側ラッピング端子33
に、ラッピングケーブル35が巻回される。そして、接
続側ラッピング端子33に、ラッピングケーブル35を
巻回した後、止めねじ31により、接続板29が、固定
板21に固定される。
【0024】この際、止めねじ31の螺合により、機器
側ラッピング端子27の圧接面27bと、接続側ラッピ
ング端子33の圧接突起33bとが、圧接状態で当接さ
れ、機器側ラッピング端子27および接続側ラッピング
端子33を介して、通信装置23内の信号と、通信装置
23外部の信号とが接続される。以上のように構成され
たラッピングケーブル接続具では、機器側ラッピング端
子27を固定した固定板21を通信装置23側に固定
し、この固定板21に、着脱自在に、接続側ラッピング
端子33を固定した接続板29を、対向配置することに
より、機器側ラッピング端子27の機器側当接部27a
と、接続側ラッピング端子33の接続側当接部33aと
を、相互に当接したので、接続側ラッピング端子33へ
のラッピングケーブル35の巻回を、作業性良く、か
つ、安全に行うことができる。
側ラッピング端子27の圧接面27bと、接続側ラッピ
ング端子33の圧接突起33bとが、圧接状態で当接さ
れ、機器側ラッピング端子27および接続側ラッピング
端子33を介して、通信装置23内の信号と、通信装置
23外部の信号とが接続される。以上のように構成され
たラッピングケーブル接続具では、機器側ラッピング端
子27を固定した固定板21を通信装置23側に固定
し、この固定板21に、着脱自在に、接続側ラッピング
端子33を固定した接続板29を、対向配置することに
より、機器側ラッピング端子27の機器側当接部27a
と、接続側ラッピング端子33の接続側当接部33aと
を、相互に当接したので、接続側ラッピング端子33へ
のラッピングケーブル35の巻回を、作業性良く、か
つ、安全に行うことができる。
【0025】また、固定板21と接続板29とを、止め
ねじ31により固定したので、固定板21に接続板29
を、容易に固定することができる。そして、止めねじ3
1の締め具合により、機器側ラッピング端子27の機器
側当接部27aと、接続側ラッピング端子33の接続側
当接部33aとの圧接力を、容易に調整できるようにし
たので、常に最適な状態で、機器側ラッピング端子27
と、接続側ラッピング端子33とを接続することができ
る。
ねじ31により固定したので、固定板21に接続板29
を、容易に固定することができる。そして、止めねじ3
1の締め具合により、機器側ラッピング端子27の機器
側当接部27aと、接続側ラッピング端子33の接続側
当接部33aとの圧接力を、容易に調整できるようにし
たので、常に最適な状態で、機器側ラッピング端子27
と、接続側ラッピング端子33とを接続することができ
る。
【0026】さらに、機器側ラッピング端子27の機器
側当接部27aの先端に形成される平坦形状の圧接面2
7bと、接続側ラッピング端子33の接続側当接部33
aの先端に形成される圧接突起33bとを、相互に当接
したので、機器側ラッピング端子27と接続側ラッピン
グ端子33とを、確実に導通することができる。図4
は、本発明のラッピングケーブル接続具の第2の実施形
態(請求項4に対応する)を示すもので、この実施形態
では、接続側ラッピング端子33の接続側当接部33a
に、機器側ラッピング端子27の圧接面27bと同一の
圧接面33cが形成される。
側当接部27aの先端に形成される平坦形状の圧接面2
7bと、接続側ラッピング端子33の接続側当接部33
aの先端に形成される圧接突起33bとを、相互に当接
したので、機器側ラッピング端子27と接続側ラッピン
グ端子33とを、確実に導通することができる。図4
は、本発明のラッピングケーブル接続具の第2の実施形
態(請求項4に対応する)を示すもので、この実施形態
では、接続側ラッピング端子33の接続側当接部33a
に、機器側ラッピング端子27の圧接面27bと同一の
圧接面33cが形成される。
【0027】すなわち、接続側ラッピング端子33と、
機器側ラッピング端子27とが、同一形状にされ、接続
側ラッピング端子33が、機器側ラッピング端子27に
より代用可能にされる。この実施形態のラッピングケー
ブル接続具においても、第1の実施形態と同様の効果を
得ることができるが、この実施形態では、接続側ラッピ
ング端子33と、機器側ラッピング端子27とを、同一
形状にしたので、接続側ラッピング端子33を、機器側
ラッピング端子27により代用することができ、金型の
設計,製造等のコストを低減することができる。
機器側ラッピング端子27とが、同一形状にされ、接続
側ラッピング端子33が、機器側ラッピング端子27に
より代用可能にされる。この実施形態のラッピングケー
ブル接続具においても、第1の実施形態と同様の効果を
得ることができるが、この実施形態では、接続側ラッピ
ング端子33と、機器側ラッピング端子27とを、同一
形状にしたので、接続側ラッピング端子33を、機器側
ラッピング端子27により代用することができ、金型の
設計,製造等のコストを低減することができる。
【0028】なお、上述した第1の実施形態では、機器
側ラッピング端子27の機器側当接部27aに平坦形状
の圧接面27bを形成し、接続側ラッピング端子33の
接続側当接部33aに円錐形状の圧接突起33bを形成
した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限
定されるものでなく、例えば、機器側当接部27aおよ
び接続側当接部33aの形状は、機器側ラッピング端子
27と、接続側ラッピング端子33とを、圧接状態で確
実に導通できる形状であれば良い。
側ラッピング端子27の機器側当接部27aに平坦形状
の圧接面27bを形成し、接続側ラッピング端子33の
接続側当接部33aに円錐形状の圧接突起33bを形成
した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限
定されるものでなく、例えば、機器側当接部27aおよ
び接続側当接部33aの形状は、機器側ラッピング端子
27と、接続側ラッピング端子33とを、圧接状態で確
実に導通できる形状であれば良い。
【0029】
【発明の効果】請求項1のラッピングケーブル接続具で
は、機器側ラッピング端子を固定した固定部材を機器側
に固定し、この固定部材に、着脱自在に、接続側ラッピ
ング端子を固定した接続部材を、対向配置することによ
り、機器側ラッピング端子の機器側当接部と、接続側ラ
ッピング端子の接続側当接部とを、相互に当接したの
で、接続側ラッピング端子へのラッピングケーブルの巻
回を、作業性良く、かつ、安全に行うことができる。
は、機器側ラッピング端子を固定した固定部材を機器側
に固定し、この固定部材に、着脱自在に、接続側ラッピ
ング端子を固定した接続部材を、対向配置することによ
り、機器側ラッピング端子の機器側当接部と、接続側ラ
ッピング端子の接続側当接部とを、相互に当接したの
で、接続側ラッピング端子へのラッピングケーブルの巻
回を、作業性良く、かつ、安全に行うことができる。
【0030】請求項2のラッピングケーブル接続具で
は、固定部材と接続部材とを、ねじ部材により固定した
ので、固定部材に接続部材を、容易に固定することがで
きる。また、ねじ部材の締め具合により、機器側ラッピ
ング端子の機器側当接部と、接続側ラッピング端子の接
続側当接部との圧接力を、容易に調整できるようにした
ので、常に最適な状態で、機器側ラッピング端子と、接
続側ラッピング端子とを接続することができる。
は、固定部材と接続部材とを、ねじ部材により固定した
ので、固定部材に接続部材を、容易に固定することがで
きる。また、ねじ部材の締め具合により、機器側ラッピ
ング端子の機器側当接部と、接続側ラッピング端子の接
続側当接部との圧接力を、容易に調整できるようにした
ので、常に最適な状態で、機器側ラッピング端子と、接
続側ラッピング端子とを接続することができる。
【0031】請求項3のラッピングケーブル接続具で
は、機器側ラッピング端子の機器側当接部の先端に形成
される平坦形状の圧接面と、接続側ラッピング端子の接
続側当接部の先端に形成される圧接突起とを、相互に当
接したので、機器側ラッピング端子と接続側ラッピング
端子とを、確実に導通することができる。請求項4のラ
ッピングケーブル接続具では、機器側ラッピング端子の
機器側当接部の先端,および接続側ラッピング端子の接
続側当接部の先端に、同一平坦形状の圧接面を形成した
ので、機器側ラッピング端子および接続側ラッピング端
子を、同一形状に形成することができ、金型の設計,製
造等のコストを低減することができる。
は、機器側ラッピング端子の機器側当接部の先端に形成
される平坦形状の圧接面と、接続側ラッピング端子の接
続側当接部の先端に形成される圧接突起とを、相互に当
接したので、機器側ラッピング端子と接続側ラッピング
端子とを、確実に導通することができる。請求項4のラ
ッピングケーブル接続具では、機器側ラッピング端子の
機器側当接部の先端,および接続側ラッピング端子の接
続側当接部の先端に、同一平坦形状の圧接面を形成した
ので、機器側ラッピング端子および接続側ラッピング端
子を、同一形状に形成することができ、金型の設計,製
造等のコストを低減することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態のラッピングケーブル
接続具を示す斜視図である。
接続具を示す斜視図である。
【図2】図1の要部の詳細を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のラッピングケーブル
接続具を、通信装置内に固定した状態を示す斜視図であ
る。
接続具を、通信装置内に固定した状態を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態のラッピングケーブル
接続具を示す側面図である。
接続具を示す側面図である。
【図5】従来のラッピングケーブル接続具を示す斜視図
である。
である。
21 固定板(固定部材) 23 通信装置(機器) 27 機器側ラッピング端子 27a 機器側当接部 27b 圧接面 29 接続板(接続部材) 31 止めねじ(ねじ部材) 33 接続側ラッピング端子 33a 接続側当接部 33b 圧接突起 33c 圧接面
Claims (4)
- 【請求項1】 機器側に固定される絶縁性の固定部材
に、接続部材を対向して着脱自在に配置するとともに、 前記固定部材に、この固定部材を貫通して前記機器側に
突出する複数の機器側ラッピング端子を固定し、前記接
続部材に、この接続部材を貫通して前記機器側と反対側
に突出する複数の接続側ラッピング端子を、前記各機器
側ラッピング端子と同軸上に固定し、前記機器側ラッピ
ング端子および前記接続側ラッピング端子に、相互に当
接する機器側当接部および接続側当接部を形成してなる
ことを特徴とするラッピングケーブル接続具。 - 【請求項2】 請求項1記載のラッピングケーブル接続
具において、 前記固定部材と前記接続部材とを、ねじ部材により着脱
自在に固定してなることを特徴とするラッピングケーブ
ル接続具。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のラッピン
グケーブル接続具において、 前記機器側ラッピング端子の機器側当接部の先端に、平
坦形状の圧接面を形成するとともに、前記接続側ラッピ
ング端子の接続側当接部の先端に、前記圧接面に圧接状
態で当接される圧接突起を形成してなることを特徴とす
るラッピングケーブル接続具。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のラッピン
グケーブル接続具において、 前記機器側ラッピング端子の機器側当接部の先端,およ
び前記接続側ラッピング端子の接続側当接部の先端に、
相互に圧接状態で当接される平坦形状の圧接面を形成し
てなることを特徴とするラッピングケーブル接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20571297A JPH1154179A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | ラッピングケーブル接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20571297A JPH1154179A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | ラッピングケーブル接続具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1154179A true JPH1154179A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16511459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20571297A Pending JPH1154179A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | ラッピングケーブル接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1154179A (ja) |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP20571297A patent/JPH1154179A/ja active Pending
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