JPH1152693A - 現像剤処理装置 - Google Patents

現像剤処理装置

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Publication number
JPH1152693A
JPH1152693A JP9207476A JP20747697A JPH1152693A JP H1152693 A JPH1152693 A JP H1152693A JP 9207476 A JP9207476 A JP 9207476A JP 20747697 A JP20747697 A JP 20747697A JP H1152693 A JPH1152693 A JP H1152693A
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JP
Japan
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developer
stirring
conveying
agitating
auxiliary member
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Application number
JP9207476A
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English (en)
Inventor
Itaru Kawabata
格 川端
Hiroshi Kawamoto
博司 川本
Hiroko Ishibashi
裕子 石橋
Yasutaka Maeda
恭孝 前田
Yuuichi Kazaki
祐一 蚊崎
Shoichi Fujita
庄一 藤田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH1152693A publication Critical patent/JPH1152693A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤を収容した容器内に回転可能に設けら
れた回転部材を支持する時に、一端部においても現像剤
の撹拌又は搬送を行えるようにする。 【解決手段】 現像剤を収容する現像槽30の側壁30
aに一端が軸受(16)を介して回転可能に支持される
回転部材である撹拌搬送ローラ32の一端部に、伸縮可
能な撹拌搬送補助部材10を設ける。補助部材10に
は、撹拌搬送ローラ32の端部に撹拌棒13が貫通する
開口12a〜12dが形成される保持部材12が設けら
れ、回転軸11を貫通し、軸方向に移動する固定板に上
記撹拌棒13の一端が固定され、固定板14と保持部材
12との間にスプリング15が介在されている。撹拌搬
送ローラ32が回転すれば、撹拌棒13も同時に回転さ
れるため、撹拌搬送ローラ32の一端部の撹拌又は搬送
性を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤を収容する
収容容器内に、現像剤を搬送又は撹拌するための回転部
材を回転可能に支持してなる現像剤処理装置において、
特に回転部材により搬送又は撹拌を良好に行えるように
した現像剤の処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタなどの電子写真方式を
採用してなる画像形成装置においては、記録媒体である
感光体表面に静電潜像を形成し、これを可視像化するた
めに着色剤であるトナー等の現像剤を感光体側へと供給
し、トナーを付着させるようにしてなる現像装置が備え
られている。
【0003】上記現像装置にて、上記感光体に形成され
た静電潜像を現像し、その現像されたトナー像は、転写
材であるシート等に転写されている。そして、転写後、
上記感光体表面には、転写しきれなかった一部のトナー
が残留する。この残留する不要トナーは、次の画像形成
を繰り返し行うためにも感光体表面から除去される。そ
のため、転写後には感光体表面に残留するトナーを除去
するクリーニング装置が設けられており、該クリーニン
グ装置において除去された不要トナーがクリーニング装
置内の収容部に収容される。
【0004】そこで、従来においては感光体に形成され
た静電潜像を現像するための現像装置、及び感光体表面
に残留するトナーを除去するクリーニング装置が設けら
れており、それらの装置にて微粒子形状のトナーを処理
する必要がある。特に、現像剤を構成するトナーは、現
像装置やクリーニング装置を構成する容器、例えば現像
装置であれば現像槽、クリーニング装置でれはトナー収
容部等にトナーを搬送処理する回転部材が設けられてい
る。
【0005】上記現像装置に設けられる回転部材として
は、現像槽内の現像剤を撹拌する撹拌部材や、感光体へ
と現像剤を送り込むための搬送部材である。また、現像
槽へとトナーを補給するために設けられる部材において
も、回転駆動される現像剤を搬送し撹拌するための回転
部材が設けられており、これらにより現像剤処理装置が
構成されている。
【0006】また、クリーニング装置は、回転部材とし
ては、一時的に収容部に収容されたトナーを回収容器へ
と送り込むための搬送部材、例えばスパイラル形状のス
クリュー部材等が設けられており、この回転部材とトナ
ーの収容部等にて現像剤の処理装置が構成される。
【0007】これらの回転部材は、クリーニング装置の
トナー収容部や、現像装置を構成する現像槽に回転可能
に支持されている。その回転部材である撹拌搬送ローラ
の構造の一例を図9に示すように、回転軸11の外周部
に例えば樹脂成型された撹拌搬送部材を設けて撹拌搬送
ローラ32を構成している。この撹拌搬送部材は、例え
ば楕円形状の羽根32−1を所定のピッチで、かつ所定
の角度傾斜させて設け、さらに各羽根32−1の間に、
回転軸方向に設けられた翼32−2とから構成されてい
る。
【0008】図9に示す構造の撹拌搬送ローラ32が回
転すれば、撹拌搬送部材の羽根32−1にて軸方向へと
現像剤を搬送する一方、羽根32−1の間で一部の現像
剤が往復移動されて撹拌される。そして、翼32−2に
て羽根32−1間に存在する一部の現像剤を回転軸11
と直交する方向へと搬送する。このようにして、現像剤
の撹拌、搬送が行われる。
【0009】そこで、図10に示すように回転部材であ
る撹拌搬送ローラ32を回転させる回転軸11の両端
を、現像剤を収容する容器30の両側壁30a,30
a′に軸受16を介して回転可能に支持している。
【0010】この回転部材である撹拌搬送ローラ32を
容器(現像槽)30に取り付けるために、まず図の右端
部側の回転軸端を容器30の一側壁30aに設けた開口
に貫通させ、次に左端部側の回転軸端を容器の他側壁3
0a′に設けた開口に貫通させ、両開口部に回転軸端部
を支持する軸受16を挿入し、各側壁30a,30a′
の開口に圧入して固定する。これにより撹拌搬送ローラ
32を容器30に取り付け、回転可能に支持するように
している。そのため、図に示すように、先に容器30の
一側壁30aの開口に挿入する側の挿入領域を大きく確
保するために、撹拌搬送ローラ32における撹拌搬送部
材を設けない、上記開口に挿入できる挿入部32−3を
設けている。
【0011】従って、挿入部32−3を設けることで、
該挿入部32−3を一側壁30aの開口に挿入すれば、
他の回転軸の端部より他側壁30a′の開口に簡単に挿
入でき、容器30内に撹拌搬送ローラ32を簡単に取り
付けることができる。また、撹拌搬送ローラ32の交換
等を簡単に行える。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように現像剤
の撹拌及び搬送を行うための回転部材に、撹拌又は搬送
を行うための部材を設けることなく、一端部に回転軸を
側壁等の開口に挿入できる挿入部を設けることで、回転
部材の交換や取り付け操作が非常に簡単になる点で有利
となる。
【0013】しかし、回転部材を回転可能に取り付けた
場合、図10に示すように挿入部32−3が、容器30
の現像剤収容内に位置するため、その位置での現像剤の
搬送又は撹拌を行うための部材が存在しない。そのた
め、挿入部32−3に対応する容器内には、無撹拌又は
無搬送領域が生じる。その領域は、挿入部32−3全体
であり、相当広範囲を占める。また、この領域を無くす
ことはできず、現像装置等の現像剤処理装置に無駄なス
ペースを確保し、装置全体が大きくなる傾向にある。
【0014】そのため、回転部材の挿入部32−3の領
域に送られてきた現像剤の撹拌又は搬送が行われず、そ
の領域に現像剤が集まり、凝集することにもなる。その
結果、現像剤の流動性の低下等の問題が生じ、現像剤の
均一な撹拌又は搬送を行えなくなり、現像を行う時の画
質低下を招く。また、クリーニング装置においては、挿
入部に対応する部分で凝集すれば、それ以上の搬送が阻
止され、回収したトナー(現像剤)が容器から溢れ出す
こともある。
【0015】また、上述した挿入部に対応する領域に存
在する現像剤が現像ローラ等に供給されると、当然十分
な撹拌が行われていないため、帯電不足となり現像時に
現像ローラから離れ、現像装置より外部、即ち画像形成
装置内へと飛散することにもなる。
【0016】さらに、上述した挿入部に対応する現像剤
の収容容器の領域は、デッドスペースとなり、現像に対
して寄与できない無駄なスペースとなる。しかも、挿入
部付近で凝集した現像剤が現像に寄与する領域に搬送さ
れ、撹拌等が行われ、最終的に現像ローラへと送り込ま
れれば、凝集現像剤にて感光体を傷つけたり、現像ロー
ラへの均一付着が行われずに、不安定な現像を行う結果
にもなる。
【0017】そこで、図10に示すように撹拌搬送ロー
ラ32を取り付けた後に、挿入部32−3に搬送又は撹
拌を行うための羽根及び翼等からなる撹拌搬送部材を後
付けすることが考えられる。しかし、作業性が非常に悪
くなり、また交換等を行うことができなくなる。
【0018】さらに、回転部材を回転可能に支持するた
めの軸受16が、焼結軸受にて構成されるような場合、
回転による温度上昇等により、軸受からオイルが、容器
30内の回転部材の端部に停滞している現像剤へと流出
し、これが分散されることなく現像剤を凝集する要因を
作り出す。そのため、上述したような凝集による悪影響
を及ぼすことにもなる。
【0019】本発明は、上述の欠点に鑑み、回転部材の
取り付けを簡単にすると同時に、撹拌又は搬送が行えな
くなる不具合を解消し、デッドスペース等をなくし全体
において現像剤を効率よく処理できる装置を提供するも
のである。
【0020】また、本発明の目的は、上述した目的を達
成すると同時に、軸受から流出するオイルにる影響を無
くすことにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明による上述した目
的を達成するための現像剤処理装置は、現像剤を収容す
る収容容器内に回転可能に回転部材を設け、上記収容容
器内の現像剤を回転により搬送し、または撹拌する構造
の現像剤処理装置において、上記回転部材の少なくとも
一端部に、撹拌又は搬送を行う補助部材を設け、該補助
部材を回転部材の回転軸方向に伸縮自在に設けたことを
特徴とする。
【0022】このような構成においては、回転部材の一
端部に設けられる補助部材が伸縮することができるた
め、現像剤を収容する容器に、伸縮を利用して容易に回
転可能に取り付けることができる。また、取り付けた時
には、補助部材が伸長し、回転部材の端部での撹拌又は
搬送性を維持できる。そのため、従来での回転部材の取
り付けのための撹拌又は搬送を行えない挿入部がなくな
り、全体での現像剤の撹拌又は搬送を行える。そのた
め、デッドスペースがなくなり、その分、装置を小型化
することが可能となる。
【0023】また、上述した構成の現像剤処理装置にお
いて、上記補助部材の具体的な構造として、撹拌又は搬
送を行うための撹拌棒と、回転部材の端部に設けられ上
記撹拌棒を貫通してなる保持部材と、収容容器内の側壁
側に対向しており上記撹拌棒の一端を固定し回転軸方向
へと移動する固定板と、上記保持部材と固定板との間に
両者を離間させるように付勢するスプリングと、から構
成することで、簡単に伸縮可能に設けることができる。
しかも、撹拌棒にて現像剤の撹拌又は搬送を行うことが
できる。
【0024】そこで、上述した構造の補助部材におい
て、補助部材を構成する上記撹拌棒を、複数個設け、こ
れらの撹拌棒の位置を、回転軸を中心に異なる円周上に
なるようにして設けるようにしておけば、撹拌棒にて常
に同一位置を撹拌搬送することがなく、回転する円周方
向において効率よく撹拌又は搬送を行うことがでる。
【0025】また、上述した構造の補助部材において、
該補助部材を構成する上記撹拌棒をさらに、その表面を
現像剤を撹拌又は搬送を行えるようにスパイラル形状、
または部分的に突出形状に形成することで、撹拌、搬送
性を大きく向上できる。
【0026】また、本発明の目的、つまり軸受からのオ
イルの流出を阻止する目的を達成するために、上述した
補助部材の構成に加え、さらに補助部材を構成する上記
固定板を円形状に形成し、その外周部が収容容器の側壁
内面と対向するように凹部が形成されるように設け、該
外周部が収容容器と圧接した状態で、上記凹部によるス
ペースが形成されるよにし、そのスペース内に回転軸の
軸受が位置するようにしたことを特徴とする。
【0027】このような構成において、補助部材を構成
する固定板に設けられた外周部が、収容容器の側壁内面
に当接すれば、凹部によるスペースが形成され、そのス
ペースにて軸受を覆うため、軸受から流出したオイルが
上記スペースにて回収され、補助部材が位置する容器内
へと流出するのを阻止できる。
【0028】また、上述したオイルの流出を阻止する構
成において、上記固定板の凹部を構成する外周部に対向
して、該外周部が嵌入されるリング状の溝を、現像剤の
収容容器の側壁面に形成するようにしておけば、軸受か
ら流出したオイルの漏れ出しを阻止する効果が助長され
る。この場合、リング状の溝や固定板の外周部に潤滑性
の優れた部材で、又はそのような材料をコーティングす
ることで、回転部材の回転がスムースになり回転駆動ト
ルクを軽減できる。しかも、リング状に溝の幅を、固定
板の外周部に一致するように設けることなく、多少余裕
をもって設けることで、現像剤の侵入により回転規制
や、現像剤の凝集といったことが防止できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
図面に従って詳細に説明する。本発明の現像剤処理装置
における第1の実施形態については、図1及び図2に示
す図に従って説明する。特に本発明の現像剤処理装置に
おいては、現像装置に設けられてる回転部材を例にして
説明する。以下の各実施形態の説明においては、現像装
置を例に説明するが、現像装置に限るものではなく、現
像剤を搬送又は撹拌処理する部分において全てに適用可
能である。
【0030】また、図3は本発明による装置を現像装置
に適用した状態を示す断面図である。また図3は本発明
による現像剤処理装置である図3の現像装置を備えた画
像形成装置の一例を示す構成図である。上記図3及び図
4において、画像形成装置及び現像装置の構成及び本発
明による回転部材の支持構造について説明する。
【0031】まず図4において、符号1は画像形成装置
本体のほぼ中央部に配置され、画像形成動作時に矢印方
向に一定速度で回転駆動されるドラム形状に形成された
感光体である。この感光体1の周囲に対向するように画
像形成プロセスを構成する各種装置が配置されている。
【0032】上記画像形成プロセスを構成する装置は、
まず感光体1表面を均一に帯電する帯電器2、図示しな
い画像に応じた光による像を照射する光学系、該光学系
により露光されたことで感光体1表面に形成された静電
潜像を可視像化するための本発明にかかる現像剤処理装
置の一つである現像装置3、現像された像(トナー像)
を適宜搬送されてくるシート状の用紙に転写する転写
器、及び転写後の用紙を感光体1より剥離する剥離用帯
電器4、転写後に感光体1表面に転写されなかった残留
現像剤(トナー)を除去する画像処理装置の一つである
クリーニング装置5、及び感光体1表面に残る帯電電荷
を除去する除電器6が、この順序で感光体1の回転方向
に配置されている。
【0033】用紙は、例えばトレイ又はカセット7に多
量に収容されており、該収容された用紙が給送手段8に
て1枚給紙され、上述した転写器4が配置された、感光
体1と対向する転写領域へと、感光体1表面に形成され
たトナー像の先端と一致するように送り込まれる。この
転写後の用紙は、転写・剥離用帯電器4にて、感光体1
より剥離され、定着装置9へと送り込まれる。
【0034】定着装置9は、用紙上に転写された未定着
のトナー像を永久像として定着させるものであって、ト
ナー像と対向する面が、トナーを熔融し、定着させる温
度に加熱されたヒートローラからなり、該ヒートローラ
に対して加圧され用紙をヒートローラ側へと密着させる
加圧ローラ等を設けて構成している。この定着装置9を
通過した用紙は、画像形成装置外へと排出ローラ(図示
せず)を介して排出処理される。
【0035】一方、現像装置3は、図3にその詳細を示
すように、現像剤を収容する現像槽30内に回転可能に
現像ローラ31、現像剤を搬送又は(及び)撹拌する撹
拌搬送ローラ32,33を備え、現像槽30の上部に必
要に応じてトナーを補給する補給装置34を設けてい
る。
【0036】現像ローラ31は、円筒形状の非磁性スリ
ーブ31a内に多数の磁極からなるマグネットロール3
1bを備えて構成されており、スリーブ31aが矢印方
向に回転駆動されており、マグネットロール31bは通
常固定されている。特にマグネットロールの現像磁極N
1が、現像槽30の開口部に位置し、感光体1と対向す
るようになっている。そのため、現像剤は、マグネット
ロール31bの磁力によりスリーブ31a上に吸着さ
れ、外スリーブ31aの回転により搬送され、感光体1
と対向する現像領域へと搬送される。そして、マグネッ
トロール31bの磁極N1の位置で現像剤はブラシ状に
穂立ち、これが感光体1表面に摺擦され、感光体1表面
に形成された静電潜像を現像することになる。
【0037】上記現像剤は、例えばトナー及び磁性キヤ
リアからなる2成分系のもの、トナー自身が磁性を有す
る1成分系のもの等がある。そのため、現像剤は、マグ
ネットロール31bの磁力により非磁性スリーブ31a
表面に吸着される。吸着された現像剤は、現像剤位置へ
と搬送される前に、その吸着量が一定になるように規制
部材(ドクタ)35にて一部が除去される。つまり、規
制部材35は、一端側が現像槽30に固定され、他端が
スリーブ31aと一定の隙間(間隔)を隔てて配置され
ており、この規制部材35を摺り抜ける現像剤が一定量
に規制される。
【0038】また、トナー補給装置34は、トナーを収
容するホッパ36内に現像剤であるトナーを搬送、撹拌
する撹拌搬送ローラ37を有し、その撹拌搬送ローラ3
7に対向するように補給ローラ38が設けられている。
補給ローラ38は、例えば多孔質部材(例えばスポン
ジ)等から構成されており、撹拌搬送ローラ37にて送
られてくるトナーを多孔部分に保持し、現像槽30に形
成されている補給口39を介して補給するようにしてい
る。
【0039】上記補給口39に対向して現像槽30側に
は、上述した撹拌搬送ローラ33が配置されており、補
給されてくるトナーを、現像槽30内の現像剤と撹拌
し、撹拌搬送ローラ32を経由して現像ローラ31へと
供給される。
【0040】ない、上述したように現像剤は、キャリア
及びトナーからなる2成分系、トナーのみからなる1成
分系のもの以外に、1成分系において非磁性のものが存
在する。非磁性の1成分系トナーの場合には磁力により
現像ローラ31表面に吸着できないため、摩擦帯電等を
利用して現像ローラ31表面に吸着させて搬送するよう
にしている。この場合の現像ローラ31としては、ゴム
等の部材が利用されることが多い。
【0041】以上の構成によれば、撹拌搬送ローラ32
及び33により現像槽30内の現像剤が十分に撹拌さ
れ、現像剤が所定の極性、例えば正に帯電される。この
帯電された現像剤は撹拌搬送ローラ32の作用により現
像ローラ31へと供給され、該現像ローラ31に例えば
磁気的に吸着され、現像位置へと搬送される。
【0042】そして、現像後の現像剤は、現像槽30内
へと搬送され、現像ローラ31より掻き落とされ、撹拌
搬送ローラ32及び33にて撹拌され、再度現像に供さ
れるようになる。
【0043】以下に、本発明による実施形態、つまり回
転部材である撹拌搬送ローラ32,33により現像槽3
0へのと取り付けを容易に、かつ取り付けを容易にする
と同時に非撹拌搬送部分を無くし、その搬送、撹拌性を
全域において生じるように構成した実施形態を順に説明
する。
【0044】(第1の実施形態)本発明による回転部材
である撹拌搬送ローラ32,33は、図1に示すように
現像槽30に回転可能に軸支される図9及び図10にて
説明したように挿入部32−3に対応する部分に、撹拌
搬送補助部材10を設けている。つまり、撹拌搬送ロー
ラ32,33の端部に、上記撹拌搬送補助部材10を設
けている。この撹拌搬送補助部材10は、回転軸11方
向に伸縮自在に設けられている。
【0045】ここで、撹拌搬送ローラ32,33は同一
構造であり、以下の説明においは、撹拌搬送ローラ32
にいて説明することにする。また、撹拌搬送ローラ33
側においても、当然同一構造の以下に説明する伸縮自在
の撹拌搬送補助部材10が設けられる。
【0046】上記撹拌搬送ローラ32は、従来技術にお
いて説明したように、例えば図9に示す通り、現像剤を
撹拌又は(及び)搬送するための楕円形状の羽根32−
1を一定の傾斜角度で設け、その羽根32−1の間に回
転軸11の方向に沿って翼32−2を設けて構成されて
いる。この撹拌搬送ローラ32は、例えば1本の回転軸
11に、上述した羽根32−1や翼32−2を設けた撹
拌搬送部材を挿入固定して構成されており、その回転軸
11の両端は、現像槽30の側壁30a,30a′に軸
受16を介して回転可能に支持される。
【0047】従来においては、図9に示すように、回転
軸11の一端部には、挿入部32−3を備え、現像槽3
0の側壁30aの開口部分に挿入され、挿入された軸部
分に軸受16を挿通させて、該軸受16を開口部分に挿
入固定することで撹拌搬送ローラ32の回転軸11を取
り付け、該ローラ32を回転可能に支持している。
【0048】そのため、従来では、一方の回転軸側に、
挿入部32−3を対応して設けているため、その挿入部
32−3での撹拌又は(及び)搬送を行うことができな
くなっている。
【0049】そこで、本発明においては、上述したよう
に、その挿入部32−3に対応する部分に撹拌搬送補助
部材10を設けている。この撹拌搬送補助部材10は、
図1(a)に示すように、撹拌搬送ローラ32の端部に
設けられた十字形の保持部材12の夫々の片に、開口1
2a〜12d(図1(b)参照)を設け、該開口12a
〜12dを貫通し、回転軸11方向に移動可能になした
4個の撹拌棒13を設けている。
【0050】この撹拌棒13の一端には、離脱を阻止す
る係止部13aが一体成型されており、他端は円形状の
固定板14に固定されている。この固定板14は、その
外径は、撹拌搬送ローラ32の回転周面の外径とほぼ一
致する大きさに形成されている。
【0051】また、固定板14は、中心が回転軸11を
貫通する開口が形成されており、回転軸11方向へと移
動可能となっている。そして、固定板14と保持部材1
2との間には、固定部材14を回転軸11の一端部方向
へと付勢するスプリング15が介在されている。
【0052】上述のように、撹拌搬送補助部材10は、
保持部材12、撹拌棒13、固定板14及びスプリング
15から構成されている。特に固定板14が移動可能に
設けられ、スプリング15を圧縮する方向に収縮し、ス
プリング15の復帰力により伸長する。
【0053】さらに、上記撹拌棒13は、図1(b)に
示すように、回転軸11を中心として、その中心から半
径方向にそれぞれの設ける位置が異なるようになってい
る。つまり、回転軸11の中心から半径方向の円周が異
なるように、上記撹拌棒13がそれぞれ設けられてい
る。
【0054】また、各撹拌棒13は、矢印方向の回転方
向に従って、徐々に半径が長くなるように設けている。
一例として、保持部材12の十字形の各片に形成される
開口12a〜12dは、軸11を中心に半径Rとして、
開口12aを5mm、開口12bを6.5mm、開口1
2cを8mm、開口12dを9.5mmの位置に形成し
ている。
【0055】このような構成において、端部に撹拌搬送
補助部材10を備えた撹拌搬送ローラ32を現像槽30
の側壁30aに取り付ける場合、まず撹拌搬送ローラ3
2の一端部に設けた軸方向に伸縮可能な撹拌搬送補助部
材10を設けた側を、図2に示すように側壁30aの開
口30bに挿入する。そして、図において右方向に撹拌
搬送ローラ32を押圧することで、スプリング15を圧
縮させる。この状態で、撹拌搬送ローラ32の他端の回
転軸11の端部をもう一方の側壁30a′の開口に挿入
できる。
【0056】上記撹拌搬送ローラ32の回転軸11の両
端を両側壁30a,30′の開口に挿入すれば、押圧状
態を解き、夫々の回転軸11端部より軸受16を挿通
し、これを側壁30aの開口30bに圧入させて側壁3
0aに固定する。そして、図示していないが、回転軸1
1の両端部に形成されたリング状の溝11aにEリング
を取り付けると、回転軸11の離脱が阻止される。これ
により撹拌搬送ローラ32が現像槽30内に回転可能に
支持される。このような取り付け状態については、図1
0に示した通りであり、図10における挿入部32−3
等の位置に本発明の撹拌搬送補助部材10が設けられて
いる。
【0057】また、上述ように撹拌搬送ローラ32が支
持されれば、スプリング15の付勢力により、図2にお
いて左方向へと移動される。この時、撹拌搬送補助部材
10は、その固定板14が、現像槽30の支持する側壁
30a内面に圧接される。また、撹拌搬送ローラ32の
反対側の端部においても、側壁30a′側に圧接される
ことになる。
【0058】従って、撹拌搬送ローラ32が回転駆動さ
れると、撹拌搬送補助部材10の部分においては、複数
の撹拌棒13にて現像剤の撹拌及び搬送を行える。特
に、図1に示した実施形態においては、撹拌棒13が回
転する半径方向に対してその位置が同一でなく、それぞ
れ回転する円周方向において異なるように設けられてい
るため、現像剤を同一位置で撹拌搬送することなく、均
一に効率よく撹拌及び搬送することができる。
【0059】以上のように、回転部材である撹拌搬送ロ
ーラ32の一端部に支持を容易にするための挿入部に対
応する位置に、伸縮自在な撹拌搬送補助部材10を設け
たことで、撹拌搬送ローラ32の取り付けを容易にする
と同時に、取り付け後には撹拌搬送補助部材10にて、
その端部の従来ではデッドスペースとなったいた領域に
搬送されてきた現像剤を、十分に撹拌及び搬送すること
ができる。
【0060】しかも、撹拌搬送補助部材10を構成する
撹拌棒13は、同一位置を撹拌搬送するものでなく、異
なる位置を撹拌搬送するため、その撹拌搬送を効率よく
行える。
【0061】ここで、撹拌棒13は、円柱形状に形成さ
れているが、その表面を図5に示すようにスパイラル形
状13aに形成したスクリュー構造とすることで、現像
剤の搬送性、及び撹拌性が増すことになる。また、スパ
イラル形状13aではなく、放射形状に突出部、例えば
翼等を設けてもよい。
【0062】さらに、図6に示すように、現像槽30の
側壁30a内面に接触する固定板14の一部、特に撹拌
棒13の固定部の間を扇形状に一辺を残して切り欠き、
30°〜45°程度に、現像槽30内に折り曲げ、現像
剤の送り戻し部材17を形成するようにしてもよい。こ
のように固定板14に送り戻し部材17を設けること
で、回転軸11方向に沿って固定板14側へと搬送され
てきた現像剤を、反対方向へと送り戻すことができる。
この送り戻し部材17は、固定板14に一体に設けるこ
となく、固定板14と同一形状の例えば金属板にて形成
し、これを固定板14に貼り付け固定するようにしても
よい。
【0063】従って、このような送り戻し部材17と撹
拌棒13との作用により、現像槽30の一端部、特に側
壁30a側へと送られてくる現像剤が、その位置で撹拌
搬送されることなく停滞し、凝集するといったことを防
止すると同時に、撹拌及び搬送を確実に行うことができ
る。
【0064】(第2の実施形態)上述の実施形態におい
ては、撹拌搬送ローラ32の端部の撹拌及び搬送性を向
上するうように、撹拌搬送補助部材10を設ける構成を
説明した。
【0065】この第2の実施形態においては、さらに撹
拌及び搬送性を向上すると同時に、軸受16、例えば焼
結軸受によるオイル等の流出により現像剤の凝集等を引
き起こすことを防止するようにしたものである。
【0066】そのため、図7にその一例を示すように、
撹拌搬送補助部材10を構成する固定板14の端縁全周
を、現像槽30の側壁30a内面に対向させて折り曲
げ、凹部18が形成されるよう外周部14aを設けるよ
うにした。つまり、固定板14は、現像槽30の側壁3
0aと対向する面を開口された円筒形状の凹部18を有
するように、外周部14aを設けている。
【0067】このような固定板14の形状とすること
で、凹部18を有する固定板14の外周部14aの端縁
が現像槽30の側壁30a内面に圧接される。これによ
り、圧接された外周部14aの凹部18にて、側壁30
aとの間でスペース(空間)が形成され、このスペース
が軸受16を覆うことになる。そのため、焼結軸受16
によりオイル等の流出が生じても、凹部18にて形成さ
れる空間(スペース)にオイルが回収され、オイル流出
により現像剤の凝集を確実に阻止できる。
【0068】しかも、固定板14の円形状の全面が現像
槽30の側壁30a内面に圧接されることがなく、部分
的、つまり外周部14aの端縁のみ圧接されるため、撹
拌搬送ローラ32を回転させる時の駆動トルク等を軽減
できる。
【0069】また、図8に示すように、凹部18の固定
板14の外周部14aに対応する現像槽30の側壁30
aの内面に、リング状の溝19を形成し、該溝19に上
記固定板14の外周部を嵌入させる。このように構成す
ることで、軸受16からのオイル等が流出しても、凹部
18にて形成されるスペース部分で確実に回収され、現
像槽30内への流出を確実に阻止できる。
【0070】上記溝19又は固定板14の凹部18を設
ける折り曲げた外周部14aを潤滑性に優れた材質にて
形成、またはコーティングすることで、回転駆動がスム
ースになり、上述したように回転駆動トルクを軽減でき
る。
【0071】さらに、現像槽30の側壁30aの内面に
形成されたリング状の溝18は、その内径が、固定板1
4の外周部14aの内径とほぼ同一にすることで、両者
の嵌入により、オイルの漏れだしを確実に阻止できる。
しかも、リング状の溝18の幅(半径方向の幅)を、固
定板14の外周部14aの肉厚の2倍以上とする。これ
により、現像剤が溝18と外周部14aとの隙間に入り
込んだ場合、回転による熱や圧力等により凝集するのを
阻止する効果がある。
【0072】つまり、上記隙間が狭ければ、現像剤が隙
間に侵入するのを阻止できるものの、一旦侵入した現像
剤の行き場がなくなり、その現像剤が回転等による圧力
及び熱により凝集することにもなる。また、侵入した現
像剤にて撹拌搬送ローラ32の回転を規制するように作
用し、回転駆動トルクが大きくなり、モータ等の負担が
大きくなる。しかし、上述したような隙間にすること
で、現像剤が侵入しても、その隙間に現像剤が拘束され
ることがないため、熱や圧力を受ける前に、現像剤が入
れ代わり、凝集等の問題を解消できる。
【0073】なお、上述したように第1及び第2実施形
態においても説明したように、回転部材である撹拌搬送
ローラ32は、その一端部に伸縮可能な撹拌搬送補助部
材10を設けているため、現像槽30に支持すれば、ス
プリング15の付勢力により、撹拌搬送ローラを一方向
へと押しやる。そのため、撹拌搬送ローラ32の現像槽
30内での位置決めを行えるため、回転軸11の離脱が
阻止でき、例えばEリング等を用いる必要がなくなり、
部品点数を削減することもできる。
【0074】また、撹拌搬送ローラ32に、撹拌搬送補
助部材10を設けることを説明したが、当然撹拌搬送ロ
ーラ33側においても、同一構造の撹拌搬送補助部材1
0が設けられ、図10に示すように側壁30a側の端部
に位置し、現像剤の搬送及び撹拌を行うことになる。
【0075】さらに、撹拌搬送補助部材10を構成する
保持部材12は、実施形態の説明においては、十字形状
にした例を説明した。しかし、このような形状でなく、
円形状に形成されてもよい。また、固定板14ついて
も、円形状でなく、保持部材12同様に十字形状に形成
してもよい。特に、十字形状に形成すれば、現像剤の撹
拌搬送性が多少なりとも向上することが期待できる。
【0076】以上説明した各実施形態による現像剤処理
装置として、現像装置3の特に現像槽30について説明
したが、現像したトナー像を転写し、転写後に残留する
トナーを除去し、それを収容し、これを他のトナー回収
容器へと搬送する手段を備えたクリーニング装置5にも
適用できることは勿論である。
【0077】つまり、図4に示したクリーニング装置5
には、トナーを除去する一端が感光体1表面に圧接され
たクリーニングブレード51を設け、該クリーニングブ
レード51にて除去されたトナーを回収する容器52を
備えている。その容器52には、現像剤であるトナーを
一方向へと搬送するためのスクリュー形状に形成された
搬送ローラ53等が設けられている。この搬送ローラ5
3においても、容器52に回転可能に支持されており、
当然搬送ローラ53を挿入するために、図10に示すよ
うな挿入部(32−3)が設けられ、その挿入部でのト
ナーの搬送が不可能となる。この挿入部に対応する位置
に、本発明による上述した伸縮可能な撹拌搬送補助部材
10を設けることができる。これにより、端部付近での
搬送できずに停滞しているトナーを効率よく搬送される
ことができる。
【0078】また、現像装置3やクリーニング装置5に
限らず、現像剤を処理する装置、例えば現像槽30へと
現像剤を補給するように成した補給装置34等にも適用
できる。つまり、撹拌搬送ローラ37等に本発明の実施
形態において説明した伸縮可能な撹拌搬送補助部材10
を設けることで、ホッパ36内の端部に停滞するような
トナーを確実に補給ローラ38に供給し、補給すること
が可能となる。
【0079】
【発明の効果】本発明の装置によれば回転部材の端部に
停滞するような現像剤を効率よく撹拌又は搬送を行える
ため、無駄なく現像剤を利用できるだけでなく、現像剤
の停滞により凝集等による不具合を解消できると同時
に、余分なデットスペースがなくなるため装置を小型化
できる。
【0080】また、回転部材の取り付けにおいても従来
同様に何ら支障なく、簡単に現像剤を収容した容器の必
要位置に回転可能に支持させることができる。
【0081】しかも、回転部材の一端部に伸縮自在な補
助部材を設けることで、回転軸の取り付け後の伸長を利
用して回転軸の固定作業が簡単になる。
【0082】さらに、補助部材の形状を工夫することで
現像剤の撹拌又は搬送をより効率よく、確実に行うこと
ができる。
【0083】また、補助部材にて、回転部材を回転支持
する軸受部分をカバーするように形成できるため、軸受
部分からの流出したオイルを回収でき、該流出したオイ
ルにて現像剤が凝集するのを阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる現像処理装置の一例として現像
装置を構成する回転部材の一端部に撹拌搬送を行うこと
が可能な伸縮自在は補助部材を設けた状態を示すもの
で、(a)は平面図、(b)は(a)におけるB−B線
側からみた補助部材を構成する保持部材の構成例を示す
図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における回転部材の取
り付け作用を説明するための図である。
【図3】本発明にかかる現像装置の構造の一例を示す断
面図である。
【図4】本発明にかかる現像装置を備えた画像形成装置
の全体構成を説明するための概略構成図である。
【図5】本発明における補助部材を構成する撹拌棒の他
の実施態様の一例を示す平面図である。
【図6】本発明の補助部材を構成する固定板の他の実施
態様の一例を示す平面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を説明するための現像
剤の撹拌及び搬送を行う補助部材を示すもので、一部を
断面で示すした平面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態による他の事例を説明
するためのもので、撹拌搬送ローラを現像槽の側壁に取
り付けた状態を示す一部を断面で示した平面図である。
【図9】現像剤を撹拌及び搬送する撹拌搬送ローラの一
例を示す平面図である。
【図10】現像装置における撹拌搬送ローラの取り付け
状態の従来例を示す一部を断面で示した平面図である。
【符号の説明】
1 感光体 3 現像装置 30 現像槽 31 現像ローラ 32 撹拌搬送ローラ(回転部材) 33 撹拌搬送ローラ(回転部材) 34 トナー補給装置 36 トナーホッパ(現像剤収容容器) 37 撹拌搬送ローラ(回転部材) 5 クリーニング装置 52 現像剤収容容器 53 搬送ローラ(回転部材) 10 撹拌搬送補助部材 11 回転軸 12 保持部材 13 撹拌棒 14 固定板 14a 外周部 15 スプリング 16 軸受 17 送り戻し部材 18 凹部 19 リング状の溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 恭孝 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 蚊崎 祐一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 藤田 庄一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する収容容器内に回転可能
    に回転部材を設け、上記収容容器内の現像剤を回転によ
    り搬送し、または撹拌する構造の現像剤処理装置におい
    て、 上記回転部材の少なくとも一端部に、撹拌又は搬送を行
    う補助部材を設け、該補助部材を回転部材の回転軸方向
    に伸縮自在に設けたことを特徴とする現像剤処理装置。
  2. 【請求項2】 上記補助部材は、撹拌又は搬送を行うた
    めの撹拌棒と、回転部材の端部に設けられ上記撹拌棒を
    貫通してなる保持部材と、収容容器内の側壁側に対向し
    ており上記撹拌棒の一端を固定し回転軸方向へと移動す
    る固定板と、上記保持部材と固定板との間に両者を離間
    させるように付勢するスプリングと、から構成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の現像剤処理装置。
  3. 【請求項3】 上記撹拌棒は、複数個設けられ、これら
    の撹拌棒の位置を、回転軸を中心に異なる円周上になる
    ようにして設けられたことを特徴とする請求項2記載の
    現像剤処理装置。
  4. 【請求項4】 上記撹拌棒の表面を現像剤を撹拌又は搬
    送を行えるようにスパイラル形状、または部分的に突出
    形状に形成していることを特徴とする請求項2又は3記
    載の現像剤処理装置。
  5. 【請求項5】 上記固定板を円形状に形成し、その外周
    部が収容容器の側壁内面と対向するように凹部が形成さ
    れるように設け、該外周部が収容容器と圧接した状態
    で、上記凹部によるスペースが形成されるよにし、その
    スペース内に回転軸の軸受が位置するようにしたことを
    特徴とする請求項2記載の現像剤処理装置。
  6. 【請求項6】 上記固定板の凹部を構成する外周部に対
    向して、該外周部が嵌入されるリング状の溝を、現像剤
    の収容容器の側壁面に形成したことを特徴とする請求項
    5記載の現像剤処理装置。
JP9207476A 1997-08-01 1997-08-01 現像剤処理装置 Pending JPH1152693A (ja)

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JP9207476A JPH1152693A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 現像剤処理装置

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JPH1152693A true JPH1152693A (ja) 1999-02-26

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ID=16540392

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JP9207476A Pending JPH1152693A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 現像剤処理装置

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JP (1) JPH1152693A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003533747A (ja) * 2000-05-17 2003-11-11 ハイデルバーグ デジタル エル.エル.シー. エレクトロスタトグラフィックブレンダアセンブリとその製造方法
KR100571281B1 (ko) * 1999-11-30 2006-04-13 한국후지제록스 주식회사 폐토너 회수용 회전축의 결합구조

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100571281B1 (ko) * 1999-11-30 2006-04-13 한국후지제록스 주식회사 폐토너 회수용 회전축의 결합구조
JP2003533747A (ja) * 2000-05-17 2003-11-11 ハイデルバーグ デジタル エル.エル.シー. エレクトロスタトグラフィックブレンダアセンブリとその製造方法

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