JP3393293B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3393293B2
JP3393293B2 JP19422497A JP19422497A JP3393293B2 JP 3393293 B2 JP3393293 B2 JP 3393293B2 JP 19422497 A JP19422497 A JP 19422497A JP 19422497 A JP19422497 A JP 19422497A JP 3393293 B2 JP3393293 B2 JP 3393293B2
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太志 岡林
俊春 土居
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性体製のキャリ
アに非磁性体製のトナーを混合してなる2成分の現像剤
を用いて、感光ドラムの表面に形成された静電潜像を現
像する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機又は光プリンタ等の電子写真装置
では、被写体上を走査させた光で感光体を露光し、感光
体の表面に静電潜像を形成する露光工程と、この静電潜
像にトナーを付着させて顕像化する現像工程と、現像に
よって感光体表面に得られたトナー像を用紙に転写する
転写工程と、転写されたトナー像に熱を加えて定着させ
る定着工程とを経て、用紙上に画像が形成されている。
感光体としては、外周面に感光層が設けてある筒状の感
光ドラムが用いられており、露光,現像及び転写の各工
程は、感光ドラムの周囲に配設された露光部,現像部及
び転写部において、感光ドラムの回転に応じて順次実行
されるようになしてある。
【0003】このような電子写真装置にあっては、複雑
な図形イメージの出力に対応するため、細密な線の再
現、むらのないべた塗り部分の実現等、高細画及び高画
質を実現することが要求されている。この要求に応える
には、現像工程におけるトナーの付着密度を高める必要
がある。そのため、トナーの粒径より大きな粒径の磁性
粒子であるキャリアにトナーを混合し、キャリアの周囲
に多数のトナーを保持させる2成分現像剤を用いる装置
が開発されている。
【0004】図7は2成分現像剤を用いる従来の電子写
真装置の要部構成を示す側断面図であり、図中、20は円
筒状の感光ドラムである。感光ドラム20は矢符方向へ回
転駆動されるようになっており、感光ドラム20の周面に
は、図しない露光装置によって静電潜像が形成され
る。感光ドラム20の静電潜像が形成される位置より下流
には、感光ドラム20の周面にトナーを供給して静電潜像
を顕像化する略円柱状の現像器21が格納してあるハウジ
ング10が、現像器21の中心軸と感光ドラム20の中心軸と
が平行で、現像器21の周面と感光ドラム20の周面との間
に所定のギャップが形成されるように配置してある。
【0005】ハウジング10内には、磁性体であるキャリ
ア及び着色合成樹脂製のトナーを含む現像剤を収納する
収納部16が設けてあり、現像器21の一部が収納部16に収
納された現像剤に接触するようになしてある。現像器21
は、SUS又はアルミニウム製であり薄肉円筒状のスリ
ーブ22内に、合成樹脂で厚肉円筒状に成形してなる保持
部材24を挿入してなり、保持部材24には該保持部材24を
支持するシャフト23が内嵌してある。シャフト23の一端
は固定してあり、シャフト23及び保持部材24が回転する
ことなくスリーブ22が矢符方向へ回動されるようになっ
ている。スリーブ22の両端部は略環状のシール部材11
(11)が外嵌してあり、前述した現像剤が現像器21の内
部へ侵入することを防止している。
【0006】保持部材24には、該保持部材24と略同じ長
さであり、現像剤をスリーブ22の表面に吸い上げる棒状
の吸い上げ磁石25、及び吸い上げ磁石25と同じ長さ、及
び同じ極性,例えばスリーブ22の内周面に対向する部分
をN極になしてあり、現像剤を立ち上げて現像剤中のト
ナーを静電潜像に付着させる棒状の現像磁石27、並びに
現像磁石27と同じ長さ、及び同じ極性になしてあり、現
像後に残存するキャリア及び現像に供されていない現像
剤をスリーブ22から除去させる棒状の回収磁石29が、保
持部材24の周方向へ所定距離を隔ててこの順番に埋設し
てある。
【0007】また、保持部材24の吸い上げ磁石25と現像
磁石27との間、及び現像磁石27と回収磁石29との間には
それぞれ、吸い上げ磁石25と同じ長さで、極性が逆にな
してあり、吸い上げ磁石25と現像磁石27との間に生じる
磁界によって現像剤を吸い上げ磁石25から現像磁石27へ
搬送する棒状の第1搬送磁石26、及び該第1搬送磁石26
と長さ及び極性が同じであり、現像磁石27と回収磁石29
との間に生じる磁界によって、現像後に残存するキャリ
ア及び現像に供されていない現像剤を現像磁石27から回
収磁石29側へ搬送する第2搬送磁石28が埋設してある。
なお、回収磁石29と吸い上げ磁石25との間には、前述し
た如き搬送磁石を配設しておらず、回収磁石29及び吸い
上げ磁石25は極性が同じであるため、回収磁石29から吸
い上げ磁石25へキャリア及び現像剤が搬送されることは
ない。
【0008】現像器21の周囲の第1搬送磁石26の近傍に
は先鋭板状のドクターブレード12が、スリーブ22の表面
から所定距離を隔てて配置してあり、該ドクターブレー
ド12によって、スリーブ22の表面に吸い上げられた現像
剤の厚さが均一になされる。一方、現像器21の周囲の回
収磁石29から少し上流側には、シール部材11(11)の間
の距離と略同じ幅のスクレーパ15が、スリーブ22の接線
に対して所定の傾斜角度であって、スリーブ22の周面と
の間に僅かな隙間が生じるように配置してあり、前述し
た如く回収磁石29に搬送されるキャリア及び現像剤は、
スクレーパ15によって掻き落とされて収納部16に回収さ
れ、以後の現像に供される。
【0009】収納部16内には2本の攪拌スクリュー17,
17が、両攪拌スクリュー17,17の回転軸と現像器21の回
転軸とが平行になるように配置してあり、収納部16に
は、前述した如く現像器21から回収されたキャリア及び
現像剤が収納されると共に、収納部16内に収納されてい
る現像剤中のトナー濃度を一定にすべく、新たなトナー
が供給されるようになっている。そして、攪拌スクリュ
ー17,17によってキャリアとトナーとを攪拌して両者を
帯電させ、キャリアの周囲にトナーを静電的に付着させ
た現像剤が吸い上げ磁石25によってスリーブ22の周面に
吸い上げられるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
現像装置では次のような問題があった。図8は図7に示
した現像器21の背面図である。図8に示したように、ス
リーブ22の両端部に略環状のシール部材11,11が外嵌し
てあり、それらの間に、シール部材11,11の間の距離と
略同じ幅のスクレーパ15が、スリーブ22の接線に対して
所定の傾斜角度であって、スリーブ22周面との間に僅か
な隙間が生じるように挿入してある。このスクレーパ15
の両縁部とスリーブ22のシール部材11,11との間には、
直径が60μm程度であるキャリアより大きな隙間が存
在する。スリーブ22のこの隙間部分に吸い上げられた現
像材は、スクレーパ15によって除去することができずに
スリーブ22上に残存するため、その部分には新たな現像
剤が吸い上げられない。一方、スリーブ22上に残存した
現像剤は、時間の経過と共にキャリアとトナーとの静電
的な結合力が減少し、ついにはトナーが飛散する。そし
て、飛散したトナーが、感光ドラム又は転写用の用紙を
汚し、画質を低下させる。
【0011】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは回収磁極の長さ寸法
を筒部材の両端部に外嵌させた塞止部材(シール部材)
の間の距離より短くなすことによって、又は、回収磁極
の長さ寸法は両塞止部材の間の距離以下であり、回収磁
極の両端から所定距離だけ中央側に位置する所定領域の
部分の磁界強度を、他の部分の磁界強度より強くなすこ
とによって、塞止部材とスクレーパとの間の部分に吸い
上げられた現像剤を除去して、トナーの飛散を低減し、
画質の低下を抑制することができる現像装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る現像装置
は、トナー及びキャリアを含む現像剤が表面に付着さ
れ、感光ドラムの表面に形成された静電潜像へトナーを
供給してそれを現像すべく回転駆動される筒部材と、該
筒部材内への現像剤の侵入を防止すべく筒部材の両端部
に嵌合させた塞止部材と、筒部材の表面に付着されたキ
ャリア及び現像剤を回収すべく、前記筒部材内の感光ド
ラムに対向する位置より筒部材の回転方向の下流側の所
定位置に、筒部材の中心軸の軸長方向へ装設した回収磁
極とを備える現像装置において、前記回収磁極の長さ寸
法は両塞止部材の間の距離以下であり、回収磁極の両端
から所定距離だけ中央側に位置する所定領域の部分の磁
界強度は、他の部分の磁界強度より強くなしてあること
を特徴とする。
【0013】キャリア及びトナーを含む現像剤は、筒部
材の内部に装設した吸い上げ磁極によって筒部材の表面
に吸い上げられ、筒部材の回転力及び吸い上げ磁極と現
像磁極との間に設けた搬送磁極によって現像磁極へ搬送
される。この現像剤は現像磁極によって形成された磁界
によって立ち上げられ、これによって感光ドラムの表面
に形成された静電潜像へトナーを付着させる,所謂磁気
ブラシ現像が行われる。現像によって筒部材の表面に残
存するキャリア及び現像に供されなかった現像剤は、筒
部材の回転力及び現像磁極と回収磁極との間に設けた搬
送磁極によって回収磁極へ搬送される。回収磁極の近傍
には、筒部材の両端部に嵌合させた塞止部材の間の距離
を略同じ幅寸法の板状の除去部材(スクレーパ)が、筒
部材の表面に近接配置してあり、現像磁極から回収磁極
へ搬送されるキャリア及び現像剤は、除去部材によって
筒部材の表面から掻き落とされる。
【0014】第1発明にあっては、回収磁極の長さ寸法
は両塞止部材の間の距離と略同じ、即ち除去部材の長さ
寸法と略同じである。そして、回収磁極は、その両端か
ら所定距離だけ中央側に位置する所定領域の部分の磁界
強度が、他の部分の磁界強度より強いため、現像磁極か
ら回収磁極へ搬送されるキャリア及び現像剤の内、筒部
材の両縁部近傍のものは、回収磁極の磁界強度が強い部
分、即ち回収磁極の端部より内側の部分へ搬送され、除
去部材によって除去される。
【0015】第2発明に係る現像装置は、トナー及びキ
ャリアを含む現像剤が表面に付着され、感光ドラムの表
面に形成された静電潜像へトナーを供給してそれを現像
すべく回転駆動される筒部材と、該筒部材内への現像剤
の侵入を防止すべく筒部材の両端部に嵌合させた塞止部
材と、筒部材の表面に付着されたキャリア及び現像剤を
回収すべく、前記筒部材内の感光ドラムに対向する位置
より筒部材の回転方向の下流側の所定位置に、筒部材の
中心軸の軸長方向へ装設した回収磁極とを備える現像装
置において、前記回収磁極の長さ寸法は両塞止部材の間
の距離より短くなしてあり、回収磁極は、両塞止部材の
間の領域であって、両塞止部材から前記軸長方向へ所定
距離を隔てた位置に設けてあることを特徴とする。
【0016】第2発明にあっては、回収磁極の長さ寸法
は両塞止部材の間の距離より短く、即ち除去部材の長さ
寸法より短くなしてあり、回収磁極は、両塞止部材の間
の領域であって、両塞止部材から前記軸長方向へ所定距
離を隔てた位置、即ち除去部材の両縁部から所定距離を
隔てた位置に設けてある。これによって、現像磁極から
回収磁極へ搬送されるキャリア及び現像剤の幅寸法は、
除去部材の幅寸法より短くなり、塞止部材と除去部材と
の間の部分に吸い上げられたキャリア及び現像剤が除去
部材によって除去される。
【0017】第3発明に係る現像装置は、第2発明にお
いて、前記回収磁極の長さ寸法は、回収磁極の両縁部か
ら前記軸長方向の塞止部材の位置までの距離がそれぞ
5mmより長く20mmより短くなるようになしてあ
ることを特徴とする。
【0018】第3発明にあっては、筒部材の中心軸の軸
長方向における回収磁極の両縁部と塞止部材との間の距
が15mmより短い場合、現像磁極から回収磁極へ搬
送されるキャリア及び現像剤の幅寸法が十分短くなら
ず、塞止部材と除去部材との間の部分に吸い上げられた
キャリア及び現像剤を除去部材によって十分除去するこ
とができない。一方、前記軸長方向における回収磁極の
両縁部と塞止部材との間の距離が20mmより長い場
合、現像磁極から回収磁極へ搬送されるキャリア及び現
像剤の幅寸法に対して、回収磁極の長さ寸法が短か過
ぎ、キャリア及び現像剤の幅方向の縁部にあるものを十
分に回収磁極へ搬送することができないため、それらを
除去部材によって十分除去することができない。
【0019】第4発明に係る現像装置は、第2発明にお
いて、前記回収磁極の両端部の磁界強度は他の部分の磁
界強度より強くなしてあることを特徴とする。
【0020】第5発明に係る現像装置は、第2発明にお
いて、前記回収磁極の両端から所定距離だけ中央側に位
置する所定領域の部分の磁界強度は、他の部分の磁界強
度より強くなしてあることを特徴とする。
【0021】第4及び第5発明にあっては、回収磁極の
両端から所定距離だけ中央側に位置する所定領域の部分
の磁界強度を、他の部分の磁界強度より強くしてあるた
め、現像磁極から回収磁極へ搬送されるキャリア及び現
像剤の幅方向の縁部にあるものが、除去部材の幅寸法よ
り短い回収磁極へ確実に搬送され、除去部材によって筒
部材の表面から除去される。
【0022】第6発明に係る現像装置は、第1,第4又
は第5発明において、前記回収磁極の磁界強度を強くし
た部分は、他の部分の磁界強度より40%以上強くして
あることを特徴とする。
【0023】第6発明にあっては、回収磁極の端部、又
は回収磁極の両端から所定距離だけ中央側に位置する所
定領域の部分の磁界強度を、他の部分の磁界強度より4
0%以上強くすることによって、塞止部材と除去部材と
の間の部分に吸い上げられたキャリア及び現像剤が略全
て除去部材の幅寸法内へ搬送され、除去部材によって除
去される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。 (実施の形態1) 図1は本発明に係る現像装置を感光ドラムと共に示す側
断面図であり、図中、20は円筒状の感光ドラムである。
感光ドラム20は矢符方向へ回転駆動されるようになって
おり、感光ドラム20の周面には、図しない露光装置に
よって静電潜像が形成される。感光ドラム20の静電潜像
が形成される位置より下流には、感光ドラム20の周面に
トナーを供給して静電潜像を顕像化する略円柱状の現像
器1が格納してあるハウジング10が、現像器1の中心軸
と感光ドラム20の中心軸とが平行で、現像器1の周面と
感光ドラム20の周面との間に所定のギャップが形成され
るように配置してある。
【0025】ハウジング10内には、磁性体であるキャリ
ア及び着色合成樹脂製のトナーを含む現像剤を収納する
収納部16が設けてあり、現像器1の一部が収納部16に収
納された現像剤に接触するようになしてある。現像器1
は、SUS又はアルミニウム製であり薄肉円筒状のスリ
ーブ(筒部材)2内に、合成樹脂を厚肉円筒状に成形し
てなる保持部材4を装入してなり、保持部材4には該保
持部材4を支持するシャフト3が内嵌してある。シャフ
ト3の一端は固定してあり、シャフト3及び保持部材4
が回転することなくスリーブ2が矢符方向へ回動される
ようになっている。スリーブ2の両端部は略環状のシー
ル部材(塞止部材)11(11)が外嵌してあり、現像剤が
現像器1の内部へ侵入することを防止している。
【0026】保持部材4には、該保持部材4と略同じ長
さであり、現像剤をスリーブ2に吸い上げる棒状の吸い
上げ磁石5、及び吸い上げ磁石5と同じ長さ、同じ極
性,例えばスリーブ2の内周面に対向する部分をN極に
なしてあり、現像剤を立ち上げて現像剤中のトナーを静
電潜像に付着させる棒状の現像磁石7、並びに現像磁石
7と同じ極性になしてあり、現像後に残存するキャリア
及び現像に供されていない現像剤を、後述する如くスリ
ーブ2から除去させるための回収磁石9が、保持部材4
の周方向へ所定距離を隔ててこの順番に埋設してある。
【0027】また、保持部材4の吸い上げ磁石5と現像
磁石7との間、及び現像磁石7と回収磁石9との間には
それぞれ、吸い上げ磁石5と同じ長さで、極性が逆にな
してあり、吸い上げ磁石5と現像磁石7との間に生じる
磁界によって現像剤を吸い上げ磁石5から現像磁石7へ
搬送する棒状の第1搬送磁石6、及び該第1搬送磁石6
と長さ及び極性が同じであり、現像磁石7と回収磁石9
との間に生じる磁界によって、現像後に残存するキャリ
ア及び現像に供されていない現像剤を現像磁石7から回
収磁石9へ搬送する第2搬送磁石8が埋設してある。な
お、回収磁石9と吸い上げ磁石5との間には、前述した
如き搬送磁石を配設しておらず、回収磁石9及び吸い上
げ磁石5は極性が同じであるため、回収磁石9から吸い
上げ磁石5へキャリア及び現像剤が搬送されることはな
い。
【0028】現像器1の周囲の第1搬送磁石6の近傍に
は先鋭板状のドクターブレード12が、スリーブ2の表面
から所定距離を隔てて配置してあり、該ドクターブレー
ド12によって、スリーブ2の表面に吸い上げられた現像
剤の厚さが均一になされる。一方、現像器1の周囲の回
収磁石9から少し上流側には、シール部材11(11)の間
の距離と略同じ幅のスクレーパ15が、スリーブ2の接線
に対して所定の傾斜角度であって、スリーブ2周面との
間に僅かな隙間が生じるように、シール部材11(11)の
間に装入してあり、前述した如く回収磁石9へ搬送され
るキャリア及び現像剤は、スクレーパ15によって掻き落
とされて収納部16に回収され、以後の現像に供される。
【0029】収納部16内には2本の攪拌スクリュー17,
17が、両攪拌スクリュー17,17の回転軸と現像器1の回
転軸とが平行になるように配置してあり、収納部16に
は、前述した如く現像器1から回収されたキャリア及び
現像剤が収納されると共に、収納部16内に収納されてい
る現像剤中のトナー濃度を一定にすべく、新たなトナー
が供給されるようになっている。そして、攪拌スクリュ
ー17,17によってキャリアとトナーとを攪拌して両者を
帯電させ、キャリアの周囲にトナーを静電的に付着させ
た現像剤が吸い上げ磁石5によってスリーブ2の周面に
吸い上げられるようになっている。
【0030】図2は図1に示した支持部材4のII−I
I線による断面図であり、回収磁石9の構造を示してい
る。図2に示したように、回収磁石9は、シャフト3に
外嵌した支持部材4の両端近傍であって、支持部材4の
周面から所定深さの位置にそれぞれ埋設してある第1部
分9a,9a、両第1部分9a,9aに相隣り、第1部分9a,9a
より浅い位置にそれぞれ埋設してある第2部分9b,9b、
及び両第2部分9b,9bの間にあり、第1部分9a,9aと同
じ深さの位置に埋設してある第3部分9cを備えており、
回収磁石9の全長は、シール部材の間の距離と略同じで
ある。第2部分9b,9bは、第1部分9a,9a及び第3部分
9cより浅いため、その分、支持部材4の周面における磁
界強度が強い。第1部分9a,9aの長さはそれぞれ略15
〜20mmである。また、第2部分9b,9b埋設位置は、
第2部分9b,9bの磁界強度が、第1部分9a,9a又は第3
部分9cの磁界強度より略40%以上強くなるように定め
てある。
【0031】これによって、現像磁石7から回収磁石9
へ搬送されるキャリア及び現像剤の内、スリーブの縁部
近傍の部分のものは、回収磁石9の第2部分9b,9b側へ
引き寄せられて、スクレーパ15によって掻き落とされる
ため、シール部材11(11)とスクレーパ15(何れも図1
参照)の縁部との隙間に残存するキャリア及び現像剤の
量を低減することができる。
【0032】なお、図2に示した回収磁石9は、第1部
分9a,9a及び第3部分9cを支持部材4の同じ深さの位置
に埋設してあるが、本発明はこれに限らず、第1部分9
a,9aを第3部分9cより深い位置に埋設してもよい。こ
の場合、現像磁石7から回収磁石9へ搬送されるキャリ
ア及び現像剤の内、スリーブ2の縁部近傍の部分のもの
は、回収磁石9の第2部分9b,9b側へより引き寄せら
れ、スクレーパ15によってスリーブ2の周面から確実に
除去される。
【0033】(実施の形態2)図3は実施の形態2を示
す断面図であり、回収磁石9の全長をシール部材の間の
距離より短くした場合を示している。なお、図中、図2
に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略す
る。回収磁石9の全長はシール部材の間の距離より略3
0〜40mm短くしてあり、図3に示したように、回収
磁石9は支持部材4の長さ方向の略中央に埋設してあ
る。従って、回収磁石9の両端と対向する各シール部材
とは、略15〜20mm離隔している。
【0034】これによって、現像磁石7から回収磁石9
へ搬送されるキャリア及び現像剤の幅は、シール部材11
(11)の間の距離より短くなり、それらは、シール部材
11(11)の間の距離と略同じ長さ寸法のスクレーパ15に
よってスリーブ2(何れも図1参照)の周面から除去さ
れる。
【0035】(実施の形態3)図4は実施の形態3を示
す断面図であり、回収磁極9の端部の磁界強度をその他
の部分の磁界強度より強くした場合を示している。な
お、図中、図3に対応する部分には同じ番号を付してそ
の説明を省略する。図4に示したように、回収磁石9の
全長はシール部材の間の距離より略30〜40mm短く
してあり、回収磁石9は支持部材4の長さ方向の略中央
に埋設してある。回収磁石9の両端部である第1部分9
d,9dは、中間部である第2部分9eより浅く埋設してあ
り、両者の埋設位置は、第1部分9d,9dの磁界強度が第
2部分9eの磁界強度より略40%以上強くなるように設
定してある。
【0036】これによって、現像磁石7から回収磁石9
へ搬送されるキャリア及び現像剤の内、スリーブ2の縁
部近傍の部分のものは、回収磁石9の第1部分9d,9dへ
確実に引き寄せられ、スクレーパ15によって略全てがス
リーブ2の周面から除去される。
【0037】(実施の形態4)図5は実施の形態4を示
す断面図であり、回収磁極9の端部より少し中央側の部
分の磁界強度をその他の部分の磁界強度より強くした場
合を示している。なお、図中、図3に対応する部分には
同じ番号を付してその説明を省略する。図5に示したよ
うに、回収磁石9の全長はシール部材の間の距離より略
30〜40mm短くしてあり、回収磁石9は支持部材4
の長さ方向の略中央に埋設してある。回収磁石9の両端
部である第1部分9f,9f及び中央部分である第3部分9h
は、支持部材4の比較的深い位置に埋設してあり、両第
1部分9f,9fと第3部分9hとの間の第2部分9g,9gは、
支持部材4の比較的浅い位置に埋設してある。それらの
埋設位置は、第2部分9g,9gの磁界強度が第1部分9f,
9f又は第3部分9hの磁界強度より略40%以上強くなる
ように設定してある。
【0038】これによって、現像磁石7から回収磁石9
へ搬送されるキャリア及び現像剤の内、スリーブ2の縁
部近傍の部分のものは、回収磁石9の第1部分9f,9f及
び第2部分9g,9gへ確実に引き寄せられ、スクレーパ15
によって略全てがスリーブ2の周面から除去される。
【0039】なお、上述した各実施の形態では、回収磁
石を埋設する深さを異ならせることによって、磁界強度
を調整しているが、本発明はこれに限らず、磁界強度が
異なる磁石を連結して回収磁石を構成してもよいことは
いうまでもない。また、各実施の形態では、吸い上げ磁
石,現像磁石,回収磁石及び第1,第2搬送磁石を用い
ているが、本発明はこれに限らず、例えば、フェライト
パウダーを略ロール状に成形・焼結した後、周方向の所
定位置を着磁させて吸い上げ磁極,現像磁極,回収磁極
及び第1,第2搬送磁極を形成したものを用いてもよい
ことはいうまでもない。このとき、回収磁極の長さ寸法
は、ロールの縁部に切り欠きを設けることによって調節
する。
【0040】
【実施例】次に、回収磁石の全長及び磁界強度を変化さ
せた結果について説明する。図6は回収磁石の全長及び
磁界強度と飛散したトナーの重量との関係を示すグラフ
であり、横軸は回収磁石の端部とシール部材との間の距
離を、縦軸は飛散したトナーの重量をそれぞれ示してい
る。
【0041】両端部の磁界強度と中間部の磁界強度とを
同じにした回収磁石(□)、両端部の磁界強度を中間部
の磁界強度より20%強くした回収磁石(◇)、両端部
の磁界強度を中間部の磁界強度より40%強くした回収
磁石(○)を用い、回収磁石の端部とシール部材との間
の距離を0mmから5mmずつ40mmまで離隔させ
て、飛散したトナーの重量をそれぞれ測定した。
【0042】図6から明らかな如く、回収磁石の両端部
の磁界強度を強くするに従って、飛散したトナーの重量
は減少していた。また、両端部の磁界強度の強さに拘ら
ず、回収磁石の端部とシール部材との間の距離を15〜
20mmとした場合、飛散したトナーの重量が最も減少
していた。そして、回収磁石の端部とシール部材との間
の距離を15〜25mm、回収磁石の両端部の磁界強度
を中間部の磁界強度より40%強くした場合、トナーの
飛散を防止することができた。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1発明に係る現像
装置にあっては、現像磁極から回収磁極へ搬送されるキ
ャリア及び現像剤の内、筒部材の両縁部近傍のものは、
回収磁極の磁界強度い部分、即ち回収磁極の端部より内
側の部分へ搬送され、除去部材によって除去されるた
め、飛散するトナーの量が低減され、画質の低下が抑制
される。
【0044】第2発明に係る現像装置にあっては、現像
磁極から回収磁極へ搬送されるキャリア及び現像剤の幅
寸法は、除去部材の幅寸法より短くなり、塞止部材と除
去部材との間の部分に吸い上げられたキャリア及び現像
剤が除去部材によって除去されるため、飛散するトナー
の量が更に低減され、画質の低下が抑制される。
【0045】第3発明に係る現像装置にあっては、回収
磁極の両縁部と塞止部材との間の距離が15mmより
く、20mmより短くなるように回収磁極の長さ寸法を
定めてあるため、現像磁極から回収磁極へ搬送されるキ
ャリア及び現像剤の幅寸法を十分小さくすることができ
ると共に、キャリア及び現像剤の幅方向の縁部にあるも
のを十分に回収磁極へ搬送することができ、塞止部材と
除去部材との間の部分に吸い上げられたキャリア及び現
像剤の除去率が向上する。
【0046】第4及び第5発明に係る現像装置にあって
は、回収磁極の両端から所定距離だけ中央側に位置する
所定領域の部分の磁界強度を、他の部分の磁界強度より
強くしてあるため、現像磁極から回収磁極へ搬送される
キャリア及び現像剤の幅方向の縁部にあるものが、除去
部材の長さ寸法より短い回収磁極へ確実に搬送され、除
去部材によって筒部材の表面から除去される。これによ
って、トナーの飛散が防止され、画質の低下が回避され
る。
【0047】第6発明に係る現像装置にあっては、回収
磁極の端部、又は回収磁極の両端から所定距離だけ中央
側に位置する所定領域の部分の磁界強度を、他の部分の
磁界強度より40%以上強くすることによって、塞止部
材と除去部材との間の部分に吸い上げられたキャリア及
び現像剤が略全て除去部材の幅寸法内へ搬送され、除去
部材によって除去される。これによって、トナーの飛散
が防止され、画質の低下が回避される等、本発明は優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置を感光ドラムと共に示す
側断面図である。
【図2】図1に示した支持部材のII−II線による断
面図である。
【図3】実施の形態2を示す断面図である。
【図4】実施の形態3を示す断面図である。
【図5】実施の形態4を示す断面図である。
【図6】回収磁石の全長及び磁界強度と飛散したトナー
の重量との関係を示すグラフである。
【図7】2成分現像剤を用いる従来の電子写真装置の要
部構成を示す側断面図である。
【図8】図7に示した現像器の背面図である。
【符号の説明】 1 現像器 2 スリーブ 4 保持部材 5 吸い上げ磁石 6 第1搬送磁石 7 現像磁石 8 第2搬送磁石 9 回収磁石 9a 第1部分 9b 第2部分 9c 第3部分 11 シール部材 15 スクレーパ 20 感光ドラム
フロントページの続き (72)発明者 猪原 浩二 兵庫県加東郡社町佐保35番(番地なし) 富士通周辺機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−2331(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/09 G03G 15/08 505

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー及びキャリアを含む現像剤が表面
    に付着され、感光ドラムの表面に形成された静電潜像へ
    トナーを供給してそれを現像すべく回転駆動される筒部
    材と、該筒部材内への現像剤の侵入を防止すべく筒部材
    の両端部に嵌合させた塞止部材と、筒部材の表面に付着
    されたキャリア及び現像剤を回収すべく、前記筒部材内
    の感光ドラムに対向する位置より筒部材の回転方向の下
    流側の所定位置に、筒部材の中心軸の軸長方向へ装設し
    た回収磁極とを備える現像装置において、 前記回収磁極の長さ寸法は両塞止部材の間の距離以下で
    あり、回収磁極の両端から所定距離だけ中央側に位置す
    る所定領域の部分の磁界強度は、他の部分の磁界強度よ
    り強くなしてあることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 トナー及びキャリアを含む現像剤が表面
    に付着され、感光ドラムの表面に形成された静電潜像へ
    トナーを供給してそれを現像すべく回転駆動される筒部
    材と、該筒部材内への現像剤の侵入を防止すべく筒部材
    の両端部に嵌合させた塞止部材と、筒部材の表面に付着
    されたキャリア及び現像剤を回収すべく、前記筒部材内
    の感光ドラムに対向する位置より筒部材の回転方向の下
    流側の所定位置に、筒部材の中心軸の軸長方向へ装設し
    た回収磁極とを備える現像装置において、 前記回収磁極の長さ寸法は両塞止部材の間の距離より短
    くなしてあり、回収磁極は、両塞止部材の間の領域であ
    って、両塞止部材から前記軸長方向へ所定距離を隔てた
    位置に設けてあることを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 前記回収磁極の長さ寸法は、回収磁極の
    両縁部から前記軸長方向の塞止部材の位置までの距離が
    それぞれ15mmより長く20mmより短くなるように
    なしてある請求項2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記回収磁極の両端部の磁界強度は他の
    部分の磁界強度より強くなしてある請求項2記載の現像
    装置。
  5. 【請求項5】 前記回収磁極の両端から所定距離だけ中
    央側に位置する所定領域の部分の磁界強度は、他の部分
    の磁界強度より強くなしてある請求項2記載の現像装
    置。
  6. 【請求項6】 前記回収磁極の磁界強度を強くした部分
    は、他の部分の磁界強度より40%以上強くしてある請
    求項1,4又は5記載の現像装置。
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