JPH1151840A - ガス分析装置 - Google Patents
ガス分析装置Info
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- JPH1151840A JPH1151840A JP20766197A JP20766197A JPH1151840A JP H1151840 A JPH1151840 A JP H1151840A JP 20766197 A JP20766197 A JP 20766197A JP 20766197 A JP20766197 A JP 20766197A JP H1151840 A JPH1151840 A JP H1151840A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガスの置換作業における作業時間を短縮する
と共に、ガスの置換状態の判別を確実に行うことができ
るようにする。 【解決手段】 支管における排出すべき既存のガスの排
出容量を入力部26から入力し、ここで入力された排出
容量と比較して、支管からの総排出量が所定量を越える
まで、支管から排出されるガスの排出流量を、例えば最
大流量になるように調整し、ガスの置換作業における作
業時間の短縮を図る。また、密度センサ24を凹形状を
成したガス溜まり部23に設置すると共に、密度センサ
24を利用したガスの置換状態の具体的な分析を、支管
から排出されるガスの流量を密度変化の検出に適した小
流量に調整した状態において行うようにし、ガスの置換
状態の判別を確実にして、置換状態の最終確認を容易に
する。
と共に、ガスの置換状態の判別を確実に行うことができ
るようにする。 【解決手段】 支管における排出すべき既存のガスの排
出容量を入力部26から入力し、ここで入力された排出
容量と比較して、支管からの総排出量が所定量を越える
まで、支管から排出されるガスの排出流量を、例えば最
大流量になるように調整し、ガスの置換作業における作
業時間の短縮を図る。また、密度センサ24を凹形状を
成したガス溜まり部23に設置すると共に、密度センサ
24を利用したガスの置換状態の具体的な分析を、支管
から排出されるガスの流量を密度変化の検出に適した小
流量に調整した状態において行うようにし、ガスの置換
状態の判別を確実にして、置換状態の最終確認を容易に
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス配管中におけ
る各種ガス(気体)の置換状態を分析するガス分析装置
に関する。
る各種ガス(気体)の置換状態を分析するガス分析装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ガス配管工事を行って新規にガ
スの導通を行う場合や、既に配管中に何らかのガスが供
給されている場合にその配管中の既存のガスを別のガス
に切り換える場合等においては、配管中のガスが新たな
ガスに完全に置換されたか否かを判別する必要がある。
このガスの置換状態の判別方法としては、例えば臭気検
査によるものやガスの種類をガス分析装置で具体的に分
析することにより判別を行うという方法がある。また、
特に、新規にガスの導通を行う場合には、通常、配管中
にある既存の空気が排出されたことを臭気検査やガス分
析装置により判別した後、空気が燃焼用ガスに完全に置
換されたか否か燃焼テストにより確認するようになって
いる。
スの導通を行う場合や、既に配管中に何らかのガスが供
給されている場合にその配管中の既存のガスを別のガス
に切り換える場合等においては、配管中のガスが新たな
ガスに完全に置換されたか否かを判別する必要がある。
このガスの置換状態の判別方法としては、例えば臭気検
査によるものやガスの種類をガス分析装置で具体的に分
析することにより判別を行うという方法がある。また、
特に、新規にガスの導通を行う場合には、通常、配管中
にある既存の空気が排出されたことを臭気検査やガス分
析装置により判別した後、空気が燃焼用ガスに完全に置
換されたか否か燃焼テストにより確認するようになって
いる。
【0003】図6は、ガスの置換状態の判別を行う場合
に用いられる従来のガス分析装置の一構成例を示す図で
ある。図6に示した従来のガス分析装置100は、配管
101に接続されて配管101中のガスの分析を行うこ
とにより、ガスの置換状態を判別するものであり、例え
ばブタンエアガス102が天然ガス103へ置換された
か否かを判別するものである。
に用いられる従来のガス分析装置の一構成例を示す図で
ある。図6に示した従来のガス分析装置100は、配管
101に接続されて配管101中のガスの分析を行うこ
とにより、ガスの置換状態を判別するものであり、例え
ばブタンエアガス102が天然ガス103へ置換された
か否かを判別するものである。
【0004】ここで、従来のガス分析装置100は、例
えばガスの比重を測定することにより、ガスの分析を行
うものである。例えば、天然ガス102とブタンエアガ
ス103とでは、比重に約2倍の差があるので、ガス分
析装置100により、配管101の内部のガスの比重の
変化を測定することで、ブタンエアガス103から天然
ガス102への置換状態を判定することができる。
えばガスの比重を測定することにより、ガスの分析を行
うものである。例えば、天然ガス102とブタンエアガ
ス103とでは、比重に約2倍の差があるので、ガス分
析装置100により、配管101の内部のガスの比重の
変化を測定することで、ブタンエアガス103から天然
ガス102への置換状態を判定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、従来行っていた臭気検査では、ガスの置換状態の判
別が不確実であるという問題があった。また、従来のガ
ス分析装置では、配管を流れるガスの流量が大き過ぎる
と、ガス分析用のセンサの出力が不安定になり、ガスの
分析を良好に行えないため、小流量でガスの置換作業を
行う必要があった。そのため、特に配管容量が大きい場
合には、ガスの置換作業に大幅な作業時間を要するとい
う問題があった。
ば、従来行っていた臭気検査では、ガスの置換状態の判
別が不確実であるという問題があった。また、従来のガ
ス分析装置では、配管を流れるガスの流量が大き過ぎる
と、ガス分析用のセンサの出力が不安定になり、ガスの
分析を良好に行えないため、小流量でガスの置換作業を
行う必要があった。そのため、特に配管容量が大きい場
合には、ガスの置換作業に大幅な作業時間を要するとい
う問題があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ガスの置換作業における作業時間を
短縮すると共に、ガスの置換状態の判別を確実に行うこ
とができるガス分析装置を提供することにある。
ので、その目的は、ガスの置換作業における作業時間を
短縮すると共に、ガスの置換状態の判別を確実に行うこ
とができるガス分析装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のガス分析
装置は、ガス配管から排出されるガスの排出流量を測定
する流量測定手段と、この流量測定手段により測定され
たガスの排出流量を積算してガス配管から排出されたガ
スの総排出量を演算する排出量演算手段と、この排出量
演算手段により演算されたガスの総排出量と、ガス配管
中における既存のガスの容量とを比較する比較手段と、
この比較手段の比較結果に基づいてガス配管から排出さ
れるガスの流量を調整するための流量調整手段と、この
流量調整手段により流量調整されたガスの物理的性質の
変化を検知するガス検知手段と、このガス検知手段によ
る検知結果および比較手段の比較結果に基づいてガス配
管中におけるガスの置換状態を分析する分析手段とを備
えている。
装置は、ガス配管から排出されるガスの排出流量を測定
する流量測定手段と、この流量測定手段により測定され
たガスの排出流量を積算してガス配管から排出されたガ
スの総排出量を演算する排出量演算手段と、この排出量
演算手段により演算されたガスの総排出量と、ガス配管
中における既存のガスの容量とを比較する比較手段と、
この比較手段の比較結果に基づいてガス配管から排出さ
れるガスの流量を調整するための流量調整手段と、この
流量調整手段により流量調整されたガスの物理的性質の
変化を検知するガス検知手段と、このガス検知手段によ
る検知結果および比較手段の比較結果に基づいてガス配
管中におけるガスの置換状態を分析する分析手段とを備
えている。
【0008】このガス分析装置では、比較手段によっ
て、ガスの総排出量と、ガス配管中の既存のガスの容量
とが比較され、この比較結果に基づいて流量調整手段に
より、ガス配管から排出されるガスの流量が調整され
る。ガス配管から排出されるガスの流量が調整される
と、ガス検知手段によって、ガスの物理的性質の変化が
検知される。また、分析手段により、ガス検知手段の検
知結果と比較手段の比較結果とに基づいてガス配管中に
おけるガスの置換状態が分析される。
て、ガスの総排出量と、ガス配管中の既存のガスの容量
とが比較され、この比較結果に基づいて流量調整手段に
より、ガス配管から排出されるガスの流量が調整され
る。ガス配管から排出されるガスの流量が調整される
と、ガス検知手段によって、ガスの物理的性質の変化が
検知される。また、分析手段により、ガス検知手段の検
知結果と比較手段の比較結果とに基づいてガス配管中に
おけるガスの置換状態が分析される。
【0009】請求項2記載のガス分析装置は、請求項1
記載のガス分析装置において、ガス検知手段を、ガスの
流れを抑制するガス溜まり部に設置してガスの物理的性
質の変化を検知するようになっている。
記載のガス分析装置において、ガス検知手段を、ガスの
流れを抑制するガス溜まり部に設置してガスの物理的性
質の変化を検知するようになっている。
【0010】このガス分析装置では、ガスの流れを抑制
するガス溜まり部に設置されたガス検知手段により、ガ
スの物理的性質の変化が検知される。
するガス溜まり部に設置されたガス検知手段により、ガ
スの物理的性質の変化が検知される。
【0011】請求項3記載のガス分析装置は、請求項1
または2記載のガス分析装置において、ガス検知手段
を、ガス配管から排出されるガスの密度変化を検出する
密度センサで構成している。
または2記載のガス分析装置において、ガス検知手段
を、ガス配管から排出されるガスの密度変化を検出する
密度センサで構成している。
【0012】このガス分析装置では、ガス検知手段とし
ての密度センサにより、ガス配管から排出されるガスの
密度変化が検出される。
ての密度センサにより、ガス配管から排出されるガスの
密度変化が検出される。
【0013】請求項4記載のガス分析装置は、請求項
1,2または3記載のガス分析装置において、更に、ガ
ス配管中のガスの置換状態を通知する通知手段を有して
いる。
1,2または3記載のガス分析装置において、更に、ガ
ス配管中のガスの置換状態を通知する通知手段を有して
いる。
【0014】このガス分析装置では、通知手段により、
ガスの置換状態の結果が通知される。
ガスの置換状態の結果が通知される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態に係るガス
分析装置を含むガス供給系統を示す説明図である。本実
施の形態に係るガス分析装置1は、例えば地中に埋設さ
れたガス配管の本管2に対して新たにガス配管工事が行
われてガス配管の支管3が追加された場合に、本管2か
ら支管3に対して行われるガスの置換作業、すなわち、
新たに追加された支管3中にある既存のガス(空気)を
排出して天然ガス等への置換を行う作業に利用されるも
のである。なお、支管3の一端側は、ガス燃焼装置4等
のガス器具が接続可能となっており、空気が燃焼用ガス
に完全に置換されたか否か燃焼テストにより確認できる
ようになっている。本実施の形態に係るガス分析装置1
は、ガス燃焼装置4等のガス器具と同様に、支管3の一
端側に接続可能であり、ガスの具体的な分析を行うため
のガス分析部11と、支管3の一端側から排出されるガ
スの流量を調整するための流量調整弁12とを備えて支
管3中におけるガスの置換状態の分析を行うようになっ
ている。
分析装置を含むガス供給系統を示す説明図である。本実
施の形態に係るガス分析装置1は、例えば地中に埋設さ
れたガス配管の本管2に対して新たにガス配管工事が行
われてガス配管の支管3が追加された場合に、本管2か
ら支管3に対して行われるガスの置換作業、すなわち、
新たに追加された支管3中にある既存のガス(空気)を
排出して天然ガス等への置換を行う作業に利用されるも
のである。なお、支管3の一端側は、ガス燃焼装置4等
のガス器具が接続可能となっており、空気が燃焼用ガス
に完全に置換されたか否か燃焼テストにより確認できる
ようになっている。本実施の形態に係るガス分析装置1
は、ガス燃焼装置4等のガス器具と同様に、支管3の一
端側に接続可能であり、ガスの具体的な分析を行うため
のガス分析部11と、支管3の一端側から排出されるガ
スの流量を調整するための流量調整弁12とを備えて支
管3中におけるガスの置換状態の分析を行うようになっ
ている。
【0017】図2は、図1におけるガス分析部11の詳
細な構成を示す説明図である。この図に示したように、
ガス分析部11は、支管3の一端側から排出されるガス
が流入する分析管20と、この分析管20内において流
路がガスの分析に適した大きさに狭められたノズル部2
1と、このノズル部21内に流入したガスの流量を測定
するための流速センサ22と、ノズル部21内に流入し
たガスの流れを抑制するガス溜まり部23と、このガス
溜まり部23内においてガスの密度変化を検出するため
の密度センサ24とを備えている。また、ガス分析部1
1は、流速センサ22および密度センサ24の検知結果
が出力される制御部25と、この制御部25に接続され
た入力部26,表示部27および音声出力部28とを有
している。
細な構成を示す説明図である。この図に示したように、
ガス分析部11は、支管3の一端側から排出されるガス
が流入する分析管20と、この分析管20内において流
路がガスの分析に適した大きさに狭められたノズル部2
1と、このノズル部21内に流入したガスの流量を測定
するための流速センサ22と、ノズル部21内に流入し
たガスの流れを抑制するガス溜まり部23と、このガス
溜まり部23内においてガスの密度変化を検出するため
の密度センサ24とを備えている。また、ガス分析部1
1は、流速センサ22および密度センサ24の検知結果
が出力される制御部25と、この制御部25に接続され
た入力部26,表示部27および音声出力部28とを有
している。
【0018】ここで、流速センサ22は、支管3から排
出されるガスの排出流量を測定するためのものであり、
例えば、フローセンサ等により構成される。フローセン
サは、例えば、マイクロマシニング技術を使用してシリ
コンウエハを加工した薄膜ダイアフラム構造を成したセ
ンサである。このフローセンサにより、流路内における
熱の移動が流路内を流れる流体の流速と関係することを
利用して流速を求めることができ、この流速から流量が
求められるようになっている。ここで、流速センサ22
が本発明における流量測定手段に対応する。
出されるガスの排出流量を測定するためのものであり、
例えば、フローセンサ等により構成される。フローセン
サは、例えば、マイクロマシニング技術を使用してシリ
コンウエハを加工した薄膜ダイアフラム構造を成したセ
ンサである。このフローセンサにより、流路内における
熱の移動が流路内を流れる流体の流速と関係することを
利用して流速を求めることができ、この流速から流量が
求められるようになっている。ここで、流速センサ22
が本発明における流量測定手段に対応する。
【0019】ガス溜まり部23は、密度センサ24がガ
スの密度変化の検出を正確に行うことができるようにす
るためのものであり、ノズル部21において凹形状を成
し、ノズル部21内に流入したガスの流れを抑制するよ
うになっている。
スの密度変化の検出を正確に行うことができるようにす
るためのものであり、ノズル部21において凹形状を成
し、ノズル部21内に流入したガスの流れを抑制するよ
うになっている。
【0020】密度センサ24は、流速センサ22と同
様、例えば、フローセンサ等により構成される。フロー
センサは、ガスの流量が同一でも密度により、その出力
値が変化することが知られており、密度センサ24は、
この出力値の変化により支管3から排出されるガスの密
度変化を検出するようになっている。図4は、ガスの流
量に対するフローセンサの出力値の変化の一例を示す特
性図であり、検出対象のガスに空気を用いた場合(符号
41)と天然ガスを用いた場合(符号42)におけるフ
ローセンサの特性を示している。この図に示したよう
に、検出対象のガスが天然ガスであった場合(符号4
2)には、空気であった場合(符号41)よりもセンサ
の出力値が約15%上昇することがわかる。ここで、こ
の密度センサ24が、本発明におけるガス検知手段に対
応する。
様、例えば、フローセンサ等により構成される。フロー
センサは、ガスの流量が同一でも密度により、その出力
値が変化することが知られており、密度センサ24は、
この出力値の変化により支管3から排出されるガスの密
度変化を検出するようになっている。図4は、ガスの流
量に対するフローセンサの出力値の変化の一例を示す特
性図であり、検出対象のガスに空気を用いた場合(符号
41)と天然ガスを用いた場合(符号42)におけるフ
ローセンサの特性を示している。この図に示したよう
に、検出対象のガスが天然ガスであった場合(符号4
2)には、空気であった場合(符号41)よりもセンサ
の出力値が約15%上昇することがわかる。ここで、こ
の密度センサ24が、本発明におけるガス検知手段に対
応する。
【0021】なお、密度センサ24は、フローセンサに
限定されるものではなく、他のセンサであってもよい。
また、本発明においては、ガス検知手段として密度セン
サ24の代わりに、比熱や熱伝導率等のガスの他の物理
的性質の変化を検知する他のガスセンサを使用するよう
にしてもよい。
限定されるものではなく、他のセンサであってもよい。
また、本発明においては、ガス検知手段として密度セン
サ24の代わりに、比熱や熱伝導率等のガスの他の物理
的性質の変化を検知する他のガスセンサを使用するよう
にしてもよい。
【0022】図3は、ガス分析装置1における制御系の
構成を示すブロック図である。この図に示したように、
ガス分析装置1の制御系は、ガス分析装置1の全体制御
を行う制御部25と、この制御部25に接続された前述
の流速センサ22,密度センサ24,入力部26,表示
部27および音声出力部28とを備えて構成される。ま
た、制御部25には、更に、記憶部29と駆動回路30
とが接続されている。
構成を示すブロック図である。この図に示したように、
ガス分析装置1の制御系は、ガス分析装置1の全体制御
を行う制御部25と、この制御部25に接続された前述
の流速センサ22,密度センサ24,入力部26,表示
部27および音声出力部28とを備えて構成される。ま
た、制御部25には、更に、記憶部29と駆動回路30
とが接続されている。
【0023】ここで、入力部26は、ガス分析装置1に
対する各種操作を行うためのものである。また、この入
力部26からは、流速センサ22および密度センサ24
によるガスの流量および密度の実測定に先立って、支管
3(図1)から排出すべき既存のガスの排出容量の値を
あらかじめ入力可能になっている。ここで、この入力部
26に入力される排出容量は、支管3(図1)の径と長
さとによりあらかじめ求められる配管容量の計算値であ
る。
対する各種操作を行うためのものである。また、この入
力部26からは、流速センサ22および密度センサ24
によるガスの流量および密度の実測定に先立って、支管
3(図1)から排出すべき既存のガスの排出容量の値を
あらかじめ入力可能になっている。ここで、この入力部
26に入力される排出容量は、支管3(図1)の径と長
さとによりあらかじめ求められる配管容量の計算値であ
る。
【0024】記憶部29は、入力部26から実測定に先
だって入力された既存のガスの排出容量の値を記憶する
ようになっている。また、駆動回路30は、流量調整弁
12に接続されて流量調整弁12を駆動するためのもの
である。
だって入力された既存のガスの排出容量の値を記憶する
ようになっている。また、駆動回路30は、流量調整弁
12に接続されて流量調整弁12を駆動するためのもの
である。
【0025】制御部25は、CPU(中央処理装置)3
1、ROM(リード・オンリ・メモリ)32、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)33、および入出力ポ
ート35を備えており、これらを互いにバス36によっ
て接続して構成されている。ここで、入出力ポート35
は、流速センサ22,密度センサ24,入力部26,表
示部27,音声出力部28,記憶部29および駆動回路
30を制御部25に接続するためのものである。
1、ROM(リード・オンリ・メモリ)32、RAM
(ランダム・アクセス・メモリ)33、および入出力ポ
ート35を備えており、これらを互いにバス36によっ
て接続して構成されている。ここで、入出力ポート35
は、流速センサ22,密度センサ24,入力部26,表
示部27,音声出力部28,記憶部29および駆動回路
30を制御部25に接続するためのものである。
【0026】また、制御部25は、RAM33をワーキ
ングエリアとして、ROM32に格納された各種プログ
ラムをCPU31が実行することによって、ガスの分析
に必要な種々の機能を実現するようになっている。
ングエリアとして、ROM32に格納された各種プログ
ラムをCPU31が実行することによって、ガスの分析
に必要な種々の機能を実現するようになっている。
【0027】例えば、制御部25は、流量測定手段とし
ての流速センサ22により測定されたガスの排出流量を
積算して支管3(図1)から排出されたガスの総排出量
を演算するようになっている。また、制御部25は、演
算したガスの総排出量と入力部26から入力され記憶部
29に記憶された支管3中における既存のガスの容量と
を比較し、この比較結果に基づいて、駆動回路30を介
して流量調整弁12を制御し、支管3から排出されるガ
スの流量を調整するようになっている。より具体的に
は、排出されたガスの総排出量が支管3中における既存
のガスの容量に比較して所定の値に満たない場合、例え
ば、総排出量が支管3中における既存のガスの容量に対
して80〜90%に満たない場合には、支管3から排出
されるガスの流量が大流量になるよう調整し、所定の値
を越えた場合、例えば、総排出量が支管3中における既
存のガスの容量に対して80〜90%を越えた場合に
は、支管3から排出されるガスの流量が密度センサ24
による密度変化の検出に適した小流量になるよう調整す
るようになっている。このように、制御部25が、本発
明における排出量演算手段および比較手段に対応する。
また、流量調整弁12,制御部25,駆動回路30が本
発明における流量調整手段に対応する。
ての流速センサ22により測定されたガスの排出流量を
積算して支管3(図1)から排出されたガスの総排出量
を演算するようになっている。また、制御部25は、演
算したガスの総排出量と入力部26から入力され記憶部
29に記憶された支管3中における既存のガスの容量と
を比較し、この比較結果に基づいて、駆動回路30を介
して流量調整弁12を制御し、支管3から排出されるガ
スの流量を調整するようになっている。より具体的に
は、排出されたガスの総排出量が支管3中における既存
のガスの容量に比較して所定の値に満たない場合、例え
ば、総排出量が支管3中における既存のガスの容量に対
して80〜90%に満たない場合には、支管3から排出
されるガスの流量が大流量になるよう調整し、所定の値
を越えた場合、例えば、総排出量が支管3中における既
存のガスの容量に対して80〜90%を越えた場合に
は、支管3から排出されるガスの流量が密度センサ24
による密度変化の検出に適した小流量になるよう調整す
るようになっている。このように、制御部25が、本発
明における排出量演算手段および比較手段に対応する。
また、流量調整弁12,制御部25,駆動回路30が本
発明における流量調整手段に対応する。
【0028】また、制御部25は、ガス検知手段として
の密度センサ24による検知結果および前述のガスの総
排出量と支管3中の既存のガスの容量との比較結果に基
づいて、後述の手順に従って支管3中におけるガスの置
換状態を分析するようになっている。このように、制御
部25が本発明における分析手段に対応する。
の密度センサ24による検知結果および前述のガスの総
排出量と支管3中の既存のガスの容量との比較結果に基
づいて、後述の手順に従って支管3中におけるガスの置
換状態を分析するようになっている。このように、制御
部25が本発明における分析手段に対応する。
【0029】表示部27および音声出力部28は、それ
ぞれLED(発光ダイオード)および音声ブザー等で構
成されることにより、分析手段としての制御部25によ
って分析されたガスの置換状態を外部に通知することが
可能となっている。ここで、この表示部27および音声
出力部28が、本発明における通知手段に対応する。
ぞれLED(発光ダイオード)および音声ブザー等で構
成されることにより、分析手段としての制御部25によ
って分析されたガスの置換状態を外部に通知することが
可能となっている。ここで、この表示部27および音声
出力部28が、本発明における通知手段に対応する。
【0030】次に、図3のブロック図を参照しつつ、図
5に示す流れ図に従って、本実施の形態に係るガス分析
装置1により行われるガスの分析の動作について説明す
る。
5に示す流れ図に従って、本実施の形態に係るガス分析
装置1により行われるガスの分析の動作について説明す
る。
【0031】本実施の形態に係るガス分析装置1により
ガスの分析を行う場合には、まず、支管3(図1)の径
と長さとにより求められる配管容量の計算値が、排出す
べき既存のガスの排出容量の値として入力部26から入
力される(ステップS101)。ここで入力された容量
の値は、記憶部29に記憶される。入力部26から、排
出すべき既存のガスの排出容量の値が入力されると、支
管3からガスの排出が開始され(ステップS102)、
流速センサ22および密度センサ24によるガスの流量
および密度の実測定が開始される(ステップS10
3)。なお、実測定の開始時においては、流量調整弁1
2を制御することにより、支管3から排出されるガスの
排出流量が、例えば最大流量になるように調整されてい
る。
ガスの分析を行う場合には、まず、支管3(図1)の径
と長さとにより求められる配管容量の計算値が、排出す
べき既存のガスの排出容量の値として入力部26から入
力される(ステップS101)。ここで入力された容量
の値は、記憶部29に記憶される。入力部26から、排
出すべき既存のガスの排出容量の値が入力されると、支
管3からガスの排出が開始され(ステップS102)、
流速センサ22および密度センサ24によるガスの流量
および密度の実測定が開始される(ステップS10
3)。なお、実測定の開始時においては、流量調整弁1
2を制御することにより、支管3から排出されるガスの
排出流量が、例えば最大流量になるように調整されてい
る。
【0032】ガスの実測定において、制御部25は、流
量測定手段としての流速センサ22により測定されたガ
スの排出流量を積算して支管3(図1)から排出された
ガスの総排出量を演算しており、この総排出量が記憶部
29に記憶された既存のガスの容量に比較して所定量を
越えたか否かを判断する(ステップS104)。例え
ば、制御部25は、総排出量が支管3中における既存の
ガスの容量に対して80〜90%を越えたか否かを判断
する。ここで、総排出量が所定量に達していない場合に
は(ステップS104;N)、再びこの判断を繰り返
す。
量測定手段としての流速センサ22により測定されたガ
スの排出流量を積算して支管3(図1)から排出された
ガスの総排出量を演算しており、この総排出量が記憶部
29に記憶された既存のガスの容量に比較して所定量を
越えたか否かを判断する(ステップS104)。例え
ば、制御部25は、総排出量が支管3中における既存の
ガスの容量に対して80〜90%を越えたか否かを判断
する。ここで、総排出量が所定量に達していない場合に
は(ステップS104;N)、再びこの判断を繰り返
す。
【0033】一方、ガスの総排出量が、所定量を越えた
場合には(ステップS104;Y)、制御部25は、ガ
スの排出量の変更指示を駆動回路30に対して行い(ス
テップS105)、これにより流量調整弁12を制御し
てガスの排出流量を調整する(ステップS106)。こ
こでの流量の調整は、排出されるガスの流量が密度セン
サ24による密度変化の検出に適した小流量になるよう
に行う。なお、ステップS104において、ガスの総排
出量が、所定量を越えた場合には表示部27および音声
出力部28により、ガスの置換状態の途中経過を外部に
通知するようになっている。
場合には(ステップS104;Y)、制御部25は、ガ
スの排出量の変更指示を駆動回路30に対して行い(ス
テップS105)、これにより流量調整弁12を制御し
てガスの排出流量を調整する(ステップS106)。こ
こでの流量の調整は、排出されるガスの流量が密度セン
サ24による密度変化の検出に適した小流量になるよう
に行う。なお、ステップS104において、ガスの総排
出量が、所定量を越えた場合には表示部27および音声
出力部28により、ガスの置換状態の途中経過を外部に
通知するようになっている。
【0034】次に、支管3から排出されるガスの流量が
密度変化の検出に適した小流量に調整された状態におい
て、密度センサ24による密度変化の検出が行われる
(ステップS107)。また、制御部25は、密度セン
サ24による密度変化の検出値が所定の値に達したか否
かを判断し(ステップS108)、所定の値に達してい
ない場合には(ステップS108;N)、再びこの判断
を繰り返す。ここで、ステップS108における密度変
化の検出値の判断は、例えば、密度センサ24にフロー
センサを用い、支管3での置換が空気から天然ガスへと
行われる場合には、密度センサ24の出力値の変化が1
5%増になったか否かの判断をすることにより行う。密
度センサ24の出力値の変化が15%増になった場合に
は、図4の特性図から分かるように、密度センサ24の
検出対象が天然ガスへとなったことを意味するため、こ
れにより、支管3におけるガスの置換が空気から天然ガ
スへと完全に行われたか否かを判断することができる。
密度変化の検出に適した小流量に調整された状態におい
て、密度センサ24による密度変化の検出が行われる
(ステップS107)。また、制御部25は、密度セン
サ24による密度変化の検出値が所定の値に達したか否
かを判断し(ステップS108)、所定の値に達してい
ない場合には(ステップS108;N)、再びこの判断
を繰り返す。ここで、ステップS108における密度変
化の検出値の判断は、例えば、密度センサ24にフロー
センサを用い、支管3での置換が空気から天然ガスへと
行われる場合には、密度センサ24の出力値の変化が1
5%増になったか否かの判断をすることにより行う。密
度センサ24の出力値の変化が15%増になった場合に
は、図4の特性図から分かるように、密度センサ24の
検出対象が天然ガスへとなったことを意味するため、こ
れにより、支管3におけるガスの置換が空気から天然ガ
スへと完全に行われたか否かを判断することができる。
【0035】制御部25は、このような判断手法によ
り、密度変化の検出値が所定の値に達したと判断した場
合には(ステップS108;N)、支管3におけるガス
の置換が完了したと分析し、最後に、この分析結果の通
知を、表示部27への表示または、音声出力部28によ
る音声の出力により行う(ステップS109)。
り、密度変化の検出値が所定の値に達したと判断した場
合には(ステップS108;N)、支管3におけるガス
の置換が完了したと分析し、最後に、この分析結果の通
知を、表示部27への表示または、音声出力部28によ
る音声の出力により行う(ステップS109)。
【0036】以上説明したように、本実施の形態に係る
ガス分析装置1によれば、支管3における排出すべき既
存のガスの排出容量の値を入力部26から入力し、ここ
で入力された排出容量と比較して、支管3からの総排出
量が所定量を越えるまで、支管3から排出されるガスの
排出流量を、例えば最大流量になるように調整するよう
にしたので、ガスの置換作業における作業時間の短縮を
図ることができる。また、密度センサ24を凹形状を成
したガス溜まり部23に設置すると共に、密度センサ2
4を利用したガスの置換状態の具体的な分析を、支管3
から排出されるガスの流量を密度変化の検出に適した小
流量に調整した状態において行うようにしたので、ガス
の置換状態の判別が確実であり、置換状態の最終確認を
容易に行うことができる。また、表示部27および音声
出力部28によりガスの置換状態の通知が随時行われる
ので、装置の外部において置換状態を容易に知ることが
できる。
ガス分析装置1によれば、支管3における排出すべき既
存のガスの排出容量の値を入力部26から入力し、ここ
で入力された排出容量と比較して、支管3からの総排出
量が所定量を越えるまで、支管3から排出されるガスの
排出流量を、例えば最大流量になるように調整するよう
にしたので、ガスの置換作業における作業時間の短縮を
図ることができる。また、密度センサ24を凹形状を成
したガス溜まり部23に設置すると共に、密度センサ2
4を利用したガスの置換状態の具体的な分析を、支管3
から排出されるガスの流量を密度変化の検出に適した小
流量に調整した状態において行うようにしたので、ガス
の置換状態の判別が確実であり、置換状態の最終確認を
容易に行うことができる。また、表示部27および音声
出力部28によりガスの置換状態の通知が随時行われる
ので、装置の外部において置換状態を容易に知ることが
できる。
【0037】このように、本実施の形態に係るガス分析
装置1によれば、ガスの置換作業における作業時間を短
縮すると共に、ガスの置換状態の確認を容易に行うこと
ができるという効果を奏する。
装置1によれば、ガスの置換作業における作業時間を短
縮すると共に、ガスの置換状態の確認を容易に行うこと
ができるという効果を奏する。
【0038】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、その均等の範囲で種々変形可能である。例えば、上
記実施の形態では、制御部25が駆動回路30を介して
流量調整弁12を制御することにより、支管3から排出
されるガスの流量を調整するようしたが、この流量調整
弁12の調整は、人手により行うようにしてもよい。こ
の場合にも、ガスの置換状態の途中経過が表示部27お
よび音声出力部28により外部に通知されているので、
排出されるガスの流量を密度変化の検出に適した小流量
に調整する場合において、その調整を適正時期に行うこ
とができる。
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、その均等の範囲で種々変形可能である。例えば、上
記実施の形態では、制御部25が駆動回路30を介して
流量調整弁12を制御することにより、支管3から排出
されるガスの流量を調整するようしたが、この流量調整
弁12の調整は、人手により行うようにしてもよい。こ
の場合にも、ガスの置換状態の途中経過が表示部27お
よび音声出力部28により外部に通知されているので、
排出されるガスの流量を密度変化の検出に適した小流量
に調整する場合において、その調整を適正時期に行うこ
とができる。
【0039】また、上記実施の形態においては、排出す
べきガスの容量の値を制御部25に外付される記憶部2
9に記憶するようにしたが、制御部25の内部のRAM
33に記憶するようにしてもよい。これにより、装置の
小型化と低コスト化が図れる。
べきガスの容量の値を制御部25に外付される記憶部2
9に記憶するようにしたが、制御部25の内部のRAM
33に記憶するようにしてもよい。これにより、装置の
小型化と低コスト化が図れる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし請求
項4のいずれかに記載のガス分析装置によれば、ガスの
総排出量と、ガス配管中の既存のガスの容量とを比較
し、この比較結果に基づいて流量調整手段により、ガス
配管から排出されるガスの流量を調整するようにしたの
で、ガスの置換作業における作業時間の短縮を図ること
ができる。また、ガス検知手段によるガスの物理的性質
の変化の検知をガス配管から排出されるガスの流量調整
後に行うようにしたので、ガスの置換状態の判別が確実
であり、置換状態の最終確認を容易に行うことができ
る。このように、請求項1ないし請求項4のいずれかに
記載のガス分析装置によれば、ガスの置換作業における
作業時間を短縮すると共に、ガスの置換状態の確認を容
易に行うことができるという効果を奏する。
項4のいずれかに記載のガス分析装置によれば、ガスの
総排出量と、ガス配管中の既存のガスの容量とを比較
し、この比較結果に基づいて流量調整手段により、ガス
配管から排出されるガスの流量を調整するようにしたの
で、ガスの置換作業における作業時間の短縮を図ること
ができる。また、ガス検知手段によるガスの物理的性質
の変化の検知をガス配管から排出されるガスの流量調整
後に行うようにしたので、ガスの置換状態の判別が確実
であり、置換状態の最終確認を容易に行うことができ
る。このように、請求項1ないし請求項4のいずれかに
記載のガス分析装置によれば、ガスの置換作業における
作業時間を短縮すると共に、ガスの置換状態の確認を容
易に行うことができるという効果を奏する。
【0041】特に、請求項2記載のガス分析装置によれ
ば、ガスの流れを抑制するガス溜まり部にガス検知手段
を配置するようにしたので、請求項1記載のガス分析装
置の効果に加え、ガスの検知をより正確に行うことがで
きるという効果を奏する。
ば、ガスの流れを抑制するガス溜まり部にガス検知手段
を配置するようにしたので、請求項1記載のガス分析装
置の効果に加え、ガスの検知をより正確に行うことがで
きるという効果を奏する。
【0042】また、請求項4記載のガス分析装置によれ
ば、通知手段により置換状態の通知を行うようにしたの
で、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のガス分
析装置の効果に加え、装置の外部において装置の置換状
態を容易に知ることができるという効果を奏する。
ば、通知手段により置換状態の通知を行うようにしたの
で、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のガス分
析装置の効果に加え、装置の外部において装置の置換状
態を容易に知ることができるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施の形態に係るガス分析装置を含
むガス供給系統を示す説明図である。
むガス供給系統を示す説明図である。
【図2】図1におけるガス分析装置のガス分析部の詳細
な構成を示す説明図である。
な構成を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るガス分析装置の制
御系の構成を示すブロック図である。
御系の構成を示すブロック図である。
【図4】図1における密度センサとしてのフローセンサ
の出力値の変化の一例を示す特性図である。
の出力値の変化の一例を示す特性図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るガス分析装置の動
作を説明するための流れ図である。
作を説明するための流れ図である。
【図6】従来のガス分析装置の一構成を表す説明図であ
る。
る。
1 ガス分析装置 2 本管 3 支管 4 ガス燃焼装置 11 ガス分析部 12 流量調整弁 20 分析管 21 ノズル部 22 流速センサ 23 ガス溜まり部 24 密度センサ 25 制御部 26 入力部 27 表示部 28 音声出力部 29 記憶部 30 駆動回路
Claims (4)
- 【請求項1】 ガス配管中の既存のガスを排出して新た
なガスへと置換する場合に利用され、前記ガス配管中に
おけるガスの置換状態を分析するガス分析装置であっ
て、 前記ガス配管から排出されるガスの排出流量を測定する
流量測定手段と、 この流量測定手段により測定されたガスの排出流量を積
算して前記ガス配管から排出されたガスの総排出量を演
算する排出量演算手段と、 この排出量演算手段により演算されたガスの総排出量
と、前記ガス配管中における既存のガスの容量とを比較
する比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づいて前記ガス配管から排
出されるガスの流量を調整するための流量調整手段と、 この流量調整手段により流量調整されたガスの物理的性
質の変化を検知するガス検知手段と、 このガス検知手段による検知結果および前記比較手段の
比較結果に基づいて前記ガス配管中におけるガスの置換
状態を分析する分析手段とを備えたことを特徴とするガ
ス分析装置。 - 【請求項2】 前記ガス検知手段は、ガスの流れを抑制
するガス溜まり部に設置されてガスの物理的性質の変化
を検知することを特徴とする請求項1記載のガス分析装
置。 - 【請求項3】 前記ガス検知手段は、前記ガス配管から
排出されるガスの密度変化を検出する密度センサである
ことを特徴とする請求項1または2記載のガス分析装
置。 - 【請求項4】 更に、前記ガス配管中のガスの置換状態
を通知する通知手段を有することを特徴とする請求項
1,2または3記載のガス分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20766197A JP3488051B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | ガス分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20766197A JP3488051B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | ガス分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1151840A true JPH1151840A (ja) | 1999-02-26 |
JP3488051B2 JP3488051B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=16543472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20766197A Expired - Fee Related JP3488051B2 (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | ガス分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3488051B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001165730A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-22 | Yazaki Corp | ガスメータ |
JP2001165728A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-22 | Yazaki Corp | ガスメータ |
JP2003156376A (ja) * | 2001-11-21 | 2003-05-30 | Tokyo Gas Co Ltd | ガスwi計測装置およびガス燃焼流量計測装置ならびにそれらに用いられるガス密度計測器 |
JP2006030167A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-02-02 | Seiko Instruments Inc | マイクロチップシステム |
JP2007121058A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Seiko Instruments Inc | マイクロリアクタおよび該マイクロリアクタを用いた測定装置 |
JP2008524626A (ja) * | 2004-12-20 | 2008-07-10 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 閉ループ調節を備える小型流量制御装置 |
JP4696340B2 (ja) * | 2000-07-19 | 2011-06-08 | パナソニック株式会社 | 流量計 |
KR20160112040A (ko) * | 2015-03-17 | 2016-09-28 | 주식회사 이알지 | 가스 파이프용 실시간 모니터링 시스템 |
KR20160112041A (ko) * | 2015-03-17 | 2016-09-28 | 주식회사 이알지 | 측정모듈이 구비된 가스 파이프용 실시간 모니터링 시스템 |
JP2019124534A (ja) * | 2018-01-15 | 2019-07-25 | 東京瓦斯株式会社 | ガスメータ |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP20766197A patent/JP3488051B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001165730A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-22 | Yazaki Corp | ガスメータ |
JP2001165728A (ja) * | 1999-12-09 | 2001-06-22 | Yazaki Corp | ガスメータ |
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JP2008524626A (ja) * | 2004-12-20 | 2008-07-10 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 閉ループ調節を備える小型流量制御装置 |
JP4713594B2 (ja) * | 2004-12-20 | 2011-06-29 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 閉ループ調節を備える小型流量制御装置 |
JP2007121058A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Seiko Instruments Inc | マイクロリアクタおよび該マイクロリアクタを用いた測定装置 |
KR20160112040A (ko) * | 2015-03-17 | 2016-09-28 | 주식회사 이알지 | 가스 파이프용 실시간 모니터링 시스템 |
KR20160112041A (ko) * | 2015-03-17 | 2016-09-28 | 주식회사 이알지 | 측정모듈이 구비된 가스 파이프용 실시간 모니터링 시스템 |
JP2019124534A (ja) * | 2018-01-15 | 2019-07-25 | 東京瓦斯株式会社 | ガスメータ |
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---|---|
JP3488051B2 (ja) | 2004-01-19 |
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