JPH11513618A - ツールの横方向駆動のための手で持つ装置 - Google Patents

ツールの横方向駆動のための手で持つ装置

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JPH11513618A
JPH11513618A JP9515760A JP51576096A JPH11513618A JP H11513618 A JPH11513618 A JP H11513618A JP 9515760 A JP9515760 A JP 9515760A JP 51576096 A JP51576096 A JP 51576096A JP H11513618 A JPH11513618 A JP H11513618A
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JP9515760A
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エリクソン,ロルフ
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アーベー デンタトウス
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 装置ハウジング(2)と、ハウジング中で回転自在な駆動軸部(10)と、ハウジングに旋回自在に据え付けられたツールホルダ部(18)とを有するハンドツールは駆動軸部に作用可能に接続され、例えばやすりなどを支えるためにハウジングから突出している固定部(24)を持つ。軸ジャーナル(30)は駆動軸部(10)中に固定され、駆動軸部の中心線(A)に対して偏心的に位置する。軸ジャーナル(30)は駆動軸部の外部セクション(48)で外部限界表面(52′)を持つ運動伝達部材(50′)を支える。この部材は装置ハウジング(2)の内部に位置するツールホルダ部(18)の端部にあるくぼみ(54)と駆動関係で配置されている。くぼみ(54)内では運動伝達部材(50′)はくぼみの境界を定める隣接接触表面(56,58)に対してその外部(52′)を回転させつつ、ツールホルダ部(18)に対して横方向に運動することができる。駆動軸部(10)の中心軸(A)の回りの軸ジャーナル(30)の回転偏心運動は駆動軸部が回転する際、横方向振子運動をハウジング(2)に旋回自在に据え付けられたツールホルダ部(18)に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】 ツールの横方向駆動のための手で持つ装置発明の分野 本発明は、モーター操作のために設計され、請求の範囲1の特徴前提節に特定 されたタイプのハンドツールに関する。 このハンドツールは非常に一般的な用語で言うと装置ハウジング、装置ハウジ ング中で回転自在に据え付けられ、かつ好適なタイプのモーターにより駆動され るように設計されている駆動軸部、及び装置ハウジング中で旋回自在に据え付け られ、駆動軸部に作用可能に接続され、かつ機械加工ツール(例えばやすり(fi le)のために装置ハウジングから突出している固定部分を持つツールホルダ部を 含む。軸ジャーナルの一端は駆動軸部中に固定され、前記軸ジャーナルは回転の 幾何学的軸又は駆動軸部の中心線に対して偏心的に位置する。従来の技術 同様のタイプのハンドツールは、例えばスウェーデン特許出願9301273 −0、US−A2824455及びUS−A4114270で既に公知となって いる。 前記スウェーデン特許出願で記載されているハンドツールは機械加工ツール、 好ましくはやすりのための固定部材を有する。この固定部材は縦方向に往復作用 運動を実行するような方法で駆動され、その結果として部材に固定されるツール に縦方向の往復機械加工運動を実行させる。 この公知のタイプのハンドツールは、端、角、溝の領域の又は主に加工物の異 なる表面がある角度で互いに結合する場所での加工物表面の精密機械加工に特に 適しており、その結果として機械加工空間は限定され、かつ/又は機械加工空間 を得ることが難しい。 しかしながら、この公知技術は問題のハンドツール(装置)の縦方向と本質的 に一致している機械加工方向を常に含んでいる。しかしながら、この公知のタイ プのハンドツールでは、ハンドツール(装置)全体を横方向に行ったり来たり動 かすことなしにツールホルダ部の横方向に材料を機械にかけることは不可能であ る。発明の目的 本発明の目的は好適なモーターによって駆動され、それによって材料をツール ホルダ部に対して横方向に、結果としてツールホルダ部で保持されている機械加 工ツールに対して横方向に機械加工することができ、例えば精密機械加工のため に好適なやすりになりうる新しいタイプのハンドツールを利用可能にすることで ある。 ツールのこのような往復横方向(reciprocating sidways or lateral)運 動は角、くぼんだ端、溝(slots)、くぼみ(recesses)などの接近しにくい表 面領域の研磨、微細研磨、精密機械加工、及び他のタイプの仕上げ機械加工に特 に要求される。 さらなる目的は、ハンドツール又は装置がコンパクトで狭い空間でも取り扱い やすいように、横方向の振子運動で作用し、装置ハウジングが小さな外部横方向 寸法を持ちうるハンドツールを利用可能にすることである。 本発明の別の目的は、横方向振子運動で作用し、機械加工ツール(例えばやす り)の横方向の作用ストロークが調節可能であるハンドツール、換言すればスト ローク長(横方向振子運動)が調節可能な手で持つ装置を利用可能にすることで ある。発明の開示 本発明によれば、上記目的は、請求の範囲1の特徴節に特定された特徴を持つ 、導入部で言及されたタイプのハンドツールによって達成される。 請求の範囲1に従って本発明のさらなる発展を表すさらなる構造的特徴は従属 請求の範囲から明白である。 本発明によるハンドツールは、駆動軸部に固定される軸ジャーナルが、駆動軸 部から突出しかつ環状外部限界表面を有する運動伝達部材を支持する軸ジャーナ ルセクションを持つという点で新しく区別される。この運動伝達部材は装置ハウ ジングの内部に位置するツールホルダ部の端部のくぼみと駆動関係で配置される 。このくぼみ内では、運動伝達部材はくぼみの境界を定める一対の接触表面に対 して外部限界表面を回転させつつ、ツールホルダ部に対して横方向に運動するこ とができる。駆動軸部の回転軸の回りの偏心的に位置する軸ジャーナルの回転偏 心運動は駆動軸部の回転によって作り出され、装置ハウジング中の縦平面の横方 向振子運動を装置ハウジングに旋回自在に据え付けられたツールホルダ部に伝達 するように作用する。 運動伝達部材は、例えば外部軸受スリーブを有し、その外側が部材の外部限界 表面を形成するロールベアリング又はニードルベアリングのようなロールタイプ ベアリングであってもよい。あるいは、運動伝達部材は突出する軸ジャーナルセ クションに回転自在かつ軸方向に移動可能な方法で据え付けられ、球状に湾曲し た外側面が部材の外部限界表面を形成するボール形キャリア(ball-shaped car rier)部であってもよい。 運動伝達部材がロールタイプベアリングである場合は、そのロール体(例えば ニードル又はローラ)は外部軸受スリーブの内側と軸ジャーナルセクションの表 面に対してそれぞれ直接静止する外部軸受スリーブと軸ジャーナルセクションの 間に配置される。 軸受スリーブは好ましくは軸方向と円周方向の両方で凸面屈曲を持つ。 構造上は、ツールホルダ部は装置ハウジングの内部領域において、装置ハウジ ング中の横方向軸受ジャーナル上に旋回自在に据え付けられた細長い、プレート 状振子部からなることができる。この軸受ジャーナルは装置ハウジングの前部に 配置され、内部に振子部が旋回運動でガイドされる縦ガイドチャンバーを有する ガイド体中へ挿入される。 この場合のガイド体は、相互に並んで配置され、相互に支え合い、装置ハウジ ングの前部の円筒状の空洞に据え付けられた実質的に半円筒状の二つのガイド体 部からなることが都合が良い。そのガイド体部は互いに離れて位置し、振子部の ためのガイドチャンバーの側壁を形成する、相互に面する壁面を持つ。 調節可能なストローク長(すなわち調節可能な横方向振子振幅)を有するハン ドツールは、駆動軸部の回転軸に対して鋭角で配置された駆動軸部に固定された 軸ジャーナルによって得ることができ、ガイド体は例えばその中でねじ止め可能 なように支えられることによって装置ハウジングの前部の円筒状空洞中で軸方向 に調節可能なように配置される。前記空洞中のガイド体の軸方向の調節(ねじ止 め)の結果、傾斜した軸ジャーナルセクション上のボール形キャリア部は移動し 、かくしてキャリア部は駆動軸部の回転の幾何学的軸の方に押しやられ、又はそ こから外方へ強いられる。このボール形キャリア部の強制的移動はストローク長 に望ましい変化を起こす。図面の簡単な説明 本発明によるハンドツールの図面に示されたいくつかの具体例を参照して本発 明を以下により詳細に記述及び説明する: 図1は本発明によるハンドツールの第一具体例の縦断面図であり; 図2は図1の線II−IIに沿った断面図であり; 図3は図1の線III−IIIに沿った断面図であり; 図4は本発明によるハンドツールの第二具体例の縦断面図であり; 図5は図4の線V−Vに沿った断面図であり; 図6は図4の線VI−VIに沿った断面図である。図面中の具体例の説明 図1はモーター操作用に設計された手で持つ研磨機械の前部の縦断面図である 。手で持つ研磨機械の図面の前部は本記述ではハンドツールとして言及する。図 面の前部機械部に加えて、完全な研磨機械は好ましくは電気モーターである駆動 モーターを調節し、前記前部機械部に連結された後部機械部をも含む。また、機 械は油圧モーター又は空気圧モーターによって駆動されてもよい。モーターを支 えている機械の後部(ここには示されていない)はここに示されているハンドツ ール、すなわち前部機械部にねじ止めされるか又は他の方法で連結される。 図面のハンドツールは、前部装置ハウジング部4及び後部装置ハウジング部6 からなる装置ハウジング2を含み、後部装置ハウジング部6は前部装置ハウジン グ部4(図1の左端)の後端部にねじ止めされ、モータを調節する研磨機械部( ここには示されていない)の後部で順に連結可能なハウジング部を表す。図2及 び図3からわかるように、装置ハウジング2は管状ケースとして設計される。 駆動軸部10はボールベアリング8によって装置ハウジング2に回転自在に据 え付けられており、図中のその左端は研磨機械の駆動モーター軸(ここには、示 されていない)へ軸継手部12を介して連結されることができる。ボールベアリ ング8は一方では前部装置ハウジング部4に挿入されたスペーシングスリーブ( spacing sleeve)14と、他方では装置ハウジング部4にねじ止めされた後部 ハウジング部6の前部との間で締め付けられる。駆動軸部10はナット16によ りボールベアリング8の内部リングに堅くねじ止めされる。前部装置ハウジング 部4にさらに旋回可能な方法で据え付けられているものは、ツールホルダ部18 であり、それはその後端で駆動軸部10へ操作可能に連結されている。ツールホ ルダ部は装置ハウジング部4の前部端壁22の開口20を介して突出しかつ軸孔 26を有する固定部分24を持ち、軸孔26にはやすりの如き機械加工ツールの 固定端を、固定部分24の前部の内側にねじ山を切られた孔28にねじ止めされ る締付けねじ(ここでは示されていない)によって固定することができる。 軸ジャーナル30の一端は駆動軸部10中に固定されており、前記軸ジャーナ ル30は、見ての通り駆動軸部の幾何学的軸A又は回転軸に関して偏心的に配置 されている。 装置ハウジング2の前部装置ハウジング部4の内側に位置する領域では、ツー ルホルダ部18は装置ハウジング中の横方向軸受ジャーナル34上に旋回自在に 据え付けられた細長いプレート状振子部32からなる。図2からわかるように、 この軸受ジャーナルはガイド体36に挿入され、ガイド体36は前部装置ハウジ ング部4中に配置され、縦ガイドチャンバー38を有し、その中で振子部32が 旋回運動を実施可能なようにガイドされている。ガイド体36は前部装置ハウジ ング部4の円筒状空洞39に据え付けられ、スペーシングスリーブ14の環状前 部端壁と装置ハウジングの前部端壁22との間に軸方向に固定されている。ガイ ド体36は二つの実質的に半円筒状ガイド体部36′及び36″からなり、それ らは互いに並んで配置され、互いに支え合い、かくして円筒状空洞39に据え付 けられている。ガイド体部36′及び36″は接触表面領域40及び42で相互 に接触している。ガイド体部36′及び36″はガイドチャンバー38の側壁を 形成しかつ振子部32の厚みをわずかに越えるような互いの距離で位置する、相 互に面する壁表面44′及び44″を持つ。 次に、ツールホルダ部18のプレート状振子部32と駆動軸部10の間の駆動 連結部の構造上の設計について述べる。 図1からわかる通り、軸ジャーナル30は環状外部限界表面52′を持つ運動 伝達部材50′を支持し、かつ駆動軸部10の前部表面46の外側に突出する軸 ジャーナルセクション48を持つ。この運動伝達部材50′は、ツールホルダ部 18のプレート状振子部32の端部のくぼみ54と作用関係で配置される。駆動 軸部10の回転の際、結果的には幾何学的軸Aのまわりの軸ジャーナル30の環 状旋回運動の際、運動伝達部材50′は、振子部32のプレート面に対して横方 向に、すなわち軸受ジャーナル34の車軸方向に対して平行に、くぼみ54内で 移動可能である。くぼみ54中の運動伝達部材50′の往復横運動−図1の製図 面に対して直角である−は、くぼみ54の限界表面を構成する下方接触表面58 と上方接触表面56に対して回転する部材の外部限界表面52′に対して起こる 。運動伝達部材50′の上下方向の振子運動は、図1の製図面に見られるように 、軸ジャーナル30の環状旋回運動の“有用な”活性構成要素であり、その構成 要素は引き継がれて振子部32に伝達され、軸受ジャーナル34のまわりの振子 部32の望ましい振子運動となる。 駆動軸部10の回転によって運動がなされる回転の幾何学的軸Aのまわりの軸 ジャーナル30の旋回偏心運動は、かくして装置ハウジング2の縦平面中の横方 向振子運動(図1の上下方向に)を装置ハウジング2に旋回自在に据え付けられ たツールホルダ部18に伝達するように働く。この振子運動は、かくして図1中 の製図面に相当する平面で、軸受ジャーナル34に対して直角に起こる。かくし て往復振子運動に設定されたツールホルダ部18によって、ツールホルダ部18 の孔26に固定された、例えばやすりなどの機械加工ツールは、交互往復振動横 方向作用運動をすることになる。 図1−3に図示される本発明によるハンドツールの具体例では、運動伝達部材 50′は、外部が部材の外部限界表面52′を構成する外部軸受スリーブ60を 有するロールタイプベアリングから成る。ロールベアリング50′のロール体6 2は、軸受スリーブ60の内側と軸ジャーナルセクション48の表面との間に配 置される。環状軸受スリーブ60は、その外部52′が図1に示されているよう に、スリーブの軸方向で凸面屈曲を持つように設計される。このようにして、く ぼみ54の接触表面56及び58と軸受スリーブ60の外側との間の角度の変化 は、遊びを生じることなく起こることができる。 次に、図4−6に図示されているように本発明によるハンドツールの第2の具 体例について述べる。この第2の具体例は図1−3で図示されているものとはツ ールホルダ部18のストローク長、すなわち軸受ジャーナル34のまわりの最大 振子振幅の再調節又は修正を可能にする点で主要部において異なる。ストローク 長の調節を可能にするために必要な構造上の特徴は別にして、図4−6によるハ ンドツールは原則として図1−3に図示されるハンドツールと同様にして構成さ れる。それゆえ、図1−3による具体例に直接的に対応する図4−6による具体 例の部分は、図1−3中と同じ参照符号を付与され、それらが相互に関係して作 用する方法及びそれらの構造は図4−6による具体例の記述と関係して繰り返さ れない。 図4−6による具体例の特に区別されうる特徴は、軸ジャーナル30が駆動軸 部10の回転軸Aに対して鋭角をなすように、駆動軸部10に固定されている軸 ジャーナル30がこの場合は駆動軸部10に傾斜するように据え付けられている ことである。図4−6による具体例の別の特に区別されうる特徴は、運動伝達部 材50″がこの場合は球状に湾曲した外側64が運動伝達部材の外部限界表面5 2″を形成し、突出している軸ジャーナルセクション48に回転自在かつ軸方向 に移動可能な方法で据え付けられたボール形キャリア部として設計されているこ とである。 ツールホルダ部18について調節可能なストローク長を得るために、ガイド体 36はこの場合、前部装置ハウジング部4の円筒状空洞39に軸方向に調節可能 な方法で配置される。調節能力は、この場合、空洞39の内部壁とガイド体36 の外側との間の接触領域中のねじ連結の形で達成される。このねじ連結は、例え ば、図4に示されているように、空洞39の内部壁上の内部ねじ山66、及びこ れらと協同する、ガイド体36の外側上の外部ねじ山68を含む。この場合、環 状シール70も空洞39の隣接壁表面とガイド体36との間にあり、そのシール 70は装置ハウジング部4とガイド体36との間の望ましくないねじ止め運動に 対して好適な摩擦抵抗を与える。 ツールホルダ部18のストローク長を変化させたい場合は、ガイド体36は極 めて簡単に装置ハウジング2の軸上内側又は外側へねじ回しされ、その結果、ボ ール形キャリア部として設計された運動伝達部材50″は軸ジャーナル30の内 側(図4の左へ)又は外側へ一定距離移動される。それは軸ジャーナル30の縦 軸Bと回転の幾何学的軸Aとの間の、ストローク長を決定する回転半径距離Rが 対応する程度変化することを意味する。図1−3による具体例では、この回転半 径距離Rは、もちろん変更不可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年11月13日 【補正内容】 しかしながら、この公知技術は問題のハンドツール(装置)の縦方向と本質的 に一致している機械加工方向を常に含んでいる。しかしながら、この公知のタイ プのハンドツールでは、ハンドツール(装置)全体を横方向に行ったり来たり動 かすことなしにツールホルダ部の横方向に材料を機械にかけることは不可能であ る。 さらに、US−A5437571は請求の範囲1の前提文に従った振動ツール を開示する。発明の目的 本発明の目的は好適なモーターによって駆動され、それによって材料をツール ホルダ部に対して横方向に、結果としてツールホルダ部で保持されている機械加 工ツールに対して横方向に機械加工することができ、例えば精密機械加工のため に好適なやすりになりうる新しいタイプのハンドツールを利用可能にすることで ある。 ツールのこのような往復横方向(reciprocating sidways or lateral)運 動は角、くぼんだ端、溝(slots)、くぼみ(recesses)などの接近しにくい表 面領域の研磨、微細研磨、精密機械加工、及び他のタイプの仕上げ機械加工に特 に要求される。 さらなる目的は、ハンドツール又は装置がコンパクトで狭い空間でも取り扱い やすいように、横方向の振子運動で作用し、装置ハウジングが小さな外部横方向 寸法を持ちうるハンドツールを利用可能にすることである。 本発明の別の目的は、横方向振子運動で作用し、機械加工ツール(例えばやす り)の横方向の作用ストロークが調節可能であるハンドツール、換言すればスト ローク長(横方向振子運動)が調節可能な手で持つ装置を利用可能にすることで ある。 請求の範囲 1.装置ハウジング(2)と、装置ハウジング中に回転自在に据え付けられた 駆動軸部(10)と、装置ハウジング中の横方向軸受ジャーナル(34)に旋回 自在に据え付けられ、軸ジャーナル(30)を介して駆動軸部(10)に作用的 に連結され、装置ハウジング(2)から突出しているツール固定部(24)を持 つツールホルダ部(18)とを含み、軸ジャーナル(30)がその第1端を駆動 軸部(10)中に固定し、駆動軸部の回転軸(A)に関して偏心的に位置してお り、軸ジャーナル(30)が駆動軸部(10)から突出し、かつ装置ハウジング (2)の内側のツールホルダ部(18)の端でくぼみ(54)中へ伸長するジャ ーナルセクション(48)を第2端に持つハンドツールにおいて、下記の記述に より特徴付けられるハンドツール: (i) 軸ジャーナルセクション(48)が、環状外部限界表面(52′,52 ″)を持ち、くぼみ(54)の境界を定める一対の接触表面(56,58)に対 してツールホルダ部(18)に対して横方向に回転する外部限界表面を有するく ぼみ(54)と移動自在な駆動関係で配置される運動伝達部材(50′,50″ )を、回転自在に支持し、 (ii) 軸受ジャーナル(34)がガイド体(36)中に挿入され、そのガイド 体は縦チャンバー(38)を持ち、そのチャンバーにおいてツールホルダ部(1 8)のプレート状振子部(32)が旋回運動のためにガイドされ、そのガイド体 (36)が装置ハウジングの前部(4)中に配置され、実質的に半円筒状の二つ のガイド体部(36′,36″)から成り、 (iii)軸ジャーナル(30)の前記回転軸(A)のまわりの回転偏心運動が、 ガイド体(32)の縦チャンバー(32)中の振子運動をツールホルダ部(18 )の振子部(32)に伝達する。 2.運動伝達部材(50′)が外部軸受スリーブ(60)を有するロールタイ プベアリングであり、その外部が部材の外部限界表面(52′)を形成すること を特徴とする請求の範囲1に記載のハンドツール。 3.運動伝達部材(50″)がボール形キャリア部であり、そのキャリア部が 突出している軸ジャーナルセクション(48)上に回転自在かつ軸方向に移動可 能な方法で据え付けられ、その球状に湾曲した外側面(64)が部材の外部限界 表面(52″)を形成することを特徴とする請求の範囲1に記載のハンドツール 。 4.ロールタイプベアリング(50′)のロール体(62)が軸ジャーナルセ クションの表面と軸受スリーブ(60)の内部に対して直接静止して、軸ジャー ナルセクション(48)と外部軸受スリーブ(60)との間に配置されているこ とを特徴とする請求の範囲2に記載のハンドツール。 5.軸受スリーブ(60)の外側が円周方向と軸方向の両方で凸面屈曲を持つ ことを特徴とする請求の範囲4に記載のハンドツール。 6.ガイド体部(36′,36″)が装置ハウジングの前部(4)中の円筒状 空洞(39)中に相互に並んで配置され、相互に支え合う接触表面領域(40, 42)を持ち、そのガイド体部(36′,36″)が振子部(32)のガイドチ ャンバー(38)の側壁を形成しかつ相互に離れて位置する相互に面する壁表面 (44′,44″)を持つことを特徴とする請求の範囲1〜5のいずれかに記載 のハンドツール。 7.駆動軸部(10)中に固定された軸ジャーナル(30)が駆動軸部の前記 回転軸(A)に対して鋭角(α)を形成し、ガイド体(36)が、装置ハウジン グ(2)の前部(4)中の円筒状空洞(39)中で軸方向に調節可能な方法で配 置されることを特徴とする請求の範囲3及び6に記載のハンドツール。 8.ガイド体(36)が外部壁領域を持ち、その外部壁領域が突出又はねじ山 部(68)を持ち、かつねじ山又は突出(66)を持つ空洞(39)の壁の対応 領域とねじ止め関係にあり、装置ハウジング(2)中のガイド体(36)のねじ 回しにより、ツールホルダ部(18)のストローク長の変化が生じることを特徴 とする請求の範囲7に記載のハンドツール。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 ルホルダ部(18)に伝達する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.装置ハウジング(2)と、装置ハウジング中で回転自在に据え付けられた 駆動軸部(10)と、機械加工ツールのために装置ハウジング(2)から突出し ている固定部(24)を有し、駆動軸部に作用可能に連結され、かつ装置ハウジ ング中で旋回自在に据え付けられたツールホルダ部(18)とを含み、軸ジャー ナル(30)の一端が駆動軸部(10)中に固定され、前記軸ジャーナルが駆動 軸部の回転軸(A)に関して偏心的に位置するハンドツールにおいて、下記の記 述により特徴付けられるハンドツール: (i)軸ジャーナル(30)が軸ジャーナルセクション(48)を持ち、それが 駆動軸部(10)から突出し、かつ環状外部限界表面(52′,52″)を有す る運動伝達部材(50′,50″)を支持し、その部材が装置ハウジング(2) の内側に位置するツールホルダ部(18)の端部中のくぼみ(54)と駆動関係 で配置され、そのくぼみ(54)中で運動伝達部材(50′,50″)がツール ホルダ部(18)に対して横方向に移動することができ、その部材がくぼみの境 界を定める一対の接触表面(56,58)に対して回転する外部限界表面(52 ′,52″)を有し、 (ii)駆動軸部の回転軸(A)のまわりの、軸ジャーナル(30)の回転偏心運 動が駆動軸部(10)の回転によって生み出され、装置ハウジング(2)中に旋 回自在に据え付けられたツールホルダ部(18)に、装置ハウジング(2)中の 縦平面の横方向振子運動を伝達するように作用する。 2.運動伝達部材(50′)が外部軸受スリーブ(60)を有するロールタイ プベアリングであり、その外部が部材の外部限界表面(52′)を形成すること を特徴とする請求の範囲1に記載のハンドツール。 3.運動伝達部材(50″)がボール形キャリア(carrier)部であり、その キャリア部が突出している軸ジャーナルセクション(48)上に回転自在かつ軸 方向に移動可能な方法で据え付けられ、その球状に湾曲した外側面(64)が部 材の外部限界表面(52″)を形成することを特徴とする請求の範囲1に記載の ハンドツール。 4.ロールタイプベアリング(50′)のロール体(62)が軸ジャーナルセ クションの表面と軸受スリーブ(60)の内部に対して直接静止して、軸ジャー ナルセクション(48)と外部軸受スリーブ(60)との間に配置されているこ とを特徴とする請求の範囲2に記載のハンドツール。 5.軸受スリーブ(60)の外側が円周方向と軸方向の両方で凸面屈曲を持つ ことを特徴とする請求の範囲4に記載のハンドツール。 6.装置ハウジング内部領域において、ツールホルダ部(18)が細長い、プ レート状振子部(32)から成り、その振子部(32)が装置ハウジング中の横 方向軸受ジャーナル(34)上に旋回自在に据え付けられ、その軸受ジャーナル (34)がガイド体(36)中に挿入され、そのガイド体が装置ハウジングの前 部(4)中に配置され、かつ縦ガイドチャンバー(38)を持ち、そのチャンバ ー中で振子部(32)が旋回運動を実行できるようにガイドされていることを特 徴とする請求の範囲1〜5のいずれかに記載のハンドツール。 7.ガイド体(36)が、相互に並んで配置され、相互に支え合い(40,4 2)、装置ハウジングの前部(4)中の円筒状空洞(39)中に据え付けられた 実質的に半円筒状の二つのガイド体部(36′,36″)から成り、そのガイド 体部(36′,36″)が振子部(32)のガイドチャンバー(38)の側壁を 形成し、かつ相互に離れて位置する、相互に面する壁表面(44′,44″)を 持つことを特徴とする請求の範囲6に記載のハンドツール。 8.駆動軸部(10)中に固定された軸ジャーナル(30)が駆動軸部の回転 軸(A)に対して鋭角(α)を形成し、ガイド体(36)が装置ハウジングの前 部(4)中の円筒状空洞(39)中で軸方向に調節可能な方法で配置されている ことを特徴とする請求の範囲3,6,又は7に記載のハンドツール。 9.ガイド体(36)が外部壁領域を持ち、その外部壁領域が突出又はねじ山 部(68)を持ち、かつねじ山又は突出(66)を持つ空洞(39)の壁の対応 領域とねじ止め関係にあり、装置ハウジング(2)中のガイド体のねじ回しによ り、ツールホルダ部(18)のストローク長の変化が生じることを特徴とする請 求の範囲8に記載のハンドツール。
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