JPH11512448A - 置換2−フェニルピリジン - Google Patents

置換2−フェニルピリジン

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JPH11512448A
JPH11512448A JP9512358A JP51235897A JPH11512448A JP H11512448 A JPH11512448 A JP H11512448A JP 9512358 A JP9512358 A JP 9512358A JP 51235897 A JP51235897 A JP 51235897A JP H11512448 A JPH11512448 A JP H11512448A
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シェーファー,ペーター
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ハイストラハー,エリーザベト
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ツァガール,シリル
ラック,ミヒャエル
ゲツ,ノルベルト
ハロイス,アルブレヒト
ヴェストファレン,カール−オットー
ヴァルター,ヘルムート
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    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/34Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • A01N43/40Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings

Abstract

(57)【要約】 で表わされ、n=0、1、R1=Hal、C1−C4ハロアルキル、R2、R3=H、Hal、R4=CN、Hal、R5=−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6、−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N(R7)R8、−O−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−R6、−O−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N−(R7)R8、−S−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−R6、−S−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N(R7)R8、R6=H、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ−C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C3−C4アルキニル、R7=H、C1−C4アルキル、カルボキシ−C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシカルボニル−C1−C4アルキル、R8=H、C1−C4アルキルであることを特徴とする新規の置換2−フェニルピリジン(I)、その除草剤としての、かつ植物を乾燥/落葉させるための用途。

Description

【発明の詳細な説明】 置換2−フェニルピリジン 本発明は下式(I) で表わされ、式中 nが0または1、 R1がハロゲンまたはC1−C4ハロアルキル、 R2、R3がそれぞれ水素またはハロゲン、 R4がシアノまたはハロゲン、 R5が−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6、−CO−O−(C1 −C4アルキレン)−CO−N(R7)R8、−O−(C1−C4アルキレン)−C O−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6、−O−(C1−C4アルキレン )−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N−(R7)R8、−S−(C1 −C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6または− S−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N( R7)R8をそれぞれ意味し、 上記R6が水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ−C1−C4アルキル 、C2−C4アルケニルまたはC3−C4アルキニル、 上記R7が水素、C1−C4アルキル、カルボキシ−C1−C4アルキル、(C1− C4アルコキシ)カルボニル−C1−C4アルキル、 上記R8が水素、C1−C4アルキルを意味することを特徴とする、新規の置換 2−フェニルピリジン、および式中のR6が水素である場合の化合物Iの農業上 有用な塩に関する。 本発明は、さらに化合物Iの除草剤としての用途、植物を乾燥させ、かつ/も しくは落葉させるための用途、 化合物Iを有効成分として含有する、除草剤組成物および植物の乾燥/落葉用 組成物、 化合物Iの製造方法および化合物Iを使用する上記剤の製造方法および 新規の中間生成物IIbおよびその製造方法に関する。 除草作用を有する置換2−フェニルピリジンは、すでに例えばPCT出願WO 95/2580号、同WO95/2590号、西独特願公開19500760号 、同19500758号、同19500911号各公報に記載されている。 上記WO95/2580号公報には、多くの除草有効2−フェニルピリジンが 記載されているが、式Iの化合物およびその特に有利な特性については全く記載 されていない。 また、これら公知化合物の有害植物に対する除草効果は、必ずしも満足なもの ではない。 そこで、本発明の目的は、好ましくない植物の抑制を、従来なし得たよりもさ らに良好ならしめる、新規の除草作用化合物を見出し、提供することである。 しかるに、この目的は、冒頭に掲記した新規化合物Iおよび新規の中間生成物 IIbにより達成され得ることが本発明者らにより見出された。 また、化合物Iを含有し、極めて良好な除草作用を示す除草剤組成物も見出さ れた。さらにこの除草剤組成物の製造方法および化合物Iを使用して好ましくな い植物を抑制する方法も見出された。 また、化合物Iが、例えば綿花、じゃがいも、あぶらなたね、ひまわり、大豆 、野菜豆類などの適当な栽培植物を、ことに綿花、じゃがいもを乾燥させ、落葉 させ得ることが見出された。従って、化合物Iを含有する、植物乾燥/落葉用組 成物、化合物Iを使用して、当該組成物を製造する方法ならびに植物を乾燥させ 、かつ/もしくは落葉させる方法も見出された。 化合物Iの置換態様に応じて、これは単一もしくは複数のキラル中心を持つこ とができ、従って、この場合、当該化合物Iはエナンチオマーまたはジアステレ オマー混合物として形成され、存在し得る。本発明は純粋なエナンチオマーない しジアレテレオマーおよびその混合物をその対象とする。 式中のR6が水素である場合の置換2−フェニルピリジンIは、農業上有用な 塩の形態で存在し得る。この場合、塩の性格は重要ではない。適当な塩は、遊離 化合物Iと比較して、除草作用を低下させないこれら塩基の塩である。 ことに有用な塩は、アルカリ金属、ことにナトリウム、カリウムの塩、アルカ リ土類金属、ことにカルシウム、マグネシウムの塩、遷移金属、ことに亜鉛、鉄 の塩、アンモニウムイオンが結合され得る、また必要に応じて1から4個のC1 −C4アルキル、ヒドロキシ−C1−C4アルキルおよび/またはフェニルまたは ベンジルを置換基を持っていてもよいアンモニウム塩、ことにジイソプロピルア ンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、トリメチ ルベンジルアンモニウム、トリメチル(2−ヒドロキシエチル)アンモニウムの 塩、さらには、ホスホニウム塩、スルホニウム塩、ことにトリ(C1−C4アルキ ル)スルホニウム塩、スルホキソニウム塩、ことにトリ(C1−C4アルキル)ス ルホキソニウム塩である。 式IのR1、R6、R7、R8に関する定義で使用された包括的なアルキル、ハロ アルキル、アルコキシ、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、アルコキシ カルボニルアルキル、アルケニル、アルキニル、さらにハロゲンなどの語は、具 体的には下記の各基を意味する。すべてのアルキルは、直鎖でも分岐でもよい。 またハロアルキルは、1から5個の、同じもしくは異なるハロゲンで置換されて いるアルキルを意味する。 ハロゲンは、弗素、塩素、臭素または沃素を意味し、 1−C4アルキルは、メチル、エチル、n−プロピル、1−メチルエチル、n −ブチル、1−メチルエチル、n−ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプ ロピルまたは1,1−ジメチルエチルを意味し、 1−C4ハロアルキルは、上述したC1−C4アルキルが部分的もしくは完全に 弗素、塩素、臭素および/または沃素で置換されている基であって、例えばCH2 Cl、ジクロロメチル、トリクロロメチル、CH2F、CHF2、CF3、クロロ フルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、2−フル オロエチル、2−クロロエチル、2−ブロモエチル、2−ヨードエ チル、2,2−ジフルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−クロ ロ−2−フルオロエチル、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチル、2,2−ジ クロロ−2−フルオロエチル、2,2,2−トリクロロエチル、C25、2−フ ルオロプロピル、3−フルオロプロピル、2,2−ジフルオロプロピル、2,3 −ジフルオロプロピル、2−クロロプロピル、3−クロロプロピル、2,3−ジ クロロプロピル、2−ブロモプロピル、3−ブロモプロピル、3,3,3−トリ フルオロプロピル、3,3,3−トリクロロプロピル、2,2,3,3,3−ペ ンタフルオロプロピル、ヘプタフルオロプロピル、1−(フルオロメチル)−2 −フルオロエチル、1−(クロロメチル)−2−クロロエチル、1−(ブロモメ チル)−2−ブロモエチル、4−フルオロブチル、4−クロロブチル、4−ブロ モブチルまたはノナフルオロブチルを意味し、 1−C4アルコキシは、OCH3、OC25、n−プロポキシ、OCH(CH3 2、n−ブトキシ、1−メチルプロポキシ、2−メチルプロポキシまたは1, 1−ジメチルエトキシを意味する。 また1−C4アルコキシ−C1−C4アルキルは、C1−C4アルコキシ、例えば メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、1−メチルエトキシ、n−ブトキシ、1 −メチルプロポキシ、n−ブトキシ、1−メチルプロポキシ、2−メチルプロポ キシ、1,1−ジメチルエトキシで置換されている上述のC1−C4アルキルであ って、例えばCH2OCH3、CH2OC25、n−プロポキシメチル、(1−メ チルエトキシ)メチル、n−ブトキシメチル、(1−メチルプロポキシ)メチル 、(2−メチルプロポキシ)メチル、(1,1−ジメチルエトキシ)メチル、2 −(メトキシ)エチル、2−(エトキシ)エチル、2−(n−プロポキシ)、2 −(1−メチルエトキシ)メチル、2−(n−ブトキシ)メチル、2−(1−メ チルプロポキシ)メチル、2−(2−メチルプロポキシ)メチル、2−(1,1 −ジメチルエトキシ)メチル、2−(メトキシ)プロピル、2−(エトキシ)プ ロピル、2−(n−プロポキシ)プロピル、2−(1−メチルエトキシ)プロピ ル、2−(n−ブトキシ)プロピル、2−(1−メチルプロポキシ)プロピル、 2−(2−メチルプロポキシ)プロピル、2−(1,1−ジメチルエトキシ)プ ロピル、3−(メトキシ)プロピル、3−(エトキシ)プロピ ル、3−(n−プロポキシ)プロピル、3−(1−メチルエトキシ)プロピル、 3−(n−ブトキシ)プロピル、3−(1−メチルプロポキシ)プロピル、3− (2−メチルプロポキシ)プロピル、3−(1,1−ジメチルエトキシ)プロピ ル、2−(メトキシ)ブチル、2−(エトキシ)ブチル、2−(n−プロポキシ )ブチル、2−(1−メチルエトキシ)ブチル、2−(n−ブトキシ)ブチル、 2−(1−メチルプロポキシ)ブチル、2−(2−メチルプロポキシ)ブチル、 2−(1,1−ジメチルエトキシ)ブチル、3−(メトキシ)ブチル、3−(エ トキシ)ブチル、3−(n−プロポキシ)ブチル、3−(メチルエトキシ)ブチ ル、3−(n−ブトキシ)ブチル、3−(1−メチルプロポキシ)ブチル、3− (2−メチルプロポキシ)ブチル、3−(1,1−ジメチルエトキシ)ブチル、 4−(メトキシ)ブチル、4−(エトキシ)ブチル、4−(n−プロポキシ)ブ チル、4−(1−メチルエトキシ)ブチル、4−(n−ブトキシ)ブチル、4− (1−メチルプロポキシ)ブチル、4−(2−メチルプロポキシ)ブチル、また は4−(1,1−ジメチルエトキシ)ブチル、ことにCH2OCH3、CH2OC2 5、2−メトキシエチルまたは2−エトキシエチルを意味する。 (C1−C4アルコキシ)カルボニル−C1−C4アルキルは、(C1−C4アルコ キシ)カルボニル、例えばCOOCH3、COOC25、n−プロポキシカルボ ニル、COOCH(CH32、n−ブトキシカルボニル、1−メチルプロポキシ カルボニル、2−メチルプロポキシカルボニル、COOC(CH33により置換 されている上述のC1−C4アルキル、例えばCH2−COOCH3、CH2−CO OC25、n−プロポキシカルボニルメチル、CH2−COOCH(CH32、 n−ブトキシカルボニルメチル、(1−メチルプロポキシカルボニル)メチル、 (2−メチルプロポキシカルボニル)メチル、CH2−COOC(CH33、1 −(メトキシカルボニル)エチル、1−(エトキシカルボニル)エチル、1−( n−プロポキシカルボニル)エチル、1−(1−メチルエトキシカルボニル)エ チル、1−(n−ブトキシカルボニル)エチル、2−(メトキシカルボニル)エ チル、2−(エトキシカルボニル)エチル、2−(n−プロポキシカルボニル) エチル、2−(1−メチルエトキシカルボニル)エチル、2−(n−ブトキシカ ルボニル)エチル、2−(1−メチルプ ロポキシカルボニル)エチル、2−(2−メチルプロポキシカルボニル)エチル 、2−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)エチル、2−(メトキシカルボ ニル)プロピル、2−(エトキシカルボニル)プロピル、2−(n−プロポキシ カルボニル)プロピル、2−(1−メチルエトキシカルボニル)プロピル、2− (n−ブトキシカルボニル)プロピル、2−(1−メチルプロポキシカルボニル )プロピル、2−(2−メチルプロポキシカルボニル)プロピル、2−(1,1 −ジメチルエトキシカルボニル)プロピル、3−(メトキシカルボニル)プロピ ル、3−(エトキシカルボニル)プロピル、3−(n−プロピルオキシカルボニ ル)プロピル、3−(1−メチルエトキシカルボニル)プロピル、3−(n−ブ トキシカルボニル)プロピル、3−(1−メチルプロポキシカルボニル)プロピ ル、3−(2−メチルプロポキシカルボニル)プロピル、3−(1,1−ジメチ ルエトキシカルボニル)プロピル、2−(メトキシカルボニル)ブチル、2−( エトキシカルボニル)ブチル、2−(n−プロポキシカルボニル)ブチル、2− (1−メチルエトキシカルボニルブチル、2−(n−ブトキシカルボニル)ブチ ル、2−(1−メチルプロポキシカルボニル)ブチル、2−(2−メチルプロポ キシカルボニル)ブチル、2−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)ブチル 、3−(メトキシカルボニル)ブチル、3−(エトキシカルボニル)ブチル、3 −(n−プロポキシカルボニル)ブチル、3−(1−メチルエトキシカルボニル )ブチル、3−(n−ブトキシカルボニル)ブチル、3−(1−メチルプロポキ シカルボニル)ブチル、3−(2−メチルプロポキシカルボニル)ブチル、3− (1,1−ジメチルエトキシカルボニル)ブチル、4−(メトキシカルボニル) ブチル、4−(エトキシカルボニル)ブチル、4−(n−プロポキシカルボニル )ブチル、4−(1−メチルエトキシカルボニル)ブチル、4−(n−ブトキシ カルボニル)ブチル、4−(1−メチルプロポキシカルボニル)ブチル、4−( 2−メチルプロポキシカルボニル)ブチルまたは4−(1,1−ジメチルエトキ シカルボニル)ブチル、ことにCH2−COOCH3、CH2−COOC25、1 −(メトキシカルボニル)エチルまたは1−(エトキシカルボニル)エチルを意 味する。 カルボキシ−C1−C4アルキルは、カルボキシメチル、1−カルボキシエチ ル、2−カルボキシエチル、1−カルボキシ−1−プロピル、2−カルボキシ− 1−プロピル、3−カルボキシ−1−プロピル、1−カルボキシ−1−ブチル、 2−カルボキシ−1−ブチル、3−カルボキシ−1−ブチル、4−カルボキシ− 1−ブチル、1−カルボキシ−2−ブチル、2−カルボキシ−2−ブチル、3− カルボキシ−2−ブチル、4−カルボキシ−2−ブチル、1−(カルボキシメチ ル)−1−エチル、1−(カルボキシメチル)−1−(メチル)−1−エチルま たは1−(カルボキシメチル)−1−プロピル、ことにカルボキシメチル、1− カルボキシエチルを意味する。 2−C4アルケニルは、ビニル、プロパ−1−エン−1−イル、アリル、1− メチルエテニル、1−ブテン−1−イル、1−ブテン−2−イル、1−ブテン− 3−イル、2−ブテン−1−イル、1−メチルプロパ−1−エン−イル、2−メ チルプロパ−1−エン−イル、1−メチルプロパ−2−エン−イル、2−メチル プロパ−2−エン−イル、ことにアリル、2−ブテン−1−イルを、 3−/C4−アルキニルは、プロパ−1−イン−1−イル、プロパ−2−イン −1−イル、n−ブタ−1−イン−1−イル、n−ブタ−1−イン−3−イル、 n−ブタ−1−イン−4−イル、n−ブタ−2−イン−1−イル、ことにプロパ −2−イン−1−イルを意味する。 1−C4アルキレンは、メチレン、1,1−エチレン、1,2−エチレン、1 ,1−プロピレン、1,2−プロピレン、1,3−プロピレン、2,2−プロピ レン、1,1−ブチレン、1,2−ブチレン、1,3−ブチレン、1,4−ブチ レン、2,2−ブチレン、2,3−ブチレン、2−メチル−1,1−プロピレン 、2−メチル−1,2−プロピレン、2−メチル−1,3−プロピレン、ことに メチレン、1,1−エチレン、2,2−プロピレンを意味する。 本発明による置換2−フェニルピリジンIの、除草剤としての、かつ/もしく は植物乾燥/落葉剤としての用途に関連して、式I中の各符号は、それぞれ単独 で、または組合わせとして以下の意味を有するのが好ましい。すなわち nは零、 R1は塩素またはトリフルオロメチル、 R2は塩素、 R3は水素、弗素、塩素、 R4はシアノ、塩素、 R5は−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6、−CO−O−(C1 −C4アルキレン)−CO−N(R7)R8、−O−(C1−C4アルキレン)−C O−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6、−O−(C1−C4アルキレン )−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N(R7)R8を意味し、 このR6はC1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C3−C4アルキニル、 R7はC1−C4アルキル、(C1−C4アルコキシ)カルボニル−C1−C4アル キル、 R8は水素、C1−C4アルキルであるのが好ましい。 ことに好ましいのは、下式Iaで示される置換2−フェニルピリジン(n=0 、R2、R4=塩素の場合の式Iに相当)ことに下表1に示される化合物である。 さらに他の、ことに好ましい化合物は、下式(Ib)で表わされる化合物、こ とに化合物Ib.01からIb.282であるが、これらは対応する化合物Ia .01からIa.282と、R4がシアノを意味する点においてのみ相違する。 式Iの置換2−フェニルピリジンは種々の方法、ことに下記のいずれかの方法 で製造され得る。 方法(A) 酸クロリド(IIa)または(IIc)と、ヒドロキシカルボン酸/ヒドロキ シカルボン酸誘導体(IIIa)または(IIIb)との反応、酸クロリド(I Ib)とアルコール(IIIc)またはアミン(IIIb)との反応は、塩基の 存在下に行なわれる(例えばOrg.Synth.72、86(1993)にお けるK.フルタらの報文、ホウベン/ワイルの「メトーデン、デル、オルガニッ シェン、ヘミー」1952年、第4版、VIII巻、463頁以降参照)。 この方法は、通常、不活性溶媒ないし希釈剤、ことにジクロロメタン、クロロ ホルム、1,2−ジクロロエタン、四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素中に おいて行なわれる。 適当な塩基としては、例えば炭酸塩水素ナトリウム、炭酸ナトリウムのような アルカリ金属(水素)炭酸塩、さらに、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン 、トリエチルアミンのような窒素塩基である。 反応温度は一般的に0から100℃である。 反応関与体は、通常、化学量論的量割合で使用されるが、例えば反応をなるべ く完全に行なう観点から、いずれか一方を他方に対して過剰量で使用するのが有 利な場合もある。 下式(IIa)、(IIc)の酸クロリドは、西独特願公開19500758 号公報に記載されている。酸クロリド(IIb)は新規であって、IIaをヒド ロキシカルボン酸HO−(C1−C4アルキレン)−COOH(IV)またはその 塩と反応させ、次いで生成化合物(V)を塩素化することにより得られる。 有用な(IV)の塩は主としてアルカリ金属塩、ことにナトリウムおよびカリ ウム塩である。塩素化は、溶媒を使用することなく、過剰量のハロゲン化剤中に おいて、あるいは不活性溶媒ないし希釈剤、ことにジエチルエーテル、ベンゼン 、カーボンジスルフィドのような非プロトン性溶媒中において行なわれ得る。 適当な塩素化剤は、例えば塩化チオニル、塩化オキサリル、三塩化燐、五塩化 燐、オキシ塩化燐、ホスゲン、ジホスゲン、トリホスゲンである。 この塩素化反応を行なうためのその他の詳細は、例えば以下の文献中に記載さ れている。 Org.Synth.71、107(1992)におけるA.J.マイヤーズ およびM.E.フラナガンの報文、 Org.Synth.Coll.IV巻(1963)34頁におけるH.J. シャイフェルJr.およびD.F.デタールの報文、 同上文献III巻(1955)712頁におけるG.H.コールマンらの報文 、 ホウベン/ワイルの「メトーデン、デル、オルガニッシェン、ヘミー」195 2年、第4版、VIII巻、463頁以降。 西独特願公開4323916号公報に開示されていない、酸クロリド(III )に対応するカルボン酸は、これに記載されている方法により製造され得る。 方法(B) 式中のnが零、R5が硫黄ブリッジを含有しない場合の置換2−フェニルピリ ジンの酸化は、それ自体公知の方法で行なわれる(例えば1991年、米国CR Cプレス社刊、A.アルビーニおよびS.ピエトラの「ヘテロサイクリック、N −オキサイズ」、Org.Synth.Coll.IV巻(1963)828頁 におけるH.S.モッシャーらの報文、同704頁におけるE.C.テイラーら の報文、Org.Synth.69(1990)226頁におけるT.W.ベル らの報文参照)。 ピリジン環の酸化に慣用されている多くの酸化剤の中から、例えば過酢酸、ト リフルオロ過酢酸、過安息香酸、m−クロロ過安息香酸、モノ過マレイン酸、モ ファート含有)、過タングステン酸、過酸化水素を挙げることができる。 適当な溶媒は、例えば水、硫酸、カルボン酸、ことに酢酸、トリフルオロ酢酸 、ハロゲン化炭化水素、ことにジクロロメタン、クロロホルムが挙げられる。 酸化は0℃から反応混合物の沸点までの温度で行なわれる。酸化剤は、出発化 合物に対して少なくとも等モル量で使用されるが、一般に過剰量の酸化剤を使用 するのが有利である。 方法(C) 塩基の存在下における、式VIの3−ピリジルフェノールと式(VII)また は(VIII)の求電子剤との反応。 式中のYは−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)− CO−連鎖を、Lは塩素、臭素、沃素、メチルスルホニルオキシ、トリフルオロ メチルスルホニルオキシ、フェニルスルホニルオキシ、p−トリルスルホニルオ キシを意味する。 この方法は原則として不活性溶媒ないし希釈剤、ことに非プロトン性溶媒、例 えばN,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトン、N−メ チルピロリドン、アセトニトリルあるいはエーテル、ことにジエチルエーテル、 テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン中で行なわれる。 有用な塩基は、炭酸アルカリ金属、炭酸水素アルカリ金属、例えば炭酸水素ナ トリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、アルカリ金属ア ルコラート、例えばナトリウムメタノラート、カリウム−t−ブタノラート、水 酸化アルカリ金属、例えばナトリウムヒドロキシド、水和アルカリ金属、例えば ナトリウムヒドリドである。 このようなアルキル化反応を行なわせるその他の要件は、例えば以下の文献に 記載されている。 フェノールのα−カルボニルスルホナートによるアルキル化については、 Chem.Ber.119(1986)1594におけるU.バーカードおよ びF.エッフェンベルガーの報文、 J.Med.Chem.29(1986)1183におけるJ.ビールデルマ ンらの報文、 米国特許4725683号明細書(R.B.ロジャースら) フェノールのα−ハロエステルによるアルキル化については、 「テトラヘドロン」(1958)203におけるR.アネジャらの報文、 ヨーロッパ特願公開380043号公報、 J.Heterocycl.Chem.24(1987)495におけるC. R.エドワーズらの報文、 Synthesis (1986)413におけるC.P.ファトケらの報 文、 米国特許4837355号明細書(K.G.ワトソン)、 同上4908476号明細書(V.エランゴーら)、 同上4978774号明細書(G.シュレーゲルら)、 Chem.Ber.119(1986)1954におけるU.バーカードおよ びF.エッフェンベルガーの報文、 Chem.And Pharm.Bull.35(1987)1919におけ るH.スギハラらの報文、 米国特許4625053号明細書(S.フジナワ)。 上記求電子剤で未公知のものは、公知の方法で製造され得る(例えば欧州特願 公開537838号公報、Suom.Kemistilehti B 43(9 )、324−327におけるE.K.ユーラントの報文、西独特願公開4320 396号、同2501448号各公報、日本国特開平4−1190号公報、米国 特許4033938号明細書、Synlett.10(1990)637−64 0におけるM.フランク、ノイマンらの報文、J.Chem.Soc.Dalt on Trans.20(1975)2129−2134におけるJ.H.クラ ークらの報文、仏国特許2459221号明細書参照)。 方法(D) 塩基の存在下における、式(IX)の3−ピリジルチオフェノールと求電子剤 (VII)または(VIII)との反応 Y、Lの定義、適当な溶媒/希釈剤および塩基については、方法(C)につい て上述したところを参照され度い。 このアルキル化反応を行なうためのその他の詳細については、例えば下記文献 を参照され度い。 チオフェノールのα−カルボニルスルホナートによるアルキル化については、 Chem.Ber.119(1986)1594におけるU.バーカードおよ びF.エッフェンベルガーの報文、 チオフェノールのα−ハロエステルによるアルキル化については、 米国特許4983753号明細書(M.B.フロイド)、 J.Heterocycl.Chem.20(1983)623におけるE. キャンペーニュおよびA.R.マックローフリンの報文、 J.Chem.Soc.Perkin Trans.(1986)1939に おけるJ.ダーマンらの報文、 Chem.Pharm.Bull.34(1986)1939におけるM.カ ワダらの報文、 同上35(1987)1919におけるH.スギハラらの報文。 特に明示しない限り、上述の各方法は、大気圧下、またはそれぞれの反応混合 物の固有圧力下で行なわれる。 置換2−フェニルピリジンIは、通常上述した各方法のいずれかにより製造さ れ得るが、経済的もしくは技術的観点から、若干の化合物Iは、これに類似する が、ただ1個の置換基の意味が異なる2−フェニルピリジンから製造するのが有 利な場合がある。 反応混合物は、原則として周知の方法、例えば反応溶液の水による希釈、これ に次ぐ濾別、晶出、溶媒抽出による生成物の単離、あるいは溶媒除去、残渣の水 と適当な有機溶媒への分配、有機相処理などにより後処理される。 式Iの置換2−フェニルピリジンは、単一または複数のキラル中心を持つこと ができ、この場合には、この目的化合物は、エナンチオマーもしくはジアステレ オマーの混合物として得られる。必要であれば、この混合物は、このための慣用 方法、例えば晶出、クロマトグラフィー、さらには光学的活性吸収剤などにより 、ほぼ純粋な異性体に分離され得る。純粋な光学的活性異性体は、また適当な光 学的活性出発材料からも製造され得る。 式中のR6が水素である場合のこれら置換2−フェニルピリジンは、それ自体 公知の方法で、その塩、ことにアルカリ金属塩に添加され得る。 金属イオンがアルカリ金属イオンでない化合物Iの塩は、慣用の方法で、対応 するアルカリ金属塩を複分解することにより、またアンモニウム塩、ホスホニウ ム塩、スルホニウム塩、スルホキソニウム塩は、それぞれの水酸化物により得ら れる。 化合物I、その農業上有用な塩、異性体混合物、純粋な異性体は、すべて除草 剤として有効である。化合物Iを含有する除草剤組成物は、ことに高濃度施与法 により、好ましくない植物に対して極めて良好な抑制作用を及ぼす。また小麦、 稲、とうもろこし、大豆などの耕作植物の場合、これらに対して重大な損傷を与 えることなく、耕作地における広葉雑草、か本科雑草に有効に作用する。この効 果は低濃度施与法の場合に顕著である。 施与方法に応じて化合物I、またはこれを含有する除草剤組成物を他の栽培植 物中の望ましくない植物を防除するために用いることも可能である。この場合の 栽培植物の例を以下に挙げる。 タマネギ(Allium cepa) パイナップル(Ananas comosus) ナンキンマメ(Arachis hypogaea) アスパラガス(Asparagus officinalis) フダンソウ(Beta vulgaris spp.altissima) サトウジシヤ(Beta vulgaris spp.rapa) アブラナ(変種カブラ)(Brassica napus var.napu s) カブカンラン(変種ナポプラシーカ)(Brassica napus va r.napobrassica) テンサイ(変種シルベストリス)(Brassica rapa var.s ilvestris) トウツバキ(Camellia sinensis) ベニバナ(Carthamus tinctorius) キヤリーヤイリノイネンシス(Carya illinoinensis) レモン(Citrus limon) ナツミカン(Citrus sinensis) コーヒー〔Coffea arabica(Coffea canephor a、Coffea liberica)〕 キユウリ(Cucumis sativus) ギヨウギシバ(Cynodon dactylon) ニンジン(Daucus carota) アブラヤシ(Elaeis guineensis) イチゴ(Fragaria vesca) 大豆(Glycine max) 木棉〔Gossypium hirsutum(Gossypium arb oreum、Gossypium herbaceum、Gossypium vitifolium)〕 ヒマワリ(Helianthus annuus) ゴムノキ(Hevea brasiliensis) 大麦(Hordeum vulgare) カラハナソウ(Humulus lupulus) アメリカイモ(Ipomoea batatas) オニグルミ(Juglans regia) レンズマメ(Lens culinaris) アマ(Linum usitatissimum) トマト(Lycopersicon lycopersicum) リンゴ属(Malus spp.) キヤツサバ(Manihot esculenta) ムラサキウマゴヤシ(Medicago sativa) バシヨウ属(Musa spp.) タバコ〔Nicotiana tabacum(N.rustica)〕 オリーブ(Olea europaea) イネ(Oryza sativa) アズキ(Phaseolus lunatus) ゴガツササゲ(Phaseolus vulgaris) トウヒ(Picea abies) マツ属(Pinus spp.) シロエンドウ(Pisum sativum) サクラ(Prunus avium) モモ(Prunus persica) ナシ(Pyrus communis) スグリ(Ribes sylvestre) トウゴマ(Ricinus communis) サトウキビ(Saccharum officinarum) ライムギ(Secale cereale) ジャガイモ(Solanum tuberosum) モロコシ〔Sorghum bicolor(s.vulgare)〕 カカオ(Theobroma cacao) ムラサキツメクサ(Trifolium pratense) 小麦(Triticum aestivum) トリテイカム、ドラム(Triticum durum) ソラマメ(Vicia faba) ブドウ(Vitis vinifera) トウモロコシ(Zea mays)。 更に、栽培または遺伝子工学的方法を含む栽培により除草剤の作用に対して広 範囲な抵抗性を有する植物においても化合物Iを使用することができる。 置換−フェニルピリジンIは植物の乾燥および/または落葉にも好適に使用さ れる。 乾燥剤としては、栽培植物、例えばジャガイモ、アブラナ、ヒマワリ、大豆の 特に地上部分の乾燥用に適している。これによりこの重要な耕作物の完全に機械 的な収穫が可能になる。 例えば柑橘類、オリーブその他の種類の果樹において、核果、石果、堅果の樹 木に対する接着性を時期的に集中して低下減少させ得ることは収穫を容易とし、 経済的に極めて重要である。植物の果実ないし葉部と苗条との間の分離組織形成 の促進と称され得るこのメカニズムは、例えば綿花のような栽培植物の落葉を良 好に制御するためにも重要である。 更に個々の綿花が成熟する期間を短縮し、得られる繊維の品質を向上させるこ ともできる。 化合物IおよびIIまたはこれを含有する除草剤は、例えば直接的に噴霧可能 な溶液、粉末、懸濁液、高濃度の水性、油性またはその他の懸濁液または分散液 、エマルジョン、油性分散液、ペースト、ダスト剤、散布剤又は顆粒の形で噴霧 、ミスト法、ダスト法、散布法又は注入法によって適用することができる。適用 形式は、完全に使用目的に基づいて決定される。いずれの場合にも、本発明の有 効物質の可能な限りの微細分が保証されるべきである。 直接飛散可能の溶液、乳濁液、ペースト又は油分散液を製造するための助剤と して、中位乃至高位の沸点の鉱油留分、例えば燈油又はディーゼル油、更にコー ルタール油等、並びに植物性又は動物性産出源の油、脂肪族、環状及び芳香族炭 化水素、例えばパラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル置換ナフタレン 又はその誘導体、アルキル置換ベンゼンおよびその誘導体、アルコール、例えば メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール、ケ トン、例えばシクロヘキサノン、強極性溶剤、例えばアミン、例えばN−メチル ピロリドン、水が使用される。 水性使用形は乳濁液濃縮物、ペースト、又は湿潤可能の粉末、水分散可能の粉 末に水を添加して製造することができる。乳濁液、ペースト又は油分散液を製造 するためには、物質をそのまま又は油又は溶剤中に溶解して、湿潤剤、接着剤、 分散剤又は乳化剤により水中に均質に混合することができる。しかも有効物質、 湿潤剤、接着剤、分散剤又は乳化剤及び場合により溶剤又は油よりなる濃縮物を 製造することもでき、これを水で希釈すると好適である。 界面活性剤としては次のものが挙げられる。すなわち、芳香族スルホン酸、た とえばリグノスルホン酸、フェノールスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、ジブ チルナフタレンスルホン酸、並びに脂肪酸の各アルカリ塩、アルカリ土類塩、ア ンモニウム塩、アルキルスルホナート、アルキルアリールスルホナート、アルキ ルスルファート、ラウリルエーテルスルファート、脂肪アルコールスルファート 、並びに硫酸化ヘキサデカノール、ヘプタデカノール及びオクタデカノールの塩 、並びに硫酸化脂肪アルコールグリコールエーテルの塩、スルホン化ナフタレン 及びナフタレン誘導体とホルムアルデヒドとの縮合生成物、ナフタレン或はナフ タレンスルホン酸とフェノール及びホルムアルデヒドとの縮合生成物、ポリオキ シエチレンオクチルフェノールエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール 、オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフェノールポリグリコール エーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリ エーテルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコール/エチレンオ キシド縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、 又はポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ラウリルアルコールポリグリコー ルエーテルアセタート、ソルビットエステル、リグノ亜硫酸廃液及びメチルセル ロース。 粉末、散布剤及び振りかけ剤は有効物質と固状担体物質とを混合又は一緒に磨 砕することにより製造することができる。 粒状体、例えば被覆−、含浸−及び均質粒状体は、有効物質を固状担体物質に 結合することにより製造することができる。固状担体物質は、例えば鉱物土、例 えばシリカ、シリカゲル、珪酸塩、滑石、カオリン、石灰石、石灰、白亜、膠塊 粒土、石灰質黄色粘土、粘土、白雲石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシ ウム、酸化マグネシウム、磨砕合成樹脂、肥料、例えば硫酸アンモニウム、燐酸 アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素及び植物性生成物、例えば穀物粉、樹皮 、木材及びクルミ穀粉、セルロース粉末及び他の固状担体物質である。 使用される組成物中の有効物質Iの濃度は広範囲で変更可能であるが、組成物 は通常0.01乃至98重量%、殊に0.01乃至95重量%の1種類以上の有 効成分を含有する。この際有効物質は純度90〜100%、殊に95〜100% (NMRスペクトルによる)で使用される。 以下の調製例により上述の組成物の製造を示す。 I.20重量部の化合物No.Ia.09を、アルキル化ベンゼン80重量部 、オキシド8乃至10モルをオレイン酸−N−モノエタノールアミド1モルに付 加した付加生成物10重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸のカルシウム塩5重 量部及びエチレンオキシド40モルをヒマシ油1モルに付加した付加生成物5重 量部よりなる混合物中に添加する。この混合物を水100000重量部に注入し 、かつ細分布することにより有効物質0.02重量%を含有する水性分散液が得 られる。 II.20重量部の化合物No.Ia.15を、シクロヘキサノン40重量部 、イソブタノール30重量部、エチレンオキシド7モルをイソオクチルフェノー ル1モルに付加した付加生成物20重量部、エチレンオキシド40モルをヒマシ 油1モルに付加した付加生成物10重量部よりなる混合物中に溶解する。この溶 液を水100000重量部に注入することにより有効成分0.02重量%を含有 する水性分散液が得られる。 III.20重量部の有効成分No.Ia.39を、シクロヘキサノン25重 量部、沸点210乃至280℃の鉱油留分65重量部及びエチレンオキシド40 モルをヒマシ油1モルに付加した付加生成物10重量部よりなる混合物中に溶解 する。この混合物を水100000重量部に注入することにより有効物質0.0 2重量%を含有する水性分散液が得られる。 IV.20重量部の有効成分No.Ia.51を、ジイソブチル−ナフタレン −α−スルホン酸のナトリウム塩3重量部、亜硫酸−廃液よりのリグニンスルホ ン酸のナトリウム塩17重量部及び粉末状珪酸ゲル60重量部と充分に混和し、 かつハンマーミル中において磨砕する。この混合物を水20000重量部に細分 布することにより有効物質0.1重量%を含有する噴霧液が得られる。 V.3重量部の有効成分No.Ia.57を細粒状カオリン97重量部と密に 混和し、有効物質3重量%を含有する噴霧液を得る。 VI.20重量部の有効成分No.Ia.81を、ドデシルベンゼンスルホン 酸のカルシウム塩2重量部、脂肪アルコールーポリグリコールエーテル8重量部 、フェノール/尿素/ホルムアルデヒド縮合物のナトリウム塩2重量部、パラフ ィン系鉱油68重量部と密に混和し、安定な油状分散液を得る。 VII.1重量部の有効成分No.Ia.195を、シクロヘキサノン70重 量部、エトキシル化イソオクチルフェノール20重量部、エトキシル化ヒマシ油 10重量部からなる混合物中に溶解する。これにより安定な乳濁液濃縮物が得ら れ、これを水で希釈し、所望の濃度の有効成分を得る。 VIII.1重量部の有効成分No.Ia.261を、シクロヘキサノン80 重量部、Wettol(登録商標)EM31(=エトキシル化ヒマシ油を基礎と する非イオン性乳化剤、BASF社製)20重量部からなる混合物に溶解する。 これにより安定な乳濁液濃縮物が得られる。 有効物質I、または除草剤は、事前法または事後法により施用される。有効物 質がある種の栽培植物にうまく適合しない場合は、下部に成長している雑草また は露出している土壌には付着しても、敏感な栽培植物の葉にできるだけ影響を与 えないように、噴霧装置により除草剤を噴霧することができる(後直接撒布、レ イーバイ)。 施与目的、季節、目的の植物および成長段階に応じて、1ヘクタールあたり、 0.001−3.0kg、好ましくは0.01−1kgの有効物質(a.i.) を用いる。 有効作用範囲を拡張し、相乗効果を達成するために、置換2−フェニルピリジ ンIは、多様な他の除草剤ないし生長抑制有効物質と混合され、同時に施与され る。その混合対称物質としては、例えば1,2,4−チアジアゾール、1,3, 4−チアジアゾール、アミド、アミノ燐酸およびその誘導体、アミノトリアゾー ル、アニリド、アリールオキシ−/ヘテロアリールオキシアルカン酸およびその 誘導体、安息香酸およびその誘導体、ベンゾチアジアジノン、2−(ヘテロアリ ール/アロイル)−1,3−シクロヘキサンジオン、ヘテロアリールアリールケ トン、ベンジルイソキサゾリジノン、メタ−CF3−フェニル誘導体、カルバマ ート、キノリンカルボン酸およびその誘導体、クロロアセトアニリド、シクロヘ キサン−1,3−ジオン誘導体、ジアジン、ジクロロプロピオン酸およびその誘 導体、ジヒドロベンゾフラン、ジヒドロフラン−3−オン、ジニトロアニリン、 ジニトロフェノール、ジフェニルエーテル、ジピリジル、ハロカルボン酸および その誘導体、尿素、3−フェニルウラシル、イミダゾール、イミダゾリノン、N −フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミド、オキサジアゾール、 オキシラン、フェノール、アリールオキシ−およびヘテロアリールオキシフェノ キシプロピオナート、フェニル酢酸およびその誘導体、2−フェニルプロピオン 酸およびその誘導体、ピラゾール、フェニルピラゾール、ピリダジン、ピリジン カルボン酸およびその誘導体、ピリミジルエーテル、スルホンアミド、スルホニ ル尿素、トリアジン、トリアジノン、トリアゾリノン、トリアゾールカルボキシ アミドおよびウラシルなどが挙げられる。 更に、化合物Iは、単独でまたは他の除草剤または生長抑制剤と、また更なる植 物保護剤と組み合わせ、混合し、例えば殺害虫剤または植物殺菌剤または殺バク テリア剤と共に施用することができるという利点を有する。苗栄養不足、希元素 欠乏などの症状治癒のために使用されるミネラル塩溶液と混合し得ること、植物 に無害の油類、油濃縮物類に添加し得ることも重要である。 製造実施例 実施例1 (表1における化合物Ia.09) 20mlの塩化チオニル中、3.0gの3−クロロ−2−(5−カルボキシ− 4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−トリフルオロメチルピリジンを2. 5時間還流させた。次いで、過剰量の塩化チオニルを減圧下に蒸留除去し、残渣 を25mlの無水メチレンクロリドに溶解させた。0.8gのピリジンおよび5 .0gのエチルグリコラートを添加した後、反応混合物をさらに7.5時間還 流させ、次いで23℃においてほぼ15時間還流した。 後処理のため、反応混合物を減圧下にまず濃縮し、残渣を50mlのメチレン クロリド中に投入し、この混合物を50mlの0.1モル塩酸および50mlの 水で相次いで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、次いで濃縮した。こ の残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開液、シクロヘキサン/エチルアセ タート=10:1)で精製した。これにより融点68℃の無色結晶2.3gが得 られた。 1H−NMR(200MHz、CDCl3)、δ(ppm)=1.30(t、3 H)、4.27(q、2H)、4.85(s、2H)、7.37(d、1H)、 8.08(s、1H)、8.20(d、1H)、8.90(s、1H)。 実施例2 (表1における化合物Ia.15) 実施例1と同様にして、ただし3.0gの3−クロロ−2−(5−カルボキシ −4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−トリフルオロメチルピリジン、1 .35gのピリジンおよび1.77gのメチル−(s)−ラクタートを使用して 、1.9gの無色油状体を得た。 1H−NMR(200MHz、CDCl3)、δ(ppm)=1.63(d、3 H)、3.78(s、3H)、5.35(q、1H)、7.37(d、1H)、 8.08(s、1H)、8.17(d、1H)、8.8(s、1H)。 使用実施例(除草作用) 式Iの置換2−フェニルピリジンIの除草効果を温室実験で示す。 プラスチック植木鉢を栽培容器として用い、約3.0%腐蝕したローム質の砂 を培養基とした。被検植物の種子を種類ごとに播種した。 事前法により、水中に懸濁または乳化させた有効物質を、種子を撒いた後に細 分布したノズルを使用して直接撒布した。出芽と成長を促進するために容器を軽 く灌水し、次いで植物が根付くまで透明のプラスチックの覆いを被せた。有効物 質により害が与えられない限り、この被覆が被検植物の均一な出芽を促進する。 事後法による処理を行う目的で、被検植物を発育型により、草丈3−15cm となった後、水中に懸濁または乳化させた有効物質で処理した。この場合、被検 植物を直接播種し同一の容器で栽培することも、当初は別々に苗として植え、処 理の行われる2−3日前に試験用容器に移植することも可能である。事後法の場 合の有効物質の使用量を、1ヘクタール当たり0.98または0.49gとした 。 各被検植物を種類ごとに10−25℃または20−35℃に保持し、実験期間 を2−4週間とした。この間、被検植物を管理し、個々の処理に対する反応を評 価した。 0−100の基準に基づき評価を行った。この基準において100は植物が全 く出芽しないか、或いは少なくとも地上に出ている部分の全てが破壊してしまっ たことを示し、0は全く被害がなく正常な成長を遂げたことを示す。 以下に温室実験で使用した植物の種類を示す。 化合物番号Ia.15を事後法により1ヘクタールあたり0.98および0. 49gの有効物質として施与すると、上述の植物に対して非常に良好な作用を示 した。 これに対して、国際特許出願公開第95/02580号公報に記載の下記比較 化合物A(公報中No.1.599) に関しても比較目的で実験を行ったが、その作用は劣っていた。使用実施例(乾燥/落葉作用) 被検植物として(子葉を有さない)四葉の綿花植物の幼苗を用い、温室条件下 で育成した(相対湿度50−70%、日中温度/夜間温度:27/20℃)。 この綿花の幼苗の葉面を有効物質の水性調製物(噴霧液に対して0.15重量 %の脂肪アルコールアルコキシラート、Plurafac LF 7001)を 添加)にて液体が滴り落ちる程度に処理した。使用した水量は1ヘクタールあた り1000リットルであった(換算値)。13日後、落ちた葉の枚数と落葉の程 度を、%を単位として測定した。 未処理対照植物には落葉が全く認められなかった。1) BASF社製、低発泡性非発泡性界面活性剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AP(KE,LS,MW ,SD,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG, KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BG,BR, CA,CN,CZ,GE,HU,IL,JP,KE,K R,LV,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI ,SK,TR,UA,US,UZ,VN (72)発明者 ハイストラハー,エリーザベト ドイツ国、D−68159、マンハイム、デー 3,4 (72)発明者 メンケ,オラーフ ドイツ国、D−67317、アルトライニンゲ ン、ビルトシュトックシュトラーセ、18 (72)発明者 ツァガール,シリル ドイツ国、D−67061、ルートヴィッヒス ハーフェン、ゲオルク−ヘルヴェク−シュ トラーセ、31 (72)発明者 ラック,ミヒャエル ドイツ国、D−69123、ハイデルベルク、 ザントヴィンゲルト、67 (72)発明者 ゲツ,ノルベルト ドイツ国、D−67547、ヴォルムス、シェ ファーシュトラーセ、25 (72)発明者 ハロイス,アルブレヒト ドイツ国、D−67063、ルートヴィッヒス ハーフェン、ボイテナー、シュトラーセ、 10 (72)発明者 ヴェストファレン,カール−オットー ドイツ国、D−67346、シュパイアー、マ ウスベルクヴェーク、58 (72)発明者 ヴァルター,ヘルムート ドイツ国、D−67283、オーブリッヒハイ ム、グリューンスタッター、シュトラー セ、82 (72)発明者 ミスリッツ,ウルフ ドイツ国、D−67433、ノイシュタット、 アム、ヘルツェル、40

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下式(I) で表わされ、式中 nが0または1、 R1がハロゲンまたはC1−C4ハロアルキル、 R2、R3がそれぞれ水素またはハロゲン、 R4がシアノまたはハロゲン、 R5が−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6、−CO−O−(C1 −C4アルキレン)−CO−N(R7)R8、−O−(C1−C4アルキレン)−C O−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6、−O−(C1−C4アルキレン )−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N−(R7)R8、−S−(C1 −C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6または− S−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N( R7)R8をそれぞれ意味し、 上記R6が水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ−C1−C4アルキル 、C2−C4アルケニルまたはC3−C4アルキニル、 上記R7が水素、C1−C4アルキル、カルボキシ−C1−C4アルキル、(C1− C4アルコキシ)カルボニル−C1−C4アルキル、 上記R8が水素、C1−C4アルキルを意味することを特徴とする、新規の置換 2−フェニルピリジン、および式中のR6が水素である場合の化合物Iの農業上 有用な塩。 2.式中の nが零 R1が塩素またはトリフルオロメチル、 R2が塩素、 R3が水素、弗素、塩素、 R4がシアノ、塩素、 R5が−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6、−CO−O−(C1 −C4アルキレン)−CO−N(R7)R8、−O−(C1−C4アルキレン)−C O−O−(C1−C4アルキレン)−CO−OR6、−O−(C1−C4アルキレン )−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N(R7)R8を意味し、 上記R6がC1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C3−C4アルキニル、 上記R7がC1−C4アルキル、(C1−C4アルコキシ)カルボニル−C1−C4 アルキル、 R8が水素またはC1−C4アルキルであることを特徴とする請求項1の置換2 −フェニルピリジン(I)。 3.請求項1における置換2−フェニルピリジン(I)またはこのIの農業上 有用な塩の、除草剤としての、または植物を乾燥させ、かつ/もしくは落葉させ るための用途。 4.請求項1の置換2−フェニルピリジリン(I)またはこの(I)の農業上 有用な塩の少なくとも1種類の除草有効量、少なくとも1種類の不活性液体状担 体および/または固体状担体、および必要に応じてさらに少なくとも1種類の表 面活性剤を含有する除草剤組成物。 5.請求項1の置換2−フェニルピリジリン(I)またはこの(I)の農業上 有用な塩の少なくとも1種類の乾燥剤および/または落葉剤として作用する有効 量、少なくとも1種類の不活性液体状担体および/または固体状担体、および必 要に応じてさらに少なくとも1種類の表面活性剤を含有する、植物を乾燥させ、 かつ/もしくは落葉させるための剤組成物。 6.請求項1における置換2−フェニルピリジン(I)またはこのIの農業上 有用な塩の少なくとも1種類の除草有効量、少なくとも1種類の不活性液体状担 体および/または固体状担体、および必要に応じてさらに少なくとも1種類の表 面活性剤を混合することを特徴とする除草剤組成物の製造方法。 7.請求項1における置換2−フェニルピリジン(I)またはこのIの農業上 有用な塩の少なくとも1種類の乾燥剤および/または落葉剤として作用する有効 量、少なくとも1種類の不活性液体状担体および/または固体状担体、および必 要に応じてさらに少なくとも1種類の表面活性剤を混合することを特徴とする植 物乾燥/落葉剤組成物の製造方法。 8.請求項1における置換2−フェニルピリジン(I)またはこのIの農業上 有用な塩の少なくとも1種類の除草有効量を、植物、その周辺または種子に作用 させることを特徴とする、好ましくない植物の抑制方法。 9.請求項1における置換2−フェニルピリジン(I)またはこのIの農業上 有用な塩の少なくとも1種類の乾燥剤および/または落葉剤として作用する有効 量を、植物に作用させることを特徴とする、植物の乾燥/落葉方法。 10.綿花に作用させることを特徴とする、請求項9の方法。 11.塩基の存在下において、 (a)下式(IIa) の酸クロリドを、下式(IIIa)または(IIIb) HO(C1−C4アルキレン)−CO−OR6(IIIa) HO(C1−C4アルキレン)−CO−N(R7)R8(IIIb) のヒドロキシカルボン酸またはその誘導体と反応させ、 (b)下式(IIb) の酸クロリドを、下式(IIIc)のアルコールまたは下式(IIId)のアミ ン HO−R6(IIIc) HN(R7)R8(IIId) と反応させ、または (c)下式(IIc) の酸クロリドを、式(IIIa)または(IIIb)のヒドロキシカルボン酸ま たはその誘導体のいずれかと反応させることを特徴とする、請求項1における式 Iの置換2−フェニルピリジンの製造方法。 12.下式(IIb) で表わされ、式中の nが0または1、 R1がハロゲンまたはC1−C4ハロアルキル、 R2、R3がそれぞれ水素またはハロゲン、 R4がシアノまたはハロゲンを意味することを特徴とする酸クロリド。 13.式(IIa)の酸クロリドを、ヒドロキシカルボン酸HO−(C1−C4 アルキレン)−CO−OH(IV)またはその塩と反応させ、次いでこの反応生 成物をそれ自体公知の方法で塩素化することを特徴とする、請求項12における 式(IIb)の酸クロリドの製造方法。 14.式中のnが1、R5が硫黄ブリッジを含まない場合の、請求項1におけ る式(I)の置換2−フェニルピリジンを製造するために、式中のnが0を意味 する場合の対応する置換2−フェニルピリジンを、不活性溶媒ないし希釈剤中に おいて、それ自体公知の方法で酸化させることを特徴とする方法。 15.式中のR5が−O−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4ア ルキレン)−CO−OR6または−O−(C1−C4アルキレン)−CO−O−( C1−C4アルキレン)−CO−N(R7)R8を意味する場合の請求項1における 式(I)の置換2−フェニルピリジンを製造するために、下式(VI) で表わされる3−ピリジルフェノールを、塩基の存在下、不活性溶媒ないし希釈 剤中において、それ自体公知の方法により、 下式(VII)または(VIII) L−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−O R6(VII) L−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N (R7)R8(VIII) で表わされ、式中のLがそれぞれ塩素、臭素、沃素、メチルスルホニルオキシ、 トリフルオロメチルスルホニルオキシ、フェニルスルホニルオキシまたはp−ト ルエンスルホニルオキシを意味する求電子剤と反応させることを特徴とする方法 。 16.式中のR5が−S−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4ア ルキレン)−CO−OR6または−S−(C1−C4アルキレン)−CO−O−( C1−C4アルキレン)−CO−N(R7)R8を意味する場合の請求項1における 式(I)の置換2−フェニルピリジンを製造するために、下式(IX) で表わされる3−ピリジルチオフェノールを、塩基の存在下、不活性溶媒ないし 希釈剤中において、それ自体公知の方法により、下式(VII) L−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−O R6(VII) または下式(VIII) L−(C1−C4アルキレン)−CO−O−(C1−C4アルキレン)−CO−N (R7)R8(VIII) で表わされ、Lがそれぞれ塩素、臭素、沃素、メチルスルホニルオキシ、トリフ ルオロメチルスルホニルオキシ、フェニルスルホニルオキシ、またはp−トルエ ンスルホニルオキシを意味する場合の求電子剤と反応させることを特徴とする方 法。
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