JPH11503992A - エレベータ通路ドア封止構造 - Google Patents

エレベータ通路ドア封止構造

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JPH11503992A
JPH11503992A JP8531780A JP53178096A JPH11503992A JP H11503992 A JPH11503992 A JP H11503992A JP 8531780 A JP8531780 A JP 8531780A JP 53178096 A JP53178096 A JP 53178096A JP H11503992 A JPH11503992 A JP H11503992A
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Abstract

(57)【要約】 ドアが閉じている際のエレベータ通路開口部を通る空気の流れを規制するエレベータ通路ドア封止構造。エレベータ通路ドア封止構造は、エレベータ通路壁構造の開口部によって規定されるエレベータ通路入口を覆うエレベータ通路ドアを備える。細長ドア支持部材が、壁構造と接続され、エレベータ通路入口の上でほぼ水平方向に配置されている。エレベータ通路ドアと壁構造との間に封止構造が支持される。ドア支持具がエレベータ通路ドアに接続され、エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、エレベータ通路ドアと壁構造との間に空隙を有してエレベータ通路入口を実質的に覆う閉じた位置との間でドアが側方方向に移動可能なように細長支持部材に移動可能に接続されてドアを支持する。細長支持部材は、エレベータ通路ドアが閉じた位置に移動する間エレベータ通路ドアを、封止構造に向かって第2の方向に誘導する誘導部分を含む。第2の方向は側方方向とは異なり、エレベータ通路ドアが封止構造と密閉係合し、ドアが閉じられた場合にドアと壁構造との間を封止する。

Description

【発明の詳細な説明】 エレベータ通路ドア封止構造技術分野 本発明はエレベータシステムに関し、より具体的には、エレベータ通路支持ア センブリ、およびエレベータ通路ドアとエレベータ通路入口との間に設けられる 封止構造に関する。発明の背景 米国消防庁(U.S.Fire Administration)および全国防火協会(NFPA(Na tional Fire Protection Association))は、建築物の火災による全死傷者およ び財産の全損害の75%が煙が直接の原因でおこると推定している。エレベータ シャフトでは、「煙突効果(stack effect)」と呼ばれる自然喚起サイクルが起 こり、これにより煙がエレベータシャフトに引き込まれ上の階に排出される。シ ャフトの垂直方向の高さが高ければ高いほど、内外気温差が大きくなり、より多 くのすきま風がシャフトの上の方に上がっていく。歴史的には、エレベータシス テムでは、主に、高層建築物に安全な垂直方向運搬手段を設けるという対策はと られているものの、煙がエレベータシャフトを垂直方向に移動するという問題点 に関しては取り組まれていない。 ワールドトレードセンター(World Trade Center)ビルでは、地下駐車場で爆 発および火事があった。火からでた煙はエレベータシャフト内を移動して、また たくまに爆発を引き起こし、110階建ての複合建築物内のすべての人々が避難 するという事態が起こった。NFPAは、その公式報告で、エレベータ通路ドア を閉じていても建築物全体で起こる実質的な煙の被害の主要因の一つとされる煙 の移動を防ぐことはできないと指摘している。 エレベータシステムの基本的な構成および動作は周知である。高層建築物は、 上、下および垂直方向の構造壁によって規定される垂直方向シャフトを備え、エ レベータケージがこのシャフトを通って各階に移動する。構造壁の開口部が各階 に隣接してエレベータ通路入口を形成し、エレベータケージがエレベータ通路入 口に隣接しかつロビーフロア(lobby floor)とそろう位置に合わせられると建物 内の人々がこの入口を安全に通ることができる。インターロック機構は、エレベ ータがある階に隣接したときにエレベータケージのドアをエレベータ通路ドアに 接続して、エレベータケージのドアとエレベータ通路ドアとが一緒に開位置また は閉位置に移動するようにする。 エレベータ通路入口は、上壁に取り付けられるエレベータ通路ドアヘッドフレ ームと、脇壁に取り付けられる一対のエレベータ通路ドア側方抱き(lamb)とを 備える。下枠は、エレベータ通路入口開口部に隣接するエレベータ通路ドアの下 にずらされる。ヘッドパネルは上壁から内側のエレベータ通路ドアに延在し、上 壁とエレベータ通路ドアとの間の空間を埋める。ヘッドパネルは見た目の良いシ ールドとなり、エレベータ通路ドアの動きがエレベータケージに乗り降りする人 から見えないようにする。 従来のエレベータ通路ドアは、エレベータ通路入口の上で上壁に一般に水平方 向の向きで接続される水平方向支持レール上で移動可能に支持される1つ以上の ドアパネルを備える。これらのドアは、閉位置にあるときエレベータ通路入口開 口部を実質的に覆う。エレベータ通路ドアとドアフレームとの間、およびドアパ ネル間の空間余裕は、ドアフレームとの接触による抵抗が過剰にならずにドアが 開閉できるようにするために必要である。エレベータ通路ドアが開位置と閉位置 との間で移動するときに空間余裕が維持されるように、エレベータ通路ドアパネ ルの動きはエレベータ通路ドア開口部に平行な横方向に制限される。 エレベータ通路ドアとエレベータ通路入口との間の空間余裕は、認定工業規格 により0.375インチに制限されてはいるが、それでも大量の空気が空間余裕 を通ってエレベータシャフトの内外に自由に流れてしまう。建築物の火災の間、 煙突効果によりエレベータ通路が煙突となって建築物全体に煙および有毒ガスを 送り、火元から遠く離れた人の生命および財産を危険にさらしてしまう恐れがあ る。 発明の要旨 本発明は、ドアが閉じた位置にある場合にエレベータ通路開口部を通る空気の 流れを規制して、火事の場合には煙の流れを制止する、エレベータ通路ドア封止 構造を提供する。本発明の好ましい実施態様において、壁構造は、エレベータ通 路入口を規定する開口部を有し、単一または複数のエレベータ通路ドアがエレベ ータ通路入口を覆う。封止構造は、エレベータ通路ドアと壁構造との間に配置さ れる。単一または複数のエレベータ通路ドアは、それぞれのドアの上の壁構造に 配置された細長ドア支持部材によって移動可能に支持される。ドア支持部材は、 エレベータ通路ドアが開いた位置と閉じた位置との間で移動する際に、開口部お よび壁構造に関連してエレベータ通路ドアパネルの移動方向を変更するのに適用 される。 ドア支持部材はさらに、エレベータ通路入口を覆うためにエレベータ通路ドア が閉じた位置に移動すると、エレベータ通路ドアを封止構造と係合するように方 向付ける。従って、エレベータ通路ドアが閉じた位置に移動すると防壁が形成さ れ、この防壁が、煙およびガスがドアとエレベータ通路開口部との間を出入りす るのを妨げる。エレベータ通路ドアに接続されたインターロック受けとめメカニ ズムは、エレベータ通路ドアパネルが閉じた位置にあり、エレベータケージドア が閉じた状態から開いた状態に移動する場合に、エレベータケージドアに接続さ れたインターロックメカニズムと係合するような大きさである。 本発明の好ましい実施態様において、それぞれのエレベータ通路ドアは、支持 トラックおよび滑車輪を有するドア支持部材と接続される。滑車輪はドア支持部 材と移動可能に係合される。ドア支持部材は、ドアが閉じた位置に向かって側方 に移動した場合に滑車輪を受けとめるための大きさおよび位置に合わせられた下 部部分を有し、エレベータ通路ドアを、閉じる際に、例えば下枠に向かって下向 きになどの第2の方向に方向付ける。 さらなる実施態様において、ドア支持部材はエレベータ通路入口の中心に向か って垂直に下向きに傾斜し、ドアパネルが閉じた位置に向かって移動するとドア 支持部材はエレベータ通路ドアを下向きに方向づけて封止構造と係合させる。従 って、ドア支持部材は、ドアパネルをエレベータ通路開口部に対して側方および 垂直に、各滑車輪の移動路に沿って移動させ、閉じる際にエレベータ通路ドアパ ネルを下枠に向かって方向づける。 他の実施態様において、ドア支持部材は、エレベータ通路入口の中心に向かっ て、各滑車輪の移動路に沿って内向きに曲がった部分を有し、閉じる際にエレベ ータ通路ドアパネルをエレベータ通路入口に向かって方向づけ、封止構造と密閉 係合させる。 従って、本発明は、エレベータ通路ドアとエレベータ通路入口との間のガスお よび煙の通過に対する効果的な防壁を提供し、エレベータ産業におけるガス/煙 の侵入問題に対する経済的な解決法を提供する。さらに、本発明は、ガスおよび 煙がフロアロビーからエレベータ通路に侵入するのを防ぐ防壁を提供することに よって、エレベータシステムで移動する乗客の高レベルの安全性を維持する。 図面の簡単な説明 以下の図面を参照して以下に示す好適な実施態様の詳細な説明を読めば、本発 明およびそれに付随する多くの利点および利益が明らかになるであろう。 図1は、高層建築物の断面図であり、本発明によるエレベータ通路ドア封止構 造の一実施形態を備えるエレベータを示しており、エレベータロビーに隣接する 各階のエレベータ通路入口とともに該エレベータ通路ドア封止構造を示している 。 図2は、図1のエレベータ通路ドア封止構造の拡大側面図であり、対向エレベ ータ通路ドア構成は、低い部分を有する支持部材から支持され、エレベータ通路 ドアの閉まる前の位置を一点鎖線で、閉位置を実線で示している。 図3は、図2のエレベータ通路ドアのドア支持トラックおよび支持ローラの部 分拡大図であり、該エレベータ通路ドアが閉まる前の位置にあるときの上部位置 の該ドア支持トラックおよび該支持ローラの位置を一点鎖線で示し、該エレベー タ通路ドアが閉位置にあるときの下部位置の該ドア支持トラックおよび該支持ロ ーラの位置を実線で示している。 図4は、支持部材によって移動可能に支持される対向エレベータ通路ドアで実 質的に覆われた図1のエレベータ通路入口の拡大平面図であり、該エレベータ通 路ドアの閉まる前の位置を一点鎖線で示し、閉位置を実線で示しており、該エレ ベータ通路ドアは該支持部材によって移動可能に支持される。 図5aは、実質的に図2の線5a,b−5a,bに沿った拡大断面図であり、 わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、横方向封止構造の閉まる前の非 密閉上部位置を一点鎖線で示し、密閉下部位置を実線で示している。 図5bは、実質的に図2の線5a,b−5a,bに沿った拡大断面図であり、 わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、横方向封止構造の代替実施形態 の閉まる前の非密閉上部位置を一点鎖線で示し、密閉下部位置を実線で示してい る。 図6aは、実質的に図2の線6a,b−6a,bに沿った拡大断面図であり、 下枠封止構造の閉まる前の非密閉上部位置を一点鎖線で示し、密閉下部位置を実 線で示している。 図6bは、実質的に図2の線6a,b−6a,bに沿った拡大断面図であり、 下枠封止構造の代替実施形態の閉まる前の非密閉上部位置を一点鎖線で示し、密 閉下部位置を実線で示している。 図7aは、実質的に図2の線7a,b−7a,bに沿った拡大断面図であり、 トレール端部封止構造の閉まる前の非密閉位置を一点鎖線で示し、密閉位置を実 線で示している。 図7bは、実質的に図2の線7a,b−7a,bに沿った拡大断面図であり、 トレール端部封止構造の代替実施形態の閉まる前の非密閉位置を一点鎖線で示し 、密閉位置を実線で示している。 図8aは、実質的に図2の線8a,b−8a,bに沿った拡大断面図であり、 対向エレベータ通路ドアの合わせ端部封止構造を示しており、該合わせ端部封止 構造の閉まる前の非密閉位置を一点鎖線で示し、密閉位置を実線で示している。 図8bは、実質的に図2の線8a,b−8a,bに沿った拡大断面図であり、 合わせ端部封止構造の代替実施形態の閉まる前の非密閉位置を一点鎖線で示し、 密閉位置を実線で示している。 図9は、支持部材によって移動可能に支持される1つのエレベータ通路ドア構 造で実質的に覆われた図1のエレベータ通路入口の拡大平面図であり、閉まる前 の位置のエレベータ通路ドアを一点鎖線で示し、閉位置の該エレベータ通路ドア を実線で示している。 図10aは、図9のエレベータ通路ドアの主端部封止構造の拡大断面図であり 、閉まる前の非密閉位置を一点鎖線で示し、密閉位置を実線で示している。 図10bは、図9のエレベータ通路ドアの主端部封止構造の代替実施形態の拡 大断面図であり、閉まる前の非密閉位置を一点鎖線で示し、密閉位置を実線で示 している。 図11aは、支持部材によって移動可能に支持される一対の対向エレベータ通 路ドアで実質的に覆われた図1のエレベータ通路入口の拡大平面図であり、閉ま る前の位置の該エレベータ通路ドアを一点鎖線で示し、閉位置の該エレベータ通 路ドアを実線で示している。 図11bは、図11aのトレール支持ローラおよび外側支持部材の拡大断面図 である。 図11cは、図11aの主支持ローラおよび外側支持部材の拡大断面図である 。 図12aは、図11aの一対の対向エレベータ通路ドアの間の側方端部封止構 造の拡大断面図であり、閉まる前の非密閉位置を一点鎖線で示し、密閉位置を実 線で示している。 図12bは、図11aの一対の対向エレベータ通路ドアの間の側方端部封止構 造の代替実施形態の拡大断面図であり、閉まる前の非密閉位置を一点鎖線で示し 、密閉位置を実線で示している。 図13aは、実質的に図11aの線13a,b−13a,bに沿った拡大断面 図であり、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、横方向端部封止構造 の閉まる前の非密閉上部位置を一点鎖線で示し、密閉下部位置を実線で示してい る。 図13bは、実質的に図11aの線13a,b−13a,bに沿った拡大断面 図であり、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、横方向端部封止構造 の代替実施形態の閉まる前の非密閉上部位置を一点鎖線で示し、密閉下部位置を 実線で示している。 図14は、エレベータ通路入口の中心に向かって垂直方向下向きに傾く支持部 材から支持される対向エレベータ通路ドアを備える本発明の代替実施形態の拡大 側面図であり、閉まる前の位置の該エレベータ通路ドアを一点鎖線で示し、閉位 置の該エレベータ通路ドアを実線で示している。 図15は、図14のエレベータ通路ドアのドア支持トラックおよび支持ローラ の部分拡大図であり、該ドア支持トラックおよび該支持ローラの該エレベータ通 路ドアが閉まる前の位置にあるときの上部位置を一点鎖線で示し、下部位置を実 線で示している。 図16は、上壁に向かって水平方向内側に湾曲している支持部材から支持され る対向エレベータ通路ドアを備える本発明の代替実施形態の拡大側面図であり、 該エレベータ通路ドアの閉まる前の位置を一点鎖線で示し、該ドアがエレベータ 通路入口に向かって内側に動いて閉位置になったときの位置を実線で示している 。 図17は、図16のエレベータ通路ドアのドア支持トラックおよび支持ローラ の部分拡大図であり、閉まる前の位置を一点鎖線で示し、該エレベータ通路ドア が内側の閉位置にあるときの位置を実線で示している。 図18は、図16のエレベータ通路ドアの支持部材およびドア支持トラックお よび支持ローラの部分拡大平面図であり、閉まる前の位置を一点鎖線で示し、該 エレベータ通路ドアが内側の閉位置にあるときの位置を実線で示している。 図19は、図16の支持部材およびドア支持トラックの代替実施形態の部分拡 大平面図であり、閉まる前の位置を一点鎖線で示し、エレベータ通路ドアが内側 の閉位置にあるときの位置を実線で示している。 図20aは、実質的に図19の線20a−20aに沿った拡大断面図であり、 支持ローラおよび支持部材を示している。 図20bは、実質的に図19の線20b−20bに沿った拡大断面図であり、 支持ローラおよび支持部材の狭くなった部分を示している。 図21aは、実質的に図16の線21a,b−21a,bに沿った拡大断面図 であり、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、外側エレベータ通路ド アの横方向端部封止構造の閉まる前の外側の非密閉位置を一点鎖線で示し、内側 の密閉位置を実線で示している。 図21bは、実質的に図16の線21a,b−21a,bに沿った拡大断面図 であり、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、横方向端部封止構造の 代替実施形態の閉まる前の外側の非密閉位置を一点鎖線で示し、内側の密閉位置 を実線で示している。 図22は、実質的に図16の線22−22に沿った拡大断面図であり、下枠の 上の位置にある下枠封止構造を示している。 図23aは、実質的に図16の線23a,b−23a,bに沿った拡大断面図 であり、トレール端部封止構造の閉まる前の外側の非密閉位置を一点鎖線で示し 、内側の密閉位置を実線で示している。 図23bは、実質的に図16の線23a,b−23a,bに沿った拡大断面図 であり、トレール端部封止構造の代替実施形態の閉まる前の外側の非密閉位置の を一点鎖線で示し、内側の密閉位置を実線で示している。 図24aは、図16の支持部材上に支持された1つのエレベータ通路ドア上の 主端部封止構造の拡大断面図であり、該エレベータ通路ドアの外側の非密閉位置 を一点鎖線で示し、内側の密閉位置を実線で示している。 図24bは、図24aの主端部封止構造の代替実施形態の拡大断面図であり、 エレベータ通路ドアの外側の非密閉位置を一点鎖線で示し、内側の密閉位置を実 線で示している。 図25aは、図11aと同様の対向エレベータ通路ドア対を支持する図16の 一対の隣接する支持部材の拡大断面図であり、わかりやすくするためにドア支持 具は図示せず、横方向端部密閉構造の閉まる前の外側の非密閉位置を一点鎖線で 示し、内側の密閉位置を実線で示している。 図25bは、図25aの横方向端部封止構造の代替実施形態の拡大断面図であ り、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、エレベータ通路ドアパネル の閉まる前の外側の非密閉位置を一点鎖線で示し、内側の密閉位置を実線で示し ている。 図26は、エレベータ通路入口の中心に向かって垂直方向下向きに傾く下端を 有する支持部材から支持される対向エレベータ通路ドア構成を備える本発明の代 替実施形態の拡大側面図であり、閉まる前の位置のエレベータ通路ドアを一点鎖 線で示し、閉位置の該エレベータ通路ドアを実線で示している。 図27は、図26のエレベータ通路ドアのドア支持トラックおよび支持ローラ の部分拡大図であり、閉まる前の位置を一点鎖線で示し、該エレベータ通路ドア が閉位置にあるときの位置を実線で示している。 図28aは、実質的に図26の線28a,b−28a,bに沿った拡大断面図 であり、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、横方向端部封止構造の 閉まる前の位置を一点鎖線で示し、エレベータ通路ドアが閉位置にあるときの位 置を実線で示している。 図28bは、実質的に図26の線28a,b−28a,bに沿った拡大断面図 であり、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、横方向端部封止構造の 代替実施形態の閉まる前の位置を一点鎖線で示し、エレベータ通路ドアが閉位置 にあるときの位置を実線で示している。 図29aは、横方向端部封止構造の拡大断面図であり、閉まる前の位置を一点 鎖線で示し、エレベータ通路ドアが閉位置にあるときの位置を実線で示している 。 図29bは、図29aの横方向端部封止構造の代替実施形態の拡大断面図であ り、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、該横方向端部封止構造の閉 まる前の位置を一点鎖線で示し、エレベータ通路ドアが閉位置にあるときの位置 を実線で示している。 図30は、垂直方向下向きに傾く下端を有する支持部材から支持される対向エ レベータ通路ドアを備える本発明の代替実施形態の拡大側面図であり、閉まる前 の位置のエレベータ通路ドアを一点鎖線で示し、閉位置の該エレベータ通路ドア を実線で示している。 図31は、図30のエレベータ通路ドアのドア支持トラックおよび支持ローラ の部分拡大図であり、該ドア支持トラックおよび該支持ローラの閉まる前の位置 を一点鎖線で示し、該エレベータ通路ドアが閉位置にあるときの位置を実線で示 している。 図32aは、実質的に図30の線32a,b−32a,bに沿った拡大断面図 であり、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、横方向端部封止構造の 閉まる前の位置を一点鎖線で示し、エレベータ通路ドアが閉位置にあるときの位 置を実線で示している。 図32bは、実質的に図30の線32a,b−32a,bに沿った拡大断面図 であり、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、横方向端部封止構造の 代替実施形態の閉まる前の位置を一点鎖線で示し、エレベータ通路ドアが閉位置 にあるときの位置を実線で示している。 図33aは、図30の代替実施例による、図29aと同様の一対の隣接する支 持具の拡大断面図であり、わかりやすくするためにドア支持具は図示せず、横方 向端部封止構造の閉まる前の位置を一点鎖線で示し、エレベータ通路ドアが閉位 置にあるときの位置を実線で示している。 図33bは、図33aの横方向端部封止構造の代替実施例の拡大断面図であり 、わかりやすくナるためにドア支持具は図示せず、該横方向端部封止構造の閉ま る前の位置を一点鎖線で示し、エレベータ通路ドアが閉位置にあるときの位置を 実線で示している。 発明の詳細な説明 ここで、同様の参照符号が同一または対応の部分を示す図面、さらに特定的に は図1を参照すると、上端6と下端8とを有し、その間に壁構造10が延びるエ レベータ通路4を備えた高層建築物が示される。壁構造10内のエレベータ通路 開口部12は各階に存在し、移動可能なエレベータ通路ドアアセンブリ16によ って閉じることが可能なエレベータ入口14を規定する。エレベータケージ18 がロビーフロア20と隣接し、エレベータ入口14と直接隣接しているときは、 エレベータ通路ドアアセンブリ16は従来の連結システムによって開位置に移動 し、乗客がエレベータ入口を通過できるようにし、エレベータケージがロビーフ ロアと隣接していないときは、エレベータ通路ドアアセンブリは閉位置のままで ある。 エレベータ通路ドアアセンブリ16は、本発明によるエレベータ通路ドア封止 構造22によって移動可能に支持される。好ましい実施態様のエレベータ通路ド ア封止構造22は、各エレベータ入口14と隣接し、エレベータ通路ドアアセン ブリ16と、エレベータ通路開口部12の周りの壁構造10との間を封止するよ うに配置されている。 エレベータ通路ドアが開位置から閉位置に移動し、エレベータ通路開口部12 における空気の流れを制限すると、エレベータ通路ドア封止構造22は、エレベ ータ通路ドアアセンブリ16と壁構造10との間の間隙を係合封止する。このよ うに、エレベータ通路ドア封止構造22は、火災が発生したときに、エレベータ 通路ドアアセンブリ16と壁構造10との間をガスおよび煙が通過するのを制限 する。エレベータ通路ドア封止構造22は、以下にさらに詳細に説明するシール を有し、このシールは、成形された温度耐性材料、または軽量形金属(light ga uge metal)、シリコーン、金属ブラシ等のような他の材料で構成され、エレベ ータ通路ドアアセンブリ12が移動して係合するとわずかに圧縮され、エレベー タ通路ドアアセンブリと壁構造10との間を効果的に封止し得る。本願に記載す る実施態様は、火災が発生したときに煙およびガスの流れを遮断するエレベータ 通路ドアアセンブリ12の周りのシールに関して記載するが、このシールは、エ レベータの動作中、エレベータの点検中などにおいて、エレベータ通路ドアアセ ンブリと壁構造12との間の空気などの流れを遮断するのにも有効である。 図2において最もよく理解されるように、壁構造10内のエレベータ入口14 は、左側方脇24a、右側方脇24b、底部下枠26、および下枠と対向する頂 部28によって規定される長方形開口部である。エレベータ入口14と隣接する エレベータ通路ドア封止構造22は、エレベータ通路ドアアセンブリ16を有し 、エレベータ通路ドアアセンブリ16は、エレベータ通路へのアクセスを可能に する一点鎖線で示される開位置と、実線で示される閉位置との間をエレベータ入 口14に対して横方向に移動する。閉位置において、エレベータ通路ドアアセン ブリ16は、エレベータ入口14を実質的に覆う。 図示する実施態様において、エレベータ通路ドアアセンブリ16は、エレベー タ入口14に対して横方向に移動可能な一対の対向するドア16aおよび16b を有する。一対の対向するドア16aおよび16bは、従来の様式で連結され、 開位置と閉位置との間のエレベータ通路ドアのそれぞれの横方向の動きが同期し て行われるようになっている。例示する実施態様は、一対の対向するドア16a および16bを有するが、ドアアセンブ16は、以下に説明するような単一のド ア構造、または多数対の対向するドアをもつ構造などの他の構造を有し得る。 一対のエレベータ通路ドア16aおよび16bは、頂部28の上方にある上壁 30に固定される細長ドア支持部材29によって、エレベータ入口14の外側に 隣接して移動可能に支持される。ドア支持部材29は、エレベータ入口14の上 方にほぼ水平位置で固定的に設けられている。エレベータ通路ドア16aおよび 16bのそれぞれは、一対のドア支持具32によってドア支持部材29に移動可 能に取り付けられ、ドア支持具32は、エレベータ通路ドアが開位置と閉位置と の間を移動するときにドア支持部材に沿って横方向に移動する。各ドア支持具3 2は、エレベータ通路ドア16aおよび16bのそれぞれの頂部に固定されるド ア支持トラック34と、ドア支持トラック34の頂部位置に回転可能に取り付け られた支持ローラ36とを有する。支持ローラ36は、ドア支持部材29の頂部 にあるローラ支持面38と移動可能に係合し、エレベータ通路ドア16aおよび 16bの開位置と閉位置との間の横方向の移動を可能にする。 エレベータ通路ドア封止構造22はまた、エレベータ通路ドア16aおよび1 6bと、エレベータ入口14の周りにある壁構造10との間に位置する複数のシ ール23、を有する。シール23は、エレベータ通路ドアが閉位置にあるとき、 エレベータ通路ドアと壁構造との間の空間を埋めて封止する。このように、シー ル23は、火災が発生したときに、空間を介してガスおよび煙が通過するのを制 限する。これらのシール23は、一点鎖線で示される開位置から実線で示される 閉位置へと横方向にエレベータ通路ドア16aおよび16bを移動させるように 構成されるドア支持部材29によって容易に形成され、エレベータ通路ドアが閉 位置に近づくと、ドア支持部材は同時にエレベータ通路ドアを垂直下方に移動さ せシールと密封係合するような第2の方向に移動させる。従来のインターロック 機構は、エレベータ通路ドアに連結し、エレベータケージ18の従来のエレベー タケージドアと係合し(図1)、それによって同時にエレベータ通路ドアおよび エレベータケージドアを開または閉位置に移動させ、エレベータケージからの出 入りを可能にする。 図3において最もよく理解されるように、ドア支持部材29は、レールの最上 端部がローラ支持面38を形成する実質的に水平なレールである。ドア支持部材 29は、複数の水平上部40と、上部の少なくとも1つに隣接する複数の下部4 2とを有する。下部42のそれぞれは、図2に実線で示すように、エレベータ通 路ドア16aおよび16bが閉位置に移動したとき、下部が支持ローラ36の1 つを収容するように形成されたくぼみ領域を支持部材29内に提供するように位 置する。このように、支持ローラ36は、エレベータ通路ドアが閉位置に移動し たときまたは閉位置から移動したときに、ドア支持部材29の水平上部40に沿 って移動し、エレベータ通路ドア16aおよび16bが図2に一点鎖線で示すよ うな上部位置になるようにする。図2において最もよく理解される上部位置にお いて、エレベータ通路ドア16aおよび16bのそれぞれの下端44は、下枠空 間46を間に挟んで、下枠26の上方に配置される。 エレベータ通路ドア16aおよび16bが、開いた上部位置から閉じた下部位 置に横方向に移動すると、支持ローラ36は、水平上部40からそれぞれの下部 42へと下方に移動し、それによってエレベータ通路ドアを同時に下部位置へと 下方に移動させる。下部位置では、エレベータ通路ドア16aおよび16bのそ れぞれの下端44は、下枠26のすぐ隣にある。以下にさらに詳細に説明するよ うに、ドアパネル16aおよび16bが閉じた下部位置に移動すると、エレベー タ入口14の周りにシールが形成され、ドア16aおよび16bと壁構造10と の間の煙およびガスの流れを遮断する。 図3において最もよく理解されるように、ドア支持部29の下部42は、隣接 する水平上部40から下方に傾いた傾き部48を有し、傾き部は、湾曲したシー ト部50に接続する。各シート部50は、支持ローラ36の半径よりもわずかに 大きい半径を有し、各エレベータ通路ドアが閉位置にあるとき、各支持ローラは 、傾き部48に沿って下方に移動し、シート部内に位置する。このように、シー ト部50によって、エレベータ通路ドア16aおよび16bを閉位置に保持する のが容易になる。傾き部48は、エレベータ通路ドア16aおよび16bが閉じ た下部位置と開いた上部位置との間を移動するにつれて、次第に支持ローラ36 を移行させる。 このように、支持ローラ36は、図2に示す左および右エレベータ通路ドア1 6aおよび16bが開位置から閉位置へと横方向に移動するにつれて、ドア支持 部材29の水平上部40に沿って移動する。エレベータ通路ドア16aおよび1 6bが閉位置に近づくと、支持ローラ36のそれぞれは、下部42のそれぞれに 向かって下方に移動し、エレベータ通路ドアは、垂直方向に下枠26へ向かって 下方に移動する。左および右エレベータ通路ドア16aおよび16bが閉位置か ら離れるように移動すると、支持ローラ36は、下部位置42から傾き部48に 沿って水平上部40へ向かって上方に移動する。このように、エレベータ通路ド ア16aおよび16bは、下部位置から上部位置へと持ち上げられる。その後、 エレベータ通路ドア16aおよび16bは、水平に移動して全開位置となり、エ レベータ通路ドアにかけられる必要な力は、支持ローラ36とローラ支持面38 との間の最小量の摩擦抵抗を克服するために必要とされる。 エレベータ通路ドア16aおよび16bは、エレベータケージ18へのアクセ スを可能にする図4の一点鎖線で示す開いた上部位置と、エレベータ通路ドアが エレベータ入口14を実質的に覆う実線で示す閉じた下部位置との間を同期して 共に移動する。 図4において最もよく理解されるように、ドア支持部材29は、上壁30にブ ラケット58で接続され、ローラ支持面38は、上壁から外側に向かって配置さ れている。エレベータ通路ドア16aおよび16bのそれぞれは、上壁30に外 側に隣接するドアの頂部に沿って横方向端部52を有し、それによって横方向端 部と上壁との間に横方向空間54を提供する。細長横方向封止構造56は、横方 向端部52と、エレベータ入口14の上方の上壁30との間に位置する。実線で 示すようにエレベータ通路ドア16aおよび16bが閉じた下部位置にあるとき 、横方向封止構造56は、実質的に横方向空間54を塞ぎ、例えば、火災などが 発生したときに、ガスまたは煙の通過を遮断する。 図5aにおいて最もよく理解されるように、横方向封止構造56は、細長横方 向伸張部60および細長横方向シール62を有し、細長横方向伸張部はエレベー タ通路ドア16aおよび16bのそれぞれの横方向端部52に固定的に取り付け られ、横方向伸張部60は、ドアの横方向端部に沿って延びている。横方向シー ル62は、横方向伸張部60の下方の頂部28付近で上壁30に固定され、横方 向シール62は、閉じた下部位置にあるとき、エレベータ通路ドア16aおよび 16bの長手方向に沿って延びる。横方向伸張部60は、各エレベータ通路ドア 16aまたは16bから横方向空間54へ上壁30に向かって延び、エレベータ 通路ドアの頂端部に沿って水平ブレード的構造を提供する。横方向シール62は 、 エレベータ通路ドア16aおよび16bに向かって上壁30から外側に突出し、 横方向伸張部60が横方向シールと重なり合う関係になる位置となる。 横方向伸張部60は、エレベータ通路ドア16aおよび16bのそれぞれが、 一点鎖線で示す開いた上部位置にあるとき、横方向シール62の上方にあって横 方向シール62とは係合せず、それによって、ドアが開位置と閉位置との間を移 動するときの横方向伸張部と横方向シールとの間の摩擦抵抗を避ける。エレベー タ通路ドア16aおよび16bが、実線で示すような閉じた下部位置に移動する と、横方向伸張部60は、下方に移動して横方向シール62と密閉係合状態にな り、横方向空間54を封止し、それによって、ビル火災などが発生したときに横 方向空間を介したガスまたは煙の流れを遮断する。 好ましい実施態様において、横方向伸張部60は、実質的に硬直なブレード的 部材である。細長横方向シール62は、エレベータ通路ドア16aおよび16b が閉じた下部位置に移動したとき、横方向伸張部60によってわずかに圧縮され る成形された弾力性のある温度耐性構造物である。成形された弾力性のある温度 耐性構造物は、ビル火災の際の温度のような高温においてその構造を完全に維持 するように形成される。従って、シールは、火災などのとき、エレベータ通路ド ア16aおよび16bと、上壁30との間で維持される。 図5bにおいて最もよく理解されるように、横方向封止構造56の他の実施態 様は、頂部の長手方向に沿って頂部28に固定的に設けられている細長横方向伸 張部61を有する。細長伸張部61は、上壁30からエレベータ通路ドア16a および16bに向かって、横方向空間54へと延びる。細長横方向シール63は 、横方向端部52に隣接するエレベータ通路ドア16aおよび16bのそれぞれ の頂部の長手方向に沿って固定して取り付けられ、横方向シールは、エレベータ 通路ドアから上壁30へと延びる。横方向シール63は、重なり合う関係で、横 方向伸張部61の上方に位置される。このように、エレベータ通路ドア16aお よび16bが一点鎖線で示す開いた上部位置から実線で示す閉じた下部位置へと 移動すると、横方向シール63は、下方に移動し、横方向伸張部61と密閉係合 状態になり、横方向空間54を封止する。 図2を参照すると、各エレベータ通路ドア16aおよび16bの下端44は、 エレベータ通路ドアと下枠との間に下枠空間46を規定する選択された距離で下 枠26の上方に配置されている。図61において最もよく理解されるように、シ ール23の底部ドア封止構造64は、エレベータ通路ドア16aおよび16bの それぞれの下端44に固定して取り付けられている。底部ドア封止構造64は、 エレベータ通路ドア16aおよび16bのそれぞれの下端44上に間隔を置いて 配置される細長の内部および外部底部ドアシール66aおよび66bを有し、底 部ドアシールは、各ドアの長手方向に延びる。 底部ドアシール66aおよび66bは、下枠26に向かって下方に延びる。エ レベータ通路ドア16aおよび16bが一点鎖線で示す開いた上部位置にあると き、底部ドアシール66aおよび66bは、下枠26の上方にあって下枠26と は係合せず、エレベータ通路ドアの横方向の動きに対する摩擦抵抗を最小にする 。エレベータ通路ドア16aおよび16bが上記のように閉じた下部位置に移動 すると、底部ドアシール66aおよび66bは、下降して下枠26と密閉係合関 係になり、下枠空間46を密封する。好ましい実施態様において、底部ドアシー ル66aおよび66bは、エレベータ通路ドア16aおよび16bが閉じた下部 位置にあるとき下枠26に対してわずかに圧縮される、成形された弾力性を有す る温度耐性材料である。 底部ドア封止構造64の他の実施態様は、図6bに示され、単一の底部ドアシ ール67は、エレベータ通路ドア16aおよび16bのそれぞれの下端44に固 定して取り付けられている。単一の底部ドアシール67は、各エレベータ通路ド アの下端44に沿って延び、各ドアの下端44から下方に延びる。底部シール6 7は、エレベータ通路ドア16aおよび16bが実線で示す閉じた下部位置に移 動すると、下枠26に密封係合し、それによって、下枠空間46を封止する。 図2および4において最もよく理解されるように、エレベータ通路ドア16a および16bのそれぞれは、左および右脇壁70aおよび70bのそれぞれに外 側に隣接して位置するトレール端部68を有する。図4において最もよく理解さ れるように、エレベータ通路ドア16aおよび16bのそれぞれは、トレール端 部側方空間72がエレベータ通路ドア16aおよび16bのそれぞれのトレール 端部68と、左および右脇壁70aおよび70bとの間に配置されるように位置 する。シール23のトレール端部封止構造74は、エレベータ通路ドア16aお よび16bのそれぞれのトレール端部68と、脇壁70aおよび70bとの間に 位置し、エレベータ通路ドアが閉位置にあるとき、トレール端部側方空間72を 封止する。 図7aにおいて最もよく理解されるように、トレール端部封止構造74は、エ レベータ通路ドア16aおよび16bのそれぞれのトレール端部68に固定され た細長側方伸張部76を有する。側方伸張部76は、各ドア16aおよび16b のトレール端部68に沿って延びる。側方伸張部76はまた、脇壁70aおよび 70bのそれぞれに向かって、トレール端部側方空間72へ延びる。細長トレー ル端部側方シール78は、側方脇24付近で左および右脇壁70aおよび70b のそれぞれに接続される。トレール端部側方シール78は、関連の側方伸張部7 6と重なり合う関係でトレール端部空間72に延びる。 エレベータ通路ドア16aおよび16bが開位置へおよび開位置から移動する とき、側方伸張部76は、各脇壁70aおよび70bとは係合せず、それによっ て、エレベータ通路ドアの横方向移動に対する摩擦抵抗を最小にする。エレベー タ通路ドア16aおよび16bが閉位置に移動すると、側方伸張部76のそれぞ れは、トレール端部側方シール78に押圧され、トレール端部側方シール78と 密封係合し、エレベータ通路ドアの高さに沿ってトレール端部空間72を封止す る。好ましい実施態様において、細長側方伸張部76のそれぞれは、実質的に硬 直なブレード的部材であり、トレール端部側方シール78のそれぞれは、エレベ ータ通路ドア16aおよび16bが閉位置に移動したときに、側方伸張部によっ てわずかに圧縮される成形された弾力性のある温度耐性材料である。 図7bに示される他の実施態様において、トレール端部封止構造74は、脇2 4付近で左および右脇壁70aおよび70bのそれぞれに固定される細長側方伸 張部77を有する。側方伸張部77は、脇から各エレベータ通路ドア16aおよ び16bへと外側に突出する。側方伸張部77のそれぞれは、一方の脚部が各脇 壁70aおよび70bに平行で、第2の脚部が脇壁に直交し、トレール端部空間 72へと延びるL形ブラケットである。細長トレール端部側方シール79は、ト レール端部68に隣接するエレベータ通路ドア16aおよび16bに固定して取 り付けられる。トレール端部側方シールは、脇壁70aおよび70bに向かって トレール端部空間72へ延びる。トレール端部側方シール79は、関連の側方伸 張部77の第2の脚部と重なり合う関係で配置される。 エレベータ通路ドア16aおよび16bが、開位置へおよび開位置から移動す るとき、トレール端部側方シール79は、側方伸張部77とは係合せず、エレベ ータ通路ドアの横方向移動に対する抵抗を最小にする。エレベータ通路ドア16 aおよび16bが閉位置に移動すると、トレール端部側方シール79は側方伸張 部77の第2の脚部を押圧し、トレール端部空間72を封止し、例えば、火災な どが発生したときに煙およびガスがそこを通って流れるのを制限する。他の実施 態様の側方伸張部77は、L形部材として示されるが、側方伸張部は、トレール 端部側方シール79が密封押圧し、トレール端部空間72を封止するブレード構 造または他の構造であってもよい。 図2において最もよく理解されるように、エレベータ通路ドア16aおよび1 6bのそれぞれは、各エレベータ通路ドアの側方端部52と下端44との間を延 びる合わせ端部80を有する。図4において最もよく理解されるように、エレベ ータ通路ドア16aおよび16bは、エレベータ通路ドア16aおよび16bが 閉位置にあるとき、合わせ端部空間82がドアの合わせ端部80の間に設けられ るように構成される。合わせ端部封止構造物84は、エレベータ通路ドア16a および16bの合わせ端部80の間に設けられ、エレベータ通路ドアが閉位置に あるとき、合わせ端部空間82を封止する。 図8aにおいて最もよく理解されるように、細長合わせ端部シール86は、左 エレベータ通路ドア16aの合わせ端部80に固定して取り付けられ、合わせ端 部の長手方向に沿って延びる。合わせ端部シール86は、左エレベータ通路ドア の合わせ端部80から右エレベータ通路ドア16bの合わせ端部に向かって延び る。エレベータ通路ドア16aおよび16bが実線で示す閉位置にあるとき、合 わせ端部シール86は、押し込まれて右エレベータ通路ドア16bの合わせ端部 80と密封係合し、それによって合わせ端部空間82を封止する。好ましい実施 態様において、合わせ端部シール86は、エレベータ通路ドア16aおよび16 bが閉位置に移動するとき、わずかに圧縮される成形された弾力性のある温度耐 性材料である。 図8bに示す他の実施態様において、合わせ端部封止構造84は、左エレベー タ通路ドア16aの合わせ端部80に固定して取り付けられた細長合わせ端部シ ール87aと、左合わせ端部シール87aと対向する右エレベータ通路ドア16 bの合わせ端部80の長手方向に固定して取り付けられている同様の細長合わせ 端部シール87bとを有する。左および右合わせ端部シール87aおよび87b は、それぞれの合わせ端部80から互いの方向に向かって延び、エレベータ通路 ドア16aおよび16bが実線で示す閉位置にあるとき、合わせ端部シールは互 いに押圧し、密封係合する。密封係合された合わせ端部シール87aおよび87 bは、合わせ端部空間82にわたって延び、その中にシールを形成する。例示す る実施態様において、左および右合わせ端部シール87aおよび87bのそれぞ れは、実質的に各エレベータ通路ドア16aおよび16bの合わせ端部80に沿 って配置される成形された弾力性のある温度耐性材料で構成される。このように 、合わせ端部シール87aおよび87bは、互いに押圧し、その間に有効なシー ルを形成するためわずかに圧縮し、例えば、火災が発生したときに、合わせ端部 空間を介したガスおよび煙の流れを遮断する。 従って、図2に示すエレベータ通路ドア16aおよび16bが開いた上部位置 から閉じた閉位置に移動すると、エレベータ通路ドアは、ちょうどドアが閉位置 に到達したとき横および下方に移動する。エレベータ通路ドア16aおよび16 bが閉位置にあると、シールは、エレベータ通路ドアアセンブリ16と壁構造1 0との間、およびエレベータ通路ドア16aおよび16bの合わせ端部80の間 のエレベータ入口14の周りに形成される。このように、エレベータ通路ドア1 6aおよび16bの周りならびにこれらの間のすべての空間は、ドアが閉じた下 部位置にあると、シール23で効果的に封止され、例えば、火災が発生したとき に、ドアとエレベータ入口との間でガスまたは煙が流れるのを制限し、それによ って、建物内での煙の移動を最小限にする。 本願で記載する実施態様は、火災が発生したときに、煙およびガスの流れを遮 断するエレベータ通路ドアの周りおよびドア間のシール23に関して記載してい るが、シールはまた、エレベータの正常な動作または点検の際にエレベータ通路 ドアと壁構造との間の空気または他のガスの流れも遮断する。 図9に示すように、本発明の他の実施態様において、単一のエレベータ通路ド ア88は、上記のように、一対のドア支持具32によって細長支持部材90上で 移動可能に支持される。単一のエレベータ通路ドア88は、エレベータケージ1 8へのアクセスを可能にする一点鎖線で示す開位置と、エレベータ通路ドアがエ レベータ入口14を実質的に覆う実線で示す閉位置との間を移動する。ドア支持 部材90は、エレベータ入口14の上方でほぼ水平な方向で、ブラケット92に よって上壁30にしっかりと固定されている。ドア支持部材90は、上記および 図3に例示されるように、エレベータ通路ドアをエレベータ入口に対して下方に 移動させるように構成されている。シールは、上記のように、ドアの横方向端部 52と上壁30との間、およびドアの下端44と下枠26との間に形成される。 同様に、シールは、上記のトレール端部封止構造74と同様に、エレベータ通路 ドアのトレール端部68と左脇壁70aとの間に形成される。 単一のエレベータ通路ドア88は、右脇壁70bから外側に位置する主端部9 4を有し、主端部側方空間96をエレベータ通路ドアと脇壁との間に規定する。 主端部封止構造98は、右脇壁70bに設けられ、エレベータ通路ドアが閉位置 にあるときエレベータ通路ドア88の主端部94が移動して密封係合するように 配置され、それによって、主端部側方空間96を封止する。 図10aに最良に示されるように、主端部封止構造98は、L字形の断面を有 し且つその延長部の取付脚部102が右側脇壁70bにしっかりと固定された細 長主端部側方延長部100を有する。細長主端部側方延長部100の係合脚部1 04は、右側脇壁70bから垂直に且つシングルエレベータ通路ドア88の主端 部94に対して実質的に平行に延びる。細長主端部側方封止部106は、側方延 長部100の長さ方向に沿って係合脚部104に固定的に取り付けられる。主端 部側方封止部106は、エレベータ通路ドア88に向かって延び、これにより、 エレベータ通路ドアが閉鎖位置にあるときに、エレベータ通路ドアの主端部94 が、主端部側方封止部106に密閉係合するようになっている。従って、主端部 側方封止部106は、主端部側方空間96を通って延び、その中で、側方延長部 100とシングルエレベータ通路ドア88との間に封止部を形成する。 好適な実施形態においては、係合脚部104は、実質的に剛体のブレード状部 材であり、主端部側方封止部106は、整形された弾性の耐熱性材料であり、エ レベータ通路ドアが閉鎖位置にあるときにはエレベータ通路ドア88の主端部9 4によって若干押圧される。 図10bに図示される主端部封止構造98の別の実施形態においては、主端部 側方延長部100は上記のように右側脇壁70bに取り付けられ、主端部側方封 止部107は、エレベータ通路ドア88の主端部94の長さ方向(length)に固定 的に取り付けられる。主端部側方封止部107は、主端部94から主端部側方延 長部100に向かって延びる。エレベータ通路ドア88が閉鎖位置にあるときに は、主端部側方封止部107は、加圧されて主端部側方延長部100の係合脚部 104と密閉係合して主端部側方空間96を封止する。 図11aに示す本発明の代替例においては、エレベータ通路ドア封止構造22 は、対向する左右の内側エレベータ通路ドア108aおよび108b、ならびに 、対向する左右の外側エレベータ通路ドア110aおよび110bを有する。内 側および外側エレベータ通路ドア108a、108b、110aおよび110b は、エレベータケージ18への出入りが可能な一点鎖線で示す開放位置と、内側 および外側エレベータ通路ドアがエレベータ通路入口14を実質的に塞ぐ実線で 示す閉鎖位置との間で一緒に動く。 内側エレベータ通路ドア108aおよび108bは、ブラケット114によっ てエレベータ通路入口上方で上壁30に対して概ね水平方向に強固に固定されて いる細長内側ドア支持部材112によって、エレベータ通路入口14に隣接して 外向きに支持される。外側エレベータ通路ドア110aおよび110bは、ブラ ケット118によって内側ドア支持部材112に固定されている細長外側ドア支 持部材116によって、内側エレベータ通路ドア108aおよび108bに隣接 して外向きに支持される。外側ドア支持部材116は概ね水平方向に固定され、 これにより内側ドア支持部材112が上壁30と外側支持部材との間に存在する ようになっている。 内側エレベータ通路ドア108aおよび108bのそれぞれは、上記一対のド ア支持具32によって、内側ドア支持部材112に可動に支持される。内側ドア 支持部材112は、内側エレベータ通路ドア108aおよび108bが開放上部 位置から閉鎖位置に向かう際にドア支持具32の支持ローラ36を受けるように 配置された下延部(lowered portions)42を有しており、これにより、内側エレ ベータ通路ドアは、閉鎖下部位置まで、エレベータ通路入口14に対して相対的 に側方および下方に動く。 外側エレベータ通路ドア110aおよび110bのそれぞれは、主ドア支持具 313およびトレールドア支持具315よって、外側ドア支持部材116上に可 動に支持される。主ドア支持具313は、合わせ端部80に概ね隣接して外側エ レベータ通路ドア110aおよび110bのそれぞれに接続され、トレールドア 支持具315は、トレール端部68に概ね隣接して外側エレベータ通路ドアのそ れぞれに接続される。主ドア支持具313は主支持ローラ113を有し、トレー ルドア支持具315はトレール支持ローラ115を有し、これらはそれぞれ、外 側エレベータ通路ドア110aおよび110bが開放上部位置と閉鎖下部位置と の間で動く際に、外側ドア支持部材116上を移動する。 外側ドア支持部材116もまた、外側エレベータ通路ドア110aおよび11 0bが閉鎖下部位置に向かう際に主およびトレール支持ローラ113および11 5を受ける下延部42を有する。図11aに示されるように、外側エレベータ通 路ドア110aおよび110bはそれぞれ、開放位置から閉鎖位置まで移動する 間に、外側ドア支持部材116の長さの約半分の距離を移動する。従って、主端 部支持ローラ113は、外側エレベータ通路ドア110aおよび110bが開放 位置と閉鎖位置との間で動く際に、下延部42上をトレール支持ローラ115に 向かって移動する。 図11bおよび図11cに最良に示されるように、外側ドア支持部材116お よび主支持ローラ113は、主支持ローラがトレール支持ローラ115に向かっ て下延部42内へと下向きに動かないように構成されている。一方、トレール支 持ローラは、下延部内へと下向きに動くように構成されている。外側ドア支持部 材116は、その上部に、外側ドア支持部材の長さ方向に沿ってチャネル117 を有する。チャネル117の側面は、上側端部において上部ローラ支持面119 を提供する側壁317によって規定される。図11bに最良に示されるように、 トレール支持ローラ115は、外側ドア支持部材116内のチャネル117内に 可動に配置された細い環状外側部121を有する。環状外側部121は、外側ド ア110aおよび110bがそれぞれ開放位置と閉鎖位置との間て動く際に、チ ャネル117内を移動する。見えない線て示す下延部42は、トレール支持ロー ラ115に向かって、側壁317間のチャネル117から下向きに延び、外側エ レベータ通路ドア110aおよび110bがそれぞれ閉鎖位置に向かう際に、ト レール支持ローラの環状部121がチャネルと一緒に下延部へと下降するように なっている。 図11cに最良に示されるように、主支持ローラ113は、外側ドア支持部材 116の上部を受ける環状チャネル123を有する。主支持ローラ113は、外 側エレベータ通路ドア110aおよび110bが開放位置と閉鎖位置との間で動 く際に、外側ドア支持部材116を跨いでチャネル117の上方の上部ローラ支 持面119に沿って移動する。従って、上部ローラ支持面119は、チャネル1 17内のトレール支持ローラの下延部42上方で主支持ローラ113を支持し、 これにより、主支持ローラがトレール支持ローラの下延部内へと下方向に動かな いようになっている。見えない線で示す下延部42は、外側ドア支持部材116 内に配置され、外側エレベータ通路ドア110aおよび110bがそれぞれ閉鎖 位置に向かう際に、主支持ローラ113を受ける。従って、主およびトレール支 持ローラは、外側エレベータ通路ドアが閉鎖位置に出入りするときにだけ、同時 且つ一斉にそれぞれの下延部42に出入りする。 内側エレベータ通路ドア108aおよび108bは、従来の方法で外側エレベ ータ通路ドア110aおよび110bに接続され、開放位置と閉鎖位置との間で 動く際に、エレベータ通路ドアの縦横の動きが揃うようになっている。従来のイ ンターロックメカニズムによって、エレベータ通路ドアが閉鎖位置に出入りする ときに、エレベータケージドアとエレベータ通路ドアとの係合状態が維持される 。 図11aに最良に示されるように、内側エレベータ通路ドア108aおよび1 08bのトレール端68とそれぞれの脇壁70aおよび70bとの間に、上記ト レール端部封止構造74と同様の封止部が形成される。同様に、内側エレベータ 通路ドア108aおよび108bの横方向端部52と上壁30との間に、上記横 方向端部封止構造56と同様の封止部が形成される。同様に、内側エレベータ通 路ドア108aおよび108bならびに外側エレベータ通路ドア110aおよび 110bの下端44と、上記の図61および図6bに図示された下枠26との間 が封止される。同様に、上記の外側エレベータ通路ドア110aおよび110b の合わせ端部80間が封止される。 左側エレベータ通路ドア108aは左外側エレベータ通路ドア110aから離 れて外向きに配置され、左内側エレベータ通路ドアと左外側エレベータ通路ドア との間にドア間側方空間120が規定される。右内側エレベータ通路ドア108 bは、右外側エレベータ通路ドア110bから離れて外向きに配置され、右内側 エレベータ通路ドアと右外側エレベータ通路ドアとの間にドア間側方空間120 が規定される。ドア間封止構造122は、内側および外側エレベータ通路ドア1 08a/110aおよび108b/110bの各対に取り付けられ、これにより 、エレベータ通路ドアが閉鎖位置にあるときにドア間空間120を封止する。 図12aに最良に示されるように、ドア間封止構造122は、外側エレベータ 通路ドア110aおよび110bのそれぞれのトレール端部68に固定された細 長ドア間側方延長部124を有し、ドア間側方延長部は各エレベータ通路ドアの 高さ方向に沿って延びる。ドア間側方延長部124は、各内側エレベータ通路ド ア108aおよび108bに向かって内向きに、ドア間側方空間120内へと延 びる。細長ドア間側方封止部126は、主端部94に隣接して、内側エレベータ 通路ドア108aおよび108bのそれぞれに接続され、ドア間側方封止部は、 関連するドア間側方延長部124と重なってドア間側方空間120内へと延びる 。 エレベータ通路ドア108a、108b、110aおよび110bが一点鎖線 で示す開放位置に出入りするときには、ドア間側方延長部124は各ドア間側方 封止部126とは係合せず、これにより、エレベータ通路ドアの横方向の動きに 対する摩擦抵抗が最小限に抑えられる。エレベータ通路ドア108a、108b 、110aおよび110bが図12aに実線で示す閉鎖位置へと動くときには、 ドア間側方延長部124はドア間側方封止部126に圧接して密閉係合し、これ により、エレベータ通路ドアの高さ方向に沿ってドア間側方空間120を封止し 、これにより、例えば、火事等の際にドア間側方空間120内を流れるガスある い は煙を遮断する。好適な実施形態においては、ドア間側方延長部124は、実質 的に剛体のブレード状部材であり、ドア間側方封止部126は、整形された弾性 の耐熱性材料であり、エレベータ通路ドア108a、108b、110aおよび 110bが閉鎖位置にあるときにはドア間側方延長部によって若干押圧される。 図12bに図示される別の実施形態においては、ドア間側方封止構造122は 細長ドア間側方延長部125を有する。細長ドア間側方延長部125は、左右の 内側エレベータ通路ドア108aおよび108bそれぞれの主端部94に固定さ れ、各外側エレベータ通路ドア110aおよび110bに向かって外向きに突出 する。細長ドア間側方封止部127は、トレール端部68に隣接して外側エレベ ータ通路ドア110aおよび110bのそれぞれに固定的に取り付けられ、各内 側エレベータ通路ドア108aおよび108bに向かってドア間側方空間120 内へと延びる。ドア間側方封止部127は、関連するドア間側方延長部125と 重なって配置される。エレベータ通路ドア108a、108b、110aおよび 110bが一点鎖線で示す開放位置に出入りするときには、ドア間側方封止部1 27は、ドア間側方延長部125とは係合しない。エレベータ通路ドア108a 、108b、110aおよび110bが実線で示す閉鎖位置にあるときには、ド ア間側方封止部127は、ドア間側方延長部125に圧接して、ドア間側方空間 120内を封止する。 図11aに最良に示されるように、外側エレベータ通路ドア110aおよび1 10bの横方向端部52は、内側エレベータ通路ドア108aおよび108bと 上壁30とに隣接して外向きに配置され、外側エレベータ通路ドア110aおよ び110bが閉鎖位置にあるときに横方向ヘッド空間128を規定する。細長横 方向ヘッド封止構造130は、内側エレベータ通路ドア108aおよび108b 間で上壁30に取り付けられ、上壁30から外側エレベータ通路ドア110aお よび110bに向かって外向きに延び、これにより、横方向ヘッド空間128を 実質的に埋める。 図13aに最良に示されるように、細長横方向ヘッド封止構造130は、細長 横方向延長部136を含む。細長横方向延長部136は、各外側エレベータ通路 ドア110aおよび110bの横方向端部52の長さ方向にしっかりと固定され 、 各外側エレベータ通路ドア110aおよび110bから横方向ヘッド空間128 内へと上壁30に向かって延びる。細長横方向ヘッドパネル132は、内側エレ ベータ通路ドア108aおよび108b間で上壁30に取り付けられる。横方向 ヘッドパネル132は、上壁30から横方向ヘッド空間128内へと外側エレベ ータ通路ドア110aおよび110bに向かって外向きに延びる。細長横方向ヘ ッドパネル封止部138は、横方向ヘッドパネル132の長さ方向に沿って固定 され、横方向延長部136が横方向ヘッドパネル封止部と重なるような位置で、 横方向ヘッドパネルから横方向延長部136に向かって上向きに延びる。 各外側エレベータ通路ドア110aおよび110bが一点鎖線で示す開放上部 位置にあるときには、横方向延長部136は横方向ヘッドパネル封止部138と は係合せず、これにより、横方向延長部と横方向ヘッドパネル封止部との間の摩 擦抵抗を避ける。外側エレベータ通路ドア110aおよび110bが実線で示す 閉鎖下部位置へと動くときには、横方向延長部136が下向きに動いて、横方向 ヘッドパネル封止部138と密閉係合し、外側エレベータ通路ドアに隣接して横 方向ヘッド空間128を封止する。好適な実施形態においては、横方向延長部1 36は、実質的に剛体のブレード状部材であり、横方向ヘッドパネル封止部13 8は、整形された弾性の耐熱性材料であり、外側エレベータ通路ドア110aお よび110bが閉鎖位置にあるときには横方向延長部136によって若干押圧さ れる。 図13bに示す別の実施態様において、横方向ヘッドパネル132は、上述の 上壁30に対して設けられている。外側エレベータ通路ドア110aおよび11 0bの各々に対して、細長横方向ヘッドパネル封止部(seal)139が、横方向端 部52近くにおいてドアの全長にわたって設けられている。横方向ヘッドパネル 封止部139は、横方向ヘッド空間128中に向かって内側に延びており、横方 向ヘッドパネル132と重なり合う関係で位置していることにより、外側エレベ ータ通路ドア110aおよび110bが実線で示す閉位置にあるとき、横方向ヘ ッドパネル封止部は横方向ヘッドパネルに対して密閉係合状態になるように押し 込まれることにより、横方向ヘッドパネル空間128内が密閉される。 本発明の図14に示す別実施態様において、傾きドア支持部材140が、エレ べータ通路入口14の上方において上壁30に対して固定的に設けられている。 傾きドア支持部材140は、その外側端部の各々からエレベータ通路入口の中心 に向かって下方に傾いている。傾きドア支持部材140を、上述の対向するエレ ベータ通路ドア16aおよび16bとともに図示している。図示の実施態様にお いては一対の対向ドア16aおよび16bを有しているが、ドアアセンブリ16 はその他の構成、たとえは単一ドア構成または、複数の対向ドアの対を有する構 成を有していてもよい。 エレベータ通路ドア16aおよび16bの各々は、傾きドア支持部材140に 対して、エレベータ通路ドアが開位置および閉位置の間を移動する際に傾きドア 支持部材に沿って側方に移動する、一対のドア支持具142によって、可動に支 持されている。各ドア支持具142は、エレベータ通路ドア16aおよび16b の上部に固定されたドア支持トラック144および、ドア支持トラックの上部に 回転可能に取り付けられた支持ローラ146を有している。支持ローラ146は 、傾きドア支持部材140上部のローラ支持面148に対して可動に係合するこ とにより、エレベータ通路ドア16aおよび16bが開位置および閉位置の間で 側方に移動することを可能にする。 エレベータ通路ドア16aおよび16bが点線で示される開位置にあるとき、 ドア支持具は傾きドア支持部材140の持ち上がった端部(raised edge)に位置 しており、ドアは、下枠26上方の上位置にある。エレベータ通路ドア16aお よび16bが開位置すなわち上位置から閉位置に移動すると、支持ローラ146 が傾きドア支持部材140の上部ローラ支持面148に沿って側方および下方に 移動することにより、エレベータ通路ドア16aおよび16bも同時に壁構造1 0に対して下方に向かい下位置まで移動することによって、各エレベータ通路ド アの下端が下枠26に向かって下方に移動する。 エレベータ通路入口およびエレベータ通路ドア周囲の封止構造、および封止構 造の別態様は、上述の封止構造と同様である。横方向封止構造56は、エレベー タ通路ドアと上壁30との間に設けられている。トレール端部封止構造74は、 各エレベータ通路ドアのトレール端部と、左右の脇壁70aおよび70bとの間 に設けられている。合わせ端部封止構造84は、ドアの合わせ端80の間に設け られている。下部ドア封止構造64は、ドアの下端と下枠26との間に設けられ ている。これらの封止構造は、エレベータ通路ドア16aおよび16bが開位置 すなわち上位置から側方かつ下方に移動して閉位置すなわち下位置まで移動した 際に、エレベータ通路ドア16aおよび16bの間および周囲に封止部23を形 成する。従って、傾きドア支持部材140は、エレベータ通路ドア16aおよび 16bを側方および垂直方向に同時に方向付けることにより(direct)、例えばエ レベータ通路ドア16aおよび16bと壁構造との間における煙およびガスの流 れを阻止する、封止部を形成する。 図15に最もよく示されるように、傾きドア支持部材140は、エレベータ通 路ドア16aおよび16bが実線で示す閉位置すなわち下位置と一点鎖線で示す 開位置すなわち上位置との間で移動する際に、支持ローラ146が漸進的に遷移 していく(gradual transition)ように方向付けられている(oriented)。従って、 左および右のエレベータ通路ドア16aおよび16bが閉位置から開位置に向か って側方に移動する際に、支持ローラ146はローラ支持面148に沿って上方 に移動することにより、エレベータ通路ドアを下位置から上位置に持ち上げる。 結果として、エレベータ通路ドア16aおよび16bは、封止構造からの摩擦抵 抗を避けることができ、最小限の力で開位置に移動させることができる。 図16に示す本発明の別の実施態様において、壁構造10中のエレベータ通路 入口14は、左側方脇24a、右側方脇24b、下枠26、およびヘッド部28 によって規定される長方形の開口部である。エレベータ通路ドア封止構造22は 、エレベータ通路入口14に隣接している。エレベータ通路ドア封止構造22は 、エレベータ通路へのアクセスを可能にする一点鎖線に示す開位置と、エレベー タ通路ドアアセンブリ16が実質的にエレベータ通路ドア入口14を覆う実線に 示す閉位置との間を、エレベータ通路入口14に対して側方に移動する。図示の 実施態様において、エレベータ通路ドアアセンブリ16は、エレベータ通路ドア 入口14に対して側方に移動可能な、一対の対向ドア16aおよび16bを有し ている。一対の対向ドア16aおよび16bは、各エレベータ通路ドアの側方の 移動が互いに同期して開位置と閉位置との間を動くように、従来の方法で互いに 組み合わせられている(coupled)。図示の実施態様は一対の対向ドア16aおよ び 16bを有するものであるが、ドアアセンブリは、その他の構成、たとえば単一 ドア構成または、複数の対向ドアの対を有する構成を有していてもよい。 エレベータ通路ドア16aおよび16bの対は、ヘッド部28上方の上壁30 に対し概略水平方向に固定的に設けられた分割化ドア支持部材152によって、 エレベータ通路入口14の外側に隣接して可動に支持されている。エレベータ通 路ドア16aおよび16bの各々は、エレベータ通路ドアが開位置と閉位置との 間を移動するにともなって分割化ドア支持部材に沿って側方に移動する一対のド ア支持具154によって、分割化ドア支持部材152に可動に取り付けられてい る。各ドア支持具154は、各エレベータ通路ドア16aおよび16bの上部に 回動可能に固定されたドア支持トラック156および、ドア支持トラック156 の上部に回転可能に取り付けられた支持ローラ158を有している。支持ローラ 158は、分割化ドア支持部材152の上部においてローラ支持面160に可動 に対して係合することによって、エレベータ通路ドア16aおよび16bが開位 置と閉位置との間を側方に移動することを可能にする。 エレベータ通路ドア封止構造22はさらに、エレベータ通路ドア16aおよび 16bの間ならびにエレベータ通路入口14周囲の壁構造10に位置する複数の 封止部を有しており、詳細に後述するように、封止部は、ドアが閉位置にあると き、例えば火事の場合にガスおよび煙がこれらの空間を通過するのを制限する、 エレベータ通路ドアと壁構造との間の空間を密閉するように構成されている。こ れらの封止部の形成は、ドアが一点鎖線で示す開位置から実線で示す閉位置に向 かって移動する際にエレベータ通路ドア16aおよび16bを側方にガイドする ように構成された分割化ドア支持部材152によって容易にされる。エレベータ 通路ドア16aおよび16bが閉位置に近づくにつれ、分割化ドア支持部材15 2も同時にエレベータ通路ドアを壁構造に向かって内側方向にガイドすることに より、エレベータ通路ドアの間および周囲に封止部を形成する。 図16および17に最もよく示されるように、分割化ドア支持部材152は、 エレベータ通路ドアが開位置と閉位置との間を移動する際に支持ローラ158が 動く開閉距離(opening distance)にサイズを合わせた実質的に水平なレールであ り、レールの最上端がローラ支持面160を形成する。分割化ドア支持部材15 2は上壁30に固定された複数の部分(segment)161を有しており、各ドア支 持具154は別々の部分上を動く。 各部分161は、細長直線部162および、各直線部のエレベータ通路入口1 4の中央に最も近い一端に固定された、湾曲端部164を有している。湾曲端部 164の最も内側の一端の位置は、エレベータ通路ドア16aおよび16bが閉 位置にあるときの各支持ローラ158の位置に対応する。湾曲端部164の各々 は、エレベータ通路ドア16aおよび16bが閉位置に近づく際に、支持ローラ 158を直線部162から受け取る(receive)ように位置されている。図18に 最もよく示されるように、各部分161の直線部162は、上壁30から外側に 離れて位置しており、エレベータ通路ドアが開位置と閉位置との間を移動する際 に対応するエレベータ通路ドア16aおよび16bを壁構造10から外側に離し て支持するようになっている。湾曲端部164は直線部162の一端から内側に 湾曲しており、上壁30で終わっている。 従って、支持ローラ158の各々は各部分161のローラ支持面160に沿っ て動き、支持ローラが支持部材の直線部162上を動く際に、図18の一点鎖線 に示す外側位置にエレベータ通路ドア16aおよび16bが位置するようになっ ている。エレベータ通路ドア16aおよび16bが開位置すなわち外側位置から 側方に移動して閉位置に近づくにつれ、支持ローラ158は直線部162から各 湾曲端部164に移動することにより、エレベータ通路ドア16aおよび16b を壁構造に対して同時に側方および内側に移動させて、閉位置に移動させる。 図17に最もよく示されるように、ドア支持トラック156は、支持ローラ1 58を回転可能に支える(carry)上側部(upper portion)157および、各エレベ ータ通路ドア16aおよび16bに対して固定的に取り付けられた下側部(lower portion)159を有している。上側部157および下側部159は回動部16 6によって互いに接続されており、上側部が下側部およびエレベータ通路ドアに 対して回動可能であるようになっている。図17および18からわかるように、 支持ローラ158の各々はローラ支持面160に対して可動に係合し、エレベー タ通路ドア16aおよび16bが開位置すなわち外側位置から閉位置すなわち内 側位置に向かって側方に移動する際に、支持ローラ158が湾曲端部164を追 うにともなってドア支持トラック156の上側部157が回動することにより、 エレベータ通路ドア16aおよび16bをエレベータ通路入口14に向かって同 時に内側に移動させる。 図18に最もよく示されるように、各部分161の直線部162の終端170 は、ブラケット168によって上壁30に取り付けられている。終端170の反 対側の湾曲端部164は直接上壁に固定されている。分割化ドア支持部材152 の部分161は、支持ローラ158が各部分の同じ領域上を同時に動くように構 成されており、エレベータ通路ドア16aおよび16bが開位置と閉位置との間 を移動する際に均一に移動して、エレベータ通路入口14に対して実質的に平行 に維持されるようになっている。 図19に示す分割化支持部材152の別の実施態様において、分割化支持部材 152は実質的に平行なレールであり、レールの最上端がローラ支持面172を 形成している。エレベータ通路ドア16aおよび16bの各々は、上記に概述し た図3に示す一対の非回動ドア支持具32によって分割化ドア支持具152に可 動に取り付けられている。分割化ドア支持部材152は複数の部分173を有し ており、各部分173は直線部174および、直線部174の一端に接続された 狭められた湾曲部176を有している。狭められた湾曲部176の各々は、エレ ベータ通路ドア16aおよび16bが閉位置に近づく際に、支持ローラ158を 受け取るように位置されている。エレベータ通路ドア16aおよび16bが一点 鎖線に示す開位置すなわち外側位置から側方に移動して閉位置すなわち内側位置 に近づくにつれ、支持ローラ158は直線部174から移動して、エレベータ通 路ドアが閉位置に近づくにともなって狭められた湾曲部176に追従する。 図20aに最もよく示されるように、支持ローラ36は、ドア支持部材152 の上部を受け取る環状溝178を有しており、支持ローラがドア支持部材にまた がる(straddle)ようになっている。支持ローラとローラ支持面172との間の摩 擦抵抗を最小にするように、分割化ドア支持部材152の直線部174は、環状 溝178よりもわずかに狭いサイズにされている。エレベータ通路ドアが閉位置 にあるとき、図20bに最もよく示されるように、支持ローラ36は各狭められ た湾曲部176上の、狭められた湾曲部が環状溝178の幅の約半分未満の厚さ を有する位置に位置している。狭められた湾曲部176は、エレベータ通路ドア が閉位置に近づくにつれて各非回動支持ローラ36を内側に方向付けるような形 状およびサイズにされている。環状溝178は、狭められた湾曲部176の曲率 を収容できるような形状にされることにより、非回動支持ローラ36が、環状溝 の側面と分割化ドア支持部材152との間で噛むあるいは過剰な摩擦抵抗を受け ることなく自由に狭められた湾曲部上を動くようになっている。 図18および19に最もよく示されるように、エレベータ通路ドア16aおよ び16bの各々は、ドアの上部に沿って、上壁30の外側方向に隣接し横方向端 部と上壁30との間の横方向空間54を規定する、横方向端部52を有している 。細長横方向封止構造179が横方向端部52と上壁30との間に位置しており 、エレベータ通路ドア16aおよび16bが実線に示す閉位置にあるときに細長 横方向封止構造179が横方向空間54を実質的に埋め、例えば火事などの場合 にガスまたは煙がこれらの空間を通過するのを阻止するようになっている。 図21aに最もよく示されるように、細長横方向封止構造179は、ヘッド部 28に隣接して、上壁30に固定的に取り付けられた細長横方向封止部180を 有している。横方向封止部180は、エレベータ通路ドア16aおよび16bに 向かって外側に、かつ横方向空間54に入って延びている。横方向封止部180 は、ドアが一点鎖線に示す開位置すなわち外側位置にあるときにはエレベータ通 路ドア16aおよび16bと非係合状態になることにより、横方向封止部180 とエレベータ通路ドアとの間に摩擦抵抗が起きることを回避する。エレベータ通 路ドア16aおよび16bが開位置すなわち外側位置から閉位置すなわち内側位 置に移動したとき、エレベータ通路ドアは横方向封止部180と密閉係合状態に なることにより、横方向空間54を密閉する。好適な実施態様において、横方向 封止部180は、閉位置すなわち内側位置に移動されたときにエレベータ通路ド ア16aおよび16bの上部によってわずかに圧縮される、形状加工された(sha ped)弾力性温度抵抗性(temperature resistive)材料である。 図21bに示す別実施態様において、細長横方向封止構造179は、横方向端 部52に隣接してエレベータ通路ドア16aおよび16bの各々の上部に取り付 けられた、細長横方向封止部181を有している。各横方向封止部181は各エ レベータ通路ドア16aおよび16bの長さ方向に沿って延び、横方向封止部1 81は各エレベータ通路ドア16aおよび16bの長さ方向に沿って延び、横方 向封止部は上壁30に向かって内側に、かつ横方向空間54に入るように延びて いる。エレベータ通路ドア16aおよび16bが実線に示す閉位置すなわち内側 位置にあるとき、細長横方向封止部181は上壁30に対して押しつけることに よって横方向空間54中に封止部を形成する。 図16を参照して、各エレベータ通路ドア16aおよび16bの下端44は、 下枠26の上部において、下枠空間46をエレベータ通路ドアと下枠との間に規 定する選択された距離に、位置している。図22に最もよく示されるように、下 部ドア封止構造182が、各エレベータ通路ドア16aおよび16bの下端44 全体に固定的に取り付けられている。下部ドア封止構造182は、各エレベータ 通路ドア16aおよび16bの下端44上において離れて設けられた細長内側お よび外側下部封止部184aおよび184bを有しており、内側および外側下部 封止部184aおよび184bは各エレベータ通路ドアの長さ方向にわたって延 びており、下部封止部は下枠26に向かって下方に延びている。下部ドア封止部 184aおよび184bは、例えば火事の場合におけるガスまたは煙の流れを制 限するように、空間46を実質的に埋めるようなサイズにされている。好適な実 施態様において、下部ドア184aおよび184bは、エレベータ通路ドア16 aおよび16bが閉位置に移動される際に下枠に軽く触れるステンレス鋼のブラ シであることにより、エレベータ通路ドアの移動中における摩擦抵抗を最小限に する。 図16に最もよく示されるように、エレベータ通路ドア16aおよび16bの 各々は、左および右脇壁70aおよび70bの各々の外側に隣接して位置するト レール端部68を有している。図23aに最もよく示されるように、エレベータ 通路ドア16aおよび16bの各々は、エレベータ通路ドア16aおよび16b のトレール端部68近傍と左および右脇壁70aおよび70bの各々との間にト レール端部側方空間72が位置するように、位置している。左および右脇壁70 aおよび70bに、その全長にわたって、細長トレール端部封止部186が接続 されている。トレール端部封止部186は、各脇壁70aおよび70bから、各 エレベータ通路ドア16aおよび16bに向かって、トレール端部側方封止部1 86がトレール端部空間72に入って延びるように突出している。エレベータ通 路ドア16aおよび16bは、エレベータ通路ドアが開位置すなわち外側位置に あるときには各トレール端部封止部186と非係合状態になることにより、ドア が開位置と閉位置との間を移動する際に、その間に摩擦抵抗が起きることを回避 する。 エレベータ通路ドア16aおよび16bが図23aの実線に示す閉位置すなわ ち内側位置に移動されるとき、エレベータ通路ドア16aおよび16bはトレー ル端部封止部186に対して押しつけられて密閉係合状態になることにより、エ レベータ通路の高さ方向に沿ってトレール端部空間72を密閉する。好適な実施 態様において、トレール端部封止部186は、閉位置すなわち内側位置に移動さ れたときにエレベータ通路ドアによってわずかに圧縮される、形状加工された弾 力性温度抵抗性材料である。 図23bに示す別実施態様において、細長トレール端部封止部187がトレー ル端部68の近傍においてエレベータ通路ドア16aおよび16bの全長に取り 付けられており、トレール端部空間72中を脇壁70aおよび70bに向かって 延びている。従って、エレベータ通路ドア16aおよび16bが一点鎖線に示す 開位置すなわち外側位置から実線に示す閉位置すなわち内側位置に向かって移動 されるとき、トレール端部側方封止部187は右および左脇壁70aおよび70 bの各々に押しつけられてトレール端部空間72中に封止部を形成する。 合わせ端部封止部およびその別実施態様は、図8a/bに示して上述した通り である。ドア間封止部(interdoor seal)および、一対または複数対のエレベータ 通路ドア構成におけるその別実施態様は、図12a/bに示して上述した通りで ある。 分割化ドア支持構造152を有する本発明の別実施態様(図示せず)において 、ドア封止構造22は、右脇壁70bから外側に離れて位置しておりエレベータ 通路ドアと脇壁との間に主端部側方空間96を規定する、主端部94を有する、 単一のエレベータ通路ドア88を含んでいる。図24aに最もよく示されるよう に、主端部側方封止部188は右脇壁70bに取り付けられており、脇壁から外 側に 離れてかつエレベータ通路ドア88に向かって主端部側方空間96に入るように 突出している。主端部側方封止部188は、エレベータ通路ドア88が開位置す なわち外側位置にあるときには脇壁70bと非係合状態になることにより、ドア が開位置と閉位置との間を移動する際に、主端部側方封止部188と脇壁70b との間に摩擦抵抗が起きることを回避する。エレベータ通路ドア88が閉位置す なわち内側位置に移動されたとき、エレベータ通路ドア88は内側に移動して主 端部側方封止部188と密閉係合状態になることにより、主端部空間96を密閉 する。好適な実施態様において、主端部側方封止部188は、エレベータ通路ド アが閉位置すなわち内側位置に移動されたときに主端部94近傍においてエレベ ータ通路ドア88によってわずかに圧縮される、形状加工された弾力性温度抵抗 性材料である。 図24bに示される別の実施形態においては、主端部側方シール189はドア の高さに沿った主端部94付近のエレベータ通路ドア88に取り付けられ、主端 部側方シールは、右の脇壁70bに向かって内向きに、主端部空隙96へと延び ている。エレベータ通路ドア88が一点鎖線で示される、開いた、外側の位置か ら、実線で示される、閉じた、内側の位置へと移動するときに、主端部シール1 89が、脇壁70aとの密閉係合状態へと押し込まれ、それによって、その中に 、例えば、火災等の際に主端部空隙96を通る煙やガスの流れを制限するシール が形成される。 単一のエレベータ通路ドアの構成においては、上述され、図21aおよび21 bに示されるようなドアの横方向端部と上壁との間、上述され、図22に示され るようなドアの下端部と下枠との間、上述され、図23aおよび23bに示され るようなドアのトレール端部と脇壁との間にシールが形成される。 本発明の他の実施形態においては、エレベータ通路ドア封止構造22は、上述 のようなセグメントドア支持部材152を備え、ドアアセンブリは、図16に示 されるエレベータ通路ドア構成に類似した、対向する左および右の内側エレベー タ通路ドア108aおよび108bと、対向する左および右の外側エレベータ通 路ドア110aおよび110bを有する。図25aに最もよく示されるように、 外側エレベータ通路ドア110aおよび110bの横方向端部52は、上壁30 に外向きに隣接し、細長横方向ヘッドパネルシール構造124は、上壁と外側エ レベータ通路ドア110aおよび110bの横方向端部52との間において、上 壁30に取り付けられる。横方向ヘッドパネルシール構造は、上壁30に堅固に 取り付けられ、上壁に実質的に垂直に、外向きに延長する第1の脚部193を備 えたL字形の横断面を有する横方向ヘッドパネル191を含む。上向きに突出す る第2の脚部192は、外側エレベータ通路ドア110および110bの横方向 端部52に隣接する第1の脚部193の外側の端部に接続されている。横方向ヘ ッドパネル空隙194は、上向きに突出した第2の脚部192と、外側エレベー タ通路ドア110aおよび110bの横方向端部との間に位置する。 細長横方向ヘッドパネルシール196は、横方向ヘッドパネル191の上向き に突出する第2の脚部192の長さに沿って固定され、外側エレベータ通路ドア 110aおよび110bに向かって、横方向ヘッドパネル空隙194へと延びて いる。横方向ヘッドパネルシール196は、それぞれのドアが、開いた、外側の 位置へ、および開いた、外側の位置から移動するときに、外側エレベータ通路ド ア110および110bと係合しておらず、それによって、横方向ヘッドパネル シール196と、外側エレベータ通路ドア110aおよび110bとの間の摩擦 抵抗の発生が避けられる。外側エレベータ通路ドア110aおよび110bが、 閉じた、内側の位置へと移動するとき、これらのエレベータ通路ドアは、横方向 ヘッドパネルシール196と密閉係合状態となり、それによって、横方向ヘッド パネル空隙914が封止される。好ましい実施形態においては、横方向ヘッドパ ネルシール196は、エレベータ通路ドアが、閉じた、内側の位置へと移動する ときに、外側エレベータ通路ドア110aおよび110bによってわずかに圧縮 される、成形された、弾性の温度抵抗性物質である。 図25bに示される別の実施形態においては、横方向ヘッドパネルシール19 7が、横方向端部52付近の外側のエレベータ通路ドア110aおよび110b に、それぞれの外側のエレベータ通路ドアの長さに沿って取り付けられ、外側エ レベータ通路ドア110および110bが、実線で示される、閉じた、内側の位 置にある場合に、横方向ヘッドパネルシール197が、上向きに突出した第2の 脚部192と密閉係合状態に押し込められ、それによって、横方向ヘッドパネル 空隙194内にシールが形成されるように、横方向ヘッドパネルシールが、横方 向ヘッドパネル191の上向きに突出した第2の脚部192に向かって内向きに 延びている。 図25aおよび25bに示されるように、セグメントドア支持部材152と、 対向する内側および外側エレベータ通路ドア108a、108b、110a、お よび110bを有するドアアセンブリとを有する別の実施形態においては、上述 され、図21aおよび21bに示されるような、内側エレベータ通路ドアの横方 向端部52と上壁30との間にシールが形成される。従って、横方向シール18 0は、上壁30に堅固に接続される、またあるいは、内側エレベータ通路ドア1 08aおよび108bの各々の上部に接続され、内側エレベータ通路ドアが、閉 じた、内側の位置にあるときに、横方向シールがわずかに圧縮される。下枠シー ルは、内側および外側エレベータ通路ドア108a、108b、110a、およ び110bの下端部と、上述され、図22に示されるような、下枠26との間に 形成される。トレール端部シール構造186は、内側エレベータ通路ドア108 aおよび108bのトレール端部に取り付けられる、またあるいは、2枚の対向 するドアパネルを有するドアアセンブリに関して上述され、図23aおよび23 bに示されるのと実質的に同じ方法で、それぞれの左および右の脇壁70aおよ び70bに取り付けられる。 セグメントドア支持部材52と、内側および外側エレベータ通路ドア108a 、108b、110a、および110bを有するドアアセンブリとを有する別の 実施形態においては、エレベータ通路ドアが閉まるときに、外側の位置から内側 の位置へとエレベータ通路ドアが同時に移動する。従って、内側エレベータ通路 ドア108aおよび108bの主端部と、外側エレベータ通路ドア110aおよ び110bのトレール端部との間のドア間横方向空隙120が、エレベータ通路 ドアが、開いた、外側の位置と、閉じた、内側の位置との間を移動するときに、 実質的に同じサイズを維持する。従って、ドア間横方向空隙120が、上述され 、図12aおよび12bに示されるのと同様に、ドア間封止構造122によって 封止される。 内側および外側エレベータ通路ドア108a、108b,110a、および1 10bが、図16の実線で示される、開いた、外側の位置から、一点鎖線で示さ れる、閉位置へと移動するときに、ドアが閉じた、内側の位置に近づき、到達す るのに伴って、内側および外側エレベータ通路ドアが、横方向および内向きに移 動する。内側および外側エレベータ通路ドア108a、108b,110a、お よび110bが、閉じた、内側の位置にあるとき、内側および外側エレベータ通 路ドア108a、108b、110a、および110bの回りおよびそれらの間 でシールが形成され、シールは効果的に封止され、それによって、例えば、火災 の際にそこを通るガスまたは煙の流れが制限され、従って、火災等の際に建物を めぐる煙の移動が最小限に抑えられる。 図26に示される、本発明の別の実施形態においては、ドアアセンブリ16が 、細長ドア支持部材198によって、エレベータ通路入口14に隣接して外向き に支持される1組の対向するエレベータ通路ドア202aおよび202bを有す る。ドア支持部材198は、ブラケット200によって、エレベータ通路入口1 4の上に概ね水平方向の配向で、上壁30に堅固に固定される。この図に示され た実施形態は、1組の対向するドア202aおよび202bを有するが、ドアア センブリ16は、単一のドア、または上述されたような複数組みの対向するドア などの、他のドア構成を有し得る。 図26および図27に最もよく示されるように、細長ドア支持部材198は、 水平上端部203と、エレベータ通路入口14の中心線に向けて外側の端部の各 々から下向きに傾く、傾き下端部204とを有するレールである。傾き下端部2 04は、エレベータ通路ドア202aおよび202bの真上にある。エレベータ 通路ドア202aおよび202bの各々は、エレベータ通路ドアのトレール端部 から主端部に向かって下向きに傾く、傾き横方向端部206を有する。傾き横方 向端部206の傾きは、ドア支持部材の傾き下端部204の傾きと実質的に一致 する。 図26に最もよく示されるように、エレベータ通路ドア202aおよび202 bの各々は、エレベータ通路ドアが開位置と閉位置との間を横方向に移動すると きに、水平上端部203に沿って横方向に移動する主ドア支持具212aおよび トレールドア支持具212bによって、ドア支持部材198上に移動可能に支持 される。主ドア支持具212aおよびトレールドア支持具212bの各々は、そ れぞれのエレベータ通路ドア202aおよび202bの上部に固定されたドア支 持トラック214と、ドア支持トラックの上部に回転可能に取り付けられた支持 ローラ216とを含む。支持ローラ216は、エレベータ通路ドアが移動する時 に、ドア支持部材の水平方向の上端部203に沿ってローリングする。 主ドア支持具212aおよびトレールドア支持具212bのドア支持トラック 214は、それぞれのエレベータ通路ドア202aおよび202bの傾き横方向 端部206が、エレベータ通路ドアが閉位置にあるときに、ドア支持部材の傾き 下端部204に直接的に隣接するような大きさに作られる。従って、主ドア支持 具212aのドア支持トラック214は、トレールドア支持具212bのドア支 持トラック214よりも長く、それによって、中央部付近のドア支持材のより深 い部分が設けられる。エレベータ通路ドア202aおよび202bが開位置へと 移動するとき、エレベータ通路ドアの傾き横方向端部206とドア支持部材の傾 き下端部204との間の距離が、傾き下端部のために増加する。 図28aおよび28bに最もよく示されるように、ドア支持部材198は、ブ ラケット200によって、上壁30から離れて外向きに支持され、それによって 、ドア支持部材と上壁30との間の横方向ドア支持空隙208が規定される。傾 き横方向シール210は、上壁30に接続され、ドア支持部材198の傾き下端 部204に隣接するドア支持部材198へと外向きに延びている。横方向シール 210は、傾き下端部203の傾きと実質的に一致する傾きを有するブレート状 構造物であり、傾き横方向シールは、横方向ドア支持空隙208を塞ぎ、それに よって、例えば、ドア支持部材198と上壁30との間の煙およびガスの流れが さえぎられる。 図26および27に最もよく示されるように、エレベータ通路ドア202aお よび202bが、実線で示される閉位置にある場合、ドア支持部材の傾き下端部 204の下に位置する各エレベータ通路ドアの傾き横方向下端部206によって 、その間に傾き横方向空隙220が規定される。図28aに最もよく示されるよ うに、細長横方向シール222は、ドア支持部材の傾き下端部204に取り付け られ、横方向シールは、エレベータ通路ドア202aおよび202bの傾き横方 向 端部206に向かって、横方向空隙220へと下向きに延びている。 エレベータ通路ドア202aおよび202bが、実線で示される閉位置にある 場合、エレベータ通路ドア202aおよび202b各々の傾き横方向端部206 が、ドア支持部材198上の横方向シール222と密閉係合状態となり、それに よって、横方向シール222が横方向空隙220を塞ぐことにより、例えば、ド ア202aおよび220bと上壁30との間の煙およびガスの流れがさえぎられ る。エレベータ通路ドア202aおよび202bが、一点鎖線で示される開位置 へ、および開位置から移動するとき、横方向シール222は、エレベータ通路ド アの傾き横方向端部206との係合からはずれ、それによって、エレベータ通路 ドアが、開位置と閉位置との間を移動するときに、傾き横方向端部と横方向シー ルとの間の摩擦抵抗の発生が避けられる。好ましい実施形態においては、横方向 シール222は、エレベータ通路ドア202aおよび202が閉位置へと移動す るときに、傾き横方向端部206によってわずかに圧縮される、成形された、弾 性の温度抵抗性物質である。 図28bに最もよく示されるように、傾き下端部204を備えるドア支持部材 198を有する本発明の別の実施形態においては、傾き横方向シール210が、 上述のように、ドア支持部材と上壁30との間に延びている。細長傾き横方向シ ール225は、エレベータ通路ドア202aおよび202bの各々の傾き横方向 端部206に固定的に設けられる。傾き横方向シール225は、傾き横方向端部 206から離れて、横方向空隙220へとドア支持部材198の傾き下端部20 4に向かって上向きに延びている。エレベータ通路ドア202aおよび202b が、実線で示される閉位置にある時、傾き横方向シール225は、ドア支持部材 の傾き下端部204と密閉係合状態にあり、それによって、傾き横方向空隙22 0が封止され、火災の際に、ガスまたは煙がそこを通って流れることが阻止され る。エレベータ通路ドア202aおよび202bが、一点鎖線で示される開位置 へと移動するときに、傾き横方向シール225は、ドア支持部材198との係合 状態からはずれ、それによって、エレベータ通路ドアが開位置と閉位置との間を 移動するときに、その間に生じる摩擦抵抗が避けられる。 傾き下端部204を備えたドア支持部材198を有する実施形態においては、 追加シールが、エレベータ通路ドア202aおよび202b付近およびドア間に 設けられ、それによって、例えば、エレベータ通路入口付近で、エレベータ通路 ドアと壁構造10との間をガスまたは煙が流れることが阻止される。図26に最 もよく示されるように、上述され、図7aおよび7bに示されるようなトレール 端部封止構造74は、それぞれのエレベータ通路ドアのトレール端部68と、そ れぞれの脇壁70aおよび70bとの間に配置される。上述され、図8aおよび 8bに示されるような合わせ端部シール86は、エレベータ通路ドアの合わせ端 部80間に配置される。上述され、図22に示されるような下部ドア封止構造8 12は、各エレベータ通路ドアの下端部44と下枠26との間に配置される。単 一のエレベータ通路ドアが、傾き下端部を有するドア支持部材上に移動可能に支 持される実施形態(不図示)においては、上述され、図10aおよび10bに示 されるような主端部封止構造は、エレベータ通路ドアの主端部と対応する脇壁と の間に配置される。 図29aおよび29bに最もよく示されるように、対向する外側および内側エ レベータ通路ドア226a、226b、228a、および228bを有する別の 実施形態においては、外側エレベータ通路ドアが、細長外側ドア支持部材234 上に移動可能に支持され、内側エレベータ通路ドアが、細長内側ドア支持部材2 32上に移動可能に支持される。内側および外側ドア支持部材232および23 4の各々は、水平上端部235と、エレベータ通路入口の中心に向かって下向き に傾く傾き下端部238とを有する。外側および内側エレベータ通路ドア226 a、226b、228a、および228bの各々は、エレベータ通路入口の中心 に向かって下向きに傾く傾き横方向端部240を有し、横方向端部のそれぞれの 傾きは、対応する内側および外側ドア支持部材232および234の傾き下端部 238の下向きの傾きと一致する。外側エレベータ通路ドア226aおよび22 6bの傾き横方向端部240は、内側エレベータ通路ドア228aおよび228 bと上壁30とに対して外向きに隣接して配置され、それによって、内側ドア支 持部材232と外側ドア支持部材234との間に傾き横方向ヘッドパネル空隙2 30が規定される。外側傾き横方向封止構造236が、内側ドア支持部材232 と、傾き下端部238に隣接する外側ドア支持部材234との間に取り付けられ 、それによって、傾き外側横方向ヘッドパネル空隙230が実質的に塞がれる。 内側傾き横方向封止構造237が、内側ドア支持部材232と、傾き下端部23 8に隣接する上壁30との間に取り付けられ、それによって、傾き内側横方向ヘ ッドパネル空隙231が実質的に塞がれる。 図29aに最もよく示されるように、細長外側横方向シール244が、外側ド ア支持部材234の傾き下端部238の長さに固定される。外側横方向シール2 44が、傾き下端部238から離れて、外側エレベータ通路ドア226aおよび 226bの傾き横方向端部240に向かい、それぞれの外側エレベータ通路ドア と外側ドア支持部材234との間に位置する外側横方向空隙242へと下向きに 延びている。エレベータ通路ドアが、一点鎖線で示される開位置にある時には、 外側横方向シール244は、それぞれの外側エレベータ通路ドア226aおよび 226bの横方向端部240と係合していない。この構成により、外側エレベー タ通路ドア228aおよび228bが開位置と閉位置との間を移動するときに、 外側横方向シール244と傾き横方向端部240との間の抵抗の発生が避けられ る。 外側エレベータ通路ドア226aおよび226bが閉位置に移動するときに、 傾き横方向端部240が、外側横方向シール244との密閉係合状態へと横方向 に移動し、それによって、外側横方向空隙242が封止される。外側横方向シー ル244は、好ましくは、外側エレベータ通路ドアが閉位置にあるときに、それ ぞれの外側エレベータ通路ドア226aおよび226bの傾き横方向端部240 によってわずかに圧縮される、成形された、弾性の温度抵抗性物質である。 細長内側横方向シール243は、内側ドア支持部材232の傾き下端部238 の長さに固定される。内側横方向シール243は、傾き下端部238から離れて 、内側エレベータ通路ドア228aおよび228bの傾き横方向端部240に向 かい、それぞれの内側エレベータ通路ドアと内側ドア支持部材232との間の内 側横方向空隙239へと下向きに延びている。内側横方向シール243は、エレ ベータ通路ドアが一点鎖線で示される開位置にある時に、それぞれの内側エレベ ータ通路ドア228aおよび228bの傾き横方向端部240と係合していない 。 内側エレベータ通路ドア228aおよび228bが実線で示される閉位置に移 動する時に、傾き横方向端部240は、内側横方向シール243との密閉係合状 態へと横方向に移動し、それによって、内側横方向空隙239が封止される。内 側横方向シール243は、好ましくは、内側エレベータ通路ドアが閉位置にある ときに、それぞれの内側エレベータ通路ドア228aおよび228bの傾き横方 向端部240によってわずかに圧縮される、成形された、弾性の温度抵抗性物質 である。 図29bに示される別の実施形態においては、外側横方向シール245が、傾 き横方向端部240に沿って、外側エレベータ通路ドア226aおよび226b に取り付けられ、内側横方向シール247は、傾き横方向端部240に沿って、 内側エレベータ通路ドア228および228bに取り付けられる。内側および外 側横方向シール245および247の各々は、それぞれの内側および外側ドア支 持部材232および234に向かって上向きに延びている。内側および外側横方 向シール247および245は、実線で示される閉位置にエレベータ通路ドアが ある時に、内側および外側横方向シールがそれぞれの傾き下端部238との密閉 係合状態に押し込まれ、それによってそれぞれの内側および外側横方向端部空隙 242内にシールが形成されるように、それぞれの傾き横方向端部240から離 れて延びている。 本発明のまた別の実施形態においては、図30に示されるように、細長ドア支 持部材246が、エレベータ通路入口14の上の上壁30に固定的に設けられて いる。細長ドア支持部材246は、上述された、対向するエレベータ通路ドア2 02aおよび202bとともに図示されている。この図に示された実施形態は、 1組の対向するドアを備えているが、ドアアセンブリは、上述のような単一のド ア構成または複数組みの対向するドアを有する構成などの、他の構成を有し得る 。エレベータ通路ドア202aおよび202bの各々は、上述され、図26に示 されるような1組のドア支持具212によって、細長ドア支持部材246に移動 可能に取り付けられる。 エレベータ通路ドア封止構造22は、エレベータ通路ドア202aおよび20 2bとエレベータ通路入口14付近の壁構造10との間に複数のシールを備え、 それによって、ドアが閉位置にある時に、エレベータ通路ドアと壁構造との間の 空隙が封止され、それにより、例えば、火災時に、この空隙を通るガスおよび煙 の流れが制限される。これらのシールの形成は、エレベータ通路ドア202aお よび202bを開位置から横方向に移動させるように構成された細長ドア支持部 材246によって促進され、エレベータ通路ドアが閉位置に近づく時に、ドア支 持部材は、シールとの密閉係合状態へとエレベータ通路ドアを移動させるように 順応する。 図30および31に最もよく示されるように、細長ドア支持部材246は、水 平ローラ支持表面248を形成するレールの最上端部を有する、実質的に水平な レールである。傾き横方向封止構造250は、細長ドア支持部材246の下の上 壁30に取り付けられ、外側の端部からエレベータ通路入口14の中心線に向か って下向きに傾き、図32aおよび32bに最もよく示されるように、構造の取 付脚部252は、従来の方法で上壁30に堅固に固定されるようなL字形の横断 面を有する。係合脚部254は、上壁30から離れて垂直に延びている。エレベ ータ通路ドア202aおよび202bの傾き横方向端部206は、傾き横方向封 止構造250の傾きと実質的に一致する。 図31に最もよく示されるように、エレベータ通路ドア202aおよび202 bが、実線で示される閉位置へと移動する時に、エレベータ通路ドア220aお よび202bの傾き横方向端部206は、傾き横方向封止構造250の係合脚部 254の下に位置し、それによって、傾き横方向空隙256が規定される。 図32aに最もよく示されるように、細長横方向シール258は、傾き横方向 封止構造250の係合脚部254の長さに固定される。細長横方向シール258 は、係合脚部254から離れて、エレベータ通路ドア202aおよび202bの 傾き横方向端部206に向かって下向きに延びている。細長横方向シール258 は、それぞれのドア202aおよび202bが、一点鎖線で示される開位置にあ る時に、傾き横方向端部206と係合しておらず、それによって、ドアが開位置 と閉位置との間を移動する時に、細長横方向シールと傾き横方向端部との間での 摩擦抵抗の発生が避けられる。エレベータ通路ドア202aおよび202bが、 実線で示される閉位置へと移動する時に、傾き横方向端部206が細長横方向シ ール258との密閉係合状態へと移動し、それによって、傾き横方向空隙256 が封止される。好ましい実施形態においては、細長横方向シール258は、エレ ベータ通路ドア202aおよび202bが閉位置へと移動する時に、傾き横方向 端部206によってわずかに圧縮される、形成された、弾性の温度抵抗性物質で ある。 図32bに最もよく示されるように、細長横方向シール259の別の実施形態 では、細長横方向シール259は、エレベータ通路ドア202aおよび202b の傾き横方向端部206の長さに固定的に設けられる。細長横方向シール259 は、傾き横方向端部206から離れて、傾き横方向封止構造250の係合脚部2 54に向かって上向きに延びている。従って、エレベータ通路ドア202aおよ び202bが、実線で示される閉位置へと移動する時に、細長横方向シール25 9が、係合脚部254との密閉係合状態へと移動し、それによって、傾き横方向 空隙256が封止される。 エレベータ通路ドアの下端部に沿った封止構造は、上述され、図22に示され るような構造である。エレベータ通路ドアのトレール端部に沿った封止構造は、 上述され、図7aおよび7bに示されるような構造である。対向するドア構成の 合わせ端部に沿った封止構造は、上述され、図8aおよび8bに示されるような 構造である。単一のエレベータ通路ドアを有する構成においては、単一のエレベ ータ通路ドアの主端部に沿った封止構造は、上述され、図10aおよび10bに 示されるような構造である。対向する内側および外側エレベータ通路ドアの組を 有する構成においては、外側エレベータ通路ドアのトレール端部と、内側エレベ ータ通路ドアの主端部とに沿った封止構造は、1組または複数組のエレベータ通 路ドアに関して上述され、図12aおよび12bに示されるような構造である。 図33aおよび33bに示される別の実施形態においては、外側エレベータ通 路ドア226aおよび226bの傾き横方向端部240は、内側エレベータ通路 ドア228aおよび228bと、上壁30とに対して外向きに隣接して配置され 、それによって、傾き横方向ヘッドパネル空隙260が規定される。傾き横方向 封止構造262は、エレベータ通路入口の上であって、上壁に取り付けられた内 側および外側細長ドア支持部材263および265の下の位置の上壁30に取り 付 けられる。傾き横方向封止構造262は、外側の端部からエレベータ通路入口の 中心線に向かって下向きに傾き、構造の取付脚部264が従来の方法で上壁30 に堅固に固定されるL字形横断面を有する。係合脚部266は、上壁30から離 れて垂直に延びている。外側エレベータ通路ドア226aおよび226bの傾き 横方向端部240は、傾き横方向封止構造262の傾きに実質的に一致する。外 側エレベータ通路ドア226aおよび226bが、実線で示される閉位置へと移 動する時に、外側エレベータ通路ドア226aおよび226bの横方向端部24 0は、係合脚部266から外向きに配置され、それによって、傾き横方向空隙2 68が規定される。傾き横方向封止構造が、閉位置へと移動する際の内側エレベ ータ通路ドア228aおよび228bの横方向の移動を妨げないように、傾き横 方向封止構造262の外側の端部は、左および右の脇壁70aおよび70b(図 30に図示)の上の位置で終端する。 図33aに最もよく示されるように、細長傾き横方向シール270は、傾き横 方向封止構造262の係合脚部266の長さに固定される。細長傾き横方向シー ル270は、係合脚部266から離れて、外側エレベータ通路ドア226aおよ び226bの傾き横方向端部240に向かって、傾き横方向空隙268へと下向 きに突出する。細長傾き横方向シール270は、それぞれの外側エレベータ通路 ドア226aおよび226bが、一点鎖線で示される開位置にある時に、傾き横 方向端部240との係合からはずれる。外側エレベータ通路ドア226aおよび 226bが、実線で示される閉位置へと移動する時に、傾き横方向端部240が 、細長傾き横方向シール270との密閉係合状態へと横方向に移動し、それによ って、傾き横方向空隙268が封止される。好ましい実施形態においては、細長 傾き横方向シール270は、外側エレベータ通路ドア226aおよび226bが 閉位置へと移動する時に、傾き横方向端部240によってわずかに圧縮される、 形成された、弾性温度抵抗性物質である。 図33bに示される別の実施形態においては、係合脚部266に向かって傾き 横方向空隙268に面している傾き横方向端部240全体に沿って、細長傾き横 方向シール271が、外側エレベータ通路ドア226aおよび226bに取り付 けられる。エレベータ通路ドアが実線で示される閉位置にある時に、細長傾き横 方向シール271が係合脚部266との密閉係合状態へと押し込まれ、それによ って、傾き横方向端部空隙268内にシールが形成され、火災等の際に、ガスや 煙がそこを通って流れることが阻止されるように、細長傾き横方向シール271 は、傾き横方向端部240から離れた状態で延びている。 従って、外側エレベータ通路ドア226aおよび226bが、開位置から閉位 置へと移動する時に、エレベータ通路ドアは横方向に移動し、それによって、エ レベータ通路入口全体付近で、エレベータ通路ドア・アセンブリと壁構造との間 、およびエレベータ通路ドアの合わせ端部、下端部、およびドア間端部間にシー ルが形成される。従って、エレベータ通路ドア付近およびドア間の空隙は全て、 ドアが閉位置にある時に効果的に封止され、それによって、火災の際には、ガス または煙の流れが制限され、それにより、火災等の間に、建物をめぐる煙の移動 が最小限に抑えられる。 本明細書中に記載される実施形態では、火災の際に煙およびガスの流れをさえ ぎる、エレベータ通路ドア付近のシールとして記載されたが、このシールは、エ レベータ通路のメインテナンス作業中に、エレベータ通路ドアと壁構造との間の 空気等の流れをさえぎるのにも効果的である。 本発明の特定の実施形態が、例示の目的から本明細書中に記載されたが、様々 な改変が、本発明の精神および範囲から逸脱することなしになされ得ることが上 記から理解されるだろう。従って、本発明は、添付の請求の範囲によって限定さ れることを除いては限定されることはない。
【手続補正書】 【提出日】1998年1月29日 【補正内容】 請求の範囲 1.ドアが閉じている場合に、エレベータ通路開口部を通る空気の流れを規制す るためのエレベータ通路ドア封止構造であって、 エレベータ通路入口を規定する通路開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口を覆うためのエレベータ通路ドアと、 該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に支持された封止構造と、 ほぼ水平方向に配置され、該壁構造に接続された細長ドア支持部材と、 該エレベータ通路ドアに接続され、エレベータ通路へのアクセスが可能な開い た位置と、該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に空隙を有して、該ドアが実 質的に該エレベータ通路入口を覆う閉じた位置との間の側方方向の該ドアの移動 が可能なように、該細長支持部材に移動可能に接続されたドア支持具とを備え、 該ドアが閉じた際に煙の流れを規制するために、該エレベータ通路ドアを閉じ た位置に移動させ、該エレベータ通路ドアを該封止構造と封止係合させて該ドア と該壁構造との間の空隙を封止する場合に、該エレベータ通路ドアを該封止構造 に向かって該側方方向とは異なる第2の方向に誘導するのに適合した(adapted) 誘導部分を該細長支持部材が有し、前記誘導部分が、前記ドア支持具と係合し、 前記エレベータ通路ドアが前記開いた位置から閉じた位置に移動する際に、該エ レベータ通路ドアを下向きに方向づける、下向きに傾斜した部分である、 エレベ ータ通路ドア封止構造。 2.前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲げられ、前記エレベータ通路 ドアが前記閉じた位置に移動された場合には、前記ドア支持具を受け取り、該エ レベータ通路ドアを前記エレベータ通路開口部に向かって方向づける、丸みを帯 びた部分である、請求項1に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 .ドアが閉じている場合に、エレベータ通路開口部を通る空気の流れを規制す るためのエレベータ通路ドア封止構造であって、 上壁、一対の側方脇壁、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する通 路開口部を有する壁構造と、 主端部およびトレール端部を有し、エレベータ通路入口を取り外し可能(remov ably)に覆う、移動可能なエレベータ通路ドアと、 ローラ支持面を有し、ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続されたドア支 持レールと、 間隔を開けられ、該エレベータ通路ドアに接続された複数のドア支持トラック であって、該トラックのそれぞれが、該支持レールの該ローラ支持面と係合する 支持ローラを有し、該エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、該ド アが、該下枠から間隔を開けられて下枠スペースを規定し、該上壁と間隔を開け られて横方向空隙を規定し、該脇壁と間隔を開けられてトレール端部および主端 部側方空隙を規定するように該ドアが該エレベータ通路入口を実質的に覆う閉じ た位置との間で該エレベータ通路ドアが側方へ移動可能なように該エレベータ通 路ドアを支持する、複数のドア支持トラックと、 該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドアが 閉じた位置にある場合には該主端部側方空隙を封止し、火事の際には煙の通過を 制止する、主端部封止構造と、 該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドアが 閉じた位置にある場合には該トレール端部側方空隙を封止し、火事の際には煙の 通過を制止する、トレール端部封止構造と、 該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドアが 閉じられる際に該横方向空隙を封止する横方向封止構造と、 該ドアの下部に接続され、該エレベータ通路ドアが閉じられると該下枠空隙を 封止する下枠封止構造とを備え、 該支持レールの該ローラ支持面が、それぞれの支持ローラと係合された誘導部 分を有し、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動した場合に、該誘導部分 は該エレベータ通路ドアを該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該ドアが 閉じた位置にある場合に、該下枠封止構造を該下枠と係合させて該下枠空隙を封 止し、該横方向封止構造に該横方向空隙を封止させ、前記誘導部分が、前記ドア 支持トラックと係合し、前記エレベータ通路ドアが前記閉じた位置に移動すると 該エレベータ通路ドアを下向きに方向付ける下部部分である、 エレベータ通路ド ア封止構造。 .前記誘導部分が、前記ドア支持トラックと係合し、前記エレベータ通路ドア が前記開いた位置から閉じた位置に向かって移動すると、該エレベータ通路ドア を下向きに誘導する、下向きに傾斜した部分である、請求項に記載のエレベー タ通路ドア封止構造。 .火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベータ 通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造であ って、 上壁を有するエレベータ通路入口を規定する開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口を移動可能に覆う、一対の対向するエレベータ通路ドア と、 ほぼ水平方向に配置され、該壁構造に接続された細長ドア支持部材と、 間隔を開けられ、それぞれのドアに接続されたドア支持具であって、該支持具 のそれぞれは該細長支持部材に移動可能に接続されており、該エレベータ通路へ のアクセスが可能な開いた位置と、該ドアのそれぞれが、該上壁と間隔を開けら れて横方向空隙を規定し、該ドアが該エレベータ通路入口を実質的に覆う閉じた 位置との間で該ドアが側方方向へ移動可能なように対応するドアを支持する、ド ア支持具と、 該ドアのそれぞれと該壁との間に支持される横方向封止構造とを備え、 該ドア支持部材は、該ドア支持具と係合する誘導部分を有し、該誘導部分は、 該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動すると、該エレベータ通路ドアを横 方向封止構造に向かって該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該ドアが閉 じた位置にある場合に、該ドアの該第2の方向への移動によって、該横方向封止 構造で該横方向空隙を封止し、前記誘導部分が、前記ドア支持トラックと係合し前記エレベータ通路ドアが前記閉じた位置に移動すると、該エレベータ通路ド アを垂直に下向けに方向づける下部部分である、 エレベータ通路ドア封止構造。 .前記エレベータ通路入口が、一対の側方脇柱を有し、前記ドアが該エレベー タ通路入口を実質的に覆い、前記ドアのそれぞれが前記脇壁と間隔を開けられて 側方空隙を規定し、前記ドアは、それぞれのドアと前記壁との間に支持される側 方封止構造をさらに備え、該側方封止構造は、該ドアが前記閉じた位置に移動す ると前記側方空隙を封止し、該ドアが閉じた位置に移動すると、該ドア支持部材 の誘導部分が該ドアを該横方向封止構造と封止係合状態にし該横方向空隙を封止 する、請求項に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 .前記エレベータ通路入口は下枠を有し、前記ドアは、該下枠から間隔を開け られて下枠空隙を規定し、互いと間隔を開けられて合わせエッジ面(meeting edg e face)を規定し、該エレベータ通路入口を実質的に覆い、該ドアが閉じた位置 にある場合には、他方の該ドアの合わせエッジとコンタクトして該合わせエッジ 空隙を封止する大きさに合わせられた一方の該ドアの合わせエッジ面と接続され た細長封止部をさらに備え、細長封止部がそれぞれのドアの下部に接続され、該 ドアが該閉じた位置にある場合に該細長封止部分が該下枠と封止係合して該下枠 空隙を封止するように、該ドア支持部材の該誘導部分が該ドアを方向づける、請 求項に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 .前記誘導部分が、前記ドア支持トラックと係合し、前記エレベータ通路ドア が前記開いた位置から閉じた位置に向かって移動すると、該エレベータ通路ドア を垂直に下向きに方向づける、下向きに傾斜した部分である、請求項に記載の エレベータ通路ドア封止構造。 .火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベータ 通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造であ って、 上壁、一対の側方脇柱、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する通 路開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口を移動可能に覆うための、一対の対向するエレベータ通 路ドアと、 ローラ支持面を有し、ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続されたドア支 持レールと、 間隔を開けられ、該ドアのそれぞれに接続された複数のドア支持トラックであ って、該トラックのそれぞれが、該支持レールの該ローラ支持面と係合する支持 ローラを有し、該エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、該ドアの それぞれが、該下枠から間隔を開けられて下枠スペースを規定し、該上壁と間隔 を開けられて横方向空隙を規定し、該脇柱と間隔を開けられて側方空隙を規定し 、互いと間隔を開けられて合わせエッジ空隙を規定するように、該ドアが該エレ ベータ通路入口を実質的に覆う閉じた位置との間で該ドアが側方へ移動可能なよ うに該対応するドアを支持する、複数のドア支持トラックと、 該ドアのそれぞれの側方部分から該壁に向かって伸びる細長側方延長部と、 該側方ドア延長部とオーバラップの関係を有するように該壁から該対応するド アに向かってそれぞれ伸び、該ドアが該閉じた位置にある場合に、該側方ドア延 長部とコンタクトして該対応する側方空隙を封止する側方封止部と、 該ドアが該閉じた位置にある場合に該合わせエッジ空隙を封止するために、他 方のドアの該合わせエッジとコンタクトするように大きさを合わせられた一方の 該ドアの該合わせエッジと接続した細長封止部と、 該ドアのそれぞれの頂点部分から該壁に向かって突出する細長横方向延長部と 、 該対応する横方向ドア延長部とオーバラップの関係を有するように、該壁から 突出する細長横方向封止部と、 それぞれの該ドアの下部に接続された細長封止部とを備え、 該支持レールの該ローラ支持面が、それぞれの支持ローラと係合した誘導部分 を有し、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動した場合に、該誘導部分は 該エレベータ通路ドアを該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該ドアが閉 じられる際に、該下部ドア封止部を該下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、該 横方向封止部を該横方向ドア延長部と係合させて該横方向空隙を封止させる、エ レベータ通路ドア封止構造。10 .前記誘導部分が下部部分であり、前記第2の方向が前記下枠に向かって垂 直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に移動すると該下部部分が該ドア を下部位置に方向づけて前記下部ドア封止部を該下枠と係合させて前記下枠空隙 を封止する、請求項に記載のエレベータ通路ドア封止構造。11 .前記誘導部分が下向きに傾斜した部分であり、前記第2の方向が前記下枠 に向かって垂直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に向かって移動する と、該下向きに傾斜した部分は該ドアを該下枠に向かって下向きに向け、前記下 部ドア封止部を該下枠と係合させ前記下枠空隙を封止する、請求項に記載のエ レベータ通路ドア封止構造。12 .前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲がった丸みを帯びた部分で あり、前記第2の方向が前記エレベータ通路入口に向かって内向きであり、前記 ドアが閉じた位置に移動される場合には、該丸みを帯びた部分が該ドアを該エレ ベータ通路入口に向かって内向きに向ける、請求項に記載のエレベータ通路ド ア封止構造。13 .火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベー タ通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造で あって、 上壁、一対の側方脇柱、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する通 路開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口と移動可能に隣接する一対の対向するエレベータ通路ド アと、 ローラ支持面を有し、ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続されたドア支 持レールと、 間隔を開けられ、該ドアのそれぞれに接続された複数のドア支持トラックであ って、該トラックのそれぞれが、該支持レールの該面と係合する支持ローラを有 し、該エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、該ドアのそれぞれが 、該下枠から間隔を開けられて下枠スペースを規定し、該上壁と間隔を開けられ て横方向空隙を規定し、該脇柱と間隔を開けられて側方空隙を規定し、互いと間 隔を開けられて合わせエッジ空隙を規定するように該ドアが該エレベータ通路入 口を実質的に覆う閉じた位置との間で、該ドアが側方へ移動可能なように該対応 するドアを支持する、複数のドア支持トラックと、 それぞれが対応する一方のドアに向かって突出し、該エレベータ通路入口のい ずれか側にある細長側方延長部と、 該側方壁延長部とオーバラップの関係を有してそれぞれのドアから該壁に向か って突出し、該ドアが該閉じた位置にある場合に該側方壁延長部とコンタクトし て、対応する側方空隙を封止する、側方封止部と、 該ドアが閉じた位置にある場合には、他方の該ドアの合わせエッジとコンタク トして該合わせエッジ空隙を封止する大きさに合わせられた一方の該ドアの合わ せエッジ面と接続された細長封止部と、 該ドアのそれぞれの頂点部分から該壁に向かって突出する細長横方向延長部と 、 該対応する横方向ドア延長部とオーバラップの関係を有するように、該壁から 突出する細長横方向封止部と、 それぞれの該ドアの下部に接続された細長下部ドア封止部とを備え、 該支持レールの該ローラ支持面が、それぞれの支持ローラと係合した誘導部分 を有し、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動した場合に、該誘導部分は 該エレベータ通路ドアを該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該下部ドア 封止部を該下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、該横方向封止部を該横方向ド ア延長部と係合させて該横方向空隙を封止させる、エレベータ通路ドア封止構造 。14 .前記誘導部分が下部部分であり、前記第2の方向が前記下枠に向かって垂 直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に移動すると該下部部分が該ドア を下部位置に方向づける、請求項13に記載のエレベータ通路ドア封止構造。15 .前記誘導部分が下向きに傾斜した部分であり、前記第2の方向が前記下枠 に向かって垂直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に向かって移動する と、該下向きに傾斜した部分は該ドアを該下枠に向かって下向きに向ける、請求 項13に記載のエレベータ通路ドア封止構造。16 .前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲がった丸みを帯びた部分で あり、前記第2の方向が前記エレベータ通路入口に向かって内向きであり、前記 ドアが閉じた位置に移動される場合には、該丸みを帯びた部分が該ドアを該エレ ベータ通路入口に向かって内向きに向ける、請求項13に記載のエレベータ通路 ドア。17 .火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベー タ通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造で あって、 上壁、一対の側方脇柱、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する通 路開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口と移動可能に隣接する一対の対向するエレベータ通路ド アと、 ローラ支持面を有し、ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続されたドア支 持レールと、 間隔を開けられ、該ドアのそれぞれに接続された複数のドア支持トラックであ って、該トラックのそれぞれが、該支持レールの該面と係合する支持ローラを有 し、該エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、該ドアのそれぞれが 、該下枠から間隔を開けられて下枠スペースを規定し、該上壁と間隔を開けられ て横方向空隙を規定し、該脇壁と間隔を開けられて側方空隙を規定し、互いと間 隔を開けられて合わせエッジ空隙を規定するように該ドアが該エレベータ通路入 口を実質的に覆う閉じた位置との間で該ドアが側方へ移動可能なように該対応す るドアを支持する、複数のドア支持トラックと、 それぞれのドアの該側方部分から該壁に向かって突出した細長側方延長部と、 それぞれが、該側方ドア延長部とオーバラップの関係を有して該壁から対応す るドアに向かって突出し、該ドアが該閉じた位置にある場合には、該側方ドア延 長部とコンタクトして、対応する側方空隙を封止する、側方封止部と、 該ドアが閉じた位置にある場合には、他方の該ドアの合わせエッジとコンタク トして該合わせエッジ空隙を封止する大きさに合わせられた一方の該ドアの合わ せエッジ面と接続された細長封止部と、 該ドアのそれぞれの頂点部分から該壁に向かって突出する細長横方向延長部と 、 該対応する横方向ドア延長部とオーバラップの関係を有するように、該壁から 突出する細長横方向封止部と、 それぞれの該ドアの下部に接続された細長下部ドア封止部とを備え、 該支持レールの該ローラ支持面が、それぞれの支持ローラと係合した誘導部分 を有し、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動した場合に、該誘導部分は 該エレベータ通路ドアを該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該下部ドア 封止部を該下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、該横方向封止部を該横方向ド ア延長部と係合させて該横方向空隙を封止させる、エレベータ通路ドア封止構造 。18 .前記誘導部分が下向きに傾斜した部分であり、前記第2の方向が前記下枠 に向かって垂直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に向かって移動させ る場合には該下向きに傾斜した部分が該ドアを該下枠に向かって下向きに向ける 、請求項17に記載のエレベータ通路ドア封止構造。19 .前記誘導部分が下向きに傾斜した部分であり、前記第2の方向が前記下枠 に向かって下向きに垂直であり、前記ドアが前記閉じた位置に移動された場合に 、該下向きに傾斜した部分は該ドアを該下枠に向けて方向づける、請求項17に 記載のエレベータ通路ドア封止構造。20 .前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲がった丸みを帯びた部分で あり、前記第2の方向が前記エレベータ通路入口に向かって内向きであり、前記 ドアが閉じた位置に移動される場合には、該丸みを帯びた部分が該ドアを該エレ ベータ通路入口に向かって内向きに向ける、請求項17に記載のエレベータ通路 ドア封止構造。 21.火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベー タ通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造で あって、 上壁、一対の側方脇柱、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する通 路開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口と隣接する一対の対向するエレベータ通路ドアと、 ローラ支持面を有し、ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続されたドア支 持レールと、 間隔を開けられ、該ドアのそれぞれに接続された複数のドア支持トラックであ って、該トラックのそれぞれが、該支持レールの該面と係合する支持ローラを有 し、該エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、該ドアのそれぞれが 、該下枠から間隔を開けられて下枠スペースを規定し、該上壁と間隔を開けられ て横方向空隙を規定し、該脇壁と間隔を開けられて側方空隙を規定し、互いと間 隔を開けられて合わせエッジ空隙を規定するように該ドアが該エレベータ通路入 口を実質的に覆う閉じた位置との間で該ドアが側方へ移動可能なように該対応す るドアを支持する、複数のドア支持トラックと、 それぞれが対応するドアに向かって突出し、該エレベータ通路入口のいずれか 側にある細長側方壁延長部と、 該側方壁延長部とオーバラップの関係を有してそれぞれのドアから該壁に向か って突出し、該ドアが該閉じた位置にある場合に該側方壁延長部とコンタクトし て、対応する側方空隙を封止する、側方封止部と、 該ドアが閉じると、他方の該ドアの合わせエッジとコンタクトして該合わせエ ッジ空隙を封止する大きさに合わせられた一方の該ドアの合わせエッジ面と接続 された細長封止部と、 該ドアの一方の該合わせエッジと接続し、該ドアが該閉じた位置にある場合に は他方のドアの該合わせエッジをコンタクトして該合わせエッジ空隙を封止する 、細長封止部と、 該エレベータ通路入口の上の壁から該ドアに向かって伸びる細長横方向延長部 と、 対応する該横方向壁延長部とオーバラップの関係を有するように、該ドアのそ れぞれから伸びる細長横方向封止部と、 それぞれの該ドアの下部に接続された細長封止部とを備え、 該支持ローラの該ローラ支持面が、それぞれの支持ローラと係合した誘導部分 を有し、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動した場合に、該誘導部分は 該エレベータ通路ドアを該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該下部ドア 封止部を該下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、該横方向封止部を該横方向ド ア延長部と係合させて該横方向空隙を封止させる、エレベータ通路ドア封止構造 。22 .前記誘導部分が下部部分であり、前記第2の方向が前記下枠に向かって垂 直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に移動すると該下部部分が該ドア を下部位置に方向づける、請求項21に記載のエレベータ通路ドア封止構造。23 .前記誘導部分が下向きに傾斜した部分であり、前記第2の方向が前記下枠 に向かって垂直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に向かって移動する と、該下向きに傾斜した部分は該ドアを該下枠に向かって下向きに向ける、請求 項21に記載のエレベータ通路ドア封止構造。24 .前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲がった丸みを帯びた部分で あり、前記第2の方向が前記エレベータ通路入口に向かって内向きであり、前記 ドアが閉じた位置に移動される場合には、該丸みを帯びた部分が該ドアを該エレ ベータ通路入口に向かって内向きに向ける、請求項21に記載のエレベータ通路 ドア。25 .ドアが閉じると、エレベータ通路開口部を通る空気の流れを規制するため のエレベータ通路ドア封止構造であって、 ヘッド、一対の側方脇壁、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する 開口部を有する壁構造と、 側方に移動可能であり、該エレベータ通路とのアクセスが可能な開いた位置と 、該エレベータ通路入口を実質的に覆う閉じた位置との間で移動可能な、それぞ れが内側ドアパネルおよび外側ドアパネルを含む一対の対向二重エレベータ通路 ドアと、 ほぼ水平方向で配置され、該壁構造と接続され、それぞれがローラ支持面を有 する複数の支持レールを有するドア支持レール構造と、 該ドアが該閉じた位置にある場合には、該内側ドアパネルに隣接した上壁に接 続される横方向ヘッドパネルと、 間隔を開けられ、該ドアのそれぞれに接続された複数のドア支持トラックであ って、該ドア支持トラックのそれぞれが、該支持レールのうちの一つの該面と係 合する支持ローラを有し、開いた位置と、閉じた位置との間で該ドアが側方へ移 動可能なように該対応するドアを支持し、該ドアのそれぞれが、該下枠から間隔 を開けられて下枠スペースを規定し、該外側ドアが該上壁と間隔を開けられて横 方向空隙を規定し、該内側ドアが該上壁と間隔を開けられて横方向空隙を規定し 、該外側ドアが該脇壁と間隔を開けられて外側側方空隙を規定し、該内側ドアが 互いと間隔を開けられて合わせエッジ空隙を規定する、複数のドア支持トラック と、 該外側ドアと該脇壁との間に支持され、該ドアが該閉じた位置にある場合には 該外側ドア側方空隙を封止する第1の封止構造と、 該二重ドアのそれぞれの該外側ドアと、該内側ドアとの間に支持され、該ドア が該閉じた位置にある場合には該側方内側ドア間空隙を封止する第2の封止構造 と、 それぞれの該外側ドアと該上壁との間に支持された第3の封止構造と、 それぞれの該内側ドアと該上壁との間に支持された第4の封止構造と、 該ドアのそれぞれの下部と接続された細長封止部とを備え、 該支持レールの該ローラ支持面が、該支持ローラのそれぞれと係合した下部部 分を有し、該ドアが閉じた位置に移動された場合に、該下部部分が該ドアを下部 位置に方向づけて、該下部ドア封止部を下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、 該ドアが閉じた位置にある場合に、該横方向封止構造に該横方向空隙を封止させ る、エレベータ通路ドア封止構造。26 .前記ドア支持構造が内側ドア支持部材と外側ドア支持部材とを備え、前記 外側ドアパネルのそれぞれが、主要支持ローラ(leading support roller)を有す る主要ドア支持具(leading door support)、およびトレール支持ローラ(trailin g suppor troller)を有するトレールドア支持具(trailing door support)を有し 、該主要支持ローラおよび該トレール支持ローラは該外側ドア支持部材のローラ 支持面と係合し、該ローラ支持面は主要下部部分(leading lowered portion)お よびトレール下部部分(trailing lowered portion)を有し、前記ドアが前記閉じ た位置に移動する場合に該トレール下部部分は該トレール支持ローラを受け取り 、該ドアが開いた位置と閉じた位置との間で移動している場合に該トレール下部 部分は該主要支持ローラが該トレール下部部分に移動するのを妨げる、請求項 に記載のエレベータ通路ドア封止構造。27 .火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベー タ通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造で あって、 エレベータ通路入口を規定する開口部を有する壁構造と、 角度を有して下向きに傾斜した傾き頂点端部を有する該エレベータ通路入口を 覆うためのエレベータ通路ドアと、 ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続され、ほぼ水平の支持面、および該 水平支持面に対向して傾き下部面を有する細長ドア支持部材であって、該傾き下 部面は、該ドアの傾き頂点部分の角度程度に下向きに傾斜している細長ドア支持 部材と、 該細長ドア支持具の該傾き下部面と、該エレベータ通路ドアの該傾き頂点部分 との間に支持された封止構造と、 該エレベータ通路ドアに接続され、エレベータ通路へのアクセスが可能な開い た位置と、該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に空隙を有して、該ドアが実 質的に該エレベータ通路入口を覆う閉じた位置との間の側方方向の該ドアの移動 が可能なように該細長支持部材の該支持面と移動可能に接続されてドアを支持し 、該エレベータ通路ドアが該開いた位置と閉じた位置との間で移動する場合に該 傾き頂点端部を該支持面からの距離と同じ程度に保持するドア支持具とを備え、 該エレベータ通路ドアの該傾き頂点端部は、該細長支持部材の該傾き下部面と 直に隣接し、該傾き頂点端部は、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動し た場合に該封止構造と密閉係合して、該ドアが該閉じた位置にある場合に該ドア と該壁構造との間の空隙を封止し、該エレベータ通路ドアの該傾き頂点端部は、 該エレベータ通路ドアが該開いた位置に移動される場合には封止されていない空 隙を間に有して該エレベータ通路ドアの該開いた位置と閉じた位置との間での制 約されない移動を可能にするために、該細長支持部材の該傾き下部面より下でか つ離れた位置に配置されている、エレベータ通路ドア封止構造。28 .前記エレベータ通路ドアが、第1および第2の対向ドアパネルを有し、該 第1ドアパネルは、第1の角度を有して該第2の対向ドアパネルに向かって下向 きに傾斜する第1の傾き頂点端部を有し、該第2のドアパネルは、第2の角度を 有して該第1の対向ドアパネルに向かって下向きに傾斜する第2の傾き頂点端部 を有し、該ドア支持具の該傾き下部面は対向する第1および第2の傾きセクショ ンを有し、該第1の傾きセクションは該第1のドアパネルの上に配置され該第2 のドアパネルに向かって下向きに傾斜し、該第2の傾きセクションは該第2のド アパネルの上に配置され該第1のドアパネルに向かって下向きに傾斜しており、 該ドアが閉じた場合には、該ドア支持具の該第1の傾きセクションが該第1のド アパネルの該第1の傾き端部と係合し、該ドア支持具の該第2の傾きセクション が該第2のドアパネルの該第2の傾き端部と係合する、請求項27に記載のエレ ベータ通路ドア封止部。29 .前記エレベータ通路入口が上壁、一対の側方脇壁および下枠を有し、前記 エレベータ通路ドアが主端部およびトレール端部を有し、前記封止構造が、該エ レベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドアが前記閉 じた位置にある場合に前記主端部側方空隙を封止する主端部封止構造と、該エレ ベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドアが前記閉じ た位置にある場合に前記トレール端部側方空隙を封止するトレール端部封止構造 と、該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドア が前記閉じた位置にある場合に前記横方向空隙を封止する横方向封止構造と、該 ドアの下部に接続され、該エレベータ通路ドアが前記閉じた位置にある場合に前 記下枠空隙を封止する下枠封止構造とを備え、該ドアが該閉じた位置にある場合 に、前記細長支持部材の前記傾き下部端部は、該エレベータ通路ドアと係合し、 該下枠構造を該下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、該横方向封止構造に該横 方向空隙を封止させる、請求項27記載のエレベータ通路ドア封止部。30 .壁構造の開口部によって規定されるエレベータ通路入口を覆うエレベータ 通路ドアを通る煙の流れを制止する方法であって、該エレベータ通路ドアは、該 壁構造に接続された細長支持部材にドア支持具によって移動可能に取り付けられ 、ほぼ水平方向で配置され、該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に封止構造 があり、前記細長支持部材が下部部分を有し、前記エレベータ通路ドアが前記閉 じた位置に移動する場合には該下部部分に沿って前記ドア支持具が移動し、 該方 法は、 該ドア支持具を該細長支持部材に沿って第1の方向に移動させ、該エレベータ 通路入口へのアクセスが可能な開いた位置から、該エレベータ通路ドアが該エレ ベータ通路ドアと該壁構造との間に空隙を有して該エレベータ通路入口を実質的 に覆う閉じた位置にまで該エレベータ通路ドアを側方方向に移動させる工程と 、 ドア支持具を該第1の方向とは異なる第2の方向に移動させ、前記細長支持部 材該下部部分に沿って下向きに移動させ、 該エレベータ通路ドアが 該閉じた位置に移動して、該エレベータ通路ドアが下げられて前記封止構造と密 閉係合させる 場合に該側方方向とは異なる方向に該エレベータ通路ドアを移動さ せる工程と、 該エレベータ通路ドアを押圧して該封止構造と密閉係合状態にし、該エレベー タ通路ドアが該閉じた位置にある場合には該エレベータ通路ドアと該壁構造との 間に封止部を形成する工程とを包含する、方法。31 .前記エレベータ通路ドアが主端部およびトレール端部を有し、主端部封止 構造およびトレール端部封止構造は該エレベータ通路ドアの間に配置され、該ド アが該閉じた位置にある場合には、該エレベータ通路ドアの前記主端部と前記主 端部封止構造との間に封止部を形成し、該ドアが該閉じた位置にある場合には、 該エレベータ通路ドアの前記トレール端部と前記トレール端部封止構造との間に 封止部を形成する工程をさらに包含する、請求項30に記載の方法。32 .前記エレベータ通路開口部が下枠を有し、下枠封止構造が前記ドアの下部 に取り付けられ、前記ドア支持具を前記第1の方向とは異なる第2の方向に移動 させる工程は、該ドア支持具を下向きに移動させて前記エレベータ通路ドアを下 げる工程を包含し、前記エレベータ通路ドアを押圧して封止構造と密閉係合状態 にする工程は、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動されると、下枠封止 構造を下げて該下枠と密閉係合させる工程を包含する、請求項30に記載の方法 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ドアが閉じている場合に、エレベータ通路開口部を通る空気の流れを規制す るためのエレベータ通路ドア封止構造であって、 エレベータ通路入口を規定する通路開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口を覆うためのエレベータ通路ドアと、 該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に支持された封止構造と、 ほぼ水平方向に配置され、該壁構造に接続された細長ドア支持部材と、 該エレベータ通路ドアに接続され、エレベータ通路へのアクセスが可能な開い た位置と、該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に空隙を有して、該ドアが実 質的に該エレベータ通路入口を覆う閉じた位置との間の側方方向の該ドアの移動 が可能なように、該細長支持部材に移動可能に接続されたドア支持具とを備え、 該ドアが閉じた際に煙の流れを規制するために、該エレベータ通路ドアを閉じ た位置に移動させ、該エレベータ通路ドアを該封止構造と封止係合させて該ドア と該壁構造との間の空隙を封止する場合に、該エレベータ通路ドアを該封止構造 に向かって該側方方向とは異なる第2の方向に誘導するのに適合した(adapted) 誘導部分を該細長支持部材が有する、エレベータ通路ドア封止構造。 2.前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲げられ、前記エレベータ通路 ドアが前記閉じた位置に移動された場合には、前記ドア支持具を受け取り、該エ レベータ通路ドアを前記エレベータ通路開口部に向かって方向づける、丸みを帯 びた部分である、請求項1に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 3.前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲げられ、前記エレベータ通路 ドアが前記閉じた位置に移動された場合には、前記ドア支持具を受け取り、該エ レベータ通路ドアを前記エレベータ通路開口部に向かって方向づける、丸みを帯 びた部分である、請求項1に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 4.前記誘導部分が、前記ドア支持具と係合し、前記エレベータ通路ドアが前記 開いた位置から閉じた位置に移動する際に、該エレベータ通路ドアを下向きに方 向づける、下向きに傾斜した部分である、請求項1に記載のエレベータ通路ドア 封止構造。 5.ドアが閉じている場合に、エレベータ通路開口部を通る空気の流れを規制す るためのエレベータ通路ドア封止構造であって、 上壁、一対の側方脇壁、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する通 路開口部を有する壁構造と、 主端部およびトレール端部を有し、エレベータ通路入口を取り外し可能(remov ably)に覆う、移動可能なエレベータ通路ドアと、 ローラ支持面を有し、ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続されたドア支 持レールと、 間隔を開けられ、該エレベータ通路ドアに接続された複数のドア支持トラック であって、該トラックのそれぞれが、該支持レールの該ローラ支持面と係合する 支持ローラを有し、該エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、該ド アが、該下枠から間隔を開けられて下枠スペースを規定し、該上壁と間隔を開け られて横方向空隙を規定し、該脇壁と間隔を開けられてトレール端部および主端 部側方空隙を規定するように該ドアが該エレベータ通路入口を実質的に覆う閉じ た位置との間で該エレベータ通路ドアが側方へ移動可能なように該エレベータ通 路ドアを支持する、複数のドア支持トラックと、 該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドアが 閉じた位置にある場合には該主端部側方空隙を封止し、火事の際には煙の通過を 制止する、主端部封止構造と、 該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドアが 閉じた位置にある場合には該トレール端部側方空隙を封止し、火事の際には煙の 通過を制止する、トレール端部封止構造と、 該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドアが 閉じられる際に該横方向空隙を封止する横方向封止構造と、 該ドアの下部に接続され、該エレベータ通路ドアが閉じられると該下枠空隙を 封止する下枠封止構造とを備え、 該支持レールの該ローラ支持面が、それぞれの支持ローラと係合された誘導部 分を有し、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動した場合に、該誘導部分 は該エレベータ通路ドアを該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該ドアが 閉じた位置にある場合に、該下枠封止構造を該下枠と係合させて該下枠空隙を封 止し、該横方向封止構造に該横方向空隙を封止させる、エレベータ通路ドア封止 構造。 6.前記誘導部分が、前記ドア支持トラックと係合し、前記エレベータ通路ドア が前記閉じた位置に移動すると、該エレベータ通路ドアを下向きに方向付ける下 部部分である、請求項5に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 7.前記誘導部が、前記壁構造に向かって内向きに曲げられ、前記ドア支持トラ ックによって係合され、前記エレベータ通路ドアが前記閉じた位置に移動すると 、該エレベータ通路ドアを前記エレベータ通路開口部に向かって方向付ける、前 記支持レールの丸みを帯びた部分である請求項5に記載のエレベータ通路ドア封 止構造。 8.前記誘導部分が、前記ドア支持トラックと係合し、前記エレベータ通路ドア が前記開いた位置から閉じた位置に向かって移動すると、該エレベータ通路ドア を下向きに誘導する、下向きに傾斜した部分である、請求項5に記載のエレベー タ通路ドア封止構造。 9.火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベータ 通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造であ って、 上壁を有するエレベータ通路入口を規定する開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口を移動可能に覆う、一対の対向するエレベータ通路ドア と、 ほぼ水平方向に配置され、該壁構造に接続された細長ドア支持部材と、 間隔を開けられ、それぞれのドアに接続されたドア支持具であって、該支持具 のそれぞれは該細長支持部材に移動可能に接続されており、該エレベータ通路へ のアクセスが可能な開いた位置と、該ドアのそれぞれが、該上壁と間隔を開けら れて横方向空隙を規定し、該ドアが該エレベータ通路入口を実質的に覆う閉じた 位置との間で該ドアが側方方向へ移動可能なように対応するドアを支持する、ド ア支持具と、 該ドアのそれぞれと該壁との間に支持される横方向封止構造とを備え、 該ドア支持部材は、該ドア支持具と係合する誘導部分を有し、該誘導部分は、 該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動すると、該エレベータ通路ドアを横 方向封止構造に向かって該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該ドアが閉 じた位置にある場合に、該ドアの該第2の方向への移動によって、該横方向封止 構造で該横方向空隙を封止する、エレベータ通路ドア封止構造。 10.前記エレベータ通路入口が、一対の側方脇柱を有し、前記ドアが該エレベ ータ通路入口を実質的に覆い、前記ドアのそれぞれが前記脇壁と間隔を開けられ て側方空隙を規定し、前記ドアは、それぞれのドアと前記壁との間に支持される 側方封止構造をさらに備え、該側方封止構造は、該ドアが前記閉じた位置に移動 すると前記側方空隙を封止し、該ドアが閉じた位置に移動すると、該ドア支持部 材の誘導部分が該ドアを該横方向封止構造と封止係合状態にし該横方向空隙を封 止する、請求項9に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 11.前記エレベータ通路入口は下枠を有し、前記ドアは、該下枠から間隔を開 けられて下枠空隙を規定し、互いと間隔を開けられて合わせエッジ面(meeting e dge face)を規定し、該エレベータ通路入口を実質的に覆い、該ドアが閉じた位 置にある場合には、他方の該ドアの合わせエッジとコンタクトして該合わせエッ ジ空隙を封止する大きさに合わせられた一方の該ドアの合わせエッジ面と接続さ れた細長封止部をさらに備え、細長封止部がそれぞれのドアの下部に接続され、 該ドアが該閉じた位置にある場合に該細長封止部分が該下枠と封止係合して該下 枠空隙を封止するように、該ドア支持部材の該誘導部分が該ドアを方向づける、 請求項9に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 12.前記誘導部分が、前記ドア支持トラックと係合し、前記エレベータ通路ド アが前記閉じた位置に移動すると、該エレベータ通路ドアを垂直に下向けに方向 づける下部部分である、請求項9に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 13.前記支持レールの前記誘導部分は、前記壁構造に向かって内向きに曲げら れ、前記エレベータ通路ドアが前記閉じた位置に移動すると、該エレベータ通路 ドアを前記エレベータ通路開口部に向かって内向きに方向づける、丸みを帯びた 部分である、請求項9に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 14.前記誘導部分が、前記ドア支持トラックと係合し、前記エレベータ通路ド アが前記開いた位置から閉じた位置に向かって移動すると、該エレベータ通路ド アを垂直に下向きに方向づける、下向きに傾斜した部分である、請求項9に記載 のエレベータ通路ドア封止構造。 15.火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベー タ通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造で あって、 上壁、一対の側方脇柱、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する通 路開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口を移動可能に覆うための、一対の対向するエレベータ通 路ドアと、 ローラ支持面を有し、ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続されたドア支 持レールと、 間隔を開けられ、該ドアのそれぞれに接続された複数のドア支持トラックであ って、該トラックのそれぞれが、該支持レールの該ローラ支持面と係合する支持 ローラを有し、該エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、該ドアの それぞれが、該下枠から間隔を開けられて下枠スペースを規定し、該上壁と間隔 を開けられて横方向空隙を規定し、該脇柱と間隔を開けられて側方空隙を規定し 、互いと間隔を開けられて合わせエッジ空隙を規定するように、該ドアが該エレ ベータ通路入口を実質的に覆う閉じた位置との間で該ドアが側方へ移動可能なよ うに該対応するドアを支持する、複数のドア支持トラックと、 該ドアのそれぞれの側方部分から該壁に向かって伸びる細長側方延長部と、 該側方ドア延長部とオーバラップの関係を有するように該壁から該対応するド アに向かってそれぞれ伸び、該ドアが該閉じた位置にある場合に、該側方ドア延 長部とコンタクトして該対応する側方空隙を封止する側方封止部と、 該ドアが該閉じた位置にある場合に該合わせエッジ空隙を封止するために、他 方のドアの該合わせエッジとコンタクトするように大きさを合わせられた一方の 該ドアの該合わせエッジと接続した細長封止部と、 該ドアのそれぞれの頂点部分から該壁に向かって突出する細長横方向延長部と 、 該対応する横方向ドア延長部とオーバラップの関係を有するように、該壁から 突出する細長横方向封止部と、 それぞれの該ドアの下部に接続された細長封止部とを備え、 該支持レールの該ローラ支持面が、それぞれの支持ローラと係合した誘導部分 を有し、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動した場合に、該誘導部分は 該エレベータ通路ドアを該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該ドアが閉 じられる際に、該下部ドア封止部を該下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、該 横方向封止部を該横方向ドア延長部と係合させて該横方向空隙を封止させる、エ レベータ通路ドア封止構造。 16.前記誘導部分が下部部分であり、前記第2の方向が前記下枠に向かって垂 直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に移動すると該下部部分が該ドア を下部位置に方向づけて前記下部ドア封止部を該下枠と係合させて前記下枠空隙 を封止する、請求項15に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 17.前記誘導部分が下向きに傾斜した部分であり、前記第2の方向が前記下枠 に向かって垂直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に向かって移動する と、該下向きに傾斜した部分は該ドアを該下枠に向かって下向きに向け、前記下 部ドア封止部を該下枠と係合させ前記下枠空隙を封止する、請求項15に記載の エレベータ通路ドア封止構造。 18.前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲がった丸みを帯びた部分で あり、前記第2の方向が前記エレベータ通路入口に向かって内向きであり、前記 ドアが閉じた位置に移動される場合には、該丸みを帯びた部分が該ドアを該エレ ベータ通路入口に向かって内向きに向ける、請求項15に記載のエレベータ通路 ドア封止構造。 19.火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベー タ通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造で あって、 上壁、一対の側方脇柱、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する通 路開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口と移動可能に隣接する一対の対向するエレベータ通路ド アと、 ローラ支持面を有し、ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続されたドア支 持レールと、 間隔を開けられ、該ドアのそれぞれに接続された複数のドア支持トラックであ って、該トラックのそれぞれが、該支持レールの該面と係合する支持ローラを有 し、該エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、該ドアのそれぞれが 、該下枠から間隔を開けられて下枠スペースを規定し、該上壁と間隔を開けられ て横方向空隙を規定し、該脇柱と間隔を開けられて側方空隙を規定し、互いと間 隔を開けられて合わせエッジ空隙を規定するように該ドアが該エレベータ通路入 口を実質的に覆う閉じた位置との間で、該ドアが側方へ移動可能なように該対応 するドアを支持する、複数のドア支持トラックと、 それぞれが対応する一方のドアに向かって突出し、該エレベータ通路入口のい ずれか側にある細長側方延長部と、 該側方壁延長部とオーバラップの関係を有してそれぞれのドアから該壁に向か って突出し、該ドアが該閉じた位置にある場合に該側方壁延長部とコンタクトし て、対応する側方空隙を封止する、側方封止部と、 該ドアが閉じた位置にある場合には、他方の該ドアの合わせエッジとコンタク トして該合わせエッジ空隙を封止する大きさに合わせられた一方の該ドアの合わ せエッジ面と接続された細長封止部と、 該ドアのそれぞれの頂点部分から該壁に向かって突出する細長横方向延長部と 、 該対応する横方向ドア延長部とオーバラップの関係を有するように、該壁から 突出する細長横方向封止部と、 それぞれの該ドアの下部に接続された細長下部ドア封止部とを備え、 該支持レールの該ローラ支持面が、それぞれの支持ローラと係合した誘導部分 を有し、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動した場合に、該誘導部分は 該エレベータ通路ドアを該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該下部ドア 封止部を該下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、該横方向封止部を該横方向ド ア延長部と係合させて該横方向空隙を封止させる、エレベータ通路ドア封止構造 。 20.前記誘導部分が下部部分であり、前記第2の方向が前記下枠に向かって垂 直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に移動すると該下部部分が該ドア を下部位置に方向づける、請求項19に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 21.前記誘導部分が下向きに傾斜した部分であり、前記第2の方向が前記下枠 に向かって垂直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に向かって移動する と、該下向きに傾斜した部分は該ドアを該下枠に向かって下向きに向ける、請求 項19に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 22.前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲がった丸みを帯びた部分で あり、前記第2の方向が前記エレベータ通路入口に向かって内向きであり、前記 ドアが閉じた位置に移動される場合には、該丸みを帯びた部分が該ドアを該エレ ベータ通路入口に向かって内向きに向ける、請求項19に記載のエレベータ通路 ドア。 23.火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベー タ通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造で あって、 上壁、一対の側方脇柱、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する通 路開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口と移動可能に隣接する一対の対向するエレベータ通路ド アと、 ローラ支持面を有し、ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続されたドア支 持レールと、 間隔を開けられ、該ドアのそれぞれに接続された複数のドア支持トラックであ って、該トラックのそれぞれが、該支持レールの該面と係合する支持ローラを有 し、該エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、該ドアのそれぞれが 、該下枠から間隔を開けられて下枠スペースを規定し、該上壁と間隔を開けられ て横方向空隙を規定し、該脇壁と間隔を開けられて側方空隙を規定し、互いと間 隔を開けられて合わせエッジ空隙を規定するように該ドアが該エレベータ通路入 口を実質的に覆う閉じた位置との間で該ドアが側方へ移動可能なように該対応す るドアを支持する、複数のドア支持トラックと、 それぞれのドアの該側方部分から該壁に向かって突出した細長側方延長部と、 それぞれが、該側方ドア延長部とオーバラップの関係を有して該壁から対応す るドアに向かって突出し、該ドアが該閉じた位置にある場合には、該側方ドア延 長部とコンタクトして、対応する側方空隙を封止する、側方封止部と、 該ドアが閉じた位置にある場合には、他方の該ドアの合わせエッジとコンタク トして該合わせエッジ空隙を封止する大きさに合わせられた一方の該ドアの合わ せエッジ面と接続された細長封止部と、 該ドアのそれぞれの頂点部分から該壁に向かって突出する細長横方向延長部と 、 該対応する横方向ドア延長部とオーバラップの関係を有するように、該壁から 突出する細長横方向封止部と、 それぞれの該ドアの下部に接続された細長下部ドア封止部とを備え、 該支持レールの該ローラ支持面が、それぞれの支持ローラと係合した誘導部分 を有し、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動した場合に、該誘導部分は 該エレベータ通路ドアを該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該下部ドア 封止部を該下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、該横方向封止部を該横方向ド ア延長部と係合させて該横方向空隙を封止させる、エレベータ通路ドア封止構造 。 24.前記誘導部分が下向きに傾斜した部分であり、前記第2の方向が前記下枠 に向かって垂直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に向かって移動させ る場合には該下向きに傾斜した部分が該ドアを該下枠に向かって下向きに向ける 、請求項23に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 25.前記誘導部分が下向きに傾斜した部分であり、前記第2の方向が前記下枠 に向かって下向きに垂直であり、前記ドアが前記閉じた位置に移動された場合に 、該下向きに傾斜した部分は該ドアを該下枠に向けて方向づける、請求項23に 記載のエレベータ通路ドア封止構造。 26.前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲がった丸みを帯びた部分で あり、前記第2の方向が前記エレベータ通路入口に向かって内向きであり、前記 ドアが閉じた位置に移動される場合には、該丸みを帯びた部分が該ドアを該エレ ベータ通路入口に向かって内向きに向ける、請求項23に記載のエレベータ通路 ドア封止構造。 27.火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベー タ通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造で あって、 上壁、一対の側方脇柱、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する通 路開口部を有する壁構造と、 該エレベータ通路入口と隣接する一対の対向するエレベータ通路ドアと、 ローラ支持面を有し、ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続されたドア支 持レールと、 間隔を開けられ、該ドアのそれぞれに接続された複数のドア支持トラックであ って、該トラックのそれぞれが、該支持レールの該面と係合する支持ローラを有 し、該エレベータ通路へのアクセスが可能な開いた位置と、該ドアのそれぞれが 、該下枠から間隔を開けられて下枠スペースを規定し、該上壁と間隔を開けられ て横方向空隙を規定し、該脇壁と間隔を開けられて側方空隙を規定し、互いと間 隔を開けられて合わせエッジ空隙を規定するように該ドアが該エレベータ通路入 口を実質的に覆う閉じた位置との間で該ドアが側方へ移動可能なように該対応す るドアを支持する、複数のドア支持トラックと、 それぞれが対応するドアに向かって突出し、該エレベータ通路入口のいずれか 側にある細長側方壁延長部と、 該側方壁延長部とオーバラップの関係を有してそれぞれのドアから該壁に向か って突出し、該ドアが該閉じた位置にある場合に該側方壁延長部とコンタクトし て、対応する側方空隙を封止する、側方封止部と、 該ドアが閉じると、他方の該ドアの合わせエッジとコンタクトして該合わせエ ッジ空隙を封止する大きさに合わせられた一方の該ドアの合わせエッジ面と接続 された細長封止部と、 該ドアの一方の該合わせエッジと接続し、該ドアが該閉じた位置にある場合に は他方のドアの該合わせエッジをコンタクトして該合わせエッジ空隙を封止する 、細長封止部と、 該エレベータ通路入口の上の壁から該ドアに向かって伸びる細長横方向延長部 と、 対応する該横方向壁延長部とオーバラップの関係を有するように、該ドアのそ れぞれから伸びる細長横方向封止部と、 それぞれの該ドアの下部に接続された細長封止部とを備え、 該支持ローラの該ローラ支持面が、それぞれの支持ローラと係合した誘導部分 を有し、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動した場合に、該誘導部分は 該エレベータ通路ドアを該側方方向とは異なる第2の方向に誘導し、該下部ドア 封止部を該下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、該横方向封止部を該横方向ド ア延長部と係合させて該横方向空隙を封止させる、エレベータ通路ドア封止構造 。 28.前記誘導部分が下部部分であり、前記第2の方向が前記下枠に向かって垂 直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に移動すると該下部部分が該ドア を下部位置に方向づける、請求項27に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 29.前記誘導部分が下向きに傾斜した部分であり、前記第2の方向が前記下枠 に向かって垂直に下向きであり、前記ドアが前記閉じた位置に向かって移動する と、該下向きに傾斜した部分は該ドアを該下枠に向かって下向きに向ける、請求 項27に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 30.前記誘導部分が、前記壁に向かって内向きに曲がった丸みを帯びた部分で あり、前記第2の方向が前記エレベータ通路入口に向かって内向きであり、前記 ドアが閉じた位置に移動される場合には、該丸みを帯びた部分が該ドアを該エレ ベータ通路入口に向かって内向きに向ける、請求項27に記載のエレベータ通路 ドア。 31.ドアが閉じると、エレベータ通路開口部を通る空気の流れを規制するため のエレベータ通路ドア封止構造であって、 ヘッド、一対の側方脇壁、および下枠を有するエレベータ通路入口を規定する 開口部を有する壁構造と、 側方に移動可能であり、該エレベータ通路とのアクセスが可能な開いた位置と 、該エレベータ通路入口を実質的に覆う閉じた位置との間で移動可能な、それぞ れが内側ドアパネルおよび外側ドアパネルを含む一対の対向二重エレベータ通路 ドアと、 ほぼ水平方向で配置され、該壁構造と接続され、それぞれがローラ支持面を有 する複数の支持レールを有するドア支持レール構造と、 該ドアが該閉じた位置にある場合には、該内側ドアパネルに隣接した上壁に接 続される横方向ヘッドパネルと、 間隔を開けられ、該ドアのそれぞれに接続された複数のドア支持トラックであ って、該ドア支持トラックのそれぞれが、該支持レールのうちの一つの該面と係 合する支持ローラを有し、開いた位置と、閉じた位置との間で該ドアが側方へ移 動可能なように該対応するドアを支持し、該ドアのそれぞれが、該下枠から間隔 を開けられて下枠スペースを規定し、該外側ドアが該上壁と間隔を開けられて横 方向空隙を規定し、該内側ドアが該上壁と間隔を開けられて横方向空隙を規定し 、該外側ドアが該脇壁と間隔を開けられて外側側方空隙を規定し、該内側ドアが 互いと間隔を開けられて合わせエッジ空隙を規定する、複数のドア支持トラック と、 該外側ドアと該脇壁との間に支持され、該ドアが該閉じた位置にある場合には 該外側ドア側方空隙を封止する第1の封止構造と、 該二重ドアのそれぞれの該外側ドアと、該内側ドアとの間に支持され、該ドア が該閉じた位置にある場合には該側方内側ドア間空隙を封止する第2の封止構造 と、 それぞれの該外側ドアと該上壁との間に支持された第3の封止構造と、 それぞれの該内側ドアと該上壁との間に支持された第4の封止構造と、 該ドアのそれぞれの下部と接続された細長封止部とを備え、 該支持レールの該ローラ支持面が、該支持ローラのそれぞれと係合した下部部 分を有し、該ドアが閉じた位置に移動された場合に、該下部部分が該ドアを下部 位置に方向づけて、該下部ドア封止部を下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、 該ドアが閉じた位置にある場合に、該横方向封止構造に該横方向空隙を封止させ る、エレベータ通路ドア封止構造。 32.前記ドア支持構造が内側ドア支持部材と外側ドア支持部材とを備え、前記 外側ドアパネルのそれぞれが、主要支持ローラ(leading support roller)を有す る主要ドア支持具(leading door support)、およびトレール支持ローラ(trailin g support roller)を有するトレールドア支持具(trailing door support)を有し 、該主要支持ローラおよび該トレール支持ローラは該外側ドア支持部材のローラ 支 持面と係合し、該ローラ支持面は主要下部部分(leading lowered portion)およ びトレール下部部分(trailing lowered portion)を有し、前記ドアが前記閉じた 位置に移動する場合に該トレール下部部分は該トレール支持ローラを受け取り、 該ドアが開いた位置と閉じた位置との間で移動している場合に該トレール下部部 分は該主要支持ローラが該トレール下部部分に移動するのを妨げる、請求項31 に記載のエレベータ通路ドア封止構造。 33.火事の際に煙の通過を制止するために、ドアが閉じている場合にエレベー タ通路開口部を通る空気の流れを規制するためのエレベータ通路ドア封止構造で あって、 エレベータ通路入口を規定する開口部を有する壁構造と、 角度を有して下向きに傾斜した傾き頂点端部を有する該エレベータ通路入口を 覆うためのエレベータ通路ドアと、 ほぼ水平方向に配置され、該壁構造と接続され、ほぼ水平の支持面、および該 水平支持面に対向して傾き下部面を有する細長ドア支持部材であって、該傾き下 部面は、該ドアの傾き頂点部分の角度程度に下向きに傾斜している細長ドア支持 部材と、 該細長ドア支持具の該傾き下部面と、該エレベータ通路ドアの該傾き頂点部分 との間に支持された封止構造と、 該エレベータ通路ドアに接続され、エレベータ通路へのアクセスが可能な開い た位置と、該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に空隙を有して、該ドアが実 質的に該エレベータ通路入口を覆う閉じた位置との間の側方方向の該ドアの移動 が可能なように該細長支持部材の該支持面と移動可能に接続されてドアを支持し 、該エレベータ通路ドアが該開いた位置と閉じた位置との間で移動する場合に該 傾き頂点端部を該支持面からの距離と同じ程度に保持するドア支持具とを備え、 該エレベータ通路ドアの該傾き頂点端部は、該細長支持部材の該傾き下部面と 直に隣接し、該傾き頂点端部は、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動し た場合に該封止構造と密閉係合して、該ドアが該閉じた位置にある場合に該ドア と該壁構造との間の空隙を封止し、該エレベータ通路ドアの該傾き頂点端部は、 該エレベータ通路ドアが該開いた位置に移動される場合には封止されていない空 隙を間に有して該エレベータ通路ドアの該開いた位置と閉じた位置との間での制 約されない移動を可能にするために、該細長支持部材の該傾き下部面より下でか つ離れた位置に配置されている、エレベータ通路ドア封止構造。 34.前記エレベータ通路ドアが、第1および第2の対向ドアパネルを有し、該 第1ドアパネルは、第1の角度を有して該第2の対向ドアパネルに向かって下向 きに傾斜する第1の傾き頂点端部を有し、該第2のドアパネルは、第2の角度を 有して該第1の対向ドアパネルに向かって下向きに傾斜する第2の傾き頂点端部 を有し、該ドア支持具の該傾き下部面は対向する第1および第2の傾きセクショ ンを有し、該第1の傾きセクションは該第1のドアパネルの上に配置され該第2 のドアパネルに向かって下向きに傾斜し、該第2の傾きセクションは該第2のド アパネルの上に配置され該第1のドアパネルに向かって下向きに傾斜しており、 該ドアが閉じた場合には、該ドア支持具の該第1の傾きセクションが該第1のド アパネルの該第1の傾き端部と係合し、該ドア支持具の該第2の傾きセクション が該第2のドアパネルの該第2の傾き端部と係合する、請求項33に記載のエレ ベータ通路ドア封止部。 35.前記エレベータ通路入口が上壁、一対の側方脇壁および下枠を有し、前記 エレベータ通路ドアが主端部およびトレール端部を有し、前記封止構造が、該エ レベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドアが前記閉 じた位置にある場合に前記主端部側方空隙を封止する主端部封止構造と、該エレ ベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドアが前記閉じ た位置にある場合に前記トレール端部側方空隙を封止するトレール端部封止構造 と、該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に支持され、該エレベータ通路ドア が前記閉じた位置にある場合に前記横方向空隙を封止する横方向封止構造と、該 ドアの下部に接続され、該エレベータ通路ドアが前記閉じた位置にある場合に前 記下枠空隙を封止する下枠封止構造とを備え、該ドアが該閉じた位置にある場合 に、前記細長支持部材の前記傾き下部端部は、該エレベータ通路ドアと係合し、 該下枠構造を該下枠と係合させて該下枠空隙を封止し、該横方向封止構造に該横 方向空隙を封止させる、請求項33に記載のエレベータ通路ドア封止部。 36.壁構造の開口部によって規定されるエレベータ通路入口を覆うエレベータ 通路ドアを通る煙の流れを制止する方法であって、該エレベータ通路ドアは、該 壁構造に接続された細長支持部材にドア支持具によって移動可能に取り付けられ 、ほぼ水平方向で配置され、該エレベータ通路ドアと該壁構造との間に封止構造 があり、該方法は、 該ドア支持具を該細長支持部材に沿って第1の方向に移動させ、該エレベータ 通路入口へのアクセスが可能な開いた位置から、該エレベータ通路ドアが該エレ ベータ通路ドアと該壁構造との間に空隙を有して該エレベータ通路入口を実質的 に覆う閉じた位置にまで該エレベータ通路ドアを側方方向に移動させる工程と、 ドア支持具を該第1の方向とは異なる第2の方向に移動させ、該エレベータ通 路ドアが該閉じた位置に移動する場合に該側方方向とは異なる方向に該エレベー タ通路ドアを移動させる工程と、 該エレベータ通路ドアを押圧して該封止構造と密閉係合状態にし、該エレベー タ通路ドアが該閉じた位置にある場合には該エレベータ通路ドアと該壁構造との 間に封止部を形成する工程とを包含する、方法。 37.前記細長支持部材が下部部分を有し、前記エレベータ通路ドアが前記閉じ た位置に移動する場合には該下部部分に沿って前記ドア支持具が移動し、前記ド ア支持具を第2の方向に移動させる工程は、該エレベータ通路ドアが該閉じた位 置に移動する場合に、該ドア支持具を該下部部分に沿って下向きに移動させ、該 エレベータ通路ドアが下げられて前記封止構造と密閉係合させる工程を包含する 、請求項36に記載の方法。 38.前記細長支持部材が曲線部分を有し、前記エレベータ通路ドアが前記閉じ た位置に移動する場合には該曲線部分に沿って前記ドア支持具が移動し、前記ド ア支持具を第2の方向に移動させる工程は、該エレベータ通路ドアが該閉じた位 置に移動された場合には、該ドア支持具を該曲線部分に沿ってかつ前記壁構造に 向かって内向きに移動させ、該エレベータ通路ドアを前記エレベータ通路開口部 に向かって内向きに移動させ、前記封止構造と密閉係合させる工程を包含する、 請求項36に記載の方法。 39.前記エレベータ通路ドアが主端部およびトレール端部を有し、主端部封止 構造およびトレール端部封止構造は該エレベータ通路ドアの間に配置され、該ド アが該閉じた位置にある場合には、該エレベータ通路ドアの前記主端部と前記主 端部封止構造との間に封止部を形成し、該ドアが該閉じた位置にある場合には、 該エレベータ通路ドアの前記トレール端部と前記トレール端部封止構造との間に 封止部を形成する工程をさらに包含する、請求項36に記載の方法。 40.前記エレベータ通路開口部が下枠を有し、下枠封止構造が前記ドアの下部 に取り付けられ、前記ドア支持具を前記第1の方向とは異なる第2の方向に移動 させる工程は、該ドア支持具を下向きに移動させて前記エレベータ通路ドアを下 げる工程を包含し、前記エレベータ通路ドアを押圧して封止構造と密閉係合状態 にする工程は、該エレベータ通路ドアが該閉じた位置に移動されると、下枠封止 構造を下げて該下枠と密閉係合させる工程を包含する、請求項36に記載の方法 。
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