JP2002508291A - 昇降路ドアシール構造体 - Google Patents

昇降路ドアシール構造体

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JP2002508291A
JP2002508291A JP2000538937A JP2000538937A JP2002508291A JP 2002508291 A JP2002508291 A JP 2002508291A JP 2000538937 A JP2000538937 A JP 2000538937A JP 2000538937 A JP2000538937 A JP 2000538937A JP 2002508291 A JP2002508291 A JP 2002508291A
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トーマス エイチ. アレン,
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トーマス エイチ. アレン,
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • B66B13/30Constructional features of doors or gates
    • B66B13/303Details of door panels

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  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 エレベーターシステム(ここで、エレベーター箱は、エレベーター昇降路内の階間を移動する)を包含する高層建築物であって、これは、各階にて、廊下からのこの昇降路へのアクセスを提供するドアを含む。この昇降路へとまたはそこから煙および気体が通過するのを実質的に阻止するために、また、この昇降路に水が入るのを遮断するために、この昇降路ドアと昇降路壁構造体との間には、シール構造体が設けられている。横シール構造体は、壁取付部分、ドア部分を有し、この壁取付部分は、その昇降路壁に対して、角度付けされたシール係合面を備えており、そしてこのドア部分は、この昇降路壁に向かって面している角度付けされたシール接合面を備えており、そしてこの壁取付部分のシール係合面から離れて、間隔を空けて配置されている。このシール係合面とシール接合面との間には、シールが設けられて、その間の横空間を密封し、これらの昇降路ドアが閉鎖位置にあるとき、火災が発生した場合に、煙および気体がそこを通るのを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、1つまたはそれ以上のエレベーター昇降路を有する高層建築物に関
し、さらに特定すると、昇降路ドアと昇降路入口との間に取り付けられたシーリ
ング構造体に関する。
【0002】 (発明の背景) 米国消防局および全米防火協会(NFPA)は、建築物の火災中における全て
の死亡、負傷および物的損害の75%は、煙の直接的な結果によるものと推定し
ている。エレベーター昇降路シャフト付きのエレベーターシステムを有する高層
建築物では、このエレベーター昇降路シャフトにおいて、「煙突効果」と呼ばれ
る自然換気サイクルが起こり、これは、このエレベーター昇降路へと煙を引き入
れて、この建築物の上階へとそれを排気する。この垂直昇降路シャフトが高いほ
ど、また、建物の内部と外部の温度差が大きいほど、このシャフトの通気は大き
くなる。歴史的に、エレベーターシステムは、主に、緊急状態でない際に、高層
建築物での安全な垂直運搬手段を提供し、この昇降路シャフトを経由した垂直方
向への煙の移動の問題を検討してこなかった。
【0003】 最近では、世界貿易センターが、地下の駐車場内での爆発および火災に見舞わ
れた。この火災による煙は、そのエレベーターシャフトを通って移動して、爆発
の数分以内に、110階の総合ビルにいた全ての人々が避難する事態となった。
閉鎖された昇降路ドアが煙の移動を防止できなかったために、このビル全体にわ
たって、煙による相当な損害を被った。
【0004】 通常のエレベーターシステムの基本的な設計および操作は、周知である。高層
建築物は、上部、下部および垂直構造壁により規定される垂直昇降路シャフトを
含んでおり、これらを通って、エレベーター箱は、階の間を移動する。各階に隣
接して、この構造壁には、開口部があり、これは、昇降路入口を形成し、ビルの
居住者は、そのエレベーター箱が昇降路入口に隣接してロビーの床と正しく合っ
たとき、この昇降路入口を安全に通過できる。このエレベーター箱が床の高さと
隣接して位置したとき、また、このエレベーター箱のドアが開位置または閉位置
へと作動されたとき、連動機構が、このエレベーター箱と昇降路ドアとを接続す
る。
【0005】 この昇降路入口の開口部は、頭壁(headwall)に装着された頭枠およ
び三方枠(jamb)壁に装着された一対の対向側方三方枠を包含する。下枠(
sill)は、この昇降路入口開口部に隣接した床において、この昇降路ドアの
下に配置されている。この頭枠、側方三方枠および下枠は、一緒になって、ドア
枠を形成する。従来の昇降路ドアは、1個またはそれ以上のドアパネルを包含し
、これらは、水平支持レール上に移動可能に支持されており、このレールは、略
水平配向で、この頭壁に接続されている。この昇降路ドアは、垂直面内で側方に
移動し、それらが閉鎖位置へと移動するとき、この昇降路入口を実質的に覆う。
この昇降路ドアとドア枠との間および複数のドアパネル間には、隙間が設けられ
て、過度の抵抗なしに、この昇降路ドアを開閉できるようになる。これらの昇降
路ドアの移動は、典型的には、この昇降路入口の開口部に平行な側方方向に制限
されていて、この隙間は、これらの昇降路ドアが開放位置と閉鎖位置との間で移
動するにつれて、実質的に一定に維持される。
【0006】 これらの昇降路ドアと昇降路入口の開口部との間の隙間が、認められた業界基
準のように、およそ0.375インチに限定されたとしても、このビルのエレベ
ーター昇降路と床レベルとの間の隙間を通って、多量の空気が自由に流れる。ビ
ル火災の際には、この煙突効果により、従来の昇降路は、煙が通る煙突となり得
、これは、煙および有毒ガスを、このビル全体にわたって迅速に分散させる。さ
らに、これらの隙間があるために、防火システムから出た水が通り、これは、こ
の昇降路へと流れ込むように作動される。この水は、このエレベーター箱の制御
システムに、重大な電気的問題を引き起こし得る。
【0007】 (発明の要旨) 本発明は、昇降路ドアシール構造体を提供し、これは、昇降路ドアが閉鎖位置
にあるとき、火災が発生した場合に、この昇降路へのまたはそこからの煙および
気体の通過を制限するために、昇降路入口の開口部を通る空気の流れを限定する
。この昇降路ドアシール構造体はまた、例えば、防火システムなどからの水が存
在するとき、水がこの昇降路へと入るのを遮断する。本発明の好ましい実施態様
では、壁構造体は、その中に、昇降路入口を規定する開口部を有し、また、1個
またはそれ以上の昇降路ドアが、この昇降路入口を覆っている。これらの昇降路
ドアと壁構造体との間には、シール構造体が配置されている。この単一または複
数の昇降路ドアは、これらの昇降路ドアの各々の上の壁構造体上に配置された細
長ドア支持部材により、移動可能に支持されている。これらの昇降路ドアが、部
分的に閉じた位置から完全に閉じた位置へと移動して、この昇降路入口を覆うに
つれて、このドア支持部材は、これらの昇降路ドアの運動を、これらのシール構
造体と密封可能に係合するように向け、それにより、障壁(これは、この昇降路
へのまたはそこからの煙および気体の移動を阻止し、そして水がこの昇降路へと
流れ込むのを阻止する)を形成する。
【0008】 本発明の1実施態様では、各昇降路ドアパネルは、支持トラックに接続されて
おり、そして各支持トラックは、このドア支持部材と移動可能に係合する複数の
ホイールを備える。これらのシール構造体は、略三角形形状の横シール構造体を
包含し、これは、壁取付部分およびドア取付部分を有し、この壁取付部分は、こ
のドア支持部材の下の頭壁に接続されており、そしてこのドア取付部分は、各昇
降路ドアの上部に装着され、そしてこの壁取付部分から離れて間隔を空けて配置
されている。この壁取付部分は、角度付けされたシール接合面を有し、これは、
選択した角度で、この頭壁から離れて、水平に伸長している。このドア取付部分
は、逆三角形の形状であり、そしてシール係合面を有し、これは、この頭壁に対
して一定の角度で、水平に伸長して、その結果、このシール係合面は、この壁取
付部分のシール接合面と実質的に平行にされる。このシール接合面およびシール
係合面の一方には、シールが接続されており、このシールは、このシール接合面
およびシール係合面の他方と密封可能に係合して、この昇降路ドアが完全に閉じ
た位置へと移動するとき、その間の空間を密封して、この昇降路へのまたはそこ
からの煙、気体および水の流れを限定する。このシールは、この昇降路ドアを閉
鎖位置から開放位置に向けて部分的に閉鎖した位置へと移動するとき、このシー
ル接合面およびシール係合面の他方から離れて間隔を空けて配置されている。
【0009】 好ましい実施態様では、これらのシール構造体は、下枠シールを包含し、この
下枠シールは、各昇降路ドアの下部に装着されて、これらの昇降路ドアが閉鎖位
置へと移動するとき、この下枠と密封可能に係合する。この下枠は、この頭壁に
対して選択した角度で配置された略垂直配向されたシール係合面を有し、そして
この下枠シールは、この頭壁に対して選択した角度で配置された細長シーリング
面を有し、このシーリング面は、このシール係合面と実質的に平行である。この
シーリング面は、この昇降路ドアが完全に閉じた位置へと移動するとき、このシ
ール係合面と密封可能に係合し、そしてこのシーリング面は、この昇降路ドアが
開いた位置から部分的に閉じた位置へと移動するとき、このシール係合面との係
合から解かれる。
【0010】 従って、本発明は、この昇降路ドアと昇降路入口の間の煙、気体および水の通
路に対して、効果的な障壁を提供し、それにより、火災中に、煙、気体および水
が、このエレベーター昇降路シャフトへと侵入するという問題点を経済的に解決
する。さらに、本発明は、このエレベータシステムに乗って移動している人に対
して、高いレベルの安全性を維持する。
【0011】 (好ましい実施態様の詳細な説明) 今ここで、図面(ここで、同じ参照番号は、同一部分または対応する部分を意
味する)を参照し、特に、図1を参照すると、上限6および下限8を有するエレ
ベーター昇降路4を備えた高層建築物2が示されており、その間には、壁構造体
10が伸長している。この建築物の各階では、壁構造体10の昇降路開口部12
があり、これは、可動性昇降路ドアアセンブリ16により閉鎖可能な昇降路入口
14を規定している。エレベーター箱18は、この建築物の階間の垂直移移動の
ために、昇降路4で移動可能に支持されている。エレベーター箱18が、ある階
のエレベーターロビー床20に隣接しており、そして昇降路入口14と直接隣接
しているとき、昇降路ドアアセンブリ16は、通常の連動システムにより開放位
置へと移動されて、エレベーターに乗っている人は、この昇降路入口を通って、
このエレベーター箱に出入りできるようになる。エレベーター箱18がエレベー
ターロビー床20に隣接していないとき(例えば、階間を移動中)、昇降路ドア
アセンブリ16は、閉鎖位置にとどまり、そして昇降路4へのアクセスが阻止さ
れる。
【0012】 図2で最もよく分かるように、昇降路ドアアセンブリ16は、通常の支持レー
ル30およびドア支持部材34により移動可能に支持されて、この昇降路ドアア
センブリの縁部と壁構造体10との間で、複数の空間または隙間を規定している
。昇降路ドアシール構造体22は、各昇降路入口14に隣接しており、そして建
築物2(図1)で火災が発生した場合に、煙、気体および水が昇降路4内へと移
動するのを阻止するために、また、煙および気体がこの昇降路から移動するのを
防止するために、昇降路開口部12の回りにて、昇降路ドアアセンブリ16と壁
構造体10との間でシールを設けるように、配置されている。選択された昇降路
ドア設計で使用される複数のドアシール構造体は、同時係属中の米国特許出願第
08/423,958号(これは、1996年4月18日に出願され、「Hoi
stway Door Seal Structure」の表題である)で開示
されており、その内容は、本明細書中で参考として援用されている。
【0013】 昇降路ドアシール構造体22は、この昇降路ドアアセンブリが閉鎖位置にある
とき、昇降路ドアアセンブリ16と壁構造体10との間の空間または隙間を係合
可能に密封して、昇降路開口部12を通る空気の流れを限定する。昇降路ドアシ
ール構造体22は、シール(これは、以下でさらに詳細に述べる)を包含し、こ
れは、温度に耐性のある成形材料または他の材料(例えば、軽量金属、シリコー
ン、または金属製ブラシ)から構成されており、これらは、昇降路ドアアセンブ
リ16がそれとの係合へと移動するとき、僅かに圧縮でき、実質的にエレベータ
ー昇降路開口部12の周囲の回りにて、この昇降路ドアアセンブリと壁構造体1
0との間で、効果的なシールを作成するが、複数の昇降路ドアを有する代替実施
態様の昇降路ドアシール構造体22では、これらの昇降路ドアの合流縁部に隣接
して、シールが設けられ、このシールは、内部および外部ドアパネルの間のドア
間側方縁部に隣接していて、これらの昇降路ドアとドアパネルとの間の空間を密
封する。
【0014】 本明細書中で記述した実施態様は、火災が発生した場合に、煙および気体の流
れを阻止する昇降路ドアアセンブリ16の回りのシールに関して記述されている
ものの、これらのシールはまた、通常の建築物操作中などにて、この昇降路ドア
アセンブリとエレベーター昇降路4との間の空気などの流れを阻止するのに効果
的である。火災が発生した場合には、これらのシールはまた、火災のある階から
昇降路シャフトへの水の流れを制限するのに効果的であり、それにより、このエ
レベーター箱に乗っている人に対して、高い安全性レベルを与える。
【0015】 図2で最もよく分かるように、壁構造体10の昇降路入口14は、長方形の開
口部であり、これは、左側方三方枠24a、右側方三方枠24b、下枠32、お
よびこの下枠とは反対側の頭壁26のヘッド27により規定されている。昇降路
入口14に隣接した昇降路ドアシール構造体22は、昇降路ドアアセンブリ16
を包含し、これは、開放位置(これは、想像線で示されており、このエレベータ
ー昇降路へのアクセスを可能にする)と閉鎖位置(これは、実線で示されている
)との間で、略垂直面にて、この昇降路入口に対して側方に移動する。この閉鎖
位置では、昇降路ドアアセンブリ16は、実質的に、昇降路入口14を覆う。
【0016】 図示した実施態様では、昇降路ドアアセンブリ16は、一対の対向昇降路ドア
28aおよび28bを包含し、これらは、昇降路入口14に対して側方に移動可
能である。昇降路ドア28aおよび28bは、通常の連動機構により相互連絡さ
れており、その結果、この開放位置と閉鎖位置との間でのこれらの昇降路ドアの
側方移動は、同時進行するようにされる。この連動機構は、エレベーター箱18
(図1)の通常のエレベーター箱ドアアセンブリと係合するように、昇降路ドア
28aおよび28bと連結されて、それにより、これらの昇降路ドアおよびエレ
ベーター箱ドアアセンブリを開放または閉鎖位置へと同時に移動させて、このエ
レベーター箱からの進入または退出を可能にする。図示した実施態様は、一対の
対向昇降路ドア28aおよび28bを包含するものの、ドアアセンブリ16は、
他の構成(例えば、単一ドア構成、または以下で述べるように、複数のドアパネ
ルを備えた一対の対向ドアを有する構成)を有し得る。
【0017】 対向昇降路ドア28aおよび28bの対は、細長ドア支持部材30(これは、
昇降路入口14の上の略水平位置で、頭壁26にしっかりと取り付けられている
)により、昇降路入口14の外側に隣接して移動可能に支持されている。昇降路
ドア28aおよび28bの各々は、一対のドア支持体34(これは、これらの昇
降路ドアが開放および閉鎖位置間を移動するとき、このドア支持部材に沿って側
方に移動する)により、ドア支持部材30に移動可能に装着されている。
【0018】 複数のシール構造体36は、昇降路入口14の回りで、昇降路ドア28aおよ
び28bと壁構造体10との間に配置されている。シール構造体36は、これら
の昇降路ドアが閉鎖位置にあるとき、昇降路ドア28aおよび28bと壁構造体
10との間の空間を実質的に密封する。従って、シール構造体36は、火災が発
生した場合に、これらの空間を通る気体、煙および水の通過を制限する。昇降路
ドア28aおよび28bは、これらの昇降路ドアが部分的に閉じた位置から完全
に閉じた位置へと移動するにつれて、シール構造体36と密封可能に係合するよ
うに移動する。
【0019】 図2および3で最もよく分かるように、対向昇降路ドア28aおよび28bは
、エレベーター箱18に隣接して示されている。昇降路ドア28aおよび28b
は、開放位置(これは、想像線で示されており、エレベーター箱18へのアクセ
スを可能にする)と閉鎖位置(これは、実線で示されており、ここで、これらの
昇降路ドアは、実質的に、昇降路入口14を覆い、そしてこのエレベーター箱お
よび昇降路4へのアクセスを阻止する)との間で移動する。以下でさらに詳細に
述べるように、シール構造体36は、昇降路ドア28aおよび28bの横上端3
8(図2)と頭壁26のとの間、ならびにこれらの昇降路ドアの下端40と下枠
32との間に設けられている。シール構造体36はまた、昇降路ドア28aおよ
び28bの後縁42と、それぞれ、右および左三方枠壁24aおよび24bとの
間に設けられている。
【0020】 図4および5aで最もよく分かるように、昇降路ドアシール構造体22は、横
シール構造体46を包含し、これは、頭壁26にしっかりと取り付けられたほぼ
三角形の形状の壁取付部分47を有する。壁取付部分47は、一般に、水平に配
向されており、そして略U形の断面(図5a)を有し、これは、垂直第一脚部4
8(これは、頭壁26に留められている)、下部ウエブ50(これは、垂直脚部
48に装着されており、そして頭壁26から離れて伸長している)、および垂直
第二脚部52(これは、第一脚部から離れて間隔を空けて配置されており、そし
てこの頭壁に対して二方向で角度が付けられている)により、規定されている。
下部ウエブ50は、水平に伸長している縁部を有し、これは、昇降路入口14の
垂直中心線と整列された頂点53(図4)から離れた二方向で、外向きに伸長し
ている。下部ウエブ50の水平縁部は、この下部ウエブが頂点53から離れて伸
長するにつれて、段々と頭壁26に近づいて配置されている。
【0021】 横シール構造体46の第二脚部52は、左および右部分52aおよび52bを
有し、これらは、この水平縁部に装着されており、それに沿って伸長し、そして
頂点53にて、互いに接続されている。左および右部分52aおよび52bの各
々は、略垂直配向されたシール接合面52cを有し、これは、頭壁26から離れ
て面している。各左および右部分52aおよび52bのシール接合面52cのう
ち、頂点53に隣接している部分は、各個のシール接合面のうち、各個の左また
は右三方枠壁24aおよび24bの上に位置している側方外側部分よりも、頭壁
26から遠く間隔を空けて配置されている。従って、左および右部分52aおよ
び52bは、それぞれ、頂点53から外向きに、そして頭壁26の方へ内向きに
伸長している。
【0022】 横シール構造体46は、ドア取付部分49を有し、これは、昇降路ドア28a
および28bが閉鎖位置にあるとき、壁取付部分47に外向きに隣接している。
各ドア取付部分49は、水平脚部54(これは、各個の昇降路ドア28aおよび
28bの横上端38にしっかりと取り付けられている)、および垂直脚部56(
これは、この昇降路ドアの横端38から離れて上方に伸長している)を包含する
。水平脚部54は、実質的に三角形の形状を有し、この三角形の斜辺は、垂直脚
部56に接続されており、そして頭壁26に対して一定角度を成して、この垂直
脚部は、昇降路ドア28aおよび28bが閉鎖位置にあるとき、横シール構造体
の第二脚部52の各個の左および右部分52aおよび52bと実質的に平行とな
る。各ドア取付部分49の垂直脚部56は、その間で横空間58を設けるために
、各個の左および右部分52aおよび52bの第二脚部51から離れて間隔を空
けて配置されている。
【0023】 図5aで最もよく分かるように、各ドア取付部分49の垂直脚部56は、シー
ル係合面59を有し、これは、壁取付部分47のシール接合面52cに面してい
る。シール係合面59の各々には、細長横シール68が取り付けられ、それが取
り付けられたシール係合面59と対向シール接合面52cとの間に形成された横
空間58へと伸長しており、そして昇降路ドア28aおよび28bが完全に閉じ
た位置にあるとき、対向シール接合面52cと密封可能に係合している。昇降路
ドア28aおよび28bが部分的に閉じた位置にあるとき、細長横シール68は
、シール接合面52cとの係合から解かれている。
【0024】 昇降路ドア28aおよび28bが部分的に閉じた位置(図5aで示すような)
と開放位置との間で側方に移動するとき、横シール68は、壁取付部分47の対
向シール接合面52cとの係合が解かれたままであり、それにより、昇降路開口
部14に対するこの昇降路の側方移動との摩擦抵抗を最小にする。昇降路ドア2
8aおよび28bが閉鎖位置に向かって移動するとき、対向シール係合面59お
よびシール接合面52cは、実質的に平行なままであり、その間の距離は、これ
らの昇降路ドアが共に近づいて移動するにつれて、この対向シール係合面および
シール接合面の角度を付けた配向のために、小さくなる。昇降路ドア28aおよ
び28bが完全に閉じた位置へと移動するにつれて、細長横シール68は、対向
シール接合面52cに対して押し付けられ、それと密封可能に係合して、横空間
58を密封し、そこを通る煙および気体の移動を防止する。好ましい実施態様で
は、細長横シール68の各々は、温度に耐性のある弾力性成形材料から構成され
ており、これは、昇降路ドア28aおよび28bが完全に閉じた位置へと移動す
るとき、僅かに圧縮される。
【0025】 図5bで最もよく分かるように、横シール構造体46の代替実施態様は、壁取
付部分47のシール接合面52cに取り付けられた細長横シール68を有し、そ
して対向シール係合面59に向かって、横空間58へと伸長している。昇降路ド
ア28aおよび28bが完全に閉じた位置へと側方に移動するとき、ドア取付部
分49のシール係合面59は、対向横シール68と密封可能に係合するように押
し付けられて、横空間58を実質的に密封し、そこを通る煙および気体の移動を
防止する。
【0026】 図2および3で最もよく分かるように、昇降路ドア28aおよび28bの各々
は、後縁42を有し、これは、各個の昇降路ドアの横上端38と下端40(図2
)との間で伸長している。昇降路ドア28aおよび28bは、これらの昇降路ド
アが実線で示すように完全に閉じた位置にあるとき、後縁42と左および右三方
枠壁24aおよび24bとの間で後縁空間72が設けられるように、構成されて
いる。後縁42と各個の三方枠壁24aおよび24bとの間には、後縁シール構
造体74が設けられて、後縁空間72を満たし密封する。
【0027】 図6aで最もよく分かるように、後縁シール構造体74は、細長側方伸長部7
6を包含し、これは、昇降路ドア28aおよび28bの各々の後縁42に固定さ
れている。側方伸長部76は、各個のドアの後縁部分42の長さに沿って、伸長
している。側方伸長部76はまた、各個の三方枠壁24aおよび24bに向かっ
て、後縁空間72へと伸長している。後縁側方シール78は、各三方枠壁24a
および24bに装着され、そして各個の昇降路ドア28aおよび28bに向かっ
て、付随した側方伸長部76と重なり合った関係で、後縁空間72へと伸長して
いる。
【0028】 昇降路ドア28aおよび28bが部分的に閉じた位置(これは、想像線で示さ
れている)と開放位置との間で移動するとき、側方伸長部76は、各個の後縁側
方シール78とは係合せず、それにより、これらの昇降路ドアの側方移動に対す
る摩擦抵抗を最小にする。昇降路ドア28aおよび28bが実線で示すように完
全に閉じた位置へと移動するとき、側方伸長部76の各々は、後縁側方シール7
8に押し付けられて、それと密封可能に係合し、これらの昇降路ドアの高さに沿
って、後縁空間72を密封する。好ましい実施態様では、後縁側方シール78の
各々は、温度に耐性のある弾力性成形材料から構成されており、これは、昇降路
ドア28aおよび28bが完全に閉じた位置へと移動するとき、各個の側方伸長
部76により僅かに圧縮される。
【0029】 図6bで図示した代替実施態様では、後縁シール構造体74は、細長側方伸長
部80を包含し、これは、左および右三方枠壁24aおよび24bの各々に固定
されている。側方伸長部80は、各個の三方枠壁24aおよび24bから各個の
昇降路ドア28aおよび28bに向かって外側に突出している。側方伸長部80
の各々は、L形ブラケットであり、1個の脚部は、各個の三方枠壁24aおよび
24bに平行であり、そして第二の脚部は、この三方枠壁に垂直であり、そして
後縁空間72へと伸長している。細長後縁側方シール84は、各個の後縁42に
隣接した昇降路ドア28aおよび28bにしっかりと装着されている。後縁側方
シール84は、各個の三方枠壁24aおよび24bに向かって、後縁空間72へ
と伸長しており、そしてこの後縁側方シールは、付随した側方伸長部80の第二
脚部と重なり合った関係で、位置している。
【0030】 昇降路ドア28aおよび28bが部分的に閉じた位置(これは、想像線で示さ
れている)と開放位置との間で移動するとき、後縁側方シール84は、これらの
昇降路ドアの側方運動に対する摩擦抵抗を最小にするために、細長側方伸長部8
0との係合から解かれる。昇降路ドア28aおよび28bが完全に閉じた位置へ
と移動するとき、後縁側方シール84は、側方伸長部80の第二脚部に押し付け
られて、それと密封可能に係合し、それにより、後縁空間72を密封して、例え
ば、火災などが発生した場合に、そこを通る煙、気体および水の流れを限定する
。この代替実施態様の側方伸長部80は、L形状部材として図示されているもの
の、他の代替実施態様の側方伸長部は、ブレード構造体であり、それに対して、
後縁側方シール84は、密封可能に押し付けられて、後縁空間72を密封する。
【0031】 図2および7aで最もよく分かるように、昇降路ドア28aおよび28bの各
々は、合流縁部37を有し、これは、この昇降路ドアの横上端38(図2)と下
端40(図2)との間で伸長している。昇降路ドア28aおよび28bは、これ
らの昇降路ドアが実線で示すように完全に閉じた位置にあるとき、昇降路ドア2
8aおよび28bの合流縁部37の間にて、合流縁部空間44が設けられるよう
に、構成される。これらの昇降路ドアが閉鎖位置にあるとき、合流縁部空間44
を密封するために、各昇降路ドア28aおよび28bの合流縁部37間には、合
流縁部シール構造体46(図7a)が設けられる。好ましい実施態様では、この
合流縁部シール構造体46がその昇降路ドアと共に移動するように、一方の昇降
路ドア28aの合流縁部37に装着されている。合流縁部シール構造体46は、
細長シール86を有し、これは、他方の昇降路ドア28bに向かって伸長してお
り、これらの昇降路ドアが完全に閉じた位置にあるとき、この他の昇降路ドアの
合流縁部37と密封可能に係合するような大きさにされている。
【0032】 代替実施態様では、図7bで最もよく分かるように、合流縁部シール構造体4
6は、細長シール87aおよび87bを包含し、これらは、それぞれ、昇降路ド
ア28aおよび28bの先導縁部37の各個に取り付けられている。細長シール
87aおよび87bは、それぞれ、その各個の昇降路ドアと共に移動する。シー
ル87aおよび87bは、昇降路ドア28aおよび28bが完全に閉じた位置に
あるとき、合流縁部空間44へと伸長して互いに密封可能に係合するような形状
および大きさにされ、それにより、これらの合流縁部空間を密封する。
【0033】 図2を参照すると、各昇降路ドア28aおよび28bの下端40は、選択した
距離で、下枠32の上に位置しており、これは、これらの昇降路ドアとこの下枠
との間で、下枠空間86を規定する。図8aで最もよく分かるように、各昇降路
ドア28aおよび28bの下端40に沿って、下枠シール構造体88が設けられ
ており、これらの昇降路ドアが完全に閉じた位置にあるとき、下枠空間86を密
封する。下枠シール構造体88は、略T形状の下端プレート90を有し、これは
、水平脚部92(これは、各個の昇降路ドア28aおよび28bの下端40に装
着されている)、および垂直脚部94(これは、水平脚部92から、下枠空間8
6へと下方に伸長している)を有する。踏面98は、下枠32に装着されており
、そして案内溝部100を有し、これは、これらの昇降路ドアが開放位置と閉鎖
位置との間で側方に移動するとき、垂直脚部94の少なくとも下方末端部分を移
動可能に受容する。
【0034】 図8bで最もよく分かるように、垂直脚部94は、角度面96(これは、昇降
路ドア28aおよび28bの後縁42から、この昇降路ドアの先導面に向かって
収束している)を備えた楔形の断面を有する。案内溝部100は、整合角度面1
02(これは、垂直脚部の角度面96の角度に実質的に対応する角度で、この昇
降路入口の中心に向かって収束している)を備えた対応する楔形断面を有する。
案内溝部100は、昇降路ドア28aおよび28bが、図8aおよび8bで図示
しているように、部分的に閉じた位置にあるとき、垂直脚部の角度面96と案内
溝部の整合角度面102との間で下枠溝部空間104を設けるような形状および
大きさにされている。細長下枠シール106は、下枠溝部空間104内に位置し
ており、垂直脚部の角度面96に向かって、その側面上の整合角度面102に装
着されている。下枠シール106が配置されて、垂直脚部の角度面96は、各個
の昇降路ドア28aおよび28bが閉鎖位置にあるとき、この下枠シールと密封
可能に係合するように押し付けられて、それにより、下枠空間86を密封して、
そこを通る煙、気体および水の移動を防止する。
【0035】 図8cで最もよく分かるように、下枠シール構造体88の代替実施態様は、細
長下枠シール106を包含し、これは、下枠溝部空間104内に位置しており、
案内溝部100の整合角度面102に向かって、その側面上にて、垂直脚部の角
度面96に装着されている。従って、下枠シール106は、その開放位置と完全
に閉鎖した位置との間で、各個の昇降路ドア28aおよび28bと共に移動する
。昇降路ドア28aおよび28bが、開放位置と、図8cで図示した部分的に閉
鎖した位置との間で移動するとき、下枠シール106は、これらの昇降路ドアの
側方運動に対する摩擦抵抗を最小にするために、案内溝部100の整合角度面1
02との係合から解かれる。昇降路ドア28aおよび28bが完全に閉じた位置
にあるとき、下枠シール106は、案内溝部100の整合角度面102と密封可
能に係合するように押し付けられて、それにより、下枠空間86を密封する。
【0036】 図9で図示した本発明の代替実施態様では、単一昇降路ドア110は、上で述
べた様式で、一対のドア支持体34により、細長支持部材112上に移動可能に
支持される。単一昇降路ドア110は、開放位置(これは、想像線で示されてお
り、エレベーター箱18へのアクセスを可能にする)と完全に閉鎖した位置(こ
れは、実線で示されており、ここで、この昇降路ドアは、昇降路入口14を覆う
)との間で、移動する。細長ドア支持部材112は、昇降路入口14の上で、略
水平配向にて、ブラケット114で頭壁26に堅く固定されている。ドア支持部
材112は、上で記述したように、これらの昇降路ドアを昇降路入口14に対し
て水平に移動するように構成されている。昇降路ドア28aおよび28b(図示
せず)の1個について上で述べたのと実質的に類似の様式で、このドアの横端1
18と頭壁26との間、およびこのドアの下端とこの下枠(図示せず)との間に
て、シールが形成される。同様に、ドアの後縁122と左三方枠壁24aとの間
で、シールが形成される(これは、上で述べた後縁シール構造体74と類似して
いる)。
【0037】 単一昇降路ドア110は、先導縁部124を包含し、これは、右三方枠壁24
bから離れて外向きに位置していて、この昇降路ドアとこの三方枠壁との間で、
先導縁部側方空間126を規定する。先導縁部シール構造体128は、右三方枠
壁24bに取り付けられ、そしてこの昇降路ドアが閉鎖位置にあるとき、単一昇
降路ドア110の先導縁部124が密封可能な係合へと移動するように位置して
おり、それにより、先導側方空間126内にて、シールを形成する。
【0038】 図10aで最もよく分かるように、先導縁部シール構造体128は、細長先導
縁部側方伸長部130を有し、これは、L形断面を有し、ここで、この伸長部の
取付脚部132は、右三方枠壁24bにしっかりと留められている。先導縁部側
方伸長部130の係合脚部134は、右三方枠壁24bから離れて垂直に、また
、単一昇降路ドア110の先導縁部124と実質的に平行に伸長している。細長
先導縁部側方シール136は、側方伸長部130の長さに沿って、係合脚部13
4にしっかりと装着されている。細長先導縁部側方シール136は、この昇降路
ドアが実線で示すように完全に閉じた位置にあるとき、この昇降路ドアの先導縁
部124が、先導縁部側方シール136と密封可能に係合するように、昇降路ド
ア110の方に伸長している。従って、先導縁部側方シール136は、先導縁部
側方空間126を横切って伸長しており、そして側方伸長部130と昇降路ドア
110との間で、シールを形成する。
【0039】 好ましい実施態様では、係合脚部134は、実質的に剛性で刃状の部材であり
、そして先導縁部側方シール136は、温度に耐性のある弾性の成形材料であり
、これは、昇降路ドア110が閉鎖位置へと移動するとき、先導縁部124によ
り僅かに圧縮される。
【0040】 図10bで最もよく分かるように、先導縁部シール構造体128の代替実施態
様は、上で述べたように、右三方枠壁24bに取り付けられた先導縁部側方伸長
部130を有し、そして先導縁部側方シール138は、昇降路ドア110の先導
縁部124の長さにしっかりと装着されている。先導縁部側方シール138は、
先導縁部124から離れて、先導縁部側方伸長部130に向かって伸長している
。昇降路ドア110が実線で示すように完全に閉鎖した位置にあるとき、先導縁
部側方シール138は、先導縁部側方伸長部130の係合脚部134と密封可能
に係合するように押し付けられ、そして先導縁部側方空間126を密封する。
【0041】 本発明の代替実施態様は、図11で図示されており、ここで、昇降路ドアシー
ル構造体22は、対向左および右内側昇降路ドア140aおよび140b、なら
びに対向左および右外側昇降路ドア142aおよび142bを包含する。内側お
よび外側昇降路ドア140a、140b、142aおよび142bは、開放位置
(これは、想像線で示されており、エレベーター箱18へのアクセスを可能にす
る)と完全に閉鎖された位置(これは、実線で示されており、この場所では、こ
れらの内側および外側昇降路ドアは、実質的に、昇降路入口14を覆う)との間
で、共に移動する。
【0042】 内側昇降路ドア140aおよび140bは、細長内側ドア支持部材144(こ
れは、この昇降路入口の上で、略水平配向で、ブラケット146で頭壁26に堅
く固定されている)により、昇降路入口14に外側に隣接して支持されている。
外側対の昇降路ドア142aおよび142bは、細長外側ドア支持部材148(
これは、ブラケット150で内側細長ドア支持部材144に固定されている)に
より、内側昇降路ドア140aおよび140bに隣接して外向きに支持されてい
る。外側ドア支持部材148は、内側ドア支持部材144が頭壁26とこの外側
ドア支持部材との間にあるように、略水平配向で固定されている。内側昇降路ド
ア140aおよび140bの各々は、上で述べた一対のドア支持体34により、
内側ドア支持部材144上に移動可能に支持されている。
【0043】 図11で最もよく分かるように、内側昇降路ドア140aおよび140bの後
縁154と各個の三方枠壁24aおよび24bとの間には、後縁シール153が
設けられており、これは、上で述べた後縁シール構造体74と類似している。同
様に、上で述べたように、内側昇降路ドア140aおよび140bの下端ならび
に外側昇降路ドア142aおよび142bの下端と、下枠32との間には、下枠
シールが設けられている。上で述べたように、外側昇降路ドア142aおよび1
42bの合流縁部38間には、合流縁部シール構造体46が設けられている。
【0044】 左内側昇降路ドア140aは、左外側昇降路ドア142aから離れて外向きに
位置していて、この左内側昇降路ドアと左外側昇降路ドアとの間で、左ドア間側
方空間158aを規定している。右内側昇降路ドア140bは、右外側昇降路ド
ア142bから離れて外向きに位置していて、この右内側昇降路ドアと右外側昇
降路ドアとの間で、右ドア間側方空間158bを規定している。ドア間シール構
造体160は、これらの昇降路ドアが閉鎖位置にあるとき、ドア間側方空間15
8aおよび158bを密封するために、内側および外側昇降路ドア140a/1
42aおよび140b/142bの各対に装着されている。
【0045】 図12aで最もよく分かるように、ドア間シール構造体160は、細長ドア間
側方伸長部162を包含し、これは、このドア間側方伸長部が各個の昇降路ドア
の高さに沿って伸長するように、外側昇降路ドア142aおよび142bの各々
の後縁部分164に固定されている。ドア間側方伸長部162は、各個の内側昇
降路ドア140aおよび140bに向かって内向きに、各個のドア間側方空間1
58へと伸長している。細長ドア間側方シール166は、先導縁部168に隣接
した内側昇降路ドア140aおよび140bの各々に接続されて、このドア間側
方シールが、付随したドア間側方伸長部162と重なり合った関係で、各個のド
ア間側方空間158へと伸長するようにされる。
【0046】 内側および外側昇降路ドア140a、140b、142aおよび142bが部
分的に閉鎖した位置と開放位置(これは、想像線で示されている)との間で移動
するとき、ドア間側方伸長部162は、各個のドア間側方シール166との係合
から解かれて、それにより、内側および外側昇降路ドアの側方移動に対する摩擦
抵抗を最小にする。内側および外側昇降路ドア140a、140b、142aお
よび142bが図12aで実線で示すように完全に閉じた位置へと移動するとき
、ドア間側方伸長部162は、ドア間側方シール166に押し付けられて、それ
と密封可能に係合し、この昇降路ドアの高さに沿って、各個のドア間側方空間1
58を密封して、火災などが発生した場合に、ドア間側方空間158を通る気体
、煙または水の流れを阻止する。好ましい実施態様では、ドア間側方伸長部16
2は、実質的に剛性でブレード様の部材であり、そしてドア間側方シール166
は、温度に耐性のある成形弾力性材料であり、これは、内側および外側昇降路ド
ア140a、140b、142aおよび142bが閉鎖位置にあるとき、このド
ア間側方伸長部により、僅かに圧縮される。
【0047】 図12bで図示した代替実施態様では、ドア間側方シール構造体160は、細
長ドア間側方伸長部170を包含し、これは、左および右内側昇降路ドア140
aおよび140bの各々の先導縁部168に固定されており、そして各個の外側
昇降路ドア142aおよび142bに向かって外向きに突出している。細長ドア
間側方シール172は、後縁部分174の近くで、外側昇降路ドア142aおよ
び142bの各々にしっかりと装着されており、そして各個の内側昇降路ドア1
40aおよび140bに向かって、各個のドア間側方空間158へと伸長してい
る。ドア間側方シール172は、付随したドア間側方伸長部170と重なり合っ
た関係で、位置している。
【0048】 昇降路ドア140a、140b、142aおよび142bが、部分的に閉じた
位置と想像線で示した開放位置との間で移動するとき、ドア間側方シール172
は、ドア間側方伸長部170と係合していない。昇降路ドア140a、140b
、142aおよび142bが、実線で示した完全に閉じた位置にあるとき、ドア
間側方シール172は、ドア間側方伸長部170を押し付けてそれと密封可能に
係合し、そしてドア間側方空間158でシールを提供する。
【0049】 図13で最もよく分かるように、内側および外側昇降路ドア140a、140
b、142aおよび142bを有する実施態様は、各個の昇降路ドアと頭壁26
との間の横空間190を密封するために、横シール構造体176を包含する。横
シール構造体176は、壁取付部分178a、178b、179aおよび179
bを包含し、これらは、それぞれ、昇降路ドア140a、140b、142aお
よび142bの各々にて、各個のドア取付部分182a、182b、183aお
よび183bから離れて間隔を空けて配置されている。ドア取付部分182a、
182b、183aおよび183bの各々は、図4、5aおよび5bで図示した
実施態様に関して上で述べたドア取付シール部分49と実質的に同じ構成を有す
る。壁取付部分178aおよび178b(これは、内側昇降路ドア140aおよ
び140bにて、各個のドア取付部分182aおよび182bとシールを形成す
る)は、それぞれ、上述の壁取付部分47(これは、図4、図5aおよび5bで
図示したドア取付シール部分49の各個と係合する)の半分と実質的に類似の構
成を有する。従って、煙、気体および水は、内側昇降路ドア140aおよび14
0bが閉鎖位置にあるとき、横空間190を通らないようにされる。
【0050】 横ヘッドパネル174は、完全に閉じた位置にあるときの内側昇降路ドア14
0aおよび140b間の空間の上で、頭壁26に取り付けられている。外側昇降
路ドア142aおよび142bに対する横シール構造体176の壁取付部分17
9aおよび179bは、それらを頭壁26に取り付ける横ヘッドパネル174に
装着され、そしてこれらの壁取付部分は、共に一体的に接続されて、実質的に三
角形の形状を形成する。壁取付部分179aおよび179bの各々は、外側昇降
路ドア142aおよび142bが完全に閉じた位置にあるとき、各個のドア取付
シール部分183aおよび183bから離れて間隔を空けて配置されて、その間
で横空間190を規定する。
【0051】 図14aで最もよく分かるように、外側昇降路ドア142aおよび142bに
対する横シール構造体176の壁取付部分179aおよび179bは、二重L断
面形状を有し、最下部水平脚部178は、横ヘッドパネル174に装着され、そ
して上部垂直脚部180は、この横ヘッドパネルから離れて間隔を空けて配置さ
れている。各壁取付部分179aおよび179bの上部垂直脚部180は、頭壁
26に対して一定角度で配向されており、そこで、この上部垂直脚部は、昇降路
入口14の垂直中心線から離れて外向きに、この頭壁に向かって側方に伸長する
。上部垂直脚部180は、頭壁26から離れた位置で、互いに接続されており、
そして昇降路入口14の中心線と整列されている。
【0052】 各上部垂直脚部180は、シール接合面188を有し、これは、頭壁26から
離れて各個のドア取付部分183aおよび183bのシール係合面189にの方
に面している。シール接合面188は、各個のシール係合面189に平行であり
、そして頭壁26に対するこのシール接合面およびシール係合面の角度配向は、
このシール係合面と各個のシール接合面との間の距離が、昇降路ドア142aお
よび142bがその開放位置に向かって移動するにつれて、大きくなるように、
また、この昇降路ドアがその完全に閉じた位置へと移動するにつれて、小さくな
るようにされる。シール接合面188および各個のシール係合面189は、昇降
路ドア142aおよび142bが(図示しているような)完全に閉じた位置にあ
るとき、互いから間隔を空けて配置されて、その間で、横空間190を規定する
【0053】 細長横シール194は、各ドア取付部分183aおよび183bのシール係合
面188に装着され、そしてこの横シールは、各個のシール接合面188に向か
って、横空間190へと突出している。昇降路ドア142aおよび142bが部
分的に閉鎖された位置と開放位置との間で移動するとき、横シール194は、各
個のシール接合面188とは係合せず、それにより、これらの昇降路ドアの側方
移動に対する摩擦抵抗を最小にする。昇降路ドア142aおよび142bが完全
に閉鎖した位置にあるとき、横シール194は、各個のシール接合面188と密
封可能に係合するように押し付けられて障壁を提供し、これは、煙、気体および
水が横空間190を通るのを実質的に阻止する。好ましい実施態様では、細長横
シール194の各々は、温度に耐性のある弾力性成形材料から構成されており、
これは、昇降路ドア142aおよび142bが完全に閉じた位置へと移動すると
き、僅かに圧縮される。
【0054】 図14bで図示した代替実施態様では、横シール194は、各個の壁取付部分
179aおよび179bのシール接合面188に装着され、そしてドア取付部分
183aおよび183bの各個のシール係合面189に向かって突出しており、
そして昇降路ドア142aおよび142bが閉鎖位置にあるとき、各個の横空間
190を密封する。
【0055】 図15で最もよく分かるように、別の代替実施態様は、頭壁26と対向昇降路
ドア198aおよび198bの上部との間に設けられた横ブラシシール構造体2
00と共に図示されており、その開放位置では、想像線で示されており、その閉
鎖位置では、実線で示されている。図示した実施態様は、一対の対向昇降路ドア
を包含するものの、このドアアセンブリは、他の構成(例えば、単一ドア構成、
または上で述べたように、複数パネル対の対向ドアを有する構成)を有し得る。
昇降路ドア198aおよび198bの各々は、その開放位置と完全に閉鎖した位
置との間で、頭壁26に対して実質的に垂直な平面で側方移動するために、上で
述べたような一対のドア支持体34により、細長ドア支持部材30に移動可能に
装着されている。
【0056】 図16aで最もよく分かるように、横シール構造体200は、細長ドア支持部
材30の下で、頭壁26に取り付けられた壁取付部分201を有する。壁取付部
分201は、垂直脚部202(これは、頭壁26にしっかりと装着されている)
および角度付けされた脚部204(これは、およそ45度の角度で、頭壁26か
ら離れて下方へ外向きに突出している)を有する。壁取付部分201は、左側部
分および右側部分を有し、これらは、それぞれ、左および右三方枠壁24aおよ
び24b(図15)の各個に向かって、昇降路入口14の中心から側方に伸長し
ている。壁取付部分201の左および右側部分の各々の角度付けされた脚部20
4は、昇降路入口14の中心にて、頭壁26から離れて間隔を空けて配置され、
そして壁取付部分201が各個の左および右三方枠壁24aおよび24bに向か
って側方に伸長するにつれて、頭壁26に次第に近づいて位置しており、そして
角度付けされた脚部204は、(図16aで示すように)壁取付部分201の左
および右最大伸長部にて、この頭壁に近く位置している。従って、角度付けされ
た脚部204は、角度付けされたシーリング面205を提供し、これは、頭壁2
6に対して、二方向に角度を付けられている。
【0057】 横シール構造体200は、ドア取付部分206を有し、各々は、水平脚部20
8(これは、各個の昇降路ドア198aおよび198bの上部横縁部210にし
っかりと装着されている)、および角度付けされた脚部212(これは、この横
縁部から離れて、頭壁26に向かって、上方へ内向きに突出している)を備えて
いる。角度付けされた脚部212はまた、それに取り付けられた各個の昇降路ド
ア198aおよび198bの先導縁部に向かって、頭壁26からさらに遠く離れ
て位置しており、そしてドア取付部分206の角度付けされた脚部212が各個
の壁取付部分201の角度付けされた脚部204と実質的に平行になるように、
ドア取付部分206が外向きに側方に伸長するにつれて、この頭壁に次第に近づ
いて位置している。各ドア取付部分206の角度付けされた脚部212は、シー
リング面207を有し、これは、頭壁26に向かって下方へ面している。角度付
けされた脚部204および212の角度配向は、これらの角度脚部間の間隔が、
昇降路ドア198aおよび198bが完全に閉じた位置に向かって側方へと移動
するにつれて、小さくなるようにされる。
【0058】 角度付けされた脚部204および212は、昇降路ドア198aおよび198
bが完全に閉じた位置のとき、横空間214を提供するように位置している。剛
毛シール215は、剛毛キャリヤ216により、ドア取付部分206の各角度付
けされた脚部212のシーリング面207に密封可能に取り付けられ、そして剛
毛の列218が、この剛毛キャリヤから離れて伸長している。剛毛の列218の
剛毛は、昇降路ドア198aおよび198bが完全に閉じた位置に移動するとき
、これらの剛毛が各個の壁取付部分の角度付けされた脚部204の上向きで外向
きに面しているシーリング面205を掃いて密封可能に係合するような大きさに
した長さを有し、それにより、建築物の火災などが発生した場合に、横空間21
4を通る気体または煙の流れを阻止する。昇降路ドア198aおよび198bが
部分的に閉じた位置と開放位置との間で移動するとき、剛毛の列218は、これ
らの昇降路ドアの側方移動に対する摩擦抵抗を最小にするために、また、これら
の剛毛での摩耗を最小にするために、壁取付部分の角度付けされた脚部204の
シーリング面205との係合から解かれる。
【0059】 好ましい実施態様では、剛毛の列218および剛毛キャリヤ216は、高温(
例えば、建築物の火災で遭遇する温度)でこの剛毛シールの構造完全性を維持す
るように適合されている。従って、建築物の火災の際には、昇降路ドア198a
および198bと頭壁26との間で、シールが維持される。
【0060】 図16bで最もよく示されているように、横シール構造体200の代替実施態
様は、剛毛キャリヤ216を備える剛毛シール215と共に示されており、これ
は、壁取付部分の角度付けされた脚部204に密封可能に装着されており、そこ
から上向きに、剛毛の列218が伸長している。剛毛の列218は、昇降路ドア
198aおよび198bが閉鎖位置にあるとき、各個のドア部分の角度付けされ
た脚部212のシーリング面207に密封可能に係合し、そしてこの剛毛の列は
、この昇降路ドアが部分的に閉鎖した位置と開放位置との間で移動すると、係合
から解かれる。
【0061】 図15を参照すると、各昇降路ドア198aおよび198bの下端256は、
これらの昇降路ドアと下枠32との間で下枠空間86を規定する選択した距離で
、この下枠の上に配置されている。図17で最もよく分かるように、下部ドアシ
ール構造体258は、各昇降路ドア198aおよび198bの下端256にしっ
かりと装着されている。下部ドアシール構造体258は、剛毛シール259を有
し、これは、各昇降路ドア198aおよび198bの下端256に密封可能に装
着され剛毛キャリヤ260を有する。剛毛の内部および外部列262および26
4は、剛毛キャリヤ260に取り付けられ、そして互いから離れて間隔を空けて
配置されている。
【0062】 剛毛の列262および264は、下枠32に向かって下向きに伸長しており、
そして下枠32と密封可能に触れて、下枠空間86を密封し、火災が発生した場
合に、煙および気体がその間を通るのを実質的に制限する。好ましい実施態様で
は、剛毛の列262および264ならびに剛毛キャリヤ258は、高温(例えば
、建築物の火災で遭遇する温度)で、この剛毛シールの構造完全性を維持するよ
うに適合されている。好ましいブラシシール259は、ステンレス鋼剛毛を有し
、これは、昇降路ドア198aおよび198bが閉鎖位置へと移動すると、下枠
322に軽く触れて、それにより、これらの昇降路ドアの移動中にて、摩擦抵抗
を最小にする。
【0063】 本発明の昇降路ドアアセンブリ22は、種々のシール構造体を提供し、これら
は、火災などが発生したとき、煙、気体および水が昇降路14へとまたはそこか
ら移動するのを実質的に阻止するために、これらの昇降路ドアが完全に閉じた位
置にあるとき、これらの昇降路ドアおよび昇降路入口の回りの空間をシールする
。従って、昇降路14は、火災が発生した場合に、実質的に煙のない環境で維持
されて、それにより、そのエレベーター箱がこの昇降路を通って操作を継続でき
るようにして、一例として、火災発生階の上および下の階から、歩行できない人
(non−ambulatory persons)を避難させる。昇降路14
は、シールが破れるまで、煙のない状態でとどまる。これらの昇降路ドアおよび
昇降路入口の回りのシール構造体はまた、この昇降路内の煙または気体が、この
昇降路入口を通って建築物内の火災発生階の上および下の階に入るのを実質的に
阻止する。従って、火災発生階から離れた建築物階のエレベーターロビーは、実
質的に煙およびガスのない状態でとどまる。この建築物の床におけるこの煙およ
びガスのないエレベーターロビーは、避難援助領域を提供し、ここで、人々は、
消防隊が救助するまで、またはエレベーターが正常な作動に戻るまで、待つこと
ができる。
【0064】 本明細書中で開示された本発明の昇降路ドアシール構造体の多数の変更および
異形は、この開示を考慮して、当業者に想起される。従って、これらの変更およ
び異形、およびそれらの均等物は、上記特許請求の範囲により規定された本発明
の精神および範囲内にあって、実行され得ることが理解できる。
【図面の簡単な説明】
本発明は、その多くの付随の長所および利点と共に、以下の図面を参照して、
その好ましい実施態様の詳細な説明を読むことにより、さらによく理解できるよ
うになる。
【図1】 図1は、高層建築物の断面図であり、これは、本発明に従ってエレベーター昇
降路ドアシール構造体の1実施態様を備えたエレベーターシステムを示し、昇降
路ドアシール構造体は、エレベーターロビーに隣接した各階にて、昇降路入口と
共に示されている。
【図2】 図2は、図1のエレベーター昇降路シール構造体の拡大側面立面図であり、対
向昇降路ドア配置は、その昇降路入口の上の支持部材から支持されて示されてお
り、その昇降路ドアは、閉鎖位置では実線で示され、そして開放位置では想像線
で示されている。
【図3】 図3は、図1の昇降路入口の拡大平面図であり、二重昇降路ドア配置は、開放
位置では想像線で示され、そして閉鎖位置では実線で示されている。
【図4】 図4は、これらの昇降路ドアの横端の拡大概略平面図であり、これは、角度付
けされた横シール構造体を示している;ドア支持部材および支持トラックは、明
瞭にする目的のために、示していない。
【図5a】 図5aは、図2の線5a,b−5a,bに実質的に沿って取り出した拡大断面
図であり、これは、横シール構造体を示している;ドア支持トラックは、明瞭に
する目的のために、示していない。
【図5b】 図5bは、図2の線5a,b−5a,bに実質的に沿って取り出した拡大断面
図であり、これは、この横シール構造体の代替実施態様を示している;ドア支持
トラックは、明瞭にする目的のために、示していない。
【図6a】 図6aは、図2の線6a,b−6a,bに実質的に沿って取り出した拡大断面
図であり、後縁シール構造体は、その昇降路ドアが部分的に閉じた位置にある密
封していない位置では想像線で示され、そしてこの昇降路ドアが閉鎖位置にある
密封した位置では実線で示されている。
【図6b】 図6bは、図2の線6a,b−6a,bに実質的に沿って取り出した拡大断面
図であり、これは、この後縁シール構造体の代替実施態様を示しており、この後
縁シール構造体は、その昇降路ドアが部分的に閉じた位置にある密封していない
位置では想像線で示され、そしてこの昇降路ドアが閉鎖位置にある密封した位置
では実線で示されている。
【図7a】 図7aは、図2の線7a,b−7a,bに実質的に沿って取り出した拡大断面
図であり、これは、その対向昇降路ドア間の合流縁部シール構造体を示しており
、この合流縁部シール構造体は、その昇降路ドアが部分的に閉じた位置にある密
封していない位置では想像線で示され、そしてこの昇降路ドアが閉鎖位置にある
密封した位置では実線で示されている。
【図7b】 図7bは、図2の線7a,b−7a,bに実質的に沿って取り出した拡大断面
図であり、これは、合流縁部シール構造体の代替実施態様を示しており、この合
流縁部シール構造体は、その昇降路ドアが部分的に閉じた位置にある密封してい
ない位置では想像線で示され、そしてこの昇降路ドアが閉鎖位置にある密封した
位置では実線で示されている。
【図8a】 図8aは、図2の線8a,c−8a,cに実質的に沿って取り出した拡大断面
図であり、これは、下枠シール構造体を示している。
【図8b】 図8bは、図2の線8b−8bに実質的に沿って取り出した拡大断面図であり
、これは、この下枠シール構造体を示している。
【図8c】 図8cは、図2の線8a,c−8a,cに実質的に沿って取り出した拡大断面
図であり、これは、下枠シール構造体の代替実施態様を示している。
【図9】 図9は、図1の昇降路入口の拡大平面図であり、これは、支持部材により移動
可能に支持された単一昇降路ドアで実質的に覆われ、この昇降路ドアは、開放位
置では想像線で示され、そして閉鎖位置では実線で示されている。
【図10a】 図10aは、図9の細部10a,bで実質的に取り出した拡大平面図であり、
これは、この単一昇降路ドアの先導縁部シール構造体を示し、この昇降路ドアは
、部分的に閉鎖した位置では想像線で示され、そして閉鎖位置では実線で示され
ている。
【図10b】 図10bは、図9の細部10a,bで実質的に取り出した拡大断面図であり、
これは、先導縁部シール構造体の代替実施態様を示し、この昇降路ドアは、部分
的に閉鎖した位置では想像線で示され、そして閉鎖位置では実線で示されている
【図11】 図11は、図1の昇降路入口の拡大平面図であり、これは、支持部材により移
動可能に支持された一対の対向昇降路ドアアセンブリで実質的に覆われ、この昇
降路ドアアセンブリは、開放位置では想像線で示され、そして閉鎖位置では実線
で示されている。
【図12a】 図12aは、図11の細部12a,bで実質的に取り出した拡大詳細図であり
、これは、一対の対向昇降路ドアパネル間のドア間縁部シール構造体を示してお
り、このドア間縁部シール構造体は、その昇降路ドアパネルが部分的に閉じた位
置にある密封していない位置では想像線で示され、そしてこの昇降路ドアパネル
が閉鎖位置にある密封した位置では実線で示されている。
【図12b】 図12bは、図11の細部12a,bで実質的に取り出した拡大詳細図であり
、これは、一対の対向昇降路ドアパネル間のドア間縁部シール構造体の代替実施
態様を示しており、このドア間縁部シール構造体は、その昇降路ドアパネルが部
分的に閉じた位置にある密封していない位置では想像線で示され、そしてこの昇
降路ドアパネルが閉鎖位置にある密封した位置では実線で示されている。
【図13】 図13は、図10の一対の対向昇降路ドアパネルの横端の拡大部分平面図であ
り、これは、角度付けされた横シール構造体を示している。
【図14a】 図14aは、図13の線14a,b−14a,bに沿って実質的に取り出した
拡大断面図であり、これは、一対の対向昇降路ドアパネルおよびその横端を示し
ている。
【図14b】 図14bは、図13の線14a,b−14a,bに沿って実質的に取り出した
拡大断面図であり、これは、この横シール構造体の代替実施態様を備えた一対の
対向昇降路ドアパネルを示している。
【図15】 図15は、図1のエレベーター昇降路シール構造体の代替実施態様の拡大側面
立面図であり、対向昇降路ドア配置は、その昇降路ドアの上で支持部材により支
持されて示されており、これらの昇降路ドアは、閉鎖位置では実線で示されてお
り、そして開放位置では想像線で示されている。
【図16a】 図16aは、図15の線16a,b−16a,bに実質的に沿って取り出した
拡大断面図であり、これは、この横シール構造体の代替実施態様を示している;
ドア支持トラックは、明瞭にする目的のために、示していない。
【図16b】 図16bは、図15の線16a,b−16a,bに実質的に沿って取り出した
拡大断面図であり、これは、この横シール構造体の別の代替実施態様を示してい
る;ドア支持トラックは、明瞭にする目的のために、示していない。
【図17】 図17は、図15の線17−17に実質的に沿って取り出した拡大断面図であ
り、これは、下枠シール構造体を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路ドアシール構造体であって、該昇降路ドアシール構造
    体は、昇降路へのまたはそこからの空気の流れを限定するためにあり、そして以
    下: 壁構造体であって、その中に昇降路入口を規定する開口部を有する、壁構造体
    ; 昇降路ドアであって、完全に閉じた位置にあるとき、該昇降路入口を実質的に
    覆うような大きさにされ、また、完全に開いた位置にあるとき、該昇降路入口を
    通って該昇降路へのアクセスを可能にするような大きさにされている、昇降路ド
    ア; 細長ドア支持部材であって、略水平配向で配置されており、そして該壁構造体
    に接続されている、細長ドア支持部材; ドア支持装置であって、該昇降路ドアに接続されており、そして該昇降路ドア
    が該完全に開いた位置と該完全に閉じた位置との間で側方方向に実質的な平面運
    動をするように、該昇降路ドアを支持するために、該細長ドア支持部材により移
    動可能に支持されており、該完全に閉じた位置にあるとき、該昇降路ドアと該壁
    構造体との間には、空間が設けられている、ドア支持装置;および シール構造体であって、該シール構造体は、該昇降路ドアが該完全に閉じた位
    置にあるとき、該昇降路ドアと該壁構造体との間の該空間に配置されており、該
    細長ドア支持部材は、該昇降路ドアが該完全に閉じた位置へとまたはそこから移
    動するにつれて、部分的に閉じた位置と該完全に閉じた位置との間で、該シール
    構造体に対して選択した方向で、移動経路に沿って移動するために、該昇降路ド
    アを案内するように適合されており、該シール構造体は、ドア取付部分、壁取付
    部分およびシールを有し、該ドア取付部分は、該壁構造体に対して選択した角度
    で配置されたシール係合面を備えており、壁取付部分は、該シール係合面と実質
    的に平行に配置された角度付けされたシール接合面を有し、そして該シールは、
    該シール接合面および該シール係合面の一方に装着されており、そして該シール
    接合面および該シール係合面の他方と密封可能に係合して、該昇降路ドアが該完
    全に閉じた位置へと移動するとき、該昇降路ドアと該壁構造体との間の該空間を
    密封して、該昇降路入口を通る煙の流れを限定し、該シールは、該シール接合面
    および該シール係合面の他方から離れて間隔を空けて配置されており、そして該
    昇降路ドアを該部分的に閉じた位置へと移動したとき、それとの係合から解かれ
    る、シール構造体、 を包含する、昇降路ドアシール構造体。
  2. 【請求項2】 前記シールが、前記ドア取付部分の前記シール係合面に取り
    付けられている、請求項1に記載の昇降路ドアシール構造体。
  3. 【請求項3】 前記シールが、ブラシシールである、請求項1に記載の昇降
    路ドアシール構造体。
  4. 【請求項4】 前記昇降路ドアが、一対の対向昇降路ドア部分を包含する、
    請求項1に記載の昇降路ドアシール構造体。
  5. 【請求項5】 前記シール構造体が、横シール構造体であり、該横シール構
    造体が、前記昇降路ドアの上部に装着され、そして前記壁構造体のうち前記昇降
    路入口の上の部分に装着されている、請求項1に記載の昇降路ドアシール構造体
  6. 【請求項6】 昇降路ドアシール構造体であって、該昇降路ドアシール構造
    体は、昇降路へのまたはそこからの流体の流れを限定して、火災が発生した場合
    に、該昇降路へのまたはそこからの煙および水の通路を制限するためにあり、そ
    して以下: 壁構造体であって、その中に昇降路入口を規定する開口部を有し、該昇降路入
    口は、頭壁、一対の側方三方枠および下枠を有する、壁構造体; 一対の対向昇降路ドアであって、完全に閉じた位置にあるとき、該昇降路入口
    を実質的に覆うような大きさにされ、また、完全に開いた位置にあるとき、該昇
    降路入口を通って該昇降路へのアクセスを可能にするような大きさにされており
    、該昇降路ドアの各々は、側方部分、合流縁部、上部および下部を有する、昇降
    路ドア; ドア支持レールであって、該ドア支持レールは、略水平配向で配置されており
    、そして該壁構造体に接続されており、ローラー支持面を有する、ドア支持レー
    ル; 各ドアに接続された少なくとも1個のドア支持トラックであって、各ドア支持
    トラックは、該対向昇降路ドアの各個が該完全に開いた位置と該完全に閉じた位
    置との間で実質的に側方方向に実質的な平面運動を許容しつつ、該昇降路ドアの
    該各個を支持するために、該支持レールの該ローラー支持面と係合する支持ロー
    ラーを有し、ここで、該完全に閉じた位置にあるとき、該昇降路ドアは、下枠空
    間を規定するように、該下枠から間隔を空けて配置されており、横空間を規定す
    るように、該頭壁から間隔を空けて配置されており、そして側方空間を規定する
    ように、該側方三方枠から間隔を空けて配置されており、該昇降路ドアの該合流
    縁部は、合流縁部空間を規定するように、互いから間隔を空けて配置されている
    、支持トラック; 細長側方伸長部であって、各昇降路ドアの側方部分から該壁構造体に向かって
    伸長している、細長側方伸長部; 側方シールであって、該側方シールは、該昇降路ドアから伸長している該側方
    伸長部の各個と重なり合う関係で、該壁構造体から該昇降路ドアに向かって伸長
    して、該側方伸長部の該各個と密封可能に係合し、該昇降路ドアが該完全に閉じ
    た位置にあるとき、該側方空間を密封する、側方シール; 細長シールであって、該細長シールは、該昇降路ドアの一方の該合流縁部に接
    続されており、該昇降路ドアが該完全に閉じた位置にあるとき、他方のドアの該
    合流縁部と密封可能に係合して、該合流縁部空間を密封するような大きさにされ
    ている、細長シール; 細長横伸長部であって、該横伸長部は、各昇降路ドアの該上部から該壁構造体
    に向かって伸長しており、該横伸長部の各々は、第一および第二末端およびそれ
    らの間で伸長しているシーリング面を有し、該第一末端は、該頭壁から、第一距
    離で間隔を空けて配置されており、そして該第二末端は、該頭壁から、該第一距
    離とは異なる第二距離で間隔を空けて配置されており、これによって、該シーリ
    ング面は、該頭壁に対して一定角度をなす、横伸長部; 細長横接合構造体であって、該頭壁から該横伸長部に向かって伸長しており、
    該横接合構造体の各々は、各個の横伸長部のシーリング面と実質的に平行なシー
    ル接合面を有する、横接合構造体;および 細長シールであって、該細長シールは、該シール接合面および該シーリング面
    の一方に接続されており、該ドア支持レールの該ローラー支持面は、該昇降路ド
    アが該完全に閉じた位置へとまたはそこから移動するにつれて、部分的に閉じた
    位置と該完全に閉じた位置との間で、該横接合構造体に対して選択した方向で、
    移動経路に沿って移動するように該昇降路ドアを案内する案内部分を有し、該シ
    ールは、該横伸長部の該シーリング面および該横接合構造体の該シール接合面と
    密封可能な係合状態にあって、該昇降路ドアが該完全に閉じた位置へと移動する
    とき、該横空間を密封し、そして該横伸長部の該シーリング面は、該横接合構造
    体の該シール接合面から離れて間隔を空けて配置されているが、該シールは、該
    昇降路ドアが該部分的に閉じた位置へと移動するとき、該シール接合面および該
    シーリング面の他方との係合から解かれる、細長シール、 を包含する、昇降路ドアシール構造体。
  7. 【請求項7】 前記案内部分が前記横シールに対して前記昇降路ドアを案内
    する前記移動経路が、前記昇降路ドアの前記実質的な平面運動の前記側方方向に
    対して横に配向されている、請求項6に記載の昇降路ドアシール構造体。
  8. 【請求項8】 前記シールが、前記横伸長部の前記シーリング面に取り付け
    られている、請求項6に記載の昇降路ドアシール構造体。
  9. 【請求項9】 前記シールが、剛毛シールである、請求項6に記載の昇降路
    ドアシール構造体。
  10. 【請求項10】 さらに、下枠シールを包含し、該下枠シールが、各昇降路
    ドアの前記下部に装着されており、前記下枠が、シール係合面を有し、該下枠シ
    ールが、前記頭壁に対して選択した角度で該シール係合面と実質的に平行に配置
    されたシーリング面を有し、該シーリング面が、該昇降路ドアが前記完全に閉じ
    た位置へと移動するとき、該下枠の該シール係合面との密封可能な係合へと移動
    され、そして該昇降路ドアが前記部分的に閉じた位置へと移動するとき、該シー
    リング面が、該シール係合面との係合から解かれる、請求項6に記載の昇降路ド
    アシール構造体。
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