JP2000302361A - 耐火エレベータシャフトドア - Google Patents

耐火エレベータシャフトドア

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JP2000302361A
JP2000302361A JP2000092644A JP2000092644A JP2000302361A JP 2000302361 A JP2000302361 A JP 2000302361A JP 2000092644 A JP2000092644 A JP 2000092644A JP 2000092644 A JP2000092644 A JP 2000092644A JP 2000302361 A JP2000302361 A JP 2000302361A
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door
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Didier Guillaume
デイデイエ・ギヨーム
Serge Thillot
セルジユ・チヨ
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Inventio AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より単純で、省面積であり、コスト最適化さ
れ、火災の場合に、熱絶縁と安定性に関して規則で必要
とされる特性を有しているシャフトドアを提供する。 【解決手段】 絶縁材ハウジングは、閉鎖端部の領域に
通過シケインを持ち、閉じられた状態で、ドアフレーム
と協働して炎とガスの通路に対する付加的な迷路状の障
害物36を形成するように構成されている。シャフトド
ア1が全体的に平坦な構成により、使用可能なシャフト
断面積の最小の損失で、シャフト壁3に対して簡単なフ
ランジ取り付けによりドアを合理的な方法で取り付ける
ことが可能となる。広いドアフレームにより、大きな構
成許容値を補償でき、また、適切な取り付け要素によ
り、全ての方向でのシャフトドアのアライメントと、大
きな構成許容値に対応した範囲でのアライメントが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータシャフ
ト用の耐火シャフトドアに関する。
【0002】
【従来の技術】シャフトドアは、閉鎖状態において、エ
レベータシャフトへの落下に抗する安全装置を形成す
る。ケージがシャフトドアの背後にある場合、シャフト
ドアは、いわゆるエントレーナとしてケージに取り付け
られたドア駆動装置によって、ロックを解除され、ケー
ジのドアと同時に開かれる。2つのドアの開放状態にお
いて、階からケージへの出入りがエレベータの乗客に可
能である。ドアは次いで自動的に閉じられ、シャフトド
アがエレベータのケージの昇降開始前にロックされる。
【0003】落下に抗する安全性の機能に加え、エレベ
ータのシャフトドアには、エレベータシャフトによる建
物の火災の広がりを防ぎ、また燃焼ガスの循環を最小と
することがしばしば求められる。エレベータシャフトド
アの火災保護特性、ならびに特定の構造に対し火災保護
認証を得るのに必要な火災テストを遂行することに関す
る規則が、ほとんどの国で存在している。本質的に、あ
る時間間隔の火災の作用によって生じる剛性の低下、変
形、および最大ギャップ幅に関し、火災保護ドアの限度
が規定されている。階の側とシャフトドアのシャフト側
との間の最小温度勾配も、通常規定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ダブ
ルパネル水平スライドドアの形の、耐火エレベータシャ
フトドアである。このようなドアは、主としてシャフト
ドアフレームと、そこで水平に変位可能な2つのドアパ
ネルとからなっている。シャフトドアフレームのトラン
サムには、頂部のドアパネルに取り付けられたドアパネ
ルガイドローラ用のガイドトラックを形成する、水平プ
ロファイルレールが取り付けられている。ドアパネルの
下端は、ガイドシューによりドア敷居のガイド溝に案内
される。ドアフレームとドアパネルは、特定の目的に合
わせ、適当な場所に熱絶縁材が装備されて、通常剛性に
構成されている。ドアパネルとドアフレームの間、なら
びに2つのドアパネル閉鎖縁部の間のギャップは、機械
的機能と製造許容値に必要とされ、関連する規則でも規
定される最小幅に限定されるべきである。
【0005】このようなシャフトドアは、EP−054
8486B1から知られている。この文献で説明されて
いるシャフトドアの場合、ドアパネルは、熱絶縁層に加
えて、シャフト側に、垂直に通ることのできるキャビテ
ィを含んでいる。廊下側の火災の場合、キャビティ内の
空気が加熱され上がり、より冷たいシャフトの空気が常
に続いて流れる。廊下側のシャフトドア壁とシャフト側
のシャフトドア壁間の、幾つかの国の規則で必要とされ
る温度勾配が、これによって達成される。
【0006】上述の構造は、幾つかの重大な欠点を示し
ている。先ず、シャフト側の火災の場合、例えば、しば
しば広いケージ機器の火災の場合、上述の冷却方法は存
在しない。第2に、上述の方法の使用は、付加的な冷却
チャネルのため、ドアパネルの厚さをかなり増やさなけ
ればならないという結果を有する。これは、必要な輸送
容量によって与えられるケージの寸法について、高層建
物の場合に、使用可能な面積のかなりの損失という結果
を有する、より大きいシャフト寸法を意味する。第3
に、これらの冷却チャネルの生産により、かなりの付加
コストがかかる。30枚までのこのようなシャフトドア
が高層建物に必要なため、これらの付加コストは、エレ
ベータの全体的なコストに多大の影響を及ぼす。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の欠点を
含んでいないシャフトドアの構造からなっており、より
単純で、より省面積であり、よりコスト最適化された実
行であっても、火災の場合に、熱絶縁と安定性に関して
規則で必要とされる特性を有している。
【0008】本発明によれば、これは次のように達成さ
れる。高効率の熱絶縁材を含む、好ましくは薄鋼板の平
坦なハウジングが、非耐火の標準ドアパネルにフランジ
取り付けされているという点で、ドアパネルの耐火性と
相対的な平坦性が、本質的にもたらされる。現在の使い
方の最適な結果、すなわち、規則による熱絶縁の最低層
厚が、無機酸化物の混合物から作られる微孔性の繊維強
化絶縁材マットにより広範囲のテストでもたらされる。
この新規の絶縁材の主要成分は、高分散シリカであり、
これは直径5ないし30nmの中空ボールからなる、微
孔性構造の形をしている。この材料を使うことによっ
て、従来の絶縁材に比較して、同じ絶縁効果について約
4分の1の層厚減少を可能とし、この減少は、熱絶縁材
ハウジングの、それ故シャフトドア全体の平坦性に直接
的な影響を及ぼす。
【0009】本発明による耐火シャフトドアの他の実質
的な利点は、それが、標準シャフトドアの非耐火ドアパ
ネルへの取はずし可能な接続要素による、熱絶縁材ハウ
ジングのフランジ取り付けによって生じるという点に見
られる。その場合、面熱絶縁が絶縁材ハウジングにより
導入されるだけでなく、これらのハウジングが、ドアの
閉められた時に、閉じるドア縁部の領域に、炎とガスの
通過に対する相互に重なる形のシケインを形成すること
に特に留意されたい。同じ目的で、それらの適切に形成
された後方の垂直縁部は、ドアフレームポストととも
に、他の迷路(ラビリンス)状の通過障害物を作り出
す。それ故、標準のシャフトドアは、特別な絶縁材ハウ
ジングを取り付けることにより、充分に耐火シャフトド
アに変わる。このシャフトドアシステムの結果として生
じるモジュール性は、生産およびロジステックスにおい
てかなりの単純化と節約の効果を有する。
【0010】熱絶縁材は、2層(マット)で絶縁材ハウ
ジングへ挿入される。一方において、これは絶縁材ハウ
ジングのキャビティが、層のそれぞれについて最小の労
力で、閉鎖縁部の重なりの領域に充填できるという利点
を有している。他方において、この構造により、大きな
表面のドア領域の場合に、第1の層の分離線が連続ギャ
ップを避けるために第2の層の分離線に関しオフセット
されるように、マルチピース熱絶縁層の配置が可能にな
る。
【0011】絶縁材ハウジングの火災に露出した表面と
標準ドアパネルの間の熱橋を避け、シャフトドアの耐火
性を更に増すため、ハウジングとドアパネルの間に、付
加的で薄い絶縁材プレートが挿入される。
【0012】提案されたドアフレーム構造は、独自の簡
単なものであり、例えば、薄鋼板の断面の形状は、安定
性および密封性の両方に同時に役立つものである。ドア
ポストと、これらをスライドして通り越し、平坦な絶縁
材ハウジングを備えた耐火ドアパネルとの極めて平坦な
実施により、使用可能なシャフト断面積の最小限の損失
で、出入り開口の領域のシャフト内側から最も単純な方
法で、平坦なシャフト壁に対しこのシャフトドアをフラ
ンジ取り付けできる。これにより、これらを構造許容値
が大きくなされた調整範囲の全ての方向にそろえること
ができる。壁のばらつきやアライメント方法から生じ
る、ドアフレームとシャフト壁の間に生じる任意のギャ
ップは、弾性耐火密封プロファイル部材によってブロッ
クされる。
【0013】本発明を、添付図面を参照した実施形態に
より以下でより詳細に説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、エレベータシャフトの内
側から見た本発明によるシャフトドア1を示す。最底部
には、壁部プラグねじにより垂直に調整できるシャフト
壁3に固定された支持ブラケット2が示されている。こ
れは、ドア敷居構造体4を支持しており、ドア敷居構造
体4は、2つのドアポスト5およびドアトランサム6
(図1では見えない)とともに、ドアフレームを形成す
る。上端には、ローラガイド支持体7が認められ、これ
はドアフレームトランサム6にねじ込み接続され、ロー
ラガイドトラック8ならびに熱絶縁カバー9を支持して
いる。2つのドアパネル10、11が、ローラガイドト
ラック8でガイドローラ13(図1では見えない)によ
ってローラホルダ12で吊るされ、ドア敷居構造体4に
挿入されたドア敷居プロファイル部材15(図1では見
えない)の溝のガイドプレート14によって、下端にお
いて案内される。図1の最上部領域には、ローラガイド
支持体7を接続している固定要素16が認められ、ドア
フレームのこのトランサム6により、シャフト壁3とと
もに全ての側面について調整できる。また、シャフト壁
3に関しドアポスト5の固定に役立つ固定ストラップ1
7が示されている。
【0015】更に、上部領域には、駆動されるケージド
アとシャフトドアの間、ならびに駆動されるケージドア
とシャフトドアロック19の間に移動接続を形成し、前
述のドアパネル引張り機構によって作動される、ドアパ
ネル引張り機構18が見えている。
【0016】図2は、シャフトドア構成全体を通る垂直
断面を示している。階の廊下とエレベータの間にアクセ
ス開口26を有するシャフト壁3が、右側に示されてい
る。エレベータシャフトの内側には、ドア敷居構造体
4、2つのドアポスト5ならびにドアトランサム6から
なり、これらの構成要素が互いに溶接されている、シャ
フトドアフレームがフランジ取り付けされている。次い
でドア敷居構造体は、ベース20、敷居支持体21、こ
れに溶接された幾つかのC形固定プロファイル部材2
2、ならびに敷居支持体へ固定されている装飾敷居プロ
ファイル部材23で構成されている。更に、ドア敷居構
造体が水平面で調整できるように、ドア敷居構造体に固
定される支持ブラケット2が見える。ドアトランサム6
にねじ込み接続されたローラガイド支持体7は、同じ様
に全方向に調整可能な幾つかの固定要素16により、シ
ャフト壁に固定されている。フレームの調整後、中間空
間に差し込まれる耐火ファイバの密封塊24は、ドアト
ランサム6および2つのドアポスト5で形成されるドア
フレームとシャフト壁との間で見られる。ドアトランサ
ム自体には、熱絶縁プレート25がその内面に備え付け
てある。
【0017】ドアトランサム6に取り付けられている上
述のローラガイド支持体7には、ローラホルダ12によ
りドアパネル10、11を担持し導くガイドローラ13
が走る、ローラガイドトラック8が固定されている。ガ
イドシュー14.1を備えており、ドア敷居構造体4に
挿入されたドア敷居プロファイル部材23の溝に案内さ
れるガイドプレート14を、ドアパネルの下部で認める
ことができる。ドアパネル10または11は本質的に、
両方の垂直側面でそれ自体の折り畳まれた縁部23によ
り、ならびに溶接された付加的な、水平に配置された折
り畳みプロファイル部材34により、剛性とされた中央
ドア領域プレート27からなる。最上部横断プロファイ
ル部材28は、実際のドア領域を越えて上方へ延長さ
れ、ローラホルダ12とガイドローラ13への接続要素
をこの領域に形成している。ドアパネルの全幅にわたる
この延長部に取り付けられたZ断面のプロファイル部材
29は、ドアトランサム6の折り畳み縁部と協働して、
一方において火災の場合に対するガイドローラの故障に
備えた緊急ガイドとして、他方において、ドアパネルを
横断するギャップを通って流れる加熱ガスに対する迷路
状の通過障害物として機能する。
【0018】これまで述べてきたドアパネルは、耐火性
に対する特別な要件なしに、アプリケーションに使われ
る標準ドアパネルに対応するものである。本発明による
耐火シャフトドアには、ねじ込み接続により標準ドアパ
ネルにフランジ取り付けされた、折り畳み薄鋼板の平坦
な絶縁材ハウジング30が備えられている。これらは全
周を閉鎖されており、2つの高効率熱絶縁材層31で充
填されている。図面から、二重層の絶縁材により、互い
にオフセットされた分離線35を有するマルチピース絶
縁プレートを、大きなドア領域に使えることが認められ
る。絶縁材における熱の作用による収縮によって生じる
連続ギャップを、これによって避けることができる。
【0019】ドア領域プレート27と絶縁材ハウジング
30の間に付加的に取り付けられた熱絶縁プレート32
は、ハウジングによって形成される熱橋を排除する。
【0020】図3は、シャフトドアを通る水平断面を示
している。折り畳みシートメタルのドアポスト5の極め
て平坦で単純な形状、ならびにこれらとシャフト壁との
間に取り付けられた耐火密封塊24を、その内部で認め
ることができる。ドア開口に面したU形の縁部は、一方
でドアポストの剛性化に役立ち、他方において、絶縁材
ハウジング30の対応する部分と協働して、炎およびガ
スに対する迷路状の通過障害物36を形成する。垂直側
面のそれ自体の折り畳み縁部33と溶接された水平強化
物34を備えたドア領域プレート27からなる、標準ド
アパネル10、11の単純な構造も見える。本発明によ
る絶縁材ハウジング30の有利な効果は、この図で特に
よく認められる。これらは、標準ドアパネルへのその単
純なフランジ取り付け、およびドアパネル後縁の領域で
の付加的な迷路状の通過障害物36、ならびに閉鎖縁部
の領域での通過シケインとしての重なりにより、必要な
熱絶縁特性を受け、絶縁材挿入物31の二重層の実施の
ため、この重なりを、簡単な方法にて絶縁材で充填でき
る。熱橋を避けるために、ドア領域プレートと絶縁材ハ
ウジングとの間に挿入される付加的な熱絶縁プレート3
2も認められる。
【0021】ドアポストの安定化に役立ち、また、存在
するその構造的許容値を補償するように、組立中に手作
業で押されたり引張られて変形する、固定ストラップ1
7の構造もこの図に示されている。
【0022】シャフトドアパネル10、11が下端で導
かれる溝付きのドア敷居プロファイル部材23も、この
図で認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャフト側から見たエレベータドア全体の図で
ある。
【図2】シャフトドア全体を通る垂直断面図である。
【図3】シャフトドアを通る水平断面図である。
【符号の説明】
1 シャフトドア 2 支持ブラケット 3 シャフト壁 4 ドア敷居構造体 5 ドアポスト 6 ドアトランサム 7 ローラガイド支持体 8 ローラガイドトラック 9 カバー 10、11 ドアパネル 12 ローラホルダ 13 ガイドローラ 14 ガイドプレート 16 取り付け要素 17 固定ストラップ 18 引張り機構 19 シャフトドアロック 20 ベース 21 敷居支持体 24 密封塊 25 熱絶縁プレート 26 アクセス開口 27 ドア領域プレート 30 絶縁材ハウジング 31 熱絶縁材層 32 熱絶縁プレート 35 分離線 36 通過障害物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 セルジユ・チヨ フランス国、エフ−77820・ル・シヤトウ レ・アン・ブリ、リユ・デ・ダム・ドウ・ ポワシー、15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトランサム(6)、2つのドアポス
    ト(5)およびドア敷居構造体(4)から実質的に形成
    されるドアフレームと、該ドアフレームにおいて水平に
    変位可能な二つのドアパネル(10、11)とを備えた
    耐火エレベータシャフトドア(1)であり、該ドアパネ
    ルの上端および下端が、ドアフレームトランサムの水平
    ガイドレール(8)およびドア敷居体(23)内で、ス
    ライドまたはローラガイド(13)により案内され、ド
    アパネルが、絶縁材ハウジング(30)に取り付けられ
    た全面熱絶縁層(31)を有している耐火エレベータシ
    ャフトドアであって、絶縁材ハウジング(30)が、ド
    アパネル(10、11)に対してフランジ取り付けされ
    ており、平坦な構造であることを特徴とする耐火エレベ
    ータシャフトドア。
  2. 【請求項2】 絶縁材ハウジング(30)が、高効率の
    熱絶縁材の二つの層(31)を含んでいることを特徴と
    する請求項1に記載の耐火エレベータシャフトドア。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の高効率の熱絶縁材が、
    無機酸化物の微孔性の繊維強化混合物からなることを特
    徴とする請求項1および2に記載の耐火エレベータシャ
    フトドア。
  4. 【請求項4】 左側および右側ドアパネル(10、1
    1)にフランジ取り付けされた絶縁材ハウジング(3
    0)が、ドア閉鎖縁部の領域において重なった形の防火
    シケインを形成し、これらの重なりのそれぞれが、ハウ
    ジングに存在する2つの絶縁材層(31)のそれぞれ1
    つによって充填されていることを特徴とする請求項1か
    ら3の一項または複数項に記載の耐火エレベータシャフ
    トドア。
  5. 【請求項5】 前記絶縁材ハウジング(30)が、モジ
    ュールシステムの意味で、標準的なドアパネルにフラン
    ジ取り付けされることを特徴とする請求項1から4の一
    項または複数項に記載の耐火エレベータシャフトドア。
  6. 【請求項6】 絶縁材ハウジング(30)が、ドアポス
    ト(5)と協働するドアパネル後縁の領域に、迷路状の
    通過障害物(36)を形成することを特徴とする請求項
    1から5の一項または複数項に記載の耐火エレベータシ
    ャフトドア。
  7. 【請求項7】 前記絶縁材ハウジング(30)におい
    て、連続したギャップを避けるために、第1の層の分離
    線(35)が第2の層の分離線に対して変位するよう
    に、マルチピース熱絶縁層(31)が構成されているこ
    とを特徴とする請求項1から6の一項または複数項に記
    載の耐火エレベータシャフトドア。
  8. 【請求項8】 熱橋を避けるために、付加的な熱絶縁プ
    レート(32)が前記絶縁材ハウジング(30)と、ド
    アパネル(10、11)のドア領域プレート(27)の
    間に取り付けられることを特徴とする請求項1から7の
    一項または複数項に記載の耐火エレベータシャフトド
    ア。
  9. 【請求項9】 ドアフレームのドアポスト(5)が、極
    めて平坦に構成されており、平坦な絶縁材ハウジングと
    組み合わせて、出入り側面におけるシャフト壁(3)に
    対するシャフトドア(1)の単純なフランジ取り付け
    を、使用可能なシャフト断面面積の少ない損失で可能と
    することを特徴とする請求項1から8の一項または複数
    項に記載の耐火エレベータシャフトドア。
  10. 【請求項10】 シャフト壁(3)にフランジ取り付け
    されるドアフレームが、最適な配置のため全方向、特に
    シャフト中心に向かった方向にも調整できることを特徴
    とする請求項1から9の一項または複数項に記載の耐火
    エレベータシャフトドア。
JP2000092644A 1999-04-12 2000-03-30 耐火エレベータシャフトドア Withdrawn JP2000302361A (ja)

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