JP2005335887A - エレベーター出入口の遮煙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 枠体から加圧変形体を押し付ける際、枠部と乗場扉との位置に適当な重なり幅を確保する必要があるので、乗場扉の高さを高くして上枠部と重なるようにすると、乗場扉自身の重量が重くなり、乗場扉の駆動装置に与える負荷が増大することになる。又、乗場扉自身の高さを変えない構成では、乗場扉と出入口粋との間に相じゃくりを設けるため、上枠と乗場扉がほぼ同一平面上になるよう面を合わせる仕様の場合には、採用できない。
【解決手段】 出入口に設けられた上枠及び縦枠からなる出入口枠、この出入口枠に隙間を隔てて配置された乗場扉、上枠に設けた気密部材及びこの気密部材と気密に接触して遮煙する垂直部を有する断面L型遮煙部材とで構成された遮煙装置を備え、上記断面L型遮煙部材の垂直部を直立状態で上向きに乗場扉の上縁部上面に取り付けたものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベーター乗場扉の周囲の隙間を塞ぐ遮煙ドアの構造に関するもので、特に、エレベーター乗場の出入口枠体の上枠と横引き扉との間の隙間を塞ぐエレベーター出入口の遮煙装置に関するものである。
通常、遮煙機能を有するエレベーターは、乗場扉を囲う4方について、気密部材を用いて隙間を塞ぐことで、遮煙効果を確保している。例えば、特許文献1のように、枠体から加圧変形体を押し付ける構成、或いは特許文献2のように、乗場扉の上部に特殊な機構の、隙間を塞ぐ遮煙部材を備えたものがある。
又、特許文献3及び4のように、乗場扉自身の高さを変えない構成で遮煙効果を得るものも提案されている。
特開平7−252067号公報(第3頁、図3) 特開2004−26316号公報(第9頁、図16) 特開7−247086号公報(第3頁、図1) 特開7−157254号公報(第4頁、図1)
枠体から加圧変形体を押し付ける構成の特許文献1では、加圧変形体を取り付ける場所が必要な為、上枠部と乗場扉との位置に適当な重なり幅を確保する必要がある。つまり、遮煙性能を確保する為には、乗場扉の高さを高くして上枠部と重なるようにしなければならないので、乗場扉自身の重量が重くなり、乗場扉の駆動装置に与える負荷が増大することになる。
特許文献2に関しても、同じ理由で駆動装置への負荷が大きくなる。
又、特許文献3及び4のように、乗場扉自身の高さを変えない構成では、乗場扉と出入口粋との間に相じゃくりを設けるためのスペースが必要となるため、上枠と乗場扉がほぼ同一平面上になるよう面を合わせる仕様の場合には、採用できない。
この発明は、上記のような問題点を解消する為になされたものである。
この発明のエレベーター出入口の遮煙装置は、乗場から昇降路に通じる出入口に設けられた上枠及び縦枠からなる出入口枠、この出入口枠に隙間を隔てて配置され上記出入口枠の出入口を開閉する乗場扉、及び出入口枠の上枠に設けた気密部材と、上記乗場扉を閉じた時上記気密部材と気密に接触して遮煙する垂直部を有する断面L型帯状遮煙部材(帯状部は短い寸法でもよい)とで構成された遮煙装置を備え、上記断面L型帯状遮煙部材の垂直部を概ね直立状態で上向きに乗場扉の上縁部上面に取り付けたものである。
この発明のエレベーター用乗場扉の遮煙装置によれば、扉自体の高さを高くする必要がなくなり、その分、乗場扉の駆動装置に多大な負荷をかけること無く、且つ省スペースが可能になった。
以下、図面に基づいて、この発明の各実施の形態を説明する。
なお、各図間において、同一符号は同一あるいは相当部分を示す。
実施の形態1.
図4は、各実施の形態を説明するためのエレベーター乗場扉部分の正面図である。
図1は、この発明の実施の形態1であるエレベーター用乗場扉の遮煙装置の要部を示す側断面図で、図4におけるA−A線の断面図である。
[図2](a)は、図1のエレベーター用乗場扉の遮煙装置と同一構造の側断面図、(b)は、この(a)図と比較するための参考図で、(a)(b)とも図4におけるA−A線の断面図である。
図3(a)は実施の形態1の変形例を示す側断面図、(b)は、この(a)図と比較するための参考図で、(a)(b)とも図4におけるA−A線の断面図である。
次に図1〜図4について説明する。
図1、図4において、実施の形態1であるエレベーター出入口の遮煙装置は、乗場から昇降路に通じる出入口10(図4)に設けられた上枠1及び縦枠2からなる三方枠の出入口枠3と、この出入口枠に隙間Gを隔てて配置され、上枠1で保持されたレール(図示せず)により出入口10を開閉する乗場扉4とを備えたエレベーターに、次の遮煙装置を設けたものである。
すなわち、この遮煙装置は、出入口枠の上枠1に設けた気密部材5と、乗場扉4を閉じた時、この気密部材と気密に接触して遮煙する垂直部6aを有する断面L型帯状遮煙部材6とで構成され、垂直部6aを上向きに概ね直立状態にして、断面L型帯状遮煙部材6の水平部6bを乗場扉4の上縁部上面4bに取り付けたものである。なお、断面L型帯状遮煙部材6は、鉄やステンレス等の金属で構成され少なくとも1箇所以上の曲成部を有し、又気密部材5は、後述するようにゴム5aなど弾力性のある材質の弾性体で構成されている。
図2(b)に示すように、断面L型帯状遮煙部材6を乗場扉4にかぶせる方向で使用する場合は、気遮煙部材6を密部材5に当て遮煙機能を確保するには、上枠1と乗場扉4に重なり部分Wが必要となり、本来は不必要な高さまで乗場扉4を長くする必要がある。すなわち、乗場扉4が長くなる分だけ乗場扉4が大きくなるので重量が重くなり、駆動装置に与える負荷が大きくなってしまうが、図2(a)すなわち図1では、同じ断面L型形状の帯状遮煙部材6を用いても、その分の乗場扉4を大きくする必要がない。なお、特許文献1でも図2(b)と同様のことが言える。
又、気密部材5との接触裕度を確保するためには、乗場扉4を高くして垂直部6aを長くする必要があるが、図2(a)すなわち図1であれば、垂直部6aを長くするだけでよい。更に、据付ばらつきで、上枠1の高さ多少変わっても、図2(a)すなわち図1の方が許容範囲が広い。この結果、設計の対応力の強い構造のエレベーターを得ることができる。
又、図1では、断面L型帯状遮煙部材の水平部6bが乗場扉4の厚さ(乗り場側の前面)より長く乗り場側へと更に飛び出て乗場扉4の幅(厚さ)よりも長く描いてあるが、必ずしも長くする必要はない。扉幅よりも小さくすることで、より軽量な遮煙性能を有するエレベーターを得ることも可能である。
更に、垂直部6aを上向きに直立状態にして、断面L型帯状遮煙部材6の水平部6bを乗場扉4の上縁部上面4bに取り付けるので、垂直部6aが気密部材5に押し当てる作業の時に使う取っ手の役目を果たし、作業をスムーズに行なうことが可能となる(図示しないが、従来は反垂直部側に特別に取っ手部を設けていた)。
次に図3(a)によって実施の形態1の変形例を説明する。
この変形例は、上枠1と乗場扉4の乗場側の表面が、ほぼ同一平面上になるよう面を合わせる仕様(面一仕様)の場合である。
前述した図2(b)に示す構造のものを、この仕様にそのまま実施すると図3(b)に示すように、逆L型帯状遮煙部材6が扉の前面に露出し乗場から見えてしまうので意匠性が損なわれるだけでなく、気密部材とうまく接触させることができず、遮煙性を確保することができなくなる。しかし、図1の断面L型帯状遮煙部材6を、図3(a)のように前後逆向きにして使用すれば、断面L型帯状遮煙部材の垂直部6aの反対面(裏面)で、気密部材5に接触させることができるので、意匠性が損なうことなく遮煙性能を確保できる。
このように構成することで、上枠1と乗場扉4がほぼ同一平面上(1a)(4a)になるよう面を合わせる仕様の場合でも、遮煙機能を有する軽量なエレベーターが得られ、この場合でも省スペース化を実現できる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2における遮煙装置の要部を示す側断面図で、断面L型帯状遮煙部材の取り付け位置の調整を容易にするために断面L型帯状遮煙部材6を、複数個のパーツで構成して組み合わせ構造としたものである。
すなわち、図5に示すように、断面L型帯状遮煙部材の垂直部6aを上下に分割してその分割縁部を水平に曲成し且つ上側部材がスライドできる一対の重合部6a1、6a2を形成して、上記断面L型帯状遮煙部材6を複数個のパーツよりなる組み合わせ構造とし、例えばこの重合部の一方に長孔Pをあけ両者をボルト・ナットなどの固定具(図示せず)で締結することで断面L型帯状遮煙部材6の取り付け位置を調整して固定する。なお、これら重合部6a1、6a2は昇降路の内向き方向に突出している。なお又、7は、乗場扉4のハンガープレートである。
例えば図3(a)では、断面L型帯状遮煙部材6を気密部材5に押し付ける作業を行う場合、昇降路側から作業を行うため、断面L型帯状遮煙部材6の取り付けねじ(図示せず、図内一点鎖線位置6cに配備)を緩めて気密部材5に垂直部6a押し付け、隙間Gを保持して、その後で断面L型帯状遮煙部材6の固定締めを行なう必要があった。
しかし、図5では断面L型帯状遮煙部材6を二つ以上に分割することで、断面L型帯状遮煙部材6の水平部6bを事前に乗場扉に固定した後、取り付け位置6cの取り付けねじとは別に重合部6a1、6a2に挿通した固定具(図示せず)で、気密部材5に対する垂直部6a押し付け作業ができ、特にその作業位置が昇降路側で行われるため、断面L型帯状遮煙部材6の調整作業が行い易くなった。
なお、図5では、断面L型帯状遮煙部材6の下側部材の方が長い寸法になっているが、逆の寸法の場合や同寸法の場合でも同じ効果が得られる。
更に、乗場扉4の上面につく側の下側部材(帯状遮煙部材6の)は、2回曲げだけでなく、4回曲げて構成することも可能である。(図示せず)。
実施の形態3.
図6(a)(b)(c)(d)(e)は、この発明の実施の形態3における気密部材の各具体例を示す部品図である。
各気密部材5の主体部5aは、ゴムやゴム系樹脂などの弾性体で作製されており、図6(a)の上図では、弾丸のような形状としているが、図6(a)の下図に示すように断面の一部5bが曲面形状をしたものでも良く、その長さはその厚さの4倍以上の細長いノの字になっている部分があることが好ましい。すなわち、気密部材5の主体部5aは、断面L型帯状遮煙部材6に強く押し当ててもよいのならば弾丸形状でもよいが、乗場扉4を開閉させる時に、強く押し当たっていると走行抵抗が大きくなるから、駆動装置に負担がかかってしまうことになる。このため、気密部材5があまり強く当たらないようにするには、図6(a)の下図に示すようにゴムシートを曲げたような曲面5bを有する気密部材の方がよい。
気密部材5は、必ずしもゴムやゴム系樹脂の単体である必要はない。
図6(b)に示すように、気密部材5は、ゴムなどの弾性体部51(又は51a)と、この弾性体部を保持支持する剛体の保持部52(又は52a)との組み合わせで構成してもよい。この保持部52(又は52a)は、例えばアルミ等の金属でできており、ゴムなどの弾性体部51(又は51a)を差し込むための弾性体(ゴム)保持用孔Qが施されている。又、この保持部52(又は52a)には、これを上枠1に固定する固定ねじ(8)を挿入するためのねじ孔Rがあけられており(図6(b)中の−点鎖繰部分)、この保持部52(又は52a)により位置出しが行なわれる。このように剛体の保持部52(又は52a)を設けることにより、柔らかいゴムなどの弾性体部51(又は51a)に直接孔(図5(a)のR)をあけたものを固定するよりも位置再現性か高くなるし、又ゴム部は磨耗していくため交換作業が必要であるが、この保持部52(又は52a)を設けることで、交換作業が容易になる。
図6(c)は、図6(b)の変形例で、図6(b)の気密部材5をスリム化したものである。
この図の気密部材5を上枠1上に固定する場合には、金属製の保持部52aに設けた固定ねじ8を使って締めつけ固定する。
この時、固定ねじ8のねじ孔Rと、ゴム部51aを押入する弾性体保持用孔Qが隣り合う為、その分 横幅が図6(d)のS1で示すように広くなってしまっている。
図6(d)(e)は、この点を改善した気密部材5の2変形例を示している。
この変形例では、保持部の取付部分53とゴム部51aとを略同一平面状におかず、保持部の取付部分53と弾性体部51aの取付部分54とを上下2段に分割して配置し、この両取付部分を連結部55で一体に連結し、例えばS字型やコ字形状になされている。
このように、弾性体保持用孔Qと上枠1に気密部材5を取り付ける固定ねじ8のねじ孔Rを、別の平面に持って行き例えばS字(又はコ字)の保持部52(又は52a)としたので、乗場扉4の厚さ方向の寸法S2すなわち、上枠1の奥行方向の幅を薄く(狭く)することが可能となり、気密部材5の取付けに必要な空間を狭くでき、乗場扉の厚さ方向寸法の短縮のより、省スペース化と軽量化が可能となった。
実施の形態4.
実施の形態4は、実施の形態2と実施の形態3とを組み合わせたものである。
この実施の形態4におけるエレベーター出入口の遮煙装置は、
断面L型帯状遮煙部材の垂直部6aを上下に分割してその分割縁部を水平に曲成し且つ上側部材がスライドできる一対の重合部6a1、6a2を形成し、この重合部を固定具で締結することにより取り付けられる断面L型帯状遮煙部材6、及び上記剛体の保持部52(又は52a)と上記弾性体部51(又は51a)とで構成され、上記乗場扉の厚さ方向の寸法を短縮するため上記保持部の取付部分53と上記弾性体の取付部分54とを上下2段に分割して配置し、この両取付部分を曲成連結部55で一体に連結した気密部材を備えたものである。
図7(a)(b)(c)は、実施の形態4におけるエレベーター出入口の遮煙装置の各例を示している。
図7(a)は、図5に示す断面L型帯状遮煙部材6に図6に示す気密部材5を採用し組み合わせたものである。
図7(b)は、図7(a)の変形例を示し、断面L型帯状遮煙部材6の水平部6bの幅が乗場扉4の戸厚さよりも狭い例であるが、このように戸厚さを狭くしても機能上問題はない。
同様に、図7(c)も図7(a)の変形例で、乗場扉4が別の意匠面4cを用いる場合であるが、断面L型帯状遮煙部材6の水平部6bは乗場扉4の上面4bより高い意匠面4c・4d間に入れて固定することができる。
実施の形態5.
図8は、この発明の実施の形態5であるエレベーター出入口の遮煙装置の隙間調整具を示す説明図である。
まず、従来の隙間調整方法を図9によって説明する。
図9(a)は、調整具9と気密部材5とを矢印方向に移動させ、気密部材5が上枠1にまだ固定されないフリーな状態を示している。
次に、隙間調整を行うときは、図9(b)のように遮煙部材6を矢印方向に移動させこれを調整具9に当てることにより隙間Gの調整を行う。調整が完了すれば気密部材5を上枠1に固定し、図9(c)のように調整具9のみ矢印方向に後退させ、実際に運転する状態になる。
次に、実施の形態5における隙間調整具の構造を説明する。
図8(a)は、気密部材5に隙間調整具9を内蔵した側面図を示し、調整金具91が調整具押さえねじ92で締め付け固定されている状態である。なお、図8(e)は、隙間調整具9の理解を容易にするための斜視図である。
隙間調整具9は、本体部9aと、この本体部9aの上部にねじ込まれた調整具押さえねじ92と、この調整具押さえねじの押圧で適宜固定される調整金具91とで構成され、調整金具91は、図8(c)(d)示すように先端部に、断面L型帯状遮煙部材の垂直部6aに当接し且つ自身の脱落を防止する衝立部91aを有し、中間部91bは本体部9aの取付口9bに進退自在に挿通され、後端部には本体部9aに当たることにより、引き出した時の前後方向の寸法精度と直角度が確保できる出っ張り91cが設けられている。
なお、気密部材5の上枠1への固定は、別箇所で行われる。
次に、この隙間調整具9による隙間の調整操作を説明する。
当初、調整金具91は、調整具押さえねじ92等で上部から押さえられ動かない状態にある。
隙間調整を行うときは、図8(b)に示すように、調整具押さえねじ92を緩めて、調整金具91を当り止めになっている位置一杯まで引き出し、その引き出し位置で調整具押さえねじ92で固定する。
更に、この状態で調整金具91の衝立部91aに、断面L型帯状遮煙部材の垂直部6aを図9のように当接してその状態で断面L型帯状遮煙部材6を固定し、隙間Gの調整を完了する。なお、この時調整金具91の出っ張り代が規定寸法となるよう設定してある。
そして、隙間Gの調整後は、再び調整具押さえねじ92を緩め、調整金具91を図8(a)に示す状態に戻し押し込むことで、気密部材5と調整金具91を所定の間隔に保持し調整操作を完了する。その後、エレベーターの稼動時に調整金具91が干渉しないようなされている。
このように、調整具押さえねじ92の緊締・弛緩操作と調整金具91の進退操作及び断面L型帯状遮煙部材6の進退操作により、上枠1と乗場扉4間の隙間調整が行なわれるものである。なお、調整金具91を取り付ける時には、調整具押さえねじ92を十分にゆるめておけば、調整金具91を取り付け口9bに容易に挿入できる形状となっている。
又、調整金具91は、先端部にL字型の折り曲げ部である衝立部91aを設けることにより、取付口9bからの脱落を防止し、調整具91が気密部材5から外れて無くならないようされている。
この発明の実施の形態1であるエレベーター用乗場扉の遮煙装置の要部を示す側断面図で、図3におけるA−A線の断面図である。 図1のエレベーター用乗場扉遮煙装置と同一の側断面図で、(b)は、この(a)と比較するための参考図で、(a)(b)とも図4におけるA−A線の断面図である。 (a)は、実施の形態1の変形例を示す側断面図、(b)は、(a)と比較するための参考図で、(a)(b)とも図4におけるA−A線の断面図である。 各実施の形態を説明するためのエレベーターエレベーター出入口の正面図である。 この発明の実施の形態2における遮煙装置の要部を示す側断面図である。 この発明の実施の形態3における気密部材の各具体例を示す部品図である。 実施の形態4におけるエレベーター出入口の遮煙装置の各例を示す側断面図である。 気密部材5に隙間調整具9を内蔵した側面図と部品図と要部構成を示す斜視図である。 従来の隙間調整方法の説明図である。
符号の説明
1 上枠 2 縦枠
3 出入口枠 4 乗場扉
4a 乗場扉4の前面 4b 乗場扉4の上縁部上面
5 気密部材 5a 気密部材5の主体部
51、51a 弾性体部 52、52a 剛体の保持部
53 保持部の取り付け部分 54 弾性体の取り付け部分
55 曲成連結部
6 断面L型帯状遮煙部材 6a 断面L型帯状遮煙部材の垂直部
6b 断面L型帯状遮煙部材の水平部 6c 取り付けねじの取り付け位置
6a1、6a2 断面L型帯状遮煙部材6の重合部
7 ハンガープレート 8 固定ねじ
9 隙間調整具 9a 隙間調整具の本体部
9b 取付口 91 調整金具
91a 調整金具の衝立部 91b 調整金具の中間部
91c 調整金具の出っ張り部
92 調整具押さえねじ
10 エレベーター出入口
G 隙間 P 長孔
Q 弾性体保持用孔 Q ねじ孔。

Claims (6)

  1. 乗場から昇降路に通じる出入口に設けられた上枠及び縦枠からなる出入口枠、この出入口枠に隙間を隔てて配置され上記出入口枠の出入口を開閉する乗場扉、及び出入口枠の上枠に設けた気密部材と、上記乗場扉を閉じた時上記気密部材と気密に接触して遮煙する垂直部を有する断面L型遮煙部材とで構成された遮煙装置を備え、上記断面L型遮煙部材の垂直部を直立状態で乗場扉の上縁部上面に取り付けたことを特徴とするエレベータ出入口の遮煙装置。
  2. 上記断面L型遮煙部材の垂直部を上下に分割してその分割縁部を水平に曲成し且つ上側部材がスライドできる一対の重合部を形成し、この重合部を固定具で締結することにより上記断面L型遮煙部材の取り付け位置を調整することを特徴とする請求項1記載のエレベーター出入口の遮煙装置。
  3. 上記断面L型遮煙部材の垂直部と気密に接触して遮煙する弾性体部とこの弾性体部を保持する剛体の保持部とで構成された気密部材を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター出入口の遮煙装置。
  4. 上記剛体の保持部と上記弾性体部とで構成され、上記乗場扉の厚さ方向の寸法を短縮するため上記保持部の取付部分と上記弾性体の取付部分とを上下2段に分割して配置し、この両取付部分を連結部で一体に連結した気密部材を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター出入口の遮煙装置。
  5. 上記断面L型遮煙部の垂直部を上下に分割してその分割縁部を水平に曲成し且つ上側部材がスライドできる一対の重合部を形成し、この重合部を固定具で締結することにより取り付けられる断面L型遮煙部材、及び上記保持部と上記弾性体部とで構成され、上記乗場扉の厚さ方向の寸法を短縮するため上記保持部の取付部分と上記弾性体の取付部分とを上下2段に分割して配置しこの両取付部分を連結部で一体に連結した気密部材を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター出入口の遮煙装置。
  6. 本体部と、この本体部の上部にねじ込まれた調整具押さえねじと、この調整具押さえねじの押圧で適宜固定される調整金具とよりなる隙間調整具を、上記気密部材に配置し、
    上記調整金具は、先端部に設けられ上記断面L型遮煙部材の垂直部に当接し且つ自身の脱落を防止する衝立部と、上記本体部の取付口に進退自在に挿通される中間部と、後端部に設けられ上記本体部に当たることにより引き出し時の前後方向の寸法精度と直角度を確保する出っ張りとで構成し、
    上記調整具押さえねじの緊締・弛緩操作と上記調整金具の進退操作により上記上枠と乗場扉間の隙間調整を行うことを特徴とする請求項1記載のエレベーター出入口の遮煙装置。
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