JP4835130B2 - エレベータ乗場ドア装置の調整治具及びそれを用いた据付調整方法 - Google Patents

エレベータ乗場ドア装置の調整治具及びそれを用いた据付調整方法 Download PDF

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Description

この発明は、乗場ドア側部に取り付けられる遮蔽材の位置調整に使用するエレベータ乗場ドア装置の調整治具及びそれを用いた据付調整方法に関するものである。
従来、乗場ドア側部に取り付けられる遮蔽材の位置調整を行う調整部材は、乗場ドア又は乗場三方枠に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。この従来の構成を図6に示す。図中、1は乗場三方枠、2は乗場出入口を開閉する乗場ドア、3は乗場ドア2側部にネジ4により取り付けられ、戸閉時に乗場ドア2側部と乗場三方枠1の隙間を塞ぐための遮蔽材で、火災時に発生した煙が乗場出入口から昇降路内に進入するのを防止する。15は遮蔽材3にネジ等により一体化させて取り付けられ、遮蔽材3の位置調整作業に使用される調整部材である。図6は遮蔽材3の位置調整後の状態を示す。すなわち、乗場三方枠1に調整部材15の先端部15aが当たるまで移動され、遮蔽材3も調整部材15と一緒に移動する。この時、乗場ドア2を開閉させると、調整部材15の先端部15aが乗場三方枠1と接触して干渉するため、調整部材15を昇降路側(反乗場側)に引っ込めるセットバック作業が必要となる。
特開2005−16034号公報
従来の構成では、乗場ドア2側部に取り付けられる遮蔽材3の位置調整を行う調整部材5は、遮蔽材3への取り付けが必要であり、また、調整完了後におけるドア開閉時の干渉を避けるために、調整部材15の先端部15aを昇降路側(反乗場側)に引っ込めるセットバック作業が必要であるという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、遮蔽材の位置調整時、据付作業員が手に持って遮蔽材に当てて位置調整することができ、調整作業が完了したらそのまま持ち去ることができるエレベータ乗場ドア装置の調整治具及びそれを用いた据付調整方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ乗場ドア装置の調整治具においては、戸閉時に乗場ドア側部と乗場三方枠の隙間を塞ぐため乗場ドア側部に取り付けられる遮蔽材の位置調整に使用されるものであって、遮蔽材を乗場三方枠側に押し付けるための基準面と、乗場三方枠と遮蔽材の離間距離を適正に確保するための基準面とを有し、かつ調整治具の基準面を遮蔽材に当接させる際のガイドを有するものである。
また、この発明に係るエレベータ乗場ドア装置の据付調整方法においては、乗場ドア側部に取り付けられ、戸閉時に乗場ドア側部と乗場三方枠の隙間を塞ぐための遮蔽材と、遮蔽材の位置調整に使用される調整治具とを備え、遮蔽材は、昇降路側端部に突起部が形成され、中央部に段付き基準面が形成され、この段付き基準面と乗場三方枠側先端部との距離を一定とし、調整治具は、遮蔽材の突起部と当接する突起部と、遮蔽材の段付き基準面と当接して遮蔽材を乗場三方枠側に押し付けるための段付き基準面と、乗場三方枠と遮蔽材の離間距離を適正に確保するための基準面とを有するエレベータ乗場ドア装置において、調整治具の突起部を遮蔽材の突起部に当てた状態で、調整治具の乗場側端面の基準面部を乗場ドアと乗場三方枠の隙間に差し込むように押し当てて、調整治具の中央の段付き基準面により遮蔽材の段付き基準面が乗場三方枠側に押し付けるステップと、調整治具の乗場側端面の基準面部が遮蔽材と乗場三方枠との離間距離を適正位置に保つステップと、遮蔽材の位置調整が完了したら、調整治具を外し持ち去るステップとを備えたものである。

この発明によれば、遮蔽材の位置調整時、手に持った調整治具を遮蔽材に当てて位置調整し、調整完了したら調整治具はそのまま持ち去ることができるため、調整治具の遮蔽材への取り付けが不要であり、調整完了後におけるドア開閉時の干渉を避けるために調整治具をセットバックさせる必要がない。また、調整治具は持ち運びが容易であるため据付作業員の手持ち治具にすることができ、遮蔽材が取り付けられるエレベータ乗場ドア装置の全数分の調整部材製作が不要とすることができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ乗場ドア装置の概略構造を示す昇降路側から見た斜視図、図2は図1のA面の断面を示す拡大断面図、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ乗場ドア装置の調整治具を示す断面図、図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ乗場ドア装置の調整治具の使用状態を示す斜視図、図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ乗場ドア装置の調整治具による遮蔽材位置決め過程を示す断面図である。
図において、1は乗場三方枠、2は乗場出入口を開閉する乗場ドア、3は乗場ドア2側部にネジ4により取り付けられ、戸閉時に乗場ドア2側部と乗場三方枠1の隙間を塞ぐための遮蔽材で、火災時に発生した煙が乗場出入口から昇降路内に進入するのを防止する。この遮蔽材3は、乗場ドア2側部にネジ4で取り付けられる剛性のある保持部材3aと、この保持部材3aの乗場側端に突出するように取り付けられ、戸閉時に乗場ドア2側部と乗場三方枠1の隙間を塞ぐ弾性部材3bとから構成されている。この遮蔽材3は、ネジ4を緩めることにより乗場ドア2の奥行き方向にスライド可能である。また、この遮蔽材3は、据付作業時に据付作業員が乗場ドア2にネジ4で固定している。そして、遮蔽材3の保持部材3aは、昇降路側(反乗場側)端部に突起部cが設けられ、ほぼ中央部に段付き基準面3dが設けられている。また、遮蔽材3の弾性部材3bの先端部3eと基準面3dとの距離は一定である。
この発明による調整治具5は、図3に示すような断面形状の板状体である。そして、この調整治具5の内側面の昇降路側(反乗場側)には、調整治具5の使用時に遮蔽材3の保持部材3aの突起部3cと当接係合する突起部5aが設けられている。また、調整治具5の内側面の中央部には、調整治具5の使用時に遮蔽材3の保持部材3aの段付き基準面3dと当接係合する段付き基準面5bが設けられ、この基準面5bは遮蔽材3を乗場三方枠1側に押し付ける際の基準面となる。また、調整治具5の乗場側端面は基準面5cであり、この基準面5cは遮蔽材3を乗場三方枠1側に押し付けた際に、遮蔽材3と乗場三方枠1との離間距離を適正に確保するための基準面となる。調整治具5の突起部5aは、手に持った調整治具5の段付き基準面5bを遮蔽材3の基準面3dに当てる際のガイドとなる。なお、図中、6は昇降路壁、7は敷居である。
次に、以上のように構成されたエレベータ乗場ドア装置の調整治具による据付調整方法について、図4、図5に基づいて説明する。
先ず、据付作業時、工具8によりネジ4を緩め、調整治具5の突起部5aを遮蔽材3の保持部材3aの突起部3cに当てた状態で、調整治具5の乗場側端面の基準面5c部を乗場ドア2と乗場三方枠1の隙間に差し込むように押し当てると、調整治具5の中央の段付き基準面5bにより遮蔽材3の保持部材3aの段付き基準面3dが乗場三方枠側に押し付けられる。この時、調整治具5の乗場側端面の基準面5c部が遮蔽材3と乗場三方枠1との離間距離を適正位置に保つことにより、遮蔽材3の弾性部材3bの先端部3eは適正な押付け量(潰し量)となる。
最後に、工具8によりネジ4を締め、調整治具5を外すと、遮蔽材3は乗場三方枠1からの距離が適正に調整された状態で乗場ドア2に固定される。
よって、乗場ドア2への遮蔽材3の取り付けに併せて調整治具5を乗場ドア2に取り付ける必要がなく、かつ、遮蔽材調整完了後に調整治具のセットバック作業が必要ない。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ乗場ドア装置の概略構造を示す昇降路側から見た斜視図である。 図1のA面の断面を示す拡大断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ乗場ドア装置の調整治具を示す断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ乗場ドア装置の調整治具の使用状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ乗場ドア装置の調整治具による遮蔽材位置決め過程を示す断面図である。 従来のエレベータ乗場ドア装置を示す図2相当図である。
符号の説明
1 乗場三方枠
2 乗場ドア
3 遮蔽材
3a 保持部材
3b 弾性部材
3c 突起部
3d 段付き基準面
3e 先端部
4 ネジ
5 調整治具
5a 突起部
5b 段付き基準面
5c 基準面
6 昇降路壁
7 敷居
8 工具

Claims (2)

  1. 戸閉時に乗場ドア側部と乗場三方枠の隙間を塞ぐため乗場ドア側部に取り付けられる遮蔽材の位置調整に使用される調整治具であって、
    前記遮蔽材を前記乗場三方枠側に押し付けるための基準面と、前記乗場三方枠と前記遮蔽材の離間距離を適正に確保するための基準面とを有し、かつ調整治具の基準面を前記遮蔽材に当接させる際のガイドを有することを特徴とするエレベータ乗場ドア装置の調整治具。
  2. 乗場ドア側部に取り付けられ、戸閉時に乗場ドア側部と乗場三方枠の隙間を塞ぐための遮蔽材と、前記遮蔽材の位置調整に使用される調整治具とを備え、前記遮蔽材は、昇降路側端部に突起部が形成され、中央部に段付き基準面が形成され、この段付き基準面と前記乗場三方枠側先端部との距離を一定とし、前記調整治具は、前記遮蔽材の突起部と当接する突起部と、前記遮蔽材の段付き基準面と当接して前記遮蔽材を前記乗場三方枠側に押し付けるための段付き基準面と、前記乗場三方枠と前記遮蔽材の離間距離を適正に確保するための基準面とを有するエレベータ乗場ドア装置において、
    前記調整治具の突起部を前記遮蔽材の突起部に当てた状態で、調整治具の乗場側端面の基準面部を乗場ドアと乗場三方枠の隙間に差し込むように押し当てて、調整治具の中央の段付き基準面により遮蔽材の段付き基準面が乗場三方枠側に押し付けるステップと、
    調整治具の乗場側端面の基準面部が遮蔽材と乗場三方枠との離間距離を適正位置に保つステップと、
    前記遮蔽材の位置調整が完了したら、前記調整治具を外し持ち去るステップと、
    を備えたことを特徴とするエレベータ乗場ドア装置の据付調整方法。
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