JPH11503500A - 屋根組み用亜鉛製屋根板 - Google Patents

屋根組み用亜鉛製屋根板

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JPH11503500A JP8520151A JP52015196A JPH11503500A JP H11503500 A JPH11503500 A JP H11503500A JP 8520151 A JP8520151 A JP 8520151A JP 52015196 A JP52015196 A JP 52015196A JP H11503500 A JPH11503500 A JP H11503500A
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Abstract

(57)【要約】 亜鉛またはメッキ処理鋼の薄板シートの集合組合せから実質的に構成され、かつ通風・換気措置がされていない屋根の支持材に担持されている亜鉛製またはメッキ処理鋼製屋根板。前記薄板シートの前記支持材に対向している面には、弾性を有し、耐久性がありしかも水蒸気を通さない、厚さが少なくとも50マイクロメータの有機のコーティング層が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 屋根組み用亜鉛製屋根板 本発明は亜鉛またはメッキ処理鋼の薄板シートの集合組合せから実質的に構成 され、かつ通風・換気措置がされていない屋根の支持材(構造下地)に担持され てなる亜鉛製またはメッキ処理鋼製屋根板であって、前記薄板シートの一つの表 面が前記支持材に向かって対向したものである前記亜鉛製またはメッキ処理鋼製 屋根板に関する。 トタン屋根板は、伝統的にモミの木製の通風・換気措置がなされていない野地 板張りの上に載置・支持されている。この伝統的な支持材の価格が高騰したため に、このような支持材をより低廉な支持材、特に必要に応じて亜鉛またはメッキ 処理鋼とは親和適合しない通風・換気措置がなされていない支持材、例えばチッ プボード、合板、コンクリートまたは硬質耐熱・遮音板などで代替しようという 試みがなされている。しかしながら、これら通風・換気措置がなされていない支 持材に載置・支持されたトタン屋根板については、数多くの腐食が報告されてい る。このような問題を解決するために、EP−B−0410822の文献によれ ば、特に支持材がコンクリートである場合は、凝縮・結露を防止し、かつ通風・ 換気措置がなされていない支持材から亜鉛を分離・隔離するために、屋根下地と 亜鉛プレートとの間における通風・換気を改善することが必要であるとされてい る。そういうわけで、この文書においては、円柱状のブロックの形状を呈する凹 凸を上部表面に有するプラスチック材料製の中間プレートをこのような通風・換 気措置がなされていない支持材の上に直接固定し、次いでこれら中間プレートの 上に載置され、かつ支持材に固定された支持材の部材に亜鉛シートを結合するこ とにおいて、このような中間プレートと亜鉛シートとの間において該凹凸により 生成する間隙が、該亜鉛シートの下方において通風・換気のための空間を形成す るようにすることが提案されているのである。このような技法は腐食に係る問題 を解決するためには有用であることが明らかにされているが、しかしながら比較 的費用がかかるという不都合を来すのである。 本発明の目的は上記において定義されたような屋根板であって、上記の不都合 を回避する屋根板を提供することである。 このような目的のために、本発明によれば、シートの前記表面には弾性を有し 、耐久性があり、しかも水蒸気を通さない厚さが少なくとも50マイクロメート ルである有機のコーティング層を設けており、シートの他の表面はコーティング 処理されていないか、または純粋に美的な目的のために適用される表面処理方法 の如何なる方法によってもコーティング処理されている。 実際のところ、腐食試験および加速老化試験を、通風・換気措置がされていな い支持材の上に直接載置された亜鉛シートの下面が長期間に亙って受けるはずで ある種々の応力をシミュレーションさせながら、一つの表面に上記したようなコ ーティング層を設けている亜鉛のシートについて実施したところ、本発明に従っ た屋根板は通風・換気措置がされていない支持材に直接載置した場合でも、特に 耐腐食性が強いことが明らかとなった。 このコーティング層の特質の不変性を保証するために、該コーティングは亜鉛 シートのメーカーの工場において、またはコーティング塗布処理の専門業者によ って、特にシートの送り出し装置と巻き取り装置との間において連続して塗布適 用されるのである。このようなコーティング層の弾性は従って、建設現場におい てまた屋根職人−亜鉛メッキ処理業者の作業場において、該コーティング層を損 傷させられないということなしに、載置設置における必要な加工処理作業を受け ることができるようでなければならない。 該コーティング層は、コーティングされた該シートが最終的に支持材の上に載 置される瞬間までに受ける種々の操作処理に対しても充分な強度を有しており、 該コーティング層内には痕跡を残さず、または何れの場合にも内部に達する深い 痕跡を残すものではないことは明らかである。厚さが少なくとも50マイクロメ ータであるということは、上記の処理操作に引き続いて場合によって小さなすり 傷を受けたとしても、当該亜鉛を露出することを確実に回避するために必須であ る。 年月を経るにつれても、該コーティング層は亀裂を生じることもなくまた剥離 することもありえない。その理由は該コーティング層は水蒸気を通さないことが 必須となっているからである。ここでは、亜鉛シートとそのコーティング層との 間においては一種の完璧な相乗作用効果があること、即ち、これらは相互にそれ ぞれの障害−即ちコーティング層の場合の紫外線また亜鉛または亜鉛メッキされ た鋼の場合の水凝縮・結露−の最悪のもの対して保護し合っていることを強調し ておくのが適当であろう。また同様に、ここではFR−A−2471859の文 献においては、外部用建築材料の製造において使用するための複合コーティング 層を有する金属シートが記述されていることも強調しておくことが適当である。 このような金属シートはポリ塩化ビニル樹脂、粉末状金属、可塑剤および安定剤 とを含有してなるコーティング層を一つ有しており、こうしてこのような製品は 、”日光ウエザーメーター試験(Sunshine Weather Meter Test)”なるタイトル を付せられた加速老化試験から明らかであるように、大気の種々の要因に対して 卓越した抵抗性を示すことになるわけである。この文書に従えば、熱可塑性樹脂 をベースとしたペイントの層またはポリ塩化ビニルおよび/またはポリアクルル 酸エステルのフィルムでコーティング処理されたメッキシートは、経済性の観点 からまたその強度に関する限り外部用建築材料の製造には適してはいないのであ る。 本発明に従えば、該コーティング層はポリエステル(標準化された記号:SP )、ポリエステルシリコーン(SPSI)、ポリエステルポリアミド(SPPA )、エポキシ(EP)、ポリウレタン(PUR)、ポリフッ化ビニリデン(PV DF)、塩化ビニルオルガノゾル(PVCO)、塩化ビニルプラスチゾル(PV CP)、アクリル(AY)またはアクリルシリコーン(AYS)をベースとした ペイントの層から構成され、乾燥状態での該層の厚さは有利には50ないし70 マイクロメータである。該ペイントは有利にはシートメーカーの工場またはペイ ント工場において、液状または粉末状のペイントを塗布・塗着させ、次いで炉内 を通過させて焼付けさせることによって形成されるのである。好ましいのは、粉 末形状で堆積着層されたポリエステルペイントである。このようなペイントはビ ション株式会社(BICHON S.A.)によってベックリスピード(Beckryspeed)なる商標 で商品化されている。 該コーティング層はポリ塩化ビニル(PVCF)、ポリフッ化ニル(PVFF )、アクリル(PMMAF)、ポリエチレン(PEF)、ポリウレタンまたはポ リエステルの接着性フィルムから構成されていてもよく、その厚さは有利には 80ないし150マイクロメータである。 フィルムの適用は有利にはシートメーカーによって連続的に行われる。好まし いのはポリエチレンフィルムである。このようなフィルムの一つの例は厚さが1 00マイクロメーターである低密度ポリエチレン製の接着性フィルムであり、こ れはノヴァセル株式会社(NOVACEL S.A.)によって参照番号4118として商品化 されている。経済的な理由によって、このような接着性のフィルムからなるコー ティング層はペイントによるコーティング層よりも好ましい。 該コーティング層は更には、例えば上記において定義したようなペイントであ って、それ自体が上記において定義したような接着性のフィルムでコーティング されているものから構成されていてもよい。このようなコーティング層がペイン トからなる、または接着性フィルムからなるコーティング層よりも高性能である ということは言うまでもない。 すでに上記において述べたように、該シートの別の表面はコーティング処理さ れていないか、または純粋に美的な目的のために適用される表面処理の方法のい かなるものによってもコーティング処理されていてもよい。例えば、このような 表面は滑材処理されていてもよい。 本発明はまた、本発明に従った屋根を形成させるために、一つの表面には上記 において定義したようなコーティング層が設けられ、またもう一つの別の表面は コーティング処理されていないか、または純粋に美的な目的のためにコーティン グ処理されているような、亜鉛製またはメッキ処理された鋼製のシートを利用す る用途に関するのであるが、なおこのような屋根形成は、シートの載置・取付け のために必要なシートの加工を行う操作およびこうして処理されたシートを適切 に述べた通りに載置・取付けすることからなるものである。 シートメーカーから供給されたコーティング処理したシートの加工および載置 ・取り付けは、現行の実務慣行に従って行うことができる。例えば、瓦棒つき屋 根板または立て目地付き屋根板をコンクリート製またはパーティクルボード製の 支持材に構築することが問題となる場合、このような瓦棒または立て目地金具を 釘・リベット止め又はボルト止めで支持材に固定する場合を別にして、このよう な屋根板を木製の支持材に載置・取り付けするためにはエンジニアーの技法(Les techniques de 1'lngenieur")C1040,1−14とC1041,1−15に 記載の技法を活用することができる。 実施例1 圧延延伸処理を行ったあと、圧延亜鉛のボビンを加工製造ライン上で巻き戻し て引きだし、これと同時に、片面を接着剤でコーティングした同一幅のプラスチ ックフィルムのロールを引き出す。 巻き戻しして引き出した後、このフィルムを圧延処理した亜鉛に一群の組合せ プレスロールを用いて貼り付けし、この貼り付けした一体シートを再度ボビンに 巻き取る。このボビンを次に建築現場で利用できるように適当な幅と長さに切断 加工する。 亜鉛の厚さは屋根板に現在用いられている厚さである0.65と1mmとの間 である。プラスチックフィルムは厚さが100マイクロメータである低密度ポリ エチレン製である。接着剤は厚さが10マイクロメータであるゴムと樹脂との混 合物である。 下記の実験を行った結果、このコーティング層が当該温度において良好な耐久 性を有しており、かつ水蒸気の凝縮による腐食に対して亜鉛を良好に保護してい ることが確認された。 フィルムでコーティングされた亜鉛の試料を100℃の恒温槽に6ヵ月間、7 0℃の恒温槽に8ヵ月間または40℃の恒温槽に15ヵ月間入れたが、これらの 期間はそれぞれ、実際の現場の屋根の上において10年以上の暴露に相当するも のである。 恒温槽から取り出してみたところ、フィルムは亜鉛の圧延シートに良好に接着 したままであることが確認された。そこで、これらの試料をドイツ規格DIN 50017の規定に従ったケスターニッヒ試験と称される加速腐食試験に供した 。この試験は水蒸気を凝縮させることによって試料を浸漬し、次いで乾燥させる ことからなるサイクルを一日あたり一回行うことである。20日(20サイクル )を経過した後、このプラスチックフィルムを剥離したが、フィルムによって保 護された表面は腐食されていないことが確認された。他の別の表面は凝縮・結露 によって、白錆と称される亜鉛の酸化物が形成されたことによって著しく腐食さ れていた。 フィルムでコーティングされた亜鉛の試料を90℃または100℃の恒温槽内 に60日間置いた。予めこれらの試料には幾つかシワを付け、へこませて変形さ せておき、当該製品が建築現場で受けるであろう変形をシミュレーションした。 恒温槽内で当該時間経過した後で、これらの試料を15日(15サイクル)の ケスターニッヒ試験に供した。この試験の後、当該フィルムは良好に接着された ままであり、またこのフィルムを剥離した後で保護された表面は腐食されていな かったが、これに対して他の表面は著しく腐食されていることが確認された。フ ィルムでコーティングされた亜鉛の試料を−20℃から+90℃までの温度変化 サイクルに供して、現実に屋根の上において生起する状態を加速された態様にお いてシミュレーションした。300サイクル(1400時間)を経過した後でこ のフィルムは良好に接着していることが確認された。5日間のケスターニッヒ試 験(5サイクル)を行った後で、フィルムを剥離したところ、保護された表面は 腐食されていなかったが、これに対して他の表面は著しく腐食されていることが 確認された。 実施例2 圧延処理した後で、亜鉛のボビン一巻きを淡灰色であるか、濃灰色であるリン 酸亜鉛の薄層をその両面に設けることによってフィルムコンバージョンによる表 面処理の加工操作に供したが、こうして得られ亜鉛は前処理(又は前処理された )亜鉛と称される。このようにして前処理された亜鉛を再度ボビンに巻き取る。 前処理された亜鉛のボビンを実施例1における圧延処理した亜鉛のボビンと同 じ操作に供し、こうして得られた材料を実施例1において得られた材料と同じ試 験に供する。実施例1で得られた結果と同じ結果を得る。 実施例3 実施例1のコーティング処理された亜鉛のボビンを使用して、水蒸気を生成せ しめた建物の内部の場所の上方に屋根を構築した。 この場所の内部は温度30℃、相対湿度100%に保持しておき、その壁は湿 気がフィルムで保護された圧延処理亜鉛の内側表面に部分的に凝縮・結露するよ うに断熱処理されている。 このような条件は通常人々が入手できる屋根の内部において、凝縮・結露なる 現象を大幅に加速せしめるために選択したものである。 このような条件に一年間暴露した後で屋根の内側部を検査したところ、その内 側部は全く腐食されていなかったことが確認された。 実施例4 圧延処理の各種操作を行った後で、表面調整装置(脱脂処理、化学的変換処理 、洗浄、乾燥)、圧延処理亜鉛の片側表面に50マイクロンメータ以上の粉体層 を堆積着層させることができる粉体用ノズルを取り付けた粉体噴霧チャンバー、 250℃の重合炉、冷却装置および再巻きり装置とからなるラッカー塗装装置に 対して速度5m/分にて圧延処理した亜鉛のボビンを巻き戻しして引き出す。 このボビンは次に建築現場において使用するのに適当な幅と長さに切断する。 圧延処理された亜鉛の厚さは、現在屋根用に使用されている厚さである0.6 5と1mmとの間である。粉体は、粉体の性能と利点を連続塗布処理の技術に関 連づけるために特別に製造されたベックリスピード(BECKRYSPEED)なるポリエス テル粉末である。 下記の試験を行った結果、当該コーティング層が良好な耐久性を有することが 確認される。これらの試験は厚さが60マイクロメータであるコーティング層に ついて行われたが、これらは規格ISO1520において規定された変形エリク セン試験、規格ISO6272において規定された衝撃による変形および側面に おける褶曲OTとからなるものであった。 これらの試料を規格NFX 41002に規定された塩水噴霧による加速腐食 試験に1000時間供した。試験終了後、コーティングの面は変形された部位で さえも一切変化していることはなかったが、他方、保護されていない表面部は著 しく腐食されていたことが確認される。 これらの試料をDIN 500017の規定に従って1000時間(42サイクル )ケスターニッヒ試験に供した。この試験を行った後で、コーティング層の面は 変形された面でさえも一切変化していなかったが、他方保護されていない表面部 は凝縮・結露によって白錆が形成して、一様に腐食されていることが確認された 。 実施例5 実施例4の操作および試験を繰り返したが、今回は前処理亜鉛のボビンを用い た。その結果実施例4と同一の結果を得た。 実施例6 実施例4の操作および試験を繰り返したが、粉体噴霧装置において冷却装置と 再巻取装置との間で、コーティング処理した表面の上に厚さが50マイクロメー タである低密度ポリエチレンの接着性フィルムを載置する。実施例4と同一の結 果を得る。 実施例7 実施例6の操作および試験を繰り返したが、今回は、前処理亜鉛のボビンを用 いた。その結果実施例4と同一の結果を得た。 実施例8 実施例3の操作を繰り返したが、今回は、実施例4のコーティング処理した亜 鉛ボビンを用いた。その結果実施例3と同一の結果に到達する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月17日 【補正内容】 明細書 屋根組み用亜鉛製屋根板 本発明は、上部において屋根板が担持される屋根の支持材(構造下地)を包含 してなる屋根組みにおいて、該屋根板が一つの表面が前記支持体に向かって対向 した亜鉛製、またはメッキ処理鋼製の薄板シートの集合組合せから構成されおり 、なお前記表面には一つの有機のコーティング層が設けられている前記屋根組み に関する。 トタン屋根板は、伝統的にモミの木製の通風・換気措置がなされていない野地 板張りの上に載置・支持されている。この伝統的な支持材の価格が高騰したため に、このような支持材をより低廉な支持材、特に必要に応じて亜鉛またはメッキ 処理鋼とは親和適合しない通風・換気措置がなされていない支持材、例えばチッ プボード、合板、コンクリートまたは硬質耐熱・遮音板などで代替しようという 試みがなされている。しかしながら、これら通風・換気措置がなされていない支 持材に載置・支持されたトタン屋根板については、数多くの腐食が報告されてい る。このような問題を解決するために、EP−B−0410822の文書によれ ば、特に支持材がコンクリートである場合は、凝縮・結露を防止しかつ通風・換 気措置がなされていない支持材から亜鉛を分離・隔離するために、屋根板の支持 材と亜鉛プレートとの間における通風・換気を改善することが必要であるとされ ている。そういうわけで、この文書においては、円柱状のブロックの形状を呈す る凹凸を上部表面に有するプラスチック材料製の中間プレートをこのような通風 ・換気措置がなされていない支持材の上に直接固定し、次いでこれら中間プレー トの上に載置され、かつ支持材に固定された支持材の部材に亜鉛シートを結合す ることにおいて、このような中間プレートと亜鉛シートとの間において該凹凸に より生成する間隙が、該亜鉛シートの下方において通風・換気のための空間を形 成するようにすることが提案されているのである。このような技法は腐食に係る 問題を解決するためには有用であることが明らかにされているが、しかしながら 比較的費用がかかるという不都合を来すのである。 本発明の目的は上記において定義されたような屋根板であって、上記の不都合 を回避する屋根板を提供することである。 このような目的のために、本発明によれば、前記支持材は通風・換気措置がさ れていないのであり、かつ前記コーティング層は厚さが50ないし150マイク ロメータであり、弾性を有し、耐久性があり、しかも水蒸気を通さないが、シー トの他の表面はコーティングされていないか、または純粋に美的な目的のために 適用される表面処理の如何なる方法によってもコーティングされている。 実際のところ、腐食試験および加速老化試験を、通風・換気措置がされていな い支持材の上に直接載置された亜鉛シートの下面が長期間に亙って受けるはずで ある種々の応力をシミュレーションさせながら、一つの表面に上記したようなコ ーティング層を設けている亜鉛のシートについて実施したところ、本発明に従っ た屋根板は通風・換気措置がされていない支持材に直接載置した場合でも、特に 耐腐食性が強いことが明らかとなった。 このコーティング層の特質の不変性を保証するために、該コーティングは亜鉛 シートのメーカーの工場において、またはコーティング塗布処理の専門業者によ って、特にシートの送り出し装置と巻き取り装置との間において連続して塗布適 用されるのである。このようなコーティング層の弾性は従って、建設現場におい てまた屋根職人−亜鉛メッキ処理業者の作業場において、該コーティング層を損 傷させられないということなしに、載置設置における必要な加工処理作業を受け ることができるようでなければならない。 該コーティング層は、コーティングされた該シートが最終的に支持材の上に載 置される瞬間までに受ける種々の操作処理に対しても充分な強度を有しており、 該コーティング層内には痕跡を残さず、または何れの場合にも内部に達する深い 痕跡を残すものではないことは明らかである。厚さが少なくとも50マイクロメ ータであるということは、上記の処理操作に引き続いて場合によって小さなすり 傷を受けたとしても、当該亜鉛を露出することを確実に回避するために必須であ る。 年月を経るにつれても、該コーティング層は亀裂を生じることもなくまた剥離 することもありえない。その理由は該コーティング層は水蒸気を通さないことが 必須となっているからである。ここでは、亜鉛シートとそのコーティング層との 間においては一種の完璧な相乗作用効果があること、即ち、これらは相互にそれ ぞれの障害−即ちコーティング層の場合の紫外線また亜鉛または亜鉛メッキされ た鋼の場合の水凝縮・結露−の最悪のもの対して保護し合っていることを強調し ておくのが適当であろう。 ここでは、金属と合成材料−後者は建造物の外部被覆の一環として−とを組合 せ使用する材料が記載されている二つの文献を挙げて強調しておくことが適当で ある。 DE−A−3444669なる文献においては、厚さがほぼ0.05mmであ る金属フィルムによって外面が保護された、ほぼ5mmの厚さの合成材料製のコ ーティングのテープが記載されている。該金属フィルムは該合成材料を種々の大 気の要因から保護し、また美的な役割をも演じている。本文献は断熱性および遮 音性を一層高めるために、例えば発泡させたポリエチレンやポリウレタンなどの 軟質で、かつ発泡した合成材料を推奨している。該金属フィルムは銅製であるか 、ステンレススチール製であるか、またはアルミニウムをベースとした合金製で ある。この文献は屋根組みの支持材の通風・換気に係る問題については取り組ん でいない。 FR−A−2471859の文献はそれ自体では、外部建築材料の製造におい て使用されるための複合コーティングを有する金属シートを記載している。 このような金属シートはポリ塩化ビニル樹脂、粉末状金属、可塑剤および安定 剤とを含有してなるコーティング層を一つ有しており、こうしてこのような製品 は、”日光ウエザーメータ試験(Sunshine Weather Meter Test)”なるタイトル を付せられた加速老化試験から明らかであるように、大気の種々の要因に対して 卓越した抵抗性を示すことになるわけである。この文書に従えば、熱可塑性樹脂 をベースとしたペイントの層またはポリ塩化ビニルおよび/またはポリアクルル 酸エステルのフィルムでコーティング処理されたメッキシートは、経済性の観点 からまたその強度に関する限り外部用建築材料の製造には適してはいないのであ る。 本発明に従えば、該コーティング層はポリエステル(標準化された記号:SP )、ポリエステルシリコーン(SPSI)、ポリエステルポリアミド(SPPA )、エポキシ(EP)、ポリウレタン(PUR)、ポリフッ化ビニリデン(PV DF)、塩化ビニルオルガノゾル(PVCO)、塩化ビニルプラスチゾル(PV CP)、アクリル(AY)またはアクリルシリコーン(AYS)をベースとした ペイントの層から構成され、乾燥状態での該層の厚さは有利には50ないし70 マイクロメータである。該ペイントは有利にはシートメーカーの工場またはペイ ント工場において、液状または粉末状のペイントを塗布・塗着させ、次いで炉内 を通過させて焼付けさせることによって形成されるのである。好ましいのは、粉 末形状で堆積着層されたポリエステルペイントである。このようなペイントはビ ション株式会社(BICHON S.A.)によってベックリスピード(Beckryspeed)なる商標 で商品化されている。 該コーティング層はポリ塩化ビニル(PVCF)、ポリフッ化ビニル(PVF F)、アクリル(PMMAF)、ポリエチレン(PEF)、ポリウレタンまたは ポリエステルの接着性フィルムから構成されていてもよく、その厚さは有利には 80ないし150マイクロメータである。 フィルムの適用は有利にはシートメーカーによって連続的に行われる。好まし いのはポリエチレンフィルムである。このようなフィルムの一つの例は厚さが1 00マイクロメーターである低密度ポリエチレン製の接着性フィルムであり、こ れはノヴァセル株式会社(NOVACBL S.A.)によって参照番号4118として商品化 されている。経済的な理由によって、このような接着性のフィルムからなるコー ティング層はペイントによるコーティング層よりも好ましい。 該コーティング層は更には、例えば上記において定義したようなペイントであ って、それ自体が上記において定義したような接着性のフィルムでコーティング されているものから構成されていてもよい。このようなコーティング層がペイン トからなる、または接着性フィルムからなるコーティング層よりも高性能である ということは言うまでもない。 すでに上記において述べたように、該シートの別の表面はコーティング処理さ れていないか、または純粋に美的な目的のために適用される表面処理の方法のい かなるものによってもコーティング処理されていてもよい。例えば、このような 表面は滑材処理されていてもよい。 本発明はまた、本発明に従った屋根を形成させるために、一つの表面には上記 において定義したようなコーティング層が設けられ、またもう一つの別の表面は コーティング処理されていないか、または純粋に美的な目的のためにコーティン グ処理されているような、亜鉛製またはメッキ処理された鋼製のシートを利用す る用途に関するのであるが、なおこのような屋根の形成は、シートの載置・取付 けのために必要なシートの加工を行う操作およびこうして処理されたシートを適 切に述べた通りに載置・取付けすることからなるものである。 シートメーカーから供給されたコーティング処理したシートの加工および載置 ・取り付けは、現行の実務慣行に従って行うことができる。例えば、瓦棒つき屋 根板または立て目地付き屋根板をコンクリート製またはパーティクルボード製の 支持材に構築することが問題となる場合、このような瓦棒または立て目地金具を 釘・リベット止め又はボルト止めで支持材に固定する場合を別にして、このよう な屋根板を木製の支持材に載置・取り付けするためにはエンジニアーの技法(Les techniques de 1'lngenieur")C1040,1−14とC1041,1−15に 記載の技法を活用することができる。 実施例1 圧延延伸処理を行ったあと、圧延亜鉛のボビンを加工製造ライン上で巻き戻し て引きだし、これと同時に、片面を接着剤でコーティングした同一幅のプラスチ ックフィルムのロールを引き出す。 巻き戻しして引き出した後、このフィルムを圧延処理した亜鉛に一群の組合せ プレスロールを用いて貼り付けし、この貼り付けした一体シートを再度ボビンに 巻き取る。このボビンを次に建築現場で利用できるように適当な幅と長さに切断 加工する。 亜鉛の厚さは屋根に現在用いられている厚さである0.65と1mmとの間で ある。プラスチックフィルムは厚さが100マイクロメータである低密度ポリエ チレン製である。接着剤は厚さが10マイクロメータであるゴムと樹脂との混合 物である。 下記の実験を行った結果、このコーティング層が当該温度において良好な耐久 性を有しており、かつ水蒸気の凝縮による腐食に対して亜鉛を良好に保護してい ることが確認された。 フィルムでコーティングされた亜鉛の試料を100℃の恒温槽に6ヵ月間、7 0℃の恒温槽に8ヵ月間または40℃の恒温槽に15ヵ月間入れたが、これらの 期間はそれぞれ、実際の現場の屋根の上において10年以上の暴露に相当するも のである。 恒温槽から取り出してみたところ、フィルムは亜鉛の圧延シートに良好に接着 したままであることが確認された。そこで、これらの試料をドイツ規格DIN 50017の規定に従ったケスターニッヒ試験と称される加速腐食試験に供した 。この試験は水蒸気を凝縮させることによって試料を浸漬し、次いで乾燥させる ことからなるサイクルを一日あたり一回行うことである。20日(20サイクル )を経過した後、このプラスチックフィルムを剥離したが、フィルムによって保 護された表面は腐食されていないことが確認された。他の別の表面は凝縮・結露 によって、白錆と称される亜鉛の酸化物が形成されたことによって著しく腐食さ れていた。 フィルムでコーティングされた亜鉛の試料を90℃または100℃の恒温槽内 に60日間置いた。予めこれらの試料には幾つかシワを付け、へこませて変形さ せておき、当該製品が建築現場で受けるであろう変形をシミュレーションした。 恒温槽内で当該時間経過した後で、これらの試料を15日(15サイクル)の ケスターニッヒ試験に供した。この試験の後、当該フィルムは良好に接着された ままであり、またこのフィルムを剥離した後で保護された表面は腐食されていな かったが、これに対して他の表面は著しく腐食されていることが確認された。フ ィルムでコーティングされた亜鉛の試料を−20℃から+90℃までの温度変化 サイクルに供して、現実に屋根の上において生起する状態を加速された態様にお いてシミュレーションした。300サイクル(1400時間)を経過した後でこ のフィルムは良好に接着していることが確認された。5日間のケスターニッヒ試 験(5サイクル)を行った後で、フィルムを剥離したところ、保護された表面は 腐食されていなかったが、これに対して他の表面は著しく腐食されていることが 確認された。 実施例2 圧延処理した後で、亜鉛のボビン一巻きを淡灰色であるか、濃灰色であるリン 酸亜鉛の薄層をその両面に設けることによってフィルムコンバージョンによる表 面処理の加工操作に供したが、こうして得られ亜鉛は前処理亜鉛と称される。こ のようにして前処理された亜鉛を再度ボビンに巻き取る。 前処理された亜鉛のボビンを実施例1における圧延処理した亜鉛のボビンと同 じ操作に供し、こうして得られた材料を実施例1において得られた材料と同じ試 験に供する。実施例1で得られた結果と同じ結果を得る。 実施例3 実施例1のコーティング処理された亜鉛のボビンを使用して、水蒸気を生成せ しめた建物の内部の場所の上方に屋根を構築した。 この場所の内部は温度30℃、相対湿度100%に保持しておき、その壁は湿 気がフィルムで保護された圧延処理亜鉛の内側表面に部分的に凝縮・結露するよ うに断熱処理されている。 このような条件は通常人々が入手できる屋根の内部において、凝縮・結露なる 現象を大幅に加速せしめるために選択したものである。 このような条件に一年間暴露した後で屋根の内側部を検査したところ、その内 側部は全く腐食されていなかったことが確認された。 実施例4 圧延処理の各種操作を行った後で、表面調整装置(脱脂処理、化学的変換処理 、洗浄、乾燥)、圧延処理亜鉛の片側表面に50マイクロメータ以上の粉体層を 堆積着層させることができる粉体用ノズルを取り付けた粉体噴霧チャンバー、2 50℃の重合炉、冷却装置および再巻き取り装置とからなるラッカー塗装装置に 対して速度5m/分にて圧延処理した亜鉛のボビンを巻き戻しして引き出す。 このボビンは次に建築現場において使用するのに適当な幅と長さに切断する。 圧延処理された亜鉛の厚さは、現在屋根用に使用されている厚さである0.6 5と1mmとの間である。粉体は、粉体の性能と利点を連続塗布処理の技術に関 連づけるために特別に製造されたベックリスピード(BBCKRYSPEED)なるポリエス テル粉末である。 下記の試験を行った結果、当該コーティング層が良好な耐久性を有することが 確認される。これらの試験は厚さが60マイクロメータであるコーティング層に ついて行われたが、これらは規格ISO1520において規定された変形エリク セン試験、規格ISO6272において規定された衝撃による変形および側面に おける摺曲OTとからなるものであった。 これらの試料を規格NFX 41002に規定された塩水噴霧による加速腐食 試験に1000時間供した。試験終了後、コーティングの面は変形された部位で さえも一切変化していることはなかったが、他方、保護されていない表面部は、 著しく腐食されていたことが確認される。 これらの試料をDIN 500017の規定に従って1000時間(42サイクル )ケスターニッヒ試験に供した。この試験を行った後で、コーティング層の面は 変形された面でさえも一切変化していなかったが、他方、保護されていない表面 部は凝縮・結露によって白錆が形成して、一様に腐食されていることが確認され た。 実施例5 実施例4の操作および試験を繰り返したが、今回は前処理亜鉛のボビンを用い た。その結果実施例4と同一の結果を得た。 実施例6 実施例4の操作および試験を繰り返したが、粉体噴霧装置において冷却装置と 再巻取装置との間で、コーティング処理した表面の上に厚さが50マイクロメー タである低密度ポリエチレンの接着性フィルムを載置する。実施例4と同一の結 果を得る。 実施例7 実施例6の操作および試験を繰り返したが、今回は、前処理亜鉛のボビンを用 いた。その結果実施例4と同一の結果を得た。 実施例8 実施例3の操作を繰り返したが、今回は、実施例4のコーティング処理した亜 鉛ボビンを用いた。その結果実施例3と同一の結果に到達する。 請求の範囲 1.上部において屋根板が担持される屋根板の支持材を包含してなる屋根組み において、該屋根板が一つの表面が前記支持体に向かって対向した亜鉛製、また はメッキ処理鋼製の薄板シートの集合組合せから構成されており、なお前記表面 には一つの有機のコーティング層が設けられている前記屋根組みであって、前記 支持材は通気・換気措置がされていないこと、および前記コーティング層の厚さ が50ないし150マイクロメータであること、また該コーティング層は弾性を 有し、耐久性があり、かつ水蒸気を通さず、もう一つの別の表面はコーティング 処理されていないか、または純粋に美的な目的のために適用される表面処理方法 の如何なる方法によってもコーティング処理されていることを特徴とする前記屋 根組み。 2.該コーティング層がポリエステル、ポリエステルシリコーン、ポリエステ ルポリアミド、エポキシ、ポリウレタン、ポリフッ化ビニリデン、塩化ビニルオ ルガノゾル、塩化ビニルプラスチゾル、アクリルまたはアクリルシリコーンをベ ースとしたペイントの層から構成されることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の屋根組み。 3.該コーティング層は厚さが50ないし70マイクロメータであることを特 徴とする請求の範囲第2項に記載の屋根組み。 4.該コーティング層が粉体形状で堆積着層されたポリエステルペイントから 構成されることを特徴とする請求の範囲第2または3項に記載の屋根組み。 5.該コーティング層がポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、アクリル、ポリ エチレン、ポリウレタンまたはポリエステルの接着性フィルムから構成されてい ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の屋根組み。 6.該フィルムの厚さが80ないし150マイクロメータであることを特徴と する請求の範囲第5項に記載の屋根組み。 7.該接着性フィルムが低密度ポリエチレンで構成されていることを特徴とす る請求の範囲第5または6項に記載の屋根組み。 8.該コーティング層がそれ自体が接着性フィルムでコーティングされたペイ ントの層から構成されるに際して、該ペイントがポリエステル、ポリエステルシ リコーン、ポリエステルポリアミド、エポキシ、ポリウレタン、ポリフッ化ビニ リデン、塩化ビニルオルガノゾル、塩化ビニルプラスチゾル、アクリルまたはア クリルシリコーンをベースとするものであり、かつ該ペイントの層の厚さが好ま しくは50ないし70マイクロメータであり、また該接着性フィルムが厚さが好 ましくは80ないし150マイクロメータであるポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビ ニル、アクリル、ポリエチレン、ポリウレタンまたはポリエステルのフィルムで あることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の屋根組み。 9.該ペイントが粉体の形状として堆積着層せしめられたポリエステルペイン トであることおよび該接着性フィルムが低密度ポリエチレンから構成されること とを特徴とする請求の範囲第8項に記載の屋根組み。 10.前記の別の表面が前処理されていることを特徴とする請求の範囲第1〜 9のうちのいずれか一項に記載の屋根組み。 11.請求の範囲第1ないし10のうちのいずれか一項に記載の屋根組みを形 成させるために、一つの表面には弾性を有し、耐久性があり、かつ水蒸気を通さ ず、厚さが50ないし150マイクロメータである有機のコーティング層が設け られ、またもう一つの別の表面はコーティング処理されていないか、または純粋 に美的な目的のために適用される表面処理の如何なる方法によってもコーティン グ処理されている、亜鉛またはメッキ処理された鋼製のシートを利用する用途。 12.該有機のコーティング層がポリエステル、ポリエステルシリコーン、ポ リエステルポリアミド、エポキシ、ポリウレタン、ポリフッ化ビニリデン、塩化 ビニルオルガノゾル、塩化ビニルプラスチゾル、アクリルまたはアクリルシリコ ーンをベースとしたペイントから構成されることを特徴とする請求の範囲第11 項に記載の用途。 13.該コーティング層の厚さが50ないし70マイクロメータであることを 特徴とする請求の範囲第12項に記載の用途。 14.該コーティング層が粉体の形状として堆積着層せしめられたポリエステ ルペイントから形成されることを特徴とする請求の範囲第12または13項に記 載の用途。 15.該有機のコーティング層がポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、アクリ ル、ポリエチレン、ポリウレタンまたはポリエステルの接着性フィルムから構成 されることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の用途。 16.該フィルムの厚さが80ないし150マイクロメータであることを特徴 とする請求の範囲第15項に記載の用途。 17.該有機のコーティング層がそれ自体が接着性フィルムでコーティングさ れたペイントの層から構成されるに際して、該ペイントがポリエステル、ポリエ ステルシリコーン、ポリエステルポリアミド、エポキシ、ポリウレタン、ポリフ ッ化ビニリデン、塩化ビニルオルガノゾル、塩化ビニルプラスチゾル、アクリル またはアクリルシリコーンをベースとするものであり、かつ該ペイントの層の厚 さが、好ましくは50ないし70マイクロメータであり、また該接着性フィルム の厚さが好ましくは80〜150マイクロメータであるポリ塩化ビニル、ポリフ ッ化ビニル、アクリル、ポリエチレン、ポリウレタンまたはポリエステルのフィ ルムであることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の用途。 18.該ペイントが粉体の形状として堆積着層せしめられたポリエステルペイ ントであること、および該接着性フィルムが低密度ポリエチレンから構成される こととを特徴とする請求の範囲第17項に記載の用途。 19.前記の別の表面が前処理されていることを特徴とする、請求の範囲第1 1〜18のうちのいずれか一項に記載の用途。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CN,CZ,EE,FI,GE,HU,IS,JP ,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT, LV,MD,MG,MN,MX,NO,NZ,PL,R O,RU,SG,SI,SK,TJ,TM,TT,UA ,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.亜鉛またはメッキ処理鋼の薄板シートの集合組合せから実質的に構成され 、かつ通風・換気措置がされていない屋根の支持材に担持されている亜鉛製また はメッキ処理鋼製屋根板において、前記薄板シートの一つの表面が前記支持体に 向かって対向したものである前記屋根板であって、前記表面には、弾性を有し、 耐久性がありしかも水蒸気を通さない、厚さが少なくとも50マイクロメートの 有機のコーティング層が設けられており、前記シートの他の表面はコーティング されていないか、または純粋に美的な目的のために適用される表面処理の方法如 何なるものによってコーティングされていることを特徴とする前記亜鉛製または メッキ処理鋼製屋根板。 2.該コーティング層がポリエステル、ポリエステルシリコーン、ポリエステ ルポリアミド、エポキシ、ポリウレタン、ポリフッ化ビニリデン、塩化ビニルオ ルガノゾル、塩化ビニルプラスチゾル、アクリルまたはアクリルシリコーンをベ ースとしたペイントの層から構成されることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の屋根板。 3.該コーティング層は厚さが50ないし70マイクロメータであることを特 徴とする請求の範囲第2項に記載の屋根板。 4.該コーティング層が粉体形状で堆積着層されたポリエステルペイントから 構成されることを特徴とする請求の範囲第2または3項に記載の屋根板。 5.該コーティング層がポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、アクリル、ポリ エチレン、ポリウレタンまたはポリエステルの接着性フィルムから構成されてい ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の屋根板。 6.該フィルムの厚さが80ないし150マイクロメータであることを特徴と する請求の範囲第5項に記載の屋根板。 7.該接着性フィルムが低密度ポリエチレンで構成されていることを特徴とす る請求の範囲第5または6項に記載の屋根板。 8.該コーティング層がそれ自体が接着性フィルムでコーティングされたペイ ントの層から構成されるに際して、該ペイントがポリエステル、ポリエステルシ リコーン、ポリエステルポリアミド、エポキシ、ポリウレタン、ポリフッ化ビニ リデン、塩化ビニルオルガノゾル、塩化ビニルプラスチゾル、アクリルまたはア クリルシリコーンをベースとするものであり、かつ該ペイントの層の厚さが好ま しくは50ないし70マイクロメータであり、また該接着性フィルムが厚さが好 ましくは80ないし150マイクロメータであるポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビ ニル、アクリル、ポリエチレン、ポリウレタンまたはポリエステルのフィルムで あることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の屋根板。 9.該ペイントが粉体の形状として堆積着層せしめられたポリエステルペイン トであることおよび該接着性フィルムが低密度ポリエチレンから構成されること とを特徴とする請求の範囲第8項に記載の屋根板。 10.前記別の表面が前処理されていることを特徴とする請求の範囲第1〜9 のうちのいずれか一項に記載の屋根板。 11.請求の範囲第1ないし10項のうちのいずれか一項に記載の屋根板を形 成させるために、一つの表面には弾性を有し、耐久性があり、かつ水蒸気を通さ ない、厚さが少なくとも50マイクロメータである有機のコーティング層が設け られ、またもう一つの別の表面はコーティング処理されていないか、または純粋 に美的な目的のために適用される表面処理の如何なる方法によってもコーティン グ処理されている、亜鉛またはメッキ処理された鋼製のシートを利用する用途。 12.該有機のコーティング層がポリエステル、ポリエステルシリコーン、ポ リエステルポリアミド、エポキシ、ポリウレタン、ポリフッ化ビニリデン、塩化 ビニルオルガノゾル、塩化ビニルプラスチゾル、アクリルまたはアクリルシリコ ーンをベースとしたペイントから構成されることを特徴とする請求の範囲第11 項に記載の用途。 13.該コーティング層の厚さが50ないし70マイクロメータであることを 特徴とする請求の範囲第12項に記載の用途。 14.該コーティング層が粉体の形状として堆積着層せしめられたポリエステ ルペイントから形成されることを特徴とする請求の範囲第12または13項に記 載の用途。 15.該有機のコーティング層がポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、アクリ ル、ポリエチレン、ポリウレタンまたはポリエステルの接着性フィルムから構成 されることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の用途。 16.該フィルムの厚さが80ないし150マイクロメータであることを特徴 とする請求の範囲第15項に記載の用途。 17.該有機のコーティング層がそれ自体が接着性フィルムでコーティングさ れたペイントの層から構成されるに際して、該ペイントがポリエステル、ポリエ ステルシリコーン、ポリエステルポリアミド、エポキシ、ポリウレタン、ポリフ ッ化ビニリデン、塩化ビニルオルガノゾル、塩化ビニルプラスチゾル、アクリル またはアクリルシリコーンをベースとするものであり、かつ該ペイントの層の厚 さが、好ましくは50ないし70マイクロメータであり、また該接着性フィルム の厚さが好ましくは80〜150マイクロメータであるポリ塩化ビニル、ポリフ ッ化ビニル、アクリル、ポリエチレン、ポリウレタンまたはポリエステルのフィ ルムであることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の用途。 18.該ペイントが粉体の形状として堆積着層せしめられたポリエステルペイ ントであること、および該接着性フィルムが低密度ポリエチレンから構成される こととを特徴とする請求の範囲第17項に記載の用途。 19.前記の別の表面が前処理されていることを特徴とする、請求の範囲第1 1〜18のうちのいずれか一項に記載の用途。
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