JPS58189450A - 防水施工法 - Google Patents

防水施工法

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JPS58189450A
JPS58189450A JP6886582A JP6886582A JPS58189450A JP S58189450 A JPS58189450 A JP S58189450A JP 6886582 A JP6886582 A JP 6886582A JP 6886582 A JP6886582 A JP 6886582A JP S58189450 A JPS58189450 A JP S58189450A
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waterproof
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sheet
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竹本 孝夫
増田 隆久
磯輪 英治
浅井 栄太郎
宮沢 健
博之 加藤
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Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明に建造物の防水施工法に関するもので、塩化ビニ
ル系防水シートとアクリル樹脂系塗膜防水材を併用する
工法に関するものである。
従来より建造物の屋上などの防水方法としてに、アスフ
ァルト防水工法、シート防水工法、塗膜防水工法等の防
水膜により建造物の表面を被覆する方法が主に行なわれ
てきた。
中でもアスファルト防水工法は最も古くから使われ、信
頼性の高い工法ともいわれてい友が、近年原料コストの
高騰、作業環境の劣悪さからくる作業者の確保が困難で
あること等から、これにかわる信頼性の゛高い防水施工
法が求められているのが現状である。
シート防水工法は、それに用いられる防水膜が規格化さ
れた工場製品であって、天候に影響され易い塗膜防水工
法、アスファルト防水工法等の防水膜に比べ、均一な防
水膜であるという特長があり、又、近年の技術革新によ
り性能も優れたものがつぎつぎに生み出され用いられる
様になってきているというオリ点を有している。
しかしながら、シート防水工法にシートとシートとの接
合部に欠陥部を生じ、漏水事故が発生しやすいという欠
点がある。
特に防水シート敷設部が立上り部あるいは役物囲い等の
ごとき複雑な形状をした非平坦部においては、建造物毎
にその形状及び大きさが異なり、そこで用いられる防水
シートを規格化して工場で一括生産するというわけには
いかず、一方工場で一括生産され規格化された防水シー
トな、施工現場においてその形状及び大きさに応じて加
工して、接合することに煩雑、困難でめるのみならず、
上記防水欠陥を生じる可能性が大きい。
また、その加工については、防水という機能を十分に発
揮させる友めに、上記欠陥を出来るだけ少くする必要が
あるために、高度の技術を要求されている。
これに対し、塗膜防水工法は、施工後完全に一体化し友
連続膜になるという工法上の特長がめ9上記欠陥汀ない
しかしrlがら塗膜防水工法には、防水膜の物性が成膜
時の天候の影響、I¥jK降雨に影響され易いという弱
点がある。
本発明者等は上記のような状況下において、上記の様な
欠点を解消しより信#1社の高い防水施工法を見い比す
べく鋭意検討をカロえ、本発明を完成した。
すなわち本発明は、m遺物の平坦部を塩化ビニル系防水
シートで被覆し、非平坦部をアクリル樹脂系塗膜防水材
で被覆すると共に、平坦部と非平坦部との境界部分にお
いては該防水シートと該塗膜防水材とを積層接合する事
を特徴とする建造物の防水施工法に関するものである。
本発明においては、建造物の平坦部の防水には塩化ビニ
ル系防水シートを用いろことを特徴とするものであり、
これによって平坦部に優れた防水性能を付与することが
できる。平坦部での接合部における問題は、塩化ビニル
系防水シートが他の防水シートと異なり杉着が可能であ
るということと、最近の自動熔接機の開発により解決さ
れている。
一方塩化ビニル系防水シートを用い之場合でも敷設部位
が立上り部めるいは役物囲り等の複雑な形状をし几非平
坦部の場合、自動溶着機の使用は不可能である。
さらに建築物の形状に前記したように子細にみると千差
万別である友め、とても工場製品として規格化すること
はできず、この為現場での加工がどうしても必要である
。複雑な形状をしている非平坦部にあってに複雑な形に
シートを加工し、これを相互に接合し、防水というきわ
めて高度な機能を満足する為には、高い技能が必要でろ
!l1%に塩化ビニル系防水シートのごとき剛性の高い
シートにめってに、現場加工が難しい几め防水欠陥につ
ながる原因が内在している。
本発明者等にシート間接合部の耐久性が優れ、平坦部に
おける施工性が自動熔接機の導入により優れた塩化ビニ
ル系防水シートを用いても解決し得ない上記欠点が、立
上り部を含む複雑な形状をし九非平坦部にアクリル樹脂
系塗膜防水材を併用することにより解消し、すぐれた防
水効果が得られることを見い出し友のである。
前記したごとく、塗膜防水材は成膜後に完全に一体化し
た防水膜になる%長を有する反面、防水膜の物性が成膜
時の天候の影響、%に降雨に影響され易い弱点が弗る。
しかし傾斜部にあっては水が滞留しない為、比較的影響
が少い上に、どんな複雑な下地形状でめっても施工が簡
単であって、その為施工管理が充分に行い得るので上記
欠点が殆んど無視できるのである。この様に塗膜防水材
は建築物の複雑な形状をし九部位の防水処理に適した材
料といえる。
しかしながら塩化ビニル系防水シートと塗膜防水材を併
用する場合、その両者の接合部分においてに異質な素材
相互の接合になり、新しい問題を生じさせる。
すなわち、本発明が意図する防水施工法に一度施工され
几後に長期に渡って目的とする防水性能を保持しなけれ
ばならないが、異質の素材同志の接合部、特に防水性能
を向上させるために防水シートと塗膜防水材を積層し接
合する場合においてはそれぞれの材料の収縮に起因して
応力集中が発生し、その部分において亀裂や破壊が起り
防水性能を低下させる問題が生じるのである。
この問題を解決する手段として本発明者等に塩化ビニル
系防水シートと併用されるべき塗膜防水材について楠々
検討し、アクリル樹脂糸塗膜防水材が蝋も適しており、
この防水材は塩化ビニル系防水シートとの積層接合が充
分になされることを見出し九のである。
本発明は上記構成をとることにより、複雑な形状をし友
非平坦部の防水欠陥の問題が解消され信頼性の高い防水
施工法になるものであり、史には複雑な部位の防水施工
の簡便化により作業性がよくなる工法であり、それに付
随して工期の短縮がはかれる工法である。
本発明における塩化ビニル系防水シートとしては一般に
市販されている通常の製品を使用できる。具体的な商品
としてはロノプルーフ(ロンプルーフ工業■製)、リベ
ットルーフ(出出興産■製)などである。
塩化ビニル系防水シートの中では、ペースト法により製
造され、ガラス繊維質を芯材したものが、製造時の応力
のひずみ、可塑剤の移行が少なく長期の使用によっても
収縮が少なく塗膜防水材との積層接合部において応力集
中が少なく、亀裂や破壊等を生じる危険性が少ないため
より好ましいものである。
塩化ビニル系防水シートの施工法は全面接着、部分接着
、機械的接合、浮かし張り工法4等いづれの工法も使用
し得るが防水シートと塗膜防水材との積層接合部への応
力集中を分散するためには、全面接着、部分接着、機械
的接合が好ましい。
本発明に用いられるアクリル樹脂系塗膜防水材はアクリ
ル樹脂の特性である耐候性が良く劣化し難いという点か
ら本・発明の効果が奏されると推定されるので、それら
の特性を失わないものであれば特に限定されるものでな
く市販されている各種の物が巾広く用いられるが、それ
らのなかでも、耐候性によV優れ下地の挙動により柔軟
に追従する特性を具備しているものとして、ガラス転移
点が一20℃以下のアクリルゴム系塗膜防水材が好まし
い。
本発明を実施するために接着j?Iるるいに金具、笠木
等の副資材は、これを随意に使用する事ができる。
次に塩化ビニル系防水ノートとアクリル樹脂系eI!i
膜防水材の接合についてのべる。
防水シートと塗膜防水材との接合部において汀、より完
全な防水を果すために両者が積層し接合される。そのと
きの両者の上、下の位置ばいづれであってもよいが塗膜
防水材が防水ノートの一部にある方が水密性を保証する
うえで好ましい。
防水シートと塗膜防水材の積層方法は特に限定されるも
のでないが、積層中ば20〜2000ろることか好まし
く、40〜100mであることがより好ましい。また長
期に渡り耐久性を保証する而から考えると、塩素化ポリ
プロヒレノ系又は塩化ビニリデン基等のプライマーを介
在して、積層するのが好ましい。塩素化ポ1jプロピレ
ノ系又は塩化ビニリデン基等のプライマーの浴剤として
に、塩化ビニールポリマーの溶解度パラメーターに近い
浴剤、例えばTHF、メチルエチルケトノ、シクロヘキ
サツノ等の浴剤を一部あるいμ全量使用すれば更に良い
効果が得られる、又積層にめ友り補強布を介在すること
も随意である。
塩化ビニル系防水シートとアクリル樹脂系塗膜防水材と
の積層部位に、平坦部におっても非平坦部にあっても良
いが、非平坦部であれば、防水シートのはがれによる動
きをおさえるために、防水シートの端部な機械的に固定
した方がよい。作業性を考慮し友場合、非平坦部での積
1−にμ出隅、大隅部を防水ノートで処理する必があり
、やや煩雑となる。ので平坦部での積層が好ましい。
塗膜防水材の施工部位に、すでに記載したとうり防水シ
ートで施工が難しい、複雑な形状をした非平坦部であっ
て、具体的KUパラベット、陸壁及びエアーコノデショ
ナーの冷却設備等の役物囲いがあげられる。
次に本発明の施工方法を具体的に説明すると、第1の方
法としては平坦部で塩化ビニル系防水シートとアクリル
樹脂系塗膜防水材を積;−接合する方法である。
屋根スラブに接着剤を介して防水シートを立上り部近く
まで敷設する。防水シートと立上り部の間に凹部などが
生じた場合にコーキング材により充填するが、滞留水等
による防水上の支障がなければ直接塗膜防水材で処理し
てもよい、コーキング材としては市販シーリング材や樹
脂モルタルが適当である。
ついで塗膜防水材で処理する区域(立上り部」を要すれ
ばプライマーで処理する。プライマー使用の目的に塗膜
防水材と防水シート及び立上ジ部素材との密着性を改善
することである。
ついで要すれば補強布を防水シート端部に中心を合せ張
り付ける。張りつけ方法としては、塗膜防水材の材料な
ハケ等で補強布にすり込む様にして張り付けるのが適当
でおる。もちろん他の接着剤を使用してもよい。補強布
としては寒冷紗のごときあみ目の荒い材料が好ましい。
補強布は必ずしも必要なわけではなく、塗膜防水材の抗
張力が、防水シートに比して小さい場合に使用すると良
い結果が得られるのである。
前記処理をし友めと、塗膜防水材により防水処理する。
その手段としては吹き付け、ハケ塗り、ローラー塗りな
どであり、塗俟厚や仕上層の必要性などは常法に従えば
よい。
第2の方法としてに、立上り部において塩化ビニル系防
水シートとアクリル樹脂系塗膜防水材を接合する方法で
ある。
防水シートを接着剤を用いて屋根スラブから立トリ部の
途中まで敷設する。
コンクリート<ぎ等を使用して止め金具により防水シー
ト端部な固定する。
ついでプライマーの処理をし、塗膜防水材を上記と同様
に施工する。
さらに実施例に基ずいて本発明をより詳細に説明する。
実施例1 既設屋上のコノ身リートスラブとパラペットより構成さ
れ友釣6ゴ〔幅3 tm x (平坦部7゜1十立上り
部30aIL)〕の部分に次の様に防水施工をした。
塩化ビニル糸防水シートU市販のペースト法、ゲラスマ
ット合芯の塩化ビニル系防水ノート(商品名サーナフイ
ルG−21410、厚さt2龍、サーナ社製)であり、
接着剤(サーナコール2170、スイス、サーナ社’R
)Kより立Fり部人隅までに約3cILの間隙をおいて
敷設した。防水シートと入隅の間にできた凹部にコーキ
ング剤(アロノコ−)SB、東亜合成化学工業■製)を
若干もつ上がる程度丑で充積した。
翌日プライマー(アロノコートPA、東亜合成化学工業
■製)を0.3 kg/ rrl塗布し、テトロン製寒
冷沙を幅10I21長さ3t+@に裁断したものを防水
シート先端に中心線を合せ敷きつめ、その上からアクリ
ル樹脂系塗膜防水材(アロノコ−トST、東亜合成化学
工業■)を1.7 kg / 71(吹き付けにより施
工した。
本施工法は作業性もよく、6ケ月間異常にみられなかっ
た。
実施例2〜5 比較例1 積層接合部への応力集中による影響を調査する目的で7
レキシル板のうえで防水シートと塗れぞれ1.6.5.
10謔引き伸ばし応力をかけ、そのま1サノンヤイノウ
エザオメーターに入れ経時的な異常の有無を調査した。
アクリル系塗膜防水剤によるものは長く初期の状態を維
持するのに対し、ウレタン系塗膜防水剤に応力下に比較
的早期にキレンが発生することが解った。
このことより収縮により接合部に応力が集中した場合、
ウレタン塗膜防水剤に不適当であることが解る。
又アクリル系塗膜防水剤であっても、過大な応力集中に
は耐えられないため、防水シートとしては収縮の少い防
水シートが望ましく、力′クリル系塗膜防水材としても
伸びの良い柔軟な材料が本施工法には望ましいことが解
る。
サノプル調整条件及び試験結果に表1に示す。
表  1 1)塩ビ防水シート  ロンプルーフ(ロンシール工業
製つ2)プライマー    アロンコートPA、(東亜
合成化学工業■製、アロノコート用専用プライ マラ湿気硬化型−液ウレタン樹脂、 (犬日本インキ裂ノライアデツク゛1゛−44ン 5)塗膜防水材 アクリルゴム系 アロンコートSA(東亜合成化学工業
■製アクリルゴム系塗膜防水材) アクIJ A[liK  市販アクリル樹脂系弾性化粧
仕上げ材 ウレタンタール 市販ウレタンタール樹脂塗膜防水材樹
脂系 4)  TGt;jガラス転移点を示す。
特許出願人の名称 東亜合成化学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 建造物の平坦部を塩化ビニル系防水シートで被覆し
    、非平坦部なアクリル樹脂系塗膜防水材で被覆すると共
    に、平坦部と非平坦部との境界部分においてに該防水シ
    ートと該塗膜防水材とを積層接合する事を特徴とする建
    造物の防水施工法。
JP6886582A 1982-04-27 1982-04-27 防水施工法 Granted JPS58189450A (ja)

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JP6886582A JPS58189450A (ja) 1982-04-27 1982-04-27 防水施工法

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JPH0427355B2 JPH0427355B2 (ja) 1992-05-11

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WO2020129126A1 (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 マクセルホールディングス株式会社 防水工法及び防水構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49102116A (ja) * 1973-02-01 1974-09-26

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JPS49102116A (ja) * 1973-02-01 1974-09-26

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