JPH1150319A - 増毛方法およびその補助具 - Google Patents

増毛方法およびその補助具

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JPH1150319A
JPH1150319A JP21897497A JP21897497A JPH1150319A JP H1150319 A JPH1150319 A JP H1150319A JP 21897497 A JP21897497 A JP 21897497A JP 21897497 A JP21897497 A JP 21897497A JP H1150319 A JPH1150319 A JP H1150319A
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JP
Japan
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hair
knot
stem
slit
cylindrical member
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JP21897497A
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Inventor
Toshirou Miyamoto
外史郎 宮元
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Individual
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41GARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
    • A41G5/00Hair pieces, inserts, rolls, pads, or the like; Toupées
    • A41G5/004Hair pieces
    • A41G5/0046Hair pieces forming hair extensions from bundles of hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41GARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
    • A41G5/00Hair pieces, inserts, rolls, pads, or the like; Toupées
    • A41G5/004Hair pieces
    • A41G5/0086Applicators or tools for applying hair extensions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 植毛された人工毛髪または自毛を用い、増毛
用毛髪が緩んだり、ずれたりすることがなく、自然で、
違和感のない増毛方法を提供する。 【解決手段】 植毛された人工毛髪または自毛の頭皮に
近い位置に結び目を設け、該結び目に少なくとも1本の
増毛用毛髪を結束することを特徴とする増毛方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭髪の増毛方法お
よびそれに用いる増毛用補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】自然にまたは病気あるいは投薬等で頭髪
が薄くなったり、部分的にまたは全面的に無くなった場
合、かつら、ヘヤーピースなどによるほか植毛法や、増
毛法が行われている。
【0003】植毛法は、植毛用人工毛髪を頭皮に1本1
本植えるがこれには非常に手数を要するばかりか、植毛
するにしても密度に限度があり、最大平方cm当たり5
0本(通常、人は凡そ100本)を超えて密に植毛する
ことは困難である。そこで植毛用人工毛髪に枝毛を設
け、植えつける本数は少なくて毛を密にすることが試み
られ、毛根部を有する幹毛に高周波などにより枝毛を溶
着したものが特公昭60−18322号公報に、複数本
の枝毛を幹毛に接着剤で接着したものが特開平2−26
4005号公報に開示されている。
【0004】しかしながら、溶着によるものは溶着部分
の繊維が硬化し、溶着部分の強度が低下する。また、接
着によるものは、作業が煩瑣な上に接着力が経時的に低
下し、櫛すき、ブラッシング等の外力で枝毛が外れるな
どの問題点がある。さらに、増毛法として自毛に結び目
のストッパーを設け毛髪を絡ませる方法が特開平5−1
56506号公報に、増毛用毛髪を線状に結びつけた部
材を接着剤で固着する方法が特公平4−15285号公
報に開示されているが、これらは絡ませた毛髪がずれた
り、接着力が経時的に変化し低下するなどの問題点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、植毛
された人工毛髪または自毛を用いて増毛用毛髪が緩んだ
り、ずれたりすることがなく、自然で、違和感のない増
毛方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、植毛された人
工毛髪または自毛の頭皮に近い位置に結び目を設け、該
結び目に少なくとも1本の増毛用毛髪を結束することを
特徴とする増毛方法にある。
【0007】さらに本発明は、長手方向にスリットを有
する円筒状の部材の外周に少なくとも1本の増毛用毛髪
を結びつけ、植毛された人工毛髪または自毛を該部材に
通し、頭皮に近い位置に一重の結び目を設け、次いで該
部材の外周に結びつけた増毛用毛髪を一重の結び目の中
に落とした後、上記部材をスリットを通して植毛された
人工毛髪または自毛から外し、次いで各結び目を締める
ことを特徴とする増毛方法にある。
【0008】また本発明は、長手方向にスリットを有す
る円筒状の部材からなることを特徴とする増毛用補助具
にある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、植毛された人工毛髪ま
たは自毛(以下、これらを幹毛という。)に増毛用の毛
髪を結束する増毛方法である。幹毛に結束する増毛用の
毛髪としては、ポリエステル繊維、アクリル繊維、アク
リロニトリル−塩化ビニルまたは塩化ビニリデン共重合
体繊維、ナイロン繊維、ポリオレフィン繊維等の合成繊
維、ジアセテート、トリアセテートなどの半合成繊維が
使用される。強度、柔軟性、形態安定性、セット性、カ
ール性などの面からポリエステル繊維が好ましい。合成
繊維のほかに人毛その他の毛が用いられる。
【0010】これら増毛用毛髪の太さは、必ずしも同一
である必要はなく異なる太さのものを1本の幹毛に結束
しても良い。増毛用毛髪の色は黒色、茶色、金色、白色
など増毛を要する幹毛との関係で自由に選ぶことができ
る。
【0011】増毛用毛髪を幹毛に結束する位置はできる
だけ頭皮に近い位置が好ましい。見た目に自然で違和感
を少なくするには幹毛に設ける一重の結び目を頭皮から
5mm以内の位置にすることが好ましい。
【0012】植毛された人工毛髪を幹毛として用いる場
合、植毛用人工毛髪の毛根部は通常植毛した後頭皮から
抜けないよう植毛用人工毛髪の端部を円形にしたり、ア
ンカーを設けたりした構造のものがあるが何れであって
も良い。
【0013】次に、本発明の増毛方法を添付の図面を参
照しながら説明する。図1(a)に示した増毛用補助具
として長手方向にスリット3−1を有する円筒状の部材
3の外周に増毛用毛髪2を結びつける。その手順の1例
を挙げれば、図1(b)に示した如く増毛用毛髪2を二
つ折り(2−1)し、その上に円筒状部材3を載せ、増
毛用毛髪2の端部を円筒状部材3の外周に沿って曲げ二
つ折り部2−1をくぐらせてから緩く締め、図1(c)
に示したように円筒状部材3に結びつける。
【0014】次に、図2に示したように外周に増毛用毛
髪2を結びつけた円筒状部材3の内部に幹毛1を挿通
し、幹毛1に緩い一重の結び目4を形成する。結び目4
の位置はできるだけ頭皮8に近い位置とする。次いで円
筒状部材3に緩く結びつけてある増毛用毛髪2をずらし
て幹毛1の一重の結び目4の中に落とす。円筒状部材3
は増毛用毛髪2を幹毛1の一重の結び目4の中に落とし
た後その長手方向に設けられているスリット3−1を使
い幹毛より外す。図3は、円筒状部材を外した後の状態
を示している。
【0015】次に、増毛用毛髪2の結束部5を緩く締め
た後、鉤7で幹毛1の一重の結び目4を頭皮からおよそ
5mmの位置になるように移動した後締め、次いで増毛
用毛髪2の結束部5を締め、最後に幹毛1の毛根部に荷
重が掛らないように増毛用毛髪2と幹毛1を水平になる
ように持って締めつける。
【0016】増毛用補助具としての円筒状部材3は、ゴ
ム、軟質塩ビ、ポリプロピレン、ポリエチレンなど柔軟
性のあるプラスチックからなる円筒状物で内径1.5〜
3mm、外径2〜4mm程度、長さ3.5〜5mm程度
であり、側面長手方向にスリット3−1を設ける。円筒
状部材3は一方の径を大きく他方の径を小さくした半円
錐形にすることが好ましい。半円錐形であるとその外周
に結びつけた増毛用毛髪2を外径の大きいほうから小さ
い方に容易に移動することができ、幹毛の結び目に増毛
用毛髪を容易に落とし込むことができ効率的である。円
筒状部材3の側面に設けたスリット3−1は、幅0.5
〜1.5mm程度あれば良く、円筒状部材3はそのスリ
ットを使って幹毛から容易に外す事ができる。
【0017】以上の説明においては、増毛用毛髪は1本
の例で説明したが、2本またはそれ以上引き揃えて用い
れば、1本の幹毛に多数本の増毛用毛髪を結束固着する
ことができ、増毛用毛髪を結束固着する幹毛の本数を少
なくすることができる。また、幹毛に植毛人工毛髪を用
いる場合、複数本の増毛を有する人工毛髪を、植毛前に
結束または後に結束することができ、植毛回数の低減に
つながる。さらに植毛人工毛髪に適用した場合、結束の
位置が変わらない、自然の毛量感が得られる、経済的で
あるなど非常に有益な増毛法である。
【0018】本発明によれば、幹毛の結び目に増毛用毛
髪の結束部がしっかりと結束固定されるため、増毛され
た毛髪が緩んだり外れたりする事が無い。
【0019】
【発明の効果】本発明の方法は、幹毛に対する増毛用毛
髪の結束が容易で、増毛した毛髪は、幹毛に設けた結び
目にしっかりと結束固着しているので、日常生活におい
て結び目が緩んだり、ずれたりすることがなく、櫛通り
も良く、半永久的である。
【0020】また、本発明による増毛用毛髪は、幹毛に
対して少なくとも1本を結束しているので複数本の増毛
毛髪が、頭皮に極めて近い位置にあり、見た目にも極め
て自然で違和感がなく、使用者に満足感を与える。
【0021】また、幹毛として植毛した人工毛髪に施す
場合、増毛1本で数本植毛したのと同じ密度となり植毛
本数、施術回数を減らすことができ、植毛時間を短縮し
植毛の苦痛を緩和する。
【図面の簡単な説明】
【図1】円筒状部材の斜視図および増毛用毛髪を結びつ
ける手段を示す説明図である。
【図2】幹毛に増毛用毛髪を結束する手段を示す拡大図
である。
【図3】幹毛の結び目に増毛用毛髪を結束する手段を示
す拡大図である。
【符号の説明】
1 幹毛 2 増毛用毛髪 2−1 二つ折部 3 円筒状部材 3−1 スリット 4 結び目 5 増毛用毛髪結束部 6 毛根部 7 鈎 8 頭皮

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植毛された人工毛髪または自毛の頭皮に
    近い位置に結び目を設け、該結び目に少なくとも1本の
    増毛用毛髪を結束することを特徴とする増毛方法。
  2. 【請求項2】 長手方向にスリットを有する円筒状の部
    材の外周に増毛用毛髪を結びつけ、植毛された人工毛髪
    または自毛を該部材に通し、頭皮に近い位置に一重の結
    び目を設け、次いで該部材の外周に結びつけた増毛用毛
    髪を一重の結び目の中に落とした後、上記部材をスリッ
    トを通して植毛された人工毛髪または自毛から外し、次
    いで各結び目を締めることを特徴とする請求項1の増毛
    方法。
  3. 【請求項3】 長手方向にスリットを有する円筒状の部
    材からなることを特徴とする増毛用補助具。
  4. 【請求項4】 円筒状の部材が一方の径が大きく他方の
    径が小さい半円錐形からなることを特徴とする請求項4
    の増毛用補助具。
JP21897497A 1997-07-31 1997-07-31 増毛方法およびその補助具 Pending JPH1150319A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014065981A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Naomi Tanaka 増毛方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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