JP2006138041A - エクステンション取付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な器具および煩雑な工程を必要とすることなく簡単に取り付けることができ、自毛および頭皮にかかる負担を低減させることができる、エクステンション取付け方法を提供する。
【解決手段】頭髪Hの自毛hから適量に取り分けられた自毛束12が、エクステンション束14の長さ方向の中間部に巻き付けられ、自毛束12がエクステンション束14の一方側および他方側で構成されたループ状部22により挟持されて包まれるように、自毛束12とエクステンション束14の一方側および他方側とが編まれる編み工程と、編み工程に引き続き、エクステンション束14の一方側および他方側と自毛束12とが編み込まれる編込み工程と、編込み工程で形成された編込み部が留め部30で留められる留め工程とを含む。
【選択図】図11

Description

本願発明は、エクステンション取付け方法に関し、特に、たとえば頭髪から適宜取り分けられた自毛束に、合成樹脂,天然樹脂等で構成される人工毛髪および/または人毛等の天然毛髪の束で構成されるエクステンション束を取付ける、エクステンション取付け方法に関する。
本願発明の背景となる先行技術には、適量の自毛に熱収縮チューブを挿通して自毛の根元側に配置した後、その自毛と取付用毛束を交差させて自毛をループ状に結んで両者を括り付け、次いで、熱収縮チューブを結び目の位置又はそこから先端側に若干離れた位置に移動させた後、熱収縮チューブを加熱して熱収縮チューブを収縮させることにより、自毛と取付用毛束とを固定するようにした熱収縮チューブを使用したエクステンション方法があった(例えば、特許文献1参照。)。
この場合、加熱により収縮した熱収縮チューブの内側には、自毛と取付用毛束とが、互いに密着すると共に、熱収縮チューブの内側により挟持された状態で固定される。また、この先行技術では、熱収縮チューブの内側層を熱溶融性樹脂により構成すること又は熱収縮チューブの内側面に熱溶融性接着剤を設けることにより、自毛と取付用毛束との結束強度が強くなる。
本願発明の背景となる他の先行技術には、エクステンション束の端部を圧着する第1圧着部と、自毛束の中間部を圧着する第2圧着部とを、長手方向の両側に一体に形成した圧着金具を用いて、圧着作業により自毛束にエクステンション束を取付けるようにしたエクステンション取付具及びエクステンションの取付方法があった(例えば、特許文献2参照。)。
この場合、第1圧着部でエクステンション束の端部が圧着され、第2圧着部で自毛束の中間部が圧着されるので、圧着金具を介して、自毛束とエクステンション束とが取り付けられる。また、この先行技術では、圧着した圧着金具の全体が収縮チューブで覆われているので、手が触れても危険がなく、圧着金具の金属色が目立つこともない。
本願発明の背景となるさらに他の先行技術には、かつらを頭部へ取り付ける毛束の結び目が解けないように固定する結び目の固定構造であって、毛束に作った結び目の両側に、糸等により毛束が緊縛されて、しかも、解けにくい結び目を毛束の結び目を挟むように一組作成する毛束の結び目固定構造があった(例えば、特許文献3参照。)。
この場合、たとえばひとえ結びにされた毛束の結び目の両側に、当該結び目を挟むようにして、8字結び、たて結び、男結び、女結び、はた結び、ひきとり結び、もやい結び、すごき結び、ひばり結び、あわび結び等の解けにくい結び目を別途作成するため、弾力性があって滑り易い髪の毛の動きを拘束して、毛束の結び目の緩みや解けを防止することができる。また、毛束の結び目を接着剤により固定しないため、アレルギー性の人も安心してかつらを取り付けることができる。
本願発明の背景となるさらに他の先行技術には、自毛を適当な場所に1cmの四角いブロックにブロッキングして自毛を上下に分けた後、その自毛の上下の間にエクステンションを通して、自毛の上下を左回りに3回ねじってねじりを作り、自毛の上下の間に通したエクステンションの一方側をねじりの根元に左回りに3回巻きつけて団子をつくり、それから、自毛の上下の間に通したエクステンションの一方側および他方側と、一本にした自毛束とで三つ編みを作った後、ゴムで縛ってとめるようにした、ヘアーエクステンション接続方法があった(例えば、特許文献4参照。)。
この場合、ボンド等の接着剤を使用することなく、エクステンションを自毛と編みこんで接続しているので、自毛に負担をかけないで自毛にエクステンションを接続することができ、且つ、ゴムを切り外すことにより三つ編みを簡単に取り外すことができる。
特許第3542126号公報 特開2004−27402号公報 特開2004−52183号公報 特開2004−100128号公報
しかしながら、熱収縮チューブを使用したエクステンション方法では、熱収縮チューブが必要となり部品点数が増える上、この熱収縮チューブの中に適量の自毛を挿通させることにも熟練した技術を要し、手間のかかるものであった。さらに、熱収縮チューブの内側層を熱溶融性樹脂で形成したり、あるいは、熱収縮チューブの内側面に熱溶融性接着剤を形成した場合には、自毛と取付用毛束との取付部分において、熱溶融性樹脂あるいは熱溶融性接着剤が自毛部分に付着して、自毛を傷めたり、熱溶融性樹脂あるいは熱溶融性接着剤によるアレルギー障害を引き起こす恐れがあった。
また、圧着作業により自毛束にエクステンション束を取付けるようにしたエクステンション取付具及びエクステンションの取付方法では、プレス加工により金属薄板を打ち抜いて所定の形状に折り曲げ加工してなる圧着金具が必要となり、また、エクステンション束と自毛束とを圧着した圧着金具の周囲全体を覆う収縮チューブも必要となるので、これまた、部品点数が多くなるものであった。しかも、エクステンションの取付方法においては、圧着ペンチを用いて圧着金具を加締するため、自毛束とエクステンション束との個々の取り付けが非常に煩雑となり、連続した長時間作業には不向きなものであった。その上、エクステンション束を取り付ける自毛束を頭髪からより分ける場合、たとえば襟足の部分をブロッキングして、3mm幅前後の自毛束を頭髪からより分け、プラスチックプレートのスリットに差し込んでこれを取り出すなど、非常に手間のかかる工程を要していた。
さらに、かつらの取り付け等を行う毛束の結び目が解けないように固定する結び目の固定構造では、毛束で作った結び目の一方および他方の両側に、それぞれ、当該毛束の結び目を挟むようにして、別々の糸等で結び目を独立して作成したり、あるいは、同じ糸等により一方の結び目を作った後、その糸等を毛束の結び目の裏側を通して他方へ移し、他方にも結び目を作るようにして、2つの結び目が連続しているように作成するため、取り付け作業が煩雑なものとなり、連続作業には不適当なものであった。また、この先行技術では、毛束の結び目を固定するための解けにくい結び目が毛束を強く緊縛し、特に、結び目の一方は、毛束の生え際側を強く引き寄せるため、毛束の根元および頭皮に負担がかかりそれらの部分を傷めてしまう恐れがあった。これは、毛束の結び目を固定するための解けにくい結び目によって毛束の根元側の動きが規制され、毛束の根元部分が可動する自由度が少ないのに起因すると考えられる。
また、接着剤を使用することなく、エクステンションを自毛と編みこんで接続するヘアーエクステンション接続方法では、自毛およびエクステンションを所定の方向に3回ねじることによって、それぞれ、ねじりおよび団子を形成した後、さらに、三つ編みをするため、接続に時間が掛かるものであった。また、髪が伸びてくると、三つ編み部分が緩んで縺れてしまう恐れがあった。
この場合、毛髪自体が弾力性を有するもので滑り易いものであることを考えると、この先行技術でいうところのねじりや団子では、三つ編み部分の緩みを防止することが困難となっていた。また、毛先方向に引っ張られる力に弱いため、その方向に引っ張られたときに、エクステンションが比較的外れ易いものとなっていた。
それゆえに、本願発明の主たる目的は、複雑な器具および煩雑な工程を必要とすることなく簡単に取り付けることができ、自毛および頭皮にかかる負担を低減させることができる、エクステンション取付け方法を提供することである。
請求項1にかかる本願発明は、自毛から適量に取り分けられた自毛束が、エクステンション束の長さ方向の中間部に巻き付けられ、自毛束がエクステンション束の長さ方向の一方側および他方側で挟持されて包まれるように、自毛束と前記エクステンション束の一方側および他方側とが編まれる編み工程と、編み工程に引き続き、エクステンション束の一方側および他方側と前記自毛束とが編み込まれる編込み工程と、編込み工程で束ねられた編込み部が留められる留め工程を含むことを特徴とする、エクステンション取付け方法である。
請求項1にかかる本願発明では、編み工程によって、自毛束がエクステンション束の長さ方向の一方側と他方側との間に挟持されて包まれた状態に編まれている。また、この包まれた状態で編まれた編み部分は、編込み工程で形成された編込み部によって固定される。さらに、編込み部は、留め工程によって、緩まないように留められる。
請求項2にかかる本願発明は、請求項1にかかる発明に従属する発明であって、編み工程は、エクステンション束の長さ方向の中間部が折り曲げられて、単一の曲折部が形成される曲折工程と、自毛束が曲折部の間に挟持され、自毛束の根元側が前記曲折部で包まれる包み工程と、自毛束が曲折部の一部に巻き付けられて、曲折部と自毛束とが編まれる編み工程とを含むことを特徴とする、エクステンション取付け方法である。
請求項2にかかる本願発明では、請求項1にかかる発明と比べて、特に、曲折工程によって、エクステンション束の長さ方向の中間部に、単一の曲折部が形成される。また、包み工程によって、自毛束の根元側が曲折部で包まれる。さらに、編み工程により、自毛束が曲折部の一部に巻き付けられ、曲折部と自毛束とが編まれる。
請求項3にかかる本願発明は、請求項2にかかる発明に従属する発明であって、曲折工程は、エクステンション束の長さ方向の一方側と他方側とが交差されて、エクステンション束の長さ方向の中間部に単一のループ状部が形成される工程を含み、包み工程は、自毛束がループ状部に通され、ループ状部によって自毛束の根元側が包まれるように挟持される工程を含み、編み工程は、ループ状部に通された自毛束がループ状部の一部に巻き付けられ、ループ状部と自毛束とが編まれる工程を含むことを特徴とする、エクステンション取付け方法である。
請求項3にかかる本願発明では、請求項2にかかる発明と比べて、特に、エクステンション束の長さ方向の中間部に単一のループ状部が形成される。そして、自毛束は、ループ状部に通され、ループ状部で包まれるように挟持される。さらに、自毛束は、ループ状部の一部に巻き付けられた状態で、ループ状部と自毛束とが編まれる。
請求項4にかかる本願発明は、請求項1にかかる発明に従属する発明であって、編み工程は、自毛束とエクステンション束とが交差される工程と、自毛束がエクステンション束の長さ方向の中間部に巻き付けられる工程と、エクステンション束の長さ方向の一方側と他方側とが互いに対向されるように引き寄せられて、エクステンション束の長さ方向の中間部に折り返し部が形成される工程と、折り返し部の一方側および他方側が反転された後、自毛束の根元側が包まれるようにエクステンション束の一方側と他方側とが交差されて、自毛束とエクステンション束とが編まれる編み工程とを含むことを特徴とする、エクステンション取付け方法である。
請求項4にかかる本願発明では、請求項1にかかる発明と比べて、自毛束とエクステンション束とが交差され、自毛束がエクステンション束の長さ方向の中間部に巻き付けられる。そして、エクステンション束の長さ方向の両側が引き寄せられ、エクステンション束の長さ方向の中間部に折り返し部が形成される。さらに、折り返し部の一方側と他方側とが反転される。それから、自毛束の根元側が包まれるように、エクステンション束の一方側と他方側とが交差され、自毛束とエクステンション束とが編まれる。
請求項5にかかる本願発明は、請求項1〜請求項4のいずれかにかかる発明に従属される発明であって、編込み工程は、エクステンション束の一方側および他方側と自毛束とが交互に編み込まれる編込み工程を含み、留め工程は、弾性を有する線材により、編込み部近傍が緊縛される緊縛工程を含むことを特徴とする、エクステンション取付け方法である。
請求項5にかかる本願発明では、請求項1〜請求項4のいずれかにかかる発明と比べて、特に、編込み工程によって、エクステンション束の一方側および他方側と自毛束の先端側とが交互に編み込まれる。また、緊縛工程によって、編込み部近傍が弾性を有する線材で緊縛される。
請求項1〜請求項5にかかる本願発明によれば、自毛束の根元側が、エクステンション束で包まれて保護される。しかも、この場合、自毛束の根元側は、部分的にエクステンション束で包まれているだけなので、当該自毛束の根元側の動きがフレキシブルなものとなっている。したがって、請求項1にかかるエクステンション取付け方法によれば、自毛束に取付けられたエクステンション束を動かしても、自毛束の根元側が強く引っ張られるようなことがなく、当該自毛束の根元側および地肌への負担が低減される。
本願発明にかかるエクステンション取付け方法によれば、複雑な器具および煩雑な工程を必要とすることなく簡単に取り付けることができ、自毛および頭皮にかかる負担を低減させることができる、エクステンション取付け方法が得られる。
本願発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1〜図10は、本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第1工程図〜第10工程図である。図11は、本願発明にかかるエクステンション取付け方法により、自毛束にエクステンション束を取付けた状態の一例を示す使用状態図解図である。以下に示す本実施形態例では、例えば、頭髪の自毛束に使用者の要望に応じた色のエクステンションを取付ける方法について説明する。また、本実施形態例では、自毛束12およびエクステンション束14が、それぞれ、長さ方向を有し、その長さ方向の一端と他端との間をそれぞれ中間部と称している。なお、エクステンション束14の1本1本は、例えば、合成樹脂材料や天然樹脂材料で形成されたもの、または、化学繊維,合成繊維等の人造繊維、羊毛,獣毛,原毛等の天然繊維、その他の繊維材料等で形成されたものが適宜用いられる。
本実施形態例のエクステンション取付け方法10では、図11に示すように、先ず、頭髪Hの所定の部位から適量に取り分けられた自毛hが束にされ、自毛束12として構成される。この自毛束12は、たとえば図1に示すように、エクステンション束14と交差され、エクステンション束14の長さ方向の中間部にたとえば2回巻き付けられる。この場合、自毛束12とエクステンション束14とが、最初に交差した箇所(交差部)Cを基準点としたとき(以下、基準点Cという。)、つまり、エクステンション束14の長さ方向の中間部に自毛束12を最初に交差させた箇所(交差部)をみたとき、当該基準点Cの一方側(片側)に、エクステンション束14が連続して2回巻き付けられる。
そして、エクステンション束14の長さ方向の一方側16aと他方側16bとが互いに対向されるように引き寄せられて、図1に示すように、U字状の折り返し部16が形成される。つまり、エクステンション束14の長さ方向の中間部が折り曲げられて、エクステンション束14の長さ方向の中間部に、単一のたとえばC字状の曲折部18が形成される。本実施形態例では、曲折部18がエクステンション束14の長さ方向の中央部に形成される。
次に、エクステンション束14は、たとえば図2に示すように、エクステンション束14の折り返し部16の一方側16aおよび他方側16bが反転される。この場合、下側に位置していた折り返し部16の一方側16aが上側に位置し、反対に、上側に位置していた折り返し部16の他方側16bが下側に位置するように、折り返し部16の一方側16aおよび他方側16bが反転される。
さらに、エクステンション束14の折り返し部16および自毛束12で構成される編み目20が締められつつ、折り返し部16は、自毛束12の根元側(頭皮S側)に変位される(図2および図3参照。)。この場合、自毛束12は、エクステンション束14の曲折部18の一方側18aと他方側18bとの間に挟持される。
その後、自毛束12は、たとえば図3の上側に示すように、エクステンション束14の一方側16aと他方側16bとが交差される。エクステンション束14は、その曲折部18の他方側18bが一方側18aの背面側に位置するように、曲折部18の一方側18aと他方側18bとが交差される。このとき、曲折部18の他方側18bによって自毛束12の根元側(頭皮S側)を包み込むようにして、曲折部18の一方側18aと他方側18bとが交差される。これによって、エクステンション束14の長さ方向の中央部には、たとえば図4に示すように、単一のループ状部22が形成される。また、自毛束12の根元側(頭皮S側)よりも先端側の自毛束12は、ループ状部22の一部に巻き付けられるものとなる。さらに、エクステンション束14のループ状部22と自毛束12とによって、図4に示すように、編み目24が形成される。
そして、上記した状態を維持しながら、ループ状部22と自毛束12とが締め付けられることによって、編み目24が締まる。この場合、自毛束12の根元側(頭皮S側)は、たとえば図5に示すように、ループ状部22で包み込まれるように挟持され、締め付けられる。上述した一連の編み工程によって、図5に示すような編み部分26が形成される。
なお、図4では、エクステンション束14のループ状部22と自毛束12とで構成される編み目24を示すために、ループ状部22と自毛束12とが締め付けられる前の状態を便宜的に図示している。
それから、図1〜図5で説明した編み工程に引き続き、当該編み工程で形成された編み部分26を固定するために、エクステンション束14の一方側16aおよび他方側16bと、自毛束12の先端側とが、たとえば三つ編みにより編み込まれる。
すなわち、自毛束12の先端側は、たとえば図6に示すように、エクステンション束14の他方側16bの背面側を通って、エクステンション束14の一方側16aと他方側16bとの間に変位される。さらに、エクステンション束14の一方側16aが、たとえば図7に示すように、先に変位された自毛束12の背面側を通って、変位された自毛束12とエクステンション束14の他方側16bとの間に変位される。さらに、エクステンション束14の他方側16bが、たとえば図8に示すように、先に変位されたエクステンション束14の一方側16aの背面側を通って、自毛束12とエクステンション束14の一方側16aとの間に変位される。さらに、自毛束12が、たとえば図9に示すように、先に変位されたエクステンション束14の他方側16bとエクステンション束14の一方側16aとの間に変位される。
図6〜図9で説明した編込み工程によって三つ編みに編み込まれた編込み部28は、たとえば図10に示すように、当該編込み部28の下端部近傍部分が、留め部30によって留められる。この場合、弾性を有する線材32が、編込み部28の下端部近傍部分に複数回巻かれて緊縛される。線材32は、天然樹脂および/または合成樹脂からなる糸等で形成されている。
なお、図6〜図9で説明した編込み工程では、三つ編みによって編込み部28が編み込まれたが、三つ編みに限定されることはなく、たとえば四つ編み、五つ編みにより編み込まれてもよく、また、それ以上の編み数で編み込んでもよく、さらに、表三つ編み、裏三つ編み、それ以外にも、ねじり編み、片編み、縄編み等、各種編み込み方法が適用され得るものである。
本実施形態例のエクステンション取付け方法10では、自毛束12の根元側(頭皮S側)が、図10および図11等に示すように、エクステンション束14のループ状部22で包み込まれて保護されている。この場合、自毛束12の根元側(頭皮S側)は、ループ状部22で包まれているだけの構造となっているので、自毛束12の根元側(頭S側)の動きを規制するものがなく、当該自毛束12の根元側(頭皮S側)の動きがフレキシブルなものとなる。この場合、自毛束12の根元側(頭皮S側)は、ループ状部22で包まれているだけの構造を有するため、自毛束12とエクステンション束14とを接続した後の状態をみてみると、たとえば図11に示すように、真っ直ぐ下に垂下した状態となり、自毛hの自然な垂下状態と適合するものとなる。
このようなことから、エクステンション取付け方法10によれば、当該自毛束12の根元側(頭皮側)の自由度を高めることができる。そのため、自毛束12に取付けられたエクステンション束14を動かしても、自毛束12の根元側(頭皮S側)への負荷が低減され、自毛束12の根元側(頭皮S側)および頭皮にかかる負担を極力少なくすることができる。
さらに本実施形態例のエクステンション取付け方法10では、複雑な器具および煩雑な工程を必要とすることなく、簡単に、エクステンション束14を自毛束12に取り付けることができる。
本願発明にかかるエクステンション取付け方法は、種々のヘアーデザインを形成する手段の1つとしての所謂ヘアー装飾用のエクステンションとして用いられて好適なものであるが、それ以外にも、特に、例えば、脱毛や火傷等で頭髪が少なくなった部分に増毛する際の増毛方法、あるいは、かつらを取付ける場合に、頭部に残っている自毛とかつらとを取付ける際のかつら取付け方法にも適宜用いられるものである。
本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第1工程図である。 本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第2工程図である。 本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第3工程図である。 本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第4工程図である。 本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第5工程図である。 本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第6工程図である。 本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第7工程図である。 本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第8工程図である。 本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第9工程図である。 本願発明にかかるエクステンション取付け方法の一例を示す第10工程図である。 本願発明にかかるエクステンション取付け方法により、自毛束にエクステンション束を取付けた状態の一例を示す使用状態図解図である。
符号の説明
10 エクステンション取付け方法
12 自毛束
14 エクステンション束
16 折り返し部
16a エクステンション束の長さ方向の一方側
16b エクステンション束の長さ方向の他方側
18 曲折部
18a 曲折部の長さ方向の一方側
18b 曲折部の長さ方向の他方側
20,24 編み目
22 ループ状部
26 編み部分
28 編込み部
30 留め部
32 線材
H 頭髪
S 頭皮
h 自毛

Claims (5)

  1. 自毛から適量に取り分けられた自毛束が、エクステンション束の長さ方向の中間部に巻き付けられ、前記自毛束が前記エクステンション束の長さ方向の一方側および他方側で挟持されて包まれるように、前記自毛束と前記エクステンション束の一方側および他方側とが編まれる編み工程、
    前記編み工程に引き続き、前記エクステンション束の一方側および他方側と前記自毛束とが編み込まれる編込み工程、および
    前記編込み工程で束ねられた編込み部が留められる留め工程を含むことを特徴とする、エクステンション取付け方法。
  2. 前記編み工程は、
    前記エクステンション束の長さ方向の中間部が折り曲げられて、単一の曲折部が形成される曲折工程、
    前記自毛束が前記曲折部の間に挟持され、前記自毛束の根元側が前記曲折部で包まれる包み工程、および
    前記自毛束が前記曲折部の一部に巻き付けられて、前記曲折部と前記自毛束とが編まれる編み工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載のエクステンション取付け方法。
  3. 前記曲折工程は、
    前記エクステンション束の長さ方向の一方側と他方側とが交差されて、前記エクステンション束の長さ方向の中間部に単一のループ状部が形成される工程を含み、
    前記包み工程は、
    前記自毛束が前記ループ状部に通され、前記ループ状部によって前記自毛束の根元側が包まれるように挟持される工程を含み、
    前記編み工程は、
    前記ループ状部に通された前記自毛束が前記ループ状部の一部に巻き付けられ、前記ループ状部と前記自毛束とが編まれる工程を含むことを特徴とする、請求項2に記載のエクステンション取付け方法。
  4. 前記編み工程は、
    前記自毛束と前記エクステンション束とが交差される工程、
    前記自毛束が前記エクステンション束の長さ方向の中間部に巻き付けられる工程、
    前記エクステンション束の長さ方向の一方側と他方側とが互いに対向されるように引き寄せられて、前記エクステンション束の長さ方向の中間部に折り返し部が形成される工程、および
    前記折り返し部の一方側および他方側が反転された後、前記自毛束の根元側が包まれるように前記エクステンション束の一方側と他方側とが交差されて、前記自毛束と前記エクステンション束とが編まれる編み工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載のエクステンション取付け方法。
  5. 前記編込み工程は、前記エクステンション束の一方側および他方側と前記自毛束とが交互に編み込まれる編込み工程を含み、
    前記留め工程は、弾性を有する線材により、前記編込み部近傍が緊縛される緊縛工程を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエクステンション取付け方法。
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