JP2014065981A - 増毛方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】増毛用毛髪を結び付けた自毛が伸長して、繰り返しして増毛用毛髪を使用することができる増毛方法を提供すること。
【解決手段】
緊締可能に形成した輪部を有する複数本の毛髪からなる増毛用毛髪を輪部中に自毛を挿通し緊締して増毛する増毛方法であって、増毛用毛髪の端部の輪部は、自毛が伸長する度に可及的に頭皮に近い自毛の基端部までスライドすると共に、自毛の直上部で増毛用毛髪の輪部に近接して自毛結び目を形成することを特徴とする増毛方法である。
【選択図】図1

Description

この発明は増毛方法、詳しくは増毛用の毛髪を自毛に結び付けることで増毛可能とする増毛技術に関する。
従来、複数本の毛髪からなる増毛用毛髪を頭皮から伸びる自毛に結び付けることで増毛可能とする増毛方法が知られている。すなわち、その先端に輪部を形成した増毛用毛髪を用いて、その輪部内に自毛を挿通すると共に輪部を頭皮側までスライドさせて、輪部を絞って自毛周辺に締付固定することで増毛する方法である。
前記増毛用毛髪は、人工用毛髪や人毛を自毛に結び付ける方法であるので、見た目に自毛と変わりないように増毛可能であり、しかもその増毛方法が簡便である。したがって、従来のような部分的なかつらを装着することなく、増毛していることが人に気づかれないメリットを有する。また、その増毛方法において、増毛用毛髪が自毛から簡単には抜けないような増毛技術が開発されている。
例えば、下記特許文献1にはかかる増毛方法が開示されている。すなわち、特許文献1には、輪部を介して増毛用毛髪を自毛に結び付けた後に、輪部より離れた上方の位置、すなわち、自毛結び目が手動で形成しやすい位置(図1に示す頭皮から長さL離れた位置)に自毛結び目を形成し、増毛用毛髪が自毛結び目より先にスライドしないようにすることにより、増毛用毛髪の輪部に接着剤などの固着用の部材を用いることなく、長期にわたって増毛用毛髪が自毛から外れないようにした増毛方法が開示されている。
特公平7−96722号公報
しかしながら、上記特許文献1にかかる増毛方法では、増毛用毛髪の輪部を自毛先端側に抜けないようにする技術を開示するものであり、増毛用毛髪の輪部を頭皮側に戻して固定できるものではなかった。すなわち、上記特許文献1にかかる増毛方法では、頭皮より離れた位置で自毛結び目を形成するものであり、増毛用毛髪の輪部を頭皮側に戻しても、その後に増毛用毛髪の輪部が緩むなどしてストッパーとなる自毛結び目までスライドするおそれがあった。
また、上記特許文献1にかかる増毛方法において、自毛に傷み等があると、増毛用毛髪の輪部を頭皮側に戻すことが困難である場合が生じていた。すなわち、自毛の傷みが摩擦となって、前記増毛用毛髪を頭皮側に戻すときに自毛途中で引っ掛けてしまう問題があった。また、自毛が細い人や軟質の人の場合には、自毛にコシやハリが少ないので、前記増毛用毛髪の輪部を頭皮側にスムーズに戻すことが困難であった。
したがって、自毛上で増毛用毛髪の輪部を頭皮側に戻すことができない場合には、このまま自毛に結び付いた状態で保持し、自毛はある程度伸長した後で所定長さカットされていた。同時に、増毛用毛髪はカットした自毛に緊締固定した状態で捨てられてしまい、そのまま継続して使用することができなかった。
そこで、本願発明は、前記課題を解決するためになされたもので、増毛用毛髪を結び付けた自毛が伸長しても、増毛用毛髪を頭皮側にスムーズに戻すと共に、戻した増毛用毛髪を頭皮側で固定することができる増毛方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、緊締可能に形成した輪部を有する複数本の毛髪からなる増毛用毛髪を輪部中に自毛を挿通し緊締して増毛する増毛方法であって、増毛用毛髪の端部の輪部は、自毛が伸長する度に可及的に頭皮に近い自毛の基端部までスライドすると共に、自毛の直上部で増毛用毛髪の輪部に近接して自毛結び目を形成することを特徴とする増毛方法を提供せんとする。
また、請求項2に記載の発明は、潤滑剤又はトリートメント剤を自毛表面に塗布することにより、前記増毛用毛髪の輪部を頭皮に近い自毛の基端部までスライドしやすくすることを特徴とする請求項1に記載の増毛方法である。
また、請求項3に記載の発明は、自毛が伸長する度に自毛結び目を所定間隔を有して自毛上に複数形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の増毛方法である。
請求項1に記載の発明によれば、時間の経過により自毛が伸長しても、自毛結び目を可及的に頭皮直上、すなわち、一旦自毛根元まで戻した増毛用毛髪の輪部の上に隣接した位置で容易に形成することができるので 増毛用毛髪がスライドするのを防止するストッパーとしての機能を充分に果たすことができる。
従って、自毛の伸長毎に再度新しい増毛用毛髪を用いて増毛施術を施す必要がなく、増毛用毛髪を単に自毛の根元に戻すだけで何度も増毛用毛髪を使用することができ、経済的に増毛技術を用いることができる効果がある。
また、請求項1に記載の発明によれば、期間の経過後に自毛が所定長さ伸びた状態でも、増毛用毛髪の端部の輪部は、自毛が伸長する度に可及的に頭皮に近い自毛の基端部までスライドして使用することができる。そして、自毛の直上部で増毛用毛髪の輪部に近接して例えば毛巻き杆により自毛結び目を形成し、自毛が伸長した分をカットさえすれば、増毛用毛髪をそのまま継続して使用することができる効果を有する。
また、請求項2に記載の発明によれば、自毛表面に潤滑剤やトリートメントを塗布するので、増毛用毛髪の輪部が滑りやすい自毛表面とすることができ、増毛用毛髪の輪部を頭皮側にスライドしやすくできる効果を有する。したがって、自毛が軟質の人、コシ若しくはハリの少ない自毛を有する人に対しても、自毛表面に前記潤滑剤等を塗布すれば、増毛用毛髪の輪部をスムーズに戻すことができる。また、増毛用毛髪を頭皮側に戻す作業性も向上する。
また、請求項3に記載の発明によれば、所定期間伸長する度に自毛結び目を形成し、所定間隔を有して自毛上に自毛結び目を複数形成することで、自毛にコシを持たせることができる。これにより、増毛用毛髪を結び付ける土台となる自毛自体を強化することができる。また、自毛に複数の自毛結び目を形成することで、増毛用毛髪を頭皮側に戻すときに、自毛と増毛用毛髪との見分けが容易になる。
本実施形態における自毛が伸びた後で適用する増毛方法を説明する説明図である。 本実施形態における本実施形態における増毛方法が適用される着用者Aの頭部と増毛用道具の使用状態を示した説明図である。 本実施形態における増毛用毛髪を自毛に取り付ける方法を説明する説明図である。 本実施形態における増毛用毛髪を自毛に取り付ける方法を説明する説明図である。 本実施形態における毛巻き杆の構造を示した説明図である。 本実施形態における毛巻き杆の構造を示した説明図である。 本実施形態における毛巻き杆を用いて自毛結び目を形成する状態を示した説明図である。 本実施形態における増毛方法において自毛に潤滑剤を塗布する状態を説明した説明図である。
以下、本実施形態における増毛方法について図面に基づき詳説する。
まず、時間の経過により自毛11が伸長した場合について説明する。図1(a)は自毛11が伸長した状態を示した説明図である。
図1(a)に示すように、時間の経過により自毛11は所定の長さ伸びてしまうと、増毛用毛髪10の輪部12も伸長した自毛11の途中に位置することになる。すなわち、時間の経過により、自毛11が伸びることで増毛用毛髪10の輪部12が頭皮Hより離れた位置にある。
従来では、このように自毛11が伸びてしまった状態でこのまま放置してしまうと、自毛11はある程度伸長した後で所定長さカットされると同時に、増毛用毛髪10はカットした自毛11に緊締した状態で捨てられていた。
特に、高品位の増毛用毛髪10を捨てることになると、新たに増毛用毛髪10を準備して装着する必要があり、増毛する度に新たに装着する増毛用毛髪10が必要となって不経済であった。
そこで、本実施形態における増毛方法では、自毛11が時間の経過により伸長しても、増毛用毛髪10を自毛11の頭皮H側に戻すものである。
また、毛巻き杆1aを使用することで、新たな自毛結び目22bを頭皮H側に可及的に近接した位置で形成するようにして、増毛用毛髪10を何度も使用できるようしている。
以下、図1(b)〜図1(f)を参照して増毛用毛髪10を自毛11の頭皮H側に戻す方法について詳説する。
図1(b)は増毛用毛髪10を頭皮H側に戻す直前の状態を示した説明図である。また、図1(c)は、増毛用毛髪10を頭皮H側に戻した状態を示した説明図である。図1(d)は毛巻き杆1aで新たな自毛結び目22bの輪を形成する状態を示した説明図である。また、図1(e)は自毛11が伸長した分をカットする状態を示した説明図である。また、図1(f)は自毛11カット後の増毛用毛髪10の輪部12上で新たな自毛結び目22bを形成した状態を示した説明図である。
まず、図1(a)に示すように、自毛11は、時間の経過により所定の長さ伸びてしまうと、増毛用毛髪10の輪部12も緊締した状態で頭皮Hに対して自毛11の途中に位置している。この状態で、着用者に増毛用道具を使用して本実施形態における増毛方法を適用する。
図2は、本実施形態における増毛方法が適用される着用者Aの頭部と増毛用道具の使用状態を示した図面である。
図1に示す増毛方法を適用するにあたって、図2に示すように、着用者Aの後頭部側の髪をダッカールピン19で留めておく。また、ダッカールピン19を用いて髪と共に白い布21の上部を留め、その白い布21を後頭部に垂らしておく。白い布21を垂らすことで増毛を施す自毛11を判別しやすいようにしている。
そして、タッピ14のフック部16で自毛11を1本選択して取り出しておく。取り出した自毛11は図3に示す白い布21上に載置しておく。
ここで、タッピ14は、図2に示すように、先端にフック部16を有する。すなわち、タッピ14は、手で把持する把持部15と、把持部15の先端にJ字状のフック部16を配設して自毛11や増毛用毛髪10を係止できるように構成している。また、タッピ14は、J字状のフック部16先端を閉じるようにベラ部20をフック部16基端部に回動自在に取り付けて構成している。
次に、トレーに保持されている増毛用毛髪10を1セット取り出して準備する。そして、図2に示すように、タッピ14を用いてそのフック部16で増毛用毛髪10の輪部12を引っ掛け、ベラ部20を閉じた状態にしてフック部16で輪部12を保持するようにしている。
ここで、増毛用毛髪10は、複数本の毛髪13からなり、毛髪は人毛、または人工的に形成された人工毛である。その増毛用毛髪10の毛髪13本数は限定されない。例えば、1本の自毛11に対して、増毛用毛髪10の毛髪部分13を2本にしたり、4本にしたりすることができる。
また、増毛用毛髪10は、複数の毛髪13を束ねて、その中間を大きな輪を作って結び目を形成し、その輪を輪部12とする。その輪部12は、その輪部12内に自毛11を挿通させて緊締させることで自毛11に固定できるように形成されている。
さらに、増毛用毛髪10は、その毛髪全体を例えば220℃の熱に耐えられる高品位の素材で形成すれば、ドライヤーやヘアーアイロン等の熱により変形・変質を防ぐことができる。
また、形状が記憶できるような増毛用毛髪10を使用すれば、髪をセットするセット力にすぐれ、ボリューム感も増すことができる。
次に、本実施形態では増毛用毛髪10を頭皮H側に戻すようにする。すなわち、増毛用毛髪10の結び目としての輪部12内にタッピ14のフック部16先端を係止して、増毛用毛髪10の毛髪部分13を手で支持しながらタッピ14を手元に引張る等して輪部12を緩める。又は輪部12を緩めずそのままの状態としている。
増毛用毛髪10の輪部12を緊締した状態(又は輪部12を緩めた状態)で、図1(b)に示すように、増毛用毛髪10の結び目としての輪部12を頭皮H側に戻してやる。具体的な戻し方は、後で詳細に説明する。
上記輪部12を緩めた場合には、増毛用毛髪10の二又の先端部分13を上方に引っ張り上げることにより、頭皮Hに可及的に近接した位置において輪部12を再度緊締させて自毛11の根元位置に増毛用毛髪10を結び付ける。図1(c)に示すように、この状態では、前回形成した自毛結び目22aはそのままで頭皮H側より離れた位置に残存している。
この後、図1(d)に示すように、上記毛巻き杆1aを頭皮Hに当接するように可及的に近接させて、新たな自毛結び目22bを自毛11上の可及的に頭皮Hに近い位置で形成する。新たな自毛結び目22bは以下の方法により形成する。
増毛用毛髪10は、人体から直接伸びる毛ではないので、常に一定の長さを保持している。このため、自毛11は、その先端が増毛用毛髪10の先端よりも時間の経過分の長さ(図1(e)に示すT1)だけ突出する。その伸びた分(図1(e)に示すT1)は美容院等でカットすればよい。したがって、自毛11が伸びたら、上記図1(a)〜図1(d)に示すメンテナンスをした後、美容院でのカットにより同じ増毛用毛髪10を何度も使用できる。
このようにして、図1(f)に示すように、増毛用毛髪10を自毛11の根元に戻した後は前述の初期の自毛結び目形成手順で当初の結び目22aはそのまま残存した状態で新たに頭皮Hに近い増毛用毛髪10の輪部12の直上位置で新たな自毛結び目22bを形成し、増毛用毛髪10を何度も繰り返して使用できることになる。
しかも、高品位の増毛用毛髪10を装着している場合であっても、長期間使用しても傷みが生じにくい高品位の増毛用毛髪10の特質を生かしながらそれを何度も使用することができる効果を有する。
このようにすることで、自毛11が伸長してもスライド変位させた増毛用毛髪10は何度でも使用し得ることになり、経済的である。しかも、自毛11に残存した当初の結び目22aは自毛11がある程度伸長すると、美容院でカットされることになる。
具体的に、増毛用毛髪の戻し方法を図3(a)〜図3(c)を参照して詳細に説明する。
図2は増毛用毛髪を頭皮H側にスライドさせる方法の説明図であり、図3(a)は増毛用毛髪10の輪部12を絞った状態を示した説明図である。図3(b)は増毛用毛髪10の輪部12を頭皮H側にスライドさせる状態を示した説明図である。図3(c)は増毛用毛髪10の輪部12を頭皮H側で緊締させた状態を示した説明図である。
まず、図3(a)に示すように、増毛用毛髪10の二又(あるいはそれ以上)の毛髪部分13を一方の手の親指と人差し指で掴んで引張り上げる。
次に、図3(b)に示すように、自毛11先端を他方の手の親指と人差し指で掴みながら、増毛用毛髪10の二又の毛髪部分13を一方の手の親指と人差し指で掴んで引張ることで、増毛用毛髪10の輪部12を頭皮H側にスライドさせる。
この後、図3(c)に示すように、頭皮H側において結び目としての輪部12を緊締させて自毛11に増毛用毛髪10を結び付けることができる。このような増毛用毛髪10の頭皮H側への戻し方法において、以下に示すような自毛11表面に潤滑剤S等を塗布すると、より増毛用毛髪10の戻しがスムーズに行える。
図4は、自毛表面に潤滑剤Sを塗布する状態を示す説明図である。
すなわち、図4に示すように、自毛11に潤滑剤Sを塗布することで、増毛用毛髪10を輪部12が自毛11上をスライドしやすくすることができる。すなわち、自毛11に潤滑剤Sを塗布することで自毛11表面を滑りやすい状態にすることができ、これにより自毛11上を増毛用毛髪10の輪部12が滑りやすくなる。したがって、自毛11が細い人や軟質の人でも、自毛11表面を滑りやすくして増毛用毛髪10を頭皮H側にスライドしやすくできる。
なお、自毛11表面に塗布する潤滑剤Sとして、その素材は限定されず、例えばシリコンを含有するものが挙げられる。または、増毛用毛髪10を頭皮H側に戻す前に洗髪し、その洗髪時に自毛11表面に滑りを良くするようなトリートメント剤を使用してもよい。トリートメント剤は、傷んだ自毛11にコシ、ハリや潤いを与えるので効果的である。
次に、本実施形態の増毛方法で使用する自毛結び目形成具となる毛巻き杆1aの構造について説明する。図5は、本実施形態における毛巻き杆1aの構造を説明する説明図である。
図5に示すように、毛巻き杆1aは、把持部2と、把持部2の先端側に毛巻き棒状体4aを設けたものである。
毛巻き棒状体4aは、自毛11を巻き付けて輪状とした毛巻き部17を周方向に形成するものであり、その本体を棒状体に構成したものである。
また、毛巻き杆1aは長手棒状に形成した毛巻き棒状体4aを備えている。毛巻き棒状体4aは、自毛11を周囲に巻き付けて輪状とした毛巻き部17を周方向に形成するように棒状に形成している。
すなわち、図5に示すように、毛巻き棒状体4aは、毛巻き棒状体4aの基端側の断面は長円形状としている。その断面長円形状を有する毛巻き棒状体4a基端側の表面には断面凹状部を形成している。この断面凹状部は、毛巻き棒状体4a本体の周面にタッピ14のフック部16(図6に示す)が挿通可能な溝部Mとしている。そして、この溝部Mにおいてタッピ14のフック部16が挿通することで自毛結び目22aを形成可能とする結び目形成部7aとしている。
図5に示すように、毛巻き杆1aでは、溝部Mは、毛巻き棒状体4aの長手方向に沿って形成し、断面U字形状の溝を有するように形成している。なお、溝部Mの形状はこれに限られず、断面逆三角形状の溝に形成することもできる。
また、毛巻き棒状体4aは、頭皮Hに可及的に近接できるように、先端6aを先鋭状にして長手棒状に構成している。しかも、毛巻き棒状体4aは、自毛結び目22aを徐々に小さな輪となる結び目の輪になるように毛巻き棒状体4aから下方にスライドしていくように先端6aを先鋭状にしている。
図6は、毛巻き杆1aの毛巻き棒状体4aの周囲で自毛11を巻き付けて輪状の毛巻き部17を形成した状態を示す説明図である。
このようにして、本実施形態における毛巻き杆1aは、図6に示すように、毛巻き棒状体4aの周囲で自毛11を巻き付けて輪状の毛巻き部17を形成し、毛巻き棒状体4a表面の溝部Mにタッピ14のフック部16を挿通し、タッピ14のフック部16で自毛11先端を係止しながら毛巻き部17内に挿通することで、結び目形成部7aにおいて自毛結び目22aを形成できるように構成している。
次に、図7(a)〜図7(e)を参照して毛巻き杆1aを使用した結び目形成方法について詳説する。
図7(a)は毛巻き杆1aを用いて自毛による毛巻き部17を形成した状態を示した説明図である。また、図7(b)はタッピ14のフック部16で自毛11先端側を係止した状態を示した説明図である。また、図7(c)は、タッピ14を用いて毛巻き部17内に自毛11先端を挿通させた状態を示した説明図である。また、図7(d)は自毛結び目22aを頭皮H側にスライドする状態を示した説明図である。また、図7(e)は自毛結び目22aを形成した後に毛巻き杆1aを引き抜く状態を示した説明図である。また、図7(f)は増毛用毛髪10の輪部12上で自毛結び目22aを形成させた状態を示した説明図である。
まず、図7(a)に示すように、本実施形態における毛巻き杆1aを使用して、毛巻き杆1aの先端6aを頭皮Hに当接するように可及的に近接させる。そして、毛巻き棒状体4aの周囲を取り囲むように自毛11による輪状の毛輪を形成し、この毛輪を毛巻き部17とする。
次いで、図7(b)に示すように、この毛巻き部17内に結び目形成の要領で自毛11先端を挿通する。すなわち、タッピ14のフック部16を溝部Mに挿入し、溝部Mに形成した結び目形成部7aにおいて自毛11をフック部16で係止する。
そして、自毛11をフック部16で係止しながら毛巻き部17内に自毛11先端側を挿通する。これにより、図7(c)に示すように、大きな結び目の輪としての自毛結び目22aを形成する。
なお、図7(a)〜図7(c)に示すように、毛巻き杆1aは当初より頭皮H側に近接させているが、毛巻き杆1aの先端6aを頭皮Hから離した状態で図7(c)に示す自毛結び目22aの輪を形成した後に、毛巻き杆1aの先端6aを頭皮H側に近接させるようにしてもよい。
この後、図7(d)に示すように、毛巻き杆1aを自毛11の根元に近づけて自毛11先端を引張り上げながら毛巻き杆1aを上方に引き上げながら、毛巻き棒状体4a上に形成された自毛結び目22aを徐々に小さな輪となる結び目の輪になるように毛巻き棒状体4aから下方にスライドしていく。
同時に、図7(e)に示すように、自毛11を同時に上方に引っ張り上げながら、毛巻き棒状体4aの周面に小さい輪を作っていき、ガイド棒5の先端6aまで押下げて可及的に近い位置まで変位させて、この位置で毛巻き杆1aを引き抜くことで自毛結び目22aのための輪を絞って結び目を形成する。この状態では自毛結び目22aは増毛用毛髪10の輪部12の直上にあり、増毛用毛髪10の抜けを防止するストッパーとして機能する。
これにより、図7(f)に示すように、自毛結び目22aが増毛用毛髪10の輪部12に隣接して形成される。このようにして、増毛用毛髪10の輪部12に隣接して自毛結び目22aが形成され、前記増毛用毛髪10は自毛11の頭皮H側に固定されて、増毛用毛髪10の抜け止めを直上位置で防止することができる。
このようにして、本実施形態における増毛方法では、毛巻き杆1a本体の先端6aを当接するように頭皮H側に可及的に近づけて自毛結び目22aを形成するようにしている。毛巻き杆1aは、毛巻き棒状体4aの先端6aが先鋭であるので、毛巻き棒状体4a上方では大きな結び目の輪を形成し、その後に徐々に下方にスライドさせて、毛巻き棒状体4aの周面に小さい輪を作っていき、最後に先端6aまで押下げて可及的に近い位置まで変位させて、この位置で自毛結び目22aのための輪を絞って結び目を形成できるように構成している。これにより、頭皮H側により近接した位置で自毛結び目22aを形成することができる。
また、図7に示すように、毛巻き杆1aは、頭皮Hに対して斜めにした状態で当接するように頭皮H側に可及的に近接させるようにする。このようにして、毛巻き杆1aの先端6aが先鋭の形状を有していても頭皮Hを傷つけずに自毛結び目22aを頭皮H側で形成できるようにしている。
しかも、上記のように毛巻き杆1aの先端6aを当接するように頭皮H側に可及的に近接させて自毛結び目22aを形成するようにしているので、自毛結び目22aが増毛用毛髪10の輪部12の直上で形成され、しかも輪部12に隣接して形成されるので、増毛用毛髪10の輪部12は自毛結び目22aを通過して上方に抜けにくくなる。
また、増毛用毛髪10の輪部12及び自毛結び目22aは、増毛用毛髪10の毛髪部分13で覆われた見にくい頭皮H側に位置している。したがって、増毛用毛髪10を装着した状態でも増毛したことがわかりにくく見た目に自然な形にすることができる。
すなわち、毛巻き杆1a本体の先端6aを当接するように頭皮H側に可及的に近づけて、毛巻き杆1aの毛巻き棒状体4aの周面で自毛11を巻き付けて新たな自毛結び目22bのための毛巻き部17を形成する。
そして、毛巻き棒状体4aの結び目形成部7aにおいて、タッピ14のフック部16で係止しながら毛巻き部17内に自毛11先端を挿通して新たな自毛結び目22bとしての結び目の輪を形成する。
その後、新たな自毛結び目22bとしての結び目の輪を徐々に下方にスライドさせて、毛巻き棒状体4aの周面に小さい輪を作っていき、毛巻き棒状体4aの先端6aまで押下げて自毛11の根元の可及的に近い位置まで変位させて、この位置で新たな自毛結び目22bのための輪を絞って結び目を形成する。
このスライドするときに、毛巻き杆1aの毛巻き棒状体4aの周面を自毛11が滑りやすい状態にすることで、自毛結び目2bの輪を絞りながら結び目の形成が容易になる。すなわち、毛巻き杆1aの毛巻き棒状体4aの周面を自毛11が滑りやすい状態にすると、自毛11と毛巻き棒状体4aとの摩擦が少なくなり、自毛結び目22bの輪が棒状体4aの先端6a側にスライドしやすくなる。したがって、毛巻き杆1a上で自毛11を掴んで頭皮H側に少しの力で移動させるだけで、自毛結び目22bの輪が頭皮H側にスライドしやすくなる。これにより、増毛用毛髪10の輪部12をスライドさせる作業性を向上させることができる。しかも、頭皮H側で自毛結び目22bを形成しやすくなる。
または、前記のように自毛11表面に潤滑剤を塗布してもよい。これにより、前記と同様に自毛11と毛巻き棒状体4aとの摩擦が少なくなり、自毛結び目22bの輪を形成しやすくできる。
これにより、前回形成した結び目22aは頭皮Hより離れた自毛11上にそのまま残存しているものの、新たな自毛結び目22bは頭皮Hに近い増毛用毛髪10の輪部12の直上位置に形成することになる。
図8は、自毛11が伸長する度に新たな自毛結び目を形成した状態を説明した説明図である。
図8に示すように、自毛が伸長する度に新たな自毛結び目を形成することで、所定間隔毎に複数の自毛結び目22c、22d、22e・・・・が形成されることになる。これにより、自毛11にコシを持たせることができる。したがって、増毛用毛髪10を結び付ける自毛11を強化することができる。また、複数の自毛結び目22c、22d、22e・・・・を形成することで、増毛用毛髪10との見分けが容易になり、増毛用毛髪10を頭皮H側の戻す作業性が向上する。
さらに、増毛用毛髪10を後で増やすことで、その全体をボリュームアップすることもできる。すなわち、増毛用毛髪10の輪部12が結び付けられた自毛11にさらに新たな増毛用毛髪10の輪部12を装着することで、髪量を増やすこともできる。
このようにして、髪量が少ない人や髪の幅があまりない高齢者等が増毛することで、若返りするような見栄えにすることができる。
この結果、本実施形態における毛巻き杆1a及び増毛方法は、自然な形に増毛することができ、しかもその増毛が簡便で、自毛11が伸びた後でもメンテナンスをすれば、増毛用毛髪10を何度でも使用できて経済的である。
A 着用者
M 溝部
H 頭皮
1a 毛巻き杆
2 把持部
4a 結び目形成部
10 増毛用毛髪
11 自毛
12 輪部
13 毛髪部分
14 タッピ
15 把持部
16 フック部
17 毛巻き部
19 ダッカールピン
20 ベラ部
21 布
22a 22b 22c・・・自毛結び目

Claims (3)

  1. 緊締可能に形成した輪部を有する複数本の毛髪からなる増毛用毛髪を輪部中に自毛を挿通し緊締して増毛する増毛方法であって、
    増毛用毛髪の端部の輪部は、自毛が伸長する度に可及的に頭皮に近い自毛の基端部までスライドすると共に、自毛の直上部で増毛用毛髪の輪部に近接して自毛結び目を形成することを特徴とする増毛方法。
  2. 潤滑剤又はトリートメント剤を自毛表面に塗布することにより、前記増毛用毛髪の輪部を頭皮に近い自毛の基端部までスライドしやすくすることを特徴とする請求項1に記載の増毛方法。
  3. 自毛が伸長する度に自毛結び目を所定間隔を有して自毛上に複数形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の増毛方法。
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