JPH11502367A - 過電流遮断器 - Google Patents

過電流遮断器

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JPH11502367A JP10512244A JP51224498A JPH11502367A JP H11502367 A JPH11502367 A JP H11502367A JP 10512244 A JP10512244 A JP 10512244A JP 51224498 A JP51224498 A JP 51224498A JP H11502367 A JPH11502367 A JP H11502367A
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エレンベルゲル ウント ペンスゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハツフング
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Abstract

(57)【要約】 過電流遮断器は、2部構成の、つまりシャシ部分(2)と閉鎖部分(3)とから成るほぼ直方体状の絶縁材製ケーシング(1)内に収納されている。両ケーシング部分、つまりシャシ部分(2)と閉鎖部分(3)との互いに平行な両側壁(4,5)間には、この両側壁(4,5)に対して平行に延びる接点ブリッジ(13)の運動案内を有する切換え伝動機構が位置している。前記接点ブリッジの縦方向拡がりは前記両側壁(4,5)に対して実質的に直角に延びておりかつオン位置では、ケーシングに位置決めされた2つの固定接点間に位置し、両固定接点は切換え伝動機構の運動平面の両側に位置決めされている。両固定接点(14,15)はほぼナイフブレード状の扁平部品である。両固定接点は前記側壁(4,5)に接しており、かつ、接点ブリッジ(13)に対面したナイフエッジ状の狭幅縁でもって接触部位(16,17)を夫々形成している。該接触部位(16,17)とは反対側の背面狭幅縁(18,19)でもって各固定接点(14,15)はケーシング(1)の一方のフランク壁(12)に接している。これによって両固定接点(14,15)はケーシング(1)の角隅において特にスペースを節減するように位置決めされている。

Description

【発明の詳細な説明】 過電流遮断器 本発明は、ドイツ連邦共和国特許第1588146号明細書並びに米国特許第 3456225号明細書に記載されている形式の熱的トリッピング素子を有する 過電流遮断器に関する。 本発明の課題は、前記形式の過電流遮断器を改良して、手頃なコストで製作で き、空間経済的な、しかも側壁面に対して直角な方向での狭幅構造を可能にする ことである。特に過電流遮断器は、大きな電流強さのために適するように導体横 断面をより大きくすることによって前記課題の解決を侵害することなく、50A 以上の高い切換え電流を克服できるものでなければならない。この課題は請求項 1に記載した解決手段によって解決される。この解決手段によって、極めて空間 経済的、つまりスペース節減的であるにも拘わらず両固定接点間に大きな空隙を 明けて両固定接点をケーシング角隅に位置決めすることが可能になる。接点ブリ ッジに対する両固定接点のナイフエッジ状の作用効果は、良好な接点接続を保証 する。 請求項2に記載した構成手段によって、両固定接点をその縦方向に関して正確 に位置決めすることが簡便になる。請求項3に記載の構成手段は、請求項2との 関連において、両固定接点の基部を過電流遮断器の縦軸線方向で梯形的に食い違 わせて位置決めすることによってスペースを格別節減することを可能にする。こ れによって過電流遮断器もしくは遮断器ケーシングの狭幅構造を維持することが 可能である。 請求項4に記載の構成手段は、両固定接点の位置精度を保証することと相俟っ て過電流遮断器の組立簡便化を助成する。 ケーシングは2部分から成っているにすぎない。該ケーシングは、両固定接点 のみならず切換え伝動機構の可動部材も支承及び/又はガイドするために、開放 側でもって互いに対面する絶縁材製の2つのケーシング外殻体、つまりシャシ部 分と閉鎖部分とから成っているにすぎない。シャシ部分と閉鎖部分は共に、実質 的に互いに平行な両側壁の1つを夫々有している。遮断器ケーシングはほぼ直方 体の輪郭形状を有し、かつ遮断器を互いに並列させて複数配置した場合、前記直 方体状ケーシングの互いにほぼ平行に配列された側壁は隣接遮断器に対する接触 面を成している。 シャシ部分が、前記の両側壁の内の一方の側壁以外に、一方の端壁面を形成し ているのに対して、閉鎖部分は、他方の側壁及び他方の端壁面以外にケーシング の2つのフランク壁、すなわち狭幅側壁も有している。組立のためには(場合に よっては予め複数の構成群に纏められた)機能部品は、シャシ部分の内面に単に 載設され、かつ、シャシ部分の一体的な射出成形時に一体成形された壁突起間に 挿入されて位置決めされるにすぎない。このように位置を確保した形で機能部品 を装備したシャシ部分は、相互にスナップ係合するまで、遮断器の縦方向に閉鎖 部分内へ抽斗状に挿嵌される。 過電流遮断器の狭幅構造を得ることを目的にしたにも拘わらず、請求項5に記 載した構成手段によって、切換え電圧のための長い沿面距離が作られる。沿面距 離が長いことは、アーク形成を阻止する効果がある。 第1図は組立の完了した過電流遮断器の外面斜視図である。 第2図は「閉鎖部分」と呼ばれている一方のケーシング部分の内面斜視図であ る。 第3図は「シャシ部分」と呼ばれる他方のケーシング部分並びに、機能部分の 取付け完了状態で前記シャシ部分から突出する切換え棒の操作部の外面斜視図で あり、しかも前記シャシ部分を、第2図の閉鎖部分に対して組合せのための起点 位置で示した図である。 第4図は空間的な相互関係位置を示す過電流遮断器の全部品の分解斜視図であ る。 第5図は予備組立状態において第4図の構成群Vを形成する個々の部品、実質 的には接点ブリッジ支持体及び切換え棒の分解斜視図である。 第6図は電流出力部に配設された固定接点とバイメ タルと接点接続端子とから形成される第4図の構成群VIの拡大斜視図である。 第7図は第6図に示した固定接点−バイメタル構成群の個々の部品の分解斜視 図である。 第8図は切換え伝動機構部品のほぼ運動平面内で延びる切断平面に沿って示し たオフ位置における過電流遮断器の横断面図である。 第9図はオン位置における過電流遮断器の第8図相当横断面図である。 第10図は大した経費をかけずに手動操作によっても過電流遮断器を遮断可能 にする補充部品と共に示した構成群Vの第5図相当分解斜視図である。 第11図は手動によってトリップ可能な起点位置にもたらされた切換え伝動機 構と共に示した過電流遮断器の第9図相当横断面図である。 次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。 過電流遮断器は、フラットなボックス形の絶縁材製ケーシング1を備え、該ケ ーシングは実質的に直方体の輪郭形状を有している。2部構成のケーシングは、 シャシ部分2と閉鎖部分3とから成り、両ケーシング部分は、スペースを節減し て互いに並列させ得るようにするために互いにほぼ平行に延びる側壁4,5を有 している。過電流遮断器ケーシングを形成するその他の外壁の内、接点接続部7 ,8用の貫通口と、追って説明するバイメタル38の調節用の貫通穴9とを穿設 した第1端壁6をシャシ部分2が有している。これに対して閉鎖部分3は、外部 に向かって有効に作用するケーシング周壁では前記側壁5以外に、作動側の第2 端壁10とケーシング1の両フランク壁11,12とを有している。 ケーシング1の内部には、ほぼ中心で両側壁4,5間に平行に延びる運動平面 を有する切換え伝動機構が位置している。切換え伝動機構は、オン位置において 固定接点14,15間の間隙を橋絡しかつ接点端部71,72を介して両固定接 点14,15相互を導電接続する接点ブリッジ13の運動をガイドするために使 用される。 接点接続部7(電流入力部)と接点接続部(電流出力部)との間の電流経路内 に位置している固定接点14,15は扁平部品、例えば板金打抜き成形部品であ り、かつほぼナイフブレードの形式の面延在部をもって両側壁4,5に対して平 行に延びており、かつ各固定接点14,15は、前記接点ブリッジ13に対面す るナイフエッジ状の狭幅縁でもって、夫々1つの接触部位16,17を形成して いる。固定接点14,15は、前記接触部位16,17とは反対側の背面狭幅縁 18,19でもって、ケーシング1のフランク壁12に接している。固定接点1 4,15は、その接点縦軸線73の方向で第1端壁6から、切換え伝動機構の接 点ブリッジ支持体20の運動平面の傍のフランク室内 へ突入している。固定接点14,15はその基部域で、前記の面延在部に対して ほぼ直角に屈曲されており、こうして固定接点の基部21,22は、接点接続部 7,8への接続域として、ケーシング1の側壁4,5に対しては実質的に直角に 、かつケーシング1の第1端壁6及び第2端壁10に対してはほぼ平行に延びて いる。両固定接点は、ケーシングのシャシ部分2の側壁4からケーシング内室へ 向かって張出している複数の保持突起23〜26間の間隙内に位置決め又は挿嵌 確保されている。このために基部21は、固定接点14,15のU形支座部75 ,76の、接触部位16,17に面した方のU字の上部脚片を形成している。 固定接点14の支座部75は、シャシ部分2の第1端壁6のセグメントによっ て形成された保持突起26を包囲している。その場合、固定接点14と一体成形 されていてケーシングの外部に位置する接点接続部7はその上縁でもって、U字 の下部脚片を形成している(第4図、第8図及び第9図参照)。他方の固定接点 15の支座部76は、基部22を形成するU字の上部脚片と、調節ねじ63用の 通し穴を形成しているU字の下部脚片77(第6図及び第7図参照)とから成る U形形状を有している。各固定接点14,15はその基部21,22と一体に形 成されており、かつ固定接点14は付加的にその接点接続部7とも一体に形成さ れている。 両固定接点14,15の接触部位16,17の高さレベル位置はほぼ等しいが 、両固定接点14,15は異なった長さに形成されている(第4図参照)。この ため組込み位置では、基部21と22は第1端壁6から異なった距離を隔てて配 置されている。この距離の相違に基づいて、組込み位置においては両固定接点1 4,15が互いに入り組むことによって所期の狭幅構造を得ることが可能になる 。これによって要するに両固定接点14,15の組込み位置では両支座部75, 76は過電流遮断器軸線の縦方向で見て梯形的に互いに前後に食い違って、もし くは互いに上下に入り組んで(第8図、第9図及び第11図参照)配置されてい る訳である。 接点ブリッジ支持体20は実質的に、その中心平面が両側壁4,5に対して平 行に、かつ両側壁4,5の中間に間隔をおいて延びる扁平部品である。該接点ブ リッジ支持体は絶縁材から一体に製作されている。該接点ブリッジ支持体20は 、両固定接点14,15に面した方の側に接点ブリッジ13を支持している。接 点ブリッジ支持体20は山形状の輪郭を有し、これによって固定接点14,15 の側には、接点接続部7,8もしくはケーシングの第1端壁6の方へ向かって張 出す鉛直方向脚片27を有し、該鉛直方向脚片はその自由端部28の領域におい て、側壁4,5の壁面に対してほぼ垂直に方位づけられた接点ブリッジ13によ って貫通されている。該接点ブリッジ13は、金属製でほぼ扁平な板金部品であ り(該板金部品は接点小板を装備することもできる)、かつ接点ブリッジ13の 縦軸線74の方向で接点ブリッジ支持体20を超えて張出している両端部は、両 固定接点16,17に対する対応接点を形成している。接点ブリッジ13は、接 点ブリッジ支持体20の鉛直方向脚片27をほぼ垂直に貫通するスロット29内 に挿入されている。この挿入は、接点ブリッジ13が、前記スロット29によっ て形成される軸線を中心として、接点ブリッジ支持体20の縦方向中心平面に対 するほぼ直角な位置から両側に僅かに偏位できるようになっている。これによっ て確実な接点接続が保証される。 絶縁材から一体に射出成形された接点ブリッジ支持体20はオン位置において 、固定接点14,15に対してほぼ平行に方位づけられた、概固定接点に平行な シールド壁の形式のフラット部30でもって、両固定接点14,15間の間隙内 に入り込んでいる。これによって両固定接点14,15は互いに遮蔽され、かつ 両者間の弧絡距離が著しく増大される。 接点ブリッジ支持体20と同様に絶縁材から成る切換え棒31は、両固定接点 14,15間で両側壁4,5に対して平行に延びる切換え伝動機構の運動平面内 を縦方向シフト可能である。縦方向シフトは、ケーシング1から突出している切 換え棒31の操作端部32 を手動で加圧負荷することによって行われ、かつ加圧作動方向34はトリッピン グばね33の押圧方向とは逆向きであり、該トリッピングばね33は前記運動平 面内で、両固定接点14,15並びに接点ブリッジ支持体20の鉛直方向脚片2 7から離反した方の側寄りにずらされており、かつトリッピングばねの一端は、 切換え棒31の、接点接続部寄り下端部に支持され、またトリッピングばねの他 端はケーシング1に支持されている。従ってトリッピングばね33は、切換え棒 31の加圧負荷によって加圧作動方向34に予荷重をかけられる。 切換え棒31は、切換え伝動機構のほぼ縦中心平面内に延在する縦方向溝35 によって貫通されている。該縦方向溝は、接点ブリッジ支持体20の水平方向脚 片36用の滑り案内として働き、前記水平方向脚片36は、固定接点側又はケー シング1の左手のフランク壁12(第8図、第9図及び第11図参照)の側から 前記縦方向溝35を貫通して、右手のフランク壁11に対面した他方のケーシン グサイド空間域へ突出しており、かつその自由端部には、追って詳説する過電流 トリッピング部材、つまりバイメタル38に接点ブリッジ支持体20を掛け止め するための掛け止め突起37を有している。両固定接点14,15の側で接点ブ リッジ支持体20は引張りばね39によって、過電流遮断器のケーシング1の、 加圧ノブを貫通させた第2 端壁10の方に向かって上向きにばね負荷されている。引張りばね39は、第2 端壁寄りの上端部のばね端環41によって、シャシ部分2の側壁4の壁面突出す る距状保持突起40に掛け込まれている。追って説明するがシャシ部分2を閉鎖 部分3内へ挿嵌した位置で、前記距状保持突起40の自由端部は、組立位置に引 張りばね39をシャシ部分2に紛失不能に確保するように閉鎖部分3の側壁5に まで達している。 切換え棒31及び接点ブリッジ支持体20は、ケーシング1の両側壁4,5に 沿った支持案内によって整合されかつ稼働にガイドされている。要するにシャシ 部分2とこれに配設された側壁4及び閉鎖部分3とこれに配設された側壁5は、 ケーシング1の内部の運動平面内における切換え棒31と接点ブリッジ支持体2 0との整合を保証する一方、前記平面内における切換え棒31と接点ブリッジ支 持体20との可動性も保証する。 引張りばね39のばね下端部42は、掛け止め突起37から離反した方の接点 ブリッジ支持体20の側で、該接点ブリッジ支持体のアングル頂点49の領域に 枢着されている。該アングル頂点には、一体に装着された保持フィンガー43が 設けられており、該保持フィンガーに引張りばね39のばね下端部42が掛けら れている。引張りばね39の縦軸線は、固定接点側でかつ切換え伝動機構の縦中 心平面に対して平行に、シ ャシ部分2の一方の側壁4に近い領域で、要するにその限りでは偏心して延びて いる。引張りばね39のこの偏心位置は、接点ブリッジ支持体20が、実質的に 切換え棒の縦方向に延びる回転・シフトジョイント案内でシャシ部分2の側壁4 に沿ってしかガイドされないことと因果関係にある。前記の回転・シフトジョイ ント案内は、シャシ部分2の側壁4に沿って実質的に切換え棒31に対して平行 に方位づけられたガイド溝44と、切換え伝動機構の運動平面に対してほぼ垂直 に方位づけて接点ブリッジ支持体20のアングル頂点49に配置されていて前記 ガイド溝44内を摺動可能にガイドされる旋回支点ピン45とによって形成され る。前記ガイド溝44はその縦方向で見て、切換え棒31の方に向かって湾曲し た湾曲腹部を有する円弧セグメント状の形状経過ラインを有している。ガイド溝 のこの形状経過ラインは、なお後述するように接点ブリッジ支持体20における 切換え棒31の係合を助成する。更にまた引張りばねは、旋回支点ピン45を中 心とする接点ブリッジ支持体の旋回負荷によって接触部位16,17に対する接 触圧を発生させる。 旋回支点ピン45は、ケーシング1に対する接点ブリッジ支持体20の所定の 運動曲線を保証するために、ガイド溝滑子の形式による案内機能を果たすだけで はない。旋回支点ピン45の端面46は更に、シャシ部分2の側壁4に接触する ために役立つ。この接触は 、接点ブリッジ支持体20の他方のフランク側に一体成形されたブラケット48 の端面48がケーシング1の閉鎖部分3の側壁5に接触することと相俟って、ケ ーシング1の両側壁4,5間での接点ブリッジ支持体20の方位整合と平行案内 を生ぜしめる。リブ状のブラケット48は、接点ブリッジ支持体20の鉛直方向 脚片27と水平方向脚片36との間のアングル頂点49の領域から、接点ブリッ ジ13を保持するためのスロット29の領域まで延びており、前記接点ブリッジ は、接点ブリッジ支持体20の差込み穴78と接点ブリッジ13の通し穴50と を貫通するピン49を介してピン止めされている。前記ブラケット48の横断面 形状はT形桁材又はほぼH形桁材の形状である。 切換え棒31は、ケーシング1の第2端壁10を通ってケーシング内室へ侵入 する操作端部32の貫通領域において切換え伝動機構の運動平面に対してほぼ垂 直に直径方向に張出す2つの滑りシュー51,52によって両側壁4,5の溝5 2に沿って加圧作動方向4で縦方向摺動可能である。前記溝は、シャシ部分2の 側壁4の内面及び閉鎖部分3の側壁5の内面に一体に成形されている。閉鎖部分 3に配設された溝52を第2図から明確に看取することができる。滑りシュー5 1,52は切換え棒31の縦方向溝35の高さに配置されている。 切換え棒31の下端部には、接点ブリッジ支持体2 0の鉛直方向脚片27の内側に連行子として当接可能な把持リブ53が一体成形 されている。該把持リブ53は、切換え棒31の加圧操作時に加圧作動方向34 で接点ブリッジ支持体20の鉛直方向脚片27の内側下端部28に形成された連 動ノッチ54に係合するために使用される。該連動ノッチ54は、接点開放位置 (第8図)では切換え棒31の把持リブ53のシフト経路内に入り込んでいる。 連動ノッチ54内への把持リブ53の係合時に係合し易い位置へ接点ブリッジ支 持体20を導くために、既に前述したようにガイド溝44には、切換え棒31へ 向かって太鼓腹状に突き出た湾曲腹部が設けられている(第4図参照)。第8図 及び第9図では前記湾曲腹部は、大部分を破線で示したガイド溝44の経過ライ ンから確認することができる。 過電流トリッピング素子は、接点ブリッジ支持体20の掛け止め突起37を係 合させるために外向旋回端部に係止口55を有する、切換え棒31にほぼ平行な バイメタル38から成っている。該バイメタル38はU字形に成形されており、 かつ両方のU字脚片57,58間の結合ウェブ56を上向きにして位置している (第7図参照)。一方のU字脚片57は、電流出力部に対応配設された固定接点 14の基部22もしくは支座部76と固着結合され、特に溶接されている。他方 のU字脚片58はその端部で、電流出力部に対応配設 された接点接続部8と溶接されている。両方のU字脚片57,58は両側壁4, 5の壁面に対してほぼ直角な1つの平面を形成している。溶接継手は、一体の接 点接続部8(第7図参照)の脚片端部59の領域に設けられている。過電流の作 用を受けてU形円弧体もしくはバイメタル38の結合ウェブ56は、両方のU字 脚片57,58の固定部位に対して時計回り方向で外向きに(第8図参照)、つ まり接点ブリッジ支持体20から離反する方向に湾曲する。これによって接点ブ リッジ支持体20の掛け止め突起37が解放される。 過電流遮断器の接続動作及び過電流トリップ動作を特に第8図及び第9図に基 づいて次に説明する。第8図では過電流遮断器はオフ位置にある。接点ブリッジ 支持体20は、トリッピングばね33によってリフトされて時計回り方向とは逆 向きに旋回支点ピン45を中心として旋回される一方、引張りばね39によって オフ位置へ引張られる。トリッピングばね33は切換え棒31に対して作用して いるが、該切換え棒31は間接的に、縦方向溝35の長さ下限位置を形成する偏 心的なアンビル60を介して接点ブリッジ支持体20を上方へ向かって連動する 。前記アンビル60上には、接点ブリッジ支持体20はその水平方向脚片36で もって載っている。水平方向脚片36の領域におけるトリッピングばね33によ る接点ブリッジ支持体20の負荷によって旋回支点ピン45を中心とする接点ブ リッジ支持体20の逆時計回り方向の旋回も生じる(第5図及び第10図参照) 。これによって前記旋回支点ピンは、湾曲されたガイド溝44の内部を上向きに シフトされ、それと同時に逆時計回り方向に旋回される。究極的には該ガイド溝 44は旋回支点ピン45に対して一種の回転・シフトジョイントの形式で作用す る。第8図では、接点ブリッジ13が両固定接点14,15の各接触部位16, 17から明確な隔たりを維持する開放位置が図示されている。この開放位置では 接点ブリッジ13は、両固定接点14,15の方へ向かって張出しているフラッ ト部30によって両固定接点14,15に対して遮蔽される。旋回支点ピン45 を中心とする逆時計回り方向の接点ブリッジ支持体20の傾斜旋回がガイド溝4 4の円弧状の湾曲と相俟って、接点ブリッジ支持体20の鉛直方向脚片27の連 動ノッチ54は、切換え棒31の下端部に一体成形された把持リブ53のシフト 経路内に入り込む。このオフ位置では切換え棒31の操作端部32はケーシング 貫通口61から格別際立って突出するので、操作端部32のこの突出長は、遮断 器状態が「オフ位置」にあることも外部に対して表示する。 オン位置に切換えるためには切換え棒31が加圧作動方向34に負荷される。 切換え棒31の下端部に設けられている把持リブ53は、連動ノッチ54への係 合によって接点ブリッジ支持体20を把持し、かつ該 接点ブリッジ支持体20を下向きにシフトする。切換え棒31から接点ブリッジ 支持体20へのシフト運動の伝達は、切換え棒31に穿設された縦方向溝35の 上端部により接点ブリッジ支持体20の水平方向脚片36を負荷することによっ て行われる。切換え棒31の加圧運動に伴って引張りばね39は緊張され、かつ トリッピングばね33は緊縮される。旋回支点ピン45に対して接点ブリッジ支 持体20を、引張りばね39の張力によって偏心的に負荷しているために、旋回 支点ピン45を介してガイド溝44内をガイドされる接点ブリッジ支持体20を 下向きにシフトさせることと相俟って、旋回支点ピン45の軸線を中心とする時 計回り方向の旋回が行われる。引張りばね39は、接点ブリッジ支持体20のこ の時計回り方向の旋回運動を支援し、かつ殊に所要の接触圧を生ぜしめる。第9 図から判るオン位置では、接点ブリッジ支持体20の水平方向脚片36の外端部 に設けた掛け止め突起37が、バイメタル38の上端部に穿設した係止口55内 にスナップ係合する。該係止口55の上位にバイメタル38は、外向きに屈曲さ れた延長部62を有している。掛け止め突起37は、前記係止口55内への侵入 に先立って前記延長部62に当接する。切換え棒31を更に加圧し、これによっ て接点ブリッジ支持体20を下向きにシフトさせると、バイメタル38は更に時 計回り方向に屈曲され、遂には前記掛け止め突起37 が係止口55と合致しかつバイメタル38は、内在する戻しばね力に基づいて逆 時計回り方向に跳ね戻って掛け止め突起37と係止するに至る。 オン位置では切換え棒31の操作端部32は、ケーシング貫通口61から目立 つほど外方へは突出せず、これによって外部に対して現在「オン位置」にあるこ とを表示する。 接点接続部7,8間の電流経路内における過電流によってバイメタル38は、 その下部のU字脚片57に対して時計回り方向に外曲する。バイメタル38の係 止口55は掛け止め突起37を解放し、該解放に伴って、既に述べたようにトリ ッピングばね33のばね作用と引張りばね39のばね作用が能動化する。第8図 に示した開放位置への接点ブリッジ支持体20の復帰はこの二重のばね作用によ って、第8図から判るケーシング1における上部当接位置へ自動的に行われる。 ところで切換え棒32は、該切換え棒がオン位置に確保されている場合でも同 時に遮断器が過電流で負荷される場合には該遮断器を引き外して接点ブリッジ支 持体20をオフ位置へ移動できるよう(トリップフリー)に構成されている。 両接点接続部7,8間においてケーシング1の第1端壁6の貫通穴9を介して 外部から調節ねじ63に接近することが可能である。該調節ねじ63は、電流出 力部域に在る固定接点15の基部22に作用しており 、従ってバイメタル38の調節運動を生ぜしめる。 第10図及び第11図には、トリッピングを手動操作によってもできるように 前記過電流遮断器を構成する単純な態様が図示されている。この手動トリッピン グは、切換え棒31を加圧作動方向34に、トリッピングばね33並びに引張り ばね39の反圧に抗してオン位置(第9図)を超えて更にケーシング1内へ押し 込むことによって簡便に行われる。これによって過電流トリッピングの運動プロ セスが機械的にシミュレートされる。これを可能にするために、掛け止め突起3 7に近接した、接点ブリッジ支持体20の水平方向脚片36の端部は、オン位置 でバイメタル38に接するトリッピングカム65を位置決めするための導入スロ ット64を有している。切換え棒31がオン位置(第9図参照)を超えて加圧さ れると(第11図)、バイメタル38は時計回り方向に機械的に湾曲し、これに 伴って掛け止め突起37と係止口55との間の係止結合を解除する。これによっ て両ばね、つまりトリッピングばね33並びに引張りばね39の支援作用下で接 点ブリッジ支持体20の開放運動が解放される。 過電流遮断器の簡便な組立可能性は図面によって一目瞭然である。先ず、電流 出力部の固定接点15に対応配設された第4図及び第6図に示した構成群VIが シャシ部分2内に挿入される。次いで接点ブリッジ支持体20と該接点ブリッジ 支持体に挿嵌された切換え 棒31とから成る構成群V(第4図)が、両機能ばね、つまりトリッピングばね 33並びに引張りばね39を同時に位置固定して同じくシャシ部分2に取付けら れる。その上で、電流入力部に対応配設された固定接点14がシャシ部分2に位 置決めされる。従って組立工程の時間中何れにしても、先にシャシ部分2に取付 けられた構成群が紛失する可能性は絶対にあり得ない。 次いで前記シャシ部分2を、閉鎖部分3に対して、第2図と第3図から判る相 対位置へもたらした上で、シャシ部分2が、切換え棒31の加圧作動方向34と は逆方向に抽斗状に閉鎖部分3内へ挿嵌される。この挿嵌時に閉鎖部分3のフラ ンク壁11,12が、これから張出すリブ66,67によって一種の蟻溝案内の 形式でシャシ部分2の側壁4に係合する。挿嵌位置でシャシ部分2は、該シャシ 部分の係止突起68が閉鎖部分3の係止穴69内へ嵌入することによって、閉鎖 部分3とスナップ係合する。 閉鎖部分3の第2端壁10には、外向きに突出するねじスリーブ70が一体に 成形されており、該ねじスリーブは、例えば配電盤に過電流遮断器を固着するた めに使用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 19647716.6 (32)優先日 1996年11月19日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CA,JP,KR 【要約の続き】 (14,15)はケーシング(1)の角隅において特に スペースを節減するように位置決めされている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.過電流遮断器であって、 a)互いにほぼ平行に延びる2つの扁平な側壁(4,5)と、両側壁間に介在 しかつ両側壁(4,5)に対してほぼ平行に延びる運動平面を有する切換え伝動 機構(第5図)と、接点接続部(7,8)用の貫通口を有する第1端壁(6)及 び遮断器手動操作装置(31)用の貫通口を有する第2端壁(10)とから成る ほぼ直方体状の扁平な絶縁材製のケーシング(1)、 b)絶縁材製の接点ブリッジ支持体(20)の両側に夫々接点縦軸線(73) をもって前記第1端壁(6)からケーシング内部へ突入している2つの固定接点 (14,15)、並びに c)切換え伝動機構の前記接点ブリッジ支持体(20)内に保持されてオン位 置とオフ位置間を可動の接点ブリッジ(13)を備え、 d)前記の両固定接点(14,15)間で橋絡方向に延びる前記接点ブリッジ (13)の縦軸線(74)が、前記切換え伝動機構の運動平面に対してほぼ直角 に方位付けられており、かつ e)前記接点ブリッジ(13)の両接点端部(71,72)が、前記接点ブリ ッジ支持体(20)を超えてケーシング(1)の両側壁(4,5)の方へ向かっ て両側に張出している形式のものにおいて、 両固定接点(14,15)が、特に板金打抜き部分からほぼナイフブレードの 形式で成形された扁平部材であり、各扁平部材の一方の面側がケーシング(1) の側壁(4,5)に対してほぼ平行に位置し、特に該側壁に接しており、かつ前 記接点ブリッジ(13)に対面した方の、ナイフブレード形のカッチングエッジ 側を形成する、各扁平部材の一方の狭幅縁が、夫々1つの接触部位(16,17 )を形成しており、かつ前記接触部位(16,17)とは反対側に位置する方の 、扁平部材の背面狭幅縁(18,19)が、ケーシング(1)のフランク壁(1 2)に対面し、特に該フランク壁に接していることを特徴とする、過電流遮断器 。 2.固定接点(14,15)が、ケーシングの第1端壁(6)に対面した方の 端部に、ケーシングの第1端壁(6)に対してほぼ平行な基部(21,22)を 形成するために内向きに屈曲されており、かつ前記基部(21,22)によって 、前記ケーシング端壁(6)の内壁面に、かつ/又は、該ケーシング端壁(6) のように側壁(4)からケーシング内室へ突出する保持突起(23,24)に位 置決めされている、請求項1記載の過電流遮断器。 3.両固定接点(14,15)の基部(21,22)が、第1端壁(6)から 異なった隔たりを有するように、前記の両固定接点(14,15)の長さが異な っている、請求項2記載の過電流遮断器。 4.基部(21,22)が、固定接点(14,15)のU形支座部(75,7 6)の、接触部位(16,17)に面した方の、U字の上部脚片を形成しており 、前記U形支座部(75,76)が、その位置決めのために、ケーシング(1) の第1端壁(6)又は側壁(3)の保持突起(26,23,24)をU字脚片で もって包囲している、請求項1から3までのいずれか1項記載の過電流遮断器。 5.接点ブリッジ支持体(20)がオン位置では、隔壁として作用するフラッ ト部(30)でもって両固定接点(14,15)間の空隙内に侵入している、請 求項1から4までのいずれか1項記載の過電流遮断器。 6.絶縁材から成る切換え棒(31)が、両固定接点(14,15)間で延び る切換え伝動機構の運動平面内を、前記切換え棒の軸方向で見て逆向きのトリッ ピングばね(33)の作用に抗して縦方向シフト可能に両固定接点(14,15 )と過電流トリッピング素子(38)との間に配置されており、かつ手動切換え 操作のために前記切換え棒(31)の操作端部(32)が、固定接点通し部に対 向して位置する方のケーシング(1)の第2端壁(10)から突出しており、前 記切換え棒(31)内には、切換え伝動機構のほぼ縦中心平面内に延在していて 接点ブリッジ支持体(20 )用の滑り案内として働く縦方向溝(35)が貫通しており、しかも前記接点ブ リッジ支持体(20)が、切換え棒(31)の一方の側では過電流トリッピング 素子(38)によってトリッピングばね(33)の作用に抗して掛け止め可能で あり、また前記切換え棒(31)の他方の側では、切換え伝動機構の縦中心平面 に対して直角方向に両側に張出して両固定接点(14,15)を接点接続するた めの接点ブリッジ(13)を支持している、請求項1から5までのいずれか1項 記載の過電流遮断器。 7.接点ブリッジ支持体(13)が山形状に成形されており、かつ固定接点側 でほぼ切換え作動方向に、接点接続部(7,8)を有するケーシング第1端壁( 6)の方へ突出する鉛直方向脚片(27)を有し、該鉛直方向脚片がその自由端 部(28)の領域で接点ブリッジ(13)によって貫通されている、請求項1か ら6までのいずれか1項記載の過電流遮断器。 8.両面に導電処理又はメッキを施し、或いは接点小板を装着して接点を形成 する金属薄板部品としての接点ブリッジ(13)が、鉛直方向脚片(27)をほ ぼ垂直に貫通するスロット(29)内に挿入されており、かつ接点ブリッジ支持 体(20)に対してほぼ直角な位置からスロット軸線を中心として両側に僅かに 偏位可能である、請求項1から7までのいずれか1項記載の過電流遮断器。 9.接点ブリッジ支持体(20)が固定接点側で引張りばね(39)によって 、過電流遮断器のケーシング(1)の、加圧ノブを通す第2端壁(10)の方へ 向かってばね負荷されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の過電流 遮断器。 10.引張りばね(39)の端壁寄り上端部が、シャシ部分(2)の側壁(4 )の壁面から突出する距状保持突起(40)に懸着されている、請求項9記載の 過電流遮断器。 11.距状保持突起(40)が、閉鎖部分(3)の側壁(5)の壁面にまで達 している、請求項10記載の過電流遮断器。 12.切換え棒(31)及び接点ブリッジ支持体(20)が、シャシ部分(2 )の側壁(4)及び閉鎖部分(3)の側壁(5)の壁面に接触することによって 、過電流遮断器のケーシング(1)の内部で運動平面に整合して運動可能にガイ ドされている、請求項1から11までのいずれか1項記載の過電流遮断器。 13.引張りばね(39)の下端部(42)が、接点ブリッジ支持体(20) の、掛け止め突起(37)とは反対の側に係合し、特に前記接点ブリッジ支持体 に固着された保持フィンガー(43)に懸着されている、請求項9から11まで のいずれか1項記載の過電流遮断器。 14.引張りばね(31)が、切換え伝動機構の縦 中心平面外で、シャシ部分(2)の側壁(4)の壁面に近い領域内を延びて位置 決めされている、請求項9から13までのいずれか1項記載の過電流遮断器。 15.切換えのための加圧作動方向(34)に実質的に方位づけられた、接点 ブリッジ支持体(20)の回転・シフトジョイント案内が、切換え棒(31)と 引張りばね(39)の係合点との間の固定接点側でシャシ部分(2)の側壁(4 )の壁面に沿って配置されている、請求項1から14までのいずれか1項記載の 過電流遮断器。 16.切換え棒(31)に対して実質的に平行に延びるガイド溝(44)が、 シャシ部分(2)の側壁(4)の壁面に沿って配設されており、かつ切換え伝動 機構の運動平面に対してほぼ垂直方向の旋回支点ピン(45)が、前記ガイド溝 (44)内をシフト可能にガイドされている、請求項15記載の過電流遮断器。 17.切換え棒(31)の方に向かって湾曲した湾曲腹部を有するガイド溝( 44)がほぼ円弧セグメント状に延びている、請求項15又は16記載の過電流 遮断器。 18.接点ブリッジ支持体(20)が、方位付け兼滑り面としてのブラケット (48)の端面(47)でもって、閉鎖部分(3)の側壁(5)の壁面に接して いる、請求項1から17までのいずれか1項記載の過電流遮断器。 19.リブ状のブラケット(48)が、接点ブリッジ支持体(20)の鉛直方 向脚片(27)と水平方向脚片(36)との間のアングル頂点域から接点ブリッ ジ(13)の領域にまで延びている、請求項15記載の過電流遮断器。 20.切換え棒(31)が、加圧ノブを形成する操作端部(32)ではケーシ ング貫通口によって、またケーシング内室では切換え伝動機構の運動平面に対し てほぼ垂直に切換え棒の直径方向に張出す2つの滑りシュー(51,52)によ って、加圧作動方向(34)にシフト可能に、かつ切換え棒軸線を中心として回 動不能にガイドされている、請求項1から19までのいずれか1項記載の過電流 遮断器。 21.滑りシュー(51,52)が、切換え棒(31)の縦方向溝(35)の 両側面を防護している、請求項20記載の過電流遮断器。 22.接点ブリッジ支持体(20)の鉛直方向脚片(27)に連動子として当 接可能な把持リブ(53)が、切換え棒(31)の下端部に配設されている、請 求項1から21までのいずれか1項記載の過電流遮断器。 23.接点開放位置で把持リブ(53)のシフト経路内に侵入し、かつ切換え 棒(31)の加圧時の接点ブリッジ支持体(20)の連動によって該接点ブリッ ジ支持体を過電流トリッピング部に係止させる連動ノ ッチ(54)が、接点ブリッジ支持体(20)に配設されている、請求項1から 22までのいずれか1項記載の過電流遮断器。 24.過電流トリッピング部が、外旋端部に係止口(55)を穿設した、切換 え棒(31)に対してほぼ平行なバイメタル(38)を有し、該バイメタルを接 点ブリッジ支持体(20)に係止するために前記係止口(55)内に係合する掛 け止め突起(37)が、前記接点ブリッジ支持体(20)の接点から離隔した方 の端部に配設されている、請求項1から23までのいずれか1項記載の過電流遮 断器。 25.過電流トリッピング素子としてのU形のバイメタル(38)が、下向き に延びる一方のU字脚片(57)の端部でもって一方の固定接点(15)によっ て支持されており、かつ過電流作用時に係止を解除するために前記バイメタルの U字円弧状の結合ウェブ(56)によって形成される係止口(55)が、接点ブ リッジ支持体(20)から離反旋回可能である、請求項1から24までのいずれ か1項記載の過電流遮断器。 26.接点ブリッジ支持体(20)の掛け止め突起(37)が、該接点ブリッ ジ支持体(20)に装着されたトリッピングカム(65)によって側面を形成さ れており、該トリッピングカムが、切換え棒(31)の加圧により過電流トリッ ピング動作をシミュレート することによって、オン位置及び接点ブリッジ支持体(20)の係止位置を超え て過電流遮断器の手動トリッピングを可能にする、請求項1から25までのいず れか1項記載の過電流遮断器。 27.両固定接点(14,15)並びに切換え伝動機構の機能部品を内設した シャシ部分(2)が抽斗の方式で、切換え棒(31)のオン位置への加圧作動方 向(34)とは逆方向に閉鎖部分(3)内へ挿嵌可能でありかつ挿嵌位置で該閉 鎖部分(3)に位置決め可能であり、前記挿嵌位置において該閉鎖部分の床壁が 前記シャシ部分(2)の開放側及び該シャシ部分の壁下部区画を蓋状に閉鎖しか つ前記閉鎖部分のフランク壁が前記シャシ部分(2)の対応フランク部を囲んで いる、請求項1から26までのいずれか1項記載の過電流遮断器。
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