JP3364749B2 - 過電流遮断器 - Google Patents

過電流遮断器

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JP3364749B2 JP51224498A JP51224498A JP3364749B2 JP 3364749 B2 JP3364749 B2 JP 3364749B2 JP 51224498 A JP51224498 A JP 51224498A JP 51224498 A JP51224498 A JP 51224498A JP 3364749 B2 JP3364749 B2 JP 3364749B2
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ドイツ連邦共和国特許第1588146号明細書
並びに米国特許第3456225号明細書に記載されている形
式の熱的トリッピング素子を有する過電流遮断器に関す
る。
本発明の課題は、前記形式の過電流遮断器を改良し
て、手頃なコストで製作でき、空間経済的な、しかも側
壁面に対して直角な方向での狭幅構造を可能にすること
である。特に過電流遮断器は、大きな電流強さのために
適するように導体横断面をより大きくすることによって
前記課題の解決を侵害することなく、50A以上の高い切
換え電流を克服できるものでなければならない。この課
題は請求項1に記載した解決手段によって解決される。
この解決手段によって、極めて空間経済的、つまりスペ
ース節減的であるにも拘わらず両固定接点間に大きな空
隙を明けて両固定接点をケーシング角隅に位置決めする
ことが可能になる。接点ブリッジに対する両固定接点の
ナイフエッジ状の作用効果は、良好な接点接続を保証す
る。
請求項2に記載した構成手段によって、両固定接点を
その縦方向に関して正確に位置決めすることが簡便にな
る。請求項3に記載の構成手段は、請求項2との関連に
おいて、両固定接点の基部を過電流遮断器の縦軸線方向
で梯形的に食い違わせて位置決めすることによってスペ
ースを格別節減することを可能にする。これによって過
電流遮断器もしくは遮断器ケーシングの狭幅構造を維持
することが可能である。
請求項4に記載の構成手段は、両固定接点の位置精度
を保証することと相俟って過電流遮断器の組立簡便化を
助成する。
ケーシングは2部分から成っているにすぎない。該ケ
ーシングは、両固定接点のみならず切換え伝動機構の可
動部材も支承及び/又はガイドするために、開放側でも
って互いに対面する絶縁材製の2つのケーシング外殻
体、つまりシャシ部分と閉鎖部分とから成っているにす
ぎない。シャシ部分と閉鎖部分は共に、実質的に互いに
平行な両側壁の1つを夫々有している。遮断器ケーシン
グはほぼ直方体の輪郭形状を有し、かつ遮断器を互いに
並列させて複数配置した場合、前記直方体状ケーシング
の互いにほぼ平行に配列された側壁は隣接遮断器に対す
る接触面を成している。
シャシ部分が、前記の両側壁の内の一方の側壁以外
に、一方の端壁面を形成しているのに対して、閉鎖部分
は、他方の側壁及び他方の端壁面以外にケーシングの2
つのフランク壁、すなわち狭幅側壁も有している。組立
のためには(場合によっては予め複数の構成群に纏めら
れた)機能部品は、シャシ部分の内面に単に載設され、
かつ、シャシ部分の一体的な射出成形時に一体成形され
た壁突起間に挿入されて位置決めされるにすぎない。こ
のように位置を確保した形で機能部品を装備したシャシ
部分は、相互にスナップ係合するまで、遮断器の縦方向
に閉鎖部分内へ抽斗状に挿嵌される。
過電流遮断器の狭幅構造を得ることを目的にしたにも
拘わらず、請求項5に記載した構成手段によって、切換
え電圧のための長い沿面距離が作られる。沿面距離が長
いことは、アーク形成を阻止する効果がある。
第1図は組立の完了した過電流遮断器の外面斜視図で
ある。
第2図は「閉鎖部分」と呼ばれている一方のケーシン
グ部分の内面斜視図である。
第3図は「シャシ部分」と呼ばれる他方のケーシング
部分並びに、機能部分の取付け完了状態で前記シャシ部
分から突出する切換え棒の操作部の外面斜視図であり、
しかも前記シャシ部分を、第2図の閉鎖部分に対して組
合せのための起点位置で示した図である。
第4図は空間的な相互関係位置を示す過電流遮断器の
全部品の分解斜視図である。
第5図は予備組立状態において第4図の構成群Vを形
成する個々の部品、実質的には接点ブリッジ支持体及び
切換え棒の分解斜視図である。
第6図は電流出力部に配設された固定接点とバイメタ
ルと接点接続端子とから形成される第4図の構成群VIの
拡大斜視図である。
第7図は第6図に示した固定接点−バイメタル構成群
の個々の部品の分解斜視図である。
第8図は切換え伝動機構部品のほぼ運動平面内で延び
る切断平面に沿って示したオフ位置における過電流遮断
器の横断面図である。
第9図はオン位置における過電流遮断器の第8図相当
横断面図である。
第10図は大した経費をかけずに手動操作によっても過
電流遮断器を遮断可能にする補充部品と共に示した構成
群Vの第5図相当分解斜視図である。
第11図は手動によってトリップ可能な起点位置にもた
らされた切換え伝動機構と共に示した過電流遮断器の第
9図相当横断面図である。
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
過電流遮断器は、フラットなボックス形の絶縁材製ケ
ーシング1を備え、該ケーシングは実質的に直方体の輪
郭形状を有している。2部構成のケーシングは、シャシ
部分2と閉鎖部分3とから成り、両ケーシング部分は、
スペースを節減して互いに並列させ得るようにするため
に互いにほぼ平行に延びる側壁4,5を有している。過電
流遮断器ケーシングを形成するその他の外壁の内、接点
接続部7,8用の貫通口と、追って説明するバイメタル38
の調節用の貫通穴9とを穿設した第1端壁6をシャシ部
分2が有している。これに対して閉鎖部分3は、外部に
向かって有効に作用するケーシング周壁では前記側壁5
以外に、作動側の第2端壁10とケーシング1の両フラン
ク壁11,12とを有している。
ケーシング1の内部には、ほぼ中心で両側壁4,5間に
平行に延びる運動平面を有する切換え伝動機構が位置し
ている。切換え伝動機構は、オン位置において固定接点
14,15間の間隙を橋絡しかつ接点端部71,72を介して両固
定接点14,15相互を導電接続する接点ブリッジ13の運動
をガイドするために使用される。
接点接続部7(電流入力部)と接点接続部(電流出力
部)との間の電流経路内に位置している固定接点14,15
は扁平部品、例えば板金打抜き成形部品であり、かつほ
ぼナイフブレードの形式の面延在部をもって両側壁4,5
に対して平行に延びており、かつ各固定接点14,15は、
前記接点ブリッジ13に対面するナイフエッジ状の狭幅縁
でもって、夫々1つの接触部位16,17を形成している。
固定接点14,15は、前記接触部位16,17とは反対側の背面
狭幅縁18,19でもって、ケーシング1のフランク壁12に
接している。固定接点14,15は、その接点縦軸線73の方
向で第1端壁6から、切換え伝動機構の接点ブリッジ支
持体20の運動平面の傍のフランク室内へ突入している。
固定接点14,15はその基部域で、前記の面延在部に対し
てほぼ直角に屈曲されており、こうして固定接点の基部
21,22は、接点接続部7,8への接続域として、ケーシング
1の側壁4,5に対しては実質的に直角に、かつケーシン
グ1の第1端壁6及び第2端壁10に対してはほぼ平行に
延びている。両固定接点は、ケーシングのシャシ部分2
の側壁4からケーシング内室へ向かって張出している複
数の保持突起23〜26間の間隙内に位置決め又は挿嵌確保
されている。このために基部21は、固定接点14,15のU
形支座部75,76の、接触部位16,17に面した方のU字の上
部脚片を形成している。
固定接点14の支座部75は、シャシ部分2の第1端壁6
のセグメントによって形成された保持突起26を包囲して
いる。その場合、固定接点14と一体成形されていてケー
シングの外部に位置する接点接続部7はその縁でもっ
て、U字の下部脚片を形成している(第4図、第8図及
び第9図参照)。他方の固定接点15の支座部76は、基部
22を形成するU字の上部脚片と、調節ねじ63用の通し穴
を形成しているU字の下部脚片77(第6図及び第7図参
照)とから成るU形形状を有している。各固定接点14,1
5はその基部21,22と一体に形成されており、かつ固定接
点14は付加的にその接点接続部7とも一体に形成されて
いる。
両固定接点14,15の接触部位16,17の高さレベル位置は
ほぼ等しいが、両固定接点14,15は異なった長さに形成
されている(第4図参照)。このため組込み位置では、
基部21と22は第1端壁6から異なった距離を隔てて配置
されている。この距離の相違に基づいて、組込み位置に
おいては両固定接点14,15が互いに入り組むことによっ
て所期の狭幅構造を得ることが可能になる。これによっ
て要するに両固定接点14,15の組込み位置では両支持部7
5,76は過電流遮断器軸線の縦方向で見て梯形的に互いに
前後に食い違って、もしくは互いに上下に入り組んで
(第8図、第9図及び第11図参照)配置されている訳で
ある。
接点ブリッジ支持体20は実質的に、その中心平面が両
側壁4,5に対して平行に、かつ両側壁4,5の中間に間隔を
おいて延びる扁平部品である。該接点ブリッジ支持体は
絶縁材から一体に製作されている。該接点ブリッジ支持
体20は、両固定接点14,15に面した方の側に接点ブリッ
ジ13を支持している。接点ブリッジ支持体20は山形状の
輪郭を有し、これによって固定接点14,15の側には、接
点接続部7,8もしくはケーシングの第1端壁6の方へ向
かって張出す鉛直方向脚片27を有し、該鉛直方向脚片は
その自由端部28の領域において、側壁4,5の壁面に対し
てほぼ垂直に方位づけられた接点ブリッジ13によって貫
通されている。該接点ブリッジ13は、金属製でほぼ扁平
な板金部品であり(該板金部品は接点小板を装備するこ
ともできる)、かつ接点ブリッジ13の縦軸線74の方向で
接点ブリッジ支持体20を超えて張出している両端部は、
両固定接点16,17に対する対応接点を形成している。接
点ブリッジ13は、接点ブリッジ支持体20の鉛直方向脚片
27をほぼ垂直に貫通するスロット29内に挿入されてい
る。この挿入は、接点ブリッジ13が、前記スロット29に
よって形成される軸線を中心として、接点ブリッジ支持
体20の縦方向中心平面に対するほぼ直角な位置から両側
に僅かに偏位できるようになっている。これによって確
実な接点接続が保証される。
絶縁材から一体に射出成形された接点ブリッジ支持体
20はオン位置において、固定接点14,15に対してほぼ平
行に方位づけられた、概固定接点に平行なシールド壁の
形成のフラット部30でもって、両固定接点14,15間の間
隙内に入り込んでいる。これによって両固定接点14,15
は互いに遮蔽され、かつ両者間の弧絡距離が著しく増大
される。
接点ブリッジ支持体20と同様に絶縁材から成る切換え
棒31は、両固定接点14,15間で両側壁4,5に対して平行に
延びる切換え伝動機構の運動平面内を縦方向シフト可能
である。縦方向シフトは、ケーシング1から突出してい
る切換え棒31の操作端部32を手動で加圧負荷することに
よって行われ、かつ加圧作動方向34はトリッピングばね
33の押圧方向とは逆向きであり、該トリッピングばね33
は前記運動平面内で、両固定接点14,15並びに接点ブリ
ッジ支持体20の鉛直方向脚片27から離反した方の側寄り
にずらされており、かつトリッピングばねの一端は、切
換え棒31の、接点接続部寄り下端部に支持され、またト
リッピングばねの他端はケーシング1に支持されてい
る。従ってトリッピングばね33は、切換え棒31の加圧負
荷によって加圧作動方向34に予荷重をかけられる。
切換え棒31は、切換え伝動機構のほぼ縦中心平面内に
延在する縦方向溝35によって貫通されている。該縦方向
溝は、接点ブリッジ支持体20の水平方向脚片36用の滑り
案内として働き、前記水平方向脚片36は、固定接点側又
はケーシング1の左手のフランク壁12(第8図、第9図
及び第11図参照)の側から前記縦方向溝35を貫通して、
右手のフランク壁11に対面した他方のケーシングサイド
空間域へ突出しており、かつその自由端部には、追って
詳説する過電流トリッピング部材、つまりバイメタル38
に接点ブリッジ支持体20を掛け止めするための掛け止め
突起37を有している。両固定接点14,15の側で接点ブリ
ッジ支持体20は引張りばね39によって、過電流遮断器の
ケーシング1の、加圧ノブを貫通させた第2端壁10の方
に向かって上向きにばね負荷されている。引張りばね39
は、第2端壁寄りの上端部のばね端環41によって、シャ
シ部分2の側壁4の壁面突出する距状保持突起40に掛け
込まれている。追って説明するがシャシ部分2を閉鎖部
分3内へ挿嵌した位置で、前記距状保持突起40の自由端
部は、組立位置に引張りばね39をシャシ部分2に紛失不
能に確保するように閉鎖部分3の側壁5にまで達してい
る。
切換え棒31及び接点ブリッジ支持体20は、ケーシング
1の両側壁4,5に沿った支持案内によって整合されかつ
稼働にガイドされている。要するにシャシ部分2とこれ
に配設された側壁4及び閉鎖部分3とこれに配設された
側壁5は、ケーシング1の内部の運動平面内における切
換え棒31と接点ブリッジ支持体20との整合を保証する一
方、前記平面内における切換え棒31と接点ブリッジ支持
体20との可動性も保証する。
引張りばね39のばね下端部42は、掛け止め突起37から
離反した方の接点ブリッジ支持体20の側で、該接点ブリ
ッジ支持体のアングル頂点49の領域に枢着されている。
該アングル頂点には、一体に装着された保持フィンガー
43が設けられており、該保持フィンガーに引張りばね39
のばね下端部42が掛けられている。引張りばね39の縦軸
線は、固定接点側でかつ切換え伝動機構の縦中心平面に
対して平行に、シャシ部分2の一方の側壁4に近い領域
で、要するにその限りでは偏心して延びている。引張り
ばね39のこの偏心位置は、接点ブリッジ支持体20が、実
質的に切換え棒の縦方向に延びる回転・シフトジョイン
ト案内でシャシ部分2の側壁4に沿ってしかガイドされ
ないことと因果関係にある。前記の回転・シフトジョイ
ント案内は、シャシ部分2の側壁4に沿って実質的に切
換え棒31に対して平行に方位づけられたガイド溝44と、
切換え伝動機構の運動平面に対してほぼ垂直に方位づけ
て接点ブリッジ支持体20のアングル頂点49に配置されて
いて前記ガイド溝44内を摺動可能にガイドされる旋回支
点ピン45とによって形成される。前記ガイド溝44はその
縦方向で見て、切換え棒31の方に向かって湾曲した湾曲
腹部を有する円弧セグメント状の形状経過ラインを有し
ている。ガイド溝のこの形状経過ラインは、なお後述す
るように接点ブリッジ支持体20における切換え棒31の係
合を助成する。更にまた引張りばねは、旋回支点ピン45
を中心とする接点ブリッジ支持体の旋回負荷によって接
触部位16,17に対する接触圧を発生させる。
旋回支点ピン45は、ケーシング1に対する接点ブリッ
ジ支持体20の所定の運動曲線を保証するために、ガイド
溝滑子の形式による案内機能を果たすだけではない。旋
回支点ピン45の端面46は更に、シャシ部分2の側壁4に
接触するために役立つ。この接触は、接点ブリッジ支持
体20の他方のフランク側に一体成形されたブラケット48
の端面48がケーシング1の閉鎖部分3の側壁5に接触す
ることと相俟って、ケーシング1の両側壁4,5間での接
点ブリッジ支持体20の方位整合と平行案内を生ぜしめ
る。リブ状のブラケット48は、接点ブリッジ支持体20の
鉛直方向脚片27と水平方向脚片36との間のアングル頂点
49の領域から、接点ブリッジ13を保持するためのスロッ
ト29の領域まで延びており、前記接点ブリッジは、接点
ブリッジ支持体20の差込み穴78と接点ブリッジ13の通し
穴50とを貫通するピン49を介してピン止めされている。
前記ブラケット48の横断面形状はT形桁材又はほぼH形
桁材の形状である。
切換え棒31は、ケーシング1の第2端壁10を通ってケ
ーシング内室へ侵入する操作端部32の貫通領域において
切換え伝動機構の運動平面に対してほぼ垂直に直径方向
に張出す2つの滑りシュー51,52によって両側壁4,5の溝
52に沿って加圧作動方向4で縦方向摺動可能である。前
記溝は、シャシ部分2の側壁4の内面及び閉鎖部分3の
側壁5の内面に一体に成形されている。閉鎖部分3に配
設された溝52を第2図から明確に看取することができ
る。滑りシュー51,52は切換え棒31の縦方向溝35の高さ
に配置されている。
切換え棒31の下端部には、接点ブリッジ支持体20の鉛
直方向脚片27の内側に連行子として当接可能な把持リブ
53が一体成形されている。該把持リブ53は、切換え棒31
の加圧操作時に加圧作動方向34で接点ブリッジ支持体20
の鉛直方向脚片27の内側下端部28に形成された連動ノッ
チ54に係合するために使用される。該連動ノッチ54は、
接点開放位置(第8図)では切換え棒31の把持リブ53の
シフト経路内に入り込んでいる。連動ノッチ54内への把
持リブ53の係合時に係合し易い位置へ接点ブリッジ支持
体20を導くために、既に前述したようにガイド溝44に
は、切換え棒31へ向かって太鼓腹状に突き出た湾曲腹部
が設けられている(第4図参照)。第8図及び第9図で
は前記湾曲腹部は、大部分を破線で示したガイド溝44の
経過ラインから確認することができる。
過電流トリッピング素子は、接点ブリッジ支持体20の
掛け止め突起37を係合させるために外向旋回端部に係止
口55を有する、切換え棒31にほぼ平行なバイメタル38か
ら成っている。該バイメタル38はU字形に成形されてお
り、かつ両方のU字脚片57,58間の結合ウェブ56を上向
きにして位置している(第7図参照)。一方のU字脚片
57は、電流出力部に対応配設された固定接点14の基部22
もしくは支座部76と固着結合され、特に溶接されてい
る。他方のU字脚片58はその端部で、電流出力部に対応
配設された接点接続部8と溶接されている。両方のU字
脚片57,58は両側壁4,5の壁面に対してほぼ直角な1つの
平面を形成している。溶接継手は、一体の接点接続部8
(第7図参照)の脚片端部59の領域に設けられている。
過電流の作用を受けてU形円弧体もしくはバイメタル38
の結合ウェブ56は、両方のU字脚片57,58の固定部位に
対して時計回り方向で外向きに(第8図参照)、つまり
接点ブリッジに支持体20から離反する方向に湾曲する。
これによって接点ブリッジ支持体20の掛け止め突起37が
解放される。
過電流遮断器の接続動作及び過電流トリップ動作を特
に第8図及び第9図に基づいて次に説明する。第8図で
は過電流遮断器はオフ位置にある。接点ブリッジ支持体
20は、トリッピングばね33によってリフトされて時計回
り方向とは逆向きに旋回支点ピン45を中心として旋回さ
れる一方、引張りばね39によってオフ位置へと引張られ
る。トリッピングばね33は切換え棒31に対して作用して
いるが、該切換え棒31は間接的に、縦方向溝35の長さ下
限位置を形成する偏心的なアンビル60を介して接点ブリ
ッジ支持体20を上方へ向かって連動する。前記アンビル
60上には、接点ブリッジ支持体20はその水平方向脚片36
でもって載っている。水平方向脚片36の領域におけるト
リッピングばね33による接点ブリッジ支持体20の負荷に
よって旋回支点ピン45を中心とする接点ブリッジ支持体
20の逆時計回り方向の旋回も生じる(第5図及び第10図
参照)。これによって前記旋回支点ピンは、湾曲された
ガイド溝44の内部を上向きにシフトされ、それと同時に
逆時計回り方向に旋回される。究極的には該ガイド溝44
は旋回支点ピン45に対して一種の回転・シフトジョイン
トの形式で作用する。第8図では、接点ブリッジ13が両
固定接点14,15の各接触部位16,17から明確な隔たりを維
持する開放位置が図示されている。この開放位置では接
点ブリッジ13は、両固定接点14,15の方へ向かって張出
しているフラット部30によって両固定接点14,15に対し
て遮蔽される。旋回支点ピン45を中心とする逆時計回り
方向の接点ブリッジ支持体20の傾斜旋回がガイド溝44の
円弧状の湾曲と相俟って、接点ブリッジ支持体20の鉛直
方向脚片27の連動ノッチ54は、切換え棒31の下端部に一
体成形された把持リブ53のシフト経路内に入り込む。こ
のオフ位置では切換え棒31の操作端部32はケーシング貫
通口61から格別際立って突出するので、操作端部32のこ
の突出長は、遮断器状態が「オフ位置」にあることも外
部に対して表示する。
オン位置に切換えるためには切換え棒31が加圧作動方
向34に負荷される。切換え棒31の下端部に設けられてい
る把持リブ53は、連動ノッチ54への係合によって接点ブ
リッジ支持体20を把持し、かつ該接点ブリッジ支持体20
を下向きにシフトする。切換え棒31から接点ブリッジ支
持体20へのシフト運動の伝達は、切換え棒31に穿設され
た縦方向溝35の上端部により接点ブリッジ支持体20の水
平方向脚片36を負荷することによって行われる。切換え
棒31の加圧運動に伴って引張りばね39は緊張され、かつ
トリッピングばね33は緊縮される。旋回支点ピン45に対
して接点ブリッジ支持体20を、引張りばね39の張力によ
って偏心的に負荷しているために、旋回支点ピン45を介
してガイド溝44内をガイドされる接点ブリッジ支持体20
を下向きにシフトさせることと相俟って、旋回支点ピン
45の軸線を中心とする時計回り方向の旋回が行われる。
引張りばね39は、接点ブリッジ支持体20のこの時計回り
方向の旋回運動を支援し、かつ殊に所要の接触圧を生ぜ
しめる。第9図から判るオン位置では、接点ブリッジ支
持体20の水平方向脚片36の外端部に設けた掛け止め突起
37が、バイメタル38の上端部に穿設した係止口55内にス
ナップ係合する。該係止口55の上位にバイメタル38は、
外向きに屈曲された延長部62を有している。掛け止め突
起37は、前記係止口55内への侵入に先立って前記延長部
62に当接する。切換え棒31を更に加圧し、これによって
接点ブリッジ支持体20を下向きにシフトさせると、バイ
メタル38は更に時計回り方向に屈曲され、遂には前記掛
け止め突起37が係止口55と合致しかつバイメタル38は、
内在する戻しばね力に基づいて逆時計回り方向に跳ね戻
って掛け止め突起37と係止するに至る。
オン位置では切換え棒31の操作端部32は、ケーシング
貫通口61から目立つほど外方へは突出せず、これによっ
て外部に対して現在「オン位置」にあることを表示す
る。
接点接続部7,8間の電流経路内における過電流によっ
てバイメタル38は、その下部のU字脚片57に対して時計
回り方向に外曲する。バイメタル38の係止口55は掛け止
め突起37を解放し、該解放に伴って、既に述べたように
トリッピングばね33のばね作用と引張りばね39のばね作
用が能動化する。第8図に示した開放位置への接点ブリ
ッジ支持体20の復帰はこの二重のばね作用によって、第
8図から判るケーシング1における上部当接位置へ自動
的に行われる。
ところで切換え棒32は、該切換え棒がオン位置に確保
されている場合でも同時に遮断器が過電流で負荷される
場合には該遮断器を引き外して接点ブリッジ支持体20を
オフ位置へ移動できるよう(トリップフリー)に構成さ
れている。
両接点接続部7,8間においてケーシング1の第1端壁
6の貫通穴9を介して外部から調節ねじ63に接近するこ
とが可能である。該調節ねじ63は、電流出力部域に在る
固定接点15の基部22に作用しており、従ってバイメタル
38の調節運動を生ぜしめる。
第10図及び第11図には、トリッピングを手動操作によ
ってもできるように前記過電流遮断器を構成する単純な
態様が図示されている。この手動トリッピングは、切換
え棒31を加圧作動方向34に、トリッピングばね33並びに
引張りばね39の反圧に抗してオン位置(第9図)を超え
て更にケーシング1内へ押し込むことによって簡便に行
われる。これによって過電流トリッピングの運動プロセ
スが機械的にシミュレートされる。これを可能にするた
めに、掛け止め突起37に近接した、接点ブリッジ支持体
20の水平方向脚片36の端部は、オン位置でバイメタル38
に接するトリッピングカム65を位置決めするための導入
スロット64を有している。切換え棒31がオン位置(第9
図参照)を超えて加圧されると(第11図)、バイメタル
38は時計回り方向に機械的に湾曲し、これに伴って掛け
止め突起37と係止口55との間の係止結合を解除する。こ
れによって両ばね、つまりトリッピングばね33並びに引
張りばね39の支援作用下で接点ブリッジ支持体20の開放
運動が解放される。
過電流遮断器の簡便な組立可能性は図面によって一目
瞭然である。先ず、電流出力部の固定接点15に対応配設
された第4図及び第6図に示した構成群VIがシャシ部分
2内に挿入される。次いで接点ブリッジ支持体20と該接
点ブリッジ支持体に挿嵌された切換え棒31とから成る構
成群V(第4図)が、両機能ばね、つまりトリッピング
ばね33並びに引張りばね39を同時に位置固定して同じく
シャシ部分2に取付けられる。その上で、電流入力部に
対応配設された固定接点14がシャシ部分2に位置決めさ
れる。従って組立工程の時間中何れにしても、先にシャ
シ部分2に取付けられた構成群が紛失する可能性は絶対
にあり得ない。
次いで前記シャシ部分2を、閉鎖部分3に対して、第
2図と第3図から判る相手位置へもたらした上で、シャ
シ部分2が、切換え棒31の加圧作動方向34とは逆方向に
抽斗状に閉鎖部分3内へ挿嵌される。この挿嵌時に閉鎖
部分3のフランク壁11,12が、これから張出すリブ66,67
によって一種の蟻溝案内の形式でシャシ部分2の側壁4
に係合する。挿嵌位置でシャシ部分2は、該シャシ部分
の係止突起68が閉鎖部分3の係止穴69内へ嵌入すること
によって、閉鎖部分3とスナップ係合する。
閉鎖部分3の第2端壁10には、外向きに突出するねじ
スリーブ70が一体に成形されており、該ねじスリーブ
は、例えば配電盤に過電流遮断器を固着するために使用
される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 19647716.6 (32)優先日 平成8年11月19日(1996.11.19) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (56)参考文献 実開 昭62−165648(JP,U) 実開 昭61−65652(JP,U) 特公 平8−34083(JP,B2) 特公 平3−24005(JP,B2) 実公 平1−42916(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/30

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過電流遮断器であって、 (イ)互いにほぼ平行に延びる2つの広幅側ケーシング
    壁(4,5)と、該広幅側ケーシング壁(4,5)の間にあっ
    て、該広幅側ケーシング壁(4,5)に対してほぼ平行に
    延びる運動平面を有する切換え伝動機構(第5図)と、
    接点接続部(7,8)のための貫通口を有する第1のケー
    シング端壁(6)と、遮断器手動操作装置のための貫通
    口を有する第2のケーシング端壁(10)とから成るほぼ
    直方体状の絶縁材製のケーシング(1)と、 接点ブリッジ支持体(20)の両側でそれぞれ縦軸線(7
    3)をもって前記第1のケーシング端壁(6)からケー
    シング内部へ突入している2つの固定接点(14,15)
    と、 前記切換え伝動機構の前記接点ブリッジ支持体(20)に
    保持された、オン2位置とオフ位置との間を可動な接点
    ブリッジ(13)と、 を備え、 (ロ)前記両固定接点(14,15)の間を橋絡する方向に
    延びる前記接点ブリッジ(13)の縦軸線(74)が、前記
    切換え伝動機構の運動平面に対しほぼ垂直に方向づけら
    れており、 (ハ)前記接点ブリッジ(13)の両方の接点端部(71,7
    2)が、両側で前記接点ブリッジ支持体(20)を越えて
    前記広幅側ケーシング壁(4,5)に向かって張り出して
    いる形式のものにおいて、 (ニ)前記固定接点(14,15)が特に板金打抜き部分か
    らほぼナイフブレードの形態で形成された扁平部材であ
    り、該扁平部材が一方の扁平側で前記広幅側ケーシング
    壁(4,5)に対してほぼ平行に位置し、特に該広幅側ケ
    ーシング壁(4,5)に接しており、前記扁平部材が前記
    接点ブリッジ(13)に対面した、ナイフブレードのカッ
    チングエッジ側を形成する一方の狭幅縁面でそれぞれ1
    つのコンタクト部位(16,17)を形成しており、前記扁
    平部材が前記コンタクト部位(16,17)とは反対側の背
    部狭幅縁(18,19)で前記ケーシング(1)の一方の狭
    幅側ケーシング側壁(12)に対面し、特に該狭幅側ケー
    シング側壁(12)に接触している ことを特徴とする、過電流遮断器。
  2. 【請求項2】前記固定接点(14,15)が、前記第1のケ
    ーシング端壁(6)側の端部にて、基部(21もしくは2
    2)を形成するために、前記第1のケーシング端壁
    (6)に対しほぼ平行に前記ケーシング(1)内へ屈曲
    させられておりかつ前記基部(21もしくは22)で前記ケ
    ーシング(1)にクランプ結合されている、請求項1記
    載の過電流遮断器。
  3. 【請求項3】前記両固定接点(14,15)の前記基部(21,
    22)が前記第1のケーシング端壁(6)から異なった隔
    たりを有するように、前記両固定接点(14,15)が異な
    る長さを有している、請求項2記載の過電流遮断器。
  4. 【請求項4】前記基部(21,22)が、前記固定接点(14,
    15)のU字形支承座(75,76)の、前記コンタクト部位
    (16,17)に面した上方のU字脚を形成しており、前記
    U字形支承座(75,76)がその位置決めのために、前記
    ケーシング(1)の前記第1のケーシング端壁(6)又
    は前記広幅側ケーシング壁を、前記U字脚でもって包囲
    している、請求項2又は3記載の過電流遮断器。
  5. 【請求項5】前記接点ブリッジ支持体(20)がオン位置
    では、隔壁として作用するフラット部(30)で、前記両
    固定接点(14,15)の間の空隙内に侵入している、請求
    項1から4までのいずれか1項記載の過電流遮断器。
  6. 【請求項6】絶縁材から成る前記切換え棒(31)が、前
    記両固定接点(14,15)の間を延びる前記切換え伝動機
    構の運動平面内を、該切換え棒(31)の軸方向で、逆向
    きのトリッピングばね(33)の作用に抗して長手方向に
    シフト可能に、前記両固定接点(14,15)と過電流トリ
    ッピング素子(38)との間に配置され、該切換え棒(3
    1)が手動切換え操作を行なうために操作端部(32)
    で、前記固定接点通し部とは反対側に位置する前記第2
    のケーシング端壁(10)から突出しており、前記切換え
    棒(31)には前記切換え伝動機構のほぼ縦中心平面内に
    延在する、前記接点ブリッジ支持体(20)の滑り案内と
    して働く縦方向溝(35)が設けられており、前記接点ブ
    リッジ支持体(20)が前記切換え棒(31)の一方の側で
    は、過電流トリッピング素子(38)を介してトリッピン
    グばね(33)に抗して掛け止め可能でありかつ前記接点
    ブリッジ支持体(20)が前記切換え棒(31)の他方の側
    で、切換え伝動機構の縦中心平面に対し直角方向に両側
    へ張出しかつ前記両固定接点(14,15)をコンタクト接
    続する前記接点ブリッジ(13)を支持している、請求項
    1から5までのいずれか1項記載の過電流遮断器。
  7. 【請求項7】接点ブリッジ支持体(20)が山形状に成形
    され、前記固定接点側でほぼ切換え作動方向へ、接点接
    続部(7,8)を有する前記第1のケーシング端壁(6)
    へ向かって突出する支持脚片(27)を有し、該支持脚片
    (27)の自由端部(28)の領域を前記接点ブリッジ(1
    3)が貫通している、請求項1から6までのいずれか1
    項記載の過電流遮断器。
  8. 【請求項8】両面に導電処理又はメッキを施すか又は接
    点小板を装着して接点を形成する、金属薄板部品として
    の接点ブリッジ(13)が、前記支持脚片(27)をほぼ垂
    直に貫通するスロット(29)内に挿入されており、前記
    接点ブリッジ(13)が前記接点ブリッジ支持体(20)に
    対してほぼ直角な位置からスロット軸線を中心として両
    側へ僅かに偏位可能である、請求項7記載の過電流遮断
    器。
  9. 【請求項9】前記接点ブリッジ支持体(20)が前記固定
    接点側で引張りばね(39)によって、過電流遮断器のケ
    ーシング(1)の前記第2のケーシング端壁(10)の方
    へ向かってばね負荷されている、請求項1から8までの
    いずれか1項記載の過電流遮断器。
  10. 【請求項10】前記引張りばね(39)の前記第2のケー
    シング端壁寄りの端部が、前記広幅側ケーシング壁
    (4)の壁面から突出する保持突起(40)に懸着されて
    いる、請求項9記載の過電流遮断器。
  11. 【請求項11】前記保持突起(40)が、閉鎖部分(3)
    を成す対向する広幅側ケーシング壁(5)の壁面にまで
    達している、請求項10記載の過電流遮断器。
  12. 【請求項12】前記切換え棒(31)及び前記接点ブリッ
    ジ支持体(20)が、前記広幅側ケーシング壁(4,5)の
    壁面に接触することによって、過電流遮断器のケーシン
    グ(1)の内部で前記運動平面に整合して運動可能にガ
    イドされている、請求項6から11までのいずれか1項記
    載の過電流遮断器。
  13. 【請求項13】前記引張りばね(39)の下端部(42)
    が、前記掛け止め突起(37)とは反対の側で前記接点ブ
    リッジ支持体(20)に係合し、特に前記接点ブリッジ支
    持体(20)に固着された保持フィンガー(43)に懸着さ
    れている、請求項9から11までのいずれか1項記載の過
    電流遮断器。
  14. 【請求項14】引張りばね(39)が、切換え伝動機構の
    縦中心平面外で、前記広幅側ケーシング壁(4)の壁面
    に近い領域に位置決めされている、請求項9から13まで
    のいずれか1項記載の過電流遮断器。
  15. 【請求項15】前記切換え作動方向(34)に実質的に方
    位づけられた、前記接点ブリッジ支持体(20)の旋回・
    シフトジョイント案内が、前記切換え棒(31)と前記引
    張りばね(39)の係合点との間の固定接点側で前記広幅
    側ケーシング壁(4)の壁面に沿って配置されている、
    請求項9から14までのいずれか1項記載の過電流遮断
    器。
  16. 【請求項16】前記切換え棒(31)に対して実質的に平
    行に延びるガイド溝(44)が、前記広幅側ケーシング壁
    (4)の壁面に沿って配設されており、前記切換え伝動
    機構の運動平面に対してほぼ垂直方向に延びる旋回支点
    ピン(45)が、前記ガイド溝(44)内でシフト可能にガ
    イドされている、請求項15記載の過電流遮断器。
  17. 【請求項17】前記ガイド溝(44)が前記切換え棒(3
    1)の方に向かって湾曲した湾曲腹部をもってほぼ円弧
    セグメント状に延びている、請求項15又は16記載の過電
    流遮断器。
  18. 【請求項18】前記接点ブリッジ支持体(20)が、方位
    付け兼滑り面としてのブラケット(48)の端面(47)で
    もって、前記広幅側ケーシング壁(5)の壁面に接して
    いる、請求項1から17までのいずれか1項記載の過電流
    遮断器。
  19. 【請求項19】リブ状のブラケット(48)が、前記接点
    ブリッジ支持体(20)の前記支持脚片(27)と他方の脚
    片(36)との間のアングル頂点域から前記接点ブリッジ
    (13)の領域にまで延びている、請求項15記載の過電流
    遮断器。
  20. 【請求項20】前記切換え棒(31)が、操作端部(32)
    ではケーシング貫通口によってかつケーシング内室では
    切換え伝動機構の運動平面に対してほぼ垂直に前記切換
    え棒の直径方向に張出す2つの滑りシュー(51,52)に
    よって、前記操作方向(34)にシフト可能にかつ切換え
    棒軸線を中心として回動不能にガイドされている、請求
    項1から19までのいずれか1項記載の過電流遮断器。
  21. 【請求項21】前記滑りシュー(51,52)が、前記切換
    え棒(31)の前記縦方向溝(35)の両側面に接触してい
    る、請求項20記載の過電流遮断器。
  22. 【請求項22】前記接点ブリッジ支持体(20)の前記支
    持脚片(27)に連動子として当接可能な把持リブ(53)
    が、前記切換え棒(31)の下端部に配設されている、請
    求項1から21までのいずれか1項記載の過電流遮断器。
  23. 【請求項23】接点開放位置で前記把持リブ(53)のシ
    フト経路内に侵入しかつ前記切換え棒(31)を押圧した
    ときに前記接点ブリッジ支持体(20)の連動によって該
    接点ブリッジ支持体を前記過電流トリッピング部に係止
    させる連動ノッチ(54)が前記接点ブリッジ支持体(2
    0)に配設されている、請求項22記載の過電流遮断器。
  24. 【請求項24】前記過電流トリッピング部が、外旋端部
    に係止口(55)を穿設した、前記切換え棒(31)に対し
    てほぼ平行なバイメタル(38)を有し、該バイメタルを
    前記接点ブリッジ支持体(20)に係止するために、前記
    係止口(55)内に係合する掛け止め突起(37)が、前記
    接点ブリッジ支持体(20)の接点から離隔した方の端部
    に配設されている、請求項1から23までのいずれか1項
    記載の過電流遮断器。
  25. 【請求項25】過電流トリッピング素子としてU形のバ
    イメタル(38)が、下向きに延びる一方のU字脚片(5
    7)の端部でもって一方の固定接点(15)に支持されて
    おり、かつ過電流作用時に係止を解除するために、前記
    バイメタル(38)のU字円弧状の結合ウェブ(56)に形
    成される係止端部が、前記接点ブリッジ支持体(20)か
    ら離反旋回可能である、請求項1から24までのいずれか
    1項記載の過電流遮断器。
  26. 【請求項26】前記接点ブリッジ支持体(20)の前記掛
    け止め突起(37)に、該接点ブリッジ支持体(20)に装
    着されたトリッピングカム(65)の側面が接触してお
    り、該トリッピングカム(65)が、前記切換え棒(31)
    を前記接点ブリッジ支持体(20)のオン位置又は係止位
    置を越えて押圧することにより、過電流トリッピング動
    作をシミュレートすることによる過電流遮断器の手動ト
    リッピングを可能にする、請求項1から25までのいずれ
    か1項記載の過電流遮断器。
  27. 【請求項27】前記両固定接点(14,15)並びに切換え
    伝動機構の機能部品を内設したシャシ部分(2)として
    構成されたケーシング部分が抽斗の方式で、前記切換え
    棒(31)のオン位置への押圧操作方向(34)とは逆方向
    に閉鎖部分(3)として構成されたケーシング部分内へ
    挿嵌可能でありかつ挿嵌位置で該閉鎖部分(3)に固定
    可能であり、前記挿嵌位置において該閉鎖部分(3)の
    床壁が前記シャシ部分(2)の開放側及び該シャシ部分
    の壁下部領域を蓋状に閉鎖しかつ前記閉鎖部分(3)の
    狭幅側壁が前記シャシ部分(2)の対応する狭幅側壁を
    取り囲んでいる、請求項1から26までのいずれか1項記
    載の過電流遮断器。
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